JPH06338001A - 磁気記録再生装置 - Google Patents
磁気記録再生装置Info
- Publication number
- JPH06338001A JPH06338001A JP12681593A JP12681593A JPH06338001A JP H06338001 A JPH06338001 A JP H06338001A JP 12681593 A JP12681593 A JP 12681593A JP 12681593 A JP12681593 A JP 12681593A JP H06338001 A JPH06338001 A JP H06338001A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- recording
- signal
- amplifier
- drum side
- rotary
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Classifications
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B5/008—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires
- G11B5/00813—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes
- G11B5/00847—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes on transverse tracks
- G11B5/0086—Recording on, or reproducing or erasing from, magnetic tapes, sheets, e.g. cards, or wires magnetic tapes on transverse tracks using cyclically driven heads providing segmented tracks
-
- G—PHYSICS
- G11—INFORMATION STORAGE
- G11B—INFORMATION STORAGE BASED ON RELATIVE MOVEMENT BETWEEN RECORD CARRIER AND TRANSDUCER
- G11B5/00—Recording by magnetisation or demagnetisation of a record carrier; Reproducing by magnetic means; Record carriers therefor
- G11B2005/0002—Special dispositions or recording techniques
- G11B2005/0005—Arrangements, methods or circuits
- G11B2005/001—Controlling recording characteristics of record carriers or transducing characteristics of transducers by means not being part of their structure
Landscapes
- Recording Or Reproducing By Magnetic Means (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】回転ドラムに内蔵された回転基板側の切替えス
イッチ等に制御信号を伝送する場合、安全確実で正確に
伝送し、誤動作を防止する。 【構成】固定ドラム側１００では２ビット制御データは
エンコーダ１０１でシリアルに変換されＦＭ変調器１０
２でＦＭ変調されロータリートランス３００を介して、
回転ドラム側２００のＦＭ復調及びデコーダ２０１に入
力され、ここで再現される。回転ドラム側２００には、
複数の磁気ヘッド、及びこの磁気ヘッドへ信号を供給す
る記録増幅器、及び前記複数の磁気ヘッドからの信号を
再生する再生増幅器のオンオフ切替えスイッチ手段が設
けられており（制御回路２０２）、この制御回路２０２
は前記再生された制御データに基づいて前記再生と記録
増幅器の切替えを実行する。
イッチ等に制御信号を伝送する場合、安全確実で正確に
伝送し、誤動作を防止する。 【構成】固定ドラム側１００では２ビット制御データは
エンコーダ１０１でシリアルに変換されＦＭ変調器１０
２でＦＭ変調されロータリートランス３００を介して、
回転ドラム側２００のＦＭ復調及びデコーダ２０１に入
力され、ここで再現される。回転ドラム側２００には、
複数の磁気ヘッド、及びこの磁気ヘッドへ信号を供給す
る記録増幅器、及び前記複数の磁気ヘッドからの信号を
再生する再生増幅器のオンオフ切替えスイッチ手段が設
けられており（制御回路２０２）、この制御回路２０２
は前記再生された制御データに基づいて前記再生と記録
増幅器の切替えを実行する。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】この発明は、回転ドラムに内蔵さ
れる再生／記録増幅器に対して再生・記録切替え等の制
御を容易にした磁気記録再生装置に関する。
れる再生／記録増幅器に対して再生・記録切替え等の制
御を容易にした磁気記録再生装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】磁気記録再生装置、例えばビデオテープ
レコーダ（ＶＴＲ）においては、回転ヘッドを用いて磁
気テープへの映像・音声信号を記録したり、また磁気テ
ープから再生したりしている。回転ヘッドは例えば回転
ドラムに内蔵された回転基板に搭載されている。回転ド
ラムに同心的に対向して、固定ドラムがあり、この固定
ドラムには固定基板が設けられている。固定基板と回転
基板間の電気信号の結合には、ロータリートランスが用
いられる。
レコーダ（ＶＴＲ）においては、回転ヘッドを用いて磁
気テープへの映像・音声信号を記録したり、また磁気テ
ープから再生したりしている。回転ヘッドは例えば回転
ドラムに内蔵された回転基板に搭載されている。回転ド
ラムに同心的に対向して、固定ドラムがあり、この固定
ドラムには固定基板が設けられている。固定基板と回転
基板間の電気信号の結合には、ロータリートランスが用
いられる。
【０００３】ところで、最近ではＶＴＲの機能アップが
図られ、単純に２つの回転ヘッドを用いて記録再生を行
うだけでなく、多数の回転ヘッドを設けて特殊再生を可
能にしたものがある。また回転ヘッドとしては、映像用
回転ヘッドによる映像信号の記録再生だけでなく、音声
用回転ヘッドも設けて音声信号も映像トラックと同じト
ラックに記録し再生する方式も開発されている。
図られ、単純に２つの回転ヘッドを用いて記録再生を行
うだけでなく、多数の回転ヘッドを設けて特殊再生を可
能にしたものがある。また回転ヘッドとしては、映像用
回転ヘッドによる映像信号の記録再生だけでなく、音声
用回転ヘッドも設けて音声信号も映像トラックと同じト
ラックに記録し再生する方式も開発されている。
【０００４】このために回転トランスも多くの伝送チャ
ンネルを備えたものが使用されるようになり、価格も高
価になってＶＴＲセット全体のコストアップを招いてい
る。また回転ヘッド数もＶＴＲ仕様に応じて種々選択さ
れるため、ロータリートランスもそれに応じた仕様を要
求されることで、機種が増え標準化の妨げにもなってい
た。
ンネルを備えたものが使用されるようになり、価格も高
価になってＶＴＲセット全体のコストアップを招いてい
る。また回転ヘッド数もＶＴＲ仕様に応じて種々選択さ
れるため、ロータリートランスもそれに応じた仕様を要
求されることで、機種が増え標準化の妨げにもなってい
た。
【０００５】このような問題に対処するために、回転ド
ラム内の回転基板に、各ヘッドの再生信号を増幅する増
幅器、この増幅器を切替える切替えスイッチ、記録系の
分配スイッチを内蔵し、制御信号をロータリートランス
を介して伝送し、ロータリートランスのチャンネル数を
削減するとともに、ロータリートランスの標準化を実現
させるシステムが開発されている（以下回転ヘッドアン
プ方式と言う）。
ラム内の回転基板に、各ヘッドの再生信号を増幅する増
幅器、この増幅器を切替える切替えスイッチ、記録系の
分配スイッチを内蔵し、制御信号をロータリートランス
を介して伝送し、ロータリートランスのチャンネル数を
削減するとともに、ロータリートランスの標準化を実現
させるシステムが開発されている（以下回転ヘッドアン
プ方式と言う）。
【０００６】制御信号を伝送するロータリートランスと
しては、制御信号専用のロータリートランスを設ける、
また電源供給用のロータリートランスを制御信号伝送用
に兼用することが考えられる。しかし、ロータリートラ
ンスを介して制御信号を伝送するに際しては、制御信号
の正確なかつ安全確実な伝送方法が望まれる。
しては、制御信号専用のロータリートランスを設ける、
また電源供給用のロータリートランスを制御信号伝送用
に兼用することが考えられる。しかし、ロータリートラ
ンスを介して制御信号を伝送するに際しては、制御信号
の正確なかつ安全確実な伝送方法が望まれる。
【０００７】
【発明が解決しようとする課題】上述したように、回転
基板側に増幅器や切替えスイッチ等を搭載し、これらに
対してロータリートランスを介して制御信号を伝送する
ことが考えられるが、制御信号の正確かつ安全確実な伝
送方法については、従来の装置では十分な配慮がなされ
ていない。
基板側に増幅器や切替えスイッチ等を搭載し、これらに
対してロータリートランスを介して制御信号を伝送する
ことが考えられるが、制御信号の正確かつ安全確実な伝
送方法については、従来の装置では十分な配慮がなされ
ていない。
【０００８】そこでこの発明は、回転ドラムに内蔵され
た回転基板側の切替えスイッチ等に制御信号を伝送する
場合、安全確実で正確に伝送し、誤動作を防止すること
ができる磁気記録再生装置を提供することを目的とす
る。
た回転基板側の切替えスイッチ等に制御信号を伝送する
場合、安全確実で正確に伝送し、誤動作を防止すること
ができる磁気記録再生装置を提供することを目的とす
る。
【０００９】
【課題を解決するための手段】この発明は、固定ドラム
側の信号をロータリートランスを介して回転ドラム側に
伝送する磁気記録再生装置において、前記固定ドラム側
に設けられ、少なくとも並列の２ビットの制御データか
らシリアル伝送制御データを作成して前記ロータリート
ランスに供給する手段と、前記回転ドラム側に設けられ
た複数の磁気ヘッド、及びこの磁気ヘッドへの信号を供
給する記録増幅器、及び前記複数の磁気ヘッドからの信
号を再生する再生増幅器のオンオフ切替えスイッチ手段
と、前記回転ドラム側に設けられ、前記ロータリートラ
ンスからの前記シリアル伝送制御データから前記並列の
２ビットの制御データを得、このデータにより前記切替
えスイッチ手段を制御する制御手段とを備える。
側の信号をロータリートランスを介して回転ドラム側に
伝送する磁気記録再生装置において、前記固定ドラム側
に設けられ、少なくとも並列の２ビットの制御データか
らシリアル伝送制御データを作成して前記ロータリート
ランスに供給する手段と、前記回転ドラム側に設けられ
た複数の磁気ヘッド、及びこの磁気ヘッドへの信号を供
給する記録増幅器、及び前記複数の磁気ヘッドからの信
号を再生する再生増幅器のオンオフ切替えスイッチ手段
と、前記回転ドラム側に設けられ、前記ロータリートラ
ンスからの前記シリアル伝送制御データから前記並列の
２ビットの制御データを得、このデータにより前記切替
えスイッチ手段を制御する制御手段とを備える。
【００１０】
【作用】上記の手段によると、２ビットの制御データを
用いて再生増幅器、記録増幅器の切替え信号とすること
により、再生増幅器、記録増幅器の切り替わり目で、双
方をオフするステップを得ることが可能である。この結
果、切り替わり目で増幅器にラッシュ電流が流れること
も防止できる。さらに制御信号が多重化されているの
で、単純にハイレベル、ローレベルで記録・再生増幅器
を切替える切替え信号を送る方式に比べて、外乱、ノイ
ズに強く誤動作が起きにくい。
用いて再生増幅器、記録増幅器の切替え信号とすること
により、再生増幅器、記録増幅器の切り替わり目で、双
方をオフするステップを得ることが可能である。この結
果、切り替わり目で増幅器にラッシュ電流が流れること
も防止できる。さらに制御信号が多重化されているの
で、単純にハイレベル、ローレベルで記録・再生増幅器
を切替える切替え信号を送る方式に比べて、外乱、ノイ
ズに強く誤動作が起きにくい。
【００１１】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面を参照して説
明する。図１はこの発明の一実施例である。この実施例
は、ＶＴＲの回転ドラム装置に適用された例であり、１
００はドラム装置の固定ドラム側、２００は回転ドラム
側、３００はロータリートランスである。固定ドラム側
の固定基板には、パラレルの制御データ入力部が設けら
れ、この制御データは、エンコーダ１０１にてエンコー
ドされる。エンコーダ１０１の出力は、ＦＭ変調器１０
２に入力されてキャリアに対するＦＭ変調を施す。ＦＭ
変調信号は、ロータリートランス３００を介して回転ド
ラム側の基板に設けられたＦＭ復調及びデコーダ２０１
に導入される。このＦＭ復調及びデコーダ２０１にて復
調されデコードされ、パラレルデータになった制御デー
タは、制御回路２０２に供給される。
明する。図１はこの発明の一実施例である。この実施例
は、ＶＴＲの回転ドラム装置に適用された例であり、１
００はドラム装置の固定ドラム側、２００は回転ドラム
側、３００はロータリートランスである。固定ドラム側
の固定基板には、パラレルの制御データ入力部が設けら
れ、この制御データは、エンコーダ１０１にてエンコー
ドされる。エンコーダ１０１の出力は、ＦＭ変調器１０
２に入力されてキャリアに対するＦＭ変調を施す。ＦＭ
変調信号は、ロータリートランス３００を介して回転ド
ラム側の基板に設けられたＦＭ復調及びデコーダ２０１
に導入される。このＦＭ復調及びデコーダ２０１にて復
調されデコードされ、パラレルデータになった制御デー
タは、制御回路２０２に供給される。
【００１２】制御回路２０２は、制御デコーダの内容に
応じて再生増幅器２０３、記録増幅器２０４をオンオフ
制御する。再生増幅器２０３と記録増幅器２０４のオン
オフ制御は、極めて重要である。この制御に誤動作が生
じると、記録モードでは折角の重要な記録信号を記録ミ
スする。また再生モードでは、適性な再生信号が得られ
ず、逆に記録動作が行われ重要な情報を消去してしまう
ことがある。
応じて再生増幅器２０３、記録増幅器２０４をオンオフ
制御する。再生増幅器２０３と記録増幅器２０４のオン
オフ制御は、極めて重要である。この制御に誤動作が生
じると、記録モードでは折角の重要な記録信号を記録ミ
スする。また再生モードでは、適性な再生信号が得られ
ず、逆に記録動作が行われ重要な情報を消去してしまう
ことがある。
【００１３】そこでこのシステムでは、再生、記録モー
ドに対して制御データの真理値を図１（Ａ）に示すよう
に設定し、少なくとも２ビットで記録、再生増幅器切替
えのための制御データを構成している。真理値のＡ、Ｂ
は、ＦＭ復調及びデコーダ２０１から出力される再現さ
れた制御データである。Ａ，Ｂ＝（０，０）では、再生
増幅器、記録増幅器ともにオフ、Ａ，Ｂ＝（１，０）で
は、再生増幅器オン、記録増幅器オフ、Ａ，Ｂ＝（０，
１）では、再生増幅器オフ、記録増幅器オン、Ａ，Ｂ＝
（１，１）では、再生増幅器オフ、記録増幅器オフであ
る。
ドに対して制御データの真理値を図１（Ａ）に示すよう
に設定し、少なくとも２ビットで記録、再生増幅器切替
えのための制御データを構成している。真理値のＡ、Ｂ
は、ＦＭ復調及びデコーダ２０１から出力される再現さ
れた制御データである。Ａ，Ｂ＝（０，０）では、再生
増幅器、記録増幅器ともにオフ、Ａ，Ｂ＝（１，０）で
は、再生増幅器オン、記録増幅器オフ、Ａ，Ｂ＝（０，
１）では、再生増幅器オフ、記録増幅器オン、Ａ，Ｂ＝
（１，１）では、再生増幅器オフ、記録増幅器オフであ
る。
【００１４】このように２ビットの制御データを用いて
再生増幅器、記録増幅器の切替え信号とすることによ
り、再生増幅器、記録増幅器の切り替わり目で、双方を
オフするステップを得ることが可能である。この結果、
切り替わり目で増幅器にラッシュ電流が流れることも防
止できる。さらに制御信号が多重化されているので、単
純にハイレベル、ローレベルで記録・再生増幅器を切替
える切替え信号を送る方式に比べて、外乱、ノイズに強
く誤動作が起きにくい。
再生増幅器、記録増幅器の切替え信号とすることによ
り、再生増幅器、記録増幅器の切り替わり目で、双方を
オフするステップを得ることが可能である。この結果、
切り替わり目で増幅器にラッシュ電流が流れることも防
止できる。さらに制御信号が多重化されているので、単
純にハイレベル、ローレベルで記録・再生増幅器を切替
える切替え信号を送る方式に比べて、外乱、ノイズに強
く誤動作が起きにくい。
【００１５】この発明は、上記の実施例に限定されるも
のではない。図２（Ａ）は、制御回路４２０の他の実施
例を示している。制御信号が２ビットであることに変わ
りはない。この制御方法では、一方のビットＡは、記録
増幅器、再生増幅器の切替え信号、他方のビットＢは、
記録タイミングを信号として利用される。この制御回路
４０２では、データＡ入力部４２１が直接出力部４２２
に接続され、記録増幅器（ローレベル）、再生増幅器
（ハイレベル）の動作切替えを示す。しかし、この制御
回路４０２では、このデータのみにより単純に切替わる
のではなく、データＡがアンド回路４２４の一方に供給
されている。このアンド回路４２４の他方にはデータＢ
が供給されている。ここでデータＢがローレベルからハ
イレベルになると初めてアンド回路４２４の出力部４２
５からハイレベルの出力が得られ、システムが記録モー
ドに切替わるようになっている。
のではない。図２（Ａ）は、制御回路４２０の他の実施
例を示している。制御信号が２ビットであることに変わ
りはない。この制御方法では、一方のビットＡは、記録
増幅器、再生増幅器の切替え信号、他方のビットＢは、
記録タイミングを信号として利用される。この制御回路
４０２では、データＡ入力部４２１が直接出力部４２２
に接続され、記録増幅器（ローレベル）、再生増幅器
（ハイレベル）の動作切替えを示す。しかし、この制御
回路４０２では、このデータのみにより単純に切替わる
のではなく、データＡがアンド回路４２４の一方に供給
されている。このアンド回路４２４の他方にはデータＢ
が供給されている。ここでデータＢがローレベルからハ
イレベルになると初めてアンド回路４２４の出力部４２
５からハイレベルの出力が得られ、システムが記録モー
ドに切替わるようになっている。
【００１６】この方式においても、最終的には制御信号
が多重化されいることになる。また再生から記録モード
に切替わる切替わり目で、双方オフのステップを得るこ
とができる。よって先の実施例と同じ効果を得ることが
できる。
が多重化されいることになる。また再生から記録モード
に切替わる切替わり目で、双方オフのステップを得るこ
とができる。よって先の実施例と同じ効果を得ることが
できる。
【００１７】図２（Ｂ）はさらにこの発明の他の実施例
である。この実施例では、ＦＭ変調器１０２の後ろにさ
らにＡＭ変調器１０３を設けている。パラレルの制御デ
ータ入力部からＦＭ変調器１０２までの構成及び動作は
先の実施例と同じである。ＡＭ変調器１０３は、ＦＭ変
調器１０２から到来したＦＭ信号をさらに、端子１０４
から与えられるリアルタイム回転ヘッド選択信号をＡＭ
変調している。
である。この実施例では、ＦＭ変調器１０２の後ろにさ
らにＡＭ変調器１０３を設けている。パラレルの制御デ
ータ入力部からＦＭ変調器１０２までの構成及び動作は
先の実施例と同じである。ＡＭ変調器１０３は、ＦＭ変
調器１０２から到来したＦＭ信号をさらに、端子１０４
から与えられるリアルタイム回転ヘッド選択信号をＡＭ
変調している。
【００１８】この結果、得られたＡＭ−ＦＭ信号は、ロ
ータリートランス３００を介して、回転側のＦＭ復調デ
コーダ２０１、ＡＭ復調器２１１に供給される。ＦＭ復
調及びデコーダ２０１では、固定側の入力部と同じパラ
レルデータが再生される。ＡＭ復調器２１１では、リア
ルタイム回転ヘッド選択信号が復調される。ＦＭ復調及
びデコーダ２０１及びＡＭ復調器２１１の出力信号は、
選択回路２１２に供給される。選択回路２１２は、同じ
くＦＭ復調及びデコーダ２０１で再生された制御データ
により、いずれか一方の入力を選択するように制御され
る。
ータリートランス３００を介して、回転側のＦＭ復調デ
コーダ２０１、ＡＭ復調器２１１に供給される。ＦＭ復
調及びデコーダ２０１では、固定側の入力部と同じパラ
レルデータが再生される。ＡＭ復調器２１１では、リア
ルタイム回転ヘッド選択信号が復調される。ＦＭ復調及
びデコーダ２０１及びＡＭ復調器２１１の出力信号は、
選択回路２１２に供給される。選択回路２１２は、同じ
くＦＭ復調及びデコーダ２０１で再生された制御データ
により、いずれか一方の入力を選択するように制御され
る。
【００１９】選択回路２１２の入力選択形態としては、
例えば次のような形態がある。通常の記録、再生モード
でＶＴＲを動作される場合には、ＦＭ復調及びデコーダ
２０１からの制御データが選択され、記録、再生増幅器
の切替え、ヘッド切替え等に利用される。次に特殊再生
が可能なダブルアジマスヘッドシステムを採用したＶＴ
Ｒにおいて、特殊再生モードが指定された場合、回転ヘ
ッドシステムの選択切替えは、リアルタイム回転ヘッド
選択信号により行われる。このような場合には、ＡＭ変
調器２１１の出力が選択されて、回転ヘッドシステムの
切替え信号として用いられる。このように、ＦＭ変調復
調系路により伝送される制御データはシリアルパラレル
変換の時間が必要であるから、定常的な制御類に利用
し、ＡＭ変調復調系路により伝送される制御信号は、リ
アルタイムの制御類に利用することができる。
例えば次のような形態がある。通常の記録、再生モード
でＶＴＲを動作される場合には、ＦＭ復調及びデコーダ
２０１からの制御データが選択され、記録、再生増幅器
の切替え、ヘッド切替え等に利用される。次に特殊再生
が可能なダブルアジマスヘッドシステムを採用したＶＴ
Ｒにおいて、特殊再生モードが指定された場合、回転ヘ
ッドシステムの選択切替えは、リアルタイム回転ヘッド
選択信号により行われる。このような場合には、ＡＭ変
調器２１１の出力が選択されて、回転ヘッドシステムの
切替え信号として用いられる。このように、ＦＭ変調復
調系路により伝送される制御データはシリアルパラレル
変換の時間が必要であるから、定常的な制御類に利用
し、ＡＭ変調復調系路により伝送される制御信号は、リ
アルタイムの制御類に利用することができる。
【００２０】上記の実施例では、選択回路２１２は、Ｆ
Ｍ復調側、ＡＭ復調側の信号のいずれか一方を選択する
として説明した。つまり第１の制御信号におけるシステ
ム選択時はＡＭ変調側への第２の制御信号の供給が停止
されるとした。しかしながらこれに限らず、両方の信号
を選択導出して、両方の信号で構成される制御信号を一
体として、ヘッドシステム等の切替え制御信号（選択制
御信号）として利用してもよい。この場合も制御信号の
多重化を実現しており、伝送路においてノイズ等により
影響を受けにくく確実なデータ伝送が可能となる。
Ｍ復調側、ＡＭ復調側の信号のいずれか一方を選択する
として説明した。つまり第１の制御信号におけるシステ
ム選択時はＡＭ変調側への第２の制御信号の供給が停止
されるとした。しかしながらこれに限らず、両方の信号
を選択導出して、両方の信号で構成される制御信号を一
体として、ヘッドシステム等の切替え制御信号（選択制
御信号）として利用してもよい。この場合も制御信号の
多重化を実現しており、伝送路においてノイズ等により
影響を受けにくく確実なデータ伝送が可能となる。
【００２１】
【発明の効果】上記したようにこの発明によると、回転
ドラムに内蔵された回転基板側の切替えスイッチ等に制
御信号を伝送する場合、安全確実で正確に伝送し、誤動
作を防止することができる。
ドラムに内蔵された回転基板側の切替えスイッチ等に制
御信号を伝送する場合、安全確実で正確に伝送し、誤動
作を防止することができる。
【図１】この発明の一実施例を示すブロック図及び制御
回路の真理値を示す説明図。
回路の真理値を示す説明図。
【図２】この発明に係わる制御回路の他の例を示す図及
びこの発明の他の実施例を示すブロック図。
びこの発明の他の実施例を示すブロック図。
１００…固定ドラム側、２００…回転ドラム側、３００
…ロータリートランス、１０１…エンコーダ、１０２…
ＦＭ変調器、１０３…ＡＭ変調器、２０１…ＦＭ復調及
びデコーダ、２０２…制御回路、２０３…再生増幅器、
２０４…記録増幅器、２１１…ＡＭ復調器、２１２…選
択回路。
…ロータリートランス、１０１…エンコーダ、１０２…
ＦＭ変調器、１０３…ＡＭ変調器、２０１…ＦＭ復調及
びデコーダ、２０２…制御回路、２０３…再生増幅器、
２０４…記録増幅器、２１１…ＡＭ復調器、２１２…選
択回路。
Claims (6)
- 【請求項１】 固定ドラム側の信号をロータリートラン
スを介して回転ドラム側に伝送する磁気記録再生装置に
おいて、 前記固定ドラム側に設けられ、少なくとも並列の２ビッ
トの制御データからシリアル伝送制御データを作成して
前記ロータリートランスに供給する手段と、 前記回転ドラム側に設けられた複数の磁気ヘッド、及び
この磁気ヘッドへの信号を供給する記録増幅器、及び前
記複数の磁気ヘッドからの信号を再生する再生増幅器の
オンオフ切替えスイッチ手段と、 前記回転ドラム側に設けられ、前記ロータリートランス
からの前記シリアル伝送制御データから前記並列の２ビ
ットの制御データを得、このデータにより前記切替えス
イッチ手段を制御する制御手段とを具備したことを特徴
とする磁気記録再生装置。 - 【請求項２】 前記２ビットの制御データは、記録増幅
器から再生増幅器の動作状態あるいはこの逆の動作状態
に移行する途中に、双方の増幅器をオフする状態にする
ためのビット内容を含むことを特徴とする請求項１記載
の磁気記録再生装置。 - 【請求項３】 前記２ビットの制御データは、記録増幅
器の記録モードを設定するために、一方のビットが再生
増幅器から記録増幅器への切替え内容を示し、他方のビ
ットが前記記録増幅器の記録電流のオンオフを制御する
内容を示すことを特徴とする請求項１記載の磁気記録再
生装置。 - 【請求項４】 固定ドラム側の信号をロータリートラン
スを介して回転ドラム側に伝送する磁気記録再生装置に
おいて、 前記固定ドラム側に設けられ、少なくとも並列の２ビッ
トの第１の制御信号をシリアルに変換してこれをＦＭ変
調してＦＭ変調信号を作成して出力する手段と、 前記ＦＭ信号が入力され、さらに第２の制御信号により
ＡＭ変調したＡＭ−ＦＭ信号を作成して前記ロータリー
トランスに供給する手段と、 前記回転ドラム側に設けられたマルチ磁気ヘッドシステ
ム及びこのマルチ磁気ヘッドシステムのシステム選択を
行う選択手段と、 前記回転ドラム側に設けられ、前記ロータリートランス
からの前記ＡＭ変調信号を復調して前記第２の制御信号
を得る手段と、 前記回転ドラム側の前記回転側基板に設けられ、前記ロ
ータリートランスからの前記ＦＭ変調信号を復調して前
記第１の制御信号を復調する手段と、 前記第１の制御信号及び第２の制御信号に基づき前記選
択手段を介して前記システム選択を行う手段とを具備し
たことを特徴とする磁気記録再生装置。 - 【請求項５】 前記第１の制御信号におけるシステム選
択時は前記ＡＭ変調手段への前記第２の制御信号の供給
が停止されることを特徴とする請求項４記載の磁気記録
再生装置。 - 【請求項６】 前記選択手段は、前記第１の制御信号と
前記第２の制御信号の双方を出力し、前記システム選択
手段は、第１、第２の制御信号の内容に応じたシステム
選択を行うことを特徴とする請求項４記載の磁気記録再
生装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12681593A JPH06338001A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 磁気記録再生装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP12681593A JPH06338001A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 磁気記録再生装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06338001A true JPH06338001A (ja) | 1994-12-06 |
Family
ID=14944647
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP12681593A Pending JPH06338001A (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 磁気記録再生装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH06338001A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6717761B2 (en) | 2000-04-26 | 2004-04-06 | Hitachi, Ltd. | Recording/reproducing apparatus |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP12681593A patent/JPH06338001A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US6717761B2 (en) | 2000-04-26 | 2004-04-06 | Hitachi, Ltd. | Recording/reproducing apparatus |
| US7023635B2 (en) | 2000-04-26 | 2006-04-04 | Hitachi, Ltd. | Recording/reproducing apparatus |
Similar Documents
| Publication | Publication Date | Title |
|---|---|---|
| CA1319191C (en) | Magnetic recording apparatus for recording video and two kinds of audio signals | |
| JP3176188B2 (ja) | 多重信号伝送受信装置 | |
| JPH06338001A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| US5276557A (en) | Digital recording/reproducing apparatus | |
| US5295023A (en) | Digital signal recording apparatus for analog/digital input | |
| GB2210725A (en) | Apparatus for magnetically recording and/or reproducing digital signals | |
| JP3006119B2 (ja) | 信号記録再生装置 | |
| JP3036013B2 (ja) | 記録再生装置、記録装置及び再生装置 | |
| JP3115178B2 (ja) | 制御信号供給装置 | |
| JP3208230B2 (ja) | 制御信号伝送受信装置 | |
| JPS5821325B2 (ja) | ドロツプアウトホシヨウソウチオソナエタ タチヤンネルサイセイソウチ | |
| JP2987962B2 (ja) | Ｖｔｒ装置 | |
| KR0137260B1 (ko) | 음성신호편집기능을 갖는 비데오테이프레코더 | |
| JPS60111369A (ja) | 記録再生装置 | |
| JP2663517B2 (ja) | 再生装置 | |
| KR910002759B1 (ko) | 비데오테이프레코오더 | |
| KR910002346B1 (ko) | 모노/멀티트랙(mono/multi track) 전환회로 | |
| JPH0614243Y2 (ja) | 磁気テ−プ記録再生装置 | |
| JPS605406A (ja) | 磁気記録再生装置 | |
| JPH0510256Y2 (ja) | ||
| JP3212184B2 (ja) | 回転ヘッド式情報記録再生装置 | |
| JPH0229277B2 (ja) | ||
| JPH0413274A (ja) | 記録再生装置 | |
| JPH0214453A (ja) | ディジタル記録装置 | |
| JPH10124806A (ja) | ディジタル情報記録再生装置 |