JPH0633789A - 背負型エンジンの燃料タンク取付け構造 - Google Patents

背負型エンジンの燃料タンク取付け構造

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JPH0633789A
JPH0633789A JP20958592A JP20958592A JPH0633789A JP H0633789 A JPH0633789 A JP H0633789A JP 20958592 A JP20958592 A JP 20958592A JP 20958592 A JP20958592 A JP 20958592A JP H0633789 A JPH0633789 A JP H0633789A
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fuel tank
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Abstract

(57)【要約】 【目的】エンジンブラケットの小型化と内部配置を可能
にし、燃料タンクの容量アップ、燃料タンク回りの外観
向上、燃料タンクの円周方向位置調節を可能にする。 【構成】垂直なエンジン支持軸20を介してエンジン1
1を背負架台10上に回動可能に取付け、エンジン支持
軸20の回りに形成される背負架台10とエンジン11
との間の空間に燃料タンク12を配設する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、芝刈り機等の背負型動
力作業機における背負型エンジンの燃料タンク取付け構
造に関する。
【0002】
【従来の技術】背負架台に搭載したエンジンにより芝刈
り機などの手動操作式作業機を駆動する形態の背負型動
力作業機が使用されている。この種の作業機において
は、人が背負う架台(背負架台)上にエンジンおよび燃
料タンクを取付け、作業機の操作用把手の近傍に設けた
スロットルやスイッチ等のコントロール手段によりエン
ジンを制御するように構成されている。
【0003】また、上記背負型動力作業機においては、
エンジンに連結される作業機の操作性を向上させるた
め、背負架台上にエンジンを回動可能に取付けることが
行なわれている。その場合、従来の背負型エンジンにお
いては、一般に、背負架台上に支承体を介してエンジン
を装着し、該エンジンの上に燃料タンクを取付ける構成
が採られていた。このような従来構成を示す文献には、
実公平2−24422号公報がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記従来の構
成では、エンジンの上に燃料タンクを取付けることか
ら、燃料パイプや気化器等の燃料供給系が上方表面部分
に露出することになり、作業機の操作性やメインテナン
ス性を考慮した場合、各構成部品の配置が制約された
り、外観処理が難しいという課題があった。そこで、こ
のような課題を解決するために、背負架台上にエンジン
ブラケットを回動自在に軸支し、該エンジンブラケット
上に燃料タンクおよびエンジンをボルト・ナット等で一
体的に固定する背負型エンジンの構成が提案されてい
る。
【0005】しかしながら、上記提案に係わるエンジン
ブラケットを用いる背負型エンジンにおいては、上記支
持ブラケットとして、燃料タンクの外側を囲むような形
状寸法のブラケットを使用し、該支持ブラケット上に該
燃料タンクとともにエンジンをネジ締結等で固定する構
成を採っていたので、次のような解決すべき課題があっ
た。
【0006】すなわち、第1に、支持ブラケットにより
燃料タンクおよびエンジンの両方を支持することから、
該支持ブラケットとして燃料タンクの外側を固定するよ
うな大型のエンジンブラケットが必要になり、背負型エ
ンジンの小型軽量化が難しい。第2に、燃料タンクの外
周形状が上記支持ブラケットにより制限されるため、燃
料タンクの容量をアップすることができない。第3に、
上記支持ブラケットが外側に出るため、該ブラケットの
凹凸部や締結手段等が表面に現れ、外観があまり良くな
い。
【0007】本発明はこのような技術的課題に鑑みてな
されたものであり、本発明の目的は、支持ブラケットを
小さくするとともに内部に配置することができ、その回
りに燃料タンクを配設することができることから、支持
ブラケットの小型化による小型軽量化と、燃料タンクを
小さな支持ブラケットの回りに配設することによるタン
ク容量アップの容易化と、燃料タンクを外側に配設する
ことによる外観の向上とを容易に達成し得る背負型エン
ジンの燃料タンク取付け構造を提供することである。
【0008】
【課題解決のための手段】請求項1の本発明は、芝刈り
機等の背負型動力作業機に使用される背負型エンジンの
燃料タンク取付け構造において、エンジン支持軸を介し
てエンジンを背負架台上に回動可能に取付けるととも
に、エンジン支持軸の回りに形成される背負架台とエン
ジンとの間の空間に燃料タンクを配設する構成とするこ
とにより、上記目的を達成するものである。
【0009】請求項2の本発明は、上記構成に加えて、
燃料タンクをエンジン支持軸に円周方向位置調節可能に
取付ける構成とすることにより、上記目的を達成する他
に、エンジンから燃料タンクに伝達される振動や熱を減
少させるとともに、燃料タンク注入口のエンジンに対す
る位置を容易に調節することを可能にして組み立て性お
よび取り扱い性を向上させるものである。
【0010】請求項3の本発明は、上記構成に加えて、
燃料タンクをエンジンに着脱可能に取付ける構成とする
ことにより、上記目的を達成する他に、構造の簡単化お
よび部品点数の削減を可能ならしめるものである。
【0011】請求項4の本発明は、上記構成に加えて、
燃料タンクを背負架台に円周方向位置調節可能に取付け
る構成とすることにより、上記目的を達成する他に、エ
ンジンから燃料タンクに伝達される振動や熱を減少させ
るとともに、燃料タンク注入口のエンジンに対する位置
を容易に調節することを可能にして組み立て性および取
り扱い性を向上させるものである。
【0012】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の実施例を説明
する。図1は本発明を適用した燃料タンク取付け構造の
第1実施例を備えた背負型エンジンを示す模式的側面図
である。図1において、背負架台10上に、草刈り機等
の動力作業機の原動機としてのエンジン11および該エ
ンジン11の燃料タンク12が取り付けられている。図
示の背負架台10は、パイプ等で構成された枠部材13
と、枠部材13の前面に固定された背当て14と、枠部
材13の下部に固定されたベースプレート15などを備
え、これらを溶接等で一体化した構造をしている。エン
ジン11は前記ベースプレート15上に装着されてい
る。
【0013】図2は図1中のエンジン11および燃料タ
ンク12の取付け構造を示す部分縦断面図であり、図3
は図2中の線3−3に沿った水平断面図である。図2お
よび図3において、背負架台10(詳しくは、背負架台
10のベースプレート15)上には、ダンパー16を介
してエンジン支持ブラケット17が取付けられ、該エン
ジン支持ブラケット17には、軸心を上下方向(垂直)
にして回転ベアリング18が装着されている。図示の例
では、回転ベアリング18としてラジアルボールベアリ
ングが使用され、そのアウターをエンジン支持ブラケッ
ト17に固定(圧入等)した状態で装着されている。
【0014】一方、エンジン11の底面に形成されたボ
ス19にはエンジンブラケット21がボルト22により
締結固定されている。このエンジンブラケット21に
は、エンジン11の略中央部の位置で垂直下方に延びる
エンジン支持軸20が一体的に設けられている。さら
に、前記エンジンブラケット21には、前記エンジン支
持軸20とともに、該エンジン支持軸20の基部として
の大径部23並びに該エンジン支持軸20の先端部とし
ての小径部24が形成されている。そして、エンジン1
1は、前記小径部24を前記回転ベアリング18のイン
ナーに装着することにより、エンジン支持軸20(エン
ジンブラケット21)を介して、ベースプレート15上
に垂直軸を中心に回転自在に取り付けられている。図示
の例では、前記エンジン支持軸20は、前記回転ベアリ
ング18に対して、止め輪25で固定されているが、こ
れは前記小径部24に形成した雄ねじとナットを利用し
て固定してもよい。
【0015】次に、図2および図3を参照して、燃料タ
ンク12の取付け構造について説明する。燃料タンク1
2は、エンジン支持軸20の回りに形成される背負架台
10(ベースプレート15)とエンジン11との間の空
間に配設されている。そこで、本実施例においては、エ
ンジン支持軸20の所定範囲(図示の例では上部)には
雄ねじ26が形成されている。一方、燃料タンク12は
中央部に空洞部27を有する竪型円筒形状をしており、
前記空洞部27の所定高さ位置(図示の例では上部)に
はフランジ部28が形成されている。また、前記フラン
ジ部28の中心部(燃料タンク12の中心部)には、エ
ンジン支持軸20を挿通するための取付け孔29が形成
されている。
【0016】そして、上記燃料タンク12は、中央部に
挿通孔を有する押さえプレート30、31を前記フラン
ジ部28の上下に配置した状態で、これらをエンジン支
持軸20に挿通し、該エンジン支持軸20の雄ねじ26
に螺合するタンク取付けナット32を下側から締結して
該ナット32と前記大径部23との間で締め付け固定す
ることにより、エンジン支持軸20(エンジンブラケッ
ト21)に固定されている。なお、前記押さえプレート
30、31は、中心部に開口を有するワッシャであり、
金属またはゴムのいずれで形成してもよく、さらに、金
属とゴムの複合部材で形成してもよい。
【0017】図4は、図1および図2に示したダンパー
16の詳細構造を例示する部分縦断面図である。このダ
ンパー16は背負架台10に対してエンジン11および
燃料タンク12を振動吸収可能に弾性支持するためのも
のであり、複数位置(例えば、4箇所)に配設されてい
る。図4において、ダンパー16は円筒状ゴム33の下
端面に取付け金具34を加硫接着等で固着した構造を有
しており、円筒状ゴム33の上端面をエンジン支持ブラ
ケット17の下面に加硫接着等で固着するとともに、取
付け金具34に形成された雄ねじ部35をベースプレー
ト15の取付け孔36に挿通してナット37で締結固定
することにより、エンジン支持ブラケット17は背負架
台10上に弾性支持される。
【0018】以上図1〜図4を参照して説明した第1実
施例によれば、次のような効果が得られる。第1に、エ
ンジン11の中心部を垂直のエンジン支持軸20で支持
するので、エンジン支持用のブラケット(エンジンブラ
ケット)21を小さくするとともに内部に配置すること
が可能になる。第2に、中心部の小さいエンジン支持軸
20の回りに燃料タンク12を配設するので、タンク外
形をエンジン11の旋回範囲内で大きく取ることがで
き、全体構成の大型化を生じることなくタンク容量を大
幅に向上させることが可能になる。第3に、燃料タンク
12の取付け部を1箇所で済ませることができ、余分な
スペースを取らないため、これによってもタンク容量の
向上を図ることが可能になる。第4に、燃料タンク12
の中心部をナット32で固定するので、該ナット32を
弛めるだけで燃料タンク12の円周方向位置を自由かつ
容易に調節することができ、したがって、燃料タンク1
2における燃料注入口の位置を自由に選定しても、組み
付け時における該燃料注入口を取り扱い性に優れた位置
に設定することが可能になる。第5に、エンジンブラケ
ット21が内部に収納され、外側には燃料タンク12の
表面だけが現れるので、凹凸や取付け部が見えない優れ
た外観にすることが可能になる。
【0019】図5は図1〜図4の第1実施例の一部を変
更した構造例を示す図3に対応する水平断面図である。
図1〜図4の構成では燃料タンク12を完全円筒状のク
ローズド形状にしたが、図5の変更例は、燃料タンク1
2の一部に外周から中心部へ通じる通路部(または溝
部)38を形成することにより、空洞部27および取付
け孔29をタンク外周に通じるオープン形状にしたもの
である。図5の構造によれば、図1〜図4に示した構成
と同様の効果が得られる他に、燃料タンク12をエンジ
ン支持軸20に対して横方向からも組み付け取り外しす
ることが可能となり、組み立て時あるいは保守点検時の
作業性がさらに向上するという効果が得られる。
【0020】図6は本発明を適用した背負型エンジンの
燃料タンク取付け構造の第2実施例を示す中央部縦断面
図であり、図7は図6中の線7−7に沿った水平断面図
である。図6および図7において、背負架台10(詳し
くは、背負架台10のベースプレート15)上には、複
数のダンパー16(図4)を介してエンジン支持ブラケ
ット17が取付けられ、該エンジン支持ブラケット17
には、軸心を上下方向(垂直)にして回転ベアリング1
8が装着されている。図示の例では、前記回転ベアリン
グ18としてラジアルボールベアリングが使用され、そ
のアウターをエンジン支持ブラケット17に固定(圧入
等)した状態で装着されている。
【0021】一方、エンジン11の底面に形成されたボ
ス19にはエンジンブラケット21がボルト22により
締結固定されている。このエンジンブラケット21は、
エンジン11にボルト締結される板状部材41と該板状
部材41に溶接等で一体化されたエンジン支持軸20と
を備えている。このエンジン支持軸20は、エンジン1
1の略中央部の位置で垂直下方に延びている。また、前
記エンジン支持軸20の下端部(先端部)には小径部2
4が形成されており、該小径部24先端部分には雄ねじ
が形成されている。本実施例においても、燃料タンク1
2は、エンジン支持軸20の回りに形成される背負架台
10(ベースプレート15)とエンジン11との間の空
間に配設され、前記エンジン支持軸20を中心として装
着されている。
【0022】すなわち、燃料タンク12は竪型円筒形状
をしており、その中心部にはエンジン支持軸20を挿通
するための貫通孔42が形成されている。そこで、この
燃料タンク12は、タンク上面と板状部材41との間に
ワッシャ状のダンパープレート43を介在させ、タンク
下面と前記回転ベアリング18との間にダンパープレー
ト44および押さえプレート45を介在させ、これらの
中心孔および前記貫通孔42にエンジン支持軸20を挿
通した状態で、該エンジン支持軸20の先端雄ねじ部
(ベアリング18の下側)に螺合する取付けナット46
を締め付けることにより、ベースプレート15に対して
エンジン11とともに回転自在に取り付けられている。
【0023】図6の燃料タンク組み付け構造において
は、前記取付けナット46とエンジンブラケット21の
板状部材41との間で、ダンパープレート43、燃料タ
ンク12、ダンパープレート44、押さえプレート4
5、回転ベアリング18のインナーを、エンジン支持軸
20を軸として共締め固定することにより、エンジン1
1および燃料タンク12が背負架台10(詳しくは、エ
ンジン支持ブラケット17)に対して回転自在に取り付
けられている。なお、前記ダンパープレート43、44
としては所定硬度のゴム板が使用され、前記押さえプレ
ート45としては鋼板等の剛性板が使用される。
【0024】以上図6および図7を参照して説明した第
2実施例によれば、前述した第1実施例の場合と同様の
効果(第1〜第5の効果)が得られる他に、燃料タンク
12の中心部の貫通孔42の径を最小限にできるので、
燃料タンク12の容量をさらに向上させ得るという効
果、並びに、取付けナット46へのアクセスが一層容易
となり、背負架台10にエンジン11を載せたまま取付
けナット46を弛めて行なう燃料タンク12の注入口の
円周方向の位置変え作業が一層容易になるという効果が
得られる。
【0025】図8は図6および図7の第2実施例の一部
を変更した構造例を示す図7に対応する水平断面図であ
る。図6および図7の構成では燃料タンク12を完全円
筒状のクローズド形状にしたが、図8の変更例は、燃料
タンク12に外周から中心部(貫通孔42)へ通じる通
路部(または溝部)47を形成することにより、取付け
用の貫通孔42をタンク外周に通じるオープン形状にし
たものである。図8の構造によれば、図6および図7に
示した構成の場合と同様の効果が得られる他に、燃料タ
ンク12をエンジン支持軸20の横方向からも組み付け
取り外しすることが可能となり、組み立て時あるいは保
守点検時の作業性をさらに向上させ得るという効果が得
られる。
【0026】図9は本発明を適用した背負型エンジンの
燃料タンク取付け構造の第3実施例を示す中央部縦断面
図であり、図10は図9中の線10−10に沿った水平
上向き断面図である。図9および図10において、背負
架台10(詳しくは、背負架台10のベースプレート1
5)上には、複数のダンパー16(図4)を介してエン
ジン支持ブラケット17が取付けられ、該エンジン支持
ブラケット17には、軸心を上下方向(垂直)にして回
転ベアリング18が装着されている。図示の例でも、前
記回転ベアリング18としてラジアルボールベアリング
が使用され、そのアウターがエンジン支持ブラケット1
7に固定(圧入等)されている。
【0027】エンジン11の底面に形成されたボス19
にはエンジンブラケット21がボルト22により締結固
定されている。このエンジンブラケット21は、エンジ
ン11にボルト締結される板状部材41と該板状部材4
1に溶接等で一体化されたエンジン支持軸20とを備え
ている。このエンジン支持軸20は、エンジン11の略
中央部の位置で垂直下方に延びており、その下端部(先
端部)には雄ねじを有する小径部24が形成されてい
る。本実施例においては、エンジン支持軸20の回りの
空間に配設される燃料タンク12は、エンジン11の底
面に固定されている。
【0028】図9および図10において、燃料タンク1
2は竪型円筒形状をしており、その中心部にはエンジン
支持軸20を挿通するための貫通孔42が形成されてい
る。そこで、この燃料タンク12は、エンジン11の底
面の複数位置(図示の例では3箇所)に形成されたボス
部51に対し、ボルト52により取り付けられている。
すなわち、燃料タンク12の上部周辺部の前記ボス部5
1に対応する位置に取付け座面53が形成されており、
前記エンジン支持軸20を前記貫通孔42に挿通した状
態で、各取付け座面53に形成された孔にボルト52を
挿入し各ボルト52を各ボス部51に締結することによ
り、燃料タンク12がエンジン11に固定される。な
お、前記各取付け座面53は、図示のように燃料タンク
12の外周より突出しない位置に形成されている。
【0029】前記エンジンブラケット21のエンジン支
持軸20は燃料タンク12の下面より突出しており、該
エンジン支持軸20の先端小径部24を回転ベアリング
18のインナーに挿通するとともに、該ベアリング18
の下側から該小径部24の雄ねじに螺合する取付けナッ
ト54を締め付けることにより、エンジン支持軸20が
回転ベアリング18のインナーに固定される。こうし
て、エンジン11はエンジン支持軸20を介してベース
プレート15(背負架台10)上に回転自在に支持装着
され、燃料タンク12も該エンジン11とともに回転自
在に取り付けられている。
【0030】以上図9および図10を参照して説明した
第3実施例によれば、次のような効果が得られる。第1
に、エンジン11の中心部を垂直のエンジン支持軸20
で支持するので、エンジン支持用のブラケット21を小
さくするとともに内部に配置することが可能になる。第
2に、中心部の小さいエンジン支持軸20の回りに燃料
タンク12を配設するので、タンク外形をエンジン11
の旋回範囲内で大きく取ることができ、全体構成の大型
化を生じることなくタンク容量を大幅に向上させること
が可能になる。第3に、エンジンブラケット21(エン
ジン支持軸20)が内部に収納され、外側には燃料タン
ク12の表面だけが現れるので、凹凸や取付け部が見え
ない優れた外観にすることが可能になる。なお、本実施
例においても、燃料タンク12の中心部の貫通孔42の
径を最小限にできるので、前述した第2実施例の場合と
同様に燃料タンク12の容量を大幅に向上させ得るとい
う効果が得られる。
【0031】図11は図9および図10の第3実施例の
一部を変更した構造例を示す図10に対応する水平断面
図である。図9および図10の構成では燃料タンク12
を完全円筒状のクローズド形状にしたが、図11の変更
例は、燃料タンク12に外周から中心部(貫通孔42)
へ通じる通路部(または溝部)47を形成することによ
り、取付け用の貫通孔42をタンク外周に通じるオープ
ン形状にしたものである。図11の構造によれば、図9
および図10の構成の場合と同様の効果が得られる他
に、燃料タンク12をエンジン支持軸20の横方向から
も組み付け取り外しすることが可能となり、組み立て時
あるいは保守点検時の作業性をさらに向上させ得るとい
う効果が得られる。
【0032】図12は本発明を適用した燃料タンク取付
け構造の第4実施例を備えた背負型エンジンを示す模式
的側面図である。本実施例においては、エンジン11は
背負架台10(ベースプレート15)上に回転自在に取
り付けられ、燃料タンク12はエンジン11とは別の取
付け機構により背負架台10(ベースプレート15)上
に円周方向位置調節可能に取り付けられている。本実施
例はこの点で前述の各実施例と相違するが、その他の部
分では図1と実質上同じ構成をしており、それぞれ対応
する部分を同一符号で示し、それらの詳細説明は省略す
る。
【0033】図13は図12の第4実施例におけるエン
ジン11および燃料タンク12の取付け構造を示す部分
縦断面図であり、図14は図12中の線14−14に沿
って背負架台10(ベースプレート15)の取付け面を
示す平面図である。図13において、背負架台10(詳
しくは、背負架台10のベースプレート15)上には、
ダンパー16(図4)を介してエンジン支持ブラケット
17が取付けられている。このエンジン支持ブラケット
17は3個のダンパー16で弾性支持されており、図1
4中に、これらのダンパー16をベースプレート15に
結合するための取付け孔36(図4)およびナット37
(図4)の位置が示されている。
【0034】図13において、前記エンジン支持ブラケ
ット17には、軸心を上下方向(垂直)にして回転ベア
リング18が装着されている。図示の例では、回転ベア
リング18としてボールベアリングが使用され、そのア
ウターをエンジン支持ブラケット17に固定(圧入等)
した状態で装着されているが、他のベアリングも採用す
ることができる。一方、エンジン11の底面に形成され
たボス19にはエンジンブラケット21がボルト22に
より締結固定されている。このエンジンブラケット21
は、エンジン11にボルト締結される板状部材41と該
板状部材41に溶接等で一体化されたエンジン支持軸2
0とを備えている。このエンジン支持軸20は、エンジ
ン11の略中央部の位置で垂直下方に延びており、その
下端部(先端部)には雄ねじを有する小径部24が形成
されている。
【0035】図13において、燃料タンク12は竪型円
筒形状をしており、その中心部にはエンジン支持軸20
を挿通するための貫通孔42が形成されている。この燃
料タンク12は、複数個(例えば4個)のタンク取付け
ダンパー61を介して、背負架台10(ベースプレート
15)に対して円周方向位置調節可能に取り付けられて
いる。
【0036】前記エンジンブラケット21のエンジン支
持軸20は燃料タンク12の下面より突出しており、該
エンジン支持軸20の先端小径部24を回転ベアリング
18のインナーに挿通するとともに、該ベアリング18
の下側から該小径部24の雄ねじに螺合する取付けナッ
ト54を締め付けることにより、エンジン支持軸20が
回転ベアリング18のインナーに固定される。こうし
て、エンジン11は、エンジン支持軸20を介して、ベ
ースプレート15(背負架台10)上のエンジン支持ブ
ラケット17に対して回転自在に支持装着されている。
【0037】前記燃料タンク12は、エンジン支持軸2
0の回りに形成される背負架台10(ベースプレート1
5)とエンジン11との間の空間に配設され、本実施例
においては、中心部の貫通孔42にエンジン支持軸20
を挿通した状態で背負架台10上に円周方向位置調節可
能に取り付けられている。また、本実施例においては、
燃料タンク12は、前記タンク取付けダンパー61を介
して背負架台10に取り付けられている。
【0038】図15は前記タンク取付けダンパー61の
構造例を示す縦断面図である。図13および図15にお
いて、タンク取付けダンパー61は、円筒状のゴムブロ
ック62と、該ゴムブロック62の上下の端面に加硫接
着等で一体化した上金具63および下金具64とで構成
されている。そして、上金具63および下金具64に
は、外向きに突出した雄ねじ部(ボルト部)が形成され
ている。一方、合成樹脂またはアルミダイカスト等の成
形品である燃料タンク12の底面の同一円周上の複数位
置(例えば4箇所)にはボス部65が形成され、各ボス
部65にはタンク取付け用のナット66が埋め込み成形
により同一円周上に一体的に設けられている。
【0039】そこで、複数のタンク取付けダンパー61
は、それらの上金具の雄ねじ部を各ナット66に締結す
ることにより、燃料タンク12の底面の所定位置に固定
されている。また、図14に示すように、ベースプレー
ト15の各タンク取付けダンパー61の取付け位置に対
応する同一円周上には、各ダンパー61の下金具64の
雄ねじ部を挿通し得る複数の円弧状のタンク取付け孔
(長孔)67が形成されている。そこで、各ダンパー6
1の下金具64の雄ねじ部をこれらの取付け孔67に挿
通し、ベースプレート15の下側から各雄ねじ部にナッ
ト68を螺合させて締め付けることにより、各ダンパー
61はベースプレート15に対しても固定(結合)され
ている。こうして、燃料タンク12は、複数(図示の例
では4個)のタンク取付けダンパー61を介して、背負
架台10(ベースプレート15)上に振動吸収可能に弾
性支持されている。
【0040】上記燃料タンク12の取付け構造において
は、図14に示すように、各タンク取付け取付け孔67
は、同一円周上の等間隔位置に形成された略同一長さの
円弧状長孔で構成されているので、タンク取付け用の前
記各ナット68を弛めることにより、燃料タンク12の
円周方向位置を所定範囲(図示の例では90度以下)内
で調節することができ、さらに、各ナット68を各下金
具64の雄ねじ部から一時的に離脱させれば、燃料タン
ク12の円周方向位置を略300度に近い範囲まで調節
することができる。
【0041】以上図12〜図15を参照して説明した第
4実施例によれば、次のような効果が得られる。第1
に、エンジン11の中心部を垂直のエンジン支持軸20
で支持するので、エンジン支持用のブラケット(エンジ
ンブラケット)21を小さくするとともに内部に配置す
ることが可能になる。第2に、中心部の小さいエンジン
支持軸20の回りに燃料タンク12を配設するので、タ
ンク外形をエンジン11の旋回範囲内で大きく取ること
ができ、全体構成の大型化を生じることなくタンク容量
を大幅に向上させることが可能になる。第3に、燃料タ
ンク12を背負架台10に取付けるので、該燃料タンク
12に対するエンジン11の振動や熱の影響を大幅に減
少させることが可能になる。第4に、燃料タンク12に
は、その中心部にエンジン支持軸20が挿通するだけの
小径の貫通孔42を形成するだけでよいので、これによ
ってもタンク容量の向上を図ることが可能になる。
【0042】さらに、第5には、燃料タンク12をナッ
ト68により円周方向位置調節可能に固定するので、該
ナット68を弛めるだけで燃料タンク12の円周方向位
置を自由かつ容易に調節することができ、したがって、
燃料タンク12における燃料注入口の位置を自由に選定
しても、組み付け時における該燃料注入口を取り扱い性
に優れた位置に設定することが可能になる。第6に、エ
ンジンブラケット21が内部に収納され、外側には燃料
タンク12の表面だけが現れるので、凹凸や取付け部が
見えない優れた外観にすることが可能になる。第7に、
燃料タンク12は背負架台10に取付けるので、エンジ
ン11を支持する機構部分の耐荷重性を軽減することも
可能になる。
【0043】
【発明の効果】以上の説明から明らかなごとく、請求項
1の発明によれば、芝刈り機等の背負型動力作業機に使
用される背負型エンジンの燃料タンク取付け構造におい
て、エンジン支持軸を介してエンジンを背負架台上に回
動可能に取付けるとともに、エンジン支持軸の回りに形
成される背負架台とエンジンとの間の空間に燃料タンク
を配設する構成としたので、支持ブラケットを小さくす
るとともに内部に配置することができ、その回りに燃料
タンクを配設することができることから、支持ブラケッ
トの小型化による小型軽量化と、燃料タンクを小さな支
持ブラケットの回りに配設することによるタンク容量ア
ップの容易化と、燃料タンクを外側に配設することによ
る外観の向上とを容易に達成し得る背負型エンジンの燃
料タンク取付け構造が提供される。
【0044】請求項2の発明によれば、上記構成に加え
て、燃料タンクをエンジン支持軸に円周方向位置調節可
能に取付ける構成としたので、上記効果に加えて、エン
ジンから燃料タンクに伝達される振動や熱を減少させる
とともに、燃料タンク注入口のエンジンに対する位置を
容易に調節することを可能にして組み立て性および取り
扱い性を向上させる背負型エンジンの燃料タンク取付け
構造が提供される。
【0045】請求項3の発明によれば、上記構成に加え
て、燃料タンクをエンジンに着脱可能に取付ける構成と
したので、上記効果に加えて、さらなる構造の簡単化お
よび部品点数の削減を図り得る背負型エンジンの燃料タ
ンク取付け構造が提供される。
【0046】請求項4の発明によれば、上記構成に加え
て、燃料タンクを背負架台に円周方向位置調節可能に取
付ける構成としたので、上記効果に加えて、エンジンか
ら燃料タンクに伝達される振動や熱を減少させるととも
に、燃料タンク注入口のエンジンに対する位置を容易に
調節することを可能にして組み立て性および取り扱い性
を向上させ得る背負型エンジンの燃料タンク取付け構造
が提供される。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明を適用した燃料タンク取付け構造の第1
実施例を備えた背負型エンジンを示す模式的側面図であ
る。
【図2】図1中の燃料タンクの取付け構造の第1実施例
を示す縦断面図である。
【図3】図2中の線3−3に沿った水平断面図である。
【図4】図2中のエンジン支持用のダンパーの詳細構造
を示す縦断面図である。
【図5】図2の燃料タンクの取付け構造の変更例の要部
を示す水平断面図である。
【図6】本発明を適用した燃料タンクの取付け構造の第
2実施例を示す縦断面図である。
【図7】図6中の線7−7に沿った水平断面図である。
【図8】図6の燃料タンクの取付け構造の変更例の要部
を示す水平断面図である。
【図9】本発明を適用した燃料タンクの取付け構造の第
3実施例を示す縦断面図である。
【図10】図9中の線10−10に沿った水平断面図で
ある。
【図11】図9の燃料タンクの取付け構造の変更例の要
部を示す水平断面図である。
【図12】本発明を適用した燃料タンク取付け構造の第
4実施例を備えた背負型エンジンを示す模式的側面図で
ある。
【図13】図12中の燃料タンクの取付け構造の第4実
施例を示す縦断面図である。
【図14】図12中の線14−14に沿ってベースプレ
ートの取付け孔の配置を示す平面図である。
【図15】図13中のタンク取付けダンパーの詳細構造
を示す縦断面図である。
【符号の説明】
10 背負架台 11 エンジン 12 燃料タンク 13 枠部材 14 背当て 15 ベースプレート 16 ダンパー 17 エンジン支持ブラケット 18 回転ベアリング 20 エンジン支持軸 21 エンジンブラケット 26 雄ねじ 27 空洞部 28 フランジ部 30 押さえプレート 31 押さえプレート 32 タンク取付けナット 38 通路部(溝部) 41 板状部材 42 貫通孔 45 押さえプレート 46 取付けナット 47 通路部 51 ボス部 52 ボルト 53 取付け座面 54 取付けナット 61 タンク取付けダンパー 67 タンク取付け孔 68 タンク取付けナット
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 F02B 77/00 H 7541−3G

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 芝刈り機等の背負型動力作業機に使用
    される背負型エンジンの燃料タンク取付け構造におい
    て、エンジン支持軸を介してエンジンを背負架台上に回
    動可能に取付けるとともに、エンジン支持軸の回りに形
    成される背負架台とエンジンとの間の空間に燃料タンク
    を配設することを特徴とする背負型エンジンの燃料タン
    ク取付け構造。
  2. 【請求項2】 燃料タンクをエンジン支持軸に円周方
    向位置調節可能に取付けることを特徴とする請求項1の
    背負型エンジンの燃料タンク取付け構造。
  3. 【請求項3】 燃料タンクをエンジンに着脱可能に取
    付けることを特徴とする請求項1の背負型エンジンの燃
    料タンク取付け構造。
  4. 【請求項4】 燃料タンクを背負架台に円周方向位置
    調節可能に取付けることを特徴とする請求項1の背負型
    エンジンの燃料タンク取付け構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US4868643A (en) * 1985-08-02 1989-09-19 Canon Kabushiki Kaisha Color image information transmitting and receiving system with color image signals including start signals for synchronizing storage

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JPH0259397U (ja) * 1988-10-25 1990-04-27

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