JPH06335500A - エアーマッサージ装置 - Google Patents

エアーマッサージ装置

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JPH06335500A
JPH06335500A JP12635093A JP12635093A JPH06335500A JP H06335500 A JPH06335500 A JP H06335500A JP 12635093 A JP12635093 A JP 12635093A JP 12635093 A JP12635093 A JP 12635093A JP H06335500 A JPH06335500 A JP H06335500A
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air
bags
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air bags
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Masaru Kamei
勝 亀井
Takayo Futami
恭代 二見
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Toshiba TEC Corp
Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
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Fuji Medical Instruments Mfg Co Ltd
Tokyo Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 所定範囲の両端でマッサージ回数が少なくな
ることのないエアーマッサージ装置を提供する。 【構成】 首・肩受部と腰受部と足受部とを有するマッ
ト本体10と、前記首・肩受部と腰受部と足受部とに配
置された複数の空気袋と、これら空気袋を膨張・収縮さ
せていく給排気装置20とを備え、所定範囲の空気袋が
順番に膨張・収縮されていき、その所定範囲の一端の空
気袋が膨張・収縮したらその順番と逆の順番に膨張・収
縮していくことにより所定範囲を繰り返しマッサージし
ていくエアーマッサージ装置において、給排気装置20
を制御して前記所定範囲の両端となる空気袋を2回つづ
けて膨張・収縮させた後逆の順番に膨張・収縮させてい
く制御回路100を設けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、首・肩受部と腰受部
と足受部とを有するマット本体に複数の空気袋を設け、
これら空気袋を膨張・収縮させるエアーマッサージ装置
に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からエアーマッサージ装置として、
マット本体を首・肩受部と腰受部と足受部との3つに区
画するとともに、首・肩受部と腰受部と足受部とに複数
の空気袋配置したものが知られている。これら空気袋を
給排気装置によって空気を供給して膨張させたり、その
空気袋の排気を行なって空気袋を収縮させたりすること
によってマッサージを行なっていくものである。
【0003】そして、所定範囲内の空気袋を順番に膨張
・収縮させていき、その所定範囲内の一端側となる空気
袋が膨張・収縮したらその順番と逆の順番に膨張・収縮
させていくことにより所定範囲内を繰り返しマッサージ
していくようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うなエアーマッサージ装置にあっては、その所定範囲内
の一端側となる空気袋が膨張・収縮したらその順番と逆
の順番に膨張・収縮させていき、これら動作を繰り返し
行うことにより所定範囲内を繰り返しマッサージしてい
くものであるから、その端部側となる空気袋の膨張・収
縮の回数が少ないものとなり、その所定範囲内の両端側
でマッサージ回数が少なくなるという問題があった。
【0005】この発明は、上記問題点に鑑みてなされた
もので、その目的は、所定範囲内を均等にマッサージす
ることのできるエアーマッサージ装置を提供することに
ある。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明は、上記目的を
達成するため、首・肩受部と腰受部と足受部とを有する
マット本体と、前記首・肩受部と腰受部と足受部とに配
置された複数の空気袋と、これら空気袋を膨張・収縮さ
せていく給排気装置とを備え、前記マット本体の所定範
囲内の空気袋が順番に膨張・収縮されていき、その所定
範囲の一端の空気袋が膨張・収縮した後その順番と逆の
順番に膨張・収縮していくことにより所定範囲内を繰り
返しマッサージしていくエアーマッサージ装置におい
て、前記給排気装置を制御して前記所定範囲の両端側と
なる空気袋を2回つづけて膨張・収縮させた後逆の順番
に膨張・収縮させていく制御手段を設けたことを特徴と
する。
【0007】
【作用】この発明は、上記構成により、制御手段が給排
気装置を制御して前記所定範囲内の両端側となる空気袋
を2回つづけて膨張・収縮させた後逆の順番に膨張・収
縮させていく。
【0008】
【実施例】以下、この発明に係るエアーマッサージ装置
の実施例を図面に基づいて説明する。
【0009】図1および図2において、10は肩等を受
ける首・肩受部10aと腰等を受ける腰受部10bと足等
を受ける足受部10cとの3つに区画されたマット本体
である。マット本体10は、エステル起毛からなる表生
地11と綿からなる裏生地11とで覆われたウレタンホ
ームからなる上層部14および下層部15を有してい
る。
【0010】そして、上層部14と下層部15の間に
は、短冊状の空気袋18a〜18hが配置されている。空
気袋18a,18bは首・肩受部10aに配置され、空気袋
18c〜18gは腰受部10bに配置され、空気袋18hは
足受部10cに配置されている。足受部10cの下層部1
4と上層部15との間には電床帯18iが設けられてい
る。このマット本体10は裏返して使用できるようにな
っており、寒い時期には保温性のある表生地を上にして
使用し、暑い時期には通気性のよい裏生地を上にして使
用する。
【0011】マット本体10の一側部にはホース接続部
17が設けられており、ホース接続部17はチューブ1
9a〜19hによって空気袋18a〜18hに接続してい
る。また、ホース接続部17の隣接位置にコード接続部
16が設けられており、コード接続部16は電床帯18
iに接続されているリード線と接続している。
【0012】ホース接続部17には複数のチューブから
なるホース3の一端部が着脱自在に接続され、ホース3
の他端部は給排気装置20(図5参照)を内蔵した本体
ケース20Kに着脱自在に接続されるようになってい
る。このホース3を本体ケース20Kおよびマット本体
10のホース接続部17に接続することにより各空気袋
18a〜18hにそれぞれ別個に給排気装置20によって
空気が供給されるようになる。この空気の供給により各
空気袋18a〜18hは膨張していき、この膨張により空
気袋18a〜18hが上層部14を上方へ突出させ、これ
によりマッサージを行なう。
【0013】給排気装置20の本体ケース20Kの正面
には操作パネル21が設けられており、この操作パネル
21には、図4に示すように、電源スイッチ22と、操
作部23と、目覚し設定部24と、動作や設定などを表
示する表示部25とが設けられている。
【0014】操作部23には、マッサージする箇所を全
身,背中,腰のいずれかを選択するローリングスイッチ2
3aと、空気袋18a〜18hの内の一つを選択して体の
一部分をマッサージするためのポイントスイッチ23b
と、空気袋18a〜18hの膨張・収縮の時間を速めたり
遅くしたりする速さスイッチ23cと、動作時間を設定
するタイマースイッチ23dと、Aコース(寝るときに使
用するコース)を設定するAコーススイッチ23eと、エ
アマッサージを行うエアマッサージスイッチ27と、電
位治療を行う電位治療スイッチ28とが設けられてい
る。また、操作部23には図示しないリモコン本体から
発せられる赤外光を受光する受光部26が設けられてい
る。
【0015】目覚し設定部24には、目覚し(Bコー
ス)を設定する目覚し設定スイッチ24aと、起床時刻
を設定する時刻設定スイッチ24bと、現在の時刻を表
示する表示部24gとが設けられている。24bはBコー
スが設定されたとき点灯する発光ダイオードである。
【0016】表示部25には、エアマッサージスイッチ
27が押されると点灯する発光ダイオード25aと、ポ
イントスイッチ23bが押されると発光する発光ダイオ
ード25bと、電位治療スイッチ28が押されると発光
する発光ダイオード25cと、各空気袋18a〜18hに
対応して設けられた発光ダイオードa〜hとが設けられ
ている。発光ダイオードa〜hは膨張している空気袋1
8a〜18hに対応して点灯する他に、ポイントスイッチ
23bを押す毎に発光ダイオードa〜hが順次点灯して
いき、その点灯した発光ダイオードa〜hに対応した空
気袋18a〜18hが選択され、その選択された空気袋1
8a〜18hのみが膨張・収縮が行われる。
【0017】リモコン本体(図示せず)には、操作パネル
21に設けたスイッチと同様な機能を有するスイッチが
設けられており、各スイッチにより上記と全く同様な操
作が行えるようになっている。
【0018】本体ケース20Kは、ロータリバルブ60
を内蔵しており、このロータリバルブ60は、図5に示
すようにステッピングモータ65によって回転する回転
体(図示せず)を有しており、この回転体の回転によって
空気袋18a〜18hのうちの1つをフィルタタンク92
に連通させていくとともに他の空気袋を外気と連通させ
るものである。例えば空気袋18aがフィルタタンク9
2に連通されると、空気袋18aに圧縮空気が供給され
て空気袋18aが膨張していき、他の空気袋18b〜18
hは外気と連通されて排気状態となり、膨張された空気
袋は収縮していくこととなる。
【0019】そして、回転体がさらに回転すると空気袋
18bがフィルタタンク92と連通し、空気袋18a,1
8c〜18hが外気と連通される。つまり、ロータリバル
ブ60は回転体の回転によってフィルタタンク92と連
通する空気袋18a〜18hを順次切り換えていくもので
ある。
【0020】また、ロータリバルブ60は、回転体が空
気袋18a〜18hとフィルタタンク92とを連通させな
い中間位置にあるとき、全ての空気袋18a〜18hは外
気と連通させる構成となっている。このロータリバルブ
60には、どの空気袋18a〜18hがフィルタタンク9
2と連通しているかを検出するセンサ80が設けられて
いる。
【0021】91は圧縮空気を生成するエアコンプレッ
サ、92は前記圧縮空気を浄化して貯えるフィルタタン
クであり、これらエアコンプレッサ91,フィルタタン
ク92等は本体ケース20K内に設けられている。10
0は操作パネル21に設けた各スイッチの操作に基づい
てステッピングモータ65や電床帯25等を制御する制
御回路(制御手段)である。
【0022】制御回路100は、図7に示すように、マ
イクロコンピュータ101とインターフェース102〜
105等から構成され、この制御回路100も本体ケー
ス20K内に設けてある。
【0023】次に、上記のように構成されるエアーマッ
サージ装置の実施例の動作について説明する。
【0024】先ず、給排気装置20の操作パネル21に
設けた電源スイッチ22を入れる。そして、ローリング
スイッチ23aの操作によって例えば背中を選択し、マ
ッサージスイッチ27を押す。すると、制御回路100
はコンプレッサ91を作動させて圧縮空気をフィルタタ
ンク92に蓄えていく。そして、制御回路100はステ
ッピングモータ65を制御していく。
【0025】ステッピングモータ65の制御により、図
7に示すように、空気袋18cから空気袋18aまで膨張
・収縮が順番に行われていく。そして、空気袋18aが
2回続けて膨張・収縮が行われた後、空気袋18aから
空気袋18cまでその順番と逆の順番で膨張・収縮が行
われていく。次いで、空気袋18cが2回続けて膨張・
収縮が行われて最初の順番通りに空気袋18cから空気
袋18aまで膨張・収縮が行われていく。これら動作が
期間T1において数回繰り返される。
【0026】そして、期間T2では上記と同様な動作が
繰り返し行われ、期間T1,T2で背中部のマッサージが
繰り返し行われることとなる。この期間T2での膨張・
収縮の時間は期間T1で行われる膨張・収縮の時間より
長く設定されている。
【0027】このように、背中の範囲内の両端側となる
空気袋18a,18cを2回つづけて膨張・収縮させた後
逆の順番に膨張・収縮させていくので、空気袋18a,1
8cの膨張・収縮の回数は他の空気袋18bと同じ回数に
なり、背中の範囲の両端側となる空気袋18a,18cに
よるマッサージ回数が他の空気袋18bによるマッサー
ジ回数と同じになる。すなわち、背中の範囲内を均等に
マッサージすることができることとなる。
【0028】次ぎに、ローリングスイッチ23aの操作
によって腰を選択してマッサージスイッチ27を押す
と、図8に示すように、空気袋18gから空気袋18dま
で膨張・収縮が順番に行われていく。そして、空気袋1
8dが2回続けて膨張・収縮が行われた後、その順番と
逆の順番である空気袋18dから空気袋18gまでその順
番と逆の順番で膨張・収縮が行われていく。次いで、空
気袋18gが2回続けて膨張・収縮が行われて最初の順
番通りに空気袋18gから空気袋18dまで膨張・収縮が
行われていく。これら動作が期間Taにおいて数回繰り
返される。
【0029】そして、期間Tbでは上記と同様な動作が
繰り返し行われ、期間Ta,Tbで腰部のマッサージが繰
り返し行われることとなる。この期間Tbでの膨張・収
縮の時間は期間Taで行われる膨張・収縮の時間より長
く設定されている。
【0030】このように、腰の範囲内の両端側となる空
気袋18d,18gを2回続けて膨張・収縮させた後逆の
順番に膨張・収縮させていくので、空気袋18d,18g
の膨張・収縮の回数は他の空気袋18e,18fの回数と
同じとなり、腰の範囲内の両端側となる空気袋18d,1
8gでのマッサージ回数が他の空気袋18e,18fによる
マッサージ回数と同じになる。すなわち、腰の範囲内を
均等にマッサージすることができることとなる。
【0031】次ぎに、ローリングスイッチ23aの操作
によって全身を選択してマッサージスイッチ27を押す
と、図9に示すように、空気袋18hから空気袋18aま
でが順次膨張・収縮されていく。そして、空気袋18a
が膨張・収縮された後、再度空気袋18hから空気袋1
8aまでが順次膨張・収縮されていく。これら動作が期
間Tcの間繰り返し行われる。同様に、期間Tdでも上記
と同じ動作が繰り返し行われて全身がくりかえしマッサ
ージされる。期間Tdの膨張・収縮の時間は期間Tcで行
われる膨張・収縮の時間より長く設定されている。
【0032】電位治療を行う場合には、電位治療スイッ
チ28を押す。すると制御回路100は電床体18iに
マイナス数100ボルトの電位を印加させる。これによ
り電位治療が行なわれる。この電位治療の時間は60分
に設定されている。
【0033】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、所定範囲の両端側となる空気袋を2回つづけて膨張
・収縮させた後逆の順番に膨張・収縮させていくので、
空気袋の膨張・収縮の回数はいずれも同じとなり、所定
範囲内を均等にマッサージすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明に係わる空気マット装置の全体を示し
た外観斜視図だある。
【図2】空気袋をマット本体に配置した状態を示した平
面図である。、
【図3】マット本体の構成の構成を示した断面図であ
る。
【図4】操作パネルに設けた各スイッチの配置を示した
正面図である。
【図5】エアーマッサージ装置の構成を概略的に示した
ブロック図である。
【図6】エアーマッサージ装置の制御系の構成を示した
ブロック図である。
【図7】背中部に対応する空気袋の膨張・収縮の動作を
示したタイムチャート図である。
【図8】腰部に対応する空気袋の膨張・収縮の動作を示
したタイムチャート図である。
【図9】全身をマッサージする際の空気袋の膨張・収縮
の動作を示したタイムチャート図である。
【符号の説明】
10 マット本体 10a 首・肩受部 10b 腰受部 10C 足受部 18a〜18h 空気袋 20 給排気装置 100 制御回路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】首・肩受部と腰受部と足受部とを有するマ
    ット本体と、前記首・肩受部と腰受部と足受部とに配置
    された複数の空気袋と、これら空気袋を膨張・収縮させ
    ていく給排気装置とを備え、前記マット本体の所定範囲
    内の空気袋が順番に膨張・収縮されていき、その所定範
    囲の一端の空気袋が膨張・収縮した後その順番と逆の順
    番に膨張・収縮していくことにより所定範囲内を繰り返
    しマッサージしていくエアーマッサージ装置において、 前記給排気装置を制御して前記所定範囲内の両端側とな
    る空気袋を2回つづけて膨張・収縮させた後逆の順番に
    膨張・収縮させていく制御手段を設けたことを特徴とす
    るエアーマッサージ装置。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2011177439A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Panasonic Electric Works Co Ltd マッサージ機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP2011177439A (ja) * 2010-03-03 2011-09-15 Panasonic Electric Works Co Ltd マッサージ機

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