JP2002065780A - マッサージ機 - Google Patents

マッサージ機

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JP2002065780A
JP2002065780A JP2000257186A JP2000257186A JP2002065780A JP 2002065780 A JP2002065780 A JP 2002065780A JP 2000257186 A JP2000257186 A JP 2000257186A JP 2000257186 A JP2000257186 A JP 2000257186A JP 2002065780 A JP2002065780 A JP 2002065780A
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massage
pump
air
ankle
bag
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JP2000257186A
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English (en)
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Toshiaki Minamino
利明 南野
Akihide Sugawa
晃秀 須川
Shinji Tsutsui
慎治 筒井
Satoru Makita
了 牧田
Yuichi Nishibori
裕一 西堀
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Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マッサージをする人の下腿の形態に応じて所
定のマッサージ内容が得られるマッサージ機を提供する
こと。 【解決手段】 下腿をマッサージするための空気袋21
と、空気袋を配設する下腿載せ台2と、空気袋に対し圧
縮空気を給排気するポンプ23bと、ポンプの給排気を
制御するポンプ出力制御回路23と、を有するマッサー
ジ機において、空気袋の圧力を検出する圧力検出手段2
5を設け、下腿の形態に応じて所定の圧力が得られるマ
ッサージ内容となるよう圧力検出手段の検出出力に基づ
いてポンプ出力制御回路の出力内容を決定する構成とし
た。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、マッサージ機、特
に下腿の少なくとも一部をエアによりマッサージするの
に好適なマッサージ機に関する。
【0002】
【従来の技術】マッサージ機には、圧縮空気の給排気に
より膨張収縮する空気袋を用いたエアマッサージ機構を
備える形式のものと、モータとクラッチにより機械的に
変位するもみ玉を用いたもみ球形マッサージ機構を備え
る形式のものがある。これらの内、エアマッサージ機構
を備える形式のものは、空気袋の膨張収縮により、足首
や脹ら脛といった下腿を圧迫、弛緩するマッサージに多
用されている。そして、通常、強度選択スイッチによ
り、圧迫力を強、中、弱の3段階に設定して所望のマッ
サージ内容を得ている。なお、エアマッサージ機構を備
える形式のもので下腿を含む全身のマッサージを行うも
のとしては特開平10−57436、足首のみ行うもの
として実開平6−66665等がある。また、エアマッ
サージ機構ともみ球形マッサージ機構の両方を備えるも
のとしては、例えば、本願出願人が特開平9−1921
86等にて提案している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、前述した下
腿をエアによりマッサージする形式のものにおいて、圧
迫力を強、中、弱の3段階に設定しているものにあって
は、下腿の形態の個人差により、設定した通りの圧迫力
が得られない場合がある。また、足首と脹ら脛の両方を
マッサージするものにあっても、やはり下腿の形態の個
人差により、両方に均一な圧迫力が得られない場合があ
る。すなわち、マッサージ機の製造者側において、ある
標準の下腿の形態を想定して圧迫力等のマッサージ内容
を設定していても、マッサージを行う人の形態がその想
定から外れてしまうような場合には、所定のマッサージ
内容が得られないことがあるのである。
【0004】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、マッサージをする人の下
腿の形態に応じて所定のマッサージ内容が得られるマッ
サージ機を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1記載のマッサージ機は、下腿の少なくとも
一部をマッサージするための空気袋と、空気袋を配設す
る下腿載せ台と、空気袋に対し圧縮空気を給排気するポ
ンプと、ポンプの給排気を制御するポンプ出力制御回路
と、を有するマッサージ機において、空気袋の圧力を検
出する圧力検出手段を設け、下腿の形態に応じて所定の
圧力が得られるマッサージ内容となるよう圧力検出手段
の検出出力に基づいてポンプ出力制御回路の出力内容を
決定する構成としている。
【0006】請求項2記載のマッサージ機は、請求項1
記載の空気袋を、足首用袋本体と脹ら脛用袋本体からな
る構成としている。
【0007】請求項3記載のマッサージ機は、請求項2
記載の足首用袋本体と脹ら脛用袋本体の足首と脹ら脛に
対する前記所定の圧力を、その最大値が略同一である構
成としている。
【0008】請求項4記載のマッサージ機は、請求項3
記載の足首用袋本体と脹ら脛用袋本体の足首と脹ら脛に
対するマッサージ内容は、その圧力の最大値が時間的に
ずれがあるようにしてある構成としている。
【0009】請求項5記載のマッサージ機は、請求項2
乃至請求項4のいずれかに記載のものにおいて、ポンプ
を一定の給気量で給気するものとし、給気を開始してか
ら所定の圧力に達するまでの時間を計測するタイマを前
記ポンプ出力制御回路に付加してなり、タイマの計測時
間に基づいて足首と脹ら脛の形態的パターンを決定する
構成としている。
【0010】請求項6記載のマッサージ機は、請求項5
記載のものにおいて、タイマの計測時間を記憶する記憶
手段を、ポンプ出力制御回路に付加してなり、記憶手段
の記憶内容に基づいてポンプ出力制御回路の出力内容を
決定する構成としている。
【0011】請求項7記載のマッサージ機は、請求項1
乃至請求項6のいずれかに記載の下腿載せ台は、空気袋
を配設したとき空気袋の上方及び前後方向が開口するよ
うなパイプフレーム構造である構成としている。
【0012】かかるマッサージ機は、空気袋の圧力を検
出する圧力検出手段を設け、下腿の形態に応じて所定の
圧力が得られるマッサージ内容となるよう圧力検出手段
の検出出力に基づいてポンプ出力制御回路の出力内容を
決定するので、マッサージをする人の下腿の形態が、マ
ッサージ機の製造者側においてある標準の下腿の形態を
想定して圧迫力等のマッサージ内容を設定しているもの
にあってその想定から外れてしまう場合にも、マッサー
ジをする人の下腿の形態に応じて所定のマッサージ内容
が得られる。
【0013】また、空気袋を、足首用袋本体と脹ら脛用
袋本体からなる構成とすることにより、足首と脹ら脛の
両方にマッサージをする人の下腿の形態に応じて所定の
マッサージ内容が得られる。この場合、足首と脹ら脛の
両方の圧力の最大値が略同一であることが好ましい。さ
らに、その圧力の最大値が時間的にずれがあるようにす
ることが好ましい。また、ポンプを一定の給気量で給気
するものとし、給気を開始してから所定の圧力に達する
までの時間を計測するタイマを付加してなり、タイマの
計測時間に基づいて足首と脹ら脛の形態的パターンを決
定する構成とすることにより、マッサージを行う人の足
首と脹ら脛の形態的パターンを把握することができる。
また、タイマの計測時間を記憶する記憶手段を、ポンプ
出力制御回路に付加してなり、記憶手段の記憶内容に基
づいてポンプ出力制御回路の出力内容を決定する構成と
することにより、所定の圧迫力に達するまでや一連の動
作の周期等マッサージ動作を一定の時間で繰り返し行う
ことができる。さらに、下腿載せ台は、空気袋を配設し
たとき空気袋の上方及び前後方向が開口するようなパイ
プフレーム構造である構成とすることにより、下腿の下
腿載せ台への装着が容易となる。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、リクライニング椅子に適用
した本発明の一実施形態を、図1乃至図5に基づいて説
明する。図1は、一般的なもみ球形マッサージ機構と、
本発明に係る下腿の少なくとも一部をエアによりマッサ
ージする空気袋を組み込んだリクライニング椅子の斜視
図である。すなわち、リクライニング椅子1は、背もた
れ部11、座部12、手すり部13を有し、背もたれ部
11に一般的なもみ球形マッサージ機構を収納配設して
いる。背もたれ部11は、マッサージをする人の上体が
略垂直状態から略水平状態まで任意に得られるよう変位
させられる。そして、背もたれ部11と座部12の少な
くとも人体が接触する側は、感触のよいカバーで覆われ
ている。14は制御回路等を収容する制御部ケースであ
る。
【0015】2は下腿載せ台であり、座部12の先端側
に設けられ、エアによりマッサージする空気袋21を収
容配設している。この下腿載せ台2も、脹ら脛から足首
に至る部分が、略垂直状態から略水平状態まで任意に得
られるよう適宜の構造を採用して変位させられる。そし
て、下腿載せ台2の少なくとも下腿が接触する側は、感
触のよいカバーで覆われている。4は操作器である。
【0016】図2は、下腿載せ台2を座部12から取り
外し、かつカバーを除去した状態の下腿載せ台内部の斜
視図である。すなわち、下腿載せ台2の内部は、下腿の
少なくとも一部をマッサージするための空気袋(エアバ
ッグ)21とパイプフレーム構造22を主要部材として
いる。空気袋21は、リクライニング椅子1の座部12
側とその反対側に2個ずつ平行的に計4個を有する。図
において、手前側は左足用、遠方側は右足用であり、ま
た、座部12側の2個は脹ら脛用袋本体21a、21
b、その反対側の2個は足首用袋本体21c、21dで
ある。各袋本体21a、21b、21c、21dは、足
首及び脹ら脛の周囲の略3/4を包囲し得る形状を有
し、それぞれにはポンプにつながる図外ホースが接続さ
れている。
【0017】パイプフレーム構造22は、適宜直径のパ
イプ材により、空気袋21、すなわち、各袋本体21
a、21b、21c、21dを配設したとき空気袋21
の上方及び前後方向が開口するような構造に形成され
る。具体的には、例えば、パイプ材を細長いロ字状に形
成した後、長手方向の両側を折り曲げて外側の空気袋支
持部とし、その内方にパイプ材をコ字状に形成したもの
2個を溶接して内側の空気袋支持部とする。そして、各
袋本体21a、21b、21c、21dの両側を、各空
気袋支持部に支持させる。
【0018】図3は、マッサージ手段3と操作器4の関
係を示す全体構成図である。マッサージ手段3は、もみ
玉31aによりマッサージするもみ球形マッサージ機構
30と、前述の空気袋21(脹ら脛用袋本体21a、2
1bと足首用袋本体21c、21d)によりマッサージ
するエアマッサージ機構20を備えている。
【0019】もみ球形マッサージ機構30は、一般的な
ものであり、マイクロコンピュータからなる本体側制御
回路33により、モータ駆動回路31dとクラッチ駆動
回路31eが制御され、その制御に基づいてモータ31
bとクラッチ31cが作動し、これにより、もみ玉31
aが、もみ上げ、もみ下げ、たたき、背すじ伸ばし、部
分背すじ伸ばし、たたき背すじ伸ばし、部分たたき背す
じ伸ばし、といった動作を行う。
【0020】エアマッサージ機構20は、マイクロコン
ピュータからなり、ポンプ出力制御回路23を含む本体
側制御回路33により制御される。その制御内容及び独
自の構成については後述するが、ポンプ出力制御回路2
3は、ポンプ駆動回路23dと給排気弁駆動回路23e
を制御し、その制御に基づいてポンプ23bと給排気弁
23cが作動し、これにより、空気袋21が、膨張収縮
して圧迫(押圧あるいは指圧)、弛緩といった動作を行
う。この図においては、空気袋21と給排気弁23c
は、1ブロックで示しているが、前者は脛用袋本体21
a、21bと足首用袋本体21c、21dを有し、後者
はこれらに対応して4個設けてある。34は電源回路、
35は商用電源である。
【0021】操作器4は、もみ玉31aの動作に関す
る、開始、収納、幅選択、強弱選択、上下選択、速度選
択、肩位置選択、さらにはもみ、たたき、背すじ伸ばし
等を選択する動作選択、そして空気袋21の動作に関す
る、脚エアマッサージ選択、脚エア強弱選択といった選
択スイッチ群42、くつろぎ、上半身、首・肩、腰、脚
の各自動コースを選択する自動コース選択スイッチ群4
3、選択情報やもみ玉31aの動作位置等を表示するL
EDによる表示部44及びLCDによる表示部45、前
述した選択された情報(指令情報)をマッサージ手段3
の本体側制御回路33へ送ったり、本体側制御回路33
の情報を受けたり、表示部44,45を作動させるマイ
クロコンピュータからなる操作側制御回路41を有す
る。各自動コースは、上下位置センサ、幅位置センサ、
強弱位置センサ、もみ輪(もみ玉)回転センサの検知出
力と本体側制御回路43の予めプログラムされた内容に
従って自動実行される。46は脚エアマッサージメモリ
スイッチ、47は脚エアマッサージ初期動作スイッチ
で、これらの機能については後述する。
【0022】次に、本発明の要部を、図4に示す要部構
成ブロック図に基づいて詳述する。前述したように、空
気袋21(脹ら脛用袋本体21a、21bと足首用袋本
体21c、21d)に対し圧縮空気を給排気するポンプ
23bには、4個に分岐したホース24a、24b、2
4c、24dが接続され、これらそれぞれに1個、計4
個の給排気弁23cが介装される。そして、ポンプ出力
制御回路23がポンプ駆動回路23dと給排気弁駆動回
路23eを制御し、その制御に基づいてポンプ23bと
4個の給排気弁23cが作動し、これにより空気袋21
(脹ら脛用袋本体21a、21bと足首用袋本体21
c、21d)が、膨張収縮して下腿に対し圧迫(押圧あ
るいは指圧)、弛緩といった動作を行う。このポンプ2
3bは、時間の経過に対し、一定の給気量で給気するも
のを用いる。
【0023】ポンプ出力制御回路23は、マッサージ機
の製造者側において、ある標準の下腿の形態を想定して
設定した圧迫力や施療順序等のマッサージ内容が行える
制御信号を出力するよう本体側制御回路33とともに設
定してある。具体的には、図5のマッサージ内容のタイ
ムチャートに示すように、足首用袋本体21c、21d
の加圧開始、その所定圧力の保圧開始及び脹ら脛用袋本
体21a、21bの加圧開始、足首用袋本体21c、2
1dの排気開始、足首用袋本体21c、21dの所定圧
力到達後直ちに排気開始、休止、という動作を1周期と
するよう、また、ポンプ23bの一定の給気量は足首用
袋本体21c、21dが脹ら脛用袋本体21a、21b
の約2倍程度に設定してある。そして、足首用袋本体2
1c、21dと脹ら脛用袋本体21a、21bの足首と
脹ら脛に対するマッサージ内容は、その圧力の最大値が
時間的にずれがあるようにしてある。これらは、足先か
ら心臓に向かって血液を絞り上げるようにし、静脈流の
流れを助けて血行を良化させることを意図している。こ
の1周期は、例えば、30秒程度とし、足首用袋本体2
1c、21dの保圧時間は5秒以上、休止時間は1秒以
上とするのが望ましい。
【0024】25(具体的には、25a、25b、25
c、25d)は圧力検出手段で、空気袋21と4個の給
排気弁23c間のホース24a、24b、24c、24
dをそれぞれ分岐したその分岐先に配設してある。この
圧力検出手段25は、ひずみ式、光センサ式、リミット
スイッチ式等適宜の圧力センサを採用するが、要は、空
気袋21(脛用袋本体21a、21bと足首用袋本体2
1c、21d)の圧力が検出できるものであればよい。
従って、圧力検出手段25は、各袋本体21a、21
b、21c、21dの内部に設けてもよい。
【0025】26はタイマで、本体側制御回路33に付
加される。タイマ26は、ポンプ23bが給気を開始し
てから脛用袋本体21a、21bと足首用袋本体21
c、21dが所定の圧力に達するまでの時間を計測す
る。27は記憶手段で、ポンプ出力制御回路23に付加
される。記憶手段27は、タイマ26が計測した前述の
時間を記憶し、ポンプ出力制御回路23はこの記憶内容
に基づいてその出力内容を決定する。すなわち、ある標
準の下腿の形態を想定して設定したマッサージ内容にお
ける所定圧力に至る時間と記憶させた時間が異なる場
合、記憶させた時間によりマッサージ動作を行うよう本
体側制御回路33の設定を変えたプログラムを書き込む
のである。前述した操作器4の脚エアマッサージメモリ
スイッチ46は、これをオンすると、この記憶内容を呼
び出す、すなわち、記憶内容に基づいて本体側制御回路
33の設定を変えたプログラムによるポンプ出力制御回
路23の出力内容にする。
【0026】次に、下腿のエアマッサージを最適に行う
場合の手順を説明する。まず、左右の足首と脹ら脛を下
腿載せ台2に載せる。次いで、脚エアマッサージ初期動
作スイッチ47をオンする。これにより、タイマ26が
計測を開始し、同時に4個の給排気弁23cが開状態に
なってポンプ23bが一定の給気量で脹ら脛用袋本体2
1a、21bと足首用袋本体21c、21dに圧縮空気
を供給する。やがて、各圧力検出手段25a、25b、
25c、25dが所定圧力になると、タイマ26が4個
の計測時間を得て計測を終了し、所定圧力になった各袋
本体に対応する各給排気弁23cを閉状態とする。ここ
で、所定圧力は、例えば、26KPaとする。なお、こ
の実施形態では、圧迫力の強、中、弱を26KPa、2
0KPa、14KPaとし、脛用袋本体21a、21b
と足首用袋本体21c、21dの所定圧力の最大値は略
同一としている。従って、所定圧力は、圧迫力の強に対
応するものであるが、圧迫力の中に対応するものでもよ
い。そして、4個の計測時間は、記憶手段27に記憶さ
れ、ポンプ出力制御回路23はこの記憶内容に基づいて
その出力内容を決定する。従って、所定圧力を26KP
a(強)とした場合、その計測時間から圧迫力の中、弱
に相当する時間を自動的に計算するようにしている。
【0027】しかして、4個の計測時間に基づき、所定
圧力になるまでの加圧時間が、マッサージを行う人の下
腿の形態に応じて調整変更されたプログラムが書き込ま
れている。この調整変更されたプログラムによるポンプ
出力制御回路23の出力内容によるマッサージを行う場
合、脚エアマッサージメモリスイッチ46をオンすれば
よい。そして、同じ人がマッサージを行う場合は、次か
らは脚エアマッサージ初期動作スイッチ47をオンせず
とも同じマッサージ内容が得られる。従って、製造者側
において、標準の下腿の形態を想定して標準の動作時間
を設定しているが、この想定から外れる下腿の形態の人
も所定の圧力(圧迫力)によるマッサージを行うことが
できる。
【0028】ところで、所定の圧力(圧迫力)を得るこ
とのみを目的とした場合、各圧力検出手段25a、25
b、25c、25dのみで可能であるが、マッサージ動
作における加圧時間や周期を時間で設定すると、一定の
リズムでマッサージを行うことにより、身体のリラック
ス化、安定感が向上させられる。すなわち、前者の場
合、各圧力検出手段25a、25b、25c、25dが
高精度である程、一定のリズムのマッサージが得られに
くくなる可能性を含むのである。
【0029】なお、上記の実施形態では、もみ球形マッ
サージ機構とともに、リクライニング椅子に適用したも
のを、説明したが、下腿のみ専用にマッサージするマッ
サージ機としてよいことは勿論である。また、実施形態
のものより安価型製品の要望がある場合、空気袋は足首
用袋本体と脹ら脛用袋本体に分けず、兼用あるいは一方
専用にしてもよい。さらに、ポンプの給気を開始してか
ら所定の圧力に達するまでの時間を計測するタイマの計
測時間に基づいて足首と脹ら脛の形態的パターンを決定
できるので、予め複数個の足首と脹ら脛の形態的パター
ンと、それに対応するマッサージ内容を設定しておき、
決定した形態的パターンに応じてマッサージ内容が調整
変更できるようにしてもよい。
【0030】
【発明の効果】本発明のマッサージ機は、空気袋の圧力
を検出する圧力検出手段を設け、下腿の形態に応じて所
定の圧力が得られるマッサージ内容となるよう圧力検出
手段の検出出力に基づいてポンプ出力制御回路の出力内
容を決定するので、マッサージをする人の下腿の形態
が、マッサージ機の製造者側においてある標準の下腿の
形態を想定して圧迫力等のマッサージ内容を設定してい
るものにあってその想定から外れてしまう場合にも、マ
ッサージをする人の下腿の形態に応じて所定のマッサー
ジ内容が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態を適用したリクライニング
椅子の斜視図である。
【図2】同上の一例の下腿載せ台の内部構造を示す斜視
図である。
【図3】同上の全体構成図である。
【図4】同上の要部の構成を示すブロック図である。
【図5】同上のマッサージ内容のタイムチャートであ
る。
【符号の説明】
1 リクライニング椅子 2 下腿載せ台 20 エアマッサージ機構 21 空気袋(エアバッグ) 21a、21b 脹ら脛用袋本体 21c、21d 足首用袋本体 22 パイプフレーム構造 23 ポンプ出力制御回路 23b ポンプ 23c 給排気弁 23d ポンプ駆動回路 23e 給排気弁駆動回路 24(24a、24b、24c、24d) ホース 25(25a、25b、25c、25d) 圧力検出手
段 26 タイマ 27 記憶手段 3 マッサージ手段 30 もみ球形マッサージ機構 33 本体側制御回路 4 操作器 46 脚エアマッサージメモリスイッチ 47 脚エアマッサージ初期動作スイッチ
フロントページの続き (72)発明者 筒井 慎治 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 牧田 了 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 (72)発明者 西堀 裕一 大阪府門真市大字門真1048番地松下電工株 式会社内 Fターム(参考) 3B084 JA10 JC12 4C100 AD02 BA06 BB05 BC12 BC14 CA08 CA09 DA10 EA13

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下腿の少なくとも一部をマッサージする
    ための空気袋と、空気袋を配設する下腿載せ台と、空気
    袋に対し圧縮空気を給排気するポンプと、ポンプの給排
    気を制御するポンプ出力制御回路と、を有するマッサー
    ジ機において、空気袋の圧力を検出する圧力検出手段を
    設け、下腿の形態に応じて所定の圧力が得られるマッサ
    ージ内容となるよう圧力検出手段の検出出力に基づいて
    ポンプ出力制御回路の出力内容を決定することを特徴と
    するマッサージ機。
  2. 【請求項2】 前記空気袋は、足首用袋本体と脹ら脛用
    袋本体からなる請求項1記載のマッサージ機。
  3. 【請求項3】 前記足首用袋本体と脹ら脛用袋本体の足
    首と脹ら脛に対する前記所定の圧力は、その最大値が略
    同一である請求項2記載のマッサージ機。
  4. 【請求項4】 前記足首用袋本体と脹ら脛用袋本体の足
    首と脹ら脛に対するマッサージ内容は、その圧力の最大
    値が時間的にずれがあるようにしてある請求項3記載の
    マッサージ機。
  5. 【請求項5】 前記ポンプは一定の給気量で給気するも
    のであり、給気を開始してから所定の圧力に達するまで
    の時間を計測するタイマを付加してなり、タイマの計測
    時間に基づいて足首と脹ら脛の形態的パターンを決定す
    る請求項2乃至請求項4のいずれかに記載のマッサージ
    機。
  6. 【請求項6】 前記タイマの計測時間を記憶する記憶手
    段を、前記ポンプ出力制御回路に付加してなり、記憶手
    段の記憶内容に基づいてポンプ出力制御回路の出力内容
    を決定する請求項5記載のマッサージ機。
  7. 【請求項7】 前記下腿載せ台は、前記空気袋を配設し
    たとき空気袋の上方及び前後方向が開口するようなパイ
    プフレーム構造である請求項1乃至請求項6のいずれか
    に記載のマッサージ機。
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