JPH06335354A - 天ぷらの製造方法及び装置 - Google Patents
天ぷらの製造方法及び装置Info
- Publication number
- JPH06335354A JPH06335354A JP5148268A JP14826893A JPH06335354A JP H06335354 A JPH06335354 A JP H06335354A JP 5148268 A JP5148268 A JP 5148268A JP 14826893 A JP14826893 A JP 14826893A JP H06335354 A JPH06335354 A JP H06335354A
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- ingredient
- flower
- blowing
- support member
- oil
- Prior art date
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- Granted
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- General Preparation And Processing Of Foods (AREA)
- Frying-Pans Or Fryers (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】本発明は、具材の全体に万遍なく花咲き衣を形
成した形態のよい天ぷらを提供することを目的する。 【構成】フライヤ１内の底面より上方で油面近傍に固定
または移動可能に配置され、予め衣付けした具材を支持
する具材支持部材２０と、この具材支持部材２０上の具
材Ｗに対し油面上方から花咲き用衣液を滴下させる花咲
き衣液供給装置４と、この花咲き衣液供給装置４と並列
して配置され、前記花咲き用衣液が滴下された具材Ｗに
向けて加熱油を噴射させる花咲き衣攪乱装置５とから構
成したことを特徴とする。
成した形態のよい天ぷらを提供することを目的する。 【構成】フライヤ１内の底面より上方で油面近傍に固定
または移動可能に配置され、予め衣付けした具材を支持
する具材支持部材２０と、この具材支持部材２０上の具
材Ｗに対し油面上方から花咲き用衣液を滴下させる花咲
き衣液供給装置４と、この花咲き衣液供給装置４と並列
して配置され、前記花咲き用衣液が滴下された具材Ｗに
向けて加熱油を噴射させる花咲き衣攪乱装置５とから構
成したことを特徴とする。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、天ぷらの製造方法及び
装置に関するものである。
装置に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】天ぷらの外観及び歯ざわりは、花咲き衣
によって左右される。この花咲き衣を自動的に形成する
方法が特開平２−１２８６５７号で提供されている。
によって左右される。この花咲き衣を自動的に形成する
方法が特開平２−１２８６５７号で提供されている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】この従来方法は、フラ
イヤの外でバタリング装置により衣付けした具材をフラ
イヤ内の油面中に配置したコンベア上に供給し、このコ
ンベア上の具材に向けて加熱油を噴霧させ、加熱油の噴
霧圧力で具材周囲の衣を攪拌して花咲き衣を形成させる
ものである。
イヤの外でバタリング装置により衣付けした具材をフラ
イヤ内の油面中に配置したコンベア上に供給し、このコ
ンベア上の具材に向けて加熱油を噴霧させ、加熱油の噴
霧圧力で具材周囲の衣を攪拌して花咲き衣を形成させる
ものである。
【０００４】この場合、コンベアに接している側の具材
の面には花咲き衣が形成されず、偏平状になり形態を悪
くする。また、加熱油の噴霧圧力が弱いと具材の衣が加
熱されて表面硬化し、良好な花咲き衣が成形できず、加
熱油の噴霧圧力を高めると衣が剥離する問題がある。
の面には花咲き衣が形成されず、偏平状になり形態を悪
くする。また、加熱油の噴霧圧力が弱いと具材の衣が加
熱されて表面硬化し、良好な花咲き衣が成形できず、加
熱油の噴霧圧力を高めると衣が剥離する問題がある。
【０００５】本発明の目的は、上記従来の問題を改善し
た天ぷらの製造方法及び装置を提供することである。
た天ぷらの製造方法及び装置を提供することである。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めの本発明の方法は、予め衣付けした具材をフライヤ内
の油面に近い位置に配置された具材支持部材上に供給
し、この具材支持部材上の具材に対し油面上方から花咲
き用衣液を滴下させ、続いて加熱油を噴射させることを
特徴とするものである。
めの本発明の方法は、予め衣付けした具材をフライヤ内
の油面に近い位置に配置された具材支持部材上に供給
し、この具材支持部材上の具材に対し油面上方から花咲
き用衣液を滴下させ、続いて加熱油を噴射させることを
特徴とするものである。
【０００７】上記の目的を達成するための本発明の装置
は、フライヤ内の底面より上方で油面近傍に固定または
移動可能に配置され、予め衣付けした具材を支持する具
材支持部材と、この具材支持部材上の具材に対し油面上
方から花咲き用衣液を滴下させる花咲き衣液供給装置
と、この花咲き衣液供給装置と並列して配置され、前記
花咲き用衣液が滴下された具材に向けて加熱油を噴射さ
せる花咲き衣攪乱装置とから構成したことを特徴とする
ものである。
は、フライヤ内の底面より上方で油面近傍に固定または
移動可能に配置され、予め衣付けした具材を支持する具
材支持部材と、この具材支持部材上の具材に対し油面上
方から花咲き用衣液を滴下させる花咲き衣液供給装置
と、この花咲き衣液供給装置と並列して配置され、前記
花咲き用衣液が滴下された具材に向けて加熱油を噴射さ
せる花咲き衣攪乱装置とから構成したことを特徴とする
ものである。
【０００８】
【作用】上記本発明は、予め衣付けした具材をフライヤ
内の具材支持部材に支持させた状態で上方から花咲き用
衣液を滴下させ、続いて加熱油を噴射して、滴下した花
咲き用衣液を攪乱するため、表面硬化することなく花咲
き衣が形成され、しかも具材支持部材に支持されている
側の面にも花咲き衣を形成し、油の接触が良好で形態の
良い花咲き天ぷらの製造を可能にする。
内の具材支持部材に支持させた状態で上方から花咲き用
衣液を滴下させ、続いて加熱油を噴射して、滴下した花
咲き用衣液を攪乱するため、表面硬化することなく花咲
き衣が形成され、しかも具材支持部材に支持されている
側の面にも花咲き衣を形成し、油の接触が良好で形態の
良い花咲き天ぷらの製造を可能にする。
【０００９】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて説明す
る。図１において、１は加熱油が収容されているフライ
ヤであり、２は前記フライヤ１内に設置された搬送コン
ベアである。この搬送コンベア２にはフライヤ１内の油
面に近い位置に配置するよう格子状具材支持部材２０が
設けられている。この格子状具材支持部材２０は図２乃
至図４で示すように、縦桟と横桟とを組み合わせた構成
で、横桟２０ａの上辺を鋸歯状の凸起２０ｂを形成した
ものが好ましい。
る。図１において、１は加熱油が収容されているフライ
ヤであり、２は前記フライヤ１内に設置された搬送コン
ベアである。この搬送コンベア２にはフライヤ１内の油
面に近い位置に配置するよう格子状具材支持部材２０が
設けられている。この格子状具材支持部材２０は図２乃
至図４で示すように、縦桟と横桟とを組み合わせた構成
で、横桟２０ａの上辺を鋸歯状の凸起２０ｂを形成した
ものが好ましい。
【００１０】３は具材Ｗを前記搬送コンベア２の格子状
具材支持部材２０上に投入する具材供給コンベアであ
り、この具材供給コンベア３で供給される具材Ｗは、図
略のバタリング装置により予め衣付けされている。
具材支持部材２０上に投入する具材供給コンベアであ
り、この具材供給コンベア３で供給される具材Ｗは、図
略のバタリング装置により予め衣付けされている。
【００１１】４は格子状具材支持部材２０上の具材Ｗに
対し油面上方から花咲き用衣液を滴下させる花咲き衣液
供給装置であり、５は前記花咲き衣液供給装４置と並列
して配置され、前記花咲き用衣液が滴下された具材Ｗに
向けて加熱油を噴射させる花咲き衣攪乱装置である。
対し油面上方から花咲き用衣液を滴下させる花咲き衣液
供給装置であり、５は前記花咲き衣液供給装４置と並列
して配置され、前記花咲き用衣液が滴下された具材Ｗに
向けて加熱油を噴射させる花咲き衣攪乱装置である。
【００１２】６は格子状具材支持部材２０上の具材Ｗが
花咲き衣液供給装置４の直下に位置したことを確認し、
花咲き衣液供給装置４から花咲き用衣液を滴下させる第
１センサであり。７は花咲き用衣液が滴下された具材Ｗ
が花咲き衣攪乱装置５の直下に位置したことを確認し、
花咲き衣攪乱装置５から加熱油を噴射させる第２センサ
である。
花咲き衣液供給装置４の直下に位置したことを確認し、
花咲き衣液供給装置４から花咲き用衣液を滴下させる第
１センサであり。７は花咲き用衣液が滴下された具材Ｗ
が花咲き衣攪乱装置５の直下に位置したことを確認し、
花咲き衣攪乱装置５から加熱油を噴射させる第２センサ
である。
【００１３】上記の構成において、予め衣付けした具材
Ｗが具材供給コンベア３によって搬送コンベア２の格子
状具材支持部材２０上に投入される。この格子状具材支
持部材２０上の具材Ｗが花咲き衣液供給装置４の直下に
位置すると第１センサ６によって確認し、花咲き衣液供
給装置４は油面上方から花咲き用衣液を具材Ｗに向かっ
て滴下する。
Ｗが具材供給コンベア３によって搬送コンベア２の格子
状具材支持部材２０上に投入される。この格子状具材支
持部材２０上の具材Ｗが花咲き衣液供給装置４の直下に
位置すると第１センサ６によって確認し、花咲き衣液供
給装置４は油面上方から花咲き用衣液を具材Ｗに向かっ
て滴下する。
【００１４】続いて花咲き用衣液が滴下された具材Ｗが
花咲き衣攪乱装置５の直下に移動し、これを第２センサ
７が確認して、花咲き衣攪乱装置５から加熱油を具材Ｗ
に向けて噴射する。
花咲き衣攪乱装置５の直下に移動し、これを第２センサ
７が確認して、花咲き衣攪乱装置５から加熱油を具材Ｗ
に向けて噴射する。
【００１５】これにより、フライヤ１内で加熱固化され
つつある予め付着した衣に滴下された花咲き衣液は前記
衣に付着されながら花咲き衣攪乱装置５の加熱油の噴射
圧力で凹凸、空洞空間を生成し花咲き衣を形成する。こ
の時、予め付着した衣は、ある程度加熱固化されるた
め、花咲き衣攪乱装置５の加熱油の噴射圧力により具材
Ｗに付着されている衣は剥離されず、花咲き衣液が攪乱
されて奇麗な花咲き衣が形成される。
つつある予め付着した衣に滴下された花咲き衣液は前記
衣に付着されながら花咲き衣攪乱装置５の加熱油の噴射
圧力で凹凸、空洞空間を生成し花咲き衣を形成する。こ
の時、予め付着した衣は、ある程度加熱固化されるた
め、花咲き衣攪乱装置５の加熱油の噴射圧力により具材
Ｗに付着されている衣は剥離されず、花咲き衣液が攪乱
されて奇麗な花咲き衣が形成される。
【００１６】また、具材Ｗは格子状具材支持部材２０に
支持されているため、花咲き衣液は格子状支持部材２０
側の具材Ｗの面に回り込んで付着し、格子状具材支持部
材２０の隙間を流通するフライヤ１内の加熱油の接触に
よって熱の通りを良くし、具材Ｗの全体に万遍なく花咲
き衣を形成した形態のよい天ぷらが製造される。
支持されているため、花咲き衣液は格子状支持部材２０
側の具材Ｗの面に回り込んで付着し、格子状具材支持部
材２０の隙間を流通するフライヤ１内の加熱油の接触に
よって熱の通りを良くし、具材Ｗの全体に万遍なく花咲
き衣を形成した形態のよい天ぷらが製造される。
【００１７】尚、上記格子状具材支持部材２０は図５乃
至図７で示すように、上辺に鋸歯状の凸起３０ｂを形成
した横桟３０ａのみを縦列した具材支持部材３０や、図
８乃至図１０で示すように、上辺に鋸歯状の凸起４０ｂ
を形成したプレート４０ａを一定の間隔で縦列し、その
間隔に具材剥離棒４０ｃを配置した具材支持部材４０に
設計変更したものでもよい。また、搬送コンベア２の移
動を停止した状態で花咲き衣液供給装置４と花咲き衣攪
乱装置５を移動するように設計変更することも可能であ
る。
至図７で示すように、上辺に鋸歯状の凸起３０ｂを形成
した横桟３０ａのみを縦列した具材支持部材３０や、図
８乃至図１０で示すように、上辺に鋸歯状の凸起４０ｂ
を形成したプレート４０ａを一定の間隔で縦列し、その
間隔に具材剥離棒４０ｃを配置した具材支持部材４０に
設計変更したものでもよい。また、搬送コンベア２の移
動を停止した状態で花咲き衣液供給装置４と花咲き衣攪
乱装置５を移動するように設計変更することも可能であ
る。
【００１８】
【発明の効果】以上述べたように本発明によると、予め
衣付けした具材をフライヤ内の油面に近い位置に配置さ
れた具材支持部材上に供給し、この具材支持部材上の具
材に対し油面上方から花咲き用衣液を滴下させ、続いて
加熱油を噴射させるようにしたものであるから、具材の
全体に万遍なく花咲き衣を形成した形態のよい天ぷらを
提供することができる。
衣付けした具材をフライヤ内の油面に近い位置に配置さ
れた具材支持部材上に供給し、この具材支持部材上の具
材に対し油面上方から花咲き用衣液を滴下させ、続いて
加熱油を噴射させるようにしたものであるから、具材の
全体に万遍なく花咲き衣を形成した形態のよい天ぷらを
提供することができる。
【図１】本発明装置の側断面図
【図２】格子状具材支持部材の正面図
【図３】図２の側面図
【図４】図２の平面図
【図５】具材支持部材の他の構造を示す正面図
【図６】図５の平面図
【図７】図５の側面図
【図８】具材支持部材の他の構造を示す正面図
【図９】図７の平面図
【図１０】図７の側面図
１ フライヤ ２ 搬送コンベア ３ 具材供給コンベア ４ 花咲き衣液供給装置 ５ 花咲き衣攪乱装置 ２０ 格子状具材支持部材 Ｗ 具材
Claims (2)
- 【請求項１】 予め衣付けした具材をフライヤ内の油面
に近い位置に配置された具材支持部材上に供給し、この
具材支持部材上の具材に対し油面上方から花咲き用衣液
を滴下させ、続いて加熱油を噴射させることを特徴とす
る天ぷらの製造方法。 - 【請求項２】 フライヤ内の底面より上方で油面近傍に
固定または移動可能に配置され、予め衣付けした具材を
支持する具材支持部材と、この具材支持部材上の具材に
対し油面上方から花咲き用衣液を滴下させる花咲き衣液
供給装置と、この花咲き衣液供給装置と並列して配置さ
れ、前記花咲き用衣液が滴下された具材に向けて加熱油
を噴射させる花咲き衣攪乱装置とから構成したことを特
徴とする天ぷらの製造装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5148268A JPH0753085B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 天ぷらの製造方法及び装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5148268A JPH0753085B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 天ぷらの製造方法及び装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06335354A true JPH06335354A (ja) | 1994-12-06 |
| JPH0753085B2 JPH0753085B2 (ja) | 1995-06-07 |
Family
ID=15448974
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5148268A Expired - Lifetime JPH0753085B2 (ja) | 1993-05-28 | 1993-05-28 | 天ぷらの製造方法及び装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0753085B2 (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005036984A1 (ja) * | 2003-10-22 | 2005-04-28 | Nichirei Foods Co., Ltd. | 天ぷら製造方法および天ぷら製造装置 |
| WO2005041687A1 (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-12 | Nichirei Foods Co., Ltd. | 天ぷら製造方法および天ぷら製造装置 |
-
1993
- 1993-05-28 JP JP5148268A patent/JPH0753085B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2005036984A1 (ja) * | 2003-10-22 | 2005-04-28 | Nichirei Foods Co., Ltd. | 天ぷら製造方法および天ぷら製造装置 |
| JPWO2005036984A1 (ja) * | 2003-10-22 | 2007-11-22 | 株式会社ニチレイフーズ | 天ぷら製造方法および天ぷら製造装置 |
| JP4545689B2 (ja) * | 2003-10-22 | 2010-09-15 | 株式会社ニチレイフーズ | 天ぷら製造方法および天ぷら製造装置 |
| WO2005041687A1 (ja) * | 2003-10-31 | 2005-05-12 | Nichirei Foods Co., Ltd. | 天ぷら製造方法および天ぷら製造装置 |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0753085B2 (ja) | 1995-06-07 |
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