JPH06335341A - 魚釣用電動リール - Google Patents

魚釣用電動リール

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JPH06335341A
JPH06335341A JP344594A JP344594A JPH06335341A JP H06335341 A JPH06335341 A JP H06335341A JP 344594 A JP344594 A JP 344594A JP 344594 A JP344594 A JP 344594A JP H06335341 A JPH06335341 A JP H06335341A
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shaft
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Kyoichi Kaneko
京市 金子
Kazuya Nanbu
一弥 南部
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、魚釣用電動リールに関し、リール
本体の小型軽量化を図った魚釣用電動リールを提供する
ことを目的とする。 【構成】 リール本体に支持されたスプールと、スプー
ルに内蔵したスプールモータと、リール本体に装着した
手動ハンドル又はスプールモータによる巻取り動力をス
プールに伝達するギヤ減速機構と、リール本体に装着し
た手動操作体の操作で、スプールモータのモータ軸と同
軸上に連結したピニオン軸に取り付くピニオンギヤをギ
ヤ減速機構と係脱させてギヤ減速機構によるスプールへ
の巻取り動力を伝達,遮断させるクラッチ機構とを備え
た魚釣用電動リールに於て、ピニオン軸とクラッチ機構
との間に動力伝達機構を装着し、スプールモータの巻取
り動力でスプールフリー状態にあるクラッチ機構を巻取
り状態に切換え可能とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、スプールを巻取り状態
とスプールフリー状態とに切り換えるクラッチ機構を備
えた魚釣用電動リールの改良に関する。
【0002】
【従来の技術】本出願人は、先に、従来のクラッチレバ
ーによるクラッチの切換え操作に代えて、操作パネルに
設けたスイッチの操作でクラッチの切換えを可能とした
魚釣用電動リールを特願平3−69894号で提案し
た。
【0003】この魚釣用電動リールは、図11及び図1
2に示すようにスプール1に内蔵したスプール駆動モー
タとは別個にクラッチ駆動モータ3をリール本体5に装
着し、当該クラッチ駆動モータ3をギヤからなる動力伝
達機構7を介してクラッチ機構9のクラッチ作動プレー
ト11に連結すると共に、クラッチ駆動モータ3の切換
えスイッチ13を操作パネル15上に配置し、当該切換
えスイッチ13の操作によるクラッチ駆動モータ3の駆
動でクラッチ作動プレート11を矢印方向へスライドさ
せることにより、クラッチプレート17を移動させてス
プール駆動モータからスプール1への巻取り動力を伝達
又は遮断するようにしたものである。
【0004】然し、上述の如くスプール駆動モータとは
別個に、クラッチ駆動モータやソレノイド等をリール本
体に装着してこれをクラッチ機構に連結させると、構造
が複雑となってリール本体が大型化し、又、重量も重く
なって操作性が悪化してしまう虞もあった。
【0005】加えて、従来、この種の魚釣用電動リール
は、海水や水が掛かる使用環境の厳しい場所で使用され
るため、クラッチ駆動モータに対する防水処理を施さな
ければならず、製造コストがかかってしまう欠点もあっ
た。
【0006】一方、特開昭63−248328号公報に
は、図13に示すようにリール本体に装着したスプール
駆動モータを用いて、スプールフリー状態にあるクラッ
チ機構を巻取り状態に復帰させるようにした魚釣用リー
ルが開示されている。
【0007】即ち、図13中、19はリール本体に装着
したスプール駆動モータ、21はリール本体に回転可能
に装着したドライブ軸で、当該ドライブ軸21はスプー
ル駆動モータ19とギヤ減速機構23を介して連結され
ている。
【0008】又、25は手動ハンドル27のハンドル軸
で、当該ハンドル軸25には、電動ギヤ29とマスター
ギヤ31が回転可能に取り付けられており、上記ドライ
ブ軸21に取り付けた中間ギヤ33が電動ギヤ29に噛
合している。そして、電動ギヤ29とマスターギヤ31
との間には複数枚のライニングからなるドラグ装置35
が装着されており、当該ドラグ装置35の圧接力をドラ
グノブ37で調整することによって、スプール39の回
転トルクを制御できるようになっている。
【0009】更に又、図中、41はピニオン43を介し
てマスターギヤ31と噛合するクラッチ軸で、その一端
はスプール39のスプール軸45と着脱自在に交合し、
クラッチレバー47の操作でクラッチ軸41を軸方向に
弾性的に移動させると、クラッチ軸41がスプール軸4
5から離間してスプール39がフリー状態となるように
なっている。そして、スプール駆動モータ19を駆動さ
せると、電動ギヤ29が回転して当該電動ギヤ29に突
設したリターンピン49が、図14に示すようにクラッ
チレバー47と連結するクラッチ作動プレート51を上
方に押し上げるので、クランク53及びクラッチプレー
ト55により上記クラッチ軸41がスプール軸45と交
合状態に復帰して、スプールフリー状態にあるクラッチ
機構を巻取り状態に復帰させるようになっている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】然し乍ら、上記魚釣用
リールにあっては、ハンドル軸25やスプール軸45,
スプール駆動モータ19のモータ軸19a等と異なる位
置にドライブ軸21をリール本体に別途装着しているた
め、リール本体の小型軽量化が難しいといった欠点があ
った。
【0011】本発明は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、リール本体に装着したスプール駆動モータをクラッ
チ復帰用の駆動源とするに当たり、リール本体の小型軽
量化を図った魚釣用電動リールを提供することを目的と
する。
【0012】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る魚釣用電動リールは、リール本体に
回転可能に支持されたスプールと、当該スプールに内蔵
したスプール駆動モータと、リール本体に装着した手動
ハンドル又は当該スプール駆動モータによる巻取り動力
をスプールに伝達するギヤ減速機構と、リール本体に装
着した手動操作体の操作で、スプール駆動モータのモー
タ軸と同軸上に連結したピニオン軸に取り付くピニオン
ギヤをギヤ減速機構と係脱させて当該ギヤ減速機構によ
るスプールへの巻取り動力を伝達,遮断させるクラッチ
機構とを備えた魚釣用電動リールに於て、上記ピニオン
軸と当該クラッチ機構との間に動力伝達機構を装着し、
スプール駆動モータの巻取り動力で、スプールフリー状
態にあるクラッチ機構を巻取り状態に切換え可能とした
ことを特徴とする。
【0013】そして、請求項2に係る魚釣用電動リール
は、リール本体にスプール軸を介して回転可能に支持さ
れたスプールと、リール本体に装着され、動力伝達機構
を介して上記スプール軸と連結されたスプール駆動モー
タと、リール本体に装着した手動ハンドル又は当該スプ
ール駆動モータによる巻取り動力をスプールに伝達する
ギヤ減速機構と、リール本体に装着した手動操作体の操
作で、上記スプール軸と同軸上に連結したピニオン軸に
取り付くピニオンギヤをギヤ減速機構と係脱させて、当
該ギヤ減速機構によるスプールへの巻取り動力を伝達,
遮断させるクラッチ機構を備えた魚釣用電動リールに於
て、上記ピニオン軸と当該クラッチ機構との間に動力伝
達機構を装着し、スプール駆動モータの巻取り動力で、
スプールフリー状態にあるクラッチ機構を巻取り状態に
切換え可能としたものである。
【0014】
【作用】各請求項に係る発明によれば、クラッチOFF
の状態でスプール駆動モータを駆動させると、その巻取
り動力が動力伝達機構を介してクラッチ機構に伝達さ
れ、スプールフリー状態にあるクラッチ機構が巻取り状
態へ切換えられることとなる。
【0015】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1は請求項1に係る魚釣用電動リールの一
実施例を示し、図中、61はリール本体、63,65は
リール本体61の左右に装着された側板、67は釣糸を
巻回するスプールで、スプール67は、その一端が図示
しないブラケットを介してリール本体61に回転可能に
支持され、又、他端は、これに固定したブラケット69
とリール本体61に取り付けたセットプレート71の軸
受73によって回転可能に支持されている。
【0016】そして、スプール67内には、当該スプー
ル67と軸線を一致させてスプール駆動モータ75が配
置されており、当該スプール駆動モータ75のモータ軸
75aとスプール67間は周知のギヤ減速機構77で連
結されて、スプール駆動モータ75の駆動力がスプール
77に伝達されるようになっている。尚、ギヤ減速機構
77を構成するギヤキャリィ79のボス部79aは、ブ
ラケット69のボス部69a内に相対回転可能に嵌合さ
れている。
【0017】81はスプール巻上げ用の手動ハンドル
で、当該手動ハンドル81は、フレーム枠体71に回転
可能に取り付けたハンドル軸83の側板65外突出端に
連結されている。そして、ハンドル軸83には、図2に
示すようにスプール逆転止め用のラチェット85が側板
65内で固着され、更にドライブギヤ87が回転可能に
取り付けられている。そして、当該ドライブギヤ87と
ハンドル軸83は、ハンドル軸83に装着したドラグ装
置89によって摩擦結合されており、当該ドラグ装置8
9で手動ハンドル81の巻取り動力がドライブギヤ87
に伝達できるようになっている。
【0018】又、図2に示すようにラチェット85の爪
85aにはばね91で付勢された係止爪93が係止して
おり、斯様にラチェット85の爪85aに係止爪93が
係止することによってスプール67の逆転止めが図られ
ている。尚、係止爪93は側板65にピン軸95で軸着
されている。
【0019】一方、図1に於て、97はクラッチ作動ブ
ロック98を介して側板65に回動自在に取り付けられ
たクラッチレバー(手動操作体)で、クラッチ作動ブロ
ック98の側面には偏心ピン99が形成されている。
【0020】そして、図2は上記クラッチレバー97で
操作される本実施例のクラッチ機構の詳細を示し、図
中、101は後述するクラッチプレート103を作動さ
せるクラッチ作動プレートで、当該クラッチ作動プレー
ト101には一端部側に長孔105が、そして、他端部
にはカム107が設けられており、長孔105内に上記
クラッチ作動ブロック98の偏心ピン99が嵌入されて
いる。
【0021】又、図1中、109は上記ドライブギヤ8
7に噛合するピニオンギヤで、当該ピニオンギヤ109
はモータ軸75aの軸線上に於て、上記ギヤキャリィ7
9のボス部79aの中心と側板65間に横架状態に支持
したピニオン軸111に回転可能且つその軸方向へ移動
可能に支持されており、ピニオンギヤ109とこれに対
向するギヤキャリィ79のボス部79a間には、両者を
係脱するクラッチプレート103が配置されている。
【0022】クラッチプレート103は、ピニオンギヤ
109とギヤキャリィ79のボス部79aとのクラッチ
係合を係脱させて、ギヤ減速機構77を介してスプール
67へ伝達されるスプール駆動モータ75や手動ハンド
ル81の巻取り動力を伝達,遮断させるもので、図2に
示すようにコイルスプリング113によってクラッチ作
動プレート101方向へ付勢されている。そして、クラ
ッチレバー97を図3の二点鎖線で示す方向へ操作する
と、図2に示すようにクラッチ作動ブロック98の偏心
ピン99によってクラッチ作動プレート101が矢印A
方向へ移動し、カム107がクラッチプレート97をコ
イルスプリング113のばね力に抗して軸方向に移動さ
せるので、これに連動してピニオンギヤ109が軸方向
に移動してギヤキャリィ79のボス部79aとのクラッ
チ係合が解除され、スプール67がクラッチOFF(ス
プールフリー状態)となる。
【0023】一方、クラッチレバー97を図3の実線で
示す方向へ操作すると、クラッチ作動プレート101が
矢印B方向へ移動するので、クラッチプレート97がコ
イルスプリング113の復元力で軸方向に移動し、その
結果、これに連動してピニオンギヤ109が軸方向に移
動してギヤキャリィ79のボス部79aにクラッチ係合
し、スプール67がクラッチON(巻取り状態)となる
ようになっている。尚、図4はモータ軸75aとピニオ
ン軸111の接続部分の断面図である。
【0024】そして、本実施例は、図1及び図3に示す
ように上記ピニオン軸111とクラッチレバー97との
間に、スプール駆動モータ75の巻取り動力で、スプー
ルフリー状態にあるクラッチ機構を巻取り状態に切換え
る動力伝達機構114を装着したもので、動力伝達機構
114は以下に述べるように、2枚のギヤ115,11
7と、ギヤ117に固着した偏心ピン119、そして、
クラッチ作動ブロック98に設けたレバー作動ピン12
1とで構成されている。
【0025】即ち、図1に示すように上記ピニオン軸1
11には、側板65に装着した軸受123とピニオンギ
ヤ109との間に1枚のギヤ115が固着されると共
に、当該ギヤ115に噛合する1枚のギヤ117が側板
65に回転可能に取り付けられており、当該ギヤ117
にはクラッチ作動プレート101方向へ偏心ピン119
が固着されている。
【0026】そして、図1及び図3に示すように、上記
クラッチ作動ブロック98の下部にはギヤ117側にレ
バー作動ピン121が一体に延設されており、図5の如
くクラッチレバー97がクラッチOFFの位置にあると
き、図示しない操作パネル上のスイッチを押すと、スプ
ール駆動モータ75が駆動してその巻取り動力がモータ
軸75a,ピニオン軸111,ギヤ115を介してギヤ
117を矢印C方向へ回転させ、そして、偏心ピン11
9がレバー作動ピン121を押圧してクラッチレバー9
7を図3の実線で示すクラッチONの位置に復帰させる
ようになっている。
【0027】而して、斯様にクラッチレバー97がクラ
ッチONの位置に復帰することにより、クラッチ作動プ
レート101及びクラッチプレート103を介してクラ
ッチがONとなって、スプール67が自動的に巻取り状
態となるようになっている。
【0028】尚、図3に示すように、側板65とクラッ
チ作動ブロック98との間にはねじりコイルばね125
が取り付けられており、上述の如くクラッチレバー97
がクラッチONの位置に復帰したとき、クラッチレバー
97は当該ねじりコイルばね125の付勢力でクラッチ
ONの位置で停止し、そして、スプール67の巻取り時
にレバー作動ピン121が偏心ピン119に衝突してス
プール67の回転に支障を来さないようになっている。
【0029】そして、斯かる状態で上記スイッチを再度
操作すると、スプール駆動モータ75の巻取り動力で釣
糸がスプール67に巻き取られるようになっている。そ
の他、図1中、127aはスプール67の側面に埋設さ
れたマグネット、127bはマグネット127aに対向
して配置されたリードスイッチで、マグネット127a
とリードスイッチ127bは、スプール67の回転を電
気信号に変換してスプール67の回転速度に比例したパ
ルスを発生するエンコーダ127を構成するもので、こ
のパルス信号が糸長計測装置の制御装置(図示せず)に
入力,演算されて、図6に示す魚釣用電動リールと同
様、その演算結果が釣糸の繰出し量や巻取り量として操
作パネル上のデジタル表示部に表示されるようになって
いる。
【0030】尚、スプール駆動モータ75は、クラッチ
レバー97がクラッチONの位置に復帰したとき、図示
しないセンサからの信号で停止するようになっている。
本実施例に係る魚釣用電動リールはこのように構成され
ているから、魚釣を行うには、図示しないコネクタを介
してリール本体61に電源コードを接続した後、クラッ
チレバー97を図5の如きクラッチOFFの位置へ手動
操作すれば、クラッチ作動プレート101が図2に示す
ように矢印A方向へ移動してするので、ピニオンギヤ1
09とギヤキャリィ79のボス部79aとのクラッチ係
合が解除されてスプール67がクラッチOFFとなる。
【0031】而して、クラッチのOFFによってスプー
ル67はスプールフリー状態となるから、釣糸は仕掛け
等の重量でスプール67から繰り出され、スプール67
の回転はエンコーダ127により釣糸の繰出し長さに応
じたパルスに変換されて制御装置に入力,演算され、そ
の演算結果に基づく繰出糸長がデジタル表示部に表示さ
れる。
【0032】従って、釣人はその表示を見ながら所定の
水深で操作パネル上のスイッチを操作すればよい。斯様
にスイッチを操作すると、制御装置からの指令でスプー
ル駆動モータ75が回転するので、図3に示すようにそ
の巻取り動力がモータ軸75a,ピニオン軸111,ギ
ヤ115を介してギヤ117を矢印C方向へ回転させ、
そして、当該ギヤ117に取り付く偏心ピン119がレ
バー作動ピン121を押圧して、クラッチレバー97を
図3の実線で示すクラッチONの位置に復帰させること
となる。
【0033】而して、斯様にクラッチレバー97がクラ
ッチONの位置に復帰することによって、クラッチ作動
プレート101及びクラッチプレート103を介してク
ラッチがONとなり、スプール67が巻取り状態とな
る。
【0034】この状態で魚の当たりを待つ。そして、魚
の当たりがあった場合には、再度スイッチを操作すれ
ば、釣糸はスプール駆動モータ75の回転でスプール6
7に巻き取られ、そして、巻取りを停止する場合には電
動スイッチの操作を停止すればよい。
【0035】又、更に魚釣を続けるならば、再びクラッ
チレバー97を図5の如く手動操作してクラッチをOF
Fに切り換え、釣糸を繰り出して以下同様な手順を繰り
返していけばよい。
【0036】このように、本実施例は、スプール67に
スプール駆動モータ75を内蔵して、当該スプール駆動
モータ75をクラッチOFF状態からクラッチON状態
へ切換える駆動源としたので、本実施例によれば、図1
1の如きクラッチ駆動モータ3が不要となってリール本
体61の小型軽量化が可能となり、その結果、操作性が
向上し、又、クラッチ駆動モータに対する防水処理が不
要となって製造コストを抑えることが可能となる。
【0037】又、本実施例は、スプール駆動モータ75
のモータ軸75aと同軸上に配置したピニオン軸111
を利用し、当該ピニオン軸111とクラッチレバー97
との間に動力伝達機構114を装着してリール本体61
の小型化を図ったので、図13に示すドライブ軸21を
用いた従来の魚釣用リールに比しても小型軽量化が可能
となる。
【0038】尚、釣糸の繰出しや巻取り糸長を計測する
糸長計測装置については、上記エンコーダ127に代え
て、釣糸の繰出しに伴い回転する回転体(スプール連動
ギヤや釣糸巻取面圧接ローラ等)の回転を検出する従来
の糸長計測装置を利用できることは勿論であるし、又、
棚取りやシャクリ条件,スプールのタイマ巻上げ等の自
動動作条件をマイクロコンピュータに入力し、自動的に
スプール駆動モータを駆動してクラッチ機構を巻取り状
態に切り換えるようにすることも可能である。
【0039】図6は請求項2に係る魚釣用電動リールの
一実施例を示し、図中、129はリール本体131のフ
レーム枠体、133,135は当該フレーム枠体131
に装着された側板で、フレーム枠体131にスプール軸
137を介してスプール139が回転可能に支持されて
いる。
【0040】後述するように、スプール139はスプー
ル駆動モータ141や手動ハンドル143の巻取り動力
で回転するようになっており、スプール駆動モータ14
1は、スプール139前方のフレーム枠体131に成形
された図示しない収納部に収納されている。そして、側
板133内には、当該スプール駆動モータ141と上記
スプール軸137とを連結する3枚のギヤ145,14
7,149からなる動力伝達機構151が装着されてお
り、スプール駆動モータ141の巻取り動力が、当該動
力伝達機構151を介してスプール軸137に伝達され
るようになっている。そして、スプール軸137は、ス
プール139の中央を貫通して側板135内に突出し、
その突出端に図7の如き遊星歯車からなるギヤ減速機構
153が装着されている。
【0041】このギヤ減速機構153は、スプール駆動
モータ141や手動ハンドル143の巻取り動力をスプ
ール139に伝達させる減速機構として機能するもの
で、図7中、155はスプール軸137の突出端に取り
付けられた太陽歯車、157は当該太陽歯車155に噛
合する複数の遊星歯車、159はスプール139の端部
に刻設された内歯歯車で、内歯歯車159に遊星歯車1
57が噛合している。そして、遊星歯車157は取付ピ
ン161によって遊星歯車支持体163に取り付けられ
ており、当該遊星歯車支持体163は、スプール139
の端部に取り付けたブラケット165に嵌合し、軸受1
67を介してスプール軸137に回転可能に支持されて
いる。
【0042】そして、遊星歯車支持体163には、スプ
ール軸137と同軸上に接続したピニオン軸169に回
転可能且つその軸方向へ移動可能に取り付くピニオンギ
ヤ171がクラッチ係合しており、当該ピニオンギヤ1
71と遊星歯車支持体163との間には、側板135に
装着したクラッチレバー(手動操作体)173の操作で
両者を係脱するクラッチ機構のクラッチプレート175
が配置されている。
【0043】尚、図7に示すように上記ブラケット16
5は、軸受176を介してフレーム枠体129に回転可
能に支持されており、斯様にブラケット165がフレー
ム枠体129に支持されることによって、スプール13
9がスプール軸137を介してフレーム枠体129に回
転可能に支持されることとなる。又、ピニオン軸171
は、上記軸受167と側板135に取り付けた軸受17
7とによって支持されている。
【0044】而して、本実施例に於けるクラッチ機構
も、図1に示す魚釣用電動リールのクラッチ機構と略同
様な構成となっている。即ち、図7及び図8に示すよう
にクラッチレバー173は側板135に回動自在に取り
付けられており、その軸端部にはフレーム枠体129側
へ偏心ピン179が突設された1枚のギヤ181がピン
183によって回止め結合されている。尚、当該ギヤ1
81は後述する動力伝達機構185の構成要素でもあ
る。
【0045】又、図8中、187は上述したクラッチプ
レート175を作動させるクラッチ作動プレートで、当
該クラッチ作動プレート187も一端部側に長孔189
が、又、他端部にはカム191が設けられており、長孔
189内に上記偏心ピン179が嵌入されている。そし
て、図8の位置にあるクラッチレバー173を矢印D方
向へ操作して図9の位置に切り換えると、偏心ピン17
9が嵌入するクラッチ作動プレート187が矢印E方向
へ移動し、図10の如くカム191がクラッチプレート
173をコイルスプリング193のばね力に抗してピニ
オン軸169の軸方向に移動させるので、これに連動し
てピニオンギヤ171が同方向へ移動して遊星歯車支持
体163とのクラッチ係合が解除され、ギヤ減速機構1
53を介してスプール139へ伝達されるスプール駆動
モータ141や手動ハンドル143の巻取り動力が遮断
されるようになっている。
【0046】そして、図9に示すクラッチOFFの位置
からクラッチレバー173を矢印F方向へ操作すると、
クラッチ作動プレート187が矢印G方向へ移動するの
で、クラッチプレート175がコイルスプリング193
の復元力で移動し、その結果、図7の如くピニオンギヤ
171が同方向へ移動して遊星歯車支持体163にクラ
ッチ係合し、クラッチON(巻取り状態)となるように
なっている。
【0047】而して、本実施例も、上記構成に加え、ピ
ニオン軸169とクラッチレバー173との間に、スプ
ール駆動モータ141の巻取り動力でスプールフリー状
態にあるクラッチ機構を巻取り状態に切換える動力伝達
機構185を装着したことを特徴とする即ち、図7に示
すように上記ピニオン軸169には、ピニオンギヤ17
1と軸受177との間に2枚のギヤ195,197が対
向配置されており、軸受177側に位置するギヤ197
はピニオン軸169に回止め嵌合している。そして、他
方のギヤ195はピニオン軸169に回転可能且つその
軸方向へ移動自在で、両ギヤ195,197間に装着し
たスプリング199のばね力によって、ギヤ195はピ
ニオンギヤ171側へ常時付勢されている。
【0048】そして、上述したようにクラッチレバー1
73を操作してクラッチをOFFにすると、図10に示
すようにピニオンギヤ171が移動して遊星歯車支持体
163とのクラッチ係合が解除されるが、この時、当該
ピニオンギヤ171はスプリング199のばね力に抗し
てギヤ195をギヤ197側へ移動させるようになって
いる。そして、両ギヤ195,197の対向面には、夫
々、噛合可能な歯195a,197aが設けられてお
り、スプリング199のばね力に抗して移動したギヤ1
95が、ギヤ197と噛合するようになっている。
【0049】一方、クラッチレバー173の操作でクラ
ッチを図7の如くONに切り換えると、上述したように
ピニオンギヤ171はコイルスプリング193の復元力
で移動して遊星歯車支持体163にクラッチ係合する
が、これと共に、ギヤ195もスプリング199の復元
力で移動して両ギヤ195,197の噛合が解除される
ようになっている。
【0050】そして、側板135には、上記ギヤ195
に噛合する1枚のギヤ201が回転可能に取り付けられ
ており、当該ギヤ201は更に上記ギヤ181と噛合し
た構造となっている。そして、図10の如くクラッチレ
バー173がクラッチOFFの位置にあってギヤ19
5,197同士が互いに噛合しているとき、図6に示す
操作パネル203上のクラッチONスイッチ205を押
すと、スプール駆動モータ141が駆動してその巻取り
動力が順次動力伝達機構151,スプール軸137,ピ
ニオン軸169,各ギヤ197,195,201を介し
てギヤ181に伝わる。そして、図9に示すように当該
ギヤ181が矢印H方向へ回転して、クラッチレバー1
73をONの位置に復帰させるようになっている。従っ
て、クラッチレバー173の復帰により、ギヤ181に
突設した偏心ピン179がクラッチ作動プレート187
を矢印G方向へ移動させ、クラッチをONに切り換える
こととなる。
【0051】尚、図8に示すように、側板135とギヤ
181との間にはねじりコイルばね207が取り付けら
れており、当該ねじりコイルばね207の付勢力でクラ
ッチレバー173は夫々クラッチON,OFFの位置で
停止するようになっている。
【0052】又、図8中、209はクラッチ作動プレー
ト187に装着されたマグネットで、当該マグネット2
09でON,OFFされるリードスイッチ211がクラ
ッチ作動プレート187のガイド部材213に取り付け
られており、スプール駆動モータ141によるクラッチ
作動プレート187の移動でクラッチがONになると、
上記リードスイッチ211がONとなってその信号を入
力した制御装置(図示せず)からの指令でスプール駆動
モータ141が停止するようになっている。
【0053】そして、斯かる状態で操作パネル203上
の駆動スイッチ215を操作すると、スプール駆動モー
タ141が再度駆動してスプール139が回転し、釣糸
が巻き取られるようになっている。
【0054】更に又、図6中、217は手動ハンドル1
43のハンドル軸で、当該ハンドル軸217にはラチェ
ット219が固着され、更に上記ピニオンギヤ171と
噛合するドライブギヤ221が回転可能に取り付けられ
ている。そして、ドライブギヤ221とハンドル軸21
7間は、ハンドル軸217に装着した周知のドラグ装置
223により摩擦結合されて、手動ハンドル143の回
転がドライブギヤ221に伝達できるようになってい
る。そして、魚の当たりがあった場合に手動ハンドル1
43を操作すると、スプール駆動モータ141のモータ
軸に装着した一方向クラッチ(図示せず)の作用によっ
てスプール軸137の回転が規制されるため、ハンドル
軸217の回転力がギヤ減速機構153によりスプール
139に伝達されて、釣糸がスプール139に巻き取ら
れるようになっている。
【0055】そして、図1に示す魚釣用電動リールと同
様、ラチェット219の爪には側板135に取り付けた
係止爪(図示せず)が係止しており、斯様にラチェット
219の爪に係止爪が係止することによってスプール1
39の逆転止め、即ち、スプール駆動モータ141によ
るスプール139の巻取り時に、ハンドル軸217が連
動して回転しないようになっている。
【0056】その他、図6中、225はスプール139
の一側面に埋設されたマグネット、227は当該マグネ
ット225に対向してフレーム枠体129に埋設された
リードスイッチで、マグネット225とリードスイッチ
227は、スプール139の回転を電気信号に変換して
スプール139の回転速度に比例したパルスを発生する
エンコーダ229を構成するもので、このパルス信号
が、リール本体131の上面に設けた制御ユニット23
1内の糸長計測装置の制御装置に入力,演算されて、そ
の演算結果が釣糸の繰出し量として操作パネル203上
のデジタル表示部233に表示されるようになってい
る。
【0057】本実施例に係る魚釣用電動リールはこのよ
うに構成されているから、当該魚釣用電動リールで魚釣
を行うには、先ず、クラッチレバー173を図9に示す
クラッチOFFの位置へ操作することで、図10の如く
クラッチプレート175により遊星歯車支持体163と
ピニオンギヤ171とのクラッチ係合が解除されてクラ
ッチがOFFとなる。
【0058】すると、クラッチのOFFによってスプー
ル139はスプールフリー状態となるから、釣糸は仕掛
け等の重量でスプール139から繰り出され、スプール
139の回転はエンコーダ227により釣糸の繰出し長
さに応じたパルスに変換されて糸長計測装置の制御機構
に入力,演算され、その演算結果に基づく繰出糸長がデ
ジタル表示部233に表示される。
【0059】従って、釣人はその表示を見ながら所定の
水深でクラッチレバー173をクラッチONの位置に戻
せば、遊星歯車支持体163とピニオンギヤ171とが
クラッチ係合してクラッチがONとなり、スプール13
9が巻取り状態となるし、又、操作パネル203上のク
ラッチONスイッチ205を押せば、上述したようにス
プール駆動モータ141が駆動してその巻取り動力が順
次動力伝達機構151,スプール軸137,ピニオン軸
169,各ギヤ197,195,201を介してギヤ1
81に伝わり、当該ギヤ181が図9の如く矢印H方向
へ回転してクラッチレバー173をONの位置に復帰さ
せるので、ギヤ181に突設した偏心ピン179がクラ
ッチ作動プレート187を矢印G方向へ移動させてクラ
ッチがONに切り換わることとなる。
【0060】尚、上記糸長計測装置を利用して、入力さ
れた自動動作条件(棚位置となる所定の繰出し糸長等)
を満たしたときに、スプール駆動モータ141を駆動し
て、スプールフリー状態から巻取り状態に自動的に切り
換えるようにしてもよい。
【0061】この状態で魚の当たりを待つ。そして、魚
の当たりがあった場合に、駆動スイッチ215を操作
し、或いは手動ハンドル143を巻取り操作すればよ
い。
【0062】而して、駆動スイッチ215が操作される
と、スプール駆動モータ141が駆動してその巻取り動
力が動力伝達機構151,スプール軸169,ギヤ減速
機構153を介してスプール139に伝達され、又、手
動ハンドル143を操作すれば、上述したように図示し
ない一方向クラッチの作用によってスプール軸169の
回転が規制されているため、ハンドル軸217の回転力
がギヤ減速機構153をによりスプール139に伝達さ
れて、釣糸がスプール139に巻き取られることとな
る。
【0063】そして、更に魚釣を続けるならば、再びク
ラッチレバー173を操作してクラッチをOFFに切り
換え、釣糸を繰り出して以下同様な手順を繰り返してい
けばよい。
【0064】このように、本実施例によっても、図1の
魚釣用電動リールと同様、スプール駆動モータ141に
よってクラッチ機構をクラッチOFF状態からクラッチ
ON状態へ切換える駆動源としたので、図11の如きク
ラッチ駆動モータ3が不要となってリール本体131の
小型軽量化が可能となり、その結果、操作性が向上し、
又、クラッチ駆動モータに対する防水処理が不要となっ
て製造コストを抑えることが可能となる。
【0065】然も、本実施例は、スプール軸139と同
軸上に配置したピニオン軸169を利用し、当該ピニオ
ン軸169とクラッチレバー173との間に動力伝達機
構185を装着してリール本体131の小型化を図った
ので、図13に示すドライブ軸21を用いた従来の魚釣
用リールに比し小型軽量化が可能となった。
【0066】尚、図示しないが、図1に示す動力伝達機
構114を図6に示す動力伝達機構153に代えて図6
の魚釣用電動リールに装着し、又、図6に示す動力伝達
機構185を図1に示す動力伝達機構114に代えて図
1の魚釣用電動リールに装着できることは勿論であり、
これらの実施例によっても、上述した実施例と同様、所
期の目的を達成することが可能である。
【0067】
【発明の効果】以上述べたように、各請求項に係る魚釣
用電動リールによれば、従来の魚釣用電動リールに比し
リール本体の小型軽量化が可能となり、その結果、操作
性が向上し、又、クラッチ駆動モータが不要であるた
め、クラッチ駆動モータに対する防水処理が不要となっ
て製造コストを抑えることが可能となった。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1に係る魚釣用電動リールの一実施例の
一部切欠き正面図である。
【図2】図1に示す魚釣用電動リールのクラッチ機構を
示す断面図である。
【図3】動力伝達機構の構造を示す図1の魚釣用電動リ
ールの断面図である。
【図4】モータ軸とピニオン軸の接続部分の断面図であ
る。
【図5】動力伝達機構の構造を示す図1の魚釣用電動リ
ールの断面図である。
【図6】請求項2に係る魚釣用電動リールの一実施例の
一部切欠き平面図である。
【図7】動力伝達機構の構造を示す図6の魚釣用電動リ
ールの断面図である。
【図8】動力伝達機構の構造を示す図6の魚釣用電動リ
ールの断面図である。
【図9】動力伝達機構の構造を示す図6の魚釣用電動リ
ールの断面図である。
【図10】動力伝達機構の構造を示す図6の魚釣用電動
リールの断面図である。
【図11】従来の魚釣用電動リールの平面図である。
【図12】図12に示す魚釣用電動リールのクラッチ機
構を示す断面図である。
【図13】従来の他の魚釣用リールの概略構成図であ
る。
【図14】図13に示す魚釣用リールのオートリターン
式クラッチ機構の側面図である。
【符号の説明】
61,131 リール本体 67,139 スプール 75,141 スプール駆動モータ 75a モータ軸 77,153 ギヤ減速機構 81,143 手動ハンドル 87 ドライブギヤ 97,173 クラッチレバー 99,119,179 偏心ピン 101,187 クラッチ作動プレート 103,175 クラッチプレート 109,171 ピニオンギヤ 111,169 ピニオン軸 115,117,181,195,197,201 ギ
ヤ 121 レバー作動ピン 137 スプール軸 114,151,185 動力伝達機構 199 スプリング 205 クラッチONスイッチ 209 マグネット 211 リードスイッチ 215 駆動スイッチ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リール本体に回転可能に支持されたスプ
    ールと、当該スプールに内蔵したスプール駆動モータ
    と、リール本体に装着した手動ハンドル又は当該スプー
    ル駆動モータによる巻取り動力をスプールに伝達するギ
    ヤ減速機構と、リール本体に装着した手動操作体の操作
    で、スプール駆動モータのモータ軸と同軸上に連結した
    ピニオン軸に取り付くピニオンギヤをギヤ減速機構と係
    脱させて当該ギヤ減速機構によるスプールへの巻取り動
    力を伝達,遮断させるクラッチ機構とを備えた魚釣用電
    動リールに於て、上記ピニオン軸と当該クラッチ機構と
    の間に動力伝達機構を装着し、スプール駆動モータの巻
    取り動力で、スプールフリー状態にあるクラッチ機構を
    巻取り状態に切換え可能としたことを特徴とする魚釣用
    電動リール。
  2. 【請求項2】 リール本体にスプール軸を介して回転可
    能に支持されたスプールと、リール本体に装着され、動
    力伝達機構を介して上記スプール軸と連結されたスプー
    ル駆動モータと、リール本体に装着した手動ハンドル又
    は当該スプール駆動モータによる巻取り動力をスプール
    に伝達するギヤ減速機構と、リール本体に装着した手動
    操作体の操作で、上記スプール軸と同軸上に連結したピ
    ニオン軸に取り付くピニオンギヤをギヤ減速機構と係脱
    させて、当該ギヤ減速機構によるスプールへの巻取り動
    力を伝達,遮断させるクラッチ機構を備えた魚釣用電動
    リールに於て、上記ピニオン軸と当該クラッチ機構との
    間に動力伝達機構を装着し、スプール駆動モータの巻取
    り動力で、スプールフリー状態にあるクラッチ機構を巻
    取り状態に切換え可能としたことを特徴とする魚釣用電
    動リール。
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