JP2586330Y2 - 魚釣用電動リール - Google Patents
魚釣用電動リールInfo
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- JP2586330Y2 JP2586330Y2 JP1993044949U JP4494993U JP2586330Y2 JP 2586330 Y2 JP2586330 Y2 JP 2586330Y2 JP 1993044949 U JP1993044949 U JP 1993044949U JP 4494993 U JP4494993 U JP 4494993U JP 2586330 Y2 JP2586330 Y2 JP 2586330Y2
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- motor
- reel
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は魚釣用電動リールに関
し、詳しくはリール全体のバランスを考慮し乍ら、リー
ルの小型化による操作性の向上を図り、併せてスプール
モータによる快適な巻取り操作を可能とした手動兼用の
魚釣用電動リールに関する。
し、詳しくはリール全体のバランスを考慮し乍ら、リー
ルの小型化による操作性の向上を図り、併せてスプール
モータによる快適な巻取り操作を可能とした手動兼用の
魚釣用電動リールに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、手動兼用の魚釣用電動リールは、
手動ハンドルと共にリール本体にスプールモータを装着
し、そのモータ出力を減速機構を介してスプールに伝達
させる構造となっている。
手動ハンドルと共にリール本体にスプールモータを装着
し、そのモータ出力を減速機構を介してスプールに伝達
させる構造となっている。
【0003】図6及び図7は実開平4−88273号公
報に開示された魚釣用電動リールを示し、当該魚釣用電
動リールは、手動ハンドルHに加え、スプールaを駆動
するスプールモータbをスプールa前方の側板c,d間
に配設してリール本体eの小型化を図ると共に、側板c
内に3枚のギヤf1 〜f3 からなる減速機構fを装着し
て、当該減速機構fでスプールモータbのモータ出力を
スプール軸gに伝達し、そして、他方の側板d側に設け
た遊星歯車からなる動力伝達機構hで、手動ハンドルH
による巻取り操作と、スプールモータbによるスプール
軸gの回転をスプールbに伝えてこれを回転させるよう
になっている。
報に開示された魚釣用電動リールを示し、当該魚釣用電
動リールは、手動ハンドルHに加え、スプールaを駆動
するスプールモータbをスプールa前方の側板c,d間
に配設してリール本体eの小型化を図ると共に、側板c
内に3枚のギヤf1 〜f3 からなる減速機構fを装着し
て、当該減速機構fでスプールモータbのモータ出力を
スプール軸gに伝達し、そして、他方の側板d側に設け
た遊星歯車からなる動力伝達機構hで、手動ハンドルH
による巻取り操作と、スプールモータbによるスプール
軸gの回転をスプールbに伝えてこれを回転させるよう
になっている。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】然し乍ら、上記魚釣用
電動リールは、スプールモータbの高速回転を減速する
減速機構fが、手でリール本体bを保持する側板cの握
持領域に配置されているため、巻取り駆動時の減速によ
る振動が手に伝わり、又、ギヤノイズが大きく不快であ
るという不具合が指摘されていた。
電動リールは、スプールモータbの高速回転を減速する
減速機構fが、手でリール本体bを保持する側板cの握
持領域に配置されているため、巻取り駆動時の減速によ
る振動が手に伝わり、又、ギヤノイズが大きく不快であ
るという不具合が指摘されていた。
【0005】本考案は斯かる実情に鑑み案出されたもの
で、リール全体のバランスを考慮し乍ら、リールの小型
化による操作性の向上を図り、併せてスプールモータに
よる巻取り駆動時のギヤノイズや振動を低減して快適な
巻取り操作を可能とした魚釣用電動リールを提供するこ
とを目的とする。
で、リール全体のバランスを考慮し乍ら、リールの小型
化による操作性の向上を図り、併せてスプールモータに
よる巻取り駆動時のギヤノイズや振動を低減して快適な
巻取り操作を可能とした魚釣用電動リールを提供するこ
とを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】斯かる目的を達成するた
め、請求項1に係る考案は、リール本体の左右の側板間
に回転可能に支持されたスプール軸に、軸受を介して回
転可能に取り付くスプールと、当該スプールに釣糸を均
一に巻回させるレベルワインダ機構と、リール本体の一
方の側板側に装着されたスプール巻取り用の手動ハンド
ルと、当該スプールを駆動するスプールモータとを備え
た手動兼用の魚釣用電動リールに於て、上記レベルワイ
ンダ機構を、スプール前方に於けるリール本体の上部前
方に装着し、当該レベルワインダ機構の下方の側板間に
スプールモータを配置し、上記手動ハンドルと反対側の
スプールモータのモータ軸上に遊星歯車からなる減速機
構を装着して、これを当該減速機構側のスプール軸の一
端と動力伝達機構を介して連結すると共に、スプール軸
の他端側に、手動ハンドルの動力伝達と、スプールモー
タによるスプール軸の回転をスプールに伝達させる遊星
歯車からなる手動ハンドル側動力伝達機構を設けて、上
記減速機構と手動ハンドル側動力伝達機構を、リール本
体の左右の前後方向に振り分け配置したことを特徴とす
る。
め、請求項1に係る考案は、リール本体の左右の側板間
に回転可能に支持されたスプール軸に、軸受を介して回
転可能に取り付くスプールと、当該スプールに釣糸を均
一に巻回させるレベルワインダ機構と、リール本体の一
方の側板側に装着されたスプール巻取り用の手動ハンド
ルと、当該スプールを駆動するスプールモータとを備え
た手動兼用の魚釣用電動リールに於て、上記レベルワイ
ンダ機構を、スプール前方に於けるリール本体の上部前
方に装着し、当該レベルワインダ機構の下方の側板間に
スプールモータを配置し、上記手動ハンドルと反対側の
スプールモータのモータ軸上に遊星歯車からなる減速機
構を装着して、これを当該減速機構側のスプール軸の一
端と動力伝達機構を介して連結すると共に、スプール軸
の他端側に、手動ハンドルの動力伝達と、スプールモー
タによるスプール軸の回転をスプールに伝達させる遊星
歯車からなる手動ハンドル側動力伝達機構を設けて、上
記減速機構と手動ハンドル側動力伝達機構を、リール本
体の左右の前後方向に振り分け配置したことを特徴とす
る。
【0007】
【0008】
【作用】請求項1に係る魚釣用電動リールによれば、手
動ハンドルの動力が手動ハンドル側動力伝達機構を介し
てスプールに伝達される一方、減速機構と動力伝達機構
を介してスプール軸に伝達されたスプールモータのモー
タ出力が、当該動力伝達機構を介してスプールに伝達さ
れるが、減速機構が手でリール本体を保持する側板の握
持領域からずれるため、巻取り駆動時の減速による振動
やギヤノイズが低減する。而も、減速機構と手動ハンド
ル側動力伝達機構が、リール本体の左右の前後方向に振
り分け配置されているので、リール全体のバランスが良
好に保たれることとなる。
動ハンドルの動力が手動ハンドル側動力伝達機構を介し
てスプールに伝達される一方、減速機構と動力伝達機構
を介してスプール軸に伝達されたスプールモータのモー
タ出力が、当該動力伝達機構を介してスプールに伝達さ
れるが、減速機構が手でリール本体を保持する側板の握
持領域からずれるため、巻取り駆動時の減速による振動
やギヤノイズが低減する。而も、減速機構と手動ハンド
ル側動力伝達機構が、リール本体の左右の前後方向に振
り分け配置されているので、リール全体のバランスが良
好に保たれることとなる。
【0009】
【0010】
【実施例】以下、本考案の実施例を図面に基づき詳細に
説明する。図1は請求項1の一実施例に係る魚釣用電動
リールの一部切欠き平面図、図2はその断面図を示し、
図中、1はリール本体3のフレーム枠体、5,7はフレ
ーム枠体1の左右に取り付けられた外側板で、外側板
5,7とフレーム枠体1とによってリール本体3の側板
9,11が形成されている。そして、両側板9,11間
に回転可能に支持されたスプール軸13に、スプール1
5が軸受16,17により回転可能に装着されている。
説明する。図1は請求項1の一実施例に係る魚釣用電動
リールの一部切欠き平面図、図2はその断面図を示し、
図中、1はリール本体3のフレーム枠体、5,7はフレ
ーム枠体1の左右に取り付けられた外側板で、外側板
5,7とフレーム枠体1とによってリール本体3の側板
9,11が形成されている。そして、両側板9,11間
に回転可能に支持されたスプール軸13に、スプール1
5が軸受16,17により回転可能に装着されている。
【0011】スプール15は、スプールモータ19の巻
取り駆動や手動ハンドル20の巻取り操作で回転するよ
うになっており、スプールモータ19は、レベルワイン
ダ機構23の下方のフレーム枠体1に一体成形された筒
状の収納部21内に収納されている。
取り駆動や手動ハンドル20の巻取り操作で回転するよ
うになっており、スプールモータ19は、レベルワイン
ダ機構23の下方のフレーム枠体1に一体成形された筒
状の収納部21内に収納されている。
【0012】即ち、従来、この種の魚釣用電動リールで
は、リール本体の上部前方にレベルワインダ機構が装着
されているが、当該レベルワインダ機構の下方の側板間
は所謂デッドスペースとなっていて多少の空間が残され
ている。 そこで、本実施例は、斯かるデッドスペースの
有効活用を図ってリール全体の小型化を図り、併せて巻
取り駆動時に手に伝わる振動等の軽減を図って快適な巻
取り操作を可能とするため、図2に示すようにリール本
体3の上部前方に装着したレベルワインダ機構23の下
方の側板9,11間に、熱伝導率の良い材料からなる筒
状の収納部21をスプール15に沿ってフレーム枠体1
に一体成形し、そして、当該収納部21内にスプールモ
ータ19と後述する減速機構33を収納している。
は、リール本体の上部前方にレベルワインダ機構が装着
されているが、当該レベルワインダ機構の下方の側板間
は所謂デッドスペースとなっていて多少の空間が残され
ている。 そこで、本実施例は、斯かるデッドスペースの
有効活用を図ってリール全体の小型化を図り、併せて巻
取り駆動時に手に伝わる振動等の軽減を図って快適な巻
取り操作を可能とするため、図2に示すようにリール本
体3の上部前方に装着したレベルワインダ機構23の下
方の側板9,11間に、熱伝導率の良い材料からなる筒
状の収納部21をスプール15に沿ってフレーム枠体1
に一体成形し、そして、当該収納部21内にスプールモ
ータ19と後述する減速機構33を収納している。
【0013】そして、図1に示すように外側板7側の収
納部21の開口部に、モータ軸19aに装着した一方向
クラッチ25の取付用ブラケット27がO−リング29
を介して取り付けられており、当該O−リング29によ
って収納部21の開口部と取付用ブラケット27間の防
水が図られている。
納部21の開口部に、モータ軸19aに装着した一方向
クラッチ25の取付用ブラケット27がO−リング29
を介して取り付けられており、当該O−リング29によ
って収納部21の開口部と取付用ブラケット27間の防
水が図られている。
【0014】一方、外側板5内にはセットプレート31
がフレーム枠体1に取り付けられており、当該セットプ
レート31に、スプールモータ19の高速回転を減速す
る減速機構33がモータ軸19aと同軸上に組み付けら
れている。
がフレーム枠体1に取り付けられており、当該セットプ
レート31に、スプールモータ19の高速回転を減速す
る減速機構33がモータ軸19aと同軸上に組み付けら
れている。
【0015】図3は減速機構33の要部拡大平面図を示
し、図中、35はO−リング37を介してフレーム枠体
1に取り付けられたブラケットで、当該ブラケット35
を挿通して遊星歯車38の遊星歯車支持体39がセット
プレート31方向へ突出している。そして、遊星歯車支
持体39の突出端はセットプレート31に装着した軸受
41によって回転可能に支持され、スプールモータ19
側の端部は、軸受42を介してスプールモータ19のモ
ータ軸19aに回転可能に支持されている。そして、遊
星歯車支持体39のボス部39aの外周に設けた取付溝
43に、ブラケット35との間の防水を図るO−リング
44が装着されており、当該O−リング44と上記O−
リング37とによって収納部21内への海水の流入が防
止されている。
し、図中、35はO−リング37を介してフレーム枠体
1に取り付けられたブラケットで、当該ブラケット35
を挿通して遊星歯車38の遊星歯車支持体39がセット
プレート31方向へ突出している。そして、遊星歯車支
持体39の突出端はセットプレート31に装着した軸受
41によって回転可能に支持され、スプールモータ19
側の端部は、軸受42を介してスプールモータ19のモ
ータ軸19aに回転可能に支持されている。そして、遊
星歯車支持体39のボス部39aの外周に設けた取付溝
43に、ブラケット35との間の防水を図るO−リング
44が装着されており、当該O−リング44と上記O−
リング37とによって収納部21内への海水の流入が防
止されている。
【0016】又、遊星歯車支持体39には、スプールモ
ータ19のモータ軸19aに装着した太陽歯車45に噛
合する複数の遊星歯車38が取付ピン49によって取り
付けられており、各遊星歯車38は更に、収納部21の
端部21aの内周に設けた内歯歯車51に噛合してい
る。そして、スプールモータ19の回転で太陽歯車45
が回転すると、各遊星歯車38が自転し乍ら公転して遊
星歯車支持体39を一方向へ回転させるようになってい
る。
ータ19のモータ軸19aに装着した太陽歯車45に噛
合する複数の遊星歯車38が取付ピン49によって取り
付けられており、各遊星歯車38は更に、収納部21の
端部21aの内周に設けた内歯歯車51に噛合してい
る。そして、スプールモータ19の回転で太陽歯車45
が回転すると、各遊星歯車38が自転し乍ら公転して遊
星歯車支持体39を一方向へ回転させるようになってい
る。
【0017】そして、遊星歯車支持体39のボス部39
aには1枚のギヤ53が固着され、更に、これに順次噛
合する2枚のギヤ55,57が、夫々、図1に示すよう
にセットプレート31とスプール軸13に取り付けられ
ており、上述の如くスプールモータ19の駆動で遊星歯
車支持体39が回転すると、その回転力が各ギヤ53,
55,57からなる動力伝達機構58を介してスプール
軸13に伝達されるようになっている。
aには1枚のギヤ53が固着され、更に、これに順次噛
合する2枚のギヤ55,57が、夫々、図1に示すよう
にセットプレート31とスプール軸13に取り付けられ
ており、上述の如くスプールモータ19の駆動で遊星歯
車支持体39が回転すると、その回転力が各ギヤ53,
55,57からなる動力伝達機構58を介してスプール
軸13に伝達されるようになっている。
【0018】尚、図1中、59はセットプレート31に
挿着されたギヤ取付ピンで、当該ギヤ取付ピン59にギ
ヤ55が軸受61を介して回転可能に取り付けられてい
る。又、63はスプール軸13の一端を支持する軸受
で、当該軸受63はセットプレート31に配置されてい
る。
挿着されたギヤ取付ピンで、当該ギヤ取付ピン59にギ
ヤ55が軸受61を介して回転可能に取り付けられてい
る。又、63はスプール軸13の一端を支持する軸受
で、当該軸受63はセットプレート31に配置されてい
る。
【0019】このように減速機構33は複数の遊星歯車
38と、これらに噛合する太陽歯車45や内歯歯車51
で構成されており、減速機構33で減速されたスプール
モータ19のモータ出力が、動力伝達機構58を介して
スプール軸13に伝達されることとなる。そして、スプ
ール軸13は、図1に示すようにスプール15の中央を
貫通して外側板7内に突出しているが、本実施形態は、
その突出端に遊星歯車からなる手動ハンドル側動力伝達
機構65を装着することで、上記減速機構33と手動ハ
ンドル側動力伝達機構65をリール本体3の左右の前後
方向に振り分け配置して、全体のバランスを良好に保っ
ている。
38と、これらに噛合する太陽歯車45や内歯歯車51
で構成されており、減速機構33で減速されたスプール
モータ19のモータ出力が、動力伝達機構58を介して
スプール軸13に伝達されることとなる。そして、スプ
ール軸13は、図1に示すようにスプール15の中央を
貫通して外側板7内に突出しているが、本実施形態は、
その突出端に遊星歯車からなる手動ハンドル側動力伝達
機構65を装着することで、上記減速機構33と手動ハ
ンドル側動力伝達機構65をリール本体3の左右の前後
方向に振り分け配置して、全体のバランスを良好に保っ
ている。
【0020】この手動ハンドル側動力伝達機構65は、
スプールモータ19で回転するスプール軸13の回転を
スプール15に伝達させる減速機構として機能すると共
に、手動ハンドル20の動力をスプール15に伝達させ
るもので、図中、67はスプール軸13の突出端に取り
付けられた太陽歯車、69は当該太陽歯車67に噛合す
る複数の遊星歯車、71はスプール15の端部に刻設さ
れた内歯歯車で、この内歯歯車71に遊星歯車69が噛
合している。そして、遊星歯車69は取付ピン49によ
って遊星歯車支持体73に取り付けられており、遊星歯
車支持体73は、スプール15の端部に取り付けたブラ
ケット75に嵌合し、軸受77を介してスプール軸13
に回転可能に支持されている。
スプールモータ19で回転するスプール軸13の回転を
スプール15に伝達させる減速機構として機能すると共
に、手動ハンドル20の動力をスプール15に伝達させ
るもので、図中、67はスプール軸13の突出端に取り
付けられた太陽歯車、69は当該太陽歯車67に噛合す
る複数の遊星歯車、71はスプール15の端部に刻設さ
れた内歯歯車で、この内歯歯車71に遊星歯車69が噛
合している。そして、遊星歯車69は取付ピン49によ
って遊星歯車支持体73に取り付けられており、遊星歯
車支持体73は、スプール15の端部に取り付けたブラ
ケット75に嵌合し、軸受77を介してスプール軸13
に回転可能に支持されている。
【0021】そして、遊星歯車支持体73には、スプー
ル軸13と同軸上に配置したピニオン軸79に回転可能
且つその軸方向へ摺動可能に支持されたピニオンギヤ8
1がクラッチ係合しており、ピニオンギヤ81と遊星歯
車支持体73との間には、外側板7に装着したクラッチ
レバー(図示せず)の操作で両者を係脱するクラッチプ
レート83が配置されている。
ル軸13と同軸上に配置したピニオン軸79に回転可能
且つその軸方向へ摺動可能に支持されたピニオンギヤ8
1がクラッチ係合しており、ピニオンギヤ81と遊星歯
車支持体73との間には、外側板7に装着したクラッチ
レバー(図示せず)の操作で両者を係脱するクラッチプ
レート83が配置されている。
【0022】尚、上記ブラケット75は、軸受85を介
してフレーム枠体1に回転可能に支持されており、斯様
にブラケット75がフレーム枠体1に支持されることに
よって、スプール15がスプール軸13を介してセット
プレート31とフレーム枠体1との間に回転可能に支持
されることとなる。又、ピニオン軸79は、上記軸受7
7と外側板7に取り付けた軸受87とによって支持され
ている。
してフレーム枠体1に回転可能に支持されており、斯様
にブラケット75がフレーム枠体1に支持されることに
よって、スプール15がスプール軸13を介してセット
プレート31とフレーム枠体1との間に回転可能に支持
されることとなる。又、ピニオン軸79は、上記軸受7
7と外側板7に取り付けた軸受87とによって支持され
ている。
【0023】20はスプール巻上げ用の手動ハンドル
で、当該手動ハンドル20は、フレーム枠体1に回転可
能に取り付けたハンドル軸89の外側板7突出端に連結
されている。そして、ハンドル軸89にはラチェット9
1が固着され、更に上記ピニオンギヤ81と噛合するド
ライブギヤ93が回転可能に取り付けられている。そし
て、ドライブギヤ93とハンドル軸89間は、ハンドル
軸89に装着した周知のドラグ装置95により摩擦結合
されて、手動ハンドル20の回転がドライブギヤ93に
伝達できるようになっている。
で、当該手動ハンドル20は、フレーム枠体1に回転可
能に取り付けたハンドル軸89の外側板7突出端に連結
されている。そして、ハンドル軸89にはラチェット9
1が固着され、更に上記ピニオンギヤ81と噛合するド
ライブギヤ93が回転可能に取り付けられている。そし
て、ドライブギヤ93とハンドル軸89間は、ハンドル
軸89に装着した周知のドラグ装置95により摩擦結合
されて、手動ハンドル20の回転がドライブギヤ93に
伝達できるようになっている。
【0024】そして、ラチェット91の爪には外側板7
に取り付けた係止爪97が係止しており、斯様にラチェ
ット91の爪に係止爪97が係止することによってスプ
ール15の逆転止め、即ち、スプールモータ19による
スプール15の巻取り時に、ハンドル軸89がこれに連
動して回転しないようになっている。
に取り付けた係止爪97が係止しており、斯様にラチェ
ット91の爪に係止爪97が係止することによってスプ
ール15の逆転止め、即ち、スプールモータ19による
スプール15の巻取り時に、ハンドル軸89がこれに連
動して回転しないようになっている。
【0025】又、図1中、99はスプール15の側面に
埋設されたマグネット、101はマグネット99に対向
してセットプレート31に埋設されたリードスイッチ
で、マグネット99とリードスイッチ101は、スプー
ル15の回転を電気信号に変換してスプール15の回転
速度に比例したパルスを発生するエンコーダ103を構
成するもので、このパルス信号が、従来と同様に組み込
まれた糸長計測装置の制御機構に入力,演算されて、そ
の演算結果が釣糸105の繰出し量として図4に示す制
御ユニット106の操作パネル107上のデジタル表示
部109に表示されるようになっている。
埋設されたマグネット、101はマグネット99に対向
してセットプレート31に埋設されたリードスイッチ
で、マグネット99とリードスイッチ101は、スプー
ル15の回転を電気信号に変換してスプール15の回転
速度に比例したパルスを発生するエンコーダ103を構
成するもので、このパルス信号が、従来と同様に組み込
まれた糸長計測装置の制御機構に入力,演算されて、そ
の演算結果が釣糸105の繰出し量として図4に示す制
御ユニット106の操作パネル107上のデジタル表示
部109に表示されるようになっている。
【0026】そして、図4中、111は操作パネル10
7上に設けたスプールモータ駆動スイッチで、スプール
モータ19は、図5に示すようにコネクタ113を介し
てリール本体3に接続した電源コード115を、船上に
配置した電源に鰐口クリップ等で接続することによって
通電される。
7上に設けたスプールモータ駆動スイッチで、スプール
モータ19は、図5に示すようにコネクタ113を介し
てリール本体3に接続した電源コード115を、船上に
配置した電源に鰐口クリップ等で接続することによって
通電される。
【0027】尚、糸長計測装置の制御機構を格納する制
御ユニット106は、図4に示すようにリール本体3の
上部に設けた枠体117内に装着されているが、当該枠
体117は一方の外側板5と一体成形された構造となっ
ている。
御ユニット106は、図4に示すようにリール本体3の
上部に設けた枠体117内に装着されているが、当該枠
体117は一方の外側板5と一体成形された構造となっ
ている。
【0028】その他、図1中、119はスプールモータ
19のコード、121はフレーム枠体1と一体に設けた
スプールモータ支持ブラケットである。このように、本
実施例に係る魚釣用電動リールは、スプールモータ19
とそのモータ軸19a上に装着した減速機構33が、レ
ベルワインダ機構23下方の側板9,11間に設けた収
納部21内に水密性を以って収まり、そして、当該減速
機構33と手動ハンドル側動力伝達機構65がリール本
体3の左右の前後方向に振り分け配置されて、全体のバ
ランスが良好に保たれている。 そして、以下に述べるよ
うに、スプールモータ19のモータ出力が減速機構33
や動力伝達機構58,手動ハンドル側動力伝達機構65
等を介してスプール15に伝達される。
19のコード、121はフレーム枠体1と一体に設けた
スプールモータ支持ブラケットである。このように、本
実施例に係る魚釣用電動リールは、スプールモータ19
とそのモータ軸19a上に装着した減速機構33が、レ
ベルワインダ機構23下方の側板9,11間に設けた収
納部21内に水密性を以って収まり、そして、当該減速
機構33と手動ハンドル側動力伝達機構65がリール本
体3の左右の前後方向に振り分け配置されて、全体のバ
ランスが良好に保たれている。 そして、以下に述べるよ
うに、スプールモータ19のモータ出力が減速機構33
や動力伝達機構58,手動ハンドル側動力伝達機構65
等を介してスプール15に伝達される。
【0029】而して、上記魚釣用電動リールで魚釣を行
うには、先ず、クラッチレバーをクラッチOFFの位置
へ操作することで、クラッチプレート83により遊星歯
車支持体73とピニオンギヤ81とのクラッチ係合が解
除されてクラッチがOFFとなる。
うには、先ず、クラッチレバーをクラッチOFFの位置
へ操作することで、クラッチプレート83により遊星歯
車支持体73とピニオンギヤ81とのクラッチ係合が解
除されてクラッチがOFFとなる。
【0030】すると、クラッチのOFFによってスプー
ル15はスプールフリー状態となるから、釣糸105は
仕掛け等の重量でスプール15から繰り出され、スプー
ル15の回転はエンコーダ103により釣糸105の繰
出し長さに応じたパルスに変換されて糸長計測装置の制
御機構に入力,演算され、その演算結果に基づく繰出糸
長がデジタル表示部109に表示される。
ル15はスプールフリー状態となるから、釣糸105は
仕掛け等の重量でスプール15から繰り出され、スプー
ル15の回転はエンコーダ103により釣糸105の繰
出し長さに応じたパルスに変換されて糸長計測装置の制
御機構に入力,演算され、その演算結果に基づく繰出糸
長がデジタル表示部109に表示される。
【0031】従って、釣人はその表示を見ながら所定の
水深でクラッチレバーをクラッチONの位置に戻せば、
遊星歯車支持体73とピニオンギヤ81とがクラッチ係
合してクラッチがONとなり、スプール15が巻取り状
態となる。
水深でクラッチレバーをクラッチONの位置に戻せば、
遊星歯車支持体73とピニオンギヤ81とがクラッチ係
合してクラッチがONとなり、スプール15が巻取り状
態となる。
【0032】この状態で魚の当たりを待つ。そして、魚
の当たりがあった場合に、スプールモータ駆動スイッチ
111を操作し、或いは手動ハンドル20を巻取り操作
すればよい。
の当たりがあった場合に、スプールモータ駆動スイッチ
111を操作し、或いは手動ハンドル20を巻取り操作
すればよい。
【0033】而して、スプールモータ駆動スイッチ11
1が操作されると、スプールモータ19が駆動してその
モータ出力が減速機構33と3枚のギヤ53,55,5
7からなる動力伝達機構58、そして、スプール軸13
と手動ハンドル側動力伝達機構65を介してスプール1
5に伝達されるので、スプール15が回転して釣糸10
5がスプール15に巻き取られることとなる。そして、
巻取りを停止するには、スプールモータ駆動スイッチ1
11の操作を停止すればよい。
1が操作されると、スプールモータ19が駆動してその
モータ出力が減速機構33と3枚のギヤ53,55,5
7からなる動力伝達機構58、そして、スプール軸13
と手動ハンドル側動力伝達機構65を介してスプール1
5に伝達されるので、スプール15が回転して釣糸10
5がスプール15に巻き取られることとなる。そして、
巻取りを停止するには、スプールモータ駆動スイッチ1
11の操作を停止すればよい。
【0034】一方、魚の当たりがあった場合に手動ハン
ドル20を操作すれば、一方向クラッチ25の作用によ
ってスプール軸13の回転が規制されているため、ハン
ドル軸89の回転力が手動ハンドル側動力伝達機構65
によりスプール15に伝達されて、釣糸105がスプー
ル15に巻き取られることとなる。そして、巻取りを停
止するには、手動ハンドル20の巻取り操作を停止すれ
ばよい。
ドル20を操作すれば、一方向クラッチ25の作用によ
ってスプール軸13の回転が規制されているため、ハン
ドル軸89の回転力が手動ハンドル側動力伝達機構65
によりスプール15に伝達されて、釣糸105がスプー
ル15に巻き取られることとなる。そして、巻取りを停
止するには、手動ハンドル20の巻取り操作を停止すれ
ばよい。
【0035】そして、更に魚釣を続けるならば、再びク
ラッチレバー41を操作してクラッチをOFFに切り換
え、釣糸105を繰り出して以下同様な手順を繰り返し
ていけばよく、この一連の釣りに於て、スプールモータ
19及び減速機構33を収納する収納部21が、釣糸1
05の巻取り時に飛散する海水や波飛沫からこれらを保
護し、又、リール本体3を船べり等にぶつけたり落とし
た場合にも、当該収納部21がスプールモータ19や減
速機構33を保護する。
ラッチレバー41を操作してクラッチをOFFに切り換
え、釣糸105を繰り出して以下同様な手順を繰り返し
ていけばよく、この一連の釣りに於て、スプールモータ
19及び減速機構33を収納する収納部21が、釣糸1
05の巻取り時に飛散する海水や波飛沫からこれらを保
護し、又、リール本体3を船べり等にぶつけたり落とし
た場合にも、当該収納部21がスプールモータ19や減
速機構33を保護する。
【0036】然も、収納部21内に収納されたスプール
モータ19や減速機構33は、O−リング29,37,
44によって防水が図られているため、これらのO−リ
ング29,37,44が、飛散する海水や波飛沫からス
プールモータ19や減速機構33を保護することとな
る。
モータ19や減速機構33は、O−リング29,37,
44によって防水が図られているため、これらのO−リ
ング29,37,44が、飛散する海水や波飛沫からス
プールモータ19や減速機構33を保護することとな
る。
【0037】このように、本実施例は、リール本体3の
上部前方に装着したレベルワインダ機構23の下方の側
板9,11間に収納部21をスプール15に沿ってフレ
ーム枠体1に一体成形すると共に、当該収納部21内に
O−リング29,37,44を介してスプールモータ1
9と減速機構33を防水収納したので、本実施例によれ
ば、過酷な状況下で使用される魚釣用電動リールのスプ
ールモータ19や減速機構33の保護が図られることと
なった。
上部前方に装着したレベルワインダ機構23の下方の側
板9,11間に収納部21をスプール15に沿ってフレ
ーム枠体1に一体成形すると共に、当該収納部21内に
O−リング29,37,44を介してスプールモータ1
9と減速機構33を防水収納したので、本実施例によれ
ば、過酷な状況下で使用される魚釣用電動リールのスプ
ールモータ19や減速機構33の保護が図られることと
なった。
【0038】然も、既述したように、従来、この種の魚
釣用電動リールは、レベルワインダ機構の下方の側板間
が所謂デッドスペースとなっていたが、図2に示すよう
に本実施例は、レベルワインダ機構23の下方の側板
9,11間に筒状の収納部21をスプール15に沿って
フレーム枠体1に一体成形し、そして、当該収納部21
内にスプールモータ19や減速機構33を収納してデッ
ドスペースの有効活用を図ったので、リール全体の小型
化が可能になると共に、部品点数が多い減速機構33と
手動ハンドル側動力伝達機構65をリール本体3の左右
の前後方向に振り分け配置して全体のバランスを考慮し
たことも相俟って、操作性が飛躍的に向上することとな
った。
釣用電動リールは、レベルワインダ機構の下方の側板間
が所謂デッドスペースとなっていたが、図2に示すよう
に本実施例は、レベルワインダ機構23の下方の側板
9,11間に筒状の収納部21をスプール15に沿って
フレーム枠体1に一体成形し、そして、当該収納部21
内にスプールモータ19や減速機構33を収納してデッ
ドスペースの有効活用を図ったので、リール全体の小型
化が可能になると共に、部品点数が多い減速機構33と
手動ハンドル側動力伝達機構65をリール本体3の左右
の前後方向に振り分け配置して全体のバランスを考慮し
たことも相俟って、操作性が飛躍的に向上することとな
った。
【0039】又、本実施例は、高速で回転するスプール
モータ19の減速を行う減速機構33を、スプール15
の前方に配置したスプールモータ19のモータ軸19a
上に装着したので、図6に示す従来例に比し減速機構3
3が手でリール本体3を保持する側板9の握持領域から
ずれることとなり、その結果、従来に比し巻取り駆動時
の減速による振動が手に伝わり難くなると共にギヤノイ
ズの低減が図れ、快適な巻取り操作が可能となった。
モータ19の減速を行う減速機構33を、スプール15
の前方に配置したスプールモータ19のモータ軸19a
上に装着したので、図6に示す従来例に比し減速機構3
3が手でリール本体3を保持する側板9の握持領域から
ずれることとなり、その結果、従来に比し巻取り駆動時
の減速による振動が手に伝わり難くなると共にギヤノイ
ズの低減が図れ、快適な巻取り操作が可能となった。
【0040】尚、上記実施例では、図1に示すように収
納部21をフレーム枠体1に一体成形したが、フレーム
枠体1と別体に収納部を形成し、これをビス止めしてフ
レーム枠体にO−リングを介して一体化してもよいし、
又、一方の側板と一体成形してもよく、これらの各実施
例によっても、上記実施例と同様、所期の目的を達成す
ることが可能である。
納部21をフレーム枠体1に一体成形したが、フレーム
枠体1と別体に収納部を形成し、これをビス止めしてフ
レーム枠体にO−リングを介して一体化してもよいし、
又、一方の側板と一体成形してもよく、これらの各実施
例によっても、上記実施例と同様、所期の目的を達成す
ることが可能である。
【0041】
【0042】
【考案の効果】以上述べたように、請求項1に係る魚釣
用電動リールによれば、レベルワインダ機構の下方の側
板間にスプールモータと減速機構を装着してデッドスペ
ースの有効活用を図ったので、リール全体の小型化が可
能になると共に、部品点数が多い減速機構と手動ハンド
ル側動力伝達機構をリール本体の左右の前後方向に振り
分け配置して全体のバランスを考慮したことも相俟っ
て、操作性が飛躍的に向上することとなった。 又、斯様
にレベルワインダ機構の下方の側板間にスプールモータ
と減速機構を装着することで、誤ってリールを落下させ
てしまった場合にこれらの保護が図れると共に、高速で
回転するスプールモータの減速を行う減速機構を、スプ
ールの前方に配置したスプールモータのモータ軸上に装
着したので、斯かる減速機構が手でリール本体を保持す
る側板の握持領域からずれ、この結果、従来に比し巻取
り駆動時の減速による振動が手に伝わり難くなると共に
ギヤノイズの低減が図れ、快適な巻取り操作が可能とな
った。
用電動リールによれば、レベルワインダ機構の下方の側
板間にスプールモータと減速機構を装着してデッドスペ
ースの有効活用を図ったので、リール全体の小型化が可
能になると共に、部品点数が多い減速機構と手動ハンド
ル側動力伝達機構をリール本体の左右の前後方向に振り
分け配置して全体のバランスを考慮したことも相俟っ
て、操作性が飛躍的に向上することとなった。 又、斯様
にレベルワインダ機構の下方の側板間にスプールモータ
と減速機構を装着することで、誤ってリールを落下させ
てしまった場合にこれらの保護が図れると共に、高速で
回転するスプールモータの減速を行う減速機構を、スプ
ールの前方に配置したスプールモータのモータ軸上に装
着したので、斯かる減速機構が手でリール本体を保持す
る側板の握持領域からずれ、この結果、従来に比し巻取
り駆動時の減速による振動が手に伝わり難くなると共に
ギヤノイズの低減が図れ、快適な巻取り操作が可能とな
った。
【図1】請求項1の一実施例に係る手動兼用の魚釣用電
動リールの一部切欠き平面図である。
動リールの一部切欠き平面図である。
【図2】図1に示す魚釣用電動リールの断面図である。
【図3】減速機構の要部拡大平面図である。
【図4】図1に示す魚釣用電動リールの平面図である。
【図5】図1に示す魚釣用電動リールの側面図である。
【図6】従来の魚釣用電動リールの断面図である。
【図7】図6に示す魚釣用電動リールの側板を取り外し
た状態の側面図である。
た状態の側面図である。
1 フレーム枠体 3 リール本体 9,11 側板 13 スプール軸 15 スプール 19 スプールモータ 20 手動ハンドル 21 収納部 29,37,44 O−リング 31 セットプレート 33 減速機構 38,69 遊星歯車 39,73 遊星歯車支持体 45,67 太陽歯車 51,71 内歯歯車 53,55,57 ギヤ 58 動力伝達機構 65 手動ハンドル側動力伝達機構 105 釣糸
Claims (1)
- 【請求項1】 リール本体の左右の側板間に回転可能に
支持されたスプール軸に、軸受を介して回転可能に取り
付くスプールと、当該スプールに釣糸を均一に巻回させ
るレベルワインダ機構と、リール本体の一方の側板側に
装着されたスプール巻取り用の手動ハンドルと、当該ス
プールを駆動するスプールモータとを備えた手動兼用の
魚釣用電動リールに於て、 上記レベルワインダ機構を、スプール前方に於けるリー
ル本体の上部前方に装着し、当該レベルワインダ機構の
下方の側板間にスプールモータを配置し、上記手動ハン
ドルと反対側のスプールモータのモータ軸上に遊星歯車
からなる減速機構を装着して、これを当該減速機構側の
スプール軸の一端と動力伝達機構を介して連結すると共
に、スプール軸の他端側に、手動ハンドルの動力伝達
と、スプールモータによるスプール軸の回転をスプール
に伝達させる遊星歯車からなる手動ハンドル側動力伝達
機構を設けて、上記減速機構と手動ハンドル側動力伝達
機構を、リール本体の左右の前後方向に振り分け配置し
たことを特徴とする手動兼用の魚釣用電動リール。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993044949U JP2586330Y2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 魚釣用電動リール |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1993044949U JP2586330Y2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 魚釣用電動リール |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0713166U JPH0713166U (ja) | 1995-03-07 |
JP2586330Y2 true JP2586330Y2 (ja) | 1998-12-02 |
Family
ID=12705745
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1993044949U Expired - Fee Related JP2586330Y2 (ja) | 1993-08-18 | 1993-08-18 | 魚釣用電動リール |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2586330Y2 (ja) |
Families Citing this family (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2012120444A (ja) * | 2010-12-06 | 2012-06-28 | Shimano Inc | 釣り用リールの回転伝達機構 |
JP7267081B2 (ja) * | 2018-07-13 | 2023-05-01 | 株式会社シマノ | 電動リールの減速装置、電動リールの減速装置の製造方法、及び魚釣用電動リール |
KR20200007646A (ko) * | 2018-07-13 | 2020-01-22 | 가부시키가이샤 시마노 | 전동 릴의 감속 장치, 전동 릴의 감속 장치의 제조 방법, 및 낚시용 전동 릴 |
JP7137399B2 (ja) * | 2018-08-08 | 2022-09-14 | 株式会社シマノ | 魚釣用電動リール |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2957643B2 (ja) * | 1990-06-21 | 1999-10-06 | 株式会社シマノ | 電動リール |
JPH0488271U (ja) * | 1990-12-14 | 1992-07-31 |
-
1993
- 1993-08-18 JP JP1993044949U patent/JP2586330Y2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0713166U (ja) | 1995-03-07 |
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