JPH06334004A - マイクロ波帯用プロービング装置 - Google Patents

マイクロ波帯用プロービング装置

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JPH06334004A
JPH06334004A JP5121808A JP12180893A JPH06334004A JP H06334004 A JPH06334004 A JP H06334004A JP 5121808 A JP5121808 A JP 5121808A JP 12180893 A JP12180893 A JP 12180893A JP H06334004 A JPH06334004 A JP H06334004A
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JP
Japan
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microwave
integrated circuit
probe
probing device
ground
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JP5121808A
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Masayuki Abe
真之 阿部
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Mitsubishi Electric Corp
Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 マイクロ波帯プロービング装置を用いたオン
ウエハテストにて、パッケージ実装時と同様の測定結果
を得る。 【構成】 RFプローブヘッドの支持プレートに支持棒
16を介して、メタルなどの導電体で構成された函型の
シールドメタル1を固定し、さらにこれを配線100に
よってプローブステージ3と電気的に接続し、MMIC
2a上をシールドメタル1で覆って電気的特性の測定を
行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明はマイクロ波帯で動作す
る集積回路の特性をオンウエハ状態で測定するマイクロ
波帯用プロービング装置に関し、仮想的にパッケージ状
態で測定することができる構成に関するものである。
【0002】
【従来の技術】図9は従来のマイクロ波帯で動作する半
導体装置をウエハ状態でテストするマイクロ波帯用プロ
ービング装置のプローブヘッド近傍の構成図であり、図
において、20は略コ字型のトッププレート、21はト
ッププレート20上に配置されたポジショナーと呼ばれ
る位置決め調整機構、22はポジショナー21に取り付
けられたライザーと呼ばれる部材であり、その先端にゼ
ロ度アームとよばれるアーム部材23が設けられてい
る。また24は上記ポジショナー21のx軸方向の位置
を調整するx軸マイクロメータ・ヘッド、25は上記ポ
ジショナー21のy軸方向の位置を調整するy軸マイク
ロメータ・ヘッド、26は上記ポジショナー21のz軸
方向の位置を調整するz軸マイクロメータ・ヘッドであ
る。また4は上記アーム部材23の先端に固定されたプ
ローブヘッドを示す。
【0003】図10(a) ,(b) はそれぞれ、上記マイク
ロ波帯用プロービング装置の使用時のプローブヘッド4
近傍の斜視図及び部分断面図であり、図において、3は
後述するウエハ2を載せるための台となる、メタル等の
導電体からなるプローブステージ。2はウエハでありG
aAs等の化合物半導体上に能動素子,受動素子で構成
した回路(以下、MMIC) 2aを有する。4はサファ
イア等の誘電体層上にAu等のメタルを蒸着して形成さ
れたコプレーナ線路をもつRFプローブヘッド、5aは
Au等のメタルをウエハ2上に蒸着して形成したMMI
C2aのRF入出力用電極パッドである。27は上記R
Fプローブヘッド4のコプレーナ線路に信号を与えるた
めの同軸ケーブルである。
【0004】また図10(c) は上記RFプローブヘッド
4の詳細な構成を示す平面図であり、サファイア等の誘
電体層40の片側面にコプレーナ線路からなる探針41
a,41bが設けられており、さらにこれら探針41
a,41bは配線42によって同軸ケーブル27と電気
的に接続されて、探針41aには所定のテスト信号(マ
イクロ波信号)が供給され、また探針41bには接地電
位が供給されるようになっている。また該探針41bは
MMIC2a表面の接地用電極パッド5b(図10(d)
参照)と接触するようになっている。
【0005】また、図11はパッケージ内に上記MMI
C2aを実装した状態を示す斜視図である。図におい
て、13はメタル等の導電体からなるパッケージ用のフ
タ、12はパッケージ本体となる導体層、12aはMM
IC2aを収納するキャビティーウォールである。14
は、サファイア等の誘電体層14a上にAu等のメタル
14bを蒸着して形成したマイクロストリップ線路、1
5はマイクロストリップ線路14のメタル14bとMM
IC2aの電極パッドとを接続するための導電性材料か
らなるワイヤである。
【0006】さらに図12(a) ,(b) は、プローブ針に
TABテープを使用したマイクロ波帯用プロービング装
置のRFプローブヘッド近傍の部分断面図及び上面図で
ある。図において、9はTABテープを構成するポリイ
ミド等からなる誘電体層、8はこの誘電体層9の一方の
面全面に形成され、グランド層となるメタル、10は誘
電体層9の他方の面に蒸着でAu等のメタルを形成した
信号線路であり、その先端には接触電極10aが形成さ
れている。そして上記誘電体層9,メタル8,信号線路
10によりマイクロストリップ線路が構成されている。
なお9aは上記誘電体層9に形成された開口部を示す。
【0007】次にプロービング方法について説明する。
まず図10の構造のプロービング装置を用いる場合に
は、プローブステージ3に載せられたウエハ2はプロー
ブステージ3の図示しない吸着機構によって固定され、
次いでRFプローブヘッド4をウエハ2上に形成された
MMIC2aのRF入出力用電極パッド5aに接触させ
る。この状態で一方のプローブヘッド4より入射された
マイクロ波信号はMMIC2aで増幅,反射,減衰さ
れ、他方のRFプローヘッド4から出力される。これら
の入力,出力,反射信号等を測定することによりMMI
C2aの電力,雑音等のマイクロ波特性が求められる。
この時、図10(d) に示すように、ウエハ2裏面全面に
は裏面メタル2bが形成されており、この裏面メタル2
bと接地用電極パット5bとはバイアホール2cによっ
て接続されているため、MMIC2aの電送線路がマイ
クロストリップの場合、そのグランド面はプローブステ
ージ3(ウエハ裏面)になる。
【0008】次にパッケージに実装したMMICのマイ
クロ波特性を求める場合について説明する。図11にお
いて、マイクロ波信号は一方の(入力側)マイクロスト
リップ線路14a,ワイヤ15を伝播して導体層12上
のMMIC2aに入射される。そしてここで増幅,減衰
等を受けたマイクロ波信号はワイヤ15, 他方の(出力
側)マイクロストリップ線路14aを伝播して出力され
る。そしてこれらの入力,出力,反射信号等を測定する
ことにより、MMIC2aの電力,雑音等のマイクロ波
特性が求められる。又、この時、MMIC2aのグラン
ド面は導電層12,キャビティウォール12a及びパッ
ケージのフタ13である。
【0009】次に図12のTABテープを使用したプロ
ービング方法について説明する。ウエハ2上のRF入出
力用電極パッド5aと、TABテープの信号線路10の
先端に形成した接触電極10aとを接触させることによ
り、マイクロ波信号はグランド層8,誘電体層9,信号
線路10からなるマイクロストリップ線路上を伝播し、
MMIC2aで増幅, 減衰などを受けたのち、もう一方
のTABテープのマイクロストリップ線路を伝播して出
力される。そしてこれらの入力,出力,反射信号等を測
定することにより、MMIC2aの電力,雑音等のマイ
クロ波特性が求められる。この時のMMIC2aのグラ
ンド面はプローブステージ3となる。
【0010】ところで特開昭63−217634号公報
には、探針調整機構も含めてプローブヘッド上方を電磁
遮蔽体で覆うようにした構造が見受けられるが、該公報
のものは、外部からの雑音によって測定対象となる電子
回路が影響を受けるのを防止することを目的としてお
り、このような構成では、オンウエハ状態においてパッ
ケージ時と同等の電磁界分布を実現することができるも
のではなく、上述のような問題は依然として解消される
ことがないものであった。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】従来のマイクロ波帯用
プロービング装置は以上のように構成されているので、
同一のMMICのマイクロ波特性を測定する場合でも、
オンウエハ状態での測定時と、パッケージに実装した状
態とでは、測定時の素子のグランド面に違いがあること
から、そのときの電磁界の状態が異なり、このため測定
時のインピーダンスが一致せずに、両者で測定されたマ
イクロ波特性が一致しないという問題点があった。
【0012】この発明は上記のような問題点を解決する
ためになされたもので、同一素子を、オンウエハで測定
した時とパッケージに実装して測定したときのマイクロ
波特性をほぼ一致させることができるマイクロ波帯用プ
ロービング装置を提供することを目的とする。
【0013】
【課題を解決するための手段】この発明に係るマイクロ
波帯用プロービング装置は、プロービング時に、MMI
Cのグランド面であるプローブステージと電気的に接続
された導電層からなる函型のシールドメタルで該MMI
C上方を覆うように構成したものである。また、上記シ
ールドメタルの上面をメッシュ状にしたものである。ま
た、上記シールドメタルを上記MMIC上方で回動可能
に保持するようにしたものである。また、上記シールド
メタルに、上記MMICにDCバイアスを印加するため
のDC電位供給手段を設けたものである。
【0014】また、TABテープを使用したプロービン
グ装置では、プローブステージと電気的に接続されたT
ABテープのグランド層をMMIC上方にくるようにし
たものである。また、上記TABテープの一部に開口部
を設け、MMICとの位置合わせを行うようにしたもの
である。また、TABテープの、上記MMICのグラン
ド用電極パッドと接触し、かつバイアホールを用いて上
記グランド層と接続する接地用接触電極を設けたもので
ある。
【0015】また、上記マイクロ波集積回路表面の電極
パッド及びグランド用電極パッドに相当する位置にバイ
アホールを有し、その片側面にグランド層を有するTA
Bテープをスペーサとして用いてプロービングを行うよ
うにしたものである。
【0016】
【作用】この発明においては、プロービング時にシール
ドメタル又はTABテープのグランド面がプローブステ
ージに電気的に接続され、パッケージ実装時と同様にM
MICの上方にグランド面が形成されるため、オンウエ
ハ時とパッケージ実装時でのマイクロ波特性を測定する
時の条件をほぼ一致させることができる。
【0017】また、シールドメタルの上面をメッシュ状
とすることにより、プロービング時のプローブヘッドと
MMICとの位置合わせが容易になる。また、上記シー
ルドメタルを上記MMIC上方で回動可能に保持するこ
とにより、プローブヘッドとMMICとの位置合わせが
容易に行え、またプロービング時の作業性を向上でき
る。また、上記シールドメタルから上記MMICにDC
バイアスが印加されるため、実際の使用状態に近い動作
時の電気的特性を測定することができる。
【0018】また、TABテープを使用したプロービン
グ装置において、上記TABテープの一部に開口部を設
けることで、MMICとの位置合わせを目視にて行うこ
とができる。また、TABテープの、上記MMICのグ
ランド用電極パッドと接触し、かつバイアホールを用い
て上記グランド層と接続する接地用接触電極を設けるこ
とで、測定対象となるMMICの近傍よりグランド電位
を上記グランド層に供給することができ、またバイアホ
ールによってMMIC上方側面にもグランド面が形成さ
れるようになる。また、上記マイクロ波集積回路表面の
電極パッド及びグランド用電極パッドに相当する位置に
バイアホールを有し、その片側面にグランド層を有する
TABテープをスペーサとして用いてプロービングを行
うことにより、一度の位置決めで複数のMMICを順次
試験することができる。
【0019】
【実施例】実施例1.以下、この発明の第1の実施例に
よるマイクロ波帯用プロービング装置を図1に基づいて
説明する。図1は本発明のマイクロ波帯用プロービング
装置のプローブヘッド近傍の概略的な構成図であり、図
において、図11と同一符号は同一または相当部分を示
し、1は使用されていないライザーに支持プレート27
を介して取り付けられたシールドメタルである。また、
図2(a) ,(b) は上記プローブヘッド近傍の詳細な斜視
図及び断面図である。図において、1はメタルなどの導
電体で構成された函型のシールドメタルであり、支持プ
レート27に支持棒16を介して固定されており、RF
プローブヘッド4とは電気的に絶縁され、プローブステ
ージ3とは配線100によって電気的に接続されてい
る。
【0020】次にプロービング方法について説明する。
まず、MMICが作成されたウエハ2はプローブステー
ジ3上に吸着され固定される。次にRFプローブヘッド
4をウエハ2上に作成した電極パッド5に接触させる。
続いてシールドメタル1が取り付けられたポジショナー
21の位置を、X,Y,Z軸マイクロメータ・ヘッド2
4,25,26によって調整し、図2(a) に示すよう
に、誘電体層40先端の上方がシールドメタル1で覆わ
れるようにする。このときRFプローブヘッド4の探針
41aにはマイクロ波信号源が接続されており、そこか
ら出た信号は入力側RFプローブヘッド4の探針41a
を伝播してMMIC2aに入射される。そしてMMIC
2aで増幅,減衰された信号は出力側RFプローブヘッ
ド4の探針41aを伝わり、出力側にて測定される。
【0021】この時、導体からなる函型のシールドメタ
ル1はMMIC2a上方に配されて、プローブステージ
3と共にグランド面を構成している。したがって、マイ
クロ波特性測定時のMMIC2aの周囲の電磁界分布
は、パッケージ実装時とほぼ同様の状態になっていると
みてよく、オンウエハ時とパッケージ実装時の両者での
特性測定時の条件はほぼ一致する。
【0022】このように本実施例によれば、プロービン
グ時に、支持プレート27に取り付けられたシールドメ
タル1によって、検査対象となるMMIC2aの上方及
び側面を覆うようにしたから、オンウエハプロービング
時のグランド面はプローブステージ3及びシールドメタ
ル1によって構成され、MMIC2a周囲の電磁界分布
は、MMIC2aを高周波パッケージに実装した時とほ
ぼ同一となり、従って同一のMMICをオンウエハプロ
ービングにより測定した結果と、パッケージ後に測定し
た結果がほぼ同一となる。このためパッケージ後のMM
ICの特性をウエハ状態において把握することができ、
オンウエハで特性を保証してからパッケージ化すること
ができる。
【0023】実施例2.次に本発明の第2の実施例によ
るマイクロ波帯用プロービング装置を図3のプローブヘ
ッド近傍の詳細な断面図に基づいて説明する。図におい
て、1bはその上面がメッシュ状になったシールドメタ
ルである。このシールドメタル1bのメッシュ孔の径、
及び孔と孔との間隔は、MMICの測定に用いるマイク
ロ波の波長以下とする必要がある。
【0024】以上のように、メッシュ状のシールドメタ
ル1bを用いることにより、RFプローブヘッド4をプ
ローブステージ3上に固定されたウエハ2の電極パッド
5a,5bに接触させる時に、上方から目視にて位置合
わせを行うことができ、作業性が向上する。
【0025】実施例3.次に本発明の第3の実施例によ
るマイクロ波帯用プロービング装置を図4に基づいて説
明する。図において、17は支持棒16の先端に設けら
れた回転軸であり、シールドメタル1は該回転軸17に
よって回動可能に支持されている。
【0026】次に作用効果について説明する。本実施例
においては、RFプローブヘッド4をウエハ2上に作成
した電極パッド5a,5bに接触させる際に、上方に障
害物となるものが全くないために、上記実施例2のメッ
シュ状シールドメタル1bを用いるときよりもさらに確
実かつ容易に位置合わせを行うことができる。また作業
終了後にはシールドメタル1を回動させてRFプローブ
ヘッド4の上方より取り除くことにより、RFプローブ
ヘッド4を次のMMIC2aに迅速に移動させることが
でき、作業性の向上を図ることができる。
【0027】実施例4.次に本発明の第4の実施例によ
るマイクロ波帯用プロービング装置を図5に基づいて説
明する。図において、7はチップのDCバイアス端子が
形成された位置に相当するようにシールドメタル1に設
けられたスプリングプローブ(DC給電部)であり、筒
部70の片側端が端子71で閉塞され、他方に該筒部7
0内を矢印方向に摺動可能な状態でチップ当接端子72
が設けられ、このチップ当接端子72はスプリング73
によって筒部70外側に付勢されている。
【0028】このような構成の本実施例では、オンウエ
ハテスト時にチップにDCバイアスを供給することがで
きるため、実際の使用状態に近い動作を行わせて電気的
特性を測定することができる。
【0029】実施例5.次に本発明の第5の実施例によ
るマイクロ波帯用プロービング装置を図6に基づいて説
明する。図6(a) ,(b) は、プローブ針にTABテープ
を使用したマイクロ波帯オンウエハプロービング装置の
プロービング時のRFプローブヘッド近傍の部分断面
図、及びRFプローブヘッドの斜視図であり、図におい
て、10は誘電体層9のウエハ2と対向する面にAu等
の金属を蒸着等の方法によって形成してなる信号線路で
あり、該信号線路10が形成された面と反対側の誘電体
層9の表面には全面にグランド層80が形成されてい
る。そしてこのグランド層80はプローブステージ3と
電気的に接続されている。
【0030】このような構成の本実施例では、信号線路
10先端の接触電極10aをウエハ2に形成されたMM
IC2aのRF入出力用電極パッド5aに接触させた際
に、グランド層80,誘電体層9,信号線路10でマイ
クロストリップ線路が形成される。またこのときMMI
C2aのグランド面はプローブステージ3とグランド層
80とで構成されるため、MMIC2aをパッケージン
グした時に近い状態で電気特性の測定を行うことができ
る。
【0031】実施例6.次に本発明の第6の実施例によ
るマイクロ波帯用プロービング装置を図7に基づいて説
明する。図において、11は数μm 〜数100μm 径の
孔にAu等のメタルでメッキしたバイアホールと呼ばれ
るものであり、誘電体層9表面に形成されたグランド層
80と誘電体層9裏面に形成された接地用接触電極80
aとを電気的に接続している。また9aは、プロービン
グ時にプローブヘッドとMMIC2aとの位置合わせを
行うために誘電体層9に設けられた開口である。その他
の構成については実施例5と同様である。
【0032】この本実施例では、MMIC2aのグラン
ド電位が供給されている接地用電極パッド5bにプロー
ブヘッドの接地用接触電極80aが接触するために、バ
イアホール11を介してプローブステージ3とグランド
層80とがMMIC2aに近いところで電気的に接続さ
れるようになり、配線を用いることなくグランド電位を
グランド層80に供給することができる。また、MMI
C2a周囲にバイアホール11によってグランド電位領
域が形成されるために、上記実施例5よりもさらにMM
IC2aをパッケージングした時に近い状態で電気特性
の測定を行うことができる。
【0033】なお、本実施例では誘電体層9に縦長な開
口9aを形成したが、MMIC2a周囲の電磁界分布を
パッケージ時とできるだけ同様な状態にするためには、
開口9aは小さいほどよく、従って該開口9aは、プロ
ーブヘッドとMMIC2aとの位置合わせ時にチップ上
の所定のパターンが観察できる大きさであればよく、必
ずしも縦長な形状とする必要はない。
【0034】実施例7.次に本発明の第7の実施例によ
るマイクロ波帯用プロービング装置を図8に基づいて説
明する。図において、12はMMIC2aのRF入出力
用電極パッド5a及び接地用電極パッド5bに相当す
る、誘電体層9の位置に形成されたバイアホールであ
り、ウエハ2と対向する端部にはウエハ側電極12b,
12dが形成され、他方の端部にはプローブ側電極12
a,12cが形成されている。またプローブ側電極12
a,12cが形成された誘電体層9表面には上記プロー
ブ側電極12aの周囲を除いて全面にグランド層81が
形成されている。また83はMMIC2aの電極5a,
5bとウエハ側電極12b,12dとの位置合わせを行
うために、グランド層81表面に形成された格子状のマ
ークである。
【0035】次にプロービング方法について説明する。
プローブステージ3上に搭載されたウエハ2上に、誘電
体層9のウエハ側電極12b,12dを対向させ、マー
ク83を目安にしてMMIC2aの電極パッド5a,5
bとウエハ側電極12b,12dとの位置合わせを行
い、各パッドと電極とを接触させる。これにより電極パ
ッド5bからバイアホール12を介してグランド層81
にグランド電位が供給される。そして試験対象となるM
MIC2aの電極パッド5aと接続するプローブ側電極
12aにRFプローブヘッド4を接触させることによ
り、テスト信号(マイクロ波信号)が供給され、当該M
MIC2aの電気的特性が測定される。
【0036】このように本実施例によれば、誘電体層9
の、ウエハ2に形成された各MMIC2aの電極5a,
5bに相当する部分に、バイアホール12によって上記
誘電体層9を貫通して接続されたプローブ側電極12
a,12c及びウエハ側電極12b,12dを設け、か
つ上記プローブ側電極12aの周囲を除いて誘電体層9
の片側全面にグランド層81を形成し、この誘電体層9
を用いてプロービングを行うようにしたから、プロービ
ング時のグランド面は、プローブステージ3,グランド
層81,及びウエハ側電極12dと接続するバイアホー
ル12となるために、パッケージ実装時に近い状態でM
MIC2aの電気的特性を測定することができる。ま
た、このようなシート状の誘電体層9をウエハ2上に乗
せてプロービングを行うことで、1回の位置決めで隣接
するMMIC2aを順次試験することができ、作業効率
が向上する。
【0037】なお本実施例においても、MMIC2a上
方の誘電体層を除去してグランド層81のみとしてもよ
い。
【0038】
【発明の効果】以上のように、この発明に係るマイクロ
波帯用プロービング装置によれば、プロービング時にシ
ールドメタル又はTABテープのグランド面がプローブ
ステージに電気的に接続され、パッケージ実装時と同様
にMMICの上方にグランド面が形成されるため、オン
ウエハ時とパッケージ実装時でのマイクロ波特性を測定
する時の条件をほぼ一致させることができ、オンウエハ
状態でパッケージ実装時の電気的特性を把握することが
できる効果がある。
【0039】また、シールドメタルの上面をメッシュ状
とすることにより、プロービング時のプローブヘッドと
MMICとの位置合わせを容易に行うことができる効果
がある。また、上記シールドメタルを上記MMIC上方
で回動可能に保持することにより、プローブヘッドとM
MICとの位置合わせが容易に行え、またプロービング
時の作業性を向上できる効果がある。また、上記シール
ドメタルから上記MMICにDCバイアスが印加される
ため、実際の使用状態に近い動作時の電気的特性を測定
することができる効果がある。
【0040】また、TABテープを使用したプロービン
グ装置において、上記TABテープの一部に開口部を設
けることで、MMICとの位置合わせを目視にて行うこ
とができる効果がある。また、TABテープの、上記M
MICのグランド用電極パッドと接触し、かつバイアホ
ールを用いて上記グランド層と接続する接地用接触電極
を設けることで、測定対象となるMMICの近傍よりグ
ランド電位を上記グランド層に供給することができ、ま
たバイアホールによって上記MMIC上方側面にグラン
ド面が形成されるようになり、よりパッケージ実装時に
近い状態で試験を行うことができる効果がある。
【0041】また、上記マイクロ波集積回路表面の電極
パッド及びグランド用電極パッドに相当する位置にバイ
アホールを有し、その片側面にグランド層を有するTA
Bテープをスペーサとして用いてプロービングを行うこ
とにより、一度の位置決めで複数のMMICを順次試験
することができる効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例によるマイクロ波帯用
プロービング装置のRFプローブヘッドの斜視図であ
る。
【図2】この発明の第2の実施例によるマイクロ波帯用
プロービング装置のRFプローブヘッド近傍の拡大図及
び断面図である。
【図3】この発明の第3の実施例によるマイクロ波帯用
プロービング装置のRFプローブヘッド近傍の断面図で
ある。
【図4】この発明の第4の実施例によるマイクロ波帯用
プロービング装置のRFプローブヘッド近傍の拡大図で
ある。
【図5】この発明の第5の実施例によるマイクロ波帯用
プロービング装置のRFプローブヘッドに取り付けられ
るシールドメタルの外観図である。
【図6】この発明の第6の実施例によるマイクロ波帯用
プロービング装置のTABテープを用いたRFプローブ
ヘッド近傍の断面図及び斜視図である。
【図7】この発明の第7の実施例によるマイクロ波帯用
プロービング装置のTABテープを用いたRFプローブ
ヘッド近傍の断面図及び斜視図である。
【図8】この発明の第8の実施例によるマイクロ波帯用
プロービング装置のTABテープを用いて構成されたス
ペーサ及びRFプローブヘッド近傍の断面図である。
【図9】従来のマイクロ波帯用オンウエハプロービング
装置のプローブヘッドの斜視図である。
【図10】従来のマイクロ波帯用オンウエハプロービン
グ装置を用いたオンウエハテストを説明するための図で
ある。
【図11】MMICをパッケージに実装した状態を示す
斜視図である。
【図12】従来のTABテープを使用したオンウエハプ
ロービングのプローブヘッド近傍の断面図及び上面図で
ある。
【符号の説明】
1 シールドメタル 2 ウエハ 2a MMIC 3 プローブステージ 4 RFプローブヘッド 41a 探針 41b 探針 5a RF入出力用電極パッド 5b 接地用電極パッド 1b メッシュ状シールドメタル 7 スプリングプローブ 8 グランド層 80 グランド層 80a 接地用接触電極 81 グランド層 83 マーク 9 誘電体層 9b 開口 10 信号線路 10a 接触電極 11 バイアホール 12 バイアホール 12a プローブ側電極 12b ウエハ側電極 12c プローブ側電極 12d ウエハ側電極 13 フタ 14 マイクロストリップ線路 15 ワイヤ 16 支持棒 17 回転軸 100 配線
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年11月1日
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】請求項9
【補正方法】変更
【補正内容】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】次にプロービング方法について説明する。
まず図10の構造のプロービング装置を用いる場合に
は、プローブステージ3に載せられたウエハ2はプロー
ブステージ3の図示しない吸着機構によって固定され、
次いでRFプローブヘッド4をウエハ2上に形成された
MMIC2aのRF入出力用電極パッド5aに接触させ
る。この状態で一方のプローブヘッド4より入射された
マイクロ波信号はMMIC2aで増幅,反射,減衰さ
れ、他方のRFプローヘッド4から出力される。これ
らの入力,出力,反射信号等を測定することによりMM
IC2aの電力,雑音等のマイクロ波特性が求められ
る。この時、図10(d) に示すように、ウエハ2裏面全
面には裏面メタル2bが形成されており、この裏面メタ
ル2bと接地用電極パッ5bとはバイアホール2cに
よって接続されているため、MMIC2aの送線路が
マイクロストリップの場合、そのグランド面はプローブ
ステージ3(ウエハ裏面)になる。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【作用】この発明においては、プロービング時にシール
ドメタル又はTABテープのグランド面がプローブステ
ージに電気的に接続され、かつパッケージ実装時と同様
にMMICの上方にグランド面が形成されるため、オン
ウエハ時とパッケージ実装時でのマイクロ波特性を測定
する時の条件をほぼ一致させることができる。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】次にプロービング方法について説明する。
まず、MMICが作成されたウエハ2はプローブステー
ジ3上に吸着され固定される。次にRFプローブヘッド
4を移動させて、その探針41a,41bがウエハ2上
に作成した電極パッド5a,5bに接触させる。続いて
シールドメタル1を有するポジショナー21の位置を、
X,Y,Z軸マイクロメータ・ヘッド24,25,26
によって調整し、図2(a) に示すように、誘電体層40
先端の上方がシールドメタル1で覆われるようにする。
このときRFプローブヘッド4の探針41aにはマイク
ロ波信号源が接続されており、そこから出た信号は入力
側RFプローブヘッド4の探針41aを伝播してMMI
C2aに入射される。そしてMMIC2aで増幅,減衰
された信号は出力側RFプローブヘッド4の探針41a
を伝わり、出力側にて測定される。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】この時、導体からなる函型のシールドメタ
ル1はMMIC2a上方に配されて、プローブステージ
3と共にMMIC2aの周囲を覆うようなグランド面を
構成している。したがって、マイクロ波特性測定時のM
MIC2aの周囲の電磁界分布は、パッケージ実装時と
ほぼ同様の状態になっているとみてよく、オンウエハ時
とパッケージ実装時の両者での特性測定時の条件はほぼ
一致する。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0034
【補正方法】変更
【補正内容】
【0034】実施例7.次に本発明の第7の実施例によ
るマイクロ波帯用プロービング装置を図8に基づいて説
明する。図において、12はMMIC2aのRF入出力
用電極パッド5a及び接地用電極パッド5bに相当す
る、誘電体層9の位置に形成されたバイアホールであ
り、ウエハ2と対向する端部にはウエハ側電極12b,
12dが形成され、他方の端部にはプローブ側電極12
a,12cが形成されている。またプローブ側電極12
a,12cが形成された誘電体層9表面には上記プロー
ブ側電極12aの周囲を除いて全面にグランド層81が
形成されている。また83はMMIC2aの電極5a,
5bとウエハ側電極12b,12dとの位置合わせを行
うために、グランド層81表面に形成された格子状のマ
ークである。そして、以上の要素9,12a〜12d,
81,83により、スペーサ部材90を構成している。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0036
【補正方法】変更
【補正内容】
【0036】このように本実施例によれば、誘電体層9
の、ウエハ2に形成された各MMIC2aの電極5a,
5bに相当する部分に、バイアホール12によって上記
誘電体層9を貫通して接続されたプローブ側電極12
a,12c及びウエハ側電極12b,12dを設け、か
つ上記プローブ側電極12aの周囲を除いて誘電体層9
の片側全面にグランド層81を形成し、この主に誘電体
層9からなるスペーサ部材90を用いてプロービングを
行うようにしたから、プロービング時のグランド面は、
プローブステージ3,グランド層81,及びウエハ側電
極12dと接続するバイアホール12となるために、パ
ッケージ実装時に近い状態でMMIC2aの電気的特性
を測定することができる。また、このようなシート状の
誘電体層9をウエハ2上に乗せてプロービングを行うこ
とで、1回の位置決めで隣接するMMIC2aを順次試
験することができ、作業効率が向上する。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0041
【補正方法】変更
【補正内容】
【0041】また、上記マイクロ波集積回路表面の電極
パッド及びグランド用電極パッドに相当する位置にバイ
アホールを有し、その片側面にグランド層を有するTA
Bテープをスペーサ部材として用いてプロービングを行
うことにより、一度の位置決めで複数のMMICを順次
試験することができる効果がある。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】図面の簡単な説明
【補正方法】変更
【補正内容】
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1の実施例によるマイクロ波帯用
プロービング装置のRFプローブヘッドの斜視図であ
る。
【図2】この発明の第の実施例によるマイクロ波帯用
プロービング装置のRFプローブヘッド近傍の拡大図及
び断面図である。
【図3】この発明の第の実施例によるマイクロ波帯用
プロービング装置のRFプローブヘッド近傍の断面図で
ある。
【図4】この発明の第の実施例によるマイクロ波帯用
プロービング装置のRFプローブヘッド近傍の拡大図で
ある。
【図5】この発明の第の実施例によるマイクロ波帯用
プロービング装置のRFプローブヘッドに取り付けられ
るシールドメタルの外観図である。
【図6】この発明の第の実施例によるマイクロ波帯用
プロービング装置のTABテープを用いたRFプローブ
ヘッド近傍の断面図及び斜視図である。
【図7】この発明の第の実施例によるマイクロ波帯用
プロービング装置のTABテープを用いたRFプローブ
ヘッド近傍の断面図及び斜視図である。
【図8】この発明の第の実施例によるマイクロ波帯用
プロービング装置のTABテープを用いて構成されたス
ペーサ及びRFプローブヘッド近傍の断面図である。
【図9】従来のマイクロ波帯用オンウエハプロービング
装置のプローブヘッドの斜視図である。
【図10】従来のマイクロ波帯用オンウエハプロービン
グ装置を用いたオンウエハテストを説明するための図で
ある。
【図11】MMICをパッケージに実装した状態を示す
斜視図である。
【図12】従来のTABテープを使用したオンウエハプ
ロービングのプローブヘッド近傍の断面図及び上面図で
ある。
【符号の説明】 1 シールドメタル 2 ウエハ 2a MMIC 3 プローブステージ 4 RFプローブヘッド 41a 探針 41b 探針 5a RF入出力用電極パッド 5b 接地用電極パッド 1b メッシュ状シールドメタル 7 スプリングプローブ 8 グランド層 80 グランド層 80a 接地用接触電極 81 グランド層 83 マーク 9 誘電体層 9 開口 10 信号線路 10a 接触電極 11 バイアホール 12 バイアホール 12a プローブ側電極 12b ウエハ側電極 12c プローブ側電極 12d ウエハ側電極 13 フタ 14 マイクロストリップ線路 15 ワイヤ 16 支持棒 17 回転軸 100 配線
【手続補正10】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図7
【補正方法】変更
【補正内容】
【図7】

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数個のマイクロ波集積回路チップが形
    成されたウエハを搭載するウエハステージと、所定の上
    記マイクロ波集積回路にマイクロ波信号を伝達するRF
    プローブヘッドとを備えたマイクロ波帯用プロービング
    装置において、 上記RFプローブヘッドが上記所定のマイクロ波集積回
    路の電極パッドに接触した時に、該マイクロ波集積回路
    上方を覆うグランド電位のシールド体を備えたことを特
    徴とするマイクロ波帯用プロービング装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のマイクロ波帯用プロービ
    ング装置において、 上記シールド体の上面部分はメッシュ形状となっている
    ことを特徴とするマイクロ波帯用プロービング装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載のマイクロ波帯用プロービ
    ング装置において、 上記シールド体は、上記RFプローブヘッドとマイクロ
    波集積回路との位置合わせ作業時に、該位置合わせが、
    上記RFプローブヘッド上方から目視にて行われるよう
    に、上記RFプローブヘッドに対して回動自在に設けら
    れていることを特徴とするマイクロ波帯用プロービング
    装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載のマイクロ波帯用プロービ
    ング装置において、 上記シールド体に、上記マイクロ波集積回路のDCバイ
    アス印加用の電極パッドにDCバイアスを供給するため
    のDC電位供給手段を設けたことを特徴とするマイクロ
    波帯用プロービング装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載のマイクロ波帯用プロービ
    ング装置において、 上記シールド体は、上記ウエハステージと電気的に接続
    することによりグランド電位が供給されていることを特
    徴とするマイクロ波帯用プロービング装置。
  6. 【請求項6】 複数個のマイクロ波集積回路チップが形
    成されたウエハを搭載するウエハステージと、所定の上
    記マイクロ波集積回路にマイクロ波信号を伝達するRF
    プローブヘッドとを備えたマイクロ波帯用プロービング
    装置において、 上記プローブヘッドのプローブ針を、 プロービング対象となる上記所定のマイクロ波集積回路
    上方を覆うテープ状の誘電体層と、 該誘電体層の片面全面に形成されたグランド層と、 上記誘電体層の他方の面に設けられ、上記マイクロ波集
    積回路にマイクロ波信号を伝達するための信号線路とか
    ら構成したことを特徴とするマイクロ波帯用プロービン
    グ装置。
  7. 【請求項7】 請求項6記載のマイクロ波帯用プロービ
    ング装置において、 上記所定のマイクロ波集積回路の表面の所定部分を観察
    して上記プローブ針の位置合わせを行うための開口部を
    上記誘電体層に設けたことを特徴とするマイクロ波帯用
    プロービング装置。
  8. 【請求項8】 請求項6記載のマイクロ波帯用プロービ
    ング装置において、 上記誘電体層の、上記信号線路が形成された面と同一面
    に、上記マイクロ波集積回路表面のグランド用電極パッ
    ドと接触し、かつバイアホールによって上記グランド層
    と接続する接地用接触電極を設けたことを特徴とするマ
    イクロ波帯用プロービング装置。
  9. 【請求項9】 複数個のマイクロ波集積回路チップが形
    成されたウエハを搭載するウエハステージと、所定の上
    記マイクロ波集積回路にマイクロ波信号を伝達するRF
    プローブヘッドとを備えたマイクロ波帯用プロービング
    装置において、 プロービング対象となる上記所定のマイクロ波集積回路
    上方を覆うテープ状の誘電体層と、 該誘電体層の、上記マイクロ波集積回路表面の電極パッ
    ド及びグランド用電極ッドに相当する位置に形成された
    バイアホールと、 上記電極パッドと接触する部分のバイアホール終端部に
    形成された接触電極と、 上記グランド用電極と接触する部分のバイアホール終端
    部に形成された接地用接触電極と、 上記各バイアホールの他方の終端部に形成されたプロー
    ブ側電極と、 上記接地用接触電極と電気的に接続する上記プローブ側
    電極の周囲を除いて、上記誘電体層の片面全面に形成さ
    れたグランド層とからなるスペーサ部材を有し、 該スペーサ部材を介して上記所定のマイクロ波集積回路
    にマイクロ波信号を伝達するようにしたことを特徴とす
    るマイクロ波帯用プロービング装置。
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