JP2000121683A - 積分による出力信号処理システムを有する近磁界プローブ - Google Patents

積分による出力信号処理システムを有する近磁界プローブ

Info

Publication number
JP2000121683A
JP2000121683A JP10304714A JP30471498A JP2000121683A JP 2000121683 A JP2000121683 A JP 2000121683A JP 10304714 A JP10304714 A JP 10304714A JP 30471498 A JP30471498 A JP 30471498A JP 2000121683 A JP2000121683 A JP 2000121683A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
field probe
probe
magnetic field
connector
transmission line
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10304714A
Other languages
English (en)
Inventor
Taiko Ko
太好 高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Ricoh Co Ltd filed Critical Ricoh Co Ltd
Priority to JP10304714A priority Critical patent/JP2000121683A/ja
Publication of JP2000121683A publication Critical patent/JP2000121683A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Measuring Magnetic Variables (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】簡便な構成で近磁界プローブ型実時間電流プロ
ーブを実現させられるように、近磁界プローブの構成を
工夫すること。 【解決手段】ループコイルと伝送線路よりなる近磁界プ
ローブについて、上記伝送線路に続いてパッド部を設
け、当該パッド部にコネクタを接続し、当該コネクタに
同軸ケーブルを接続し、当該同軸ケーブルに信号を積分
する積分回路を接続し、当該積分回路からの出力をさら
に同軸ケーブルで出力するようにしたこと。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、電子式複写機、FA
X、印刷機、パソコン等の事務機器、家庭用電気機器、
産業機器等、各種電気電子機器からの電磁ノイズを検知
し、また装置内に内在させるプリント配線基板等からの
ノイズを検知するものであって、EMC規制対策や電磁
障客対策のための検査機器として用いられる近磁界プロ
ーブに関するものであって、特に対象物に近接させ、ノ
イズ源の電流を特定する際に必要な近接磁界検出を行っ
て直接上記電流を検知するために利用して極めて有効な
ものである。
【0002】
【従来技術】EMC対策には、法的規制で定めているオ
ープンサイトや電波暗室内で10m,30m等の遠方で
の電磁波の強さが定められたアンテナを用いて計測し、
その計測結果に基づいて必要な対策を講じるやり方もあ
るが、これとは別にこのような認証サイト等での計測前
にメーカーサイドで行うこととして、近接させたプロー
ブで対象からの電磁界を検知し、これをもって対象物へ
の対策を講じることが行われる。上記の近磁界プローブ
として、対称なループコイルとそれに続くシールドボッ
クス内の回路で磁界のみにより生じた信号を検出するも
のがあり(特開昭62−106379号公報)、また、
フレキシブル基板上にエッチングで形成したセンサーと
エルボーになった先に出力コネクターを接続したものが
ある(特開平7ー191058号公報)。さらに、公知
ではないが、薄膜で近磁界プローブを作製し、その伝送
路にシールドを設け、トリプレート構造をとり、測定上
の誤差を低減させたものがあり(特願平09−0592
67号)、また、コイル部を積層し、その一部を位置決
め用センサーとして用いて、位置決めの精度を高めたも
のもある(特願平10ー39797号)。さらに、因み
に、アンプを用いた近磁界プローブとして特開平7−1
59378(特許第2782316号)のものもある。
これは、検知用プローブが少なくとも一対の個別コイル
からなり、電磁誘導法により漏洩磁束を検知する漏洩磁
束検出装置であって、一方の個別コイルが他方の個別コ
イルの逆相であるように巻線を施し、かつ個別コイルを
それぞれ引出線によって差動増幅器に接続し、この差動
増幅器により、各個別コイルの漏洩磁束信号成分の加算
演算と、各個別コイルのノイズ成分の差引演算とを同時
に行なって増幅信号を得るように構成したものである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】以上の従来の近磁界プ
ローブは、ループコイルを用いたタイプの磁界検知型プ
ローブであるので、出力波形は被測定対象の配線部に流
れる電流の微分波形となる。このため、電流または放射
電磁波の実時間解析の際に、出力信号を取り込んだ後
に、これを積分するなどの信号処理を行う必要があり、
全体として測定システムが複雑にならざるを得ず、簡便
性に欠けるという問題がある。そこで本発明は、簡便な
構成で近磁界プローブ型実時間電流プローブを実現させ
られるように、近磁界プローブの構成を工夫することを
その課題とするものである。
【0004】
【課題解決のために講じた手段】
【解決手段1】上記課題解決のために講じた手段1は、
ループコイルと伝送線路よりなる近磁界プローブについ
て、上記伝送線路に続いてパッド部を設け、当該パッド
部にコネクタを接続し、当該コネクタに同軸ケーブルを
接続し、当該同軸ケーブルに信号を積分する積分回路を
接続し、当該積分回路からの出力をさらに同軸ケーブル
で出力するようにしたことである。
【作用】近磁界プローブに積分回路を組み込んだので、
近磁界プローブの出力として、被測定対象の配線部に流
れる電流波形そのものが得られる。したがって、この出
力を用いて、高周波電流波形の実時間解析を簡便に行う
ことができる。また、近磁界プローブに積分回路を組み
込むに当たり、伝送線路からコネクタ及び同軸ケーブル
を介して信号を積分回路に入力しているので、伝送線路
と同軸ケーブルを容易に接続でき、かつ、外部ノイズの
混入を可及的に低減できる。
【0005】
【解決手段2】上記課題解決のために講じた手段2は、
ループコイルと伝送線路よりなる近磁界プローブについ
て、積分回路をチップ部品で構成し、上記伝送線路を直
接上記積分回路に接続したことである。
【作用】近磁界プローブに積分回路を組み込んだので、
近磁界プローブの出力として、被測定対象の配線部に流
れる電流波形そのものが得られる。したがって、この出
力を用いて、高周波電流波形の実時間解析を簡便に行う
ことができる。また、積分回路をチップ部品で構成した
ことにより、伝送線路と積分回路とが直接接続されるか
ら、信号の損失を低減でき、かつ近磁界プローブ全体の
構成を単純化しかつ小型化することができる。
【0006】
【解決手段3】上記課題解決のために講じた手段3は、
ループコイルと伝送線路よりなる近磁界プローブについ
て、半導体基板上にループコイル、伝送線路とともに半
導体プロセスにより上記積分回路を一体に形成したこと
である。
【作用】近磁界プローブに積分回路を組み込んだので、
近磁界プローブの出力として、被測定対象の配線部に流
れる電流波形そのものが得られる。したがって、この出
力を用いて、高周波電流波形の実時間解析を簡便に行う
ことができる。また、半導体基板上にループコイル、伝
送線路とともに半導体プロセスにより上記積分回路を一
体に形成したことにより、超小形化が図られ、かつ信頼
性が向上する。
【0007】
【実施態様1】上記解決手段1乃至解決手段3の近磁界
プローブを保持部材の先端に固定してプローブユニット
とし、当該保持部材を手で保持して操作し、あるいは保
持部材を支持部材に支持させて当該支持部材を操作して
上記近磁界プローブを測定対象に近接させられるように
したこと。
【実施態様2】実施態様1における上記保持部材の互い
に直交する少なくとも2つ以上の面に近磁界プローブを
それぞれ取り付けたこと。
【実施態様3】解決手段1乃至解決手段3、実施態様
1、または実施態様2の近磁界プローブにアンプを接続
し、当該アンプを計測器に接続したこと。
【実施態様4】解決手段1乃至解決手段3、実施態様1
乃至実施態様3のいずれかの近磁界プローブを並列に複
数配置して複合近磁界プローブとしたこと。
【実施態様5】解決手段1乃至解決手段3、実施態様1
乃至実施態様4の上記積分回路を、AD変換器とその出
力を積算する積算部とによって構成したこと。
【0008】
【実施例】次いで、図面を参照しつつ実施例を説明す
る。
【実施例1】図1、図2に示す実施例1の近磁界プロー
ブは図1(a),(b)(c)に示す手順で作製され
る。まず、プローブ先端部のループコイル1、伝送線路
2、パッド部3を導電性箔により作製する。この場合に
は伝送線路2は平行線路型である。一枚のシートを目的
の形に切断してループコイル1、伝送線路2及びパッド
部3を製作する。その後、グラスエポキシ基板等の絶縁
性基板上に接着を行い、次いで、パッドの接続部にコネ
クタ4をはんだなどで接続し、このコネクタ4に同軸ケ
ーブル5を接続する。積分回路部6を同一のグラスエポ
キシ基板上に設け、その入力コネクタ部7に同軸ケーブ
ル5を接続し、さらに積分回路部6の出力コネクタ部8
に同軸ケーブル9を接続して、オシロスコープ等の計測
器に接続できる近磁界プローブシステムが構成される。
この近磁界プローブのループコイル1からの信号は微分
波形であるが、この微分波形信号はチップ部品の積分回
路部6によって信号処理されるので、余分な素子を付加
的に使用したり、引回し線を設ける等の必要がなく、P
CB等の平面状配線に流れる電流を、この近磁界プロー
ブで実時間検知することができる。なお、プローブ先端
部のループコイル1、伝送線路2及びパッド部3に関し
ては通常のプリント基板作製プロセスと同様の工程でも
作製される。
【0009】
【実施例2】図3に示す実施例2の近磁界プローブは図
3(a),(b)に示す工程で作製される。実施例1と
同様に、プローブ先端部のループコイル、伝送線路を通
常のプリント基板作製プロセスと同様の工程で作製す
る。その際に、伝送線路の先に積分回路を構成するため
のチップ部品接続用のパッドとさらに出力用コネクタパ
ッドを設けた配線パターンを同時に設ける。この配線パ
ターン部にチップ部品及びコネクタをはんだ付け等で接
続し、コネクタに同軸ケーブルを接続して完成する。こ
れにより、プローブ全体を小型化できる。なお、絶縁基
板として、石英基板上に、導電性薄膜としてAl等を成
膜の後、通常の半導体プロセスに準じたフォトリソエッ
チング工程を経ても、先ほどと同様の配線パターンを実
現することができ、さらに、チップ部品、コネクタを導
電性接着剤で接続することでも同様に実現できる。この
場合に積分回路としては、差動アンプを設けその出力を
フィードバックし、その経路に高周波特性に優れたチッ
プコンデンサーを設けることで十分、その機能を発揮で
きる。その回路部の一例を図3(c)に示す。
【0010】
【実施例3】図4、図5に示す実施例3の近磁界プロー
ブは図4(a),(b),(c)(d)に示す工程で作
製される。予め、図3(c)に示す積分回路に相当する
積分回路部をSi、及びGaAs等の半導体基板上に通
常の半導体ブロセスにより形成する。さらに絶縁層及び
スルーホールを形成する。その後、実施例2における石
英基板のかわりに、積分回路部を形成したSi,GaA
s等の半導体基板上に、プローブ先端部のループコイ
ル、伝送線路をAl等の導電性金属で成膜して後、通常
のフォトリソ工程を経て作製された積分回路部とプロー
ブ先端部が接続される。なお、実施例2のように石英基
板上にプローブ先端部を形成し、積分回路部のICチッ
プをフリップチップ実装することにより同様に近磁界プ
ローブを実現することもできる。その後、同軸ケーブル
接続用コネクタ部へ実装してから、同軸ケーブルを接続
して完成する。完成した実施例3の近磁界プローブの概
略は図5(a)、(b)に示すとおりである。この実施
例3によれば、本発明の近磁界プローブを全体として一
層小型化でき、また、例えば、LSI内部の配線パター
ン寸法の電流検知も可能となる。
【0011】
【実施例4】図6に示す実施例4は次ぎのとおりであ
る。実施例1のグラスエポキシ基板上に形成した積分回
路部と一体になったプローブ先端部をさらに保持部材H
に接続する。当該接続にはアラルダイト等のエポキシ系
接着剤を用いればよい。保持部材Hの材質としてはプラ
スチック、金属、ガラス等でよく、プローブ先端部の基
板の材質との接着性等を勘案して決めればよく、また、
ループコイルを形成する基板自体の形状としては、その
最先端部を測定箇所に近接ないし接触させ易い形にする
のがよい。プローブの先端部のコネクタに同軸ケーブル
を接続して、オシロスコープ等の計測器に接続できる近
磁界プローブシステムが完成する。微分波形であるルー
プコイルからの信号が積分回路によって信号処理され、
これが本近磁界プローブの出力信号となるから、余分な
素子を付加したり、引回し線を設ける等の必要なしに、
PCB等の平面状配線に流れる電流を実時間確認するこ
とができる。このため、通常の電圧プローブと同様に、
オシロスコープ上で目的とする部分に手で持っていくこ
とで電流信号を簡便に測定できる。なお、プローブ先端
部を加工し、あるいは接着材等を用いて、一時的に目的
の個所に固定する方法を採用することもできる。さら
に、図7に示すように、支持部材Sを設け、この支持部
材Sに上記保持部材Hを固定することによって、プロー
ブ先端部に特別の加工を施すことなしに、目的の個所に
近磁界プローブの先端を接触させて、簡便にかつ安定的
に電流信号を検出することができる。
【0012】
【実施例5】図8、図9に実施例5を示している。上記
実施例4の近磁界プローブを保持部材Hに2つ以上取り
付ける。それぞれのプローブP1 、P2 を互いに直交す
る平面内に配置し、それぞれのプローブで検知した各磁
界成分を合成することにより、磁界を2次元または3次
元のベクトルとして検出することができる。また、予め
基準となる電流源を設けておいて、この電流源に対する
位置と当該位置における各プローブの出力(基準出力)
を予め計測し、多数の測定位置についてのこの基準出力
を予め登録しておき、これに基づいて、電磁ノイズ測定
時の近磁界プローブの測定位置の位置決めを行う。すな
わち、上記基準電流源によって発生した各磁界成分を検
知し、その検知信号をフィードバックさせて、予め登録
してある出力値と比較することにより、プローブP1
2 の測定位置及びその姿勢を補正することができる。
したがって、プローブを正確な位置及び姿勢にして、高
精度で電流検知を行うことができる。
【0013】
【実施例6】図10に実施例6を示している。実施例1
で作製したプローブとアンプをユニットとすることで、
そのまま、通常のゲインを持つオシロスコープ等の計測
器に接続してもPCB上のLSI等に流れる実時間電流
を十分検知できる。また、アンプを接続することでイン
ピーダンスの変換が容易となり、例えば1MΩの入力イ
ンピーダンスを有するオシロスコープにも接続でき、感
度よく高周波電流波形を観察することができる。
【0014】
【実施例7】図11に実施例7を示している。この実施
例は、実施例1で作製した多数のプローブ1を並列に配
置して保持部材Hに固定したものであり、さらに、保持
部材を支持部材Sに固定して安定させている。この実施
例によれば、フラットケーブルに流れる電流値を同時に
多数検知することができる。寸法によっては、LSIの
ピンに相当する間隔でプローブを配置することが可能で
あって、例えばアドレス、データラインを同時に計測す
ることも可能である。
【0015】
【実施例8】図12(a)に実施例8を示している。こ
の実施例8は、実施例3で作製したプローブを微小移動
可能なXYZステージに固定して支持させたものであ
る。XYZステージをXYZ方向に微小移動させなが
ら、LSI内の配線の実時間電流計測を行うことがで
き、さらに分布計測も可能である。
【0016】
【実施例9】図12(b)に実施例9を示している。こ
の実施例は、計測データの処理の仕方についての例であ
って、以上の実施例におけるアナログの積分回路に換え
て、AD変換部、積算部で積分回路を構成したのであ
る。これによれば、ドリフト等の調整が不要となり、パ
ソコン等の計算機へ直接出力することが可能となる。
【0017】
【発明の効果】本発明の近磁界プローブは積分回路を内
蔵しているので、その出力から高周波実時間電流波形を
直接観測することができ、近磁界プローブと積分器との
接続回線などからノイズを拾うこともなく、高精度で高
周波実時間電流波形を検出することができる。また、積
分回路をチップ部品で構成することにより、本発明の近
磁界プローブ全体を小型化でき、さらに、プローブ先端
部及び積分回路部をモノリシック化することにより、プ
ローブ全体をさらに小型化できる。また、本発明の近磁
界プローブを保持部材に固定することにより、手で保持
し、あるいは簡単な固定治具に支持させることにより、
目視で確認しながら測定個所の特定→測定→移動の操作
を行うことが可能であり、測定時の作業性が向上する。
さらに、それぞれの本発明の近磁界プローブを互いに
直交する平面内にそれぞれ配置し、それぞれのプローブ
で検知した各磁界成分を合成することにより、近磁界を
2次元または3次元のベクトルとして検出して、これに
基づいて高精度の高周波実時間電流波形を検出すること
ができる。
【0018】また、予め基準となる電流源を設けておい
て、この電流源に対する位置と当該位置における各プロ
ーブの出力の対応関係を複数位置において予め登録して
おき、上記基準電流源によって発生した各磁界成分を検
知し、その検知信号をフィードバックさせて、予め登録
してある出力値と比較することにより、プローブの測定
位置及び姿勢を補正することができる。したがって、プ
ローブを正確な位置及び姿勢にして、高精度な電流検知
を行うことができる。さらに、本発明の近磁界プローブ
にアンプないしインピーダンス変換装置を設けることに
より、低い感度のものや、1MΩ入力のもの等、既存の
広い範囲のオシロスコープ等の計測器に近磁界プローブ
を適合させることができる。さらに、本発明の近磁界プ
ローブを並列に多数配置することで、LSIの並列信号
線を同時に計測でき、また、これを3次元に微小移動さ
せることにより、LSIの微細領域の電流分布を計測す
ることも可能である。さらに、本発明の近磁界プローブ
の出力を予めデジタル化することにより、ドリフト調整
が不要で、かつ計算機、パソコンへ出力することも可能
になる。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は実施例1の作製手順1を示す平面図で
あり、(b)は同作製手順2を示す平面図であり、
(c)は同作製手順3を示す平面図である。
【図2】(a)は実施例1の側面図であり、(b)は同
実施例の平面図である。
【図3】(a)は実施例2の側面図であり、(b)は同
実施例の平面図であり、(c)は実施例2の積分回路図
である。
【図4】(a)は実施例3の作製工程1の平面図であ
り、(b)は同作製工程1の側面図であり、(c)は実
施例3の作製工程2の平面図であり、(d)は同作製工
程2の側面図である。
【図5】(a)は実施例3の平面図であり、(b)は同
実施例の側面図である。
【図6】(a)は実施例4の平面図であり、(b)は同
実施例の側面図である。
【図7】は実施例4の一使用状態の側面図である。
【図8】実施例5の平面図であり、(b)は同実施例の
側面図であり、(c)は(b)における矢印A図であ
る。
【図9】(a)は実施例5の一使用状態の側面図であ
り、(b)は同実施例におけるプローブの角度補正方法
の模式図である。
【図10】(a)は実施例6の側面図であり、(b)は
同実施例の平面図である。
【図11】は実施例7の側面図である。
【図12】は実施例8の側面図であり、(b)は実施例
9の積分回路図である。
【符号の説明】
1:ループコイル 2:伝送線路 3:パッド部 4,7,8:コネクタ 5,9:同軸ケーブル 6;積分回路部 H:保持部材 S:支持部材

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】ループコイルと伝送線路よりなる近磁界プ
    ローブにおいて、上記伝送線路に続いてパッド部を設
    け、当該パッド部にコネクタを接続し、当該コネクタに
    同軸ケーブルを接続し、当該同軸ケーブルに信号を積分
    する積分回路を接続し、当該積分回路からの出力をさら
    に同軸ケーブルで出力する近磁界プローブ。
  2. 【請求項2】上記積分回路をチップ部品で構成し、上記
    伝送線路を上記積分回路に直接接続したことを特徴とす
    る請求項1の近磁界プローブ。
  3. 【請求項3】半導体基板上にループコイル、伝送線路と
    ともに半導体プロセスにより上記積分回路を一体に形成
    したことを特徴とする請求項1及び請求項2の近磁界プ
    ローブ。
  4. 【請求項4】請求項1、請求項2または請求項3の近磁
    界プローブを保持部材の先端に固定してプローブユニッ
    トとし、当該保持部材を手で保持して操作し、あるいは
    保持部材を支持部材に支持させて当該支持部材を操作し
    て上記近磁界プローブを測定対象に近接させられるよう
    にした近磁界計測システム。
  5. 【請求項5】上記保持部材の互いに直交する少なくとも
    2つ以上の面に近磁界プローブをそれぞれ取り付けたこ
    とを特徴とする請求項4のプローブユニット。
  6. 【請求項6】請求項1、請求項2、請求項3、請求項4
    または請求項5の近磁界プローブにアンプを接続し、当
    該アンプを計測器に接続した近磁界計測システム。
  7. 【請求項7】請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5または請求項6の近磁界プローブを並列に
    複数配置した複合近磁界プローブ。
  8. 【請求項8】上記積分回路を、AD変換器とその出力を
    積算する積算部とによって構成したことを特徴とする請
    求項1、請求項2、請求項3、請求項4、請求項5、請
    求項6の近磁界プローブまたは請求項7の複合近磁界プ
    ローブ。
  9. 【請求項9】請求項1、請求項2、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6、請求項7または請求項8の近
    磁界プローブまたは複合近磁界プローブを三次元的に移
    動させることを特徴とする近磁界計測システム。
JP10304714A 1998-10-13 1998-10-13 積分による出力信号処理システムを有する近磁界プローブ Pending JP2000121683A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10304714A JP2000121683A (ja) 1998-10-13 1998-10-13 積分による出力信号処理システムを有する近磁界プローブ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10304714A JP2000121683A (ja) 1998-10-13 1998-10-13 積分による出力信号処理システムを有する近磁界プローブ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000121683A true JP2000121683A (ja) 2000-04-28

Family

ID=17936337

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10304714A Pending JP2000121683A (ja) 1998-10-13 1998-10-13 積分による出力信号処理システムを有する近磁界プローブ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000121683A (ja)

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006308405A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Hioki Ee Corp 曝露量測定装置
KR100689018B1 (ko) 2005-07-11 2007-03-02 대덕전자 주식회사 동축 선로가 내장된 인쇄 회로 기판 및 제조 방법
JP2012013610A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Ihi Aerospace Co Ltd 磁気センサ
CN109709421A (zh) * 2018-12-27 2019-05-03 上海创功通讯技术有限公司 一种电磁干扰磁场探棒及测试系统
CN116679244A (zh) * 2023-07-27 2023-09-01 中国科学院上海高等研究院 一种快脉冲磁场自动测量装置及方法

Cited By (8)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2006308405A (ja) * 2005-04-28 2006-11-09 Hioki Ee Corp 曝露量測定装置
JP4576285B2 (ja) * 2005-04-28 2010-11-04 日置電機株式会社 曝露量測定装置
KR100689018B1 (ko) 2005-07-11 2007-03-02 대덕전자 주식회사 동축 선로가 내장된 인쇄 회로 기판 및 제조 방법
JP2012013610A (ja) * 2010-07-02 2012-01-19 Ihi Aerospace Co Ltd 磁気センサ
CN109709421A (zh) * 2018-12-27 2019-05-03 上海创功通讯技术有限公司 一种电磁干扰磁场探棒及测试系统
CN109709421B (zh) * 2018-12-27 2021-03-19 上海创功通讯技术有限公司 一种电磁干扰磁场探棒及测试系统
CN116679244A (zh) * 2023-07-27 2023-09-01 中国科学院上海高等研究院 一种快脉冲磁场自动测量装置及方法
CN116679244B (zh) * 2023-07-27 2023-10-17 中国科学院上海高等研究院 一种快脉冲磁场自动测量装置及方法

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP4575153B2 (ja) 電流測定方法および電流測定装置
US6798189B2 (en) Current detection resistor, mounting structure thereof and method of measuring effective inductance
US6483304B1 (en) Magnetic field probe having a shielding and isolating layers to protect lead wires extending between a coil and pads
TW550385B (en) Capacitively coupled RF voltage probe
JP3583276B2 (ja) 近磁界プローブ及び近磁界プローブユニット及び近磁界プローブアレー及び磁界計測システム
JP5846421B2 (ja) 半導体回路の電流測定装置
JP3559158B2 (ja) 近磁界プローブによる電磁ノイズ測定装置及び電磁ノイズ測定方法
JP2000121683A (ja) 積分による出力信号処理システムを有する近磁界プローブ
JPH06334004A (ja) マイクロ波帯用プロービング装置
JP3606546B2 (ja) 高空間分解能の近磁界プローブまたは近磁界プローブシステム
JP2000147034A (ja) 密着固定型近磁界プローブ
JP2003270267A (ja) プローブユニット、プローブカード、測定装置及びプローブカードの製造方法
JP2943793B1 (ja) 磁界検出装置および磁界分布測定装置
JPS63302371A (ja) 電流検出器
JP2006214943A (ja) プローブ装置
JP2000266784A (ja) 同相ノイズ検出用プローブ
JP2000314755A (ja) 近傍電磁界検知プローブシステム
JP3481795B2 (ja) ノイズ測定装置とノイズ検出用コイルの設計方法
JPH11202009A (ja) 近磁界プローブ及び近磁界プローブユニット及び近磁界プローブアレー及び磁界計測システム
JP2000275288A (ja) 近磁界プローブ及び計測システム
JP3249865B2 (ja) 半導体集積回路装置の製造方法
JPH1144709A (ja) プローブカード
JP3298338B2 (ja) インダクタンス測定装置及びその測定用プローブ装置
JP4030246B2 (ja) 広帯域近磁界プローブ
JP2000111625A (ja) 計測システム