JP4576285B2 - 曝露量測定装置 - Google Patents

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Description

本発明は、磁界の人体への曝露量を測定する曝露量測定装置に関するものである。
この種の曝露量測定装置として、特開2001−235496号公報に開示されている曝露量測定装置が知られている。この曝露量測定装置は、検出手段、信号選別回路、評価フィルタ、第2の信号選別回路、アナログ/ディジタル変換器、ディジタル信号処理回路、および表示装置を備え、「時間変化する電界、磁界及び電磁界による曝露を制限するためのガイドライン(作成:国際非電離放射線防護委員会)」において規定されている磁界についての周波数毎の曝露基準(周波数依存性の基準値)に基づいて、検出した磁界の曝露量を測定し得るように構成されている。このガイドラインでは、人体に及ぼす磁界の影響が周波数依存性を有しているため、周波数毎に曝露基準が規定されている。一例として周波数がf1(=10Hz)以上f2(=400kHz)以下の帯域(以下、「所定の周波数帯域」ともいう)の曝露基準は、図5に示すように、低周波域では周波数に反比例し、中周波域では周波数に拘わらず曝露量が一定となり、高周波域では周波数に反比例するように規定されている。なお、図5を含め、後述する各図では、横軸および縦軸を共に対数軸としている。
この場合、検出手段は、磁界(磁界強度)の直角方向3成分(X軸成分、Y軸成分およびZ軸成分)を検出する。つまり、検出手段は、ゲインが周波数に拘わらず一定となる伝達特性(フラットな伝達特性)を有して、検出した磁界の強度に比例した振幅の検出信号を出力する。信号選別回路は、検出手段によって検出された各成分についての検出信号を減衰または増幅させると共に、検出手段の周波数過程を調整する。評価フィルタは、その伝達関数の特性(伝達特性)が、上記したガイドラインにおいて各成分に対して規定されている曝露基準の逆数の値に一致するように選定されている。具体的には、上記の所定の周波数帯域では、評価フィルタの伝達特性は、図6に示すように選定されている。この構成により、検出手段および評価フィルタ全体としての伝達特性も、評価フィルタ単体の伝達特性と同様にして、ガイドラインにおいて規定された曝露基準の逆数の値に一致する特性となるため、曝露基準と同じ強度の磁界(例えば上記した所定の周波数帯域内の任意の周波数の磁界)が検出手段に入力されたときに、磁界の周波数に拘わらず、ほぼ一定の振幅の出力信号が評価フィルタから出力される。第2の信号選別回路は、各評価フィルタから出力される各成分の出力信号を増幅または減衰させると共に波形異常を矯正する低域フィルタとして作動する。アナログ/ディジタル変換器は、各第2の信号選別回路から出力される各成分の信号をディジタルデータに変換して出力する。ディジタル信号処理回路は、各アナログ/ディジタル変換器から出力される各成分のディジタルデータに基づいて、曝露量を算出する。上記のように、所定の周波数帯域内のいずれの周波数の磁界についても、曝露基準と同じ強度の磁界を検出手段が検出したときに、評価フィルタから同一の振幅(基準振幅)の出力信号が出力される。このため、ディジタル信号処理回路は、検出手段に未知の強度の磁界が入力されたときに評価フィルタから出力される出力信号の振幅を基準振幅と比較することにより、検出手段に入力された磁界の強度を算出し、算出した磁界強度に基づいて曝露量を算出する。
特開2001−235496号公報(第4−7頁、第2図)
ところで、上記の曝露量測定装置において、例えば、検出コイルを磁界検出センサとして使用して検出手段を構成することがある。この場合、検出コイルは、磁界強度の時間的変化を検出すると共に検出した磁界強度の時間的変化に比例した振幅の電圧信号を出力する。したがって、入力した磁界の強度に比例した振幅の検出信号を出力するように検出手段を構成するためには、さらに積分器を設け、検出コイルから出力された電圧信号を積分器で積分して出力するように検出手段を構成する必要がある。これにより、図7に示すように、磁界強度の時間的変化(磁界強度の微分値)に比例した振幅の電圧信号を出力する検出コイルの伝達特性と、低域通過型フィルタと等価に作動する積分器の伝達特性(検出コイルの伝達特性とは逆の伝達特性)との合成伝達特性、つまり検出コイルおよび積分器全体としての伝達特性が、上記公報での検出手段の伝達特性(周波数に拘わらず一定のゲインとなる伝達特性)と同じになる。このため、上記の曝露量測定装置において、この検出コイルを備えた検出手段を使用して、曝露量を測定することができる。
しかしながら、曝露量測定装置では、上記したように、所定の周波数帯域において、図6に示すように低周波域よりも高周波域のゲインが高くなるように、検出手段から評価フィルタまでの伝達特性を最終的に規定する必要があるのに対して、独立した検出コイルおよび積分器で検出手段を構成したときには、高周波域に含まれている磁界についての電圧信号が検出コイルで一旦利得を持って出力された後に積分器で減衰されるため、S/Nが低下する。したがって、所定の周波数帯域における高周波域の磁界についての曝露量を正確に測定することが困難となるという解決すべき課題が存在している。
本発明は、かかる解決すべき課題に鑑みてなされたものであり、所定の周波数帯域全域の磁界についての曝露量を正確に測定し得る曝露量測定装置を提供することを主目的とする。
上記目的を達成すべく請求項1記載の曝露量測定装置は、磁界強度の時間的変化を検出すると共に当該磁界強度の時間的変化に比例した振幅の第1の電圧信号を出力する磁界検出部と、1つの演算増幅器と当該演算増幅器のフィードバックループ内に配設された複数の電気素子とで構成されて、前記第1の電圧信号を積分すると共に磁界についての周波数毎に予め決められている基準値の逆数の値に一致する伝達特性で規定された利得で増幅して第2の電圧信号を出力する増幅部と、前記基準値と同じ磁界強度の磁界が前記磁界検出部に入力されたときに前記第2電圧信号の値と同一となる値を基準曝露値として予め記憶すると共に、当該記憶している基準曝露値で前記第2の電圧信号の値を除算することにより、当該基準曝露値に対する前記磁界検出部に入力された前記磁界の磁界強度の割合である曝露量を算出する処理部とを備えている。
また、請求項2記載の曝露量測定装置は、請求項1記載の曝露量測定装置において、前記第1の電圧信号を積分して前記磁界強度を示す第3の電圧信号を生成する積分器を備えている。
請求項1記載の曝露量測定装置によれば、第1の電圧信号を積分すると共に磁界についての周波数毎に予め決められている基準値の逆数の値に一致する伝達特性で規定された利得で増幅して第2の電圧信号を出力する1つの演算増幅器を有して増幅部を構成したことにより、単独の積分器を使用しないため、積分器を単独で使用したときに生じる所定の周波数帯域内の高周波域に含まれている信号の減衰を回避することができる。したがって、この曝露量測定装置によれば、この高周波域に含まれている磁界に基づく第2の電圧信号のS/N比を良好に維持することができるため、曝露量を正確に算出することができる。
また、請求項2記載の曝露量測定装置によれば、第1の電圧信号を積分して磁界強度を示す第3の電圧信号を生成する積分器を備えたことにより、測定位置における曝露量と共に、磁界強度についても同時に測定することができる。
以下、添付図面を参照して、本発明に係る曝露量測定装置の最良の形態について説明する。
最初に、曝露量測定装置1の構成について説明する。
曝露量測定装置1は、図1に示すように、3つの検出コイル2a,2b,2c(特に区別しないときには「検出コイル2」ともいう)、3つの増幅部3a,3b,3c(特に区別しないときには「増幅部3」ともいう)、3つの積分器4a,4b,4c(特に区別しないときには「積分器4」ともいう)、6つのA/D変換部5a,5b,5c,5d,5e,5f(特に区別しないときには「A/D変換部5」ともいう)、処理部6および出力部7を備え、上記した所定の周波数帯域に含まれている磁界の強度(合成磁界強度D8)および磁界の合成曝露量D7をそれぞれ測定する。
各検出コイル2は、各々が本発明における磁界検出部に相当し、互いに直交するように一体的に組み合わされて、磁界(磁界強度)の直角方向の3成分(X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向の各時間的変化成分)をそれぞれ検出する。本例では、検出コイル2aがX軸方向の成分を検出し、検出コイル2bがY軸方向の成分を検出し、検出コイル2cがZ軸方向の成分を検出する。また、各検出コイル2a〜2cは、検出した成分に比例した振幅の電圧信号(本発明における第1の電圧信号)S1,S2,S3をそれぞれ出力する。
各増幅部3a,3b,3cは、図2に示すように、1つの演算増幅器11、抵抗12,13,15およびコンデンサ14,16をそれぞれ備えて構成されている。この場合、演算増幅器11は、その反転入力端子に抵抗12(抵抗値Rs)の一端側が接続され、その非反転入力端子が基準電位(本例では一例としてグランド電位)に設定されている。また、演算増幅器11の出力端子と反転入力端子との間には、抵抗13(抵抗値R1)が接続されている。また、抵抗13には、コンデンサ16(静電容量値C1)が並列に接続されている。さらに、抵抗13には、コンデンサ14(静電容量値C2)と抵抗15(抵抗値R2)との直列回路が並列に接続されている。
以上のように、フィードバックループ内に各抵抗13,15および各コンデンサ14,16(本発明における複数の電気素子)を配設したことにより、演算増幅器11、すなわち増幅部3は、上記した所定の周波数帯域において、図3に示す伝達特性を有している。この場合、増幅部3(演算増幅器11)は、図4に示すように、各検出コイル2の伝達特性との合成伝達特性(各検出コイル2および対応する増幅部3全体としての伝達特性)が図6に示す従来の曝露量測定装置における検出手段から評価フィルタまでの伝達特性と一致するように、抵抗13,15の各抵抗値R1,R2およびコンデンサ14,16の各静電容量値C1,C2が規定されている。なお、図3中の符号Aで示される部位の第1のカットオフ周波数fc1、符号Bで示される部位の第2のカットオフ周波数fc2、および符号Cで示される部位の第3のカットオフ周波数fc3は、下記式(1),(2),(3)で示される。
fc1=1/(2×π×R1×(C1+C2)) ・・・・・・(1)
fc2=1/(2×π×R2×C2) ・・・・・・(2)
fc3=1/(2×π×R2×C1) ・・・・・・(3)
このように構成された各増幅部3a,3b,3cは、入力した電圧信号S1,S2,S3に含まれている各周波数成分(所定の周波数帯域に含まれている周波数成分)を伝達特性で規定されたゲインでそれぞれ増幅して、曝露量に比例した振幅の電圧信号(本発明における第2の電圧信号)S4,S5,S6を出力する。この場合、各増幅部3は、上記のように伝達特性が規定されているため、曝露基準と同じ強度の磁界(所定の周波数帯域に含まれている周波数の磁界)が各検出コイル2に入力されたときに、磁界の周波数に拘わらず振幅が一定の各電圧信号S4,S5,S6をそれぞれ出力する。
各積分器4は、その伝達特性が、図7に示す検出コイルを使用した曝露量測定装置における積分器と同一に設定されている。この構成により、各検出コイル2と各積分器4との合成伝達特性は、図7に示す検出コイルおよび積分器全体としての伝達特性、すなわち周波数に拘わらず一定のゲインとなる伝達特性に設定される。このため、各積分器4a,4b,4cは、対応する各検出コイル検出コイル2a,2b,2cから入力した電圧信号S1,S2,S3を積分して、X,Y,Z軸方向の磁界強度に比例した振幅の電圧信号(本発明における第3の電圧信号)S7,S8,S9を生成する。
各A/D変換部5のうちのA/D変換部5a,5c,5eは、各増幅部3a,3b,3cから出力される電圧信号S4,S5,S6をディジタルデータD1,D2,D3にそれぞれ変換して処理部6に出力する。他方、各A/D変換部5のうちのA/D変換部5b,5d,5fは、各積分器4a,4b,4cから出力される電圧信号S7,S8,S9をディジタルデータD4,D5,D6にそれぞれ変換して処理部6に出力する。
処理部6は、CPUおよびメモリを備えて構成されている。この場合、メモリには、曝露基準と同じ強度の磁界が各検出コイル2a〜2cに入力されたときに各A/D変換部5a,5c,5eから出力される各ディジタルデータD1,D2,D3の値と同一となる値が基準曝露値として予め記憶されている。また、処理部6は、入力した各ディジタルデータD1,D2,D3と基準曝露値とに基づいて合成曝露量D7を算出する曝露量算出処理と、入力した各ディジタルデータD4,D5,D6に基づいて合成磁界強度D8を算出する磁界強度算出処理とを実行する。また、処理部6は、算出した合成曝露量D7および合成磁界強度D8を出力部7に出力する。出力部7は、本例では一例として表示装置で構成されて、処理部6から入力した合成曝露量D7および合成磁界強度D8を表示画面に表示する。なお、出力部7は、表示装置以外に、印字装置、通信装置などで構成することもできる。
次に、曝露量測定装置1による合成曝露量D7および合成磁界強度D8の測定動作について説明する。
まず、測定位置に各検出コイル2を配設する。これにより、曝露量測定装置1では、各検出コイル2a,2b,2cが、この測定位置における磁界についてのX軸方向、Y軸方向およびZ軸方向の各成分をそれぞれ検出して、電圧信号S1,S2,S3をそれぞれ出力する。次いで、各増幅部3a,3b,3cは、入力した電圧信号S1,S2,S3に含まれている各周波数成分(所定の周波数帯域に含まれている周波数成分)を、伝達特性で規定されたゲインでそれぞれ増幅して、電圧信号S4,S5,S6を出力する。この場合、曝露量測定装置1では、曝露量の測定に際して単独の積分器を使用していないため、積分器を単独で使用したときに生じる所定の周波数帯域内の高周波域に含まれている信号の減衰が回避される。他方、各積分器4a,4b,4cは、入力した電圧信号S1,S2,S3を積分して、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向の磁界強度に比例した振幅の電圧信号S7,S8,S9をそれぞれ出力する。次いで、各A/D変換部5a,5c,5eは、各増幅部3a,3b,3cから出力される電圧信号S4,S5,S6をディジタルデータD1,D2,D3にそれぞれ変換して処理部6に出力する。他方、各A/D変換部5b,5d,5fは、各積分器4a,4b,4cから出力される電圧信号S7,S8,S9をディジタルデータD4,D5,D6にそれぞれ変換して処理部6に出力する。
次いで、処理部6は、入力したディジタルデータD1,D2,D3に基づいて曝露量算出処理を実行すると共に、入力したディジタルデータD4,D5,D6に基づいて磁界強度算出処理を実行する。この曝露量算出処理では、処理部6は、まず、メモリに記憶されている基準曝露値で各ディジタルデータD1,D2,D3を除算することにより、各ディジタルデータD1,D2,D3で示される曝露値(X,Y,Z軸方向の各曝露値、本発明における曝露量に相当する)をそれぞれ算出する。次いで、処理部6は、算出したX,Y,Z軸方向の各曝露値をそれぞれ二乗して合算(加算)し、続いて、この合算値の平方根を算出することにより、X,Y,Z軸方向の各曝露値の合成値(合成曝露量D7、これも本発明における曝露量に相当する)を算出する。また、磁界強度算出処理では、処理部6は、X,Y,Z軸方向の各磁界強度を示す各ディジタルデータD4,D5,D6をそれぞれ二乗して合算(加算)し、続いて、この合算値の平方根を算出することにより、X,Y,Z軸方向の各磁界強度の合成値(合成磁界強度D8)を算出する。最後に、処理部6は、算出した合成曝露量D7および合成磁界強度D8を出力部7に出力する。本例では、出力部7は表示装置で構成されているため、合成曝露量D7および合成磁界強度D8が表示装置の表示画面上に表示される。これにより、曝露量測定装置1による測定位置の合成曝露量D7および合成磁界強度D8の測定が完了する。
このように、この曝露量測定装置1では、曝露量の測定に際して検出コイル2a,2b,2cを使用しつつも、単独の積分器を使用することなく、積分器の機能と評価フィルタの機能とを併せ持つ伝達特性の各増幅部3を使用しているため、積分器を単独で使用したときに生じる所定の周波数帯域内の高周波域に含まれている信号の減衰が回避されている。したがって、この曝露量測定装置1によれば、この高周波域に含まれている磁界に基づく電圧信号S4,S5,S6のS/N比を良好に維持することができるため、X,Y,Z軸方向の各曝露値、ひいては、合成曝露量D7を正確に算出することができる。
また、この曝露量測定装置1では、電圧信号S1,S2,S3を積分して、X軸方向、Y軸方向、Z軸方向の磁界強度に比例した振幅の電圧信号S7,S8,S9をそれぞれ出力する各積分器4a,4b,4cを備えている。したがって、この曝露量測定装置1によれば、測定位置における合成曝露量D7と共に、合成磁界強度D8についても同時に測定することができる。
なお、本発明は、上記の構成に限定されない。例えば、各検出コイル2a,2b,2cのうちのいずれか1つの検出コイル、この検出コイルに接続される増幅部3および積分器4、並びにこの増幅部3および積分器4に接続される各A/D変換部5のみを用いた構成を採用することにより、X軸方向、Y軸方向およびZ軸方向のいずれかの方向についての曝露量および磁界強度のみを測定する測定装置を構成することができる。また、各積分器4a,4b,4cおよび各A/D変換部5b,5d,5fを省略することにより、合成曝露量D7のみを測定する構成を採用することもできる。
曝露量測定装置1の構成を示す構成図である。 各増幅部3の回路図である。 各増幅部3の伝達特性図である。 各検出コイル2の伝達特性、各増幅部3の伝達特性、並びに各検出コイル2および各増幅部3全体としての伝達特性の関係図である。 ガイドラインで規定されている磁界の曝露基準のうちの周波数がf1(=10Hz)以上f2(=400kHz)以下の所定の周波数帯域における曝露量を示す曝露基準図である。 磁界強度を検出する検出手段、およびガイドラインで規定された曝露基準の逆数の値に一致する特性(伝達特性)の評価フィルタを使用した従来の曝露量測定装置において、曝露基準と同じ強度の磁界が検出手段に入力されたときにおける磁界の周波数と評価フィルタから出力された出力信号の振幅との関係を示す関係図である。 検出手段として検出コイルと積分器とを使用したときにおける検出コイルの伝達特性、積分器の伝達特性、並びに検出コイルおよび積分器全体としての伝達特性の関係図である。
符号の説明
1 回路基板検査装置
2a,2b,2c 検出コイル
3a,3b,3c 増幅部
6 処理部
S1,S2,S3 電圧信号(第1の電圧信号)
S4,S5,S6 電圧信号(第2の電圧信号)
D7 合成曝露量
D8 合成磁界強度

Claims (2)

  1. 磁界強度の時間的変化を検出すると共に当該磁界強度の時間的変化に比例した振幅の第1の電圧信号を出力する磁界検出部と、
    1つの演算増幅器と当該演算増幅器のフィードバックループ内に配設された複数の電気素子とで構成されて、前記第1の電圧信号を積分すると共に磁界についての周波数毎に予め決められている基準値の逆数の値に一致する伝達特性で規定された利得で増幅して第2の電圧信号を出力する増幅部と、
    前記基準値と同じ磁界強度の磁界が前記磁界検出部に入力されたときに前記第2電圧信号の値と同一となる値を基準曝露値として予め記憶すると共に、当該記憶している基準曝露値で前記第2の電圧信号の値を除算することにより、当該基準曝露値に対する前記磁界検出部に入力された前記磁界の磁界強度の割合である曝露量を算出する処理部とを備えている曝露量測定装置。
  2. 前記第1の電圧信号を積分して前記磁界強度を示す第3の電圧信号を生成する積分器を備えている請求項1記載の曝露量測定装置。
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