JPH06333220A - 回転ヘッド装置 - Google Patents

回転ヘッド装置

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JPH06333220A
JPH06333220A JP14429193A JP14429193A JPH06333220A JP H06333220 A JPH06333220 A JP H06333220A JP 14429193 A JP14429193 A JP 14429193A JP 14429193 A JP14429193 A JP 14429193A JP H06333220 A JPH06333220 A JP H06333220A
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、磁気テープ(下ドラムのリード
溝)に対する磁気ヘッドの軌跡の偏心方向を選択的に設
定することで、記録及び再生性能の高い回転ヘッド装置
を提供することを目的とする。 【構成】 固定された下ドラムに固定軸を突設し、固定
軸に対し転がり軸受を環装し、この転がり軸受を介して
上ドラムを回転自在に支持させ、固定軸の周面に転がり
軸受内周面に当接する2つの剛性支持部を所定角度を隔
てで設け、弾性支持部を固定軸の2つの剛性支持部のな
す角度の1/2の位置からほぼ180度の位置に配置さ
せ、且つ、この剛性支持部をドラムの磁気テープの巻き
付き範囲の反対側に位置させ、転がり軸受の内周面を径
方向外側に向けて付勢するごとく構成した回転ヘッド装
置にある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、VTR等のテーププレ
ーヤに用いられる回転ヘッド装置に係り、特に下ドラム
に固定された固定軸に対して転がり軸受を介して上ドラ
ムを支持する回転ヘッド装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のテーププレーヤに用いられる回転
ヘッド装置としては図15に示すようなものがある。こ
の回転ヘッド装置1は図示しないテーププレーヤ本体に
取付られるシャーシ2を備え、このシャーシ2に対して
下ドラム3がねじ結合等により、固着結合されている。
この下ドラム3の中央部には固定軸4が突設状態で固着
されている。この固定軸4には軸方向に離間して一対の
転がり軸受5,6が環装されている。
【0003】これらの転がり軸受5,6を介して、上ド
ラム7が設けられている。この上ドラム7の周縁部下面
には回転式の磁気ヘッド8が設けられている。また、前
記固定軸4の上端部には駆動用モータ9のステータ10
がねじ等により結合されている。
【0004】そして、このステータ10に対応する上ド
ラム7の上端部には駆動用モータ9のロータ11が結合
されている。このように構成された回転ヘッド装置1は
前記駆動用モータ9の回転駆動により、上ドラム7が回
転駆動するようになっている。
【0005】また、図16に示されるように、上ドラム
7の上部にプーリ12を設け、このプーリ12に巻き付
けられたベルト13をシャーシ2に取付られたモータ1
4によって駆動して、上ドラム7を回転駆動するものが
ある。以上のような回転ヘッド装置1は、図19に示さ
れるように下ドラム3の外周面に磁気テープMを案内す
るためのリード溝Lが形成されている。そして、このリ
ード溝Lに対して磁気ヘッド8が高精度で円運動の軌跡
8aを再現することで、良好な記録及び再生を行うこと
ができる。
【0006】しかしながら、リード溝Lに対して磁気ヘ
ッド8の軌跡8aが、偏心することを完全に防止するこ
とは不可能である。こうした偏心の一つの発生原因は、
図18に示されるような固定軸4と転がり軸受5,6と
の間に隙間Bが発生することにある。こうした隙間Bの
発生により、固定軸4に対して転がり軸受5,6がA度
(実際は極めて微小角度であるが強調して図示する)の
傾きを発生するものであった。
【0007】このような振れの発生は磁気記録及び再生
に以下のような影響を与える。例えば図23に示される
X方向に磁気ヘッド8が偏心した場合に、磁気テープM
をD1で示される状態で巻き付けると、磁気ヘッド8の
描く軌跡は図22のD1の範囲で示される軌跡8aを描
く。この時のZ方向の変位量はd1であり、図20中の
トラッキングエリアTAに対して軌跡8aで示すような
曲線を描く。
【0008】また、図23に示されるX方向に磁気ヘッ
ド8が偏心した場合に、磁気テープMをD3で示される
状態で巻き付けると、磁気ヘッド8の描く軌跡は図22
のD3の範囲で示される軌跡8aを描く。この時の変位
量はd3であり、図20中のトラッキングエリアTAに
対して軌跡8aで示すような曲線を描く。このように、
磁気テープM(リード溝L)に対する磁気ヘッド8の振
れの方向によって、磁気ヘッド8の軌跡8aのずれ幅d
1,d3に差が発生するものであった。
【0009】このため、磁気ヘッド8の軌跡8aの再現
性は確実なものではなく、製品によりばらつきを生じや
すく、図21に示されるように軌跡8aがトラッキング
エリアTAから外れてしまい、記録及び再生性能を著し
く低下させる恐れがあった。
【0010】更に、現在においては、テーププレーヤの
ロープライス化の要求が高く、転がり軸受5,6の等級
を高くし、精度の低い転がり軸受5,6を使用する必要
が出てきているが、従来構図ではこのような条件下での
高性能化は不可能であった。また、図17に示すように
ドラムDに巻き付く磁気テープMに発生する磁気ヘッド
8への押圧力Pは、磁気テープMの巻き付き開始点Sで
最小となり、磁気信号の記録及び再生の精度が最も低下
する。つまり、従来の回転ヘッド装置1は磁気テープM
巻き付き開始点Sで最も記録及び再生性能が悪化すると
いう欠点をもっていた。
【0011】
【発明が解決しようとする課題】下ドラムに形成された
リード溝に対する磁気ヘッドの偏心は、高精度の加工に
よっても完全に無くすことはできない。しかし、磁気テ
ープの巻き付け範囲を選択することにより、磁気ヘッド
の描く軌跡のずれを最小限に抑えることができる。とこ
ろが、従来このような技術的思想及びこれを実現するた
めの構成をもった回転ヘッド装置はなかった。
【0012】また、ドラムに巻き付く磁気テープに当接
する磁気ヘッドの押圧力は、磁気テープの巻き付き開始
点で最小となり、磁気信号の記録及び再生の精度が最も
低下する。つまり、従来の回転ヘッド装置は磁気テープ
の巻き付き開始点で最も記録及び再生の性能が低くなる
という欠点をもっていた。
【0013】そのため、本発明は、磁気テープ(リード
溝)に対する磁気ヘッドの偏心方向を選択的に配置する
ことで、磁気ヘッドの描く軌跡のずれ量を最小限に抑え
ることができる回転ヘッド装置を提供し、また、磁気テ
ープの巻き付き開始点での磁気ヘッドに対する押圧力を
向上して、部品精度が低くとも高性能を得ることができ
る回転ヘッド装置を提供することを目的とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、固定された下ドラムに固定軸を突設し、固定軸に対
し転がり軸受を環装し、この転がり軸受を介して上ドラ
ムを回転自在に支持させ、固定軸の周面に転がり軸受内
周面に当接する2つの剛性支持部を所定角度を隔てて設
け、弾性支持部を固定軸の2つの剛性支持部のなす角度
の1/2の位置からほぼ180度の位置に配置させ、且
つ、ドラムへの磁気テープの巻き付き範囲とは反対側に
設け、転がり軸受の内周面を径方向外側に向けて付勢す
るごとく構成した回転ヘッド装置にある。
【0015】請求項2に記載の発明は、固定された下ド
ラムに固定軸を突設し、固定軸に対して一対の転がり軸
受を所定距離を離間して環装し、この転がり軸受を介し
て上ドラムを回転自在に支持させ、固定軸の周面に転が
り軸受内周面に当接する2つの剛性支持部をほぼ120
度の角度を隔てて設け、弾性支持部材を前記剛性支持部
からほぼ120度の角度をもって設け、且つ、ドラムへ
の磁気テープの巻き付き角度の1/2の位置からほぼ1
80度の位置に設け、転がり軸受の内周面を径方向外側
の同一方向に付勢するごとく構成した回転ヘッド装置に
ある。
【0016】請求項3に記載の発明は、弾性支持部材を
転がり軸受の内輪に当接するガイド部材と、固定軸とガ
イド部材との間に介在する圧入部材とを具備して構成し
た請求項1の回転ヘッド装置にある。
【0017】請求項4に記載の発明は、弾性支持部材を
転がり軸受の内輪に当接するガイド部材と、固定軸とガ
イド部材との間に介在する圧入部材とを具備して構成し
た請求項2の回転ヘッド装置にある。
【0018】請求項5に記載の発明は、固定された下ド
ラムに固定軸を突設し、固定軸に転がり軸受を環装し、
転がり軸受を介して回転自在に支持された上ドラムを設
け、上ドラムに回転式の磁気ヘッドを設け、固定軸の転
がり軸受に対応する周面に、所定角度を隔てて転がり軸
受の内周面に当接する2つの剛性支持部を設け、固定軸
の2つの剛性支持部のなす角度の1/2の位置からほぼ
180度の位置に、転がり軸受の内周面を径方向外側に
向けて付勢する弾性支持部を設け、この弾性支持部をド
ラムへの磁気テープの巻き付き角度の1/2の位置から
ほぼ180度の位置に配置させ、さらに、磁気テープの
ドラムへの巻き付け開始点と弾性支持部の配置位置との
間の角度範囲内に、上ドラムをベルトを介して回転駆動
する駆動モータを配置した回転ヘッド装置にある。
【0019】請求項6に記載の発明は、固定された下ド
ラムに固定軸を突設し、この固定軸に転がり軸受を介し
て上ドラムを回転自在に支持し、上ドラムに回転式の磁
気ヘッドを設け、磁気ヘッドの軌跡の中心と固定軸との
軸心が平行な状態での最大偏心部分を磁気テープの巻き
付け開始点にほぼ一致させた回転ヘッド装置にある。
【0020】
【作用】本発明の請求項1に記載の構成によれば、固定
軸の周面に所定角度を隔てて設けられた2つの剛性支持
部と、弾性支持部の合計3点によって、転がり軸受の内
輪を保持することができる。また、2つの剛性支持部の
中間点は、磁気テープの巻き付き角度の中間点に対応す
るよう構成される。そして、弾性支持部は磁気テープの
巻き付き範囲の反対位置に有って、転がり軸受の内輪を
径方向外側に付勢するので、上ドラムの支持剛性を充分
に確保しながら、磁気ヘッドの軌跡の再現精度を高める
ことができる。
【0021】本発明の請求項2に記載の構成によれば、
固定軸の周面にほぼ120度の角度を隔てて設けられた
2つの剛性支持部の1/2(ほぼ60度)の位置が、ド
ラムに巻き付けられた磁気テープの巻き付け角度のほぼ
1/2の位置に対応させ、さらに、磁気テープの巻き付
き角度の1/2の位置からほぼ180度の位置に弾性支
持部を固定軸と転がり軸受の間に設けたことにより、転
がり軸受の内輪を径方向外側に付勢するので、上ドラム
の支持剛性を充分に確保しながら、磁気ヘッド軌跡の再
現性を高めることができる。
【0022】本発明の請求項3に記載の構成によれば、
弾性支持部を、転がり軸受の内輪に当接するガイド部材
と、固定軸とガイド部材との間に介在する圧入部材とを
具備して構成させることにより、固定軸に転がり軸受を
環装する際には、まず、ガイド部材及び圧入部材を使用
せずに、固定軸に転がり軸受を装着し、後にガイド部材
を案内として、圧入部材を挿入できるので、転がり軸受
に軸方向の圧入力を与えることなく、弾性支持部を形成
できる。
【0023】本発明の請求項4に記載の構成によれば、
弾性支持部を、転がり軸受の内輪に当接するガイド部材
と、固定軸とガイド部材との間に介在する圧入部材とを
具備して構成させることにより、固定軸に転がり軸受を
環装する際には、ガイド部材と圧入部材を挿入せずに環
装し、後にガイド部材を案内として、圧入部材を挿入で
きるので、転がり軸受に軸方向の圧入力を与えることな
く、弾性支持部を形成できる。
【0024】本発明の請求項5に記載の構成によれば、
固定軸の転がり軸受に対応する周面に、所定の角度を隔
てて転がり軸受の周面に当接する2つの剛性支持部を形
成し、これらの剛性支持部のなす角度のほぼ1/2の位
置から180度の位置に弾性支持部を設け、また、2つ
の剛性支持部のなす角度のほぼ1/2の位置をドラムに
巻き付く磁気テープの巻き付き角度のほぼ1/2の位置
に対応させ、この磁気テープの巻き付き開始点と前記弾
性支持部の配置位置との間の角度範囲内に上ドラムをベ
ルトを介して駆動する駆動モータを設けたことにより、
ベルトの巻き付きにより固定軸に加わる応力が前記弾性
支持部に及ぶことを防止できる。
【0025】本発明の請求項6に記載の構成によれば、
磁気ヘッドの軌跡の中心と固定軸の軸心とが平行な状態
での最大偏心部分を磁気テープの巻き付き開始点にほぼ
一致させることにより、巻き付き開始点での磁気テープ
の磁気ヘッドに対する押圧力を向上できる。平行な軸心
のずれによる磁気ヘッドのずれは、記録及び再生性能に
影響を与えない。
【0026】
【実施例】本発明における第1実施例について説明す
る。まず、回転ヘッド装置1の概略的構成について図1
5を参照して説明する。回転ヘッド装置1は図示しない
テーププレーヤ本体に取付られるシャーシ2を備え、こ
のシャーシ2に対して下ドラム3がねじ結合等により、
固着結合されている。下ドラム3の外周面には磁気テー
プMを案内するためのリード溝Lが形成されている。ま
た、この下ドラム3の中央部には前記リード溝Lとの位
置関係を精密に設定された固定軸4が突設状態で固着さ
れており、この固定軸4には軸方向に離間して一対の転
がり軸受5、6が環装されている。
【0027】これらの転がり軸受5,6を介して、上ド
ラム7が設けられている。この上ドラム7の周縁部下面
には回転式の磁気ヘッド8が設けられている。また、前
記固定軸4の上端部には駆動用モータ9のステータ10
がねじ等により結合されている。
【0028】そして、このステータ10に対応する上ド
ラム7の上端部には駆動用モータ9のロータ11が結合
されている。このように構成された回転ヘッド装置1は
前記駆動用モータの回転により、上ドラム7が回転駆動
するようになっている。以上のように構成された回転ヘ
ッド装置1の固定軸構造について詳細に説明する。
【0029】図1中に示される固定軸4は、例えば図
4、図7および図8に示されるように構成されている。
固定軸4は転がり軸受5,6の内輪5a,6aに対向す
る周面のうち4箇所の周面部T1,T2,T3,T4の
部分を残して、他の周面部が切除された形状に形成され
ている。つまり、4つの周面部T1,〜T4は同一中
心、同一半径の周面状に形成されており、転がり軸受
5,6の内輪5a,6aの内径が、これに一致した場合
にのみ、4つの周面部T1,〜T4の全てが内輪5a,
6aに当接するようになっている。
【0030】そして、前記周面部のうちの2つT2,T
3は剛性支持部として利用され、他の周面部T1,T4
は固定軸4の外径が転がり軸受5,6の内輪5a,6a
に一致した場合のために補助的に準備されている。2つ
の剛性支持部T2,T3および他の周面部T1,T4を
残して、切除された他の周面部4a,4b,4c,4d
は、例えば互いに隣り合う面どうしがほぼ90度の角度
をもって平面状に形成され、対向する面は互いにほぼ平
行に配置されている。
【0031】また、前記2つの剛性支持部T2,T3
は、図1に示されるようにそれぞれの周面の周方向の寸
法のほぼ中間点Tc2,Tc3が互いにほぼ120度の
角度をもって形成されている。
【0032】さらに、前記2つの剛性支持部T2,T3
の中間点TC2,TC3からそれぞれほぼ120度離れ
た位置4aには、弾性支持部21が設けられている。こ
の弾性支持部21は、例えば固定軸4の平面状に切削さ
れた周面部4aに対して軸方向に沿って形成された凹状
溝部22に対して挿入された圧入部材23と、この圧入
部材23と転がり軸受5,6の内輪5a,6aに当接す
るガイド部材24とを備えている。前記圧入部材23は
例えば長軸方向の断面がC字状の弾性を有するばね部材
であり、また、ガイド部材24は例えば中央部が凸条に
形成された矩形金属板である。
【0033】ここで、固定軸4に対する弾性支持部21
の組み込み工程について図9および図10を参照して説
明する。まず、固定軸4に対して、転がり軸受5,6を
装着する。その後に、ガイド部材24を固定軸4の周面
部4aと内輪5a,6aとの間に挿入する。そして、前
記周面部4aの凹状溝部22に沿って、圧入部材23を
ガイド部材24と固定軸4との間に圧入する。このよう
にガイド部材24をガイドととして、圧入部材23を挿
入することにより、転がり軸受5,6に対して軸方向の
力が働くことを防止して、スムーズで、軸受の精度を損
ねることなく組み立てを行うことができる。
【0034】以上のように構成された弾性支持部21を
備えた固定軸4は、転がり軸受5,6の内輪5a,6a
の内径と外径が一致する場合には図7に示されるよう
に、固定軸4の周面T1〜T4によって前記内輪5a,
6aを支持する。このとき、弾性支持部21も前記周面
T1〜T4とは別に、内輪5a,6aに弾性的に当接す
る。
【0035】内輪5a,6aの内径が固定軸4の外径よ
りも大きい場合には、図8に示されるように、前記弾性
支持部21の圧入部材23が弾性的に拡張して、ガイド
部材24が内輪5a,6aに当接するようになってい
る。そして、前記内輪5a,6aの内周面は、剛性支持
部T2,T3と前記弾性支持部21のガイド部材24の
3点によって支持される。
【0036】つまり、固定軸4と転がり軸受5,6の内
輪5a,6aとの間に隙間があった場合でも、隙間分を
所定方向(弾性支持部21が設けられた側)にずらして
設定することができ、また、3点で支持することによ
り、この状態を固定的に維持して、磁気ヘッド8の軌跡
8aの偏心方向を決定することができる。そして、従来
構造では、隙間が発生すれば1点での支持または2点で
の支持しか出来ず、偏心方向を固定出来なかったが、上
述の構造によれば、3点で支持できるので、磁気ヘッド
8の軌跡8aの偏心方向を設定できるとともに、上ドラ
ム7の回転を安定させることができる。
【0037】以上のように構成された固定軸4を回転ヘ
ッド装置1に組み込む場合には、矢印R方向に移動する
磁気テープMのラップ角度が180度の場合に、図1に
示すような配置関係にすることで最も高い精度が得られ
る。つまり、剛性支持部T2,T3の中間点Gを、磁気
テープMの巻き付き角度180度の1/2の位置に配置
し、この中間点Gの反対側(180度)の位置に前記弾
性支持部21を配置する。ここで、転がり軸受5,6の
内輪5a,6aは図中に示される矢印F1〜F3で示さ
れる3点で支持される。
【0038】このような構成による磁気テープMの記録
及び再生精度の向上の効果について図11および図12
を参照して説明する。図中に示される180度のラップ
角度D1において、磁気テープMに対する磁気ヘッド8
の軌跡8aのずれ量d1(Z方向)に最大に影響を与え
るのは、図中Yで示される方向の磁気ヘッド8の移動で
ある。このため、磁気ヘッド8のY方向の移動を最小限
度に抑えることが必要であり、前述のごとく、磁気ヘッ
ド8の偏心方向を弾性支持部21により図中X方向に設
定し、且つ剛性支持部T2,T3により磁気テープMの
当接側に剛性をもたせることにより、軌跡8aのずれ量
d1を最小限度に抑えることができる。これにより、リ
ード溝Lに対する磁気ヘッド8の軌跡8aの再現精度を
向上して、磁気テープMの記録及び再生性能を向上する
ことができる。つまり、図20に示されるずれ量d1に
設定することができ、トラッキングエリアTA内で前記
軌跡8aを描くことが容易になる。
【0039】以上のことから、部品精度が悪くとも、記
録及び再生精度の高い回転ヘッド装置1を提供すること
ができる。なお、前記実施例では、弾性支持部21の位
置は磁気テープMの巻き付き角度180度の1/2の位
置Gの反対側であったが、これに限定されず、磁気テー
プMの巻き付き範囲に対向しない位置であれば、同様の
効果を得ることができる。以下、本発明の第2実施例に
ついて説明する。図2に示される回転ヘッド装置1は、
磁気テープMのラップ角度が90度のものであり、この
場合も、前記第1実施例と同様に、剛性支持部T2,T
3の中間位置Gが磁気テープMの巻き付き角度90度の
1/2の位置に対応するように配置されている。
【0040】このように構成されることで図11および
図12にD2で示される状態で磁気テープMが巻き付け
られるようになる。これにより、磁気テープMに対応す
る範囲で磁気ヘッド8の軌跡8aが軸方向Zにずれる量
d2を最小限度に抑えることができる。以下、固定軸4
に対して設けられる弾性支持部21の変形例を図5およ
び図6を参照して説明する。図5に示される弾性支持部
21はガイド部材24が剛性樹脂等の弾性部材で構成さ
れた湾曲プレートであり、圧入部材23は金属性の円柱
棒等の剛性部材である。このような構成によっても、圧
入部材23の圧入時には、ガイド部材24が弾性変形し
て圧入部材23をガイドするので、転がり軸受5,6に
軸方向の力を加えることなく、組み立てることができ
る。
【0041】また、図6のような弾性を有する金属板等
を弾性支持部21として使用することも可能である。ま
た、このようなワンピース部材による弾性支持部21
は、その材質を金属に限定されるものではなく、樹脂製
のもの等でも同等の効果を得ることができる。本発明に
おける第3実施例を説明する。図3に示される回転ヘッ
ド装置1は磁気テープMのラップ角度が例えば180度
のものであるが、外部に駆動用のモータ14を備え、ベ
ルト13により上ドラム7が回転駆動されるようになっ
ている。
【0042】そして、モータ14の配置位置は、前記弾
性支持部21の設けられた位置から磁気テープMが巻き
付きを開始する点Sとの間に配置されるように構成され
ている。このような構成とすることにより、磁気テープ
Mの巻取り側に設けられたオーディオヘッドAHからモ
ータ14までの距離を充分に確保することができ、磁気
ノイズの発生を防止できる。また、ベルト13の巻き付
きにより固定軸4に曲げ応力F4,F5が作用する。こ
の曲げ応力F4,F5により、上ドラム7が磁気テープ
Mの巻き付き開始位置S側に押圧される。これにより、
上ドラム7は磁気テープMの巻き付き開始位置S側に移
動され、巻き付き開始位置Sでの磁気ヘッド8の磁気テ
ープMへの当接圧を向上し、記録及び再生性能を向上す
ることができる。
【0043】なお、図1〜図3に示されるいずれの回転
ヘッド装置1においても、磁気テープMの巻き付き開始
位置Sでの、磁気テープMへの磁気ヘッド8の押圧力
は、他のどの位置よりも低く、記録及び再生性能が最も
低く成る位置である。そこで、図13に示される偏心量
Pd(構造上いかなる高精度で製造したとしても発生す
る固定軸4と上ドラム7との平行状態での偏心Pd)
を、図14に示されるように利用することができる。こ
こで、平行な状態での偏心Pdは磁気ヘッド8の軌跡8
aに悪影響を及ぼすことが無く、磁気ヘッド8の磁気テ
ープMに対する押圧力にのみ寄与する。
【0044】図に示されるように上ドラム7の最大に偏
心する側面LSを磁気テープMの巻き付き開始点Sに対
応させることにより、磁気ヘッドの径方向最大突出位置
を磁気テープMの巻き付き開始点Sに位置させることが
できる。これにより、従来構造では磁気テープMの巻き
付き開始点Sで最も磁気ヘッドの磁気テープMに対する
当接圧力が低かったのに対して、図1〜図3に矢印F6
で示すように押圧力F6を発生させることができる。つ
まり、磁気テープMの巻き付き開始点Sであっても高い
記録及び再生性能を得ることができる。
【0045】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、磁気テープの
巻き付き範囲の反対側に磁気ヘッドの偏心方向を設定で
きるので、磁気ヘッドの回転軌跡をリード溝(磁気テー
プ)に対して、高精度で再現し、磁気ヘッドの軸方向の
ずれ量を最小限に抑えることができる。また、磁気ヘッ
ドの偏心方向の配置を選択的に行うことにより、従来構
造では磁気ヘッドの軌跡の偏心方向は偶然の配置に任せ
られ、前記軌跡の再現性に対する量産時の信頼性が低か
ったが、前記軌跡の量産時の再現性をより確実なものに
できる。
【0046】さらに、固定軸に弾性支持部を設けること
により、特に固定軸と転がり軸受の内輪との間のはめあ
い精度がわるくとも、記録再生性能が高い回転ヘッド装
置を提供できる。
【0047】請求項2の発明によれば、磁気テープの巻
き付き角度の1/2の位置からほぼ180度の位置に弾
性支持部を有する固定軸を設け、磁気テープの巻き付き
角度の範囲に対応する位置に2つの剛性支持部を設けた
固定軸を備えたことにより、リード溝(磁気テープ)に
対する磁気ヘッドの軌跡を高い精度で再現することがで
き、同一精度の固定軸及び転がり軸受を使用した従来構
造に比較して極めて高い記録及び再生性能を得ることが
できる回転ヘッド装置を提供できる。
【0048】請求項3の発明によれば、請求項1で得ら
れる効果に加えて、弾性支持部をガイド部材と圧入部材
とに分離して構成したことにより、弾性支持部を組み込
む場合には、ガイド部材が転がり軸受の内輪に当接して
圧入部材をガイドするので、転がり軸受に軸方向の力が
作用することを防止できるので、高精度な組立てが容易
にできる。
【0049】請求項4の発明によれば、請求項2で得ら
れる効果に加え、さらに、圧入部材を挿入する場合にガ
イド部材が案内するので、弾性支持部を固定軸と転がり
軸受との間に挿入する作業が、容易になる。また、圧入
部材の圧入のときに転がり軸受に軸方向の応力が加わる
ことを防止できる。
【0050】請求項5の発明によれば、外部に設けられ
た駆動用モータを磁気テープの巻き付け開始点と弾性支
持部の配置位置との間に配置したことにより、オーディ
オヘッドなどへの磁気的影響を防止し、且つ、VTR本
体への収納スペースの減少を図ることができる。
【0051】請求項6の発明によれば、磁気ヘッドの軌
跡の固定軸4に対する平行状態での振れの向きを、磁気
テープの巻き付き開始点に配置させることにより、磁気
テープの巻き付き開始時点での磁気ヘッドの当接圧力を
増加し、磁気テープと磁気ヘッドの接触開始点から確実
な磁気記録再生を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例であり、磁気テープのラップ
角度が180度の回転ヘッド装置の平面図である。
【図2】本発明の他の実施例であり、磁気テープのラッ
プ角度が90度の回転ヘッド装置の平面図である。
【図3】本発明の他の実施例であり、シリンダの外側に
駆動用モータを設けた回転ヘッド装置の平面図である。
【図4】本発明の一実施例における固定軸と弾性支持部
を示す斜視図である。
【図5】本発明の他の実施例であり、固定軸と弾性支持
部を示す斜視図である。
【図6】本発明の他の実施例であり、固定軸と弾性支持
部を示す斜視図である。
【図7】本発明の一実施例であり、固定軸の直径が転が
り軸受の内輪の内径と一致した状態を示す平面図であ
る。
【図8】本発明の一実施例であり、固定軸の直径が転が
り軸受の内輪の内径よりも小さい場合を示す平面図であ
る。
【図9】固定軸と転がり軸受との間に弾性支持部を装着
する工程を示す正断面図である。
【図10】固定軸と転がり軸受との間に弾性支持部が装
着された状態を示す正断面図である。
【図11】磁気ヘッドのZ方向の振れ量と、磁気テープ
の巻き付き範囲の関係を説明する説明図。
【図12】回転ヘッド装置に対する磁気テープの巻き付
け角度を示す平面図。
【図13】固定軸の軸心と磁気ヘッドの軌跡の中心が平
行な状態で偏心している状態を示す回転ヘッド装置の半
断面図。
【図14】固定軸と上ドラム(磁気ヘッド)が平行な状
態で偏心している状態を示す回転ヘッド装置の平面図。
【図15】一般的な回転ヘッド装置の基本構成を示す正
断面図。
【図16】一般的な回転ヘッド装置の基本構成を示す正
断面図。
【図17】従来の回転ヘッド装置における磁気ヘッドに
対する磁気テープの巻き付き圧力を示す磁気ヘッドの当
接圧力図。
【図18】従来の回転ヘッド装置の固定軸と、これに対
して隙間をもって装着された転がり軸受の状態を示す正
断面図。
【図19】従来の回転ヘッド装置に磁気テープが巻き付
いた状態、及び、偏心方向等の説明のためにX,Y,Z
方向を示す斜視図。
【図20】従来例であり、磁気ヘッドの軌跡が偏心して
いる場合の、磁気ヘッドの軌跡のZ方向のずれをトラッ
キングエリアに対応させた一例を示す説明図。
【図21】従来例であり、磁気ヘッドの軌跡が偏心して
いる場合の、磁気ヘッドの軌跡のZ方向のずれをトラッ
キングエリアに対応させた他の例を示す説明図。
【図22】従来例であり、磁気ヘッドの軌跡が偏心した
場合の、磁気ヘッドのZ方向のずれ量d1,d3と磁気
テープの巻き付け位置D1,D3との関係を示す説明
図。
【図23】従来例であり、磁気ヘッドの軌跡がX方向に
偏心した場合に、磁気テープの巻き付け状態をD1,D
3で示す平面図。
【符号の説明】
1 回転ヘッド装置 3 下ドラム 4 固定軸 5,6 転がり軸受 7 上ドラム 8 磁気ヘッド 14 駆動用モータ 21 弾性支持部 23 圧入部材 24 ガイド部材 T2,T3 剛性支持部 L リード溝

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定された下ドラムに突設された固定軸
    と、固定軸に対して環装された転がり軸受と、転がり軸
    受を介して回転自在に支持された上ドラムと、上ドラム
    に設けられこの上ドラムとともに回転する磁気ヘッド
    と、固定軸の転がり軸受に対応する周面に、所定の角度
    を隔て設けられ、転がり軸受の内周面に当接する2つの
    剛性支持部と、固定軸の2つの剛性支持部のなす角度の
    1/2の位置からほぼ180度の位置に配され、転がり
    軸受の内周面を径方向外側に向けて付勢し、且つ、ドラ
    ムへの磁気テープの巻き付き範囲とは反対側に向けて設
    けられた弾性支持部と、を具備することを特徴とする回
    転ヘッド装置。
  2. 【請求項2】 固定された下ドラムに突設された固定軸
    と、固定軸に対して軸方向に所定距離離れて環装された
    一対の転がり軸受と、一対の転がり軸受を介し前記固定
    軸に対して回転自在に支持された上ドラムと、上ドラム
    に設けられた回転式の磁気ヘッドと、固定軸のそれぞれ
    の転がり軸受に対応する周面に、ほぼ120度の角度を
    もって設けられ、転がり軸受の内周面に当接する2つの
    剛性支持部と、固定軸の2つの剛性支持部からほぼ12
    0度の角度をもって配され、それぞれの転がり軸受の内
    周面を径方向外側の同一方向に付勢するごとく設けら
    れ、且つ、ドラムへの磁気テープの巻き付き角度の1/
    2の位置からほぼ180度の位置に設けられた弾性支持
    部と、を具備することを特徴とする回転ヘッド装置。
  3. 【請求項3】 弾性支持部は、転がり軸受の内輪に当接
    するガイド部材と、固定軸とガイド部材との間に介在す
    る圧入部材と、を具備することを特徴とする請求項1の
    回転ヘッド装置。
  4. 【請求項4】 弾性支持部は、転がり軸受の内輪に当接
    するガイド部材と、固定軸とガイド部材との間に介在す
    る圧入部材と、を具備することを特徴とする請求項2の
    回転ヘッド装置。
  5. 【請求項5】 固定された下ドラムに突設された固定軸
    と、固定軸に対して環装された転がり軸受と、転がり軸
    受を介して回転自在に支持された上ドラムと、上ドラム
    に設けられた回転式の磁気ヘッドと、固定軸の転がり軸
    受に対応する周面に、所定の角度を隔て設けられ、転が
    り軸受の内周面に当接する2つの剛性支持部と、固定軸
    の2つの剛性支持部のなす角度の1/2の位置からほぼ
    180度の位置に配され、転がり軸受の内周面を径方向
    外側に向けて付勢し、且つ、ドラムへの磁気テープの巻
    き付き範囲のほぼ反対の位置に設けられた弾性支持部
    と、磁気テープのドラムへの巻き付け開始点と弾性支持
    部の配置位置との間の角度範囲内に配置され、上ドラム
    をベルトを介して回転駆動する駆動モータと、を具備す
    ることを特徴とする回転ヘッド装置。
  6. 【請求項6】 固定された下ドラムに突設された固定軸
    と、この固定軸に転がり軸受を介して回転自在に支持さ
    れた上ドラムと、上ドラムに設けられた回転式の磁気ヘ
    ッドとを備えた回転ヘッド装置において、磁気ヘッドの
    軌跡の中心と固定軸の軸心が平行な状態での最大偏心部
    分を磁気テープの巻き付き開始点にほぼ一致させたこと
    を特徴とする回転ヘッド装置。
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