JPH02123957A - モータ - Google Patents

モータ

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Publication number
JPH02123957A
JPH02123957A JP27671688A JP27671688A JPH02123957A JP H02123957 A JPH02123957 A JP H02123957A JP 27671688 A JP27671688 A JP 27671688A JP 27671688 A JP27671688 A JP 27671688A JP H02123957 A JPH02123957 A JP H02123957A
Authority
JP
Japan
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motor shaft
thrust bearing
rotor
stator
motor
Prior art date
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Pending
Application number
JP27671688A
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English (en)
Inventor
Kaoru Matsuoka
薫 松岡
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Publication date
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Priority to JP27671688A priority Critical patent/JPH02123957A/ja
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 産業上の利用分野 本発明は、ビデオテープレコーダやオーディオカセット
テープレコーダ等の映像・音響機器に用いられるキャプ
スタン軸を駆動するモータに関するものである。
従来の技術 従来の、キャプスタン軸を駆動するモータとして例えば
第12図に示す第1の従来例のモータがある。
第12図は第1の従来例の側断面図である。同図におい
て、このモータ↓は、第1の平面部2に複数の所定の極
に着磁された円環状の永久磁石3と、上記第1の平面部
2と所定の間隙を存して対向し1 電気配線部を有する
ところの磁性材料製の固定子平板4上に施された複数相
の固定子巻線5とを具備してなる。また永久磁石3は磁
性材料からなるバックヨーク6に永久磁石3の第2の平
面部7を当接して固着されている。
一方、モータの回転軸即ちキャプスタン軸8の端部8a
にはボス9を介してバックヨーク6が固着され、永久磁
石3と一体的に回転するように構成されている。キャプ
スタン軸8は、固定子平板4に取り付けられた軸受ハウ
ジング10の上部に設けられた軸受11ならびに下部に
設けられた軸受12に嵌合し、回転自在に軸承されてい
る。また、軸受ハウジング10はその中間部の一部に切
り欠き開口部10aが設けられ、キャプスタン軸8がこ
の切り欠き開口部10aを通してテープ(図示せず)な
らびにピンチローラ13に当接することができるように
なされている。またボス9の端面部9aが軸受12に当
接し、前記永久磁石3の磁力の吸引力によるスラスト荷
重を軸受12にて受ける構成になっている。軸受ハウジ
ング10に設けられた軸受12は一般にボールベアリン
グから構成され、一方軸受11は含油焼結合金等のすべ
り軸受から構成されている。
しかしながら上記の様に構成された第1の従来例のモー
タユは、永久磁石3の磁力の吸引力によるスラスト荷重
をボールベアリングからなる軸受12で支持するため、
非常に高価なものになっていた。
またピンチローラ13がテープを挟んでキャプスタン軸
8に圧着された際、ボールベアリング12は常時ラジア
ル負荷を受け、ボールベアリング12の外輪12aは軸
受ハウジング」0に固定されているため、ボールベアリ
ング12の内輪12bがキャプスタン軸8と一体的に回
転することになる。この時ボールベアリング12内の、
保持器(図示せず)により位相法めされた複数個のボー
ル12cは、自転しながら内輪12bの回りを公転する
しかしながらボール12cと外輪12aならびに、ボー
ル12cと内輪12bの間には微小隙間、いわゆるラジ
アル隙間があるため、ボール12cが公転する時、ピン
チローラ13の圧着力により一方向に付勢力を受けてい
る内輪L2bにおいては、1個のボール12cで支持さ
れる場合と2個のボール12cで支持される場合とが交
互に繰り返されることになり、内輪12bの軸心は移動
し、微小振動することになる。したがって内輪12bと
ともに一体的に回転するキャプスタン軸8も回転中心が
移動し、振動することになるので、テープの安定した移
送を実現することが困難になり、テープ移送の際のワウ
・フラッタ−が大きくなり、記録/再生装置の性能が悪
化するという問題点があった。
それらの問題点を解決するために、第13図に示すよう
な第2の従来例のモータが提案されてい第13図は第2
の従来例の側断面図であり、第13図で説明したものと
同じものについては同一の符号を付す。同図においてこ
のモータ且の、上記第1の従来例のモータ且と異なる点
は、軸受ハウジング19に設けられ、キャプスタン軸1
8を回転自在に軸承する軸受20ならびに軸受21を含
油焼結合金等のすべり軸受から構成し、新たにキャプス
タン軸18をスラスト支持するスラスト軸受22を軸受
ハウジングエ9の上部に設けた点である。そのスラスト
軸受22は、射出成型法等によりポリオキシドメチレン
、ポリアミド等の熱可塑性樹脂材料にて形成され、その
外周部には螺子部が形成されており、軸受ハウジング1
9に螺合している。また第13図に示すように、キャプ
スタン軸18の先端部18a形状は凸球面状であり、こ
の先端部18aがスラスト軸受22の平坦面22aに摺
動自在に当接し、スラスト支持する。
このように構成された第2の従来例のモータユ旦は、永
久磁石3の磁力の吸引力によるスラスト荷重を、新たに
設けたスラスト軸受22にて支持するため、ラジアル軸
受としてボールベアリング等の高価なものを用いる必要
はな(、非常に安価な含油焼結合金等のすべり軸受を適
用することができるので、モータのコストを大幅に低下
させることができる。
発明が解決しようとする課題 上記のように構成された従来例のモータ」において、キ
ャプスタン軸18はボス17に圧入もしくは接着等の手
段により、またボス17とバックヨーク6はカシメ等の
手段により、また一方永久磁石3はバックヨーク6に接
着等の手段により、それぞれ固着されている。したがっ
て、モータ1呈の固定子巻線5に順次通電してキャプス
タン軸18を回転させた時、それぞれの部品の加工誤差
ならびに、それぞれの部品を固着する時に生じる組立誤
差により、永久磁石3の第1の平面部2は而振れを生じ
ることになる。このため永久磁石3の第1の平面部2と
、永久磁石3とともに磁気回路を構成する磁性材料製の
固定子平板4の空隙距離は不均一になり、磁気的なアン
バランスが磁気回路全般にわたって生じ、永久磁石3は
固定子平板4に不均一に吸着されることになる。この時
、キャプスタン軸18と含油焼結合金製の軸受2゜なら
びに軸受21の間には、キャプスタン軸18が滑らかに
回転することができるだけの十分なりリアランスを設け
ているため、上記した磁気的なアンバランスによって、
キャプスタン軸18は振れ回り、キャプスタン軸18の
上端部18aも同等位置規制されることなく振れ回るこ
とになる。
また、ピンチローラ13がキャプスタン軸18にテープ
を挟んで圧着される時、ピンチローラ13の圧着力によ
りキャプスタン軸18は、軸受20ならびに軸受21を
支点として略々く字状に撓む。この時、前記したように
キャプスタン軸18と軸受20ならびに軸受21の間に
はクリアランスが設けられ、またスラスト軸受22の平
坦部22aに当接するキャプスタン軸18 (7)81
18aは半径方向に同等位置の拘束を受けていないため
、キャプスタン軸18上端部18aは振れ回ることにな
る。つまりキャプスタン軸18は↑4みながら、かつそ
の上端部18aが振れ回りながら回転し、テープを移送
することになる。
したがって、ピンチローラ13と協曇してテープを移送
する際、このキャプスタン軸18の上端部18aの振れ
回りにより、テープを安定して移送することが困難にな
り、テープ移送のワウ・フラッタ−が大きくなり、記録
/再生装置の性能が悪化するという問題点があった。
またキャプスタン軸18が上端部18aで振れ回るため
、スラスト軸受22との接触部が一定せずスラスト軸受
22の異常摩耗を引き起こすという問題点もあった。
また、例えば永久磁石3がストロンチウムフェライト(
SrO”6Fe20s)製であり、外径が55mm、 
 厚みが4 、5 mm、  永久磁石3と軟鉄材から
なる固定子平板4の空隙距離が2mmであるようなモー
タの、磁力による吸引力は2kgにも達する。このよう
な、永久磁石の磁力による吸引力が非常、に大きい径の
大きなモータや、高速で回転するモータにおいては、キ
ャプスタン軸18とスラスト軸受22の接触部における
PV値が非常に大きくなり、また前記接触部の温度も上
昇するため、熱可塑性樹脂製のスラスト軸受22は容易
に摩耗する。。この摩耗によってキャプスタン軸18は
軸受方向の上方に移動し、永久磁石3の第1の平面部2
と固定子巻線5が接触し、モータの回転不良を招くとい
う問題点もあった。
またキャプスタン軸18の上端部18aとスラスト軸受
22のは略々点接触する構成になっているため、接触部
における面圧が非常に大きくなり、スラスト軸受22が
容易に摩耗してしまうという問題点もあった。
またスラスト軸受22の耐摩耗性を向上させるため、ス
ラスト軸受22材として圧縮焼結成形法等を用いて成形
する熱硬化性樹脂を用いる場合、軸受ハウジング19に
螺合するための螺子部が切削加工等の機械加工に頼らざ
るを得す、コストアップになるという問題点もあった。
本発明は上記した問題点に鑑み、ボールベアリング等の
高価な軸受を用いることなしに安定したテープ移送を実
現する、安価なキャブスクン軸駆動用のモータを提供す
るものである。
課題を解決するための手段 上記問題点を解決するために本発明のモータは、先端に
凸球面状端部を有するモータ軸と、そのモータ軸に固着
されて一体的に回転する固定磁化された回転子と、その
回転子に対向した固定子平板および、その固定子平板上
に前記回転子中心の同心口上に施され通電により前記回
転子に回転力を与える複数相の固定子巻線を含めてなる
固定子と、前記モータ軸を回転自在に支承するラジアル
軸受を有し、一部に切り欠き開口部を有する軸受ハウジ
ングと、前記モータ軸の凸球面状端部に摺動自在に当接
し、前記モータ軸をスラスト支持する凹球面部を存する
熱硬化性樹脂製のスラスト軸受と、そのスラスト軸受を
固着保持し、前記軸受ハウジング上部に螺合した熱可塑
性樹脂製のスラスト軸受保持部材とから構成したもので
ある。
作用 本発明は上記した構成によって、キャプスタン軸の上端
部の振れ回りを防止することができるので、安定したテ
ープの移送を実現し、装置のワウ・フラッタ−を非常に
小さくすることができる。
実施例 本発明のモータの第1の実施例の目的は、記録/再生装
置の安定したテープ移送を実現するに最適な、キャプス
タン軸駆動用のモータを提供することである。
第1図にその第1の実施例の側断面図を、第2図に要部
拡大図を示す。第1図において、このモータλ1は、第
1の平面部2に複数の所定の極に着磁された円環状もし
くは円板状の永久磁石3と、上記第1の平面部2と所定
の間隙を有して対向し、電気配線部ををするところの磁
性材料製の固定子平板4上に施された複数相の固定子巻
線5とを具備してなる。固定子平板4は装置のシャーシ
27に取り付けられ、また複数相の固定子巻線5は、後
述するキャプスタン軸24を中心とした同心円上に配置
され、順次通電することにより永久磁石3に回転力を与
えるようになっている。
永久磁石3の回転数に応じた周波数の信号を発生する回
転周波数検出手段(以下FGと称す)旦旦は、バックヨ
ーク6の外周部に配設されて、外周面部14aに複数の
青磁が施されたFG川の略々円環状の樹脂磁石14と、
その外周面部14aの近傍の固定子平板4上もしくはシ
ャーシ27上に設けられ、樹脂磁石14より発生する磁
束の変化を検出する磁気検出素子15とを含めてなる。
樹脂磁石14は、その内部に設けられた断面が略々コ字
形状であるような凹部14b内で、バックヨークの端面
部6aを挟着することにより、バックヨーク6に保持さ
れるように構成されている。
一方永久磁石3は、その外周面6bを樹脂磁石14の内
周面14cに圧入することにより、バックヨーク6に永
久磁石3の第2の平面部7を当接して固着されている。
上部の先端に凸球面状端部24aを存するステンレス鋼
製のモータの回転軸、即ちキャプスタン軸24の下部の
端部24bには、ボス17を介してバックヨーク6が固
着され、キャプスタン軸24が永久磁石3と一体的に回
転するように構成されている。またキャプスタン軸24
は、シャーシ27に取り付けられた軸受ハウジング28
の上部に設けられた含油焼結合金等のすべり軸受から構
成されている軸受20ならびに下部に設けられた軸受2
1に嵌合し、回転自在に軸承されている。
そのキャプスタン軸24には、永久磁石3の磁力による
吸引力が永久磁石3と固定子平板4の間に存在している
ので、常時上方への付勢力が作用している。軸受ハウジ
ング28はその中間部の一部に切り欠き開口#28aが
設けられ、キャプスタン軸24がこの切り欠き開口部2
8aを通してテープならびにピンチローラ13に当接す
ることができるようになされている。
キャプスタン軸24の凸球面状端部24aに摺動自在に
当接し、キャプスタン軸24をスラスト支持する凹球面
部25aを有するスラスト軸受25は、軸受ハウジング
28に螺合したスラスト軸受保持部材26に接着、圧入
等の手段により固着、保持される。軸受ハウジング28
に螺合したスラスト軸受保持部材26を治工具等を用い
て回転させると、スラスト軸受保持部材26ならびにス
ラスト軸受25は軸方向に移動するので、スラスト軸受
25に当接し、上方に付勢されたキャプスタン軸24も
それに追従して移動する。したがって、永久磁石3の第
1の平面部2と固定子平板4の空隙距離を容易にかつ適
正に調整することができ、特性の安定したキャプスタン
軸駆動用のモータを提供することができる。また、スラ
スト軸受25の凹球面部25aの曲率は、キャプスタン
軸24の凸球面状端部24aの曲率に略々等しいか、も
しくは小さくなるように構成している。
スラスト軸受25は、ポリイミド等からなる熱硬化性樹
脂、あるいは前記樹脂材料にグラファイト、二硫化モリ
ブデン、四フフ化エチレン等の固体潤滑剤を混入した複
合樹脂材料を用いて圧縮焼結成形法等にて形成される。
またスラスト軸受保持部材26は、例えばポリオキンド
メチレン、ポリアミド、ポリエチレン等の熱可塑性樹脂
を用いて射出成形法等にて形成される。
次に上記した構成によるモータの動作ならびに作用につ
いて説明する。
ホール素子等からなる位置検出素子(図示せず)を用い
て永久磁石3の位置を検出し、その位置に応じて順次各
相の固定子巻線5に通電するとフレミングの法則により
、永久磁石3は回転力を受ける。その結果、永久磁石3
と一体的に構成されたキャプスタン軸24は回転する。
永久磁石3の回転速度はFG30により検出され、制御
回路(図示せず)によりキャプスタン軸24の回転速度
が常時一定になるように制御される。
さて、この回転しているキャプスタン軸24に、テープ
を挟んでピンチローラ13を圧着すると、キャプスタン
軸24とピンチローラ13が協曇してテープを一定速度
で移送するが、前記した永久磁石3の第1の平面部2と
固定子平板4との間の空隙距離の不均一に起因する磁気
的なアンバランスにより、またピンチローラ13の圧着
力により、キャプスタン軸24の上方の先端部24aは
触れ回ろうとする。
第2図の要部拡大図において、キャプスタン軸24の凸
球面状端部24aとスラスト軸受25の凹球面部25a
の接触部をPとすれば、ピンチローラ13がキャプスタ
ン軸24に圧着されると、接触部Pはピンチローラ13
の圧着方向に移動する。永久磁石3の磁力による吸引力
の反力Fは、第2図に示すように、接触部Pの法線方向
にキャプスタン軸24に作用する。したがってこの反力
Fの、第2図に示すX軸方向の分力Fxは、第2図中−
点鎖線にて示す軸受中心の方向に向かってキャプスタン
軸24に作用する。キャプスタン軸24のスラスト軸受
25に当接する面が凸球面状であり、かつスラスト軸受
25のキャプスタン軸24に接触する面も、その曲率が
前記キャプスタン軸24の凸球面状の曲率に略々等しい
か、もしくは小さいような凹球面状であるので、接触部
Pが軸受中心と一致しない位置にある時は、反力FのX
軸方向の分力Fxが必ず発生し、キャプスタン軸24を
常に軸受中心に付勢する。したがって、たとえ永久磁石
3と固定子平板4の間に磁気的なアンバランスがあろう
とも、またピンチローラ13の圧着力によりキャプスタ
ン軸24が撓もうとも、この付勢力Fxの作用によりキ
ャプスタン軸24の先端部24aの振れ回りは規制され
ることになり、キャプスタン軸24の先端部24aは振
れ回ることはない。したがって、テープの移送に際して
キャプスタン軸24の先端部24afJaれ回りに起因
するワウ舎フラッタ−の発生を防止することができ、常
に安定したテープの移送を実現することができるのであ
る。
また本実施例のモータλ1においてはスラスト軸受を、
機械加工が不要な、単純な形状のスラスト軸受25と、
軸受ハウジング28への取り付けのためのまた、永久磁
石3と固定子平板4の空隙距離を調整するための螺子部
を存するスラスト軸受保持部材26の2つの部品から構
成している。
このためスラスト軸受25を形成する際、圧縮焼結成形
法を適用することができるので、耐熱性ならびに耐摩耗
性に優れたポリイミド等の熱硬化性樹脂なスラスト軸受
材料として用いることができる。さらに、熱可塑性樹脂
に比較して価格の高い熱硬化性樹脂であっても、スラス
ト軸受25を小さく構成することができるので、コスト
アップを抑制することができる。また螺子部を有するス
ラスト軸受保持部材26には、耐熱性ならびに耐摩耗性
は熱硬化性樹脂に劣るものの、射出成形法を適用するこ
とができ、複雑な形状であっても容易にその形状を形成
することができるポリオキシドメチレン、ポリアミド、
ポリエチレン等の熱可塑性樹脂を用いていることができ
る。したがって、スラスト軸受に所望される機能を容易
にかつ合理的に達成することができる。
本発明のモータの第2の実施例の目的は、スラスト軸受
の摩耗量が小さく、長寿命のモータを提供することであ
る。第3図にその第2の実施例の側断面図を、第4図に
要部拡大図を示す。第1図で説明したものと同じものに
ついては同一の符号を付し、その説明は省略する。
第3図ならびに第4図において、モータ且のキャプスタ
ン軸32の上方の先端面は、軸方向に垂直な平坦部32
aが形成されている。このキャプスタン軸32の平坦部
32aに摺動自在に当接し、キャプスタン軸32をスラ
スト支持する平坦面部33aを宵するスラスト軸受33
は、軸受ハウジング36に螺合した螺子部材35に固着
保持されたスラスト軸受保持部材34に接着等の手段に
より固着、保持される。
スラスト軸受33は、耐熱性、耐摩耗性に優れたポリイ
ミド等からなる熱硬化性樹脂、あるいは前記樹脂材料に
グラファイト、二硫化モリブデン、四フッ化エチレン等
の固体潤滑剤を混入した複合樹脂材料を用いて圧縮焼結
成形法等にて形成され、スラスト軸受保持部材34は、
ゴム等の可撓性材料から形成され、螺子部材35はポリ
オキシドメチレン、ポリアミド等の熱可塑性樹脂を用い
て射出成形法等にて形成される。したがってスラスト軸
受33に外力が作用した時、スラスト軸受33は弾性変
形し易いゴム等からなるスラスト軸受保持部材34に固
着されているので、スラスト軸受33の平坦面部33a
は作用する外力の方向に応じて自在に傾くことができる
さて、スラスト軸受33の端面とキャプスタン軸32の
先端は、互いに平坦面32a、33aにて当接し、面接
触しているため、キャプスタン軸18とスラスト軸受2
2が略々点接触している第2の従来例のモータ上玉に比
較して、スラスト軸受33の単位面積当りに作用する面
圧は、はるかに小さくすることができる。したがって、
スラスト軸受33の摩耗の進行速度を第2の従来例のモ
ータ上lより遅めることができ、ス・ラスト軸受33の
長寿命化を容易に実現することができる。
テープを移送するためにピンチローラ13が回転してい
るキャプスタン軸32に圧着された時、永久磁石3と固
定子平板4とで構成される磁気回路の磁気的なアンバラ
ンスによって、あるいはキャプスタン軸32が撓みなが
ら回転することによって、キャプスタン軸32の先端の
平坦部32aは振れ回り、第4図に示すように傾く。し
かしながら、キャプスタン軸32の平坦部32aが摺動
自在に当接するスラスト軸受33は、可撓性材料製のス
ラスト軸受保持部材34に固着保持され、かつスラスト
軸受保持部材34が平坦部32aの振れ回りと傾きに追
従して弾性変形することにより、常時平坦部32aとス
ラスト軸受34の平坦面部34aは、片当りすることな
く平坦部32a全面にて接触摺動する状態を維持できる
。この状態はピンチローラ13の圧着の如何に拘らず、
また螺子部材35と軸受ハウジング36の間の遊び量に
よるスラスト軸受保持部材34を保持する螺子部材35
の傾きの如何に拘らず、常に維持することができる。し
たがってキャプスタン軸32が傾き、振れ回っても、そ
の先端の平坦部32aのエツジのみがスラスト軸受33
に当接することはなく、当接部の急倣な面圧の上昇によ
るスラスト軸受33の異常摩耗を引き起こすことを防止
することができるのである。
本発明のモータの第3の実施例の目的は、スラスト軸受
の摩耗量を低減し、容易に組み立てることのできるスラ
スト軸受を具備したモータを提供することである。
第5図にその第3の実施例の側断面図を、第6図に要部
拡大図を示す。第1図で説明したものと同じものについ
ては同一の符号を付し、その説明は省略する。
第5図ならびに第6図において、モータ上1のキャプス
タン軸41の上方の先端面は、軸方向に垂直な平坦部4
1aが形成されている。このキャプスタン軸41の平坦
部41aに摺動自在に当接し、キャプスタン軸41をス
ラスト支持する平坦面部42aを有するスラスト軸受4
2は、その他端部に第6図に示すように凸球面状突出部
42bを有する。この凸球面状突出部42bは、軸受ハ
ウジング44の上部に螺合したスラスト軸受保持部材4
3に形成された凹球面部43aに嵌合し、摺動自在に当
接する。したがってスラスト軸受42に外力が作用した
時、スラスト軸受42は凹凸の嵌まり合いにてスラスト
軸受保持部材43の凹球面部43a内を自在に摺動する
ことができるので、スラスト軸受42の平坦面部42a
は作用する外力の方向に応じて自在に傾くことができる
またスラスト軸受42は、耐熱性、耐摩耗性に優れたポ
リイミド等からなる熱硬化性樹脂、あるいは前記樹脂材
料にグラファイト、二硫化モリブデン、四フッ化エチレ
ン等の固体潤滑剤を混入した複合樹脂材料を用いて圧縮
焼結成形法等にて形成され、スラスト軸受保持部材43
は、ポリオキシドメチレン、ポリアミド等の熱可塑性樹
脂を用いて射出成形法等にて形成される。したがってポ
リイミド等の熱硬化性樹脂の熱変形温度は、ポリオキシ
ドメチレン、ポリアミド等の熱可塑性樹脂の溶融点より
もはるかに高いので、予め成形された熱硬化性樹脂製の
スラスト軸受42を、スラスト軸受保持部材43の成形
金型の中に挿入、固定し、インサート成形によりスラス
ト軸受保持部材43と一体的に成形することが可能とな
る。この時熱可塑性樹脂の成形時に生じる成形収縮によ
り、スラスト軸受保持部材43は収縮し、スラスト軸受
42の凸球面状突出部42bとスラスト軸受保持部材4
3の凹球面部43aの間には、スラスト軸受42の凸球
面状突出部42bが自在に摺動しつるだけに十分な隙間
が形成される。上記した材料ならびに成形法を用いるこ
とにより、スラスト軸受の組立に要する手間を省くこと
ができる。
スラスト軸受42の端部とキャプスタン軸41の先端は
、互いに平坦面42a、41aにて当接し、面接触して
いるため、スラスト軸受42の単位面積当りに作用する
面圧が小さくなるということは言うまでもない。したが
って、スラスト軸受42の摩耗の進行速度を遅めること
ができ、スラスト軸受42の長寿命化を容易に実現する
ことができる。
テープを移送するためにピンチローラ13が回転してい
るキャプスタン軸41に圧着された時、前記したように
キャプスタン軸41の先端の平坦部41aは振れ回り、
第6図に示すように傾く。
しかしながら、キャプスタン軸41の平坦部41aが摺
動自在に当接するスラスト軸受42は、スラスト軸受保
持部材43の凹球面部43a摺動自在保持されているの
で、キャプスタン軸41の平坦部41aの振れ回りと傾
きに追従して自在に動く。このため、常時平坦部41a
とスラスト軸受42の平坦面部42aは片当りすること
なく、平坦部32a全面にて接触摺動する状態を維持で
きる。この状態はピンチローラ13の圧着の如何に拘ら
ず、またスラスト軸受保持部材43と軸受ハウジング4
4の間の遊び量によって生じるスラスト軸受42の傾き
の如何に拘らず、常に維持することができる。
したがってキャプスタン軸41が傾き、振れ回っても、
キャプスタン軸41の先端の一部分のみがスラスト軸受
42に当接することはな(、当接部の急激な面圧の上昇
によるスラスト軸受42の異常摩耗を引き起こすことを
防止することができるのである。
なお本実施例においては、キャプスタン軸41とスラス
ト軸受42の間で摺動面を形成したが、キャプスタン軸
41の平坦部41aをスラスト軸受42に接着等の手段
により一体的に固定し、スラスト軸受42の凸球面状突
出部42bとスラスト軸受保持部材43の凹球面部43
aの間で摺動させてもよい。このように構成すれば、摺
動面の面圧を低減することができるのみならず、キャプ
スタン軸41の先端の振れ回りはスラスト軸受保持部材
43の凹球面部43aによって規制することができるの
で、安定したテープ移送を実現することができるという
効果も得ることができる。
本発明のモータの第4の実施例の目的は、スラスト軸受
の摩耗量を低減し、部品の機械精度を必要とせず、容易
に組み立てることのできるスラスト軸受を具備したモー
タを提供することである。
スラスト軸受の摩耗を防ぐため、予めスラスト軸受の端
面に、キャプスタン軸の先端に形成された凸球面状端部
と略々等しい曲率で凹球面部を構成し、面圧を小さくな
るように構成する場合がある。しかしながら前記のよう
にスラスト軸受を構成しても、大全にモータを生産する
場合、モータを構成する部品に機械精度のばらつきがあ
り、またモータの組立時に組立誤差が発生するため、必
ずしもキャプスタン軸の先端部の凸球面状端部とスラス
ト軸受の凹球面部は一致して当接しない。
したがってキャプスタン軸とスラスト軸受の当接部分に
おいては、点接触もしくは線接触になり、スラスト軸受
の摩耗に対してあまり効果を得ることができなかった。
第7図に本発明のモータの第4の実施例の側断面図を、
第8図、第9図に要部拡大図を示す。第13図に示した
第1の従来例のモータユで説明したものと同じものにつ
いては同一の符号を付し、その説明は省略する。上記第
1の従来例のモータユと異なる点は、スラスト軸受47
のキャプスタン軸46に当接する部分47aの密度が、
スラスト軸受47の他の部分47bの密度よりも低くな
るようにスラスト軸受47を構成した点である。
キャプスタン軸46の先端部は第7図に示すように凸球
面状端部46aが形成されている。またスラスト軸受4
7はポリイミド等からなる熱硬化性樹脂、あるいは前記
樹脂材料にグラファイト、二硫化モリブデン、四フッ化
エチレン等の固体潤滑剤を混入した複合樹脂材料にて形
成される。
第8図においてモータ且を組立た後、モータ45に通電
することによりキャプスタン軸46を回転させると、ス
ラスト軸受47のキャプスタン軸47に当接する部分の
密度47aはそれ以外の部分47bの密度よりも低く、
硬度も低いので、キャプスタン軸46とスラスト軸受4
7の当接部分47cにおける摩耗は積極的に進行する。
そして当接部分47cはキャプスタン軸46の先端の凸
球面状端部46aの形状にならうように摩耗する。密度
の低い部分47aにおいて摩耗が進行すると、早暁、密
度の高い部分47bがキャプスタン軸46の凸球面状端
部4EIaに当接し、今度はスラスト軸受47の摩耗は
進行しにくくなる。したがって第9図に示すように、キ
ャプスタン軸46の凸球面状端部46aに略々等しい凹
球面部47dがスラスト軸受47に新たに形成されるよ
うになる。キャプスタン軸46の凸球面状端部46aと
スラスト軸受47は、当初略々点接触にて当接している
ので面圧が非常に大きいが、当接面47cがスラスト軸
受47の摩耗により増加することにより、面圧は徐々に
低下することになる。
上記のように構成すれば、構成部品の機械精度のばらつ
きの如何に拘らず、またモータの組立誤差の如何に拘ら
ず、大量生産された各々のモータに応じてキャプスタン
軸46の凸球面状端部46aに適合したスラスト軸受4
7の凹球面部47dが形成されるので、当接部分におい
ては容易に面接触を実現することができる。また前記面
接触する部分のスラスト軸受47の密度は高いので、凹
球面部47dが形成された後は熱硬化性樹脂の特徴であ
るところの耐摩耗性をスラスト軸受47は発揮すること
になり、スラスト軸受47の寿命を長くすることができ
る。
以上のように本発明のモータの第4の実施例によれば、
モータの部品の機械精度を必要とせずに、しかも初期の
モータのエージングのみで、耐摩耗性に優れたスラスト
軸受47を構成できるのである。
本発明のモータの第5の実施例の目的は、そ−夕の外乱
に対する制御性を向上させるために、キャプスタン軸の
軸径を細<シ、モータの定格回転数を高クシても、ピン
チローラの圧着力によるキャプスタン軸の撓みを防ぐこ
とができるモータを提供することである。
安定したテープ移送を実現し、ワウ・フラッタ−の小さ
い記録/再生装置を提供するためには、キャプスタン軸
を直接駆動するモータが安定して一定に回転しなければ
ならない。つまりキャプスタン軸を駆動するモータには
、回転むらが小さく、外乱に対する制御性の良好なこと
が望まれる。外乱のトルク変動によって起こるモータ回
転数の変動の割合は、 モータの回転数N 周波数発電機(FG)の標本化周波数fモータの回転子
の慣性モーメントJ に依存し、モータの回転数Nが高ければ高いほど、周波
数発電機の標本化周波数fが高ければ高いほど、モータ
の回転子の慣性モーメン)Jが大きければ大きいほど、
外乱に対する制御性の良好な回転むらの小さいモータで
あると言える。しかしながら記録/再生装置の小型軽量
化の要望を満たすためには、モータの回転子の慣性モー
メントJを大きくすることはできず、またS/N比等の
FGの検出精度をある程度まで維持するためには周波数
発電機の標本化周波数fもあまり高くすることはできな
い。したがって、モータの回転数Nを高くすることが、
容易にモータの制御性を良好にせしめる手段であった。
テープ移送の速度が一定であるとき、モータの回転数N
を高めるには、ピンチローラと17[t、てテープを移
送するキャプスタン軸即ち、モータの回転子に固普され
たモータ軸の軸径を細くする必要がある。この場合、第
12図ならびに第13図におけるモータ構成であると、
ピンチローラの圧着された部分のキャプスタン軸の撓み
が非常に大きくなってしまい、モータの外乱に対する制
御性を向上させたにもかかわらず、安定したテープの移
送が困難になってしまうという問題点があった。
またキャプスタン軸の略々中央部が大きく挟むと、キャ
プスタン軸の回転時、キャプスタン軸の軸端の振れ回り
も非常に大きくなり、スラスト軸受が異常摩耗するとい
う問題点もあった。
第10図に本発明のモータの第5の実施例の側断面図を
、第11図に本実施例のモータの軸受ノ\ウジングの斜
視図を示す。第13図に示した第1の従来例のモータユ
で説明したものと同じものについては同一の符号を付し
、その説明は省略する。
上記第1の従来例のモータJと異なる点は、軸受ハウジ
ング53の切り欠き開口部53aの少なくとも1箇所以
上の位置に、キャプスタン軸51の外周面と所定の微小
隙間を有して対向した突起部54を設けた点である。
第11図に示すように、突起部54はその一部が切り欠
かれた円筒状であり、その円筒内周面の中心は、軸受2
0ならびに21の中心に一致し、ピンチローラ13がキ
ャプスタン軸51に圧着された時、キャプスタン軸51
を介してピンチローラ13に対向するような位置に配設
される。また突起部54のキャプスタン軸51と対向す
る内周面54aの曲率を、キャプスタン軸51の曲率よ
りも大きく設定することにより、キャプスタン軸51の
外周面との微小隙間を形成せしめる。この微小隙間を得
るための内周面54aの曲率は、キャプスタン軸51の
軸径、ピンチローラ13の圧着力、ならびにピンチロー
ラ13のキャプスタン軸51へ圧着される位置、軸受2
0と軸受21の距離等により決まるキャプスタン軸51
の撓み量によって適宜設定される。また突起部54は例
えばポリイミド、ポリオキシドメチレン、ポリアミド、
ポリエチレン等の樹脂に固体潤滑材としてのグラフディ
ト、二硫化モリブデン、四フッ化エチレン等を混入させ
た摺動性のよい低摩擦材料にて形成される。
ピンチローラ13がキャプスタン軸51に圧着されると
、キャプスタン軸51は上方の軸受20ならびに下方の
軸受21の2点で支持されているので、ピンチローラ1
3の圧着力を受けた部分が最も大きく撓む。しかしなが
らキャプスタン軸51を介してピンチローラ13の対向
した位置には突起部54が配設されているので、撓もう
とするキャプスタン軸51はこの突起部54に当接して
、その撓みを規制されるのである。またキャプスタン軸
51はその撓みを規制されるので、キャプスタン軸51
の挟みに起因する上方先端部の振れ回りは起こらない。
またキャプスタン軸51は突起部54に当接、摺動しな
がら回転するが、突起部S4は低摩擦材にて形成されて
いるので、キャプスタン軸51に作用するトルク損失は
非常に小さく抑制することができ、キャプスタン軸51
の回転に対して支障をきたさない。
以上のように構成したモータ且は、モータ5旦の外乱に
対する制御性を向上させるために、キャプスタン軸51
の軸径を細くしてモータ且の定格回転数を高くしても、
ピンチローラ13の圧着力によるキャプスタン軸51の
撓みを防ぐことができるので、制御性の良好なモータを
実現することができ、また安定したテープ走行を実現す
ることができる。さらにキャプスタン軸51の撓みによ
るキャプスタン軸51の上方の先端部の振れ回りは発生
しないので、スラスト軸受52の異常摩耗を防止するこ
ともできる。
発明の効果 以上のように本発明は、先端に凸球面状端部を存するモ
ータ軸と、そのモータ軸に固着されて一体的に回転する
固定磁化された回転子と、その回転子に対向した固定子
平板および、その固定子平板上に前記回転子中心の同心
円上に施され通電により前記回転子に回転力を与える複
数相の固定子巻線を含めてなる固定子と、前記モータ軸
を回転自在に支承するラジアル軸受を有し、一部に切り
欠き開口部を有する軸受ハウジングと、前記モータ軸の
凸球面状端部に摺動自在に当接し、前記モータ軸をスラ
スト支持する凹球面部を有する熱硬化性樹脂製のスラス
ト軸受と、そのスラスト軸受を固着保持し、前記軸受ハ
ウジング上部に螺合した熱可塑性樹脂製のスラスト軸受
保持部材とを具備しているので、キャプスタン軸の上端
部の振れ回りを防止することにより安定したテープの移
送を実現することができ、装置のワウ舎フラッターを非
常に小さくすることができる。またボールベアリング等
の高価な軸受を用いることなしに非常に安価なキャプス
タン軸駆動用のモータを提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明のモータの第1の実施例の側断面図、第
2図は同実施例の要部拡大図、第3図は本発明のモータ
の第2の実施例の側断面図、第4図は同実施例の要部拡
大図、第5図は本発明のモータの第3の実施例の側断面
図、第6図は同実施例の要部拡大図、第7図は本発明の
モータの第4の実施例の側断面図、第8図、第9図同実
施例の要部拡大図、第10図は本発明のモータの第5の
実施例の側断面図、第11図は同実施例の軸受ハウジン
グの斜視図、第12図は第1の従来例のモータの側断面
図、第13図は第2の従来例のモータの側断面図である
。 24.32.41.46. 51・・・・・・モータ軸
、3・・・・・・永久磁石、  4・・・・・・固定子
平板、  5・・・・・・固定子巻線、  20.21
・・・・・・軸受、28.36.44.48.53・・
・・・・軸受ハウジング、25.33. 42.47・
・・・・・スラスト軸受、26.34.43・・・・・
・スラスト軸受保持部祠。 代理人の氏名 弁理士 粟野 重孝 はか1名モータ中
古 モー9釉 手工旦合戸 スラスI融X エエ足合目P +3α 凹工工面倭 図 4ff−−モータ軸 キ7−−−フラ7V町1ン 4′7G 53−−一準宙受ノへウリソゲ 53tx−−二〃リクし芝戸げ0書や 54−・突起群

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. (1)先端に凸球面状端部を有するモータ軸と、そのモ
    ータ軸に固着されて一体的に回転する固定磁化された回
    転子と、その回転子に対向した固定子平板および、その
    固定子平板上に前記回転子中心の同心円上に施され通電
    により前記回転子に回転力を与える複数相の固定子巻線
    を含めてなる固定子と、前記モータ軸を回転自在に支承
    するラジアル軸受を有し、一部に切り欠き開口部を有す
    る軸受ハウジングと、前記モータ軸の凸球面状端部に摺
    動自在に当接し、前記モータ軸をスラスト支持する凹球
    面部を有する熱硬化性樹脂製のスラスト軸受と、そのス
    ラスト軸受を固着保持し、前記軸受ハウジング上部に螺
    合した熱可塑性樹脂製のスラスト軸受保持部材とを具備
    したことを特徴とするモータ。
  2. (2)先端に平坦部を有するモータ軸と、そのモータ軸
    に固着されて一体的に回転する固定磁化された回転子と
    、その回転子に対向した固定子平板および、その固定子
    平板上に前記回転子中心の同心円上に施され通電により
    前記回転子に回転力を与える複数相の固定子巻線を含め
    てなる固定子と、前記モータ軸を回転自在に支承するラ
    ジアル軸受を有し、一部に切り欠き開口部を有する軸受
    ハウジングと、前記モータ軸の平坦部に摺動自在に当接
    し、前記モータ軸をスラスト支持する平坦面部を有する
    熱硬化性樹脂製のスラスト軸受と、軸受ハウジング上部
    に設けられて、前記スラスト軸受を固着保持する可撓性
    材料からなるスラスト軸受支持部材とを具備したことを
    特徴とするモータ。
  3. (3)先端に平坦部を有するモータ軸と、そのモータ軸
    に固着されて一体的に回転する固定磁化された回転子と
    、その回転子に対向した固定子平板および、その固定子
    平板上に前記回転子中心の同心円上に施され通電により
    前記回転子に回転力を与える複数相の固定子巻線を含め
    てなる固定子と、前記モータ軸を回転自在に支承するラ
    ジアル軸受を有し、一部に切り欠き開口部を有する軸受
    ハウジングと、端部に前記モータ軸の平坦部に摺動自在
    に当接し、前記モータ軸をスラスト支持する平坦面部を
    有し、他端部に凸球面状突出部を有する熱硬化性樹脂製
    のスラスト軸受と、前記スラスト軸受の凸球面状突出部
    に嵌合し、摺動自在に当接する凹球面部を有し、前記軸
    受ハウジング上部に螺合した熱可塑性樹脂製のスラスト
    軸受保持部材とを具備したことを特徴とするモータ。
  4. (4)モータ軸と、そのモータ軸に固着されて一体的に
    回転する固定磁化された回転子と、その回転子に対向し
    た固定子平板および、その固定子平板上に前記回転子中
    心の同心円上に施され通電により前記回転子に回転力を
    与える複数相の固定子巻線を含めてなる固定子と、前記
    モータ軸の端部に摺動自在に当接し、前記モータ軸をス
    ラスト支持するスラスト軸受とを具備し、かつ前記スラ
    スト軸受は熱硬化性樹脂製であって、前記モータ軸に当
    接する部分の密度が他の部分の密度よりも低いことを特
    徴とするモータ。
  5. (5)モータ軸と、そのモータ軸に固着されて一体的に
    回転する固定磁化された回転子と、前記回転子に回転力
    を与える固定子巻線を含めてなる固定子と、軸方向の上
    部と下部にそれぞれ前記モータ軸を回転自在に支承する
    ラジアル軸受を有し、軸受方向の略々中央部に切り欠き
    開口部を有する軸受ハウジングとを具備し、前記軸受ハ
    ウジングの切り欠き開口部の少なくとも1箇所以上の位
    置に前記モータ軸の外周面と所定の微小隙間を有して対
    向した突起部を設けたことを特徴とするモータ。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS546805U (ja) * 1977-06-17 1979-01-17
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JPS5941062B2 (ja) * 1975-12-02 1984-10-04 ロツクウエル、インタ−ナシヨナル、コ−ポレ−シヨン 円筒プラグ弁
JPS6114307U (ja) * 1984-06-29 1986-01-28 明郎 久保 図形測定装置

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