JPH0633317U - 限流ヒューズを内蔵した電力ケーブル - Google Patents
限流ヒューズを内蔵した電力ケーブルInfo
- Publication number
- JPH0633317U JPH0633317U JP7495292U JP7495292U JPH0633317U JP H0633317 U JPH0633317 U JP H0633317U JP 7495292 U JP7495292 U JP 7495292U JP 7495292 U JP7495292 U JP 7495292U JP H0633317 U JPH0633317 U JP H0633317U
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- JP
- Japan
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- current limiting
- limiting fuse
- cable
- power cable
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 限流ヒューズを電力ケーブルと一体化して充
電部を完全に隠蔽することにより安全性を確保するとと
もに、設置場所を不要とした限流ヒューズを内蔵した電
力ケーブルを提供する。 【構成】 電力ケーブルの相対するケーブル導体１間に
限流ヒューズを収納した限流ヒューズ碍管11を配置し、
上記限流ヒューズの電極12とそれぞれのケーブル導体１
の接続部上に上記限流ヒューズ碍管11を内包して両側の
ケーブル絶縁体２上にわたって絶縁補強層15を設け、さ
らにその外側に半導電性材料の外部シールド層16、金属
遮蔽層17及び保護層18と順次設けてなる限流ヒューズを
内蔵した電力ケーブル。
電部を完全に隠蔽することにより安全性を確保するとと
もに、設置場所を不要とした限流ヒューズを内蔵した電
力ケーブルを提供する。 【構成】 電力ケーブルの相対するケーブル導体１間に
限流ヒューズを収納した限流ヒューズ碍管11を配置し、
上記限流ヒューズの電極12とそれぞれのケーブル導体１
の接続部上に上記限流ヒューズ碍管11を内包して両側の
ケーブル絶縁体２上にわたって絶縁補強層15を設け、さ
らにその外側に半導電性材料の外部シールド層16、金属
遮蔽層17及び保護層18と順次設けてなる限流ヒューズを
内蔵した電力ケーブル。
Description
【０００１】
本考案は電力ケーブルの長さ方向の一部に限流ヒューズを内蔵した電力ケーブ ルに関するものである。
【０００２】
高圧受配電設備につながる電力ケーブル線路の回路途中に限流ヒューズを使用 する場合、限流ヒューズは充電部が露出した状態で使用されており、通常磁器製 のヒューズホルダーに収納されている。
【０００３】 このことから、ホルダー自身が大きくなり、又充電部が露出しているため、相 間及び対地間とも離隔距離（通常 6.6KV級では 120mm以上）が必要であるため、 キュービクルが大きくなり、設置場所の制約、安全性の確保の面で問題があった 。
【０００４】
本考案は上述の問題点を解消し、限流ヒューズを電力ケーブルと一体化して充 電部を完全に隠蔽することにより安全性を確保すると共に、設置場所を不要とし た限流ヒューズを内蔵した電力ケーブルを提供するもので、その特徴は、電力ケ ーブルの相対するケーブル導体間に限流ヒューズを収納した限流ヒューズ碍管を 配置し、上記限流ヒューズの電極とそれぞれのケーブル導体の接続部上に上記限 流ヒューズ碍管を内包して両側のケーブル絶縁体上にわたって絶縁補強層を設け 、さらにその外側に半導電性材料の外部シールド層、金属遮蔽層及び保護層を順 次設けてなる限流ヒューズを内蔵した電力ケーブルにある。
【０００５】
本考案においては、限流ヒューズ碍管を電力ケーブルの導体間に配置し、ケー ブル導体と接続し、この接続部上に絶縁補強層を設けるので、限流ヒューズの充 電部が完全に絶縁された状態となり安全性が確保される。 この際、ケーブル導体とヒューズ電極の接続部上には内部シールド層を設ける ので、接続部の電界の乱れを抑制し、又この内部シールド層はそれぞれの接続部 上に個別に設け、分離されているので、ヒューズが溶断した場合、完全に遮断で きる。
【０００６】
図１は本考案の限流ヒューズを内蔵した電力ケーブルの要部の縦断面図である 。 図面において、１はケーブル導体、２は架橋ポリエチレン等のケーブル絶縁体 、３はケーブルの外部半導電層、４は銅テープ、アルミニウムテープ等の巻回に より構成したケーブルの金属遮蔽層、５は塩化ビニル、ポリエチレン等のケーブ ルシースである。
【０００７】 11は限流ヒューズを収納した限流ヒューズ碍管で、相対する電力ケーブルの端 末部を図のように段剥ぎして露出したケーブル導体１の間に配置する。そして限 流ヒューズの両端の電極12はそれぞれのケーブル導体１と適当な接続管13を用い て接続し、これらの接続部上にはそれぞれ個別に、半導電性テープ等による内部 シールド層14を形成してある。尚、ケーブル絶縁体２の端末を鉛筆削りすること により内部シールド層14を省略してもよい
【０００８】 上記限流ヒューズ碍管11及び両側の内部シールド層14の外周上には、これらを 内包して両側のケーブル絶縁体２上にわたって自己融着絶縁テープ等による絶縁 補強層15を設ける。そして、上記絶縁補強層15の外周上には、半導電性テープ等 による外部シールド層16及び鉛テープ等による金属遮蔽層17を設け、これらの端 部はそれぞれケーブルの外部半導電層３及びケーブルの金属遮蔽層４に接続され ている。上記金属遮蔽層17の外周上には両側のケーブルシース５上にわたって機 械的保護及び防水のため熱収縮チューブ等による保護層18を施す。
【０００９】
以上説明したように、本考案の限流ヒューズ内蔵の電力ケーブルによれば、限 流ヒューズはケーブル内に一体化されているので安全性が確保できるとともに、 コンパクト構造となり、限流ヒューズを設置するスペースが不要となる。
【図１】本考案の限流ヒューズを内蔵した電力ケーブル
の具体例の要部の縦断面図である。
の具体例の要部の縦断面図である。
【符号の説明】 １ ケーブル導体 ２ ケーブル絶縁体 ３ ケーブル外部半導電層 ４ ケーブル金属遮蔽層 11 限流ヒューズ碍管 12 限流ヒューズ電極 13 導体接続管 14 内部シールド層 15 絶縁補強層 16 外部シールド層 17 金属遮蔽層 18 保護層
Claims (1)
- 【請求項１】 電力ケーブルの相対するケーブル導体間
に限流ヒューズを収納した限流ヒューズ碍管を配置し、
上記限流ヒューズの電極とそれぞれのケーブル導体の接
続部上に、上記限流ヒューズ碍管を内包して両側のケー
ブル絶縁体上にわたって絶縁補強層を設け、さらにその
外側に半導電性材料の外部シールド層、金属遮蔽層及び
保護層を順次設けてなる限流ヒューズを内蔵した電力ケ
ーブル。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7495292U JPH0633317U (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 限流ヒューズを内蔵した電力ケーブル |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7495292U JPH0633317U (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 限流ヒューズを内蔵した電力ケーブル |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0633317U true JPH0633317U (ja) | 1994-04-28 |
Family
ID=13562177
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7495292U Pending JPH0633317U (ja) | 1992-10-02 | 1992-10-02 | 限流ヒューズを内蔵した電力ケーブル |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH0633317U (ja) |
-
1992
- 1992-10-02 JP JP7495292U patent/JPH0633317U/ja active Pending
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