JPH06332196A - レジストパターンの形成方法 - Google Patents

レジストパターンの形成方法

Info

Publication number
JPH06332196A
JPH06332196A JP5159902A JP15990293A JPH06332196A JP H06332196 A JPH06332196 A JP H06332196A JP 5159902 A JP5159902 A JP 5159902A JP 15990293 A JP15990293 A JP 15990293A JP H06332196 A JPH06332196 A JP H06332196A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
compound
resist
parts
acid
irradiation
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5159902A
Other languages
English (en)
Inventor
Masamitsu Shirai
正充 白井
Masahiro Kadooka
正弘 角岡
Kanji Nishijima
寛治 西島
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Nippon Paint Co Ltd
Original Assignee
Nippon Paint Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Nippon Paint Co Ltd filed Critical Nippon Paint Co Ltd
Priority to JP5159902A priority Critical patent/JPH06332196A/ja
Priority to EP94108008A priority patent/EP0626620B1/en
Priority to DE69400675T priority patent/DE69400675T2/de
Publication of JPH06332196A publication Critical patent/JPH06332196A/ja
Priority to US08/686,921 priority patent/US5683857A/en
Pending legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/26Processing photosensitive materials; Apparatus therefor
    • G03F7/38Treatment before imagewise removal, e.g. prebaking
    • GPHYSICS
    • G03PHOTOGRAPHY; CINEMATOGRAPHY; ANALOGOUS TECHNIQUES USING WAVES OTHER THAN OPTICAL WAVES; ELECTROGRAPHY; HOLOGRAPHY
    • G03FPHOTOMECHANICAL PRODUCTION OF TEXTURED OR PATTERNED SURFACES, e.g. FOR PRINTING, FOR PROCESSING OF SEMICONDUCTOR DEVICES; MATERIALS THEREFOR; ORIGINALS THEREFOR; APPARATUS SPECIALLY ADAPTED THEREFOR
    • G03F7/00Photomechanical, e.g. photolithographic, production of textured or patterned surfaces, e.g. printing surfaces; Materials therefor, e.g. comprising photoresists; Apparatus specially adapted therefor
    • G03F7/004Photosensitive materials
    • G03F7/075Silicon-containing compounds
    • G03F7/0757Macromolecular compounds containing Si-O, Si-C or Si-N bonds
    • G03F7/0758Macromolecular compounds containing Si-O, Si-C or Si-N bonds with silicon- containing groups in the side chains

Landscapes

  • Physics & Mathematics (AREA)
  • General Physics & Mathematics (AREA)
  • Spectroscopy & Molecular Physics (AREA)
  • Photosensitive Polymer And Photoresist Processing (AREA)
  • Materials For Photolithography (AREA)
  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)
  • Exposure Of Semiconductors, Excluding Electron Or Ion Beam Exposure (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【構成】 バインダー樹脂中に活性光線の照射により酸
を発生し得る化合物とシリルオキシ化合物とを含む感光
性樹脂組成物を基板上に被覆してなるレジストに、パタ
ーンマスクを通じ活性光線を照射し照射域に於て発生せ
る酸によりシリルオキシ化合物を分解してシラノール化
合物となし、次に該シラノール化合物を除去した後、酸
素プラズマにより感光域被膜を取り除くことからなるレ
ジストパターンの形成方法に於て、前記のシラノール化
合物の除去が活性光線照射後の被膜に沸点150℃以下
の揮発性有機溶剤蒸気を接触せしめることにより実施せ
られることを特徴とするレジストパターンの形成方法。 【効果】 本発明方法により従来の溶剤エッチング法に
よるよりは、微細で且つ品質に優れた回路板が製造可能
である。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】本発明は、微細レジストパターンの形成方
法に関し、特に半導体素子、磁気バブルメモリ素子など
の微細パターンを持つ電子回路素子の製造において薄膜
形成技術とフォトリソグラフィが適用されるサブミクロ
ンレベルの微細レジストパターンを形成する方法に関す
る。
【0002】
【従来技術】半導体素子、磁気バブルメモリ素子などの
微細パターンを持つ電子回路素子の製造において、加工
される基板表面にスピンコート法などの方法で感光性被
膜を塗布し、次にこの感光性被膜にパターンマスクを通
じて活性光線を照射して感光させ、露光部の現像液に対
する溶解度差を利用することでレジストパターンを形成
する方法が知られている。しかし最近のパターンの現像
では、微細なパターン形成に適した異方性の酸素プラズ
マによるドライ現像を用いることが検討されている。ド
ライ現像による処理で、解像度が良好なレジストパター
ンを得るためには、現像で残る部分の耐ドライ現像性と
取り除かれる部分の脆性に大きな差がある感光材を選択
することが重要である。
【0003】例えばノボラック系樹脂の活性水素を比較
的大きい原子であるシリコンを含む官能基(−Si−
(CH)で置換し、選択的シリル化法により耐ド
ライ現像性のあるレジストパターンを得る方法が特開平
2−127645に開示されている。具体的にはフェノ
ール性水酸基を有する芳香環構造を分子内に含む感光性
樹脂を基板に塗布、次に2段階で波長の異なる活性光線
を照射することにより感光性表面へのヘキサメチルジシ
ラザン蒸気によるシリル化でドライ現象による耐性およ
び脆性のコントラストのある被膜を形成し、その後のド
ライ現象により微細パターンを得ている。
【0004】また、高感度で耐ドライ現像性に優れた、
二層構造ポジ型レジストを用いて微細パターンを得る方
法が特開昭63−231330に開示されている。即
ち、特開昭63−231330では、基板上に一層目の
有機樹脂を塗布し、その上に二層目のシリコーン変成ア
ルカリ可溶性樹脂、部分ラダー型シリコーン樹脂および
キノンジアジド化合物からなるポジ型レジストを塗布
し、活性光線によるパターン露光後、アルカリ現像液に
て二層目のレジストを現像し、最後に一層目の有機樹脂
をドライ現像することで微細パターンを得ている。
【0005】近時、酸により解離したシリルオキシ基ま
たはシリルアミノ基を加熱処理により揮散させ、さらに
酸素プラズマでドライ現像して微細パターンを得る方法
が特開平4−69662に開示されている。具体的には
シリルオキシ化合物および/またはシリルアミノ化合物
と光酸発生剤とを含むレジストに活性光線を照射した
後、加熱処理を施し、ついで酸素プラズマにより活性光
線を照射した部分のレジストを除去することにより所望
のレジストパターンを得ている。
【0006】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら選択的
シリル化法では、シリル化されるべき部分のシリル化反
応が充分でないため露光部と未露光部のシリル化選択性
が充分とは言えず、未露光部の耐ドライ現像性が不充分
であり、微細パターンを得るのに不利であった。
【0007】また、波長の異なる活性光線の2段階露光
によりシリル化のコントラストをつけてもシリル化反応
そのものは充分とはいえずさらに2段階露光を必要とす
る露光工程が複雑である。2層構造ポジ型レジストを用
いる方法では、レジストを2度塗布する煩雑さと耐ドラ
イ現像性の点でまだ充分でない。
【0008】加熱処理により、シリルオキシ基またはシ
リルアミノ基を揮酸させてレジストパターンを得る方法
ではレジストにより加熱条件が適宜選択されている。被
覆された感光性膜の熱による変質、例えばシリルオキシ
基の分解および光酸発生剤の分解などがあり、加熱条件
が制約される。またパターン露光後の溶融によるパター
ン形状変化を抑えるために加熱条件は制約され、シリル
オキシ基、シリルアミノ基を完全に揮発させるには充分
でなく、ドライ現像処理の点でまだ充分でない。そこで
本発明の目的は工程が簡単で、ドライ現像処理に優れた
レジスト被膜を形成し、そして微細パターン形成が可能
な方法を提供することにある。
【0009】
【問題を解決するための手段】本発明によれば基板上に
活性光線の照射により酸を発生し得る化合物とシリルオ
キシ化合物を含む樹脂組成物を被覆して感光膜を作り、
この感光膜にパターンマスクを通し活性光線を照射し、
次に溶剤蒸気を通じた後、酸素プラズマにより活性光線
で照射された感光膜を取り除くことにより、レジストパ
ターンを形成することができる。
【0010】本発明者らはドライ現像処理に優れたレジ
スト被膜を形成するために種々の材料を検討した結果、
活性光線の照射により酸を発生し得る化合物とシリルオ
キシ化合物を含む樹脂組成物を基板上に塗布し、得られ
た感光膜をパターンマスクを通して活性光線で照射した
場合、照射部分の発生した酸によりシリルオキシ基が解
離し、次いで感光膜全体に溶剤蒸気を用いることで容易
に解離促進とともに樹脂組成物中の水分との反応により
アルキルシラノールとして蒸発除去できることを見出し
た。
【0011】このようにして活性光線で照射された部分
の樹脂組成物は、シリルオキシ基が無くなり、酸素プラ
ズマによるドライ現像処理で容易に除去することができ
る。一方、照射されていない部分の樹脂組成物にはシリ
ルオキシ基が存在し耐ドライ現像性が強く、レジストパ
ターンとして残り、このようにして微細レジストパター
ンを得ることができる。
【0012】本発明に使用する活性光線の照射により酸
を発生する化合物としては各種化合物を用いることがで
きる。例えば、特開平1−163736で本発明者等が
開示したイミノスルホネート基を有する感光性樹脂組成
物やF.M.Houlihan,A Shugard,
R.Gooden,and E.Reichmani
s,Macromolecules,21,(198
8)2001で記述されているO−ニトロベンジル基を
有する各種トシレート化合物や、あるいは光カチオン重
合開始剤または化学増幅型の酸発生剤として用いられて
いるオニウム塩。
【0013】特開平1−163736記載の感光性アク
リル樹脂は、化1
【化1】 (式中RおよびRは同種あるいは異種の基で、夫々
水素原子、アルキル基、アシル基、フェニル基、ナフチ
ル基、アントリル基またはベンジル基を表し、あるいは
両者と結合炭素原子とで脂環族環を形成する)で示され
る少なくとも1つのイミノスルホネート基を、側鎖中あ
るいは主鎖末端に有するアクリル樹脂である。また、ア
クリル樹脂ではなくフルオレノンオキシムp−トルエン
スルホネートやテトラロンオキシムp−トルエンスルホ
ネートのようなイミノスルホネート化合物でもよい。
【0014】トシル化合物の例としては2−ニトロベン
ジルトシレート、2,4−ジニノロベンジルトシレー
ト、2,6−ジニトロベンジルトシレート等があげられ
る。またオニウム塩としては例えばジアゾニウム、ホス
ホニウム、スルホニウムおよびヨードニウムのB
、PF 、SbF 、SiF などの塩、
化2、化3、化4、化5、化6、化7、化8、化9、化
10、化11、化12などがあげられる。
【0015】
【化2】 (3−ニトロフェニル)フェニルヨードニウム テトラ
フルオロボレート
【化3】 ジ(4−メチルフェニル)ヨードニウム テトラフルオ
ロボレート
【化4】 1−(ベンゾイルメチル)ピリジニウム テトラフルオ
ロボレート
【化5】 (4−フェニルチオフェニル)ジフェニルスルホニウム
ヘキサフルオロホスフェート
【化6】 ベンゾイルメチルトリフェニルホスホニウム ヘキサフ
ルオロホスフェート
【化7】 ジ(4−クロロフェニル)ヨードニウム ヘキサフルオ
ロホスフェート
【化8】 4−クロロベンゼンジアゾニウム ヘキサフルオロホス
フェート
【化9】 (4−メトキシフェニル)フェニルヨードニウム ヘキ
サフルオロアンチモネート
【化10】 (3−ベンゾイルフェニル)フェニルヨードニウム ヘ
キサフルオロアンチモネート
【化11】 トリフェニルスルホニウム ヘキサフルオロアルゼネー
【化12】 ジフェニルヨードニウム ヘキサフルオロアルゼネート
【0016】前記のイミノスルホネート基を有するアク
リル樹脂はそのまま樹脂組成物として使用することもで
きるが、また活性光線の照射で酸を発生せしめうる化合
物とみなし、他のトシレートあるいはオニウム塩の場合
と同様、適当なバインダー樹脂と配合し感光性樹脂組成
物として基板上に常法により適用せられる。かかるバイ
ンダー樹脂としては例えばアクリル樹脂、エポキシ樹
脂、ポリブタジエン樹脂、ポリエステル樹脂等、任意の
塗料用樹脂が用いられる。
【0017】本発明に用いられる活性光線の照射で酸を
発生する化合物は本発明の目的からして露光後、強酸を
発生する化合物が好ましく、さらに基板上への均一塗布
が容易におこなえる為に均一な樹脂溶液を調製すること
が可能、かつ毒性金属を含まない化合物である、例えば
イミノスルホネート基を有する化合物が特に好ましい。
【0018】本発明に用いられるシリルオキシ化合物
は、−O−SiR(式中、R、Rおよび
は水素原子、炭素数1〜4のアルキル基、フェニル
基を示す)で表されるシリルオキシ基を有する化13
【化13】 (式中、R、RおよびRは水素原子、炭素数1〜
4のアルキル基、フェニル基を示し、Rはフェニル
基、カルボニル基そして炭素数1〜4の脂肪族アルキル
エステル基、Rは水素原子またはメチル基を示す)で
表される繰り返し単位の少なくとも1種を有する重合体
または共重合体などが上げられる。
【0019】このような化合物は特開平4−69662
に開示され、さらにT.Yamaoka,N.Nish
iki,K.Koseki,M.Koshiba,Po
lym.Eng.Sci.,29,856(1989)
やT.Aoai,T.Aotani,A.Umehar
a,T.Kokubo,J.Photopolym.S
ci.Technol.,3,No.3,389(19
90)でも記述されている。
【0020】上記化13を含むシリルオキシ化合物は、
重合可能なモノマー例えば、メチルメタクリレート、エ
チルメタクリレート、メタクリル酸などのアクリル系モ
ノマー、スチレン、α−メチルスチレンなどのスチレン
系モノマーなどからなる他の繰り返し単位を含んでいて
もよい。
【0021】さらにこのシリルオキシ化合物の具体例と
しては下記の化14、化15、化16、化17あるいは
化18で表される繰り返し単位を有する化合物などがあ
げられる。
【化14】
【化15】
【化16】
【化17】
【化18】
【0022】本発明に用いられる溶剤蒸気は、各種有機
溶剤の蒸気を用いることができる。例えば、メタノー
ル、エタノール、n−プロパノール、イソプロパノー
ル、n−ブタノール、t−ブタノール、エトキシエタノ
ール、ジエチレングリコールモノエチルエーテルのよう
なアルコール系、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸セロソ
ルブのようなエステル系、アセトン、メチルエチルケト
ン、メチルイソブチルケトン、シクロヘキサノンのよう
なケトン系、エチルエーテル、イソプロピルエーテル、
テトラヒドロフラン、ジオキサンのようなエーテル系、
n−ペンタン、n−ヘキサン、シクロヘキサンのような
脂肪族炭化水素系有機溶剤の蒸気があげられる。
【0023】特に酸により解離したシリルオキシ基の樹
脂組成物からの除去には低分子で揮発性の高い溶剤が好
ましく、より具体的には沸点150℃以下の溶剤、例え
ば、アセトン、メタノール、エタノール、n−プロパノ
ール、メチルエチルケトン、n−ヘキサンなどが好適で
ある。
【0024】尚、これら溶剤蒸気による処理は単に光線
照射後の被覆に該蒸気を接触させるだけで特段の装置を
必要とするものではないが、例えば気密室内にレジスト
を保持し、減圧下に溶剤を小滴として室内上部に導入す
ることにより好都合に実施され、あるいは空気流と共に
溶剤蒸気を室内に導入することにより実施せられる。溶
剤蒸気とレジストの接触時間は夫々の材料の選択および
溶剤エッチングの程度等により適宜選択されるが数分程
度の接触で充分である。
【0025】この様に本発明では溶剤蒸気によりシラノ
ール化合物が有効に除去され次いで酸素プラスマによる
ドライ現像処理が行われるが、従来の加熱処理によるシ
ラノール化合物の除去に比し、室温でのレジスト処理が
可能であるため加熱にともなう従来の種々の欠点が解決
されるだけでなくより微細パターンの忠実な回路形式が
可能となり、産業上極めて重要な発明をなすものであ
る。
【0026】以下、合成例、実施例により本発明をさら
に説明する。尚これらの例において使用されている部お
よび%は、特に言及されていない限りいずれも重量によ
る。
【0027】
【合成例1】容積1Lのセパラブルフラスコにジオキサ
ン150部を加え、70℃に昇温した。スチレン100
部、トリメチルシリルメタクリレート160部およびア
ゾビスイソブチロニトリル5部の混合液を8時間かけて
滴下した後、30分経過してから、ジオキサン50部、
アゾビスイソブチロニトリル1部の混合液を30分で滴
下し同温度で1時間反応し、固形分55.8%のシリル
オキシ化合物(A)を得た。
【0028】
【合成例2】容積1Lのセパラブルフラスコにジオキサ
ン150部を加え、90℃に昇温した。メチルメタクリ
レート150部、p−トリメチルシリルオキシスチレン
100部およびアゾビスイソブチロニトリル8部の混合
液を6時間かけて滴下した後、30分経過してから、ジ
オキサン50部、アゾビスイソブチロニトリル1部の混
合液を30分で滴下し同温度で1時間反応し、固形分5
4.5%のシリルオキシ化合物(B)を得た。
【0029】
【合成例3】容積1Lのセパラブルフラスコにジオキサ
ン150部を加え、90℃に昇温した。メチルメタクリ
レート100部、p−ジメチルブチルシリルオキシスチ
レン150部およびアゾビスイソブチロニトリル5部の
混合液を5時間かけて滴下した後、30分経過してか
ら、ジオキサン50部、アゾビスイソブチロニトリル1
部の混合液を30分で滴下し同温度で1時間反応し、固
形分54.8%のシリルオキシ化合物(C)を得た。
【0030】
【合成例4】容積1Lのセパラブルフラスコにジオキサ
ン200部を加え、80℃に昇温した。スチレン50
部、ジメチルブチルシリルメタクリレート250部およ
びアゾビスイソブチロニトリル5部の混合液を8時間か
けて滴下した後、30分経過してから、ジオキサン50
部、アゾビスイソブチロニトリル1部の混合液を30分
で滴下し同温度で1時間反応し、固形分54.0%のシ
リルオキシ化合物(D)を得た。
【0031】
【合成例5】容積1Lのセパラブルフラスコにエチレン
グリコールモノブチルエーテル100部を加え、120
℃に昇温した。メチルメタクリレート150部、フルオ
レノンオキシムp−スチレンスルホネート60部および
アゾビスイソブチロニトリル8部の混合液を4時間かけ
て滴下した後、30分経過してから、エチレングリコー
ルモノブチルエーテル100部、アゾビスイソブチロニ
トリル1部の混合液を30分で滴下し同温度で1時間反
応し、固形分50.1%のイミノスルホネート基を有す
る化合物(E)を得た。
【0032】
【実施例1】合成例1で得られたシリルオキシ化合物
(A)50部とテトラロンオキシムp−トルエンスルホ
ネート8部をメチルエチルケトン180部に溶解し、口
径0.2μmのミリポアフィルターで濾過して感光液を
調製した。このようにして調製した感光液をスピンナー
を使用して基板上に塗布した後、100℃で10分間オ
ーブン中で乾燥し、膜厚1.0μmの感光膜を得た。次
にパターンマスクを通して、254nmでの光強度が1
0mW/cmである低圧水銀ランプで50秒間照射
し、その後メタノール蒸気を基板全面に約5分間通じ、
そして酸素プラズマによるドライ現像を酸素圧0.5t
orr,プラズマ出力140Wで5分間さらすことによ
り、0.8μmの微細レジストパターンを得ることがで
きた。
【0033】
【実施例2】合成例2で得られたシリルオキシ化合物
(B)50部と合成例5で得られたイミノスルホネート
化合物(E)20部をメチルエチルケトン180部に溶
解し、口径0.2μmのミリポアフィルターで濾過して
感光液を調製した。このようにして調製した感光液をス
ピンナーを使用して基板上に塗布した後、100℃で1
0分間オーブン中で乾燥し、膜厚1.1μmの感光膜を
得た。次にパターンマスクを通して、365nmでの光
強度が5mW/cmである高圧水銀ランプで60秒間
照射し、その後アセトン蒸気を基板全面に約5分間通
じ、そして酸素プラズマによるドライ現像を酸素圧0.
5torr,プラズマ出力140Wで5分間さらすこと
により、0.7μmの微細レジストパターンを得ること
ができた。
【0034】
【実施例3】合成例3で得られたシリルオキシ化合物
(C)50部とトリフェニルスルホニウム・ヘキサフル
オロアルゼネート10部をメチルエチルケトン180部
に溶解し、口径0.2μmのミリポアフィルターで濾過
して感光液を調製した。このようにして調製した感光液
をスピンナーを使用して基板上に塗布した後、100℃
で10分間オーブン中で乾燥し、膜厚1.0μmの感光
膜を得た。次にパターンマスクを通して、254nmで
の光強度が10mW/cmである低圧水銀ランプで5
0秒間照射し、その後n−ヘキサン蒸気を基板全面に約
5分間通じ、そして酸素プラズマによるドライ現像を酸
素圧0.5torr,プラズマ出力140Wで5分間さ
らすことにより、0.9μmの微細レジストパターンを
得ることができた。
【0035】
【実施例4】合成例4で得られたシリルオキシ化合物
(D)50部と2−ニトロベンジルトシレート5部をメ
チルエチルケトン160部に溶解し、口径0.2μmの
ミリポアフィルターで濾過して感光液を調製した。この
ようにして調製した感光液をスピンナーを使用して基板
上に塗布した後、100℃で10分間オーブン中で乾燥
し、膜厚1.0μmの感光膜を得た。次にパターンマス
クを通して、254nmでの光強度が10mW/cm
である低圧水銀ランプで50秒間照射し、その後エタノ
ール蒸気を基板全面に約5分間通じ、そして酸素プラズ
マによるドライ現像を酸素圧0.5torr,プラズマ
出力140Wで5分間さらすことにより、0.9μmの
微細レジストパターンを得ることができた。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.5 識別記号 庁内整理番号 FI 技術表示箇所 G03F 7/40 521 7124−2H H01L 21/027

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】バインダー樹脂中に活性光線の照射により
    酸を発生し得る化合物とシリルオキシ化合物とを含む感
    光性樹脂組成物を基板上に被覆してなるレジストに、パ
    ターンマスクを通じ活性光線を照射し照射域に於て発生
    せる酸によりシリルオキシ化合物を分解してシラノール
    化合物となし、次に該シラノール化合物を除去した後、
    酸素プラズマにより感光域被膜を取り除くことからなる
    レジストパターンの形成方法に於て、前記のシラノール
    化合物の除去が活性光線照射後の被膜に沸点150℃以
    下の揮発性有機溶剤蒸気を接触せしめることにより実施
    せられることを特徴とするレジストパターンの形成方
    法。
  2. 【請求項2】揮発性有機溶剤が低分子量のアルコール、
    エステル、ケトン、エーテルあるいは脂肪族炭化水素系
    溶剤である請求項1記載の方法。
JP5159902A 1993-05-24 1993-05-24 レジストパターンの形成方法 Pending JPH06332196A (ja)

Priority Applications (4)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5159902A JPH06332196A (ja) 1993-05-24 1993-05-24 レジストパターンの形成方法
EP94108008A EP0626620B1 (en) 1993-05-24 1994-05-24 Method for forming resist pattern
DE69400675T DE69400675T2 (de) 1993-05-24 1994-05-24 Verfahren zur Herstellung von Resiststrukturen
US08/686,921 US5683857A (en) 1993-05-24 1996-08-01 Method for forming resist pattern by irradiating a resist coating on a substrate, contacting the resist with organic solvent vapor and removing the irradiated portion

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5159902A JPH06332196A (ja) 1993-05-24 1993-05-24 レジストパターンの形成方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06332196A true JPH06332196A (ja) 1994-12-02

Family

ID=15703672

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5159902A Pending JPH06332196A (ja) 1993-05-24 1993-05-24 レジストパターンの形成方法

Country Status (4)

Country Link
US (1) US5683857A (ja)
EP (1) EP0626620B1 (ja)
JP (1) JPH06332196A (ja)
DE (1) DE69400675T2 (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005303151A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Nec Kagoshima Ltd 有機マスクの形成方法及び該有機マスクを利用したパターン形成方法

Families Citing this family (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO1999052018A1 (en) * 1998-04-07 1999-10-14 Euv Limited Liability Corporation Thin layer imaging process for microlithography using radiation at strongly attenuated wavelengths
JP3711198B2 (ja) * 1998-04-23 2005-10-26 東京応化工業株式会社 レジストパターンの形成方法
US6210856B1 (en) 1999-01-27 2001-04-03 International Business Machines Corporation Resist composition and process of forming a patterned resist layer on a substrate
US6461971B1 (en) 2000-01-21 2002-10-08 Chartered Semiconductor Manufacturing Ltd. Method of residual resist removal after etching of aluminum alloy filmsin chlorine containing plasma
US6740597B1 (en) * 2000-08-31 2004-05-25 Micron Technology, Inc. Methods of removing at least some of a material from a semiconductor substrate

Family Cites Families (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US5108875A (en) * 1988-07-29 1992-04-28 Shipley Company Inc. Photoresist pattern fabrication employing chemically amplified metalized material
JPH02115853A (ja) * 1988-10-26 1990-04-27 Fujitsu Ltd 半導体装置の製造方法
JPH0442229A (ja) * 1990-06-08 1992-02-12 Fujitsu Ltd レジスト材料およびパターンの形成方法
JPH0469662A (ja) * 1990-07-10 1992-03-04 Japan Synthetic Rubber Co Ltd レジストの処理方法
US5286595A (en) * 1990-08-08 1994-02-15 E. I. Du Pont De Nemours And Company Process for creating a tacky tonable image surface through exposure of a substrate coated with a polymer blend, including a photo-acid generator, to actinic radiation
US5391441A (en) * 1992-02-21 1995-02-21 Hitachi, Ltd. Exposure mask and method of manufacture thereof
US5346803A (en) * 1993-09-15 1994-09-13 Shin-Etsu Chemical Co., Ltd. Photoresist composition comprising a copolymer having a di-t-butyl fumarate

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2005303151A (ja) * 2004-04-14 2005-10-27 Nec Kagoshima Ltd 有機マスクの形成方法及び該有機マスクを利用したパターン形成方法
JP4524744B2 (ja) * 2004-04-14 2010-08-18 日本電気株式会社 有機マスクの形成方法及び該有機マスクを利用したパターン形成方法
US7807341B2 (en) 2004-04-14 2010-10-05 Nec Lcd Technologies, Ltd. Method for forming organic mask and method for forming pattern using said organic mask

Also Published As

Publication number Publication date
EP0626620B1 (en) 1996-10-09
DE69400675D1 (de) 1996-11-14
US5683857A (en) 1997-11-04
DE69400675T2 (de) 1997-03-06
EP0626620A1 (en) 1994-11-30

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3277114B2 (ja) 陰画調レジスト像の作製方法
EP1257879B1 (en) Radiation sensitive copolymers, photoresist compositions thereof and deep uv bilayer systems thereof
JP3748596B2 (ja) レジスト材料及びレジストパターンの形成方法
JPH0990637A (ja) レジスト組成物及びレジストパターンの形成方法
JP3290195B2 (ja) フォトリソグラフィによる構造物の製造方法
JPH05150459A (ja) レジストパターンの形成方法
JPH0950126A (ja) レジスト組成物及びレジストパターン形成方法
JP2001092135A (ja) ネガ型フォトレジスト・パターンの形成方法
JPH06332196A (ja) レジストパターンの形成方法
JP2002030118A (ja) 新規コポリマー、ホトレジスト組成物、および高アスペクト比のレジストパターン形成方法
JP2901044B2 (ja) 三層レジスト法によるパターン形成方法
JPH05257284A (ja) 放射線感光材料およびそれを用いるパターン形成方法
JPH02248952A (ja) 感光性組成物
JPH02248953A (ja) 感光性組成物
US7504198B2 (en) Methods for enhancing resolution of a chemically amplified photoresist
JP3132885B2 (ja) レジスト組成物及びそれを用いるパターン形成方法
JPH08193167A (ja) 感光性樹脂組成物
JP2675162B2 (ja) 感光性樹脂組成物およびこれを用いたパターン形成方法
JP2991149B2 (ja) 感光性樹脂組成物およびパターン形成方法
JPH07152156A (ja) 樹脂組成物
JP3539792B2 (ja) レジスト材料及びレジストパターンの形成方法
JPH04107561A (ja) レジスト組成物
JP3417070B2 (ja) パターン形成材料
JPH06123970A (ja) ポジ型レジスト材料
JP3563138B2 (ja) 感光性樹脂組成物を用いたパターン形成方法