JPH0633216U - 操作レバー構造 - Google Patents

操作レバー構造

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JPH0633216U
JPH0633216U JP6660292U JP6660292U JPH0633216U JP H0633216 U JPH0633216 U JP H0633216U JP 6660292 U JP6660292 U JP 6660292U JP 6660292 U JP6660292 U JP 6660292U JP H0633216 U JPH0633216 U JP H0633216U
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JP
Japan
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grip
operation lever
cap
screwed
lever body
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Pending
Application number
JP6660292U
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English (en)
Inventor
昌彦 小林
滋 幸
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Publication date
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Publication of JPH0633216U publication Critical patent/JPH0633216U/ja
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Abstract

(57)【要約】 【構成】 操作レバー本体29の頭部にグリップ31を
螺合装着するとともに、操作レバー本体29とグリップ
31との間に、グリップ31の回り止め用のロックナッ
ト32を介在させ、かつ、前記グリップ31の下端付近
と、前記ロックナット32を含めて前記操作レバー本体
29を外囲する弾性材からなる筒状のキャップ33を外
嵌止着した。 【効果】 作業者に応じた好適なグリップ操作位置を現
出し、かつ、キャップがグリップの滑り止めとなり、操
作性の向上を図れるとともに、キャップで螺合部分の錆
発生を阻止して、ロックナット、及びグリップをスムー
ズに螺進操作でき、メンテナンス性の向上が図れる。更
に螺合部分をキャップで外囲して、外観上の違和感を解
消し、かつ、キャップ自体にデザインを施すことで、デ
ザイン性の向上が図れる。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案は、例えば小型バックホウのバックホウ装置及びクローラ走行装置等の 操作を行うための操作レバー構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
通常操作レバーには、、操作レバーを操作する際の握りの感触を快適なものし て、操作性を高めるために、操作レバー本体の頭部にグリップが装着されたもの が一般的であり、その操作レバー構造としては、操作レバー本体に直接グリップ を螺合装着した構造や、操作レバー本体に対してグリップが回らないように、操 作レバー本体とグリップとをピン装着した構造が通常採用されていた。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
上記構成の両者技術手段によると、操作レバーを操作する際の握りの感触を快 適なものにできるものの、グリップ位置が固定されており、グリップの取扱い位 置に融通性がなく、作業者の体型によっては好適な操作ができず操作性に難点が あった。 又、バックホウ等の作業車では、主に操縦部はオープン型が一般的であり、作 業環境上グリップが傷付いたり、グリップの一部が破損することが起こり易く、 もし、グリップ交換の必要が生じた場合、前者技術手段では、操作レバー本体と グリップの螺合部分に、雨水等が浸透して錆が発生してグリップが取り外せなく なる虞れがあったり、後者技術手段では、ピンの着脱構造が複雑になるため、通 常ピンは、操作レバー本体とグリップとに亘って圧入挿着するように構成してあ り、両者共グリップの取り外しが困難であり、メンテナンス上問題があった。 本考案は、上記実情に鑑みてなされたものであって、上記問題を解決すべく操 作レバー構造を改良して、操作レバーの操作性、及びメンテナンス性の向上を図 ることを目的とする。
【0004】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する為の本考案の特徴構成は、操作レバー本体の頭部にグリッ プを螺合装着するとともに、操作レバー本体とグリップとの間に、グリップの回 り止め用のロックナットを介在させ、かつ、前記グリップの下端付近と、前記ロ ックナットを含めて前記操作レバー本体を外囲する弾性材からなる筒状のキャッ プを外嵌止着した点にある。
【0005】
【作用】
上記構成によると、操作レバー本体とグリップとの間にロックナットを介在さ せ、グリップを、操作レバー本体に対して所望の位置まで螺進調節した後、グリ ップが操作レバー本体に対して回らないようにロックナットで締付け固定して、 グリップを、操作レバー本体に対して上下位置調節可能に螺合装着することがで きる。 又、グリップを操作レバー本体に取付けた後、弾性材からなる筒状のキャップ を、グリップの下端付近と、ロックナットを含めて前記操作レバー本体を外嵌止 着して、グリップ、ロックナット、及び操作レバー本体を、キャップで弾性挟持 して、ロックナットが緩むの阻止し、かつ、操作レバー本体とグリップとの螺合 部分をシールして、雨水等の侵入を阻み錆の発生を阻止することができる。 又、キャップは、グリップの下方に位置して外嵌止着されるので、グリップの 滑り止めになる。
【0006】
【考案の効果】
以上の説明から明らかなように、本考案は、グリップが操作レバー本体に対し て上下位置調節可能に構成されており、作業者に応じた好適なグリップ操作位置 を現出できるとともに、キャップがグリップの滑り止めとして利用でき、操作性 の向上を図ることができる。 又、操作レバー本体に対して、グリップの着脱、或いは上下位置調節等のメン テナンス作業を行う場合には、キャップで螺合部分をシールして錆の発生を防止 しているので、ロックナット、及びグリップをスムーズに螺進操作でき、メンテ ナンス性の向上を図ることができる。 更に、デザインが重視される近年、前記螺合部分をキャップで外囲することで 、外観上の違和感を解消できるとともに、キャップ自体にデザインを施すことで 、デザイン性の向上を図ることができる。
【0007】
【実施例】
以下、本考案の実施例を図面に基づいて説明する。 図1は、本考案に係る操作レバーを備えた作業機の一例であるバックホウの全 体の側面を示している。このバックホウは、左右一対のクローラ走行装置1,1 を備えた走行機台2に縦軸心周りに回動可能に旋回台3を搭載し、この旋回台3 上に操縦部4を設けるとともに、前記旋回台3の前部にスイングブラケット5を 介して取付け向きを左右に変更可能にバックホウ装置6を備えた構造になってい る。 前記バックホウ装置6は、ブーム7、アーム8及びバケット9を夫々、ブーム 7用、アーム8用、及びバケット9用の各油圧シリンダー10,11,12によ り駆動揺動して掘削作業を行うように構成している。
【0008】 前記油圧シリンダー10,11,12に作動油を送り出す作動油タンク13の 上部には、図4、及び図5に示すように、作動油タンク13内の油量の変化、並 びにタンク内圧の変化に伴う通気を行うための油圧ブレザー14が配設されてお り、この油圧ブレザー14は、作動油タンク13上部に固着された筒状部材15 に、Oリング16を介してブレザーキャップ本体17を螺合装着するとともに、 前記ブレザーキャップ本体17より、前記筒状部材15の側面に外嵌装着された 通気パイプ18とに亘って通気用通路19を連通穿設し、かつ、この通気用通路 19のブレザーキャップ本体17の先端部位に、気液分離用のスチールウール2 0を上下に挟んだ二枚の板状部材21を、板状部材21に穿設した二個の通気孔 21a,21aを位相させた状態で内嵌止着して構成している。つまり、作動油 タンク13内の温度変化による気圧の変化に伴い、作動油タンク13は、排気な らびに吸気を行うために前記通気経路19を設けており、この通気経路19内に 備え付けられたスチールウール20を構成する迷路状に張りめぐらされたスチー ル繊維に、排気空気上に含まれた油や、吸気空気上に含まれた水分を付着させる ことで、空気内に含まれる油及び水分を取り除くようにしてあるとともに、作動 タンク13内の作動油が多くなって、作業油が前記通気用通路19内に漏れた場 合に、作業油が、迷路状の前記スチールウール20に入り込んで、外部に漏れな いように構成している。
【0009】 前記操縦部4には、図6に示すように、操縦席22の前方に、前記クローラ走 行装置1,1を左右別々に操作するクローラ走行装置1,1用の操作レバー23 ,23が配設され、かつ、操縦席22の左右両外側に、バックホウ装置6を制御 駆動操作するバックホウ装置6用の操作レバー24,24が、操縦席22の左右 外側に配設された計器ボックス25,25の上部前端に、作業灯や操縦部にキャ ビンを取り付けた際のワイパーのスイッチ等を装着可能に形成された操作ボック ス26,26を介して上方突出姿勢で配設されている。
【0010】 前記計器ボックス25の上部に配設した操作ボックス26の後方には、図3に 示すように、クローラ走行装置1及びバックホウ装置6の操作用の計器類や、定 期的に交換が必要な作動油、エアークリーナのエレメント、エンジンオイルの使 用時間を個別に表示するとともにリセットできるアワーメータ等備え、計器類の 煩雑を解消するための計器収容ボックス27が配設されており、この計器収容ボ ックス27を、前記操作ボックス26の取付け位置にも取付けできるように、計 器収容ボックス27と前記操作ボックス26の取付け構造を同仕様に構成してい る。つまり、バックホウ装置6用の操作レバー24,24を、前記クローラ走行 装置1,1用の操作レバー23,23の両横側外方に配設した機種を製作する場 合に、前記操作ボックス26,26の配設跡に、前記計器収容ボックス27,2 7を取付けることで、計器類が視認し易い前方位置に配設するとともに、前記計 器収容ボックス27,27の配設跡に、スイッチ類の煩雑も解消できるように、 各種スイッチ類等を備えたスイッチボックス28,28を配設するように、計器 ボックス25,25を構成している。
【0011】 前記バックホウ装置6用の操作レバー24は、図2に示すように、操作レバー 本体29の頭部に形成されたネジ軸29aに、前記ネジ軸29aに螺合可能なネ ジ孔30aを形成したインサート金具30を一体成形したグリップ31を、操作 レバー本体29及びグリップ31より大径を有するロックナット32を介在して 螺合装着した後、弾性材(例えばゴム材)からなる筒上のキャップ33を、前記 グリップ31の下端付近と、前記ロックナット32を含めて前記操作レバー本体 29を外囲するように上方に押上げて外嵌止着して構成している。つまり、グリ ップ31を、操作レバー本体29に対して所望の位置まで螺進調節して、ロック ナット32でグリップ31が操作レバー本体29に対して回らないように締付け 固定できるので、グリップ31が、操作レバー本体29に対して上下位置調節可 能に螺合装着できるように構成されている。そして、キャップ33が、グリップ 31、ロックナット32、及び操作レバー本体29を弾性挟持して、グリップ3 1と操作レバー本体29との螺合部分をシールし、錆が発生しないように雨水等 の侵入を阻止し、かつ、ロックナット32の緩みを防止できるように構成してい る。又、前記グリップ31の下端付近より前記螺合部分を前記キャップ33で外 囲することで、キャップ33がグリップ31の滑り止めとして利用できるととも に、外観上好ましくない前記螺合部分を覆い隠し、かつ、キャップ31自体にも デザインを施すことができるので、外観上好ましい操作レバー24を提供できる ように構成している。 又、前記クローラ走行装置1,1用の操作レバー23,23にも前記バックホ ウ装置6用の操作レバー24,24の操作レバー構造を採用したグリップ31が 取付けられており、バックホウ装置6用の操作レバー24,24と同様に快適な 操作ができるように構成されている。
【0012】 尚、本考案は、次のような形態でも実施することができる。 (1) 図7に示すように、ネジ軸30bを形成したインサート金具30を一体 成形してグリップ31を構成し、かつ、このネジ軸30bを螺合させるネジ孔2 9bを操作レバー本体29の頭部に形成して構成してもよい。
【0013】 (2) グリップ31自体に、ネジ孔、或いはネジ軸を形成してもよい。
【0014】 (3) グリップ31の材質は、樹脂性に限定されるものではなく、グリップ3 1を、強化木、陶器、或いはアルミ等の金属等で製作したものであってもよい。 又、図2の構成においてグリップ31の下端とインサート金具30の下端との間 に隙間(円周状)を形成して、この隙間内にキャップ33の上端を挿入するよう に構成してもよい。
【0015】 尚、実用新案登録請求の範囲の項に図面との対照を便利にするために符号を記 すが、該記入により本考案は添付図面の構成に限定されるものではない。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る操作レバーを備えた作業機の一例
であるバックホウを示す側面図
【図2】本考案に係る操作レバー構造を示す縦断側面図
【図3】計器ボックスを示す縦断側面図
【図4】油圧ブレザーを示す縦断側面図
【図5】板状部材及びスチールウールの取付け状態を示
す斜視図
【図6】操縦部を示す部分平面図
【図7】別実施例の操作レバー構造を示す縦断側面図
【符号の説明】
29 操作レバー本体 31 グリップ 32 ロックナット 33 キャップ

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 操作レバー本体(29)の頭部にグリッ
    プ(31)を螺合装着するとともに、操作レバー本体
    (29)とグリップ(31)との間に、グリップ(3
    1)の回り止め用のロックナット(32)を介在させ、
    かつ、前記グリップ(31)の下端付近と、前記ロック
    ナット(32)を含めて前記操作レバー本体(29)を
    外囲する弾性材からなる筒状のキャップ(33)を外嵌
    止着してある操作レバー構造。
JP6660292U 1992-09-25 1992-09-25 操作レバー構造 Pending JPH0633216U (ja)

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JP6660292U JPH0633216U (ja) 1992-09-25 1992-09-25 操作レバー構造

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JPH0633216U true JPH0633216U (ja) 1994-04-28

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JP6660292U Pending JPH0633216U (ja) 1992-09-25 1992-09-25 操作レバー構造

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012164280A (ja) * 2011-02-09 2012-08-30 Hitachi Constr Mach Co Ltd 作業機械

Citations (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS647379U (ja) * 1987-06-30 1989-01-17

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