JP3994135B2 - 旋回作業車のダクト構造 - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は、旋回作業車に搭載したバックホーなどの作業機の構造に関し、特に、ラジエータのダクト構造に関する。
【0002】
【従来の技術】
旋回作業車のエンジンルーム内は極めて密集した配置となっているため、エンジンを効率よく冷却するために、個々の装置の配置及び取り付け構造は非常に重要である。たとえば、特開平6−212665号公報に示されるごとく、ボンネット内の装置の配置構造から、小型化を目的とする技術が開示されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
前記ダクト構造においては、冷却フィンの仕事効率を上げて冷却効率を上げるという面から、ボンネットの空気供給孔から進入する空気を、余す事なくラジエータに供給できる事が望まれるのである。すなわち、ダクト構造の気密性を向上する事である。そして、特に小型の旋回作業車においては、狭い作業場での作業を可能にするために、旋回機体を極力小さくできることが望まれている。すなわち、前記ラジエータの取り付けの構造を、十分な剛性を保ちながらも、大きさを小さく抑えることにより、機体全体をコンパクトにすることである。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明の解決しようとする課題は以上のごとくであり、次に該課題を解決する為の手段を説明する。
請求項1においては、旋回可能に構成した旋回体(8)へ回動可能に取り付けられたブーム(6)と、該ブーム(6)へ回動自在に取り付けられたアーム(5)と、該アーム(5)へ回動自在に取り付けられた作業機アタッチメント(4)とを有する旋回作業車において、ラジエータ(13)を旋回体(8)の側部で、かつ空気供給孔(30)を開口したボンネット(9)近傍に配設し、該ラジエータ(13)を固設支持するラジエータマウント(32)を機体フレーム(48)に固設し、該ラジエータマウント(32)にラジエータ(13)を固設し、該ラジエータマウント(32)にラバーシール(35)により構成したシール枠体(47)を付設し、前記ラジエータ(13)を被覆するボンネット(9)と、前記ラジエータ(13)との間を、該シール枠体(47)により密着接続させ、該ボンネット(9)の内側と、ラジエータ(13)に固設したシール枠体(47)と、ラジエータ(13)の外側により、吸気ダクトを構成したものである。
【0005】
請求項2においては、請求項1記載の旋回作業車のダクト構造において、前記ラジエータマウント(32)は、側面視略コの字型としており、開口部を下方に向けて配設し、該ラジエータマウント(32)の開口部内側周部にシール枠体(47)を装着し、前記旋回体(8)の上に載置した機体フレーム(48)の、ラジエータ(13)に面した面の一部にもシール枠体(47)を装着して、吸気ダクトを構成したものである。
【0006】
請求項3においては、請求項1記載の旋回作業車のダクト構造において、前記シール枠体(47)を構成するラバーシール(35)はひも状に構成し、断面視において、係止ヒダ(45)を複数設けた装着部(40)と、パイプ状の密着部(44)とにより構成し、該装着部(40)と密着部(44)との間を、連結部(46)を介して連結したものである。
【0007】
請求項4においては、請求項3記載の旋回作業車のダクト構造において、該装着部(40)には金属または硬質ゴム等からなる強化部材(41)を内包し、断面視略ヲの字型とした係止ヒダ(45)を設け、該係止ヒダ(45)の弾性力によってラジエータマウント(32)の内側周部側面を挟み込み圧着し、更にラジエータ(13)とラジエータマウント(32)の隙間を密閉する密閉ヒダ(42)を設け、前記中空パイプ状の密着部(44)の一部にはエアー抜き穴(43)を貫通したものである。
【0008】
【発明の実施の形態】
次に、本発明の実施の形態を、図面に基づいて説明する。図1は本発明の旋回作業車の全体構成図、図2はボンネット部の側面図、図3は旋回機体のボンネット内部の平面図、図4は同じくボンネット内部の後面一部断面図、図5はラジエータマウントの平面図、図6は同じく側面図、図7はラバーシールの断面図、図8は同じく斜視図、図9は同じく取り付けた状態を示す断面図、図10はラジエータの平面図、図11は同じく側面図である。
【0009】
まず、本発明の作業車両の実施例として、クローラ式走行装置を搭載した旋回作業車の構成について説明する。図1において、旋回作業車は、クローラ式走行装置1の上部中央に旋回台軸受7を配置し、該旋回台軸受7により旋回体8を左右旋回可能に軸受支持している。そして、該クローラ式走行装置1の前後一端部において、排土板10を上下回動自在に配設している。
【0010】
旋回体8の上方にはエンジン等を被覆するボンネット9が配置され、該ボンネット9の上部には、座席22が固設されている。そして、旋回体8の前端部へ左右回動自在に取り付けられたブームブラケット12には、ブーム6の下端部が上下回動自在に枢支されている。該ブーム6の先端部にはアーム5を枢支し、該アーム5の先端部にはアタッチメント脱着装置11を枢支しており、該アタッチメント脱着装置11はアタッチメント4を保持している。これらのブーム6、アーム5、及び、アタッチメント4等により作業機が構成されている。
【0011】
そして、前記ブーム6はブームシリンダ23により、該ブームブラケット12に対して回動され、アーム5はアームシリンダ29により該ブーム6に対して回動され、アタッチメント4は該アタッチメント脱着装置11とともに、アタッチメントシリンダ24により前記アーム5に対して回動される。
【0012】
以上のように構成された旋回作業車のボンネット9内のレイアウト構造について、図2ないし図4を用いて以下に説明する。旋回体8の下部および後部は、フレーム48により被装されており、該旋回体8の後上部はボンネット9により被装されるものである。なお、フレーム48の後部は機体カウンタウェイト38により構成されるものである。図2ないし図4に示すごとく、座席22下部の機体横外側方にラジエータ13を、その内方側にラジエータ冷却ファン14を備えたエンジン15を配置している。すなわち、ボンネット9内において、ラジエータ13は旋回体8の後側部に配設され、該ラジエータ13の内側にはラジエータ冷却ファン14が配設されている。エンジン15の側方であって旋回体8の下部には、リザーバータンク16を配置している。ラジエータ冷却ファン14にはエンジン15のクランク軸駆動力の一部がベルト(図示しない)を介して伝達され、該駆動力によりラジエータ冷却ファン14が回転されている。これらのラジエータ13、エンジン15、リザーバータンク16などを、旋回体8のフレーム48内に配設し、前記ボンネット9で覆っている。該ボンネット9の左側面には、平面視長孔形状をなす前記空気供給孔30・30が複数設けられている。さらに機体後部には、ボンネット開閉軸31を設けて、前記ボンネット9とフレーム48を接続しており、該ボンネット開閉軸31によりボンネット9が開閉自在に枢設されている。
【0013】
次に図5及び図6を用いて、前記ラジエータマウント32について説明する。ラジエータマウント32は、側面視字コの字型としており、開口部を下方に向けて配設されるものである。そして、ラジエータマウント32上面には後方(旋回体内側)に延出された部位が設けられており、後述するラジエータ13の固定ボルト34・34(図示しない)が挿嵌されるラジエータマウント孔33・33が貫通して設けられている。さらに、ラジエータマウント32の右側(旋回体において後ろ側)は、後方(旋回体内側)に延出された形状となっている。該ラジエータマウント32はラジエータ13を固定するものであり、該ラジエータマウント32を介してラジエータ13がフレーム48に固設されるものである。また、ラジエータマウント32はラジエータ13に導入される空気導入方向を制限するものであり、該ラジエータマウント32によりボンネット9内に導入された空気を効率的にラジエータ13に供給するものである。
【0014】
次に図7ないし図9を用いて、本発明で使用するシール構造について説明する。本発明では、ゴムや樹脂などの弾性体からなるラバーシール35を使用する。該ラバーシール35は、ひも状に構成し、断面視において、係止ヒダ45・45・・・を複数設けた装着部40と、パイプ状の密着部44からなるものである。該装着部40は断面視略ヲの字型とし、前記ラジエータマウント32の内側周部側面を挟み込むように嵌装する。嵌装部には、4枚の係止ヒダ45・45・・・を設け、嵌装時においては、該係止ヒダ45・45・・・の弾性力によって、ラジエータマウント32に圧着されるのである。そして、嵌装部には金属または硬質ゴム等からなる強化部材41を内包して、強度を確保している。さらに、断面視下部には、ラジエータ13とラジエータマウント32の隙間を密閉するための密閉ヒダ42が設けられている。そして、断面視上部には中空でパイプ状の密着部44が前記装着部40に対して、連結部46を介して連結されている。そして、断面視右半周の一部には、エアー抜き穴43・43・・・が密着部44の内側から外側へ貫通して設けられている。
【0015】
次に、ラジエータ13について図10及び図11を用いて説明する。該ラジエータ13は平面視、四角形形状とし、上面には前記ラジエータマウント孔33・33に枢支する固定ボルト34・34を左右均等に設けている。そして、上部中央には冷却水供給口36を設けられている。
【0016】
以上のように構成して、本発明の実施例を説明する。図2に示されるごとく、前記ラバーシール35を、ラジエータマウント32の内側周部に装着するのである。該ラバーシール35は、短い長さに分割して、ラジエータマウント32に装着してもよいし、分割することなく一体構成として装着してもよい。ただし、分割して取り付ける際は、各ラバーシール35・35間に隙間を持たせないようにすることが必要となる。さらに、ラジエータ13の左側方のサイドフレーム37、及び機体カウンタウェイト38のボンネット9側周部の一部には、同じくラバーシール35が取り付けられている。こうして、ラバーシール35で一連のシール枠体47を構成しているのである。そして、ラジエータ13の固定ボルト34・34をラジエータマウント孔33・33に挿嵌して、固定ボルト34・34を締結することで、ラジエータ13をラジエータマウント32に固設するのである。
【0017】
以上のように構成し、前記シール枠体47およびラジエータマウント32によって冷却空気供給ダクトの役割を奏させるのである。すなわち、シール枠体47およびラジエータマウント32によって吸気ダクトが構成され、シール枠体47で囲まれた空間内を冷却空気が通過するのである。こうして、特別な冷却空気供給ダクトを設ける必要がないので、機体の構成を単純、かつ、コンパクトにすることができるのである。
【0018】
そして、前記ボンネット9を閉じた状態(通常の作業状態)においては、図9に示すごとく、ボンネット9の内側面と前記ラバーシール35により構成される密着部44が圧接することにより、ボンネット9とラジエータ13間の隙間が密閉されるのである。この際に、前記エアー抜き穴43・43・・・から、密着部44内のエアーを排出することができるので、密着部44は柔軟な弾性変形をすることができ、前記密閉が完成されるのである。すなわち、ボンネット9の空気供給孔30・30を設けた部位をシール枠体47で囲み、該シール枠体47で囲まれた隙間のない空間(パイプ)を形成し、ラジエータマウント32とシール枠体47とにより構成される吸気ダクトにより空気供給孔30・30とラジエータ13を接続するものである。これにより、開口面積が大きく全長の短い吸気ダクトをボンネット9内に構成でき、ボンネット9の空気供給孔30・30を通過した冷却空気を他の空間にもらすことなく、すべてラジエータ13に供給することができる。こうして、図4に示すごとく、ラジエータ冷却ファン14によって取り込まれる冷却空気を効率よく利用することができるので、エンジン15の冷却効率を上げることができるのである。そして、ボンネット9内において、コンパクトな構成を維持しながら、冷却効率のよい吸気ダクトを構成できるのである。
【0019】
そして、図4に示すごとく、ラジエータ13の配置をボンネット9の側面に近い位置に設けたことにより、外気に近い位置に配置されることから、取り組んだ冷却空気をボンネット9内で停留させることなく、すばやくラジエータ13に供給させることができるのである。こうして、外気温に限りなく近い冷却空気をラジエータ13に通過させ、冷却効率を向上させることができるのである。
【0020】
【発明の効果】
本発明は以上のごとく構成したので、次のような効果を奏するのである。
請求項1の如く、旋回可能に構成した旋回体(8)へ回動可能に取り付けられたブーム(6)と、該ブーム(6)へ回動自在に取り付けられたアーム(5)と、該アーム(5)へ回動自在に取り付けられた作業機アタッチメント(4)とを有する旋回作業車において、ラジエータ(13)を旋回体(8)の側部で、かつ空気供給孔(30)を開口したボンネット(9)近傍に配設し、該ラジエータ(13)を固設支持するラジエータマウント(32)を機体フレーム(48)に固設し、該ラジエータマウント(32)にラジエータ(13)を固設し、該ラジエータマウント(32)にラバーシール(35)により構成したシール枠体(47)を付設し、前記ラジエータ(13)を被覆するボンネット(9)と、前記ラジエータ(13)との間を、該シール枠体(47)により密着接続させ、該ボンネット(9)の内側と、ラジエータ(13)に固設したシール枠体(47)と、ラジエータ(13)の外側により、吸気ダクトを構成したので、ラジエータ配置部のスペースの削減が可能となり、機体をコンパクトに設計する事ができるのである。
さらに、ラジエータマウントの構成を、該ラジエータマウントの機体外側表面とラジエータの冷却空気取り込み側表面が近傍に配置されるようにしたので、ラジエータを外気に近く配置することが可能となり、冷却効率を上げる事ができるのである。
即ち、図4に示すごとく、ラジエータ13の配置をボンネット9の側面に近い位置に設けたことにより、外気に近い位置に配置されることから、取り組んだ冷却空気をボンネット9内で停留させることなく、すばやくラジエータ13に供給させることができるのである。こうして、外気温に限りなく近い冷却空気をラジエータ13に通過させ、冷却効率を向上させることができるのである。
【0021】
請求項2に記載の如く、前記ラジエータマウント(32)は、側面視略コの字型としており、開口部を下方に向けて配設し、該ラジエータマウント(32)の開口部内側周部にシール枠体(47)を装着し、前記旋回体(8)の上に載置した機体フレーム(48)の、ラジエータ(13)に面した面の一部にもシール枠体(47)を装着して、吸気ダクトを構成したので、シール枠体47およびラジエータマウント32によって吸気ダクトが構成され、シール枠体47で囲まれた空間内を冷却空気が通過するのである。こうして、特別な冷却空気供給ダクトを設ける必要がないので、機体の構成を単純、かつ、コンパクトにすることができるのである。
【0022】
また、請求項3に記載の如く、前記シール枠体(47)を構成するラバーシール(35)はひも状に構成し、断面視において、係止ヒダ(45)を複数設けた装着部(40)と、パイプ状の密着部(44)とにより構成し、該装着部(40)と密着部(44)との間を、連結部(46)を介して連結したので、冷却空気供給ダクト機構を設ける必要がなくなり、機体をコンパクトにすることができるのである。
また、ボンネットとラジエータ間の気密性がよくなるため、取り込まれる冷却空気を余すことなく、効率的に利用することが可能なのである。
【0023】
請求項4に記載の如く、該装着部(40)には金属または硬質ゴム等からなる強化部材(41)を内包し、断面視略ヲの字型とした係止ヒダ(45)を設け、該係止ヒダ(45)の弾性力によってラジエータマウント(32)の内側周部側面を挟み込み圧着し、更にラジエータ(13)とラジエータマウント(32)の隙間を密閉する密閉ヒダ(42)を設け、前記中空パイプ状の密着部(44)の一部にはエアー抜き穴(43)を貫通したので、前記ボンネット9を閉じた状態(通常の作業状態)においては、図9に示すごとく、ボンネット9の内側面と前記ラバーシール35により構成される密着部44が圧接することにより、ボンネット9とラジエータ13間の隙間が密閉されるのである。この際に、前記エアー抜き穴43・43・・・から、密着部44内のエアーを排出することができるの で、密着部44は柔軟な弾性変形をすることができ、前記密閉が完成されるのである。すなわち、ボンネット9の空気供給孔30・30を設けた部位をシール枠体47で囲み、該シール枠体47で囲まれた隙間のない空間(パイプ)を形成し、ラジエータマウント32とシール枠体47とにより構成される吸気ダクトにより空気供給孔30・30とラジエータ13を接続するものである。
これにより、開口面積が大きく全長の短い吸気ダクトをボンネット9内に構成でき、ボンネット9の空気供給孔30・30を通過した冷却空気を他の空間にもらすことなく、すべてラジエータ13に供給することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の旋回作業車の全体構成図である。
【図2】 ボンネット部の側面図である。
【図3】 旋回機体のボンネット内部の平面図である。
【図4】 同じくボンネット内部の後面一部断面図である。
【図5】 ラジエータマウントの平面図。
【図6】 同じく側面図である。
【図7】 ラバーシールの断面図である。
【図8】 同じく斜視図である。
【図9】 同じく取り付けた状態を示す断面図。
【図10】 ラジエータの平面図ある。
【図11】 同じく側面図である。
【符号の説明】
1 クローラ式走行装置
8 旋回体
9 ボンネット
13 ラジエータ
14 ラジエータ冷却ファン
15 エンジン
16 リザーバータンク
30 空気供給孔
31 ボンネット開閉軸
32 ラジエータマウント
33 ラジエータマウント孔
35 ラバーシール
40 装着部
41 強化部材
42 密閉ヒダ
43 エアー抜き穴
44 密着部
45 係止ヒダ
46 連結部
47 シール枠体

Claims (4)

  1. 旋回可能に構成した旋回体(8)へ回動可能に取り付けられたブーム(6)と、該ブーム(6)へ回動自在に取り付けられたアーム(5)と、該アーム(5)へ回動自在に取り付けられた作業機アタッチメント(4)とを有する旋回作業車において、ラジエータ(13)を旋回体(8)の側部で、かつ空気供給孔(30)を開口したボンネット(9)近傍に配設し、該ラジエータ(13)を固設支持するラジエータマウント(32)を機体フレーム(48)に固設し、該ラジエータマウント(32)にラジエータ(13)を固設し、該ラジエータマウント(32)にラバーシール(35)により構成したシール枠体(47)を付設し、前記ラジエータ(13)を被覆するボンネット(9)と、前記ラジエータ(13)との間を、該シール枠体(47)により密着接続させ、該ボンネット(9)の内側と、ラジエータ(13)に固設したシール枠体(47)と、ラジエータ(13)の外側により、吸気ダクトを構成したことを特徴とする旋回作業車のダクト構造。
  2. 請求項1記載の旋回作業車のダクト構造において、前記ラジエータマウント(32)は、側面視略コの字型としており、開口部を下方に向けて配設し、該ラジエータマウント(32)の開口部内側周部にシール枠体(47)を装着し、前記旋回体(8)の上に載置した機体フレーム(48)の、ラジエータ(13)に面した面の一部にもシール枠体(47)を装着して、吸気ダクトを構成したことを特徴とする旋回作業車のダクト構造。
  3. 請求項1記載の旋回作業車のダクト構造において、前記シール枠体(47)を構成するラバーシール(35)はひも状に構成し、断面視において、係止ヒダ(45)を複数設けた装着部(40)と、パイプ状の密着部(44)とにより構成し、該装着部(40)と密着部(44)との間を、連結部(46)を介して連結したことを特徴とする旋回作業車のダクト構造。
  4. 請求項3記載の旋回作業車のダクト構造において、該装着部(40)には金属または硬質ゴム等からなる強化部材(41)を内包し、断面視略ヲの字型とした係止ヒダ(45)を設け、該係止ヒダ(45)の弾性力によってラジエータマウント(32)の内側周部側面を挟み込み圧着し、更にラジエータ(13)とラジエータマウント(32)の隙間を密閉する密閉ヒダ(42)を設け、前記中空パイプ状の密着部(44)の一部にはエアー抜き穴(43)を貫通したことを特徴とする旋回作業車のダクト構造。
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