JPH0635133U - 走行作業機の作動油タンク - Google Patents

走行作業機の作動油タンク

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JPH0635133U
JPH0635133U JP7124592U JP7124592U JPH0635133U JP H0635133 U JPH0635133 U JP H0635133U JP 7124592 U JP7124592 U JP 7124592U JP 7124592 U JP7124592 U JP 7124592U JP H0635133 U JPH0635133 U JP H0635133U
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JP
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oil tank
hydraulic oil
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lid
strainer
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JP7124592U
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晃 猪股
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新キャタピラー三菱株式会社
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Abstract

(57)【要約】 【目 的】 作動油タンクの上面をなす給油口、あるい
はストレーナ交換口付近を外観的に向上させるべく合理
滝に構成すると共に、ストレーナ交換や給油時に内圧に
よって開口部周辺に付着した作動油が吹き出さないよう
に構成する。 【構 成】 油槽13の上面にストレーナのエレメント
16aを挿通させる比較的大きな開口21を設け、油槽
13内で上記開口21の下方位置に設けた吸入管14に
そのエレメント16aを支承する座部14aを設ける一
方、その座部14aに載置されたエレメント16aを、
前記開口21を閉じるべく設けた蓋板22により、コイ
ルバネ18を介して押圧し固定すると共に、前記蓋板2
2へ給油口部材25を設け、給油蓋28で開閉自在に閉
じた走行作業機の作動油タンク。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
この考案はミニシャベル機や植苗機その他、油圧作動式の作業機を備えた走行 作業機の作動油タンクに関する。
【0002】
【従来の技術】
一般に、油圧作動式の作業機を備えた走行作業機では本体側にポンプと作動油 タンクとを備え、そこからホースで加圧された作動油を作業機へ供給している。 作動油タンクはその上面にストレーナを交換するための比較的大きい開口と、給 油のための比較的小さい開口との2個の開口が設けられている。
【0003】
【考案が解決しようとする問題点】
しかしながら、ストレーナを交換するための開口と給油するための開口とを各 別に設けたのでは、作動油タンクの上面の構造が複雑になるばかりか、その美観 が低下し、運転環境の低下につながる。
【0004】
【問題を解決するための手段】
この考案は上記した不具合を解消し、作動油タンクの上面構造を可及的にシン プルに構成して、運転席から見える作動油タンクの外観を可及的に向上させ、併 せて、その構造を単純化してコストの低減を図ろうとするもので、油槽13の上 面にストレーナのエレメント16aを挿通させる比較的大きな開口21を設け、 油槽13内で上記開口21の下方位置に設けた吸入管14にそのエレメント16 aを支承する座部14aを設ける一方、その座部14aに載置されたエレメント 16aを、前記開口21を閉じるべく設けた蓋板22により、コイルバネ18を 介して押圧し固定すると共に、前記蓋板22へ給油口部材25を設け、給油蓋2 8で開閉自在に閉じた点に特徴がある。
【0005】
【作 用】 油槽13の上方に設けたエレメント16aを交換するための開口21は、蓋板 22によって閉じられており、その交換は、蓋板22を取り外すことによって行 われる。また、作動油が消費され、その液面が予定以下になったときは、蓋板2 2に螺合された給油蓋28を緩めて給油する。よって、油槽13の上方の面には エレメント16aを交換するための唯一の開口21のみが開口している。
【0006】
【実 施 例】
以下、図示の実施例によってこの考案を説明する。図1において、1はパワー ショベルである。このパワーショベル1は履帯2によって支持された車台3上に スイングフレーム4を回転自在に支持している。スイングフレーム4は鋼板を四 角形の箱上に溶接して組み立てたもので、その前端部にシャベル手段5を支持し 、後方にエンジンフード6によって覆われたエンジン(図示してない)を支持し ている。それらの中間部には左右方向の一側に偏して運転席7と他側に偏して作 動油タンク10とが設けられている。8は運転者の頭上を覆って設けられた日除 け覆いである。
【0007】 作動油タンク10は図2、図3で示すように、大きな筐体の中を隔壁12によ って区画してその一側に油槽13が設けられている。この油槽13内にある作動 油は図示してないポンプにより、吸入管14を経て作業機へ送られ、且つ、作業 機からは還流管15を介して戻される。16は吸入管14の開口部に設けられた ストレーナである。このストレーナ16は吸入管14の開口部に形成した座部1 4aにエレメント16aを載せ、上方からロッド17により下方へ向け弾性的に 押し付けて固定してある。すなわち、図4で示すように、ロッド17の上端部に は受け金17aが螺合しロックナットで緩み止めしてあって、その中にコイルバ ネ18が挿入され、後述する蓋板22で抑えている。
【0008】 油槽13の頂面には、比較的大きな開口21が設けられ、蓋板22によって閉 じられている。すなわち、開口21の外面側の周縁には座リング23が水密にろ う付けされており、その上面に前記円板状の蓋板22が被せられ、4本のボルト 24によって螺着されている。なお、9は油槽13の側面に設けられた液位計測 ゲージであり、そこに示された3本の線はそれぞれ給油の上限、中位、および下 限を示している。
【0009】 蓋板22には給油口25aを設けた給油口部材25と、前記ロッド17を押圧 するための突起26、および蓋板22を指で持ち上げるためのフック27とが設 けられている。 給油口部材25は給油口(ねじ孔)25aから筒部25bが下方へ向けて液位 計測ゲージ9の中程まで延長されている。この筒部25bは、その下端までしか 作動油が入らないようにするものであり、それ以上作動油を供給しても、この筒 部25b内に作動油が溜まるだけの機能を持つものである。作動油が適正量以上 に供給されると戻り作動油の多い時は内圧が高くなり、作動油タンク10が破裂 する恐れがある。逆に作動油が少ないと作動油不足となるものであり、液位計測 ゲージ9を見ながら適正量の作動油を供給することができる。また、28は給油 口25aへ着脱自在に螺合された給油蓋である。
【0010】 突起26は前記受け金17aの孔に緩く嵌合してコイルバネ18の上部を支承 するもので、コイルバネ18はこの突起26と前記受け金17aとの間に圧縮状 態で介装され、適度な荷重でエレメント16aを座部14a上へ押し付けられて いる。 なお、給油蓋28には、図5,図6で示すように、そのねじ部外周に軸方向の 圧抜き溝29が設けてあり、給油に際して、あるいはストレーナのエレメント1 6aを交換するに際して、給油蓋28を少し緩めれば、油槽13の内部の圧力が 抜け、開口21や給油口25aの周辺に付着した作動油が吹き出して、その周囲 を汚すことのないようにする。なお、19は作動油タンク10の底部に設けたド レーンボルトである。
【0011】 この考案に係る実施例は以上のように構成されているので、ストレーナのエレ メント16aを交換するときは、まず、給油蓋28を少し緩めて内部の圧力を抜 く。次にボルト24を外し、蓋板22を木ハンマーで軽く叩いて座リング23か ら剥離させた後、指をフック27に掛けて取り外す。そして、コイルバネ18と 共にロッド17を持ち上げて取り外し、最後に吸入管14の座部14aに載置さ れたエレメント16aを取り外す。そして、以上と全く逆の過程を経て新しいエ レメント16aを取付けるものである。
【0012】
【考案の効果】
この考案にかかる走行作業機の作動油タンクは、油槽13の上面にストレーナ のエレメント16aを挿通させる比較的大きな開口21を設け、油槽13内で上 記開口21の下方位置に設けた吸入管14にそのエレメント16aを支承する座 部14aを設ける一方、その座部14aに載置されたエレメント16aを、前記 開口21を閉じるべく設けた蓋板22により、コイルバネ18を介して押圧し固 定すると共に、前記蓋板22へ給油口部材25を設け、給油蓋28で開閉自在に 閉じて構成されている。
【0013】 従って、油槽13の上面にあけられるべきストレーナ交換用の開口21と給油 口25aとのうち、給油口25aを前記ストレーナ交換用の開口21を閉じる蓋 板22に設けたから、油槽13に設ける開口が少なくて足り、上面が整頓される と共に、油洩れの可能性を減じ、作動油タンクまわりの外観を向上させ、併せて 製造コストの低減を可能にする効果がある。
【0014】 なお、給油口25aを閉じる給油蓋28の雄ネジ部外面に軸方向の圧抜き溝2 9を設ければ、給油蓋28を僅かに緩めるだけで内部の圧力が抜け、蓋板22や 給油蓋28を取り外した瞬間に、内圧による作動油の吹き出しが軽減され、作動 油タンク11の上面を一層清潔に保つことができる効果を生じる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この考案を実施したパワーショベルの左側面図
である。
【図2】その作動油タンクを示す左側面図である。
【図3】その平面図である。
【図4】そのIV−IV断面図である。
【図5】給油蓋28の正面図である。
【図6】そのVI−VI断面図である。
【符号の説明】
11 作動油タンク 13 油槽 16a エレメ
ント 25 給油口部材 28 給油蓋

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 油槽13の上面にストレーナのエレメン
    ト16aを挿通させる比較的大きな開口21を設け、油
    槽13内で上記開口21の下方位置に設けた吸入管14
    にそのエレメント16aを支承する座部14aを設ける
    一方、その座部14aに載置されたエレメント16a
    を、前記開口21を閉じるべく設けた蓋板22により、
    コイルバネ18を介して押圧し固定すると共に、前記蓋
    板22へ給油口部材25を設け、給油蓋28で開閉自在
    に閉じてなる走行作業機の作動油タンク。
JP1992071245U 1992-10-13 1992-10-13 走行作業機の作動油タンク Expired - Lifetime JP2587383Y2 (ja)

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