JPH06331508A - カーテンウォール取付架台 - Google Patents

カーテンウォール取付架台

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JPH06331508A
JPH06331508A JP12596593A JP12596593A JPH06331508A JP H06331508 A JPH06331508 A JP H06331508A JP 12596593 A JP12596593 A JP 12596593A JP 12596593 A JP12596593 A JP 12596593A JP H06331508 A JPH06331508 A JP H06331508A
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JP
Japan
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curtain wall
floor
beam member
mounting
building
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JP12596593A
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English (en)
Inventor
Takeshi Hasegawa
毅 長谷川
Fleetwood Roy
ロイ・フリートウッド
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YKK AP Inc
Original Assignee
YKK AP Inc
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 カーテンウォールの建築物への取付構造の検
査や展示等を、工場で行えるカーテンウォール取付架台
を提供すること。 【構成】 カーテンウォール取付架台1に、建築物の下
階床面に相当する下階床面部3と、上階床面に相当する
上階床面部4とを設け、各床面部3,4の組立梁24,37
にファスナーや方立ブラケット等の取付手段によってカ
ーテンウォールを取付ける。建築物への取付け時に用い
るものと同じ取付手段で、各梁24,37にカーテンウォー
ルを取付けているので、カーテンウォールの建築物への
取付構造を取付架台1上で再現でき、その検査や展示等
を工場で行うことができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、高層建築物の外壁等に
用いられるカーテンウォールの取付構造等の検査や、カ
ーテンウォールを展示する際等に用いられるカーテンウ
ォール取付架台に関する。
【0002】
【背景技術】高層ビル等の建築物の外壁として用いられ
るカーテンウォールは、工場で製造された後、建設現場
に搬入され、ファスナー、ブラケット等の所定の取付手
段によって、建築物の床版間に取付けられていた。とこ
ろで、カーテンウォールは、現場で生産されるものでは
なく、工場生産品であるから、寸法や気密性等の各種検
査も工場内で行っていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
工場内での検査では、カーテンウォールの建築物への取
付構造を検査することができなかった。このため、仮に
取付構造の不具合があっても、建設現場で実際にカーテ
ンウォールを取付けるまでは発見できず、その不具合が
発見された場合には、代わりのカーテンウォールを搬入
するなどで建築工期が長引くといった問題が生じる虞れ
があった。また、カーテンウォールの取付状態等を施工
主等に説明する場合、従来は図面上での説明に過ぎず、
実際の取付状態を示すこと、つまり展示することはでき
なかった。
【0004】本発明の目的は、カーテンウォールの建築
物への取付構造の検査や展示等を、工場で行うことがで
きるカーテンウォール取付架台を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明のカーテンウォー
ル取付架台は、建築物の下階床面に相当する下部梁材
と、建築物の上階床面に相当する上部梁材とを備え、こ
れら下部梁材及び上部梁材間に、取付手段によって実際
の建築物に取付ける場合と同じ取付構造でカーテンウォ
ールを取付けることを特徴とするものである。
【0006】この際、前記カーテンウォール取付架台
は、下部梁材に対する上部梁材の高さ位置が調整可能と
されていることが好ましい。また、前記カーテンウォー
ル取付架台は、前記下部梁材を含む下階床面部と、前記
上部梁材を含む上階床面部とを備えているものでもよ
い。
【0007】
【作用】このような本発明のカーテンウォール取付架台
においては、建築物の上下階の床面に相当する下部梁材
及び上部梁材に、カーテンウォールを実際の建築物に取
付ける際に用いられるものと同じ取付手段によってカー
テンウォールが取付けられる。このため、取付架台上
で、カーテンウォールが実際の建築物へ取付けられる場
合と同じ取付構造が再現され、その検査や展示等を工場
で行うことが可能となる。
【0008】また、下部梁材に対する上部梁材の高さ位
置が調整可能であれば、高さ寸法の異なる種々のカーテ
ンウォールを取付架台に取付けることが可能となり、取
付架台の汎用性が向上する。更に、前記下部梁材を含む
下階床面部と、前記上部梁材を含む上階床面部とを設け
れば、実際に下階床面及び上階床面上に立って、窓の開
閉やハンドルの位置等の取扱い上の検査や、施工主等が
使い勝手を検討する為の展示等も行える。
【0009】
【実施例】以下、本発明の第1実施例を図面に基づいて
説明する。図1,2には、本実施例のカーテンウォール
取付架台1が示されている。カーテンウォール取付架台
1は、4本の支柱2、下階床面部3、上階床面部4及び
階段部5を備えて構成されている。
【0010】支柱2は、ウェブを構成する複数の有孔鉄
板10と、フランジを構成するビス孔が形成された4本
のチャンネル材11とからなる組立柱で構成されてい
る。この組立柱を用いることで、高強度でありながら軽
量化も図れ、かつ鉄板10の大きさや数を変えること
で、柱の長さや幅寸法等を自由に設定できる。
【0011】支柱2の上下両端は、カーテンウォール取
付架台1が設置される工場の天井梁6及び床7にピン接
合で固定されている。すなわち、支柱2の上下両端の柱
用ブラケット12と、天井梁6及び床7にボルト止めさ
れたトッププレート13、ベースプレート14をピン1
5で接合している。尚、柱用ブラケット12のピン15
が挿入される孔は長孔とされ、天井梁6及び床7に固定
されるトッププレート13、ベースプレート14との取
付位置を調整して、天井梁6及び床7間の間隔の誤差を
吸収できるようにされている。
【0012】下階床面部3は、工場の床7上に載置され
た床根太部20と、床根太部20上に載置固定された下
階床部21とで構成されている。床根太部20は、その
長辺側に設けられた2本のI型鋼22間に、短辺側に設
けられた複数本、例えば本実施例では5本のI型鋼23
を架け渡して四角枠状に形成されている。また、各I型
鋼22,23のウェブには、複数の孔が明けられて軽量
化が図られている。
【0013】下階床部21は、その長辺側に設けられた
2本の組立梁24間に、短辺側に設けられた複数本、例
えば本実施例では8本の組立梁25を架け渡して四角枠
状に形成され、その上面にはグレーチングメタル26が
敷き詰められている。また、組立梁25間には、補強用
の図示しないブレースが適宜架け渡されている。尚、各
組立梁24,25は、支柱2と同様に、ウェブを構成す
る有孔鉄板と、フランジを構成するビス孔が形成された
4本のチャンネル材とで構成されている。
【0014】上階床面部4は、図1に示すように、カー
テンウォール取付架台1の長手方向に沿って所定間隔離
されている2組の支柱2間に、それぞれ架け渡された2
本の支持梁30と、支持梁30上に載置固定された上階
床部31とを備えて構成されている。支持梁30は、前
記支柱2と同様に、ウェブを構成する複数の有孔鉄板3
2と、フランジを構成するビス孔が形成された4本のチ
ャンネル材33とからなる組立梁で構成されている。支
持梁30は、支持梁30の両端に設けられた梁用ブラケ
ット34と、支柱2のフランジにボルト止めされたピン
プレート35とを、ピン36で接合することで支柱2に
取付けられている。
【0015】上階床部31は、下階床部21と同様に、
長辺側に設けられた2本の組立梁37間に、短辺側の複
数本、例えば8本の組立梁38を架け渡して四角枠状に
形成され、その上面にはグレーチングメタル39が敷き
詰められている。また、組立梁37間には、補強用の図
示しないブレースが適宜架け渡されている。更に、上階
床部31の上面には、端縁に沿って落下防止用の手摺4
0が取付けられている。
【0016】上階床面部4の上方には、支持梁30に沿
って2本のホイストレール41が、工場の天井梁6に固
定されている。各ホイストレール41には、上階床面部
4の上下移動に用いられるホイスト42が取付けられて
いる。
【0017】階段部5は、上階床面部4に昇降するため
に設けられており、上階床面部4に連続する踊り場45
と、踊り場45から斜め下方に向かって設けられた有孔
梁からなる2本の側桁46と、この側桁46間に架け渡
されたグレーチングメタル製の踏み板47と、手摺48
とを備えている。階段部5の側桁46の上端部は、踊り
場45に固定され、中間部及び下端部は、一端が上階床
面部4の上階床部31に固定されたワイヤ49によっ
て、それぞれ支持されている。
【0018】側桁46の下端部には、踊り場50が設け
られている。この踊り場50は、工場の床7には固定さ
れておらず、床7から浮いた状態とされている。これに
より、上階床面部4の上下位置変更に対応できるように
なっている。また、踊り場50の下側には、床7に通じ
るランプ51が設けられている。ランプ51は、床7か
ら踊り場50までの高さ寸法に応じて複数種類用意され
ており、ホイスト42を用いて上階床面部4を上下移動
した際に踊り場50の高さ位置が変化しても、その高さ
寸法に応じたランプ51を設置することで対応できるよ
うに構成されている。
【0019】尚、本実施例においては、前記組立梁2
4、37のうち、階段部5に隣接していない側の組立梁
24,37にカーテンウォールが取付けられるため、こ
れらの組立梁24,37によって下部梁材及び上部梁材
が構成されている。
【0020】次に、本実施例におけるカーテンウォール
の検査(展示)手順について説明する。まず、検査や展
示対象となるカーテンウォールが実際に取付けられる建
築物の下階床から上階床までの高さ寸法に合わせて、上
階床面部4の高さ位置を調整する。上階床面部4の高さ
位置を調整するには、ホイスト42で上階床面部4の支
持梁30の両端を支持した状態で、ピンプレート35の
ボルトを外し、支持梁30を支柱2から取外す。その
後、ホイスト42を作動させて上階床面部4を上下に移
動させ、所定の高さ位置になったら、ピンプレート35
を支柱2のフランジにボルト止めし、上階床面部4を固
定する。この際、上階床面部4の上下移動に伴い、階段
部5の踊り場50の高さ位置も変化するため、その高さ
位置に応じたランプ51を設置する。
【0021】次に、検査や展示対象となるカーテンウォ
ールを、所定の取付手段によって下階床面部3及び上階
床面部4に取付ける。カーテンウォールは、その構造方
式の違いにより、大別して方立方式及びパネル方式の2
つの方式があり、各々の方式で取付手段も相違する。従
って、検査や展示対象となるカーテンウォールの構造方
式に応じて適宜な取付手段を選択する。
【0022】図3に、方立方式のカーテンウォールを、
取付架台1に取付けた状態を示す。方立方式のカーテン
ウォールを取付架台1に取付けるには、まず、下階床面
部3及び上階床面部4に設けられた下部梁材、上部梁材
である組立梁24,37の上面に、L型アングル状のフ
ァスナー52をボルト止めする。次いで、この上下床面
部3,4に取付けられた上下のファスナー52間に、方
立ブラケット53を介して角柱状の方立54を取付け
る。
【0023】カーテンウォールの幅寸法に合わせて、複
数本の方立54を取付けた後に、各方立54間に無目5
5を取付ける。この無目55に、サッシ56及びスパン
ドレルパネル57を備えるカーテンウォールユニット5
8を取付ける。この方立方式のカーテンウォールにおい
ては、ファスナー52や方立ブラケット53により取付
手段が構成されている。
【0024】各カーテンウォールユニット58を取付け
たら、下階床面部3や上階床面部4上からカーテンウォ
ールの取付構造の室内側からの検査等を行ったり、取付
架台1の外側から取付構造の室外側からの検査等を行
い、同時に各カーテンウォールの目地部分や外観の観
察、サッシ56のハンドル等の操作性や窓の開閉具合の
検査等も行う。
【0025】このような本実施例のカーテンウォール取
付架台1によれば、実際の建築物への取付け時に用いら
れるファスナー52等の取付手段を用いて、建築物の床
に相当する下階床面部3、上階床面部4に、検査や展示
対象のカーテンウォールを取付けることができる。従っ
て、実際の建築物へのカーテンウォールの取付構造と同
じ取付構造を、取付架台1上で再現でき、従来は行うこ
とができなかったカーテンウォールの取付構造の検査
や、カーテンウォールの展示を、工場で行うことができ
る。このため、建設現場でのカーテンウォールの取付け
の不具合の発生を防止することができ、不具合の発生に
よる施工期間の長期化も防ぐことができる。また、建築
物の施工主等にカーテンウォールの実際の取付状態や、
カーテンウォールの外観等を展示することができ、図面
のみで説明する場合に比べて実際の建築物の外観等を容
易に認識することができる。
【0026】更に、上階床面部4は、上下に移動可能で
あるから、高さ寸法の異なる各種のカーテンウォール
を、上階床面部4の高さ位置を適宜調整することで検
査、展示することができる。このため、各種のカーテン
ウォール毎に専用の取付架台1を製作する必要がなく、
汎用性の高い取付架台1にすることができる。
【0027】カーテンウォール取付架台1は、強度の高
い支柱2や組立梁24,25,37,38等で構成され
ているので、1トン程度の重量の大きなカーテンウォー
ルでも、安全にかつ確実に支持することができ、建築物
に用いられるカーテンウォールの殆ど全てを検査や展示
することができる。更に、カーテンウォール取付架台1
は、工場の天井梁6、床7に固定されるため、工場内の
所望の位置に設置することができる。このため、取付架
台1のカーテンウォールが取付けられる側に所定の作業
スペースが確保できるようにレイアウトすることも容易
であり、これによりカーテンウォールを室内側及び室外
側の何れの側からも検査することができるとともに、内
開き及び外開きの何れの形式の窓を含んでいても、その
窓が壁等に妨げられることなく全開することができ、開
き具合等も十分に検査することができる。
【0028】また、組立梁24,37の長さを、カーテ
ンウォール2つ分の幅寸法よりも大きくしておけば、2
つのカーテンウォールを並設して、各カーテンウォール
間の目地部分を検査することもできる。更に、方立54
の上に他の方立を接続するなどして、上階用のカーテン
ウォールを取付ければ、カーテンウォールの上下間の目
地部分の検査も行うことができる。
【0029】階段部5下端の踊り場50を、工場の床7
に固定せずに浮かして設置しているので、上階床面部4
を上下に移動する場合に、階段部5を床7等から外す必
要がなく、上階床面部4の高さ調整を容易に行うことが
できる。また、高さ寸法の異なる種々のランプ51を用
意したので、階段部5の踊り場50の高さ位置が変化し
ても、適切なランプ51を設置するだけで容易に対応す
ることができる。
【0030】図4,5には、本発明の第2実施例のカー
テンウォール取付架台70が示されている。カーテンウ
ォール取付架台70は、前記第1実施例のような下部床
面部や上部床面部を備えず、建築物においてカーテンウ
ォールが取付けられる梁や床版に埋めこまれたファスナ
ーに相当する下部梁材71及び上部梁材72のみを備え
たものである。
【0031】カーテンウォール取付架台70は、2本の
支柱73、下部梁材71、上部梁材72を備えて構成さ
れている。支柱73は、前記第1実施例の支柱2と同様
に、複数の有孔鉄板10、チャンネル材11からなる組
立柱で構成され、支柱2と同様に工場の天井梁6及び床
7に、柱用ブラケット12、トッププレート13、ベー
スプレート14、ピン15を介してピン接合されてい
る。
【0032】下部梁材71及び上部梁材72は、前記第
1実施例の上階床面部4の支持梁30と同様に、複数の
有孔鉄板32、チャンネル材33からなる組立梁で構成
され、支柱73のウェブに、梁用ブラケット34、ピン
プレート35、ピン36を介してピン接合されている。
また、2つの支柱73間には、補強用のブレース74が
架け渡されている。
【0033】このような本実施例におけるカーテンウォ
ールの検査(展示)手順について説明する。まず、検査
や展示対象のカーテンウォールの高さ寸法に応じて上部
梁材72の高さ位置を調整する。すなわち、支柱73に
ボルト止めされているピンプレート35のボルトを外
し、上部梁材72を所定の高さ位置に移動した後、再度
プレート35を支柱73にボルト止めして上部梁材72
を固定することで高さ調整を行う。
【0034】次に、前記第1実施例と同様に、実際の建
築物等に取付ける際に用いるファスナー等の所定の取付
手段で、検査や展示対象となるカーテンウォールを、下
部梁材71及び上部梁材72間に取付ける。その後、カ
ーテンウォールの取付構造の室内側及び室外側からの検
査を行い、合わせてカーテンウォールの外観の観察、サ
ッシのハンドル等の操作性や窓の開閉具合の検査等を行
う。
【0035】このような本実施例においても、前記第1
実施例と同様の効果を奏することができる。また、組立
梁や組立柱を用いて強度を向上させているので、前記第
1実施例程ではないが、500〜600Kg程度の大型カ
ーテンウォールであれば取付けることができる。
【0036】更に、第1実施例と異なり、取付架台70
には床面部を設けず、梁材71,72や支柱73で架台
70を構成しているので、取付架台70の奥行きを非常
に小さくでき、設置スペースを小さくできるという効果
もある。
【0037】なお、本発明は前述の各実施例に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる範囲での変
形、改良等は本発明に含まれるものである。例えば、前
記各実施例では、カーテンウォール取付架台1,70の
支柱2,73を、工場の天井梁6及び床7に固定してい
たが、天井側を固定せず床側のみを固定するなどして設
置してもよい。また、取付架台1,70を構成する支柱
2,73や各梁等は、前記実施例のような組立柱や組立
梁に限らず、H型鋼等の単一柱、単一梁等の従来より使
用されている種々の柱、梁を利用してもよい。
【0038】検査や展示対象となるカーテンウォール
は、図3に示すような方立方式のカーテンウォールに限
らず、パネル方式等の種々のカーテンウォールを用いる
ことができる。
【0039】前記第1実施例では、階段部5の下端の踊
り場50を、工場の床7に固定していないが、高さ寸法
の異なるカーテンウォールを検査する頻度が少ない場合
には、階段部5の下端を床7に固定してもよい。
【0040】前記第1実施例では、上階床面部4の高さ
位置が変化した場合に、高さ寸法の異なるランプ51を
設置していたが、階段部5の側桁46を踊り場45に回
動自在に取付け、上階床面部4の高さ位置が変化した場
合には、階段部5の傾斜角度を変えることで対応しても
よい。また、ランプ51を設けて対応する場合でも、高
さ寸法の異なる複数のランプ51を用意するのではな
く、傾斜部分の角度が変化するランプ51を用いて、踊
り場50の高さ位置に応じてランプ51の傾斜角度を変
えることで対応してもよい。更に、ランプ51の代わり
に適当な高さの階段を設けてもよく、要するに階段部5
は、上階床面部4の高さ位置が変化しても、床面部4に
昇り下りできる構成であればよい。
【0041】前記第2実施例において、上部梁材72の
上方の支柱73間に、更に同様な梁材を設けてもよい。
このようにすれば、カーテンウォール取付架台70の強
度をより向上できるとともに、カーテンウォールを上下
に並設してカーテンウォール間の目地部分の観察も行え
るという利点がある。また、前記第2実施例において、
長さの異なる複数の下部梁材71、上部梁材72を用意
しておき、支柱73の天井梁6及び床7への取付位置を
変更することで、支柱73間の間隔を検査対象のカーテ
ンウォールの幅寸法に応じて調整し、その間隔に応じた
長さの梁材71,72を固定して、カーテンウォールを
取付けてもよい。更に、第2実施例のカーテンウォール
取付架台70は、設置スペースが小さいので、支柱73
間の間隔が異なる複数のカーテンウォール取付架台70
を工場内に設置しておき、検査対象のカーテンウォール
によって使用する架台70を選択してもよい。
【0042】
【発明の効果】このような本発明によれば、カーテンウ
ォールの建築物への取付構造の検査、展示等を工場で行
えるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例のカーテンウォール取付架
台を示す正面図である。
【図2】本発明の第1実施例のカーテンウォール取付架
台を示す側面図である。
【図3】カーテンウォール取付架台へのカーテンウォー
ルの取付状態の一例を示す斜視図である。
【図4】本発明の第2実施例のカーテンウォール取付架
台を示す正面図である。
【図5】本発明の第2実施例のカーテンウォール取付架
台を示す側面図である。
【符号の説明】
1,70 カーテンウォール取付架台 3 下階床面部 4 上階床面部 24 下部梁材である組立梁 37 上部梁材である組立梁 71 下部梁材 72 上部梁材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 ロイ・フリートウッド 東京都千代田区四番町11番地11 株式会社 杉村フリートウッド内

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 建築物の下階床面に相当する下部梁材
    と、建築物の上階床面に相当する上部梁材と、これら下
    部梁材及び上部梁材間にカーテンウォールを取付ける取
    付手段とを備え、 前記取付手段は、カーテンウォールを実際の建築物に取
    付ける際に用いられる取付手段と同じものであることを
    特徴とするカーテンウォール取付架台。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のカーテンウォール取付架
    台において、前記下部梁材及び上部梁材は、下部梁材に
    対する上部梁材の高さ位置が調整可能とされていること
    を特徴とするカーテンウォール取付架台。
  3. 【請求項3】 請求項1又は2記載のカーテンウォール
    取付架台において、前記下部梁材を含む下階床面部と、
    前記上部梁材を含む上階床面部とを備えていることを特
    徴とするカーテンウォール取付架台。
JP12596593A 1993-05-27 1993-05-27 カーテンウォール取付架台 Pending JPH06331508A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP2759657A1 (de) * 2013-01-25 2014-07-30 SCHÜCO International KG Prüfstand für Türen, Fenster und Fassaden
CN113324750A (zh) * 2021-07-01 2021-08-31 安徽翔誉千秋建设集团有限公司 玻璃幕墙防坠落的检测装置

Cited By (3)

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EP2759657A1 (de) * 2013-01-25 2014-07-30 SCHÜCO International KG Prüfstand für Türen, Fenster und Fassaden
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CN113324750B (zh) * 2021-07-01 2024-06-04 安徽翔誉千秋建设集团有限公司 玻璃幕墙防坠落的检测装置

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