JPH06331487A - エアーリーク検出装置 - Google Patents

エアーリーク検出装置

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Publication number
JPH06331487A
JPH06331487A JP12436993A JP12436993A JPH06331487A JP H06331487 A JPH06331487 A JP H06331487A JP 12436993 A JP12436993 A JP 12436993A JP 12436993 A JP12436993 A JP 12436993A JP H06331487 A JPH06331487 A JP H06331487A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
inspection
inspection chamber
pressure
air leak
inspected
Prior art date
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Pending
Application number
JP12436993A
Other languages
English (en)
Inventor
Yuzuru Sakamoto
譲 坂本
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Panasonic Electric Works Co Ltd
Original Assignee
Matsushita Electric Works Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Matsushita Electric Works Ltd filed Critical Matsushita Electric Works Ltd
Priority to JP12436993A priority Critical patent/JPH06331487A/ja
Publication of JPH06331487A publication Critical patent/JPH06331487A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】複数箇の被検査物のもののエアーリークを一挙
に検出しながら正確な検出をおこなえるようにする。 【構成】検査チャンバー1に気密を保って閉成する蓋体
2を備える。検査チャンバー1に配管3を介して減圧装
置4を接続する。気密的に封止された被検査物Sを装填
する検査チャンバー1内を減圧装置4にて所定圧に減圧
する。所定時間後における検査チャンバー1における減
圧状態を検知して被検査物Sのエアーリークを検出する
エアーリーク検出装置である。検査チャンバー1は複数
個の被検査物を装填可能に構成する。上記配管3の途中
で検査チャンバー1の減圧状態を検出する圧力検出部5
よりも減圧装置4側において、経路を開閉する開閉弁6
を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、接点開閉をおこなうス
イッチのような被検査物に封入された不活性ガスのよう
な封止状態を検出するエアーリーク検出装置に関し、詳
しくは複数箇の被検査物のエアーリークを一挙に検出し
て検査能率を高めながら正確な検出をおこなえるように
しようとする技術に係るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、図8に示すように、検査チャンバ
ー1に気密を保って閉成される蓋体2が備えられ、検査
チャンバー1に配管3を介して減圧装置4が接続され、
気密的に封止された被検査物Sが装填された検査チャン
バー1内を減圧装置4にて所定圧に減圧し、所定時間後
における検査チャンバー1における減圧状態を検知して
被検査物Sのエアーリークを検出するエアーリーク検出
装置においては、検査チャンバー1には被検査物Sを1
個づつ装填して、そのエアーリークを検出するものであ
った。つまり、良否の判定は、図8(b)の従来の判定
タイムチャートでは、1個の被検査物Sの判定故に、−
4000mmH2 O程度の減圧で、その後における約
1.5秒にわたるXmmH2 Oの変化を捉え、設定デー
タ(エアーリークが生じていない場合の圧力値)と比較
し、その比較結果に基づいて、1個の被検査物Sのエア
ーリークの判定をおこなうのである。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このように
被検査物Sを1個づつそのエアーリークを検出するもの
においては、エアーリークの検出に際して、検査能率を
向上し難いという問題があった。本発明はこのような問
題に鑑みてなされたものであり、その目的とするところ
は、複数個の被検査物のエアーリークの検査を一挙にお
こなえるようにしながら、かかる場合に、より正確にエ
アーリークの検出をおこなえるエアーリーク検出装置を
提供しようとするにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、検査チャンバ
ー1に気密を保って閉成される蓋体2が備えられ、検査
チャンバー1に配管3を介して減圧装置4が接続され、
気密的に封止された被検査物Sが装填された検査チャン
バー1内を減圧装置4にて所定圧に減圧し、所定時間後
における検査チャンバー1における減圧状態を検知して
被検査物Sのエアーリークを検出するエアーリーク検出
装置であって、検査チャンバー1は複数個の被検査物S
・・が装填可能に構成され、上記配管3の途中で検査チ
ャンバー1の減圧状態を検出する圧力検出部5よりも減
圧装置4側において、経路を開閉する開閉弁6が設けら
れて成ることを特徴とするものである。
【0005】
【作用】検査チャンバー1に複数個の被検査物S・・を
装填し、減圧装置4にて検査チャンバー1の減圧をおこ
ない、そして、配管3途中に設けた開閉弁6を閉成する
ことで、検査チャンバー1側と減圧装置4側を遮断で
き、減圧装置4側においてエアーリークが生じている場
合の影響を生じさせないで、複数個の被検査物S・・の
エアーリークの検査を一挙にかつ正確におこなう。
【0006】
【実施例】以下本発明の実施例を図面に基づいて詳述す
る。図2は外観斜視図を示していて、基台8の上の一端
側にはスイッチのような被検査物S・・を連続して供給
する供給部7が構成され、基台8の上の他端側にはエア
ーリークの検査がおこなわれた例えば良品の被検査物S
・・を取出す取出部9が構成されている。そして、供給
部7と取出部9との間にはターンテーブル10が回転自
在に配設され、ターンテーブル10には2ヶ所にわたっ
て検査チャンバー1に対する蓋体2,2が配設されてい
る。そして、ターンテーブル10に並べて検査チャンバ
ー1を昇降自在に保持した機構部11が配設されてい
る。また、供給部7と取出部8との間には、チャック装
置12が配設されている。
【0007】しかして、コンベヤ(図示せず)から供給
部7に供給されたスイッチのような被検査物Sをチャッ
ク装置12にてチャックして所定回転位置のターンテー
ブル10のうえの蓋体2の凹部13内に装填し、ターン
テーブル10を180°回転させて被検査物Sを検査チ
ャンバー1の下方に持込み、そして、検査チャンバー1
をシリンダー14の駆動にて下降させ、蓋体2に検査チ
ャンバー1の下面をシールリング15を介して気密的に
当接させ、そして、検査チャンバー1内にエアーを減圧
用エアーシリンダー16を備えた減圧装置4における減
圧動作にて所定圧力に減圧し、そして、かかる所定圧力
への減圧後から一定時間の経過を待って、上記減圧状態
の変化(圧力の高まり)を捉え、被検査物Sにおいて内
部に充填された例えば不活性ガスの封止が不完全で、か
かる不活性ガスの漏れ(エアーリーク)を検出して、被
検査物Sの良否を判別することができるようにしてあ
る。
【0008】ところで、蓋体2の凹部13は、3個の被
検査物S・・を装填することができる大きさに形成して
あり、そして、検査チャンバー1の大きさも3個の被検
査物S・・を収納することができる大きさにしてある。
被検査物Sと検査チャンバー1との隙間は約0.2mm
に設定されている。そして、図1に示すように、検査チ
ャンバー1と減圧装置4とを連通する配管3の途中で検
査チャンバー1の減圧状態を検出する圧力センサーを備
えた圧力検出部5よりも減圧装置4側において、配管3
の経路を開閉する開閉弁6が設けられている。
【0009】このように、検査チャンバー1は複数個の
被検査物S・・が装填可能に構成され、上記配管3の途
中で検査チャンバー1の減圧状態を検出する圧力検出部
5よりも減圧装置4側において、経路を開閉する開閉弁
6が設けられることで、検査チャンバー1に複数個の被
検査物S・・を装填し、減圧装置4にて検査チャンバー
1の減圧をおこない、そして、配管3途中に設けた開閉
弁6を閉成することで、検査チャンバー1側と減圧装置
4側を遮断でき、減圧装置4側においてエアーリークが
生じている場合の影響を生じさせないで、複数個の被検
査物S・・のエアーリークの検査を一挙にかつ正確にお
こなえるのである。
【0010】図6はタイムチャートを示していて、−5
000mmH2 O程度にまで減圧した後、約2.0秒間
程度にわたって減圧の状況を検知して、図6におけるX
mmH2 Oの変化を捉え、制御部20において設定デー
タ(エアーリークが生じていない場合の圧力値)と比較
し、その比較結果に基づいて、3個の被検査物S・・の
良否の判定をおこなうのである。
【0011】図4は被検査物Sの供給及びチャック装置
12を示していて、図3(c)及び図4(a)のよう
に、供給部7に供給された被検査物S・・の3個を存否
検出センサーa・・、プッシャー17及び固定ストッパ
ー18とでまとめて受け、そして、両爪19,19を備
えたチャック装置12にて保持し、そして、チャック装
置12にて3個の被検査物S・・を蓋体2の凹部13へ
と搬送することができるようにしてある。このように被
検査物S・・を3個まとめる構成及びチャック装置12
の構成は種々設計変更可能である。また、被検査物Sの
形状形態は種々設計変更可能である。図中21は不良品
の排出路であり、エアーリークが生じている被検査物S
・・の3個の全てをチャック装置12にて搬出するよう
にしてある。かかる不良品を個々に再度エアーリーク検
査をおこなって不良品を見つけ出すようにしてもよい。
【0012】
【発明の効果】本発明は上述のように、検査チャンバー
は複数個の被検査物が装填可能に構成され、上記配管の
途中で検査チャンバーの減圧状態を検出する圧力検出部
よりも減圧装置側において、経路を開閉する開閉弁が設
けられているから、検査チャンバーに複数個の被検査物
を装填し、減圧装置にて検査チャンバーの減圧をおこな
い、そして、配管途中に設けた開閉弁を閉成すること
で、検査チャンバー側と減圧装置側を遮断でき、減圧装
置側においてエアーリークが生じている場合の影響を生
じさせないで、複数個の被検査物のエアーリークの検査
を一挙にかつ正確におこなえるという利点がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例の概略説明図である。
【図2】同上の全体斜視図である。
【図3】(a)は平面図、(b)は部分側面図、(c)
は部分平面図である。
【図4】(a)は被検査物のまとめ作用を示す平面図、
(b)は側面図、(c)は拡大側面図、(d)は分解斜
視図、(e)は次工程への移送作用を示す概略平面図で
ある。
【図5】(a)は部分分解斜視図、(b)は側断面図で
ある。
【図6】同上のタイムチャートである。
【図7】同上の一部破断した概略側面図である。
【図8】従来例を示し、(a)は概略説明図、(b)は
タイムチャートである。
【符号の説明】
1 検査チャンバー 2 蓋体 3 配管 4 減圧装置 5 圧力検出部 6 開閉弁
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成5年10月4日
【手続補正1】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 検査チャンバーに気密を保って閉成され
    る蓋体が備えられ、検査チャンバーに配管を介して減圧
    装置が接続され、気密的に封止された被検査物が装填さ
    れた検査チャンバー内を減圧装置にて所定圧に減圧し、
    所定時間後における検査チャンバーにおける減圧状態を
    検知して被検査物のエアーリークを検出するエアーリー
    ク検出装置であって、検査チャンバーは複数個の被検査
    物が装填可能に構成され、上記配管の途中で検査チャン
    バーの減圧状態を検出する圧力検出部よりも減圧装置側
    において、経路を開閉する開閉弁が設けられて成ること
    を特徴とするエアーリーク検出装置。
JP12436993A 1993-05-26 1993-05-26 エアーリーク検出装置 Pending JPH06331487A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12436993A JPH06331487A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 エアーリーク検出装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12436993A JPH06331487A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 エアーリーク検出装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06331487A true JPH06331487A (ja) 1994-12-02

Family

ID=14883700

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12436993A Pending JPH06331487A (ja) 1993-05-26 1993-05-26 エアーリーク検出装置

Country Status (1)

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JP (1) JPH06331487A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU686814B2 (en) * 1994-06-09 1998-02-12 Daikin Industries, Ltd. Fluoroolefin, fluoropolymer, and thermoplastic resin composition containing the polymer
JP2020190523A (ja) * 2019-05-23 2020-11-26 株式会社フクダ 気密性検査装置

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
AU686814B2 (en) * 1994-06-09 1998-02-12 Daikin Industries, Ltd. Fluoroolefin, fluoropolymer, and thermoplastic resin composition containing the polymer
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Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20020813