JPH0535615U - 密封容器の気密性検査装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】 【構成】 テストヘッド本体内に収納された密封容器の
蓋上方の空間Ｓ₁と、この蓋のフランジ部外方の空間Ｓ₂
を気密な状態の空間とし、かつ上記テストヘッド本体内
の上記空間Ｓ₁に連通するガス通路、および空間Ｓ₂に連
通するガス通路とを具備し、このガス通路を介して上記
空間Ｓ₁および上記空間Ｓ₂の両空間を片方づつ加圧する
加圧手段を設けた構成とした。 【効果】 空間Ｓ₁を加圧して、空間Ｓ₁と密閉容器内部
との間に圧力差を生じさせ、これによる該密閉容器の蓋
の天板部位置の変位を測定した後、直ちに今度は空間Ｓ
₂を加圧して、空間Ｓ₂と密閉容器内部との間に圧力差を
生じさせ、これによる該密閉容器の蓋の天板部位置の変
位を測定することができる。従って、密閉容器シール
部、ならびに密閉容器天板部のスコア部の密封状態の検
査という２つの検査を、１つの装置で１工程で（連続的
に）行うことが可能となる。

Description

【考案の詳細な説明】 【産業上の利用分野】

本考案は、レトルト処理可能でかつ内容物を長期保存することができるプラス チック製密封容器の気密性検査装置に関し、さらに詳しくは容器本体内に内容物 を収納し、その開口に蓋を被せて密封シールしたプラスチック製密封容器の気密 性を簡易かつ迅速に確認することのできる密封容器の気密性検査装置に関する。

【０００２】

【従来の技術】

従来、密封容器の気密性検査装置としては、米国ＳＩＳ社の加圧方式検査装置 （Pat No.4747298,No.4930342）が検出感度が良く、短時間で処理可能なことか ら実用機として広く使用されている。

【０００３】 この検査装置は、図３に示すように、アンダープレート１と、その上面に垂直 に立てられている支柱２，２と、この支柱２，２の上端にアンダープレート１と 平行となるように固定されているトッププレート３と、上記アンダープレート１ およびトッププレート３の間を上下に移動可能となるように支柱２，２に取り付 けられているボトムプレート４と、上記アンダプレート１上面に固定されており 、ボトムプレート４を下方から押し上げて上方に移動させるエアシリンダ５と、 上記ボトムプレート４の上面に固定され、内部に被検査密封容器９（以下、容器 ９と略記する）の容器本体９ｂ部分を収納する下部テストヘッドホルダ６（以下 、下部ホルダ６と略記する。）およびトッププレート３の下面に固定されている 上部テストヘッド７（以下、上部ヘッド７と略記する。）よりなるテストヘッド 本体８とから構成されている。

【０００４】 上記従来の検査装置を用いて、密封容器の容器本体と蓋とのシール部Ａの気密 性を検査するには、まず、下部ホルダ６内に密封容器９を収納する。

【０００５】 次に、エアシリンダ５によりボトムプレート４を上方に押し上げ、このボトム プレート４の上面に固定されている下部ホルダ６の口部が、トッププレート３の 下面に固定されている上部ヘッド７により気密に塞がれて、これにより容器９が 完全にテストヘッド本体８内に収納された状態とする。なお、この時上部ヘッド ７下面に設けられたパッキン１０により、蓋９ａ上方の空間Ｓ₁とシール部Ａ外 方の空間Ｓ₂とが遮蔽され、また、フランジ９ｃの下方に位置するように下部ホ ルダ６の内側面に設けられたパッキン１１により、上記空間Ｓ₂と容器９の下方 側の空間Ｓ₃との間が遮蔽され、さらに上部ヘッド７の下部ホルダ６口部上端面 との当接面に設けられているパッキン１２により空間Ｓ₂と外界空間との間が遮 蔽されている。従って、上述したように容器９が完全にテストヘッド本体８内に 収納された状態では、上記空間Ｓ₂は気密な状態となる。

【０００６】 次に、上部ヘッド７に形成されているガス通路１３を通じて圧力７ｋｇ／ｃｍ ² の加圧エアを導入する。この時シール部Ａにピンホール等の気密性を損なう欠 陥があると、加圧された空間Ｓ₂からその欠陥部分を通じて容器９内に空気が流 れ込んで、容器９内部が加圧され、これにより容器９の蓋９ａが上方に持ち上が る。そしてこの蓋９ａの持ち上がりを上部ヘッド７に取り付けられている変位感 知センサ１４が感知して、上記シール部Ａに欠陥部分のあることが確認される。

【０００７】 ところで、昨今では、図２に示すように、蓋１６ａの天板上面にプルリング１ ６ｃが設けられ、かつスコア部１５が形成された易開封性のガスバリヤ性を有す る多層プラッスチック製密封容器１６（以下、容器１６と略記する。）が用いら れるようになってきている。該スコア部１５は、ガスバリヤ性フィルムのみによ り気密を保持しているため、内容物の充填・シール工程でクラックなどの切れが 発生し易い。従って、この容器１６に対し、上述したような容器の気密性検査を 施す場合は、シール部Ａの気密性検査だけでは不十分であり、スコア部１５の気 密性も検査することが必要である。

【０００８】 従来、上記スコア部１５からの漏れを対象とする検査は、上述したシール部Ａ の気密性検査の終了後、容器１６を前記検査装置から外し、これを図４に示すよ うに、密封したチャンバ１８内に置き、このチャンバ１８内を真空ポンプ１７に より−４００〜−６００ｍｍＨｇの減圧された状態にする。この時スコア部１５ にクラックなどの欠陥部分がなければ、チャンバ１８内気圧と容器１６内圧が相 違することに起因して容器１６の蓋１６ａが持ち上がる。しかし、スコア部１５ に欠陥があれば蓋１６ａに変位はない。これを目視で確認することによりスコア 部１５の欠陥検査を行っていた。

【０００９】

【考案が解決しようとする課題】

しかしながら、上記従来の密封容器の気密性検査装置を用いた場合、シール部 Ａの検査とスコア部１５の気密性検査はそれぞれ別の装置で行われていたため、 迅速な検査操作が望めず作業効率もあまり良くなかった。

【００１０】 本考案は、上記事情に鑑みなされたもので、シール部の検査とスコア部の気密 性検査を迅速かつ効率的に行うことのできる密封容器の気密性検査装置の提供を 目的とする。

【００１１】

【課題を解決しようとする手段】

上記課題は、カップ状の容器本体と、上面にスコアが形成された天板部および 該容器本体の開口端部に当接するフランジ部を有する蓋とを具備し、該開口端部 と、該フランジ部とを融着してシール部を形成してなる密封容器に対し、該密封 容器内外間に気圧差を生じさせ、該天板部位置の変位を測定することによって該 スコア部および該シール部の密封状態を検査する密封容器の気密性検査装置にお いて、 上記密封容器を収納する下部テストホルダと、該下部テストホルダの上部開口 を閉じる蓋状の上部テストヘッドとを備え、その上部テストヘッド下面に設けら れ、上記密封容器のフランジ部上面間に当接して、該密封容器の蓋上方の空間Ｓ ₁ と該フランジ部外方の空間Ｓ₂とを分ける第１のパッキンと、下部テストホルダ の上部内面に設けられ、該下部テストホルダに収納した密閉容器上部外面に当接 して、上記空間Ｓ₂と該下部テストホルダ内面と該密閉容器外面より形成される 空間Ｓ₃とを分ける第２のパッキンと、上部テストヘッドと下部テストホルダの 各当接面の間に介在された第３のパッキンと、上記空間Ｓ₁に連通するガス通路 、および空間Ｓ₂に連通するガス通路とを具備したテストヘッド本体と、上部テ ストヘッドまたは下部テストホルダのいずれか一方または双方を移動させて、テ ストヘッド本体の開閉を行うテストヘッド本体開閉手段と、上記ガス通路を介し て上記空間Ｓ₁および上記空間Ｓ₂を加圧する加圧手段と、上記下部テストホルダ 内に収納される密封容器の蓋上面に対向する位置となるように上部テストヘッド にパッキンを介して気密に取付けられ、該蓋の天板部位置の変位を測定する変位 感知センサとを具備した構成とすることにより解決される。

【００１２】

【作用】

本考案の密封容器の気密性検査装置にあっては、上記したようにテストヘッド 本体内に収納された密封容器の蓋上方の空間Ｓ₁と、この蓋のフランジ部外方の 空間Ｓ₂を気密な状態の空間とし、かつ上記テストヘッド本体内の上記空間Ｓ₁に 連通するガス通路、および空間Ｓ₂に連通するガス通路とを具備し、このガス通 路を介して上記空間Ｓ₁および上記空間Ｓ₂の両空間を片方づつ加圧する加圧手段 を設けた構成としたので、例えば、まず空間Ｓ₁を加圧して、空間Ｓ₁と密閉容器 内部との間に気圧差を生じさせ、これによる該密閉容器の蓋の天板部位置の変位 を測定した後、直ちに今度は空間Ｓ₂を加圧して、空間Ｓ₂と密閉容器内部との間 に気圧差を生じさせ、これによる該密閉容器の蓋の天板部位置の変位を測定する ことができる。

【００１３】

【実施例】

以下、本考案を実施例を挙げて詳細に説明する。図１は、本考案に係る密封容 器の気密性検査装置の一実施例を示すもので、図中符号２１は密封容器の気密性 検査装置（以下、単に検査装置と略記する。）である。なお、前記従来例と同一 構成部分には、同一符号を付して説明を簡略化する。

【００１４】 この検査装置２１は、アンダープレート１と、その上面に垂直に立てられてい る支柱２，２と、この支柱２，２の上端にアンダープレート１と平行となるよう に固定されているトッププレート３と、上記アンダープレート１およびトッププ レート３の間を上下に移動可能となるように支柱２，２に取り付けられているボ トムプレート４と、上記アンダプレート１上面に固定されており、ボトムプレー ト４を下方から押し上げて、これを上方に移動させるエアシリンダ５と、上記ボ トムプレート４の上面に固定され、内部に被検容器１６の容器本体１６ｂを収納 する下部ホルダ６およびトッププレート３の下面に固定されている上部テストヘ ッド２２（以下、上部ヘッド２２と略記する。）よりなるテストヘッド本体２３ とから構成されている。

【００１５】 上記上部ヘッド２２の下面には、この下面と被検容器１６のフランジ部２４上 面との間に介在し、容器１６の蓋１６ａ上方の空間Ｓ₁とフランジ部２４外方の 空間Ｓ₂とを分けるパッキン２５と、上部ヘッド２２下面と下部ホルダ６との間 に介在され、空間Ｓ₂と外界空間とを気密にシールするパッキン２６とが設けら れている。なお、上記パッキン２６の設置位置は、下部ホルダ６上面（上部ヘッ ド７下面との当接面）であってもよい。

【００１６】 また、上部ヘッド２２には、上記空間Ｓ₁に達し、テストヘッド本体２３外部 に接続するガス通路２７と、上記空間Ｓ₂に達し、テストヘッド本体２３外部に 接続するガス通路１３とが形成されている。

【００１７】 また、上記構成の上部ヘッド２２の天板中央部には、変位感知センサ２８が設 けられている。そして、上部ヘッド２２は、テストヘッド本体２３内に容器１６ を収納した時、この変位感知センサ２８が蓋１６ａの天板部上面に対向する位置 に来るようにトッププレート３の下面にパッキンを介して気密に固定して設けら れている。この変位センサ２８によって上記蓋１６ａの天板部位置の変位を、例 えば光学的に測定することができるようになっている。

【００１８】 上記下部ホルダ６の内側面には、上記空間Ｓ₂と、下部ホルダ６内面と容器本 体１６ｂ外面よりなる空間Ｓ₃とを分けるパッキン２９が設けられ、テストヘッ ド本体２３内に容器１６を収納した時、空間Ｓ₂と空間Ｓ₃を気密に遮断できるよ うになっている。この下部ホルダ６は、上述したようにボトムプレート４の上面 にその口部を上方にして設けられ、アンダプレート１上面に固定されているエア シリンダ５を用いてこのボトムプレート４を上下に移動させることにより、テス トヘッド本体２３の開閉を行うことができるようになっている。

【００１９】 上記本実施例の密封容器の気密性検査装置を用いて、例えば図２に示す易開放 性の容器１６のシール部Ａとスコア部１５の密封状態を検査するには、まず、下 部ホルダ６内に容器１６を収納し、次に、エアシリンダ５によりボトムプレート ４を上方に押し上げ、このボトムプレート４の上面に固定されている下部ホルダ ６の口部が、トッププレート３の下面に固定されている上部ヘッド２２により気 密に塞がれて、これにより容器１６が完全にテストヘッド本体２３内に収納され た状態とする。なおこの時、上述したようにパッキン２５により容器１６の蓋１ ６ａ上方の空間Ｓ₁と容器１６のシール部Ａ外方の空間Ｓ₂の間が気密にシールさ れ、また、パッキン２９により、上記空間Ｓ₂と容器１６の下方側の空間Ｓ₃との 間が気密にシールされ、さらに上部ヘッド２２下面に設けられているパッキン２ ６により空間Ｓ₂と外界空間との間が気密に遮断されている。従って、上記空間 Ｓ₁および空間Ｓ₂は、完全に気密な状態となっている。

【００２０】 次に、上部ヘッド２２に形成されているガス通路１３を通じ、空間Ｓ₂内に７ ｋｇ／ｃｍ²に加圧されたエアを導入する。この時シール部Ａに気密性を損なう 欠陥があると、加圧された空間Ｓ₂からその欠陥部分を通じて容器１６内に空気 が流れ込んで容器１６内部が加圧され、これにより空間Ｓ₂と容器１６内との間 に圧力差が生じ、容器１６の蓋１６ａが上方に持ち上がる。そしてこの蓋１６ａ の持ち上がりによる蓋１６ａの変位を上部ヘッド２２に取り付けられている変位 感知センサ２８が感知して、上記シール部Ａに欠陥部分のあることが確認される 。

【００２１】 上記シール部Ａの密封状態検査で合格したものは、次にスコア部１５の密封状 態検査操作に入る。まず、ガス導入口２７ａからガス通路２７を通じて空間Ｓ₁ 内に、２ｋｇ／ｃｍ²に加圧されたエアを導入する。この時スコア部１５部分に クラック等の欠陥があると、加圧された空間Ｓ₁からそのクラックを通じて容器 １６内に空気が流れ込むので、空間Ｓ₁と容器１６内との間に圧力差は生じず、 蓋１６ａの位置は一切変化しない。従って、上部ヘッド２２に取り付けられてい る変位感知センサ２８には、蓋１６ａの変位が一切感知されないことから、上記 スコア部１５部分にクラック等の欠陥のあることが確認される。また、欠陥がな ければ空間Ｓ１が加圧状態となり、蓋１６ａが下方に変位し、この変位をセンサ ２８が感知する。

【００２２】 本実施例の密封容器の気密性検査装置にあっては上記構成としたので、上部ヘ ッド２２に形成されているガス通路１３を通じ、空間Ｓ₂内に加圧エアを導入し て空間Ｓ₂と容器１６内との間に圧力差を生じさせ、この時の蓋１６ａの変位を 上部ヘッド２２に取り付けられている変位感知センサ２８が光学的に感知して、 上記シール部Ａにおける欠陥部分の有無を確認する操作と、エア導入口２７ａか らガス通路２７を通じて空間Ｓ₁内に加圧エアを導入し、空間Ｓ₁と容器１６内と の間に圧力差を生じさせ、この時の蓋１６ａの変位を上部ヘッド２２に取り付け られている変位感知センサ２８が光学的に感知して、スコア部１５部分における クラック等の欠陥の有無を確認する操作を１つの検査装置で連続的に行うことが できる。 従って、本実施例の気密性検査装置によれば、容器本体１６ｂと蓋１６ａとの 間のシール部Ａの気密性と、蓋１６ａのスコア部１５部分の気密性を１台の装置 で連続して検査することができる。 なお、本実施例においては空間Ｓ１を加圧する方法を用いたが、これに代えて 減圧する方法を採用してもよい。

【００２３】

【考案の効果】

以上述べたように、本考案の密封容器の気密性検査装置にあっては、テストヘ ッド本体内に収納された密封容器の蓋上方の空間Ｓ₁と、この蓋のフランジ部外 方の空間Ｓ₂を気密な空間とし、かつ上部テストヘッドに、上記空間Ｓ₁および上 記空間Ｓ₂双方に達するガス通路を形成したので、例えば、まず空間Ｓ₂を加圧し て、空間Ｓ₂と密閉容器内部との間に圧力差を生じさせ、これによる該密閉容器 の蓋の天板部位置の変位を測定してシール部の密封状態検査をした後、直ちに今 度は空間Ｓ₁を加圧して、空間Ｓ₁と密閉容器内部との間に圧力差を生じさせ、こ れによる該密閉容器の蓋の天板部位置の変位を測定するスコア部の密封状態の検 査をすることができる。従って、従来、それぞれ別な２種の装置を用いて行って いた、密閉容器シール部、ならびに密閉容器天板部のスコア部の密封状態の検査 という２つの検査を、１つの装置で１工程で（連続的に）行うことが可能となり 、これにより上記２種の気密性検査操作を極めて迅速に行うことができる。

【図面の簡単な説明】

【図１】 本考案に係る密封容器の気密性検査装置の一
実施例を示す要部断面概略図である。

【図２】 本考案に係る密封容器の気密性検査装置を適
用するのに好適な密封容器の一例を示す図である。

【図３】 従来の密封容器の気密性検査装置の一例を示
す要部断面概略図である。

【図４】 図２に示す密閉容器のスコア部におけるクラ
ック等の欠陥の有無を検査する、従来の気密性検査装置
の一例を示す図である。

【符号の説明】

５…エアシリンダ、６…下部テストヘッドホルダ、１
３,２７…ガス通路、１５…スコア部、１６…密封容
器、１６ａ…蓋、１６ｂ…容器本体、Ａ…シール部、２
１…気密性検査装置、２２…上部テストヘッド、２４…
フランジ部、Ｓ₁，Ｓ₂，Ｓ₃…空間、２５,２６,２９…
パッキン、２８…変位感知センサ

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 【請求項１】 カップ状の容器本体と、上面に破断スコ
   アが形成された天板部および該容器本体の開口端部に当
   接するフランジ部を有する蓋とを具備し、該開口端部
   と、該フランジ部とを融着してシール部を形成してなる
   密封容器に対し、該密封容器内外間に気圧差を生じさ
   せ、該天板部位置の変位を測定することによって該スコ
   ア部および該シール部の密封状態を検査する密封容器の
   気密性検査装置において、 上記密封容器を収納する下部テストホルダと、該下部テ
   ストホルダの上部開口を閉じる蓋状の上部テストヘッド
   とを備え、その上部テストヘッド下面に設けられ、上記
   密封容器のフランジ部上面間に当接して、該密封容器の
   蓋上方の空間Ｓ₁と該フランジ部外方の空間Ｓ₂とを分け
   る第１のパッキン２５と、下部テストホルダの上部内面
   に設けられ、該下部テストホルダに収納した密閉容器上
   部外面に当接して、上記空間Ｓ₂と該下部テストホルダ
   内面と該密閉容器外面より形成される空間Ｓ₃とを分け
   る第２のパッキン２９と、上部テストヘッドと下部テス
   トホルダの各当接面の間に介在された第３のパッキン２
   ６と、上記空間Ｓ₁に達するガス通路２７、および空間
   Ｓ₂に達するガス通路１３とを具備したテストヘッド本
   体と、 上部テストヘッドまたは下部テストホルダのいずれか一
   方または双方を移動させて、テストヘッド本体の開閉を
   行うテストヘッド本体開閉手段と、 上記ガス通路を介して上記空間Ｓ₁および上記空間Ｓ₂を
   加圧する加圧手段と、 上記下部テストホルダ内に収納される密封容器の蓋上面
   に対向する位置となるように上部テストヘッドにパッキ
   ンを介して気密に取付けられ、該蓋の天板部位置の変位
   を測定する変位感知センサとを具備したことを特徴とす
   る密封容器の気密性検査装置。 【０００１】