JPH0220657Y2 - - Google Patents

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JPH0220657Y2
JPH0220657Y2 JP6236285U JP6236285U JPH0220657Y2 JP H0220657 Y2 JPH0220657 Y2 JP H0220657Y2 JP 6236285 U JP6236285 U JP 6236285U JP 6236285 U JP6236285 U JP 6236285U JP H0220657 Y2 JPH0220657 Y2 JP H0220657Y2
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JP
Japan
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container
housing
nozzle
piston
connecting pipe
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JP6236285U
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JPS61178438U (ja
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  • Examining Or Testing Airtightness (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本考案は中空プラスチツク容器用の不良品検知
機におけるノズルに関し、より詳しくは、中空プ
ラスチツク容器にピンホールがあつたり、頚部に
異常なふくらみがあつたりして容器として不良な
製品を検出排除する装置において使用されるノズ
ルに関するものである。
一般に中空プラスチツク容器は材料又はその加
工過程に原因があつてピンホールと呼ばれる微細
な孔が生じたり、容器頚部に異常なふくらみが生
じたりすることが多い。ピンホールがある容器は
内部に収容した内容物が漏れ出て、その内容物に
よつては危険が生じたり、収納倉庫等を汚染した
りして有害である。また、容器頚部に異常なふく
らみがある容器は、容器内に内容物を充填すると
きに充填用ノズルを挿入しようとしても、このふ
くらみに邪魔されて目的を達成することができな
いばかりか、充填用ノズルを破壊したり、中栓が
できないことがある。従つて、これらの不良容器
は充填段階前に検出し排除されなければならな
い。
(従来の技術) ピンホールを検知する従来技術としては、容
器の開口を閉塞し、容器内に適宜の方法で圧縮空
気を圧入した後、この空気がピンホールを通つて
失われるかどうか検知する方法、容器内の空気
を抜き真空状態にしておき、ピンホールから漏れ
入る空気によつて真空度が低下するのを計る方
法、特殊ガスを封入して検出する方法、などが
ある。
容器頚部の異常なふくらみを検知する技術は知
られていないようである。
(考案が解決しようとする問題点) 本考案は、ピンホール検出のための上記従来技
術をさらに改良したものであつて、その目的と
するところは、ピンホールの検出と頚部の異常な
ふくらみの検出という2つのそれ自体独立の問題
を同時に解決することができるような検知機用の
ノズルを提供することである。
(問題点を解決するための手段) 上記目的を達成する本考案は、開口頚部を有す
る中空プラスチツク容器の不良品検知機における
ノズルであつて、ハウジングと、このハウジング
内を摺動可能なピストンと、このピストンに連結
され、かつ前記ハウジングの外に突出する連結管
と、この連結管の先端に取付けられ取換え可能な
栓部材と、前記ハウジング内に連通する吸入孔及
び排出孔とからなることを特徴とする。
(実施例) 以下、添付の図面に基づいて本考案の一実施例
を説明する。
第1図は本考案のノズルの第1実施例である。
このノズルは主として、ハウジング1と、このハ
ウジング1内を摺動可能なピストン2と、このピ
ストン2に連結されている連結管3と、この連結
管3の先端に取付けられている栓部材4及び圧縮
空気を吸入排出する吸入孔5、排出孔6とからな
る。
ハウジング1は、底面を有するシリンダー部分
1aと上蓋部分1bを固着させてなる。ハウジン
グはアルミニウム合金で製作するのが好ましい
が、最下端面はゴムなどの軟質材で被覆したパツ
ド7となつている。
ピストン2及びこのピストン2に連結され、か
つハウジング1の外に突出する連結管3は好まし
くはステンレス鋼で製作する。
栓部材4は、検査すべき容器頚部開口に挿入さ
れるものであつて、容器頚部口径に合せて取換え
ることができる。栓部材4は、好ましくはステン
レス鋼で製作する。
上記ピストン2、連結管3及び栓部材4には通
路8が貫通している。また、連結管3には小孔9
を2,3個所設けておくことが好ましい。通路8
は、ハウジング1内のチヤンバ10とハウジング
の外とを連通し、小孔9は通路8内の気体を一部
外部に放出することができる。
吸入孔5及び排出孔6は圧縮空気を吸入排出さ
せるもので、公知機構の差圧センサー(図示せ
ず)に接続されている。
このノズル全体を上下動させるのは油圧シリン
ダー又は空圧シリンダー(図示せず)であつて、
接続部11を介してノズルに取付けられている。
第2図のノズルは本考案の第2実施例である。
第1実施例と異なるのはハウジング1内のチヤン
バ10に圧縮バネ12が設定されていることだけ
である。
次に第3図に基づき本考案の作用を説明する。
ここで使用されているノズルは第1実施例のもの
であるが、第2実施例のノズルでもほぼ同様に作
用する。
検査されるべき容器13はベルトコンベア上を
移動し、ノズルの栓部材4の直下位置に止められ
る(第3図a)。その位置において、油圧シリン
ダー又は空圧シリンダーによりノズル全体が押し
下げられるので、栓部材4が容器頚部14の開口
15に挿入される。容器頚部14の先端がノズル
のゴムパツド7に接触したときに容器は密閉状態
となる(第3図b)。この状態で吸入孔5を通し
て圧縮空気をチヤンバ10内に送り込むと圧縮空
気はピストン2を押し下げると共に、ピストン
2、連結管3、栓部材4に貫通されている通路8
及び連結管に穿設されている小孔9を通つて容器
13内に放出される(第3図c)。これにより容
器13内は大気より高圧となり、この圧力の変化
が排出孔6を介して差圧センサーにより検知され
る。検査の結果、容器に異常がなければコンベア
に復帰することが許される。容器が不良であれ
ば、公知の方法でその異常が表示され、かつ廃棄
される。
一方、もし容器頚部14に加工不良に起因する
ふくらみ16があれば、栓部材4はこのふくらみ
によつてつかえてしまい、十分に容器の中に挿入
されない(第3図d)。その結果、容器は気密状
態を維持することができず、やはり差圧センサー
によりその異常は検知される。
なお、容器が大きいときなどに容器内の圧力を
高めるためには、第2実施例のようにチヤンバ1
0内に圧縮バネ12を設けることが好ましい。
(考案の効果) 本考案のノズルは上記した構成、作用を有する
ので、容器のピンホール及び頚部のふくらみとい
う2つの異常を一度に発見することができ、それ
ぞれについて個別に検査する必要がなくなつた。
また、本考案のノズルは、構造が簡単であり、
かつ既存の不良容器検知機にも容易に取付けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案第1実施例に係るノズルの断面
図、第2図は本考案第2実施例に係るノズルの断
面図、第3図a,b,c,dは本考案の作用を説
明するためのノズル断面図である。 1…ハウジング、2…ピストン、3…連結管、
4…栓部材、5…吸入孔、6…排出孔、7…パツ
ド、8…通路、9…小孔、10…チヤンバ、11
…連結部、12…圧縮バネ、13…容器、14…
頚部、15…開口部、16…頚部の異常なふくら
み。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 開口頚部を有する中空プラスチツク容器の不良
    品検知機におけるノズルであつて、ハウジング1
    と、このハウジング内を摺動可能なピストン2
    と、このピストンに連結され、かつ前記ハウジン
    グの外に突出する連結管3と、この連結管の先端
    に取付けられ取換え可能な栓部材4と、前記ハウ
    ジング内に連通する吸入孔5及び排出孔6とから
    なることを特徴とする不良容器検知機におけるノ
    ズル。
JP6236285U 1985-04-25 1985-04-25 Expired JPH0220657Y2 (ja)

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6236285U JPH0220657Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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JP6236285U JPH0220657Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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JPS61178438U JPS61178438U (ja) 1986-11-07
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JP6236285U Expired JPH0220657Y2 (ja) 1985-04-25 1985-04-25

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JP5149359B2 (ja) * 2010-10-13 2013-02-20 東製株式会社 液体充填装置及び液体充填方法

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JPS61178438U (ja) 1986-11-07

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