JPH06331205A - 空気調和機の制御方法 - Google Patents

空気調和機の制御方法

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Publication number
JPH06331205A
JPH06331205A JP5118777A JP11877793A JPH06331205A JP H06331205 A JPH06331205 A JP H06331205A JP 5118777 A JP5118777 A JP 5118777A JP 11877793 A JP11877793 A JP 11877793A JP H06331205 A JPH06331205 A JP H06331205A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
fan motor
temperature
rotation speed
noise
outside air
Prior art date
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Pending
Application number
JP5118777A
Other languages
English (en)
Inventor
Isao Kawasaki
功 川崎
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fujitsu General Ltd
Original Assignee
Fujitsu General Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Fujitsu General Ltd filed Critical Fujitsu General Ltd
Priority to JP5118777A priority Critical patent/JPH06331205A/ja
Publication of JPH06331205A publication Critical patent/JPH06331205A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 使用者にとっては不快音となるいわゆる冷媒
音を相対的に目立たないようにしたファンモータ回転数
制御方法。 【構成】 冷房運転時における空気調和機室内機のファ
ンモータ制御において、外気温度(外気温度センサ1)
と室内温度(室内温度センサ2)とをそれぞれ検出して
双方の温度差を検出し、検出した前記温度差が所定温度
差以上であって、前記ファンモータの回転数が低回転域
内にあるときには該ファンモータの回転数を予め設定さ
れた回転数から所定の回転数へ高くするように制御部3
がファンモータ部4を変更制御する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、空気調和機の冷房運転
時におけるファンモータ回転数制御において、使用者に
とっては不快音となるいわゆる冷媒音を相対的に目立た
ないようにした制御方法に関する。
【0002】
【従来の技術】空気調和機において、冷房運転時の騒音
値というのは、風を送り出すときの音、即ち送風音と、
冷凍サイクルの冷媒が蒸発するときの音、即ち冷媒音と
の合わさった音から成り立っている。図3は前記送風音
と冷媒音〔縦軸(dB)〕とを風量(横軸)との関係で示
した図である。風量は、強風、弱風、微風等に切り換え
られ、自動運転時にあっては室内の設定温度により自動
的に切り換え設定され、また使用者が選択することもで
きる。ファン回転数は微風側へするほど低回転となる。
図の実線が通常運転時を示し、(イ)が送風騒音、
(ロ)が冷媒音、(ハ)が両騒音が合わさった運転音で
ある。図示のように、通常、冷媒音は送風音より低くな
っており運転時に冷媒音が気になるようなことはない。
(ちなみに、冷媒音は水が流れているような音であ
る。)
【0003】しかし、室外側での過冷却があまりとれな
い、つまり外気温度が異常に高かったり、又は西日を受
けたり等の場合には冷媒音が高くなり、更に「ゴボッ、
ゴボッ」の様な音が不規則に出始める。そして、この冷
媒音が高くなった場合にはこれが目立ち、その騒音の内
容からして使用者に不安感や不快感を与えることとな
る。図3の点線が前記の冷媒音が高くなった場合を示
す。図中のN1が冷媒音の上昇分、N2がN1の情緒による運
転音の上昇分である。なお、参考までに記すと、冷媒音
は通常25dB程度であるが、これが30dB程度まで高くなる
と不快感を与えると考えられている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の前記
欠点の改善を意図したものであり、外気温度等の影響に
より過冷却があまりとれない場合の冷媒音の目立ち方を
抑えるようにした空気調和機の制御方法を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、冷房運転時に
おける室内機のファンモータ制御において、外気温度と
室内温度とをそれぞれ検出して双方の温度差を検出し、
検出した前記温度差が所定温度差以上であって、前記フ
ァンモータの回転数が低回転域内にあるときには該ファ
ンモータの回転数を予め設定された回転数から所定の回
転数へ高くするように変更制御するようにした空気調和
機の制御方法を提供するものである。
【0006】
【作用】室内温度および外気温度とをそれぞれのセンサ
により検出する。そして、外気温度が室内温度に対して
所定差の温度以上に高い場合であって、室内機ファンが
低回転域にある場合には該室内機ファンの回転数を予め
設定してある回転数から高くするように修正する。この
結果、送風音が高くなり、冷媒音が高くなってもこれを
打ち消し、見掛け上冷媒音が気にならないようにするこ
とができる。
【0007】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による空気調和
機の制御方法を説明する。図1は本発明による空気調和
機の制御方法の一実施例を示す要部ブロック図、図2は
動作フローチャートである。図1において、1は外気温
度センサ、2は室内温度センサ、3は制御部、4はファ
ンモータ部、5はリモコンである。
【0008】次に、本発明の動作について説明する。な
お、下記説明中のカッコ内ST番号は図2の各ステップを
表す。制御部3には外気温度センサ1および室内温度セ
ンサ2よりそれぞれ温度データが入力される。制御部3
は、入力される外気温度と室内温度との差を検出する
(ST1)。制御部3はさらに、この温度差が所定の温度
差の範囲内にある場合には「過冷却」がとれていると判
断し(ST2ーYES )、予め設定されているファン回転数
を変更することなく通常の動作をなさしめる(ST3)。
ここで、前記の「所定の温度差」とは本発明に係る機能
を動作させるか否かの判断基準とするもので予め設定
し、制御部3内のメモリ機能に記憶させておくものであ
る。また、「予め設定されているファン回転数」とは、
図3で説明したように、自動運転に基づく風量設定、又
は使用者が選択して切り換える風量設定(強風、弱風、
微風等)に対応して設定してある室内機ファンの回転数
である。この自動運転設定や使用者の選択はリモコン5
(又は本体側)で操作する。
【0009】外気温度と室内温度との差が前記の所定の
温度差を超えた場合には、制御部3は「過冷却」がとれ
ないと判別する(ST2ーNO)。この判別は制御部3内の
判別機能による。そして、このような状態になる原因と
しては、前述したように外気温度が異常に高かったり、
または、西日を受けたり等が挙げられる。この状態にお
いては、室内温度を設定温度に維持するように作用する
ことから必然的に冷媒音が高くなる。この場合に、前記
の風量設定が微風等の低回転域に設定されているとこの
冷媒音が目立つようになり使用者に不快感を与えること
となる(図3参照)。
【0010】そこで、ファンが低回転域内にあり、前記
「過冷却」がれないと判断した制御部3はファン回転数
を現回転数から高くするように変更する(ST2ー4)。
この結果、送風音が高くなって不快な冷媒音を打ち消
し、この冷媒音を目立たないようにするこができる。引
き続き制御部3は外気温度と室内温度との差を検出し、
過冷却がとれているか否かを判別する(ST5)。そし
て、過冷却が未だとれていないと判別したときには(ST
5ーNO)、制御部3はファン回転数を前記変更(ST4)
の状態に維持する(ST6)。一方、過冷却がとれたと判
別されたときには(ST5ーYES )、制御部3はファン回
転数を元に戻す(ST7)。「元に戻す」とは(ST4)以
前の当初の回転数に戻すことである。この状態になりう
るのは、過冷却をもたらした前記原因(外気温度が異常
に高い等)が無くなった場合である。以下、このフロー
が繰り返され、冷媒音を目立たないようにすることがで
きる。
【0011】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、外
気温度と室内温度との温度差が所定の温度差を超え、低
回転域内での過冷却状態から冷媒音が高くなった場合に
はファン回転数を高くするので、この冷媒音や不規則音
等を打ち消して相対的に目立たないようにすることがで
きる。従って、過冷却状態になっても、使用者に不安感
や不快感を与えることを防止することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による空気調和機の制御方法の一実施例
の要部ブロック図である。
【図2】図1を説明するための動作フローチャートであ
る。
【図3】空気調和機における、風量に対する冷媒音及び
送風音等との関係図である。
【符号の説明】
1 外気温度センサ 2 室内温度センサ 3 制御部 4 ファンモータ部 5 リモコン

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 冷房運転時における室内機のファンモー
    タ制御において、外気温度と室内温度とをそれぞれ検出
    して双方の温度差を検出し、検出した前記温度差が所定
    温度差以上であって、前記ファンモータの回転数が低回
    転域内にあるときには該ファンモータの回転数を予め設
    定された回転数から所定の回転数へ高くするように変更
    制御するようにしたことを特徴とする空気調和機の制御
    方法。
JP5118777A 1993-05-20 1993-05-20 空気調和機の制御方法 Pending JPH06331205A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5118777A JPH06331205A (ja) 1993-05-20 1993-05-20 空気調和機の制御方法

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5118777A JPH06331205A (ja) 1993-05-20 1993-05-20 空気調和機の制御方法

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06331205A true JPH06331205A (ja) 1994-11-29

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ID=14744824

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JP5118777A Pending JPH06331205A (ja) 1993-05-20 1993-05-20 空気調和機の制御方法

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JP (1) JPH06331205A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100644761B1 (ko) * 2006-04-17 2006-11-15 주식회사 삼화에이스 복수의 송풍팬이 구비된 저소음 고효율 공기조화기 및복수의 송풍팬의 풍량 제어 방법
KR100657651B1 (ko) * 2006-04-17 2006-12-14 주식회사 삼화에이스 온도 변화에 따른 복수의 송풍팬이 구비된 저소음 고효율 공기조화기

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KR100644761B1 (ko) * 2006-04-17 2006-11-15 주식회사 삼화에이스 복수의 송풍팬이 구비된 저소음 고효율 공기조화기 및복수의 송풍팬의 풍량 제어 방법
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