JP3522367B2 - 空気調和機の制御装置 - Google Patents
空気調和機の制御装置Info
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Description
増加により冷涼感や省エネ性を図る空気調和機の制御装
置に関するものである。
ついて説明する。近年、冷房運転時、気流感の増加によ
り冷涼感や省エネ性を図るものとして、例えば、特開平
6−18072公報の実施例記載の構成が知られてい
る。以下にその構成を説明する。
4時間タイマを有しある指定された時間の時、設定温度
を上げ室温が上がると、そのままでは快適感が損なわれ
るため、例えば、ヤグロー等によって提案された気温、
湿度、気流を考慮した有効温度等に基づいて、吹き出し
気流の風速を速めて室温が上がった分を補う、すなわ
ち、室温を上げるが在室者に当たる風速を増加させるこ
とによってこの上昇を補い、体感的には室温よりも低い
温度と在室者に感じさせ、快適性を維持するとともに、
省エネ性を図る、というものである。
うな構成では、例えば、外気温が非常に高い場合や負荷
の大きな部屋等では、空気調和機の吹き出す気流の温
度、すなわち吹出温度が非常に低くなるため、風向が向
いている方向においては非常に低い温度領域となり、室
内の温度分布が大きくなる。すなわち、制御の対象とし
ている温度が室温であるため、吹出温度に無関係に、単
に室温を上げたり圧縮機の回転数を下げても、風向を使
用者に向け風速を上げると、吹出温度が非常に低い場
合、使用者は低吹出温度と風速の増加により冷風感を感
じ、非常に不快になり快適性を損なってしまう、という
課題を有していた。
転時、低吹出温度に伴う冷風感や気流感等を防ぎなが
ら、風向を使用者に向け、快適性の向上を図ることを目
的とするものである。また、気流感の増加による冷涼感
から体感的には室温よりも低い温度として感じさせ、省
エネ性の向上を図ることを目的とするものである。
に本発明は、設定温度に基づいた冷房運転時であって、
外気温が閾値を超えた場合等に前記設定温度を下げるこ
となく上昇させ、かつ空気調和機の風向を使用者に向け
るようにした空気調和機の制御装置において、空気調和
機の風量を記憶する風量記憶手段と、空気調和機の設定
温度を検出する設定温度検出手段と、外気温を検出する
外気温検出手段と、人体位置を検出する人体位置検出手
段と、空気調和機の吹出温度を検出する吹出温度検出手
段と、前記風量記憶手段、前記設定温度検出手段、前記
外気温検出手段、前記人体位置検出手段および前記吹出
温度検出手段からの出力値である風量、設定温度、外気
温、人体位置および吹出温度に基づいた風量に対する快
適吹出温度の最低値を最低吹出温度とし、前記吹出温度
検出手段から出力された吹出温度と前記最低吹出温度と
を比較し、使用者に不快感を感じさせない最適な吹出温
度であるか否かを判定する吹出温度判定手段と、前記吹
出温度判定手段からの出力値である判定結果に基づいて
空気調和機の風向を決定する風向決定手段とを備え、最
適な吹出温度である場合に風向を使用者に向けることを
特徴としたものである。
運転時であって、外気温が閾値を超えた場合等に前記設
定温度を下げることなく上昇させ、かつ空気調和機の風
向を使用者に向けるようにした空気調和機の制御装置に
おいて、空気調和機の風量を記憶する風量記憶手段と、
空気調和機の設定温度を検出する設定温度検出手段と、
外気温を検出する外気温検出手段と、人体位置を検出す
る人体位置検出手段と、空気調和機の吹出温度を検出す
る吹出温度検出手段と、室温を検出する室温検出手段
と、前記設定温度検出手段および前記室温検出手段から
の出力値である設定温度と室温との温度差から室内状態
を判定する室内状態判定手段と、前記風量記憶手段、前
記設定温度検出手段、前記外気温検出手段、前記人体位
置検出手段、前記室内状態判定手段および前記吹出温度
検出手段からの出力値である風量、設定温度、外気温、
人体位置、室内状態および吹出温度に基づいた風量に対
する快適吹出温度の最低値を最低吹出温度とし、前記吹
出温度検出手段から出力された吹出温度と前記最低吹出
温度とを比較し、使用者に不快感を感じさせない最適な
吹出温度であるか否かを 判定する吹出温度判定手段と、
前記吹出温度判定手段からの出力値である判定結果に基
づいて空気調和機の風向を決定する風向決定手段とを備
え、最適な吹出温度である場合に風向を使用者に向ける
ことを特徴としたものである。
時、風量、設定温度、外気温、人体位置および吹出温度
から、風向を使用者に向けても冷風感を感じない最適な
吹出温度であるか否かを判定し、この判定結果に基づい
て空気調和機の風向を決定することにより、暑がり、寒
がり等、使用者の属性、快適感および人体位置に対応し
て、低吹出温度に伴う冷風感や気流感等を防ぎながら、
風向を使用者に向けることができる。また、風向を使用
者に向けることにより、気流感の増加による冷涼感から
体感的には室温よりも低い温度として感じさせることが
できる。
温度、外気温、人体位置、室内状態および吹出温度か
ら、風向を使用者に向けても冷風感を感じない最適な吹
出温度であるか否かを判定し、この判定結果に基づいて
空気調和機の風向を決定することにより、暑がり、寒が
り等、使用者の属性、快適感、人体位置および室内状態
に対応して、低吹出温度に伴う冷風感や気流感等を防ぎ
ながら、風向を使用者に向けることができる。また、風
向を使用者に向けることにより、気流感の増加による冷
涼感から体感的には室温よりも低い温度として感じさせ
ることができる。
にして説明する。
機の制御装置の概略ブロック図である。図1において、
1は風量記憶手段、2は吹出温度検出手段、3は吹出温
度判定手段、4は風向決定手段、5は空気調和機であ
る。
から吹出温度を推測する等、吹出温度を検出するもので
あれば、その手段は限定されない。
について説明する。
する風量を記憶し、風量信号として吹出温度判定手段3
に出力する。
制御する吹出温度を、例えば、サーミスタ等の吹出温度
センサにより検出し、吹出温度信号として吹出温度判定
手段3に出力する。
および吹出温度検出手段2からの出力値である風量信号
および吹出温度信号に基づいて、風向を使用者に向けて
も低吹出温度に伴う冷風感等、使用者に不快感を感じさ
せない最適な吹出温度であるか否かを判定し、吹出温度
が”低い”または”適している”という判定信号として
風向決定手段4に出力する。
からの出力値である判定信号に基づいて、判定信号が”
低い”の場合は、気流が使用者に当たらないように、例
えば、「水平上向き」と決定し、一方、判定信号が”適
している”の場合は、気流が使用者に当たるように、例
えば、「水平から60゜下向き」と決定し、風向信号と
して空気調和機5に出力する。
ば、「水平上向き」と決定したが、気流が使用者に当た
らない方向であれば、その方向は限定されない。同じよ
うに、判定信号が”適している”の場合は、例えば、
「水平から60゜下向き」と決定したが、気流が使用者
に当たる方向であれば、その方向は限定されない。
出力値に基づいて風向を制御することにより、低吹出温
度に伴う冷風感や気流感等を防ぐことができる。
気流感の増加による冷涼感から体感的には室温よりも低
い温度として感じさせることができる。
詳細について説明する。
量、斜線で囲まれた領域が、風向を使用者に向けても低
吹出温度に伴う冷風感等、使用者に不快感を感じさせな
い吹出温度領域であり、これを快適吹出温度領域とす
る。
について説明する。
度領域を予め実験等により決定しておき、風量に対応し
た快適吹出温度の最低値を最低吹出温度とし、吹出温度
検出手段から出力された吹出温度信号とこの最低吹出温
度とを比較し、 吹出温度信号≧最低吹出温度 、のときは、”適し
ている” 吹出温度信号<最低吹出温度 、のときは、”低
い”と判定する。
り、風量信号が8.0(m3/min)のとき、最低吹
出温度は図2より21(℃)と決定され、吹出温度信号
≧最低吹出温度となり、この吹出温度は”適してい
る”」と判定される。
ば、冷房運転時、風量および吹出温度から、風向を使用
者に向けても冷風感を感じない最適な吹出温度であるか
否かを判定し、この判定結果に基づいて空気調和機の風
向を決定することにより、低吹出温度に伴う冷風感や気
流感等を防ぎながら、風向を使用者に向けることができ
る。従って、快適性の向上を図ることができる。また、
風向を使用者に向けることにより、気流感の増加による
冷涼感から体感的には室温よりも低い温度として感じさ
せることができる。従って、省エネ性の向上を図ること
ができる。
考例について図面を参照して説明する。ここで、第1の
参考例と同一のものについては、同一の符号を伏して説
明を省略する。図3において、6は設定温度検出手段、
7は吹出温度判定手段である。
について説明する。
内の設定温度を検出し、設定温度信号として吹出温度判
定手段7に出力する。
1、設定温度検出手段6および吹出温度検出手段2から
の出力値である風量信号、設定温度信号および吹出温度
信号に基づいて、風向を使用者に向けても低吹出温度に
伴う冷風感等、使用者に不快感を感じさせない最適な吹
出温度であるか否かを判定し、吹出温度が”低い”また
は”適している”という判定信号として風向決定手段4
に出力する。
詳細について説明する。
度領域である。また、この快適吹出温度領域における最
低吹出温度は、例えば、室内の設定温度を低めに設定す
る”暑がり”の使用者は、室内の設定温度を高めに設定
する”寒がり”の使用者に比べ、例えば、「設定温度が
27(℃)、風量が8.0(m3/min)、のとき、
最低吹出温度は21(℃)(図4、A点)。また、設定
温度が25(℃)、風量が8.0(m3/min)、の
とき、最低吹出温度は20(℃)(図4、B点)。」の
ように、同じ風量でも低くなる等、暑がり、寒がり等、
使用者の属性に対応して最適な吹出温度が違っている。
について説明する。
いた使用者の属性毎の快適吹出温度領域を予め実験等に
より決定しておき、吹出温度検出手段から出力された吹
出温度信号と最低吹出温度とを比較し、 吹出温度信号≧最低吹出温度 、のときは、”適し
ている” 吹出温度信号<最低吹出温度 、のときは、”低
い”と判定する。
n)、設定温度信号が27(℃)、吹出温度信号が22
(℃)のとき、最低吹出温度は図4より21(℃)と決
定され、吹出温度信号≧最低吹出温度となり、この吹出
温度は”適している”」と判定される。
ば、冷房運転時、風量、設定温度および吹出温度から、
風向を使用者に向けても冷風感を感じない最適な吹出温
度であるか否かを判定し、この判定結果に基づいて空気
調和機の風向を決定することにより、暑がり、寒がり
等、使用者の属性に対応して、低吹出温度に伴う冷風感
や気流感等を防ぎながら、風向を使用者に向けることが
できる。従って、さらに快適性の向上を図ることができ
る。また、風向を使用者に向けることにより、気流感の
増加による冷涼感から体感的には室温よりも低い温度と
して感じさせることができる。従って、省エネ性の向上
を図ることができる。
考例について図面を参照して説明する。ここで、第1お
よび2の参考例と同一のものについては、同一の符号を
伏して説明を省略する。図5において、8は外気温検出
手段、9は吹出温度判定手段である。
について説明する。
ば、サーミスタ等の外気温センサにより検出し、外気温
信号として吹出温度判定手段9に出力する。
1、設定温度検出手段6、外気温検出手段8および吹出
温度検出手段2からの出力値である風量信号、設定温度
信号、外気温信号および吹出温度信号に基づいて、風向
を使用者に向けても低吹出温度に伴う冷風感等、使用者
に不快感を感じさせない最適な吹出温度であるか否かを
判定し、吹出温度が”低い”または”適している”とい
う判定信号として風向決定手段4に出力する。
詳細について説明する。
る外気温毎に決定された快適吹出温度領域である。
温度、湿度、気流、輻射、活動量、着衣量等の組み合わ
せで決定されることが知られている。外気温の上昇、下
降に伴い輻射温度も上昇、下降するため、同じ室温であ
っても外気温によって快適感は異なる。
吹出温度は、外気温が上昇すると、同じ室温であっても
使用者の快適感は暑い側になり、例えば、「設定温度が
25(℃)、風量が8.0(m3/min)、外気温が
30(℃)のとき、最低吹出温度は20(℃)(図6、
C点)。また、設定温度が25(℃)、風量が8.0
(m3/min)、外気温が34(℃)のとき、最低吹
出温度は19(℃)(図6、D点)。」のように、低く
なる等、外気温に対応して最適な吹出温度が違ってい
る。
について説明する。
温に基づいた使用者の属性および快適感に対応した快適
吹出温度領域を予め実験等により決定しておき、吹出温
度検出手段から出力された吹出温度信号と最低吹出温度
とを比較し、 吹出温度信号≧最低吹出温度 、のときは、”適し
ている” 吹出温度信号<最低吹出温度 、のときは、”低
い”と判定する。
n)、設定温度信号が25(℃)、外気温信号30
(℃)、吹出温度信号が22(℃)のとき、最低吹出温
度は図6より20(℃)と決定され、吹出温度信号≧最
低吹出温度となり、この吹出温度は”適している”」と
判定される。
ば、冷房運転時、風量、設定温度および吹出温度から、
風向を使用者に向けても冷風感を感じない最適な吹出温
度であるか否かを判定し、この判定結果に基づいて空気
調和機の風向を決定することにより、暑がり、寒がり
等、使用者の属性および快適感に対応して、低吹出温度
に伴う冷風感や気流感等を防ぎながら、風向を使用者に
向けることができる。従って、一層快適性の向上を図る
ことができる。また、風向を使用者に向けることによ
り、気流感の増加による冷涼感から体感的には室温より
も低い温度として感じさせることができる。
る。
例について図面を参照して説明する。ここで、第1、2
および3の参考例と同一のものについては、同一の符号
を付して説明を省略する。図7において、10は人体位
置検出手段、11は吹出温度判定手段である。
赤外線センサを用いて得られた赤外線画像情報を画像処
理することにより人体位置を求めたり、使用者の好みを
入力するリモコン等の位置を代用し、人体位置と決定す
る等、人体位置を検出する手段であればその手段は限定
されない。
について説明する。
を検出し、人体位置信号として吹出温度判定手段11に
出力する。
1、設定温度検出手段6、外気温検出手段8、人体位置
検出手段10および吹出温度検出手段2からの出力値で
ある風量信号、設定温度信号、外気温信号、人体位置信
号および吹出温度信号に基づいて、風向を使用者に向け
ても低吹出温度に伴う冷風感等、使用者に不快感を感じ
させない最適な吹出温度であるか否かを判定し、吹出温
度が”低い”または”適している”という判定信号とし
て風向決定手段4に出力する。
の詳細について説明する。
び外気温が30(℃)以上32(℃)未満における人体
位置毎に決定された快適吹出温度領域である。
吹出温度は、例えば、使用者の人体位置が空気調和機に
近いとき、遠いときに比べ、高くなる等、人体位置に対
応して最適な吹出温度が異なる。
について説明する。
よび人体位置に基づいた使用者の属性、快適感および人
体位置に対応した快適吹出温度の最低値を最低吹出温度
とする、快適吹出温度領域を予め実験等により決定して
おき、吹出温度検出手段から出力された吹出温度信号と
最低吹出温度とを比較し、 吹出温度信号≧最低吹出温度 、のときは、”適し
ている” 吹出温度信号<最低吹出温度 、のときは、”低
い”と判定する。
n)、設定温度信号が25(℃)、外気温信号30
(℃)、人体位置信号が2(m)、吹出温度信号が22
(℃)のとき、最低吹出温度は図8より20(℃)と決
定され、吹出温度信号≧最低吹出温度となり、この吹出
温度は”適している”」と判定される。
ば、冷房運転時、風量、設定温度、人体位置および吹出
温度から、風向を使用者に向けても冷風感を感じない最
適な吹出温度であるか否かを判定し、この判定結果に基
づいて空気調和機の風向を決定することにより、暑が
り、寒がり等、使用者の属性、快適感および人体位置に
対応して、低吹出温度に伴う冷風感や気流感等を防ぎな
がら、風向を使用者に向けることができる。従って、さ
らに一層快適性の向上を図ることができる。また、風向
を使用者に向けることにより、気流感の増加による冷涼
感から体感的には室温よりも低い温度として感じさせる
ことができる。従って、省エネ性の向上を図ることがで
きる。
実施例について図面を参照して説明する。ここで、第
1、2、3の参考例および第1の実施例と同一のものに
ついては、同一の符号を付して説明を省略する。図9に
おいて、12は室温検出手段、13は室内状態判定手
段、14は吹出温度判定手段である。
空気調和機の状態が、安定、過渡と判定する等、使用者
が望む設定温度に室温がどの程度近づいたかを判定する
手段であればその手段は限定されない。
について説明する。
室温を検出し、室温信号として室内状態判定手段13に
出力する。
手段6および室温検出手段12からの出力値である設定
温度信号および室温信号に基づいて、使用者が望む設定
温度に室温がどの程度近づいたか、式1で判定し、 状態判定 = 室温 − 設定温度 (式
1)状態判定信号として吹出温度判定手段14に出力す
る。
1、設定温度検出手段6、外気温検出手段8、人体位置
検出手段10、室内状態判定手段13および吹出温度検
出手段2からの出力値である風量信号、設定温度信号、
外気温信号、人体位置信号、状態判定信号および吹出温
度信号に基づいて、風向を使用者に向けても低吹出温度
に伴う冷風感等、使用者に不快感を感じさせない最適な
吹出温度であるか否かを判定し、吹出温度が”低い”ま
たは”適している”という判定信号として風向決定手段
4に出力する。
4の詳細について説明する。
気温が30(℃)以上32(℃)未満、および人体位置
が2(m)以上3(m)未満における室内状態毎に決定
された快適吹出温度領域である。
き、室温が30(℃)の状態と、27(℃)の状態を比
べると、最低吹出温度は、室温が30(℃)の状態のと
きのほうが低い。
吹出温度は、例えば、状態判定信号が大きいとき、小さ
いときに比べ、低くなる等、室内状態に対応して最適な
吹出温度が異なる。
について説明する。
温、人体位置および室内状態に基づいた、使用者の属
性、快適感、人体位置および室内状態に対応した快適吹
出温度の最低値を最低吹出温度とし、快適吹出温度領域
を予め実験等により決定しておき、吹出温度検出手段か
ら出力された吹出温度信号と最低吹出温度とを比較し、 吹出温度信号≧最低吹出温度 、のときは、”適し
ている” 吹出温度信号<最低吹出温度 、のときは、”低
い”と判定する。
n)、設定温度信号が25(℃)、外気温信号30
(℃)、人体位置信号が2(m)、状態判定信号が3
(℃)、吹出温度信号が22(℃)のとき、最低吹出温
度は図10より20(℃)と決定され、吹出温度信号≧
最低吹出温度となり、この吹出温度は”適している”」
と判定される。
ば、冷房運転時、風量、設定温度、人体位置、室内状態
および吹出温度から、風向を使用者に向けても冷風感を
感じない最適な吹出温度であるか否かを判定し、この判
定結果に基づいて空気調和機の風向を決定することによ
り、暑がり、寒がり等、使用者の属性、快適感、人体位
置および室内状態に対応して、低吹出温度に伴う冷風感
や気流感等を防ぎながら、風向を使用者に向けることが
できる。従って、より一層快適性の向上を図ることがで
きる。また、風向を使用者に向けることにより、気流感
の増加による冷涼感から体感的には室温よりも低い温度
として感じさせることができる。従って、省エネ性の向
上を図ることができる。
に、冷房運転時、風量、設定温度、外気温、人体位置お
よび吹出温度から、最適な吹出温度であるか否かを判定
し、この判定結果に基づいて空気調和機の風向を決定す
ることにより、暑がり、寒がり等、使用者の属性、快適
感および人体位置に対応して、低吹出温度に伴う冷風感
や気流感等を防ぎながら、風向を使用者に向けることが
できる。従って、さらに一層快適性の向上を図ることが
できる。また、風向を使用者に向けることにより、気流
感の増加による冷涼感から体感的には室温よりも低い温
度として感じさせることができる。従って、省エネ性の
向上を図ることができる。
温度、外気温、人体位置、室内状態および吹出温度か
ら、最適な吹出温度であるか否かを判定し、この判定結
果に基づいて空気調和機の風向を決定することにより、
暑がり、寒がり等、使用者の属性、快適感、人体位置お
よび室内状態に対応して、低吹出温度に伴う冷風感や気
流感等を防ぎながら、風向を使用者に向けることができ
る。従って、より一層快適性の向上を図ることができ
る。また、風向を使用者に向けることにより、気流感の
増加による冷涼感から体感的には室温よりも低い温度と
して感じさせることができる。従って、省エネ性の向上
を図ることができる。
の概略ブロック図
の概略ブロック図
示す特性図
の概略ブロック図
度領域を示す特性図
の概略ブロック図
快適吹出温度領域を示す特性図
の概略ブロック図
態に基づいた快適吹出温度領域を示す特性図
Claims (2)
- 【請求項1】 設定温度に基づいた冷房運転時であっ
て、外気温が閾値を超えた場合等に前記設定温度を下げ
ることなく上昇させ、かつ空気調和機の風向を使用者に
向けるようにした空気調和機の制御装置において、 空気調和機の風量を記憶する風量記憶手段と、 空気調和機の設定温度を検出する設定温度検出手段と、 外気温を検出する外気温検出手段と、 人体位置を検出する人体位置検出手段と、空気調和機の吹出温度を検出する吹出温度検出手段と、 前記 風量記憶手段、前記設定温度検出手段、前記外気温
検出手段、前記人体位置検出手段および前記吹出温度検
出手段からの出力値である風量、設定温度、外気温、人
体位置および吹出温度に基づいた風量に対する快適吹出
温度の最低値を最低吹出温度とし、前記吹出温度検出手
段から出力された吹出温度と前記最低吹出温度とを比較
し、使用者に不快感を感じさせない最適な吹出温度であ
るか否かを判定する吹出温度判定手段と、前記吹出温度判定手段からの出力値である判定結果に基
づいて空気調和機の風向を決定する風向決定手段とを備
え、 最適な吹出温度である場合に風向を使用者に向けること
を特徴とした空気調和機の制御装置。 - 【請求項2】 設定温度に基づいた冷房運転時であっ
て、外気温が閾値を超えた場合等に前記設定温度を下げ
ることなく上昇させ、かつ空気調和機の風向を使用者に
向けるようにした空気調和機の制御装置において、 空気調和機の風量を記憶する風量記憶手段と、 空気調和機の設定温度を検出する設定温度検出手段と、 外気温を検出する外気温検出手段と、 人体位置を検出する人体位置検出手段と、 空気調和機の吹出温度を検出する吹出温度検出手段と、 室温を検出する室温検出手段と、前記 設定温度検出手段および前記室温検出手段からの出
力値である設定温度と室温との温度差から室内状態を判
定する室内状態判定手段と、前記 風量記憶手段、前記設定温度検出手段、前記外気温
検出手段、前記人体位置検出手段、前記室内状態判定手
段および前記吹出温度検出手段からの出力値である風
量、設定温度、外気温、人体位置、室内状態および吹出
温度に基づいた風量に対する快適吹出温度の最低値を最
低吹出温度とし、前記吹出温度検出手段から出力された
吹出温度と前記最低吹出温度とを比較し、使用者に不快
感を感じさせない最適な吹出温度であるか否かを判定す
る吹出温度判定手段と、前記吹出温度判定手段からの出力値である判定結果に基
づいて空気調和機の風向を決定する風向決定手段とを備
え、 最適な吹出温度である場合に風向を使用者に向けること
を特徴とした空気調和機の制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31661694A JP3522367B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 空気調和機の制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP31661694A JP3522367B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 空気調和機の制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
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JPH08178395A JPH08178395A (ja) | 1996-07-12 |
JP3522367B2 true JP3522367B2 (ja) | 2004-04-26 |
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Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
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JP31661694A Expired - Fee Related JP3522367B2 (ja) | 1994-12-20 | 1994-12-20 | 空気調和機の制御装置 |
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Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101569414B1 (ko) | 2008-12-26 | 2015-11-16 | 엘지전자 주식회사 | 공기조화기 및 그 동작방법 |
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