JPH06330882A - ポンプ吸込槽 - Google Patents

ポンプ吸込槽

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Publication number
JPH06330882A
JPH06330882A JP11708193A JP11708193A JPH06330882A JP H06330882 A JPH06330882 A JP H06330882A JP 11708193 A JP11708193 A JP 11708193A JP 11708193 A JP11708193 A JP 11708193A JP H06330882 A JPH06330882 A JP H06330882A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
water tank
suction
suction water
water
tank
Prior art date
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Pending
Application number
JP11708193A
Other languages
English (en)
Inventor
Sunao Miyauchi
直 宮内
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kubota Corp
Original Assignee
Kubota Corp
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Filing date
Publication date
Application filed by Kubota Corp filed Critical Kubota Corp
Priority to JP11708193A priority Critical patent/JPH06330882A/ja
Publication of JPH06330882A publication Critical patent/JPH06330882A/ja
Pending legal-status Critical Current

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Abstract

(57)【要約】 【目的】 吸込水槽2の容積を小さくして、吸込水槽2
構築のための土木施工費を低減する。 【構成】 主水路1の一側に排水ポンプPを設置した吸
込水槽2を形成し、主水路1と吸込水槽2を仕切る主水
路1の側壁1Aの上端部を切り欠いて、取水部3を形成
することにより、吸込水槽2内の上下方向通路に整流作
用をもたせるようにしている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ポンプ吸込水槽に関す
る。
【0002】
【従来の技術】図5に示すように、主水路1の一側に排
水ポンプPを設置した吸込水槽2を設け、排水ポンプP
を運転することによって揚水するようにした排水システ
ムが知られている。このような従来の排水システムにお
いては、吸込水槽2の掘削深さDを少なくとも主水路1
の深さと同じレベルに設定するとともに、吸込水槽2の
掘削幅Wを比較的大きく設定する必要がある。つまり、
吸込水槽2の容積が大きくなる。したがって、吸込水槽
2を構築するための土木施工費が高くなる難点を有して
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】解決しようとする問題
点は、吸込水槽の容積が比較的大きくなるため、吸込水
槽を構築するための土木施工費が高くなる点である。
【0004】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、排水
ポンプを設置した吸込水槽が上部に形成した取水部を介
して主水路の一側に形成されていることを特徴とし、吸
込水槽の容積を小さくして、吸込水槽構築のための土木
施工費を低減する目的を達成した。
【0005】請求項2の発明は、排水ポンプを設置した
吸込水槽が上部に形成した取水部を介して主水路の一側
に形成されているとともに、該主水路の前記取水部より
下流に堰を着脱可能に設置できるように構成したことを
特徴とし、吸込水槽の容積を小さくして、吸込水槽構築
のための土木施工費を低減する目的を達成した。
【0006】
【作用】請求項1の発明によれば、吸込水槽への取水は
吸込水槽の上部に形成した取水部からなされるので、上
下方向通路で水を整流することができると共に、吸込水
槽の掘削深さを主水路の深さよりも浅く形成できる。ま
た、主水路の底部に堆積している砂や小石などの固形異
物が吸込水槽内に流入して、排水ポンプに吸込まれる不
都合を防止することができる。つまり、従来の吸込水槽
と比較して、掘削深さおよび掘削幅を的小さく設定し、
吸込水槽の容積を縮小することができる。
【0007】請求項2の発明によれば、吸込水槽への取
水は吸込水槽の上部に形成した取水部からなされるの
で、上下方向通路で水を整流することができると共に、
吸込水槽の掘削深さを主水路の深さよりも浅く形成でき
る。また、主水路の底部に堆積している砂や小石などの
固形異物が吸込水槽内に流入して、排水ポンプに吸込ま
れる不都合を防止することができる。したがって、取水
された水を整流して排水ポンプの吸込口まで流動させる
ことができる。つまり、従来の吸込水槽と比較して、掘
削深さおよび掘削幅を的小さく設定し、吸込水槽の容積
を縮小することができる。さらに、主水路の水位が取水
部よりも下位に低下しても、堰を設置して堰の設置位置
より上流側の水位を上げることによって、前記取水部か
ら吸込水槽に取水できる。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1は請求項1の発明に係るポンプ吸水槽の縦断
正面図、図2は図1の平面図である。なお、前記従来例
と同一もしくは相当部分には、同一符号を付して説明す
る。図1において、主水路1の一側に隣接して吸込水槽
2が形成され、この吸込水槽2に排水ポンプPが設置さ
れているとともに、主水路1における側壁1Aの上端部
を切り欠いて取水部3が形成されている。これにより、
吸込水槽2には上下方向の通路が形成されることにな
る。
【0009】前記構成において、主水路1を流れている
水の一部は、取水部3を通って吸込水槽2内に取水さ
れ、吸込水槽2の掘削深さD1を主水路1の深さよりも
浅く設定しても、吸込水槽2の上下方向寸法を大きく
(ポンプ呼径の5〜20倍)確保できる場合は、吸込水
槽2の掘削深さD1を主水路1の深さよりも浅く設定し
て段差hを形成することができる。
【0010】吸込水槽2の掘削深さD1を従来の掘削深
さDおよび主水路1の深さよりも浅く設定し、かつ掘削
幅W1を従来の掘削幅Wよりも小さく設定して、吸込水
槽2の容積を縮小することができる。したがって、吸込
水槽2を構築するための土木施工費を低減できる。しか
も、主水路1の側壁1A上端部を切り欠いて取水部3を
形成する簡単な工事を施すことによって、吸込水槽2を
増設することができる。
【0011】他方、吸込水槽2の上下方向寸法を大きく
確保して上下方向の通路が形成されることで、取水され
た水を整流して排水ポンプPの吸込口まで流動させるこ
とができる。このような整流作用は、仮想線で示すよう
な上下方向の仕切板によってなる整流板4,4を設置す
ることによって一層大きい効果が期待できる。勿論、仮
想線で示すような横方向のパンチングメタルや金網によ
ってなる整流板5を設置してもよい。このように、取水
された水を整流して排水ポンプPの吸込口まで流動させ
ることにより、吸込水槽2内における流れの剥離・逆流
現象などが抑えられ、吸込水槽2内での渦の発生を抑
え、この渦を排水ポンプPが吸込むことによって生じる
異常振動や騒音を防止できる。
【0012】図3は請求項2の発明に係るポンプ吸水槽
の縦断正面図、図4は図3の平面図である。なお、請求
項1の発明と同一もしくは相当部分には、同一符号を付
して詳しい説明は省略する。図3および図4において、
主水路1における取水部3より下流に堰6が着脱可能に
設置されている。
【0013】このような構成であれば、前記第1の実施
例と同様の作用・効果を奏することができるとともに、
主水路1の水位が取水部2よりも下位に低下しても、堰
6を設置して堰6の設置位置より上流側の水位を上げる
ことによって、取水部3から吸込水槽2に取水できる。
勿論、主水路1の水位が高い場合には、堰6を除去すれ
ばよい。
【0014】なお、鋼管もしくは鋼板によってバレルタ
イプの吸込水槽2を形成し、この吸込水槽2に排水ポン
プPを設置してもよい。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように、本発明は、吸込水
槽の掘削深さを従来の掘削深さおよび主水路の深さより
も浅く設定し、かつ掘削幅を従来の掘削幅よりも小さく
設定することができる。つまり、吸込水槽の容積内を縮
小することができる。したがって、吸込水槽を構築する
ための土木施工費を低減できる。しかも、主水路の側壁
に対して切り欠いて取水部を形成する簡単な工事を施す
ことによって、吸込水槽を増設することも可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】請求項1の発明に係るポンプ吸水槽の縦断正面
図である。
【図2】図1の平面図である。
【図3】請求項2の発明に係るポンプ吸水槽の縦断正面
図である。
【図4】図3の平面図である。
【図5】従来のポンプ吸水槽の縦断正面図である。
【符号の説明】
1 主水路 2 吸込水槽 3 取水部 6 堰 P 排水ポンプ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排水ポンプを設置した吸込水槽が上部に
    形成した取水部を介して主水路の一側に形成されている
    ことを特徴とするポンプ吸込水槽。
  2. 【請求項2】 排水ポンプを設置した吸込水槽が上部に
    形成した取水部を介して主水路の一側に形成されている
    とともに、該主水路の前記取水部より下流に堰を着脱可
    能に設置できるように構成したことを特徴とするポンプ
    吸込水槽。
JP11708193A 1993-05-19 1993-05-19 ポンプ吸込槽 Pending JPH06330882A (ja)

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JP11708193A JPH06330882A (ja) 1993-05-19 1993-05-19 ポンプ吸込槽

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JP11708193A JPH06330882A (ja) 1993-05-19 1993-05-19 ポンプ吸込槽

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JPH06330882A true JPH06330882A (ja) 1994-11-29

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ID=14702926

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JP11708193A Pending JPH06330882A (ja) 1993-05-19 1993-05-19 ポンプ吸込槽

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JP (1) JPH06330882A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002122099A (ja) * 2000-10-13 2002-04-26 Tlv Co Ltd エゼクタ真空ポンプ

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002122099A (ja) * 2000-10-13 2002-04-26 Tlv Co Ltd エゼクタ真空ポンプ

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