JP2002213396A - ポンプ取水装置 - Google Patents

ポンプ取水装置

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JP2002213396A
JP2002213396A JP2001007850A JP2001007850A JP2002213396A JP 2002213396 A JP2002213396 A JP 2002213396A JP 2001007850 A JP2001007850 A JP 2001007850A JP 2001007850 A JP2001007850 A JP 2001007850A JP 2002213396 A JP2002213396 A JP 2002213396A
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vortex
water
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suction pipe
pump
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English (en)
Inventor
Masatake Maekawa
真丈 前川
Kazuyoshi Miyagawa
和芳 宮川
Toshio Yasuda
俊雄 安田
Kenji Kiyota
研治 清田
Masao Kawamura
昌生 川村
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
Original Assignee
Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 空気吸い込み渦や水中渦を消失させ、振動,
騒音の発生を防止すること。 【解決手段】 取水槽10内には吸い込み管11の周囲
に渦消失手段としての格子板21が配設されている。こ
の格子板21は、取水槽10の吸い込み管11の周囲に
おいて水面hより下方位置にあって、かつベルマウス1
2より上方位置に配置され、本例では丸棒を四角に枠組
すると共に、その枠内で互いに適度のピッチをもって交
差方向に組み付けることにより形成され、中央部に吸い
込み管11を挿通している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ポンプ取水装置に
係り、特に水が比較的速い流速で循環する取水槽に利用
するのに好適な技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】プラント,上下水道,河川の排水等に設
置されたポンプ取水装置にあっては、ポンプで汲み上げ
た水を所定の供給部に供給するようになっている。図9
は、プラントに設置された従来のポンプ取水装置を示し
ている。同図において、水路2に取水槽1が接続され、
その取水槽1内に吸い込み管3の取水口としてのベルマ
ウス4が設けられている。吸い込み管3の内部もしくは
図示しない上部にはポンプが存在し、そのインペラの回
転によってベルマウス4から水を吸い込み、かつ所定の
供給部に供給されるようになっている。そして、供給部
に供給された水が排出されると、再び水路2に戻される
循環流となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、従来のポン
プ取水装置は、コストダウンを図るため、小型化する傾
向にある。しかしながら、水路2,取水槽1を小型化す
ると、水の流速が増加等するばかりでなく、取水槽1の
水位が大型の水路の場合と異なって低くなるので、以下
に述べる問題があった。例えば、循環する水の流速が増
加すると、図9に示すように、吸い込み管3の周辺の空
気が水と混ざり合って空気を含んだ空気吸い込み渦S1
が発生する。また、水が取水槽1の側面や底面、対向壁
近くを通過してベルマウスに吸い込まれる時、各壁を起
点として水中渦S2も発生する。このような空気吸い込
み渦S1、或いは水中渦S2の水が吸い込み管3によっ
て取水されると、ポンプのインペラ部通過に伴い振動騒
音の原因となっていた。
【0004】本発明は、上記事情に鑑みてなされたもの
であって、その目的とするところは、空気吸い込み渦や
水中渦の発生を防止することにより、振動、騒音が発生
するのを防止し、信頼性の高いポンプシステムを提供す
るのを課題とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては、以下の手段を採用した。水路と接
続された取水槽と、この取水槽に配管された吸い込み管
とを有するポンプ取水装置において、取水槽内で発生す
る水の渦と干渉し、該渦を消失させる渦消失手段を有す
ることを特徴とする。また、この渦消失手段を液面や取
水槽の内壁などの渦発生点と吸い込み管の入り口との間
に設けたことを特徴とする。このように、取水槽内で発
生する水の渦と干渉し、該渦を消失させる渦消失手段を
有するので、空気吸い込み渦や水中渦が発生しようとし
た場合その発達を弱め、吸い込み管に脈動等が発生する
のを防止することができ、それだけ信頼性を高めること
ができる。
【0006】前記渦消失手段は、格子状に形成され、か
つ吸い込み管を挿通すると共に、取水槽内において水面
より低い位置でかつ吸い込み管の取水口より上方に配置
された格子板であることを特徴とする。このように取水
槽内に格子板が設けられているので、空気吸い込み渦が
ベルマウス方向に吸い込まれようとするとき、格子板と
干渉して空気吸い込み渦が消勢されてしまう結果、空気
吸い込み渦を消失させることができる。したがって、空
気吸い込み渦が発生しても、格子板によって消失できる
ので、吸い込み管に脈動等が発生するのを確実に防止す
ることができ、振動,騒音の発生を防止できる結果、そ
れだけ信頼性を高めることができる。
【0007】前記渦消失手段は、格子状にかつ立体的に
組み付けられ、取水槽内における吸い込み管の取水口の
下方位置に設置された立体格子体であることを特徴とす
る。このように、ベルマウスの下方に立体格子体が設置
されると、水中渦を消失させることができ、水中渦に起
因する脈動が起こることがなく、振動,騒音を解消する
ことができる。
【0008】前記渦消失手段は、格子状にかつ立体的に
組み付けけられ、取水槽内に吸い込み管を挿入して設置
された立体格子体であることを特徴とする。このように
形成された立体格子体は、その上部側が空気吸い込み渦
と干渉する一方、その下部側が水中渦と干渉することに
より、空気吸い込み渦と水中渦との双方を消失させるこ
とができ、したがって、脈動等が起こるのを確実に防止
することができる。しかも、立体格子体が吸い込み管の
下方から水面側までに渡って設けられているので、万
一、水面側および底面側間で他の渦流が発生したとして
も、その渦を消失させることもでき、渦消失効果をより
いっそう高めることができ、振動,騒音の防止効果をよ
り高めることができる。
【0009】前記渦消失手段は、吸い込み管の取水口を
形成する周壁に穿設された小孔であることを特徴とす
る。小孔は、吸い込み管の口から水が吸い込まれている
とき、周壁から水を吸い込ませ、吸い込み管の口から吸
い込まれた渦と干渉させることにより渦を消失させるこ
とができ、したがって、専用の部品を用いることなく、
簡単な構成で実現することができる。
【0010】前記渦消失手段は、吸い込み管の周側部に
該吸い込み管の軸方向に沿って立設された側板であるこ
とを特徴とする。このように、吸い上げ管の周側部に側
板が設けられると、取水槽の片側に水中渦が発生した場
合、該水中渦が側板と干渉することによって消失するの
で、水の速度分布に偏りがあってもを水中渦を消失させ
ることができる。しかも、吸い込み管に側板を設けただ
けの簡単な構造であるので、例えば水路内に整流板を設
けるような土木工事に比較すると、労力及びコストの点
で極めて有利となる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図1
〜図8に基づいて説明する。図1及び図2は本発明の第
一の実施形態を示している。本実施形態のポンプ取水装
置は、プラントに適用したものであって、図1に示すよ
うに、取水槽10に水路13が接続されるとともに、吸
い込み管11が配管されている。吸い込み管11の先端
には取水口としてのベルマウス12が装着されている。
そして、水が水路13を経て取水槽10に流れ込むと、
吸い込み管11と接続あるいは内部に挿入されているポ
ンプ(図示せず)により、取水槽10内の水がベルマウ
ス12から吸い込み管11を経て供給部に供給される。
【0012】また、取水槽10内には吸い込み管11の
周囲に渦消失手段としての格子板21が配設されてい
る。この格子板21は、取水槽10の吸い込み管11の
周囲において水面hより下方位置にあって、かつベルマ
ウス12より上方位置に配置され、本例では丸棒を四角
に枠組すると共に、その枠内で互いに適度のピッチをも
って交差方向に組み付けることにより形成され、中央部
に吸い込み管11を挿通している。このような格子板2
1は、図示例に限らず、例えば金属棒を互いに交差方向
に組み付けることによって形成されてもよい。何れにし
ろ、格子板21の水平方向の大きさは、例えばベルマウ
ス12の口径をDbとした場合、ベルマウス12の中心
から夫々1〜2Db程度でよい。すなわち、空気吸い込
み渦発生部位をカバーできればよい。また格子板21の
各ピッチは、1/50〜1/3Db程度の範囲内であれ
ばよい。
【0013】そして、吸い込み管11による水の吸い込
み時、水面hに外気が混じり合うことによって空気吸い
込み渦S1が発生すると、その空気吸い込み渦S1が格
子板21と干渉することによって空気吸い込み渦S1の
勢いが消勢され、該空気吸い込み渦を消失するようにな
っている。この場合、格子板21の設置場所としては、
ベルマウス12の口径をDbとすれば、経験上、水面h
から1Db下がった範囲内の水平面上に設置することが
好ましい。
【0014】上記構成のポンプ取水装置は、ポンプの駆
動により取水槽10内の水がベルマウス12から吸い込
み管11を経て供給部に供給されるが、その際、水の流
速が比較的速かったりすると、また流速に変動等があっ
たりすると、吸い込み管11の周辺部の外気が水と混じ
り合い、図2に示すように空気吸い込み渦S1が発生
し、空気吸い込み渦S1がベルマウス12方向に吸い込
まれようとする。
【0015】その場合、前述の如く、取水槽10内には
吸い込み管11の周囲に水位より低い位置にあって、か
つベルマウス12より上方位置に配置された格子板21
が設けられているので、空気吸い込み渦S1がベルマウ
ス12方向に成長するとき、格子板21と干渉して空気
吸い込み渦S1が消勢されてしまう結果、空気吸い込み
渦S1を消失させることができる。
【0016】したがって、空気吸い込み渦S1が発生し
ても、格子板21によって消失できるので、吸い込み管
11に脈動等が発生するのを確実に防止することがで
き、それだけ信頼性を高めることができる。また、従来
では空気吸い込み渦S1の発生を防止すべく水路13内
に整流板を設けることがある。このような整流板の追加
工事は、土木工事となり、労力及びコストがかさむもの
となっていた。しかしながら、本実施形態では、前述の
如く、取水槽10に格子板を設置しただけの簡単な構造
であるので、整流板を設けるような土木工事の場合に比
較すると、労力及びコストの点で極めて有利となる。
【0017】図3は本発明の第二の実施形態を示してい
る。この実施形態においては、取水槽10内において吸
い込み管11のベルマウス12の下方に渦消失手段とし
ての立体格子体22が設置されている。この立体格子体
22は、図1及び図2に示す格子板21を上下方向に沿
い互いに組み付けることにより、立体的なマトリックス
形状に形成されたものであり、取水槽10の側面や底
面、対向壁10a近くを通過してベルマウス12に吸い
込まれる時に水中渦S2が発生したとき、その水中渦S
2が立体格子体22と干渉することによって消勢され、
消失するようになっている。なお、この立体格子体22
の設置範囲は水中渦が発生し得る範囲をカバーできれば
よい。すなわち、ポンプ中心から上流側、下流側側面側
5Db以内となる。またこの立体格子体22のpの縦方
向及び横方向のピッチは、前記実施形態と同様に1/5
0〜1/3Db程度の大きさである。
【0018】したがって、この実施形態によれば、ベル
マウス12の下方に立体格子体22が設置されることに
より、水中渦S2を消失させることができ、水中渦S2
に起因する脈動が起こることがなく、振動,騒音を解消
することができる。
【0019】図4は本発明の第三の実施形態を示してい
る。この場合は、取水槽10内において、図3にて前述
した立体格子体22を吸い込み管11の下方から水面h
の近傍位置まで延長形成することにより、格子状にかつ
立体的に形成された立体格子体23が形成されている。
また、立体格子体23の上部中央には吸い込み管11が
挿入されている。この立体格子体23は、上部側23a
が空気吸い込み渦S1と干渉する一方、その下部側22
bが水中渦S2と干渉することにより、空気吸い込み渦
S1と水中渦S2との双方を消失できるようになってい
る。この立体格子体23の水平方向の大きさは図3に示
す立体格子体22の場合と同様であって、図1及び図2
に示す格子板21の大きさを適用している。
【0020】したがって、この実施形態によれば、立体
格子体23により水面h側に発生する空気吸い込み渦S
1のみならず、水中内に発生する水中渦S2を消失させ
ることができるので、脈動等が起こるのを確実に防止す
ることができる。しかも、立体格子体23が吸い込み管
11の下方から水面h側までに渡って設けられているの
で、万一、水面h側および底面側間で他の渦流が発生し
たとしても、その渦を消失させることもでき、渦消失効
果をよりいっそう高めることができ、振動,騒音の防止
効果をより高めることができる。
【0021】図5及び図6は本発明の第四の実施形態を
示している。この場合は、吸い込み管11のベルマウス
12の周壁12aに、小孔14が穿設されている。小孔
14は、ベルマウス12の口から水が矢印a方向に吸い
込まれているとき、ベルマウス12の周壁12aから水
が矢印bの如く側方から吸い込ませ、ベルマウス12の
口から吸い込まれた渦と干渉することにより渦を消失さ
せるようになっている。
【0022】したがって、本実施形態によれば、ベルマ
ウス周壁12aの小孔14によって空気吸い込み渦S
1,水中渦S2の双方を消勢させ、消失できるので、前
述した実施形態のような格子板21や立体格子体22,
23を設置することが不要になり、簡単な構成で実現す
ることができる。また、ポンプを通過する流量のうち一
部は小孔14を通る水流となるので、結果的にベルマウ
ス12の下からの流量が減少し、その流速が低下するた
め渦が発生しにくくなる。
【0023】このような小孔14は、本例ではベルマウ
ス12の周壁12aに対し、その周囲に沿い等間隔に穿
設された複数個の矩形をなしているが、その個数や形状
は取水槽の大きさ,ベルマウス12の口径,水の流速等
に応じ適宜選定するのが好ましい。また、小孔14の径
自体はベルマウス口径の1/100〜1/10Db程度
の大きさであればよい。
【0024】図7及び図8は他の実施形態を示してい
る。一般に、取水槽10の深さが水路13より深くなる
と、取水槽10内の上面側の流速が速く、底面側の流速
がそれより遅くなるように流速が偏り、しかも流路の左
右において流速分布に偏りが起こることがある。そのよ
うな場合、図7,図8に示すように、取水槽10の側部
側に水中渦S3が発生するおそれがある。この水中渦S
3は垂直方向に発生するものであり、水中渦S2とも異
なる。本実施形態においては、上記事情に対処するため
のものであって、吸い込み管11の周側部に側板15が
設けられたものである。側板15は、吸い込み管11の
周側部に軸方向に沿ってかつ水流と対向するよう立設さ
れている。
【0025】このように、吸い上げ管11の周側部にお
いて水流と対向するように側板15が設けられると、取
水槽10の片側に水中渦S3が発生しようとした場合、
該水中渦S3が側板15と干渉することによって消失す
るので、水の速度分布に偏りがあってもを水中渦S3を
消失させることができる。なお、側板15の幅寸法は、
取水槽10等の大きさ,水の流速等に応じ適宜選定され
る。このような側板15は、本例では吸い込み管11の
先端であるベルマウス12までと同じ高さになっている
が、例えば図8に鎖線15aにて示すように、下方にさ
らに垂下させると、取水槽10の底面側で発生する水中
渦S2の消滅効果を上げることができ、双方の水中渦S
2,S3に対して効果がある。
【0026】なお、本実施形態においては、水を循環さ
せるプラント設備に適用した例を示したが、上下水道や
河川の排水設備にも適用することができる。また、渦消
失手段としての格子板21,立体格子体22・23の大
きさ及びピッチは、図示例に限定されるものではなく、
ポンプ取水装置の仕様内容に応じ適宜選定するのが望ま
しく、また小孔14,側板15の大きさについても同様
である。さらに、水路に設置される整流板と組み合わせ
ると、よりいっそうの効果も得られる。
【0027】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、空
気吸い込み渦の発生を予防し、吸い込み管に脈動等が発
生するのを防止することができ、振動,騒音の発生を防
止できる。
【0028】また、格子板によって渦を消失できるの
で、吸い込み管に脈動等が発生するのを確実に防止する
ことができ、振動,騒音の発生を防止できる結果、それ
だけ信頼性を高めることができる。
【0029】吸い込み管の下方位置に設置された立体格
子体により、水中渦を消失させることができるので、水
中渦に起因する振動,騒音の発生を防止できる。
【0030】空気吸い込み渦と水中渦との双方を消失さ
せることができ、しかも、水面側および底面側間で他の
渦流が発生したとしても、その渦を消失させることもで
き、渦消失効果をよりいっそう高めることができ、振
動,騒音の防止効果をより高めることができる。
【0031】小孔によって渦を消失させるので、専用の
部品を用いることなく簡単な構成で実現することができ
る。
【0032】取水槽内で水の速度分布に偏りがあっても
を水中渦を消失させることができ、しかも労力及びコス
トの点で極めて有利となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明によるポンプ取水槽の第一の実施形態
を示す側面である。
【図2】 図1の作用説明図である。
【図3】 本発明によるポンプ取水槽の第二の実施形態
を示す側面図である。
【図4】 本発明によるポンプ取水槽の第三の実施形態
を示す側面図である。
【図5】 本発明によるポンプ取水槽の第四の実施形態
を示す側面図である。
【図6】 吸い込み管の取水口を示す拡大説明図であ
る。
【図7】 本発明によるポンプ取水槽の他の実施形態を
示す側面図である。
【図8】 図7のA−A矢視図である。
【図9】 従来のポンプ取水槽を示す説明図である。
【符号の説明】
10 取水槽 11 吸い込み管 13 水路 14 小孔 15 側板 21 格子板 22,23 立体格子体 S1 空気吸い込み渦 S2,S3 水中渦
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 安田 俊雄 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内 (72)発明者 清田 研治 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内 (72)発明者 川村 昌生 兵庫県高砂市荒井町新浜2丁目1番1号 三菱重工業株式会社高砂製作所内 Fターム(参考) 2D063 DC04

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 水路と接続された取水槽と、この取水槽
    に配管された吸い込み管とを有するポンプ取水装置にお
    いて、取水槽内で発生する水の渦と干渉し、該渦を消滅
    させる渦消失手段を有することを特徴とするポンプ取水
    装置。
  2. 【請求項2】 前記渦消失手段を前記渦の発生点と吸い
    込み管の入り口との間に設けたことを特徴とするポンプ
    取水装置。
  3. 【請求項3】 前記渦消失手段は、格子状に形成され、
    かつ吸い込み管を挿通すると共に、取水槽内において水
    面より低い位置でかつ吸い込み管の取水口より上方に配
    置された格子板であることを特徴とする請求項2記載の
    ポンプ取水装置。
  4. 【請求項4】 前記渦消失手段は、格子状にかつ立体的
    に組み付けられ、取水槽内における吸い込み管の取水口
    の下方位置に設置された立体格子体であることを特徴と
    する請求項2記載のポンプ取水装置。
  5. 【請求項5】 前記渦消失手段は、格子状にかつ立体的
    に組み付けけられ、取水槽内に吸い込み管を挿入して設
    置された立体格子体であることを特徴とする請求項2記
    載のポンプ取水装置。
  6. 【請求項6】 前記渦消失手段は、吸い込み管の取水口
    を形成する周壁に穿設された小孔であることを特徴とす
    る請求項1記載のポンプ取水装置。
  7. 【請求項7】 前記渦消失手段は、吸い込み管の周側部
    に該吸い込み管の軸方向に沿って立設された側板である
    ことを特徴とする請求項1記載のポンプ取水装置。
  8. 【請求項8】 前記渦の発生点が取水槽の液面であるこ
    とを特徴とする請求項2または3に記載のポンプ取水装
    置。
  9. 【請求項9】 前記渦の発生点が取水槽の内壁であるこ
    とを特徴とする請求項2または4に記載のポンプ取水装
    置。
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