JP2018184884A - 渦発生防止装置およびポンプ設備 - Google Patents

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Abstract

【課題】吸込水槽内において、渦の発生を防止する渦発生防止装置を提供する。【解決手段】渦発生防止装置40は、吸込水槽90内の液体の流れの方向を第1方向に転換する第1屈曲面と、第1屈曲面の両側に形成された両端部とを備えた第1渦防止構造体41(42)と、吸込水槽90内の液体の流れの方向を第1方向とは反対の第2方向に転換する第2屈曲面と、第2屈曲面の両側に形成された両端部とを備えた第2渦防止構造体42(41)とを備えている。第1屈曲面および第2屈曲面は、互いに対向しており、第1渦防止構造体41(42)の両端部のいずれか一方は、第2渦防止構造体42(41)の両端部の間に配置されている。【選択図】図2

Description

本発明は、渦の発生を防止する渦発生防止装置および該渦発生防止装置を備えたポンプ設備に関するものである。
ポンプを安定した状態で運転するために、ポンプ羽根車入口において、均一かつ偏りの小さい流れを確保することが重要である。ポンプの入口流れは吸込水槽の形状に依存する。吸込水槽内に発生し、ポンプの振動、騒音、および性能低下に繋がる流れ現象としては、水面から断続的あるいは連続的に空気がポンプ吸込口へ吸い込まれる空気吸込渦(Free-surface vortices)、一端が水槽底面、側面、あるいは後壁面にあり、他端が吸込口内にある水中渦(Submerged vortices)などが挙げられる。
近年、吸込水槽内に発生する空気吸込渦と水中渦に関しては、多くの研究が行われている。この空気吸込渦と水中渦の中心は常に揺れ動き、また渦の強さも時間的に大きく変動することが多い。このような渦は、極めて不安定で、非定常性の強い流動となっている。
特開2017−25855号公報
本発明は、上述した事情に鑑みてなされたものであり、吸込水槽内において、渦の発生を防止する渦発生防止装置を提供することを目的とする。
さらに、本発明は、上記渦発生防止装置を備えたポンプ設備を提供することを目的とする。
一態様は、吸込水槽内のポンプの周囲において渦の発生を防止する装置であって、前記吸込水槽内の液体の流れの方向を第1方向に転換する第1屈曲面と、該第1屈曲面の両側に形成された両端部とを備えた第1渦防止構造体と、前記液体の流れの方向を前記第1方向とは反対の第2方向に転換する第2屈曲面と、該第2屈曲面の両側に形成された両端部とを備えた第2渦防止構造体とを備え、前記第1屈曲面および前記第2屈曲面は、互いに対向しており、前記第1渦防止構造体の両端部のいずれか一方は、前記第2渦防止構造体の両端部の間に配置されていることを特徴とする。
好ましい態様は、前記第1屈曲面および前記第2屈曲面のそれぞれは、円弧形状、V字形状、およびコの字形状のいずれかを有していることを特徴とする。
好ましい態様は、前記第1渦防止構造体および前記第2渦防止構造体は、前記ポンプの吸込口の下方および前記ポンプの側方の少なくとも一方に配置可能であることを特徴とする。
好ましい態様は、前記第1渦防止構造体および前記第2渦防止構造体は、前記ポンプの吸込口に取り付けられるストレーナの一部を構成可能であることを特徴とする。
好ましい態様は、前記第1渦防止構造体と前記第2渦防止構造体とを互いに接続する接続部材をさらに備えていることを特徴とする。
好ましい態様は、前記接続部材は、前記吸込水槽の液面の高さに応じて上下動可能な部材から構成されており、前記第1渦防止構造体および前記第2渦防止構造体は、前記接続部材の下方に配置されていることを特徴とする。
他の態様は、吸込水槽と、前記吸込水槽に配置されたポンプと、前記ポンプの周囲において渦の発生を防止する装置とを備え、前記装置は、前記吸込水槽内の液体の流れの方向を第1方向に転換する第1屈曲面と、該第1屈曲面の両側に形成された両端部とを備えた第1渦防止構造体と、前記液体の流れの方向を前記第1方向とは反対の第2方向に転換する第2屈曲面と、該第2屈曲面の両側に形成された両端部とを備えた第2渦防止構造体とを備えており、前記第1屈曲面および前記第2屈曲面は、互いに対向しており、前記第1渦防止構造体の両端部のいずれか一方は、前記第2渦防止構造体の両端部の間に配置されていることを特徴とするポンプ設備である。
好ましい態様は、前記第1屈曲面および前記第2屈曲面のそれぞれは、円弧形状、V字形状、およびコの字形状のいずれかを有していることを特徴とする。
好ましい態様は、前記第1渦防止構造体および前記第2渦防止構造体は、前記ポンプの吸込口の下方および前記ポンプの側方の少なくとも一方に配置されていることを特徴とする。
好ましい態様は、前記ポンプは、その吸込口に取り付けられたストレーナを備えており、前記第1渦防止構造体および前記第2渦防止構造体は、前記ストレーナの一部を構成していることを特徴とする。
好ましい態様は、前記第1渦防止構造体と前記第2渦防止構造体とを互いに接続する接続部材をさらに備えていることを特徴とする。
好ましい態様は、前記接続部材は、前記吸込水槽の液面の高さに応じて上下動可能な部材から構成されており、前記第1渦防止構造体および前記第2渦防止構造体は、前記接続部材の下方に配置されていることを特徴とする。
吸込水槽内における液体の流れの方向は、第1屈曲面によって第1方向に転換され、さらに、第2屈曲面によって第1方向とは反対の第2方向に転換される。したがって、渦の発生のきっかけとなる旋回流れはキャンセルされ、結果として、吸込水槽内の渦の発生を防止することができる。
ポンプ設備の一実施形態の概略図である。 吸込水槽内に配置された複数の渦発生防止装置を示す図である。 渦発生防止装置の斜視図である。 図3のA線方向から見た図である。 図3のB線方向から見た図である。 直列的に配置された複数の渦発生防止装置を示す図である。 直列的に配置された複数の渦発生防止装置を示す図である。 屈曲面の変形例を示す図である。 屈曲面の他の変形例を示す図である。 渦発生防止装置の他の実施形態を示す図である。 ポンプ設備の他の実施形態を示す図である。 図11のポンプ設備の水平断面図である。 ポンプ設備のさらに他の実施形態を示す図である。 ポンプ設備のさらに他の実施形態を示す図である。 図14のポンプ設備の水平断面を示す図である。 ポンプ設備のさらに他の実施形態を示す図である。 図16のポンプ設備の水平断面を示す図である。 ポンプ設備のさらに他の実施形態を示す図である。 図18のポンプ設備の水平断面を示す図である。 ポンプ設備のさらに他の実施形態を示す図である。 ストレーナの水平断面を示す図である。
以下、本発明の実施形態について図面を参照しながら説明する。以下の図面において、同一または相当する構成要素には、同一の符号を付して重複した説明を省略する。
図1は、ポンプ設備20の一実施形態の概略図である。図1における矢印は、吸込水槽90内の液体の流れ方向を示している。ポンプ設備20は、吸込水槽90と、吸込水槽90内に配置された立軸ポンプ30と、立軸ポンプ30を運転する原動機39と、吸込水槽90内の立軸ポンプ30の周囲において渦の発生を防止する渦発生防止装置40とを備えている。
本実施形態では、ポンプ設備20は、立軸ポンプ30を備えているが、この実施形態に限定されず、横軸ポンプまたは水中ポンプを備えてもよい。以下、本明細書において、立軸ポンプ30を単にポンプ30と呼ぶことがある。
ポンプ30は、吸込水槽90内に吊り下げられる吊下管31と、吊下管31に接続されたポンプボウル32と、吸込水槽90内の液体が吸い込まれる吸込ベルマウス33と、吊下管31内に配置された回転軸34と、回転軸34を支持する外軸受35および水中軸受36と、回転軸34に固定された羽根車37とを備えている。
鉛直方向に延びる回転軸34の下端は、羽根車37に固定されており、回転軸34の上端は、原動機台39aに据え付けられた原動機39に連結されている。羽根車37はポンプボウル32と吸込ベルマウス33とから構成されたポンプケーシングに収容されている。吊下管31は、吸込水槽90の上部のポンプ据付床91に形成されたポンプ据付孔92を通して下方に延びている。
原動機39が駆動されると、その駆動力は回転軸34および羽根車37に伝達され、回転軸34および羽根車37は、原動機39によって回転される。吸込ベルマウス33には、液体の吸込口が形成されている。吸込水槽90内の液体は、羽根車37の回転により吸込ベルマウス33の吸込口から吸い込まれ、吊下管31を通ってポンプ設備20の外部に移送される。
本実施形態では、渦発生防止装置40は吸込水槽90の底壁90aおよび側壁90bに配置されている。底壁90aは吸込水槽90の底面を構成する部分であり、吸込水槽90の側壁90bは吸込水槽90の後壁面および該後壁面の両側の側面の少なくとも一方を構成する部分である。
図1において、渦発生防止装置40は模式的に示されている(図1の網掛け参照)。吸込水槽90の底壁90aに配置された渦発生防止装置40は、吸込ベルマウス33の下方に位置しており、底壁90aと平行に延びている。吸込水槽90の側壁90bに配置された渦発生防止装置40は、ポンプ30(より具体的には、ポンプケーシング)の側方、すなわち、ポンプ30から離間しており、側壁90bと平行に延びている。
一実施形態では、渦発生防止装置40は、底壁90aおよび側壁90bのうちの少なくとも一方に配置されてもよい。他の実施形態では、渦発生防止装置40は、吸込水槽90の液面の下方であって、かつ吸込ベルマウス33の吸込口の上方に配置されてもよい。この場合、渦発生防止装置40は、側壁90bから吸込水槽90の液面と平行に延びてもよい。さらに他の実施形態では、渦発生防止装置40は、液体の流れ方向において、ポンプ30の下流側、すなわち、ポンプ30の中心線RLよりも側壁90b側に配置されてもよい。
図2は、吸込水槽90内に配置された複数の(無数の)渦発生防止装置40を示す図である。図2における矢印は、吸込水槽90内の液体の流れ方向を示している。図2では、吸込水槽90の底壁90aに配置された無数の渦発生防止装置40のみが図示されている。以下、図2を参照して底壁90aに配置された渦発生防止装置40について説明する。
図2に示すように、本実施形態では、渦発生防止装置40は、吸込水槽90の底壁90aの全体に亘って配置されている。一実施形態では、渦発生防止装置40は、吸込水槽90の底壁90aの一部に配置されてもよい。例えば、渦の発生箇所を特定して、この特定された位置に渦発生防止装置40を配置してもよい。
図3は、渦発生防止装置40の斜視図である。図3では、単一の渦発生防止装置40が描かれている。図3に示すように、渦発生防止装置40は、渦防止構造体41と、渦防止構造体42とを備えている。一対の渦防止構造体41,42は、液体の回転方向の異なる流れを形成して、渦の発生を防止することができる。これら渦防止構造体41,42は、液体の流れ方向を転換するための流れ方向転換装置と呼ばれてもよい。
渦防止構造体41は、吸込水槽90内の液体の流れの方向を方向D1に転換する屈曲面41aと、屈曲面41aの両側に形成された両端部41b,41bとを備えている。渦防止構造体42は、転換された液体の流れの方向を方向D1とは反対の方向D2に転換する屈曲面42aと、屈曲面42aの両側に形成された両端部42b,42bとを備えている。
屈曲面41a,42aのそれぞれは、円弧形状(半円形状)を有しており、屈曲面41a,42aは、互いに対向している。渦防止構造体41の両端部41b,41bのいずれか一方は、渦防止構造体42の両端部42b,42bの間に配置されている。言い換えれば、渦防止構造体42の両端部42b,42bのいずれか一方は、渦防止構造体41の両端部41b,41bの間に配置されていてもよい。
このような配置により、渦防止構造体41,42の屈曲面41a,42aは、液体の流れ方向を転換する流路を形成する。本実施形態では、この流路はS字形状を有している。したがって、端部41b,42bの間の空間から流入した液体は、その流れの方向が転換されながら屈曲面41a,42aによって形成されたS字形状の流路を進行する。
空気吸込渦(水面渦)や水中渦などの渦は、吸込水槽90内に発生した液体の旋回流れによって引き起こされる。本実施形態によれば、液体の流れの方向は、屈曲面41aによって円弧状を描くように方向D1に転換され、さらに、屈曲面42aによって円弧を描くように第2方向に転換される。このように、渦防止構造体41,42は、それらの屈曲面41a,42aが対向するように、交互に配置されているため、渦の発生のきっかけとなる旋回流れは常にキャンセルされる。結果として、渦発生防止装置40は、吸込水槽90内の渦の発生を防止することができる。
渦防止構造体41,42の好ましい配置について説明する。図4は、図3のA線方向から見た図である。図5は、図3のB線方向から見た図である。図4に示すように、渦防止構造体41の端部41bは、渦防止構造体42の屈曲面42aの中心線CL1上に配置されていることが好ましい。この中心線CL1は、屈曲面42aの最も窪んだ位置(すなわち、両端部42b,42bの間の距離の中間位置)を通る線分である。
同様に、渦防止構造体42の端部42bは、渦防止構造体41の屈曲面41aの中心線CL2上に配置されていることが好ましい。この中心線CL2は、屈曲面41aの最も窪んだ位置(すなわち、両端部41b,41bの間の距離の中間位置)を通る線分である。
渦防止構造体41,42によって流路が形成されれば、端部41bは、中心線CL1よりも両端部42b,42bのいずれか一方に近接して配置されてもよい。言い換えれば、端部42bは、中心線CL2よりも両端部41b,41bのいずれか一方に近接して配置されてもよい。
渦防止構造体41の両端部41b,41bおよび渦防止構造体42の両端部42b,42bは、直線SL上に配置されていることが好ましい。この直線SLは、渦発生防止装置40の中心を通る線分である。渦防止構造体41,42によって流路が形成されれば、端部41b,42bは、直線SLよりも屈曲面42a,41aに近接して配置されてもよく、直線SLよりも屈曲面42a,41aから離間して配置されてもよい。
図5に示すように、渦防止構造体41の上端から下端までの距離T1(すなわち、渦防止構造体41の高さ)は、渦防止構造体41の両端部41b,41bの間の距離T1’と等しいことが好ましい(T1=T1’)。渦防止構造体42も渦防止構造体41と同様である。渦防止構造体41,42の屈曲面41a,42aのサイズ(より具体的には、上述した距離T1’)は、渦の発生のきっかけとなる旋回流れのサイズ(より具体的には、旋回流れの中心のサイズ)よりも大きいことが望ましい。
渦防止構造体41,42のサイズは、発生しうる渦のサイズや吸込水槽90のサイズやポンプ30のサイズなどの様々な条件に基づいて決定される。好ましくは、渦防止構造体41,42のサイズは、1cm〜30cmの範囲内である。渦発生防止装置40が吸込水槽90の底壁90a上に配置されたとき(図1参照)、渦防止構造体41(および渦防止構造体42)の距離T1は、底壁90aと吸込ベルマウス33の下面との間の距離よりも小さい。渦発生防止装置40が吸込水槽90の側壁90b上に配置されたとき(図1参照)、渦防止構造体41(および渦防止構造体42)の距離T1は、側壁90bとポンプ30の側面との間の距離よりも小さい。
図6および図7は、直列的に配置された複数の渦発生防止装置40を示す図である。図6に示すように、複数の渦発生防止装置40(図6に示す実施形態では、2つの渦発生防止装置40)は直列的に、かつ互いに離間して配置されている。複数の渦発生防止装置40によって流路が形成されれば、互いに隣接する渦防止構造体41,42の距離は特に限定されない。図示しないが、これら複数の渦発生防止装置40は、並列的に配置されてもよい。
図7に示すように、互いに隣接する複数の渦発生防止装置40は接続されていてもよい。より具体的には、互いに隣接する渦防止構造体41,41の端部41a,41aは接続されており、互いに隣接する渦防止構造体42,42の端部42a,42aは接続されている。渦防止構造体41,41(および渦防止構造体42,42)は一体成形部材であってもよく、または、別部材であってもよい。
一実施形態では、複数の渦発生防止装置40は、吸込水槽90の底壁90a上に固定される。他の実施形態では、吸込水槽90の底壁90aに複数の渦発生防止装置40を配置するための溝を形成し、この溝に複数の渦発生防止装置40を配置してもよい。これら渦防止構造体41,42は、金属などの重量物から構成されてもよい。なお、複数の渦発生防止装置40を吸込水槽90の側壁90bに配置する場合も同様であるので、詳細な説明を省略する。
本実施形態では、複数の渦発生防止装置40は、液体の流れ方向に沿って配置されている(図2参照)。一実施形態では、渦発生防止装置40は、液体の流れ方向を横切る方向に配置されてもよい。他の実施形態では、複数の渦発生防止装置40のうちの一部を液体の流れ方向に沿って配置し、残りの渦発生防止装置40を液体の流れ方向を横切る方向に配置してもよい。つまり、複数の渦発生防止装置40をランダムに配置してもよい。なお、複数の渦発生防止装置40を吸込水槽90の側壁90bに配置する場合も同様である。複数の渦発生防止装置40は、吸込水槽90の高さ方向に沿って配置されてもよく、幅方向に配置されてもよい。
図8は屈曲面41a,42aの変形例を示す図である。図8に示すように、屈曲面41a,42aはV字形状を有してもよい。本実施形態では、屈曲面41a,42aのなす角は、それぞれ90度である。
図9は屈曲面41a,42aの他の変形例を示す図である。図9に示すように、屈曲面41a,42aはコの字形状を有してもよい。これら図8および図9に示す実施形態においても、上述した実施形態と同様の効果を奏することができる。図8および図9に示す実施形態では、互いに隣接する渦発生防止装置40は離間して配置されている。図7の実施形態と同様に、これら渦発生防止装置40は接続されてもよい。
図10は渦発生防止装置40の他の実施形態を示す図である。図10に示すように、渦発生防止装置40は、渦防止構造体41と渦防止構造体42とを互いに接続する接続部材45をさらに備えてもよい。本実施形態では、接続部材45は、渦防止構造体41,42の下端が固定された板状のベース部材である。本実施形態では、接続部材45は、渦防止構造体41,42の相対位置を決定することができる。渦防止構造体41,42および接続部材45は一体成形部材であってもよく、または別部材であってもよい。
一実施形態では、接続部材45は、金属などの重量物から構成されてもよい。このような構成により、渦発生防止装置40は、接続部材45の重量により吸込水槽90の底壁90aまで沈み、渦防止構造体41,42は、接続部材45を介して吸込水槽90の底壁90a上に配置される。本実施形態によれば、渦発生防止装置40を陸上から吸込水槽90に投げ入れるだけの簡単な方法で、渦防止構造体41,42の相対位置を決定しつつ容易に渦発生防止装置40を任意の場所に配置することができる。
他の実施形態では、接続部材45は、発泡スチロールなど空気が混入された軽量部材から構成され、渦防止構造体41,42は、接続部材45の下面に固定される。このような構成により、接続部材45は、その浮力により吸込水槽90の液面に浮き、渦防止構造体41,42は接続部材45の下方に配置される。渦防止構造体41,42は、吸込水槽90の液面の下方(直下)であって、かつ吸込ベルマウス33の吸込口の上方に配置される。結果として、水面渦の発生のきっかけとなる旋回流れは常にキャンセルされ、水槽90内の渦(特に、水面渦)の発生を防止することができる。
複数の渦発生防止装置40は、吸込水槽90の底壁90aおよび吸込水槽90の液面の直下の両方に配置されてもよい。このような構成により、渦発生防止装置40は、水中渦の発生および水面渦の発生をより効果的に防止することができる。
渦防止構造体41,42の相対位置を決定する接続部材は、これら渦防止構造体41,42を貫通するワイヤーであってもよい。渦防止構造体41,42をワイヤーで接続しても、これら渦防止構造体41,42の相対位置を決定することができる。本実施形態では、ワイヤーの両端は、吸込水槽90の側壁90bに接続されてもよい。このような構成により、渦防止構造体41,42を吸込水槽90に吊り下げることができる。
図11は、ポンプ設備20の他の実施形態を示す図である。図12は、図11のポンプ設備20の水平断面図である。図11および図12において、渦発生防止装置40は模式的に描かれている。図11および図12では、接続部材45は、吸込水槽90の側壁90bに接触しているが、側壁90bから離間していてもよい。
ポンプ設備20には、吸込水槽90の底壁90aから上方に向かって、すなわち、吸込水槽90の高さ方向に延びる柱50が設けられている。本実施形態では、渦発生防止装置40は、ベース部材としての接続部材45を備えている(図10参照)。接続部材45には、柱50が貫通する貫通穴45aおよびポンプ30の吊下管31が貫通する貫通穴45bが形成されている。
一実施形態では、接続部材45は柱50に固定されてもよい。他の実施形態では、接続部材45は、柱50の軸方向、すなわち、吸込水槽90の高さ方向に沿って上下動可能に接続されていてもよい。この場合、渦防止構造体41,42は、昇降装置(図示しない)によって、接続部材45を介して上下動されてもよい。渦防止構造体41,42が昇降されれば、昇降装置の構成は特に限定されない。以下、昇降装置の構成例について説明する。
第1の構成として、昇降装置は、吸込水槽90の底壁90aおよび接続部材45に接続されたリンク機構(例えば、パンタグラフ構造)と、リンク機構を介して接続部材45を鉛直方向に移動させる駆動装置とを備えてもよい。駆動装置は、その駆動によりリンク機構を介して接続部材45を上下動させ、接続部材45とともに渦防止構造体41,42を昇降させる。
第2の構成として、昇降装置は、昇降モータとボールねじとを備えてもよい。接続部材45は、鉛直方向に延びるボールねじに連結されており、昇降モータの駆動により、上下動可能である。昇降モータは、その駆動によりボールねじを介して接続部材45を上下動させ、接続部材45とともに渦防止構造体41,42を昇降させる。
第3の構成として、昇降装置は、駆動モータと、該駆動モータに連結されたスプロケットと、該スプロケットを介して駆動モータに連結されたローラーチェーンとを備えてもよい。接続部材45は、鉛直方向に延びるローラーチェーンに連結されている。駆動モータは、その駆動により、スプロケットおよびローラーチェーンを介して接続部材45を上下動させ、接続部材45とともに渦防止構造体41,42を昇降させる。
接続部材45は、発泡スチロールなど空気が混入された軽量部材から構成されてもよい。このような構成により、渦発生防止装置40は、吸込水槽90の液面の高さに応じて上下動可能である。
図12に示すように、接続部材45は複数の連結具51を介してポンプ30の吊下管31に連結されてもよい。これら複数の連結具51は、吊下管31の周方向に沿って等間隔に配置されている。連結具51の数は本実施形態に限定されない。
接続部材45は、分割可能な分割体46,47から構成されてもよい。分割体46は、液体の流れ方向において、ポンプ30の上流側に配置されており、分割体47は、液体の流れ方向において、ポンプ30の下流側に配置されている。接続部材45をその中央で分割可能な分割体46,47から構成することにより、ポンプ30が吸込水槽90に配置された状態で、渦発生防止装置40をポンプ30に容易に取り付けることができ、さらに、ポンプ30を吸込水槽90から容易に取り外すことができる。
吸込水槽90の側壁90bには、接続部材45に形成された挿入部45cに挿入されるガイド部52が形成されている。挿入部45cは、凹形状を有しており、ガイド部52は、挿入部45cの形状に対応する凸形状を有している。ガイド部52は、吸込水槽90の高さ方向に延びており、接続部材45を介して互いに対向する側壁90bに設けられている。
接続部材45の移動を上下方向(すなわち、吸込水槽90の高さ方向)に制限するために、接続部材45は、移動可能にガイド部52に接続されてもよく、または、移動不可能にガイド部52に固定してもよい。図示しないが、ガイド部52は、吸込水槽90の側壁90bの高さ方向に延びる凹形状を有してもよい。この場合、挿入部45cは、ガイド部52の形状に対応する凸形状を有する。
本実施形態によれば、分割体46をガイド部52に接続して、分割体47を除去することにより、ポンプ30の上流側にのみ渦発生防止装置40を配置することができる。分割体47を柱50に接続して、分割体46を除去することにより、ポンプ30の下流側にのみ渦発生防止装置40を配置することができる。
図12に示す実施形態では、複数の構成(すなわち、柱50を設ける構成、接続部材45を分割体46,47から構成する構成、連結具51を設ける構成、ガイド部52および挿入部45cを設ける構成)が複合的に存在しているが、これら構成は、ポンプ設備20に応じて適宜選択することができる。
図13は、ポンプ設備20のさらに他の実施形態を示す図である。図13に示すように、吸込水槽90の底壁90aに異物集積部90cを設けてもよい。この異物集積部90cは、吸込ベルマウス33の下方に形成されており、異物集積部90cの上面は、底壁90aの上面よりも下方に位置している。渦発生防止装置40は、異物集積部90cを覆うように異物集積部90cの上方に配置されている。
異物集積部90cは、吸込水槽90の底壁90a上の砂などの異物を集めることができる。渦防止構造体41,42は、異物の異物集積部90cへの移動を許容する接続部材(有孔部材またはワイヤー)によって接続されている。このような構成により、底壁90a上の異物は、渦発生防止装置40を通過して、渦発生防止装置40の下方の異物集積部90cに集められる。本実施形態では、海などの異物が大量に存在する環境においても、渦発生防止装置40は、その機能を十分に発揮することができる。
図14は、ポンプ設備20のさらに他の実施形態を示す図である。図15は、図14のポンプ設備20の水平断面を示す図である。図14および図15に示すように、ポンプ設備20は、吸込水槽90内の旋回流れや偏流などの流れを低減するためのスプリッター55をさらに備えている。スプリッター55は、ポンプ30の側方に配置されており、吸込水槽90の底壁90aから上方に向かって、すなわち、吸込水槽90の高さ方向に延びている。スプリッター55は、吸込水槽90の側壁90bにも接続されている。スプリッター55の水平断面は、スプリッター55の先端がポンプ30に向かうにつれて細くなる台形形状を有している。しかしながら、スプリッター55の水平断面は、必ずしも台形形状を有する必要はない。
渦発生防止装置40は、このスプリッター55上に取り付けられている。本実施形態では、渦発生防止装置40は、スプリッター55の両側面に取り付けられている。スプリッター55および渦発生防止装置40の2つの要素が設けられているため、ポンプ設備20は、渦の発生を防止するのみならず、旋回流れや偏流などの流れを低減することができ、ポンプ30の安定運転に寄与することができる。
図16は、ポンプ設備20のさらに他の実施形態を示す図である。図17は、図16のポンプ設備20の水平断面を示す図である。図16および図17に示すように、ポンプ設備20は、吸込水槽90の底壁90aと平行に延びるスプリッター58をさらに備えている。スプリッター55はポンプ30の側方に配置されており、スプリッター58は吸込ベルマウス33の下方に配置されている。スプリッター58は、その先端がポンプ30に向かうにつれて細くなる台形形状を有している。しかしながら、スプリッター58の水平断面は、必ずしも台形形状を有する必要はない。
複数の渦発生防止装置40は、スプリッター55,58の側面に取り付けられており、これらスプリッター55,58の長手方向に延びている。なお、図17において、渦発生防止装置40の図示は省略されている。
図18は、ポンプ設備20のさらに他の実施形態を示す図である。図19は、図18のポンプ設備20の水平断面を示す図である。図18および図19に示すように、ポンプ設備20は、吸込水槽90の底壁90aから上方に延びるサイドピラー56が配置されている。サイドピラー56は、吸込水槽90の側壁90bに接続されており、吸込水槽90の両側壁90bに設けられており、ポンプ30の中心線RLよりもポンプ30の下流側に配置されている。渦発生防止装置40は、サイドピラー56の側面に取り付けられている。
図20は、ポンプ設備20のさらに他の実施形態を示す図である。本実施形態では、ポンプ30は、その吸込口(より具体的には、吸込ベルマウス33の下面)に取り付けられたストレーナ60をさらに備えている。ストレーナ60は、ポンプ30の吸込口から吸い込まれる液体の流れを整えるために設けられており、吸込水槽90の液体中に存在する異物を捕捉することもできる。
図21は、ストレーナ60の水平断面を示す図である。図21に示すように、ストレーナ60は、吸込ベルマウス33の下面に取り付けられるメインフレーム60aと、メインフレーム60aを補強する補強フレーム60bとを備えている。補強フレーム60bは、十文字形状を有しており、メインフレーム60aの間に掛け渡されている。
補強フレーム60bは、必ずしも十文字形状を有する必要はなく、その形状は特に限定されない。補強フレーム60bの数も特に限定されず、少なくとも1つの補強フレーム60bが設けられてもよい。ストレーナ60の強度が確保されれば、必ずしも補強フレーム60bを設ける必要はない。
本実施形態では、複数の渦発生防止装置40(すなわち、渦防止構造体41,42)は、これらフレーム60a,60bに取り付けられており、ストレーナ60の一部(より具体的には、ストレーナ60の側面および底面)を構成している。
本実施形態では、互いに隣接する渦発生防止装置40は接続されており(図7参照)、かつ、フレーム60a,60bに接続されている。一実施形態では、渦発生防止装置40は接続部材としてのワイヤーによって接続されてもよい。
上述したように、水中渦および水面渦は、いずれもポンプ30の吸込口に接続されている。本実施形態によれば、渦発生防止装置40は、ストレーナ60の側面および下面を構成しているため、ポンプ30に吸い込まれる液体は、必ず、渦発生防止装置40が設けられたストレーナ60を通過する。したがって、渦発生防止装置40は、渦(水中渦および水面渦)の発生のきっかけとなる旋回流れを常にキャンセルすることができる。
図20および図21に示す実施形態では、渦発生防止装置40は異物を捕捉する網の役割も果たしているため、渦発生防止装置40は、吸込水槽90の液体中に存在する異物を捕捉することができる。したがって、渦発生防止装置40は、発生した渦を除去するのみならず、液体中の異物を除去することができる。渦発生防止装置40をストレーナ60に設けることにより、渦発生防止装置40の吸込水槽90への設置工事を不要とすることができ、この設置工事に要する費用を低減することができる。
一実施形態では、ストレーナ60のフレーム60a,60bに異物を捕捉するための網を配置し、この網上に渦発生防止装置40を配置してもよい。このような構成により、ストレーナ60の強度をさらに向上することができる。
これまで本発明の実施形態について説明したが、本発明は上述の実施形態に限定されず、その技術的思想の範囲内において種々異なる形態にて実施されてよいことは言うまでもない。
20 ポンプ設備
30 ポンプ
31 吊下管
32 ポンプボウル
33 吸込ベルマウス
34 回転軸
35 外軸受
36 水中軸受
37 羽根車
39 原動機
39a 原動機台
40 渦発生防止装置
41,42 渦防止構造体
41a,42a 屈曲面
41b,42b 端部
45 接続部材
45a,45b 貫通孔
45c 挿入部
46,47 分割体
50 柱
51 連結具
52 ガイド部
55,58 スプリッター
56 サイドピラー
60 ストレーナ
60a メインフレーム
60b 補強フレーム
90 吸込水槽
90a 底壁
90b 側壁
90c 異物集積部
91 ポンプ据付床
92 ポンプ据付孔

Claims (12)

  1. 吸込水槽内のポンプの周囲において渦の発生を防止する装置であって、
    前記吸込水槽内の液体の流れの方向を第1方向に転換する第1屈曲面と、該第1屈曲面の両側に形成された両端部とを備えた第1渦防止構造体と、
    前記液体の流れの方向を前記第1方向とは反対の第2方向に転換する第2屈曲面と、該第2屈曲面の両側に形成された両端部とを備えた第2渦防止構造体とを備え、
    前記第1屈曲面および前記第2屈曲面は、互いに対向しており、
    前記第1渦防止構造体の両端部のいずれか一方は、前記第2渦防止構造体の両端部の間に配置されていることを特徴とする装置。
  2. 前記第1屈曲面および前記第2屈曲面のそれぞれは、円弧形状、V字形状、およびコの字形状のいずれかを有していることを特徴とする請求項1に記載の装置。
  3. 前記第1渦防止構造体および前記第2渦防止構造体は、前記ポンプの吸込口の下方および前記ポンプの側方の少なくとも一方に配置可能であることを特徴とする請求項1または2に記載の装置。
  4. 前記第1渦防止構造体および前記第2渦防止構造体は、前記ポンプの吸込口に取り付けられるストレーナの一部を構成可能であることを特徴とする請求項1乃至3のいずれか一項に記載の装置。
  5. 前記第1渦防止構造体と前記第2渦防止構造体とを互いに接続する接続部材をさらに備えていることを特徴とする請求項1乃至4のいずれか一項に記載の装置。
  6. 前記接続部材は、前記吸込水槽の液面の高さに応じて上下動可能な部材から構成されており、
    前記第1渦防止構造体および前記第2渦防止構造体は、前記接続部材の下方に配置されていることを特徴とする請求項5に記載の装置。
  7. 吸込水槽と、
    前記吸込水槽に配置されたポンプと、
    前記ポンプの周囲において渦の発生を防止する装置とを備え、
    前記装置は、
    前記吸込水槽内の液体の流れの方向を第1方向に転換する第1屈曲面と、該第1屈曲面の両側に形成された両端部とを備えた第1渦防止構造体と、
    前記液体の流れの方向を前記第1方向とは反対の第2方向に転換する第2屈曲面と、該第2屈曲面の両側に形成された両端部とを備えた第2渦防止構造体とを備えており、
    前記第1屈曲面および前記第2屈曲面は、互いに対向しており、
    前記第1渦防止構造体の両端部のいずれか一方は、前記第2渦防止構造体の両端部の間に配置されていることを特徴とするポンプ設備。
  8. 前記第1屈曲面および前記第2屈曲面のそれぞれは、円弧形状、V字形状、およびコの字形状のいずれかを有していることを特徴とする請求項7に記載のポンプ設備。
  9. 前記第1渦防止構造体および前記第2渦防止構造体は、前記ポンプの吸込口の下方および前記ポンプの側方の少なくとも一方に配置されていることを特徴とする請求項7または8に記載のポンプ設備。
  10. 前記ポンプは、その吸込口に取り付けられたストレーナを備えており、
    前記第1渦防止構造体および前記第2渦防止構造体は、前記ストレーナの一部を構成していることを特徴とする請求項7乃至9のいずれか一項に記載のポンプ設備。
  11. 前記第1渦防止構造体と前記第2渦防止構造体とを互いに接続する接続部材をさらに備えていることを特徴とする請求項7乃至10のいずれか一項に記載のポンプ設備。
  12. 前記接続部材は、前記吸込水槽の液面の高さに応じて上下動可能な部材から構成されており、
    前記第1渦防止構造体および前記第2渦防止構造体は、前記接続部材の下方に配置されていることを特徴とする請求項11に記載のポンプ設備。
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