JPH06330744A - 自動二輪車の排気マフラ - Google Patents

自動二輪車の排気マフラ

Info

Publication number
JPH06330744A
JPH06330744A JP12622893A JP12622893A JPH06330744A JP H06330744 A JPH06330744 A JP H06330744A JP 12622893 A JP12622893 A JP 12622893A JP 12622893 A JP12622893 A JP 12622893A JP H06330744 A JPH06330744 A JP H06330744A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
exhaust
curved
muffler
exhaust pipe
bending portion
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP12622893A
Other languages
English (en)
Inventor
Shogo Tadakuma
省吾 多田隈
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Suzuki Motor Corp
Original Assignee
Suzuki Motor Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Suzuki Motor Corp filed Critical Suzuki Motor Corp
Priority to JP12622893A priority Critical patent/JPH06330744A/ja
Publication of JPH06330744A publication Critical patent/JPH06330744A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Exhaust Silencers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】排気マフラを丸ごと取り換えることなくエキゾ
ーストパイプの長さを容易に変えられるようにし、部品
の単一化を図るとともに、エキゾーストパイプ長さのセ
ッティング時間を短縮させる。 【構成】排気ポート18から延びる太さ一定のエキゾー
ストパイプ21と、このエキゾーストパイプ21に接続
されるマフラボディー22とを備えた自動二輪車の排気
マフラ19において、上記エキゾーストパイプ21を、
排気ポート18から垂直に延出する延出部27と、この
延出部27に続く上流側湾曲部28と、上記上流側湾曲
部28にスライド自在に嵌入され、接続手段30により
上流側湾曲部28に固定される下流側湾曲部29とから
構成し、上流側湾曲部28および下流側湾曲部29を、
延出部27の中心軸Cを中心とする円弧状に湾曲させる
と同時に上記中心軸Cに直交する平面Aに沿わせ、さら
に延出部27を排気ポート18に対して中心軸C廻りに
回動変位させて固定可能にする延出部固定手段31を設
けた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、エキゾーストパイプの
長さを容易に変えられるようにした自動二輪車の排気マ
フラに関する。
【0002】
【従来の技術】自動二輪車に取り付けられている一般的
な排気マフラは、エンジンの排気ポートから延びるエキ
ゾーストパイプと、このエキゾーストパイプに接続され
るマフラボディーとを備えており、上記マフラボディー
内に触媒部材や消音部材等が内蔵された構成となってい
る。
【0003】上記エキゾーストパイプの長さを異ならせ
ることにより、出力やトルク等のエンジン特性が変化す
ることは周知の事実である。このため、従来ではエキゾ
ーストパイプの長さのみを異ならせた数種類の排気マフ
ラが用意され、これらの排気マフラが自動二輪車の仕様
の違いに合わせて使用されるケースが多かった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うに数種類の排気マフラを用意した場合、部品の種類が
増加することによってコストアップを招いてしまう。ま
た、自動二輪車のエンジン特性を後から変更する場合に
は、高価な排気マフラを丸ごと取り換える必要があるた
め、非常に不経済であるばかりか、資材の無駄にもな
る。
【0005】その上、排気マフラの取り換え作業には手
数が掛かるため、エキゾーストパイプの長さが異なる数
種類の排気マフラを順次テストする場合には、多大な時
間が費やされることになる。
【0006】本発明は、上記問題点を解決するためにな
されたもので、排気マフラを丸ごと取り換えることなく
エキゾーストパイプの長さを容易に変えられるように
し、部品の単一化を図るとともに、エキゾーストパイプ
長さのセッティング時間を短縮させることのできる自動
二輪車の排気マフラを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本発明に係るスクータ型車両の排気装置は、排気ポ
ートから延びる太さ一定のエキゾーストパイプと、この
エキゾーストパイプに接続されるマフラボディーとを備
えた自動二輪車の排気マフラにおいて、上記エキゾース
トパイプを、排気ポートから垂直に延出する延出部と、
この延出部に続く上流側湾曲部と、上記上流側湾曲部に
スライド自在に嵌入され、接続手段により上流側湾曲部
に固定される下流側湾曲部とから構成し、上記上流側湾
曲部および下流側湾曲部を、上記延出部の中心軸を中心
とする円弧状に湾曲させると同時に延出部の中心軸に直
交する平面に沿わせ、さらに上記延出部を排気ポートに
対して上記中心軸廻りに回動変位させて固定可能にする
延出部固定手段を設けたことを特徴とするものである。
【0008】また、上記上流側湾曲部を、一旦上記マフ
ラボディーから離反する方向に延ばした後、上記延出部
の中心軸を中心とする円弧状に湾曲させたことを特徴と
するものである。
【0009】さらに、上記延出部固定手段を、排気ポー
トの周囲に植設した固定ボルトと、前記延出部の基端部
に設けた外フランジと、この外フランジに穿設され、上
記固定ボルトが挿通されるボルト挿通孔と、上記固定ボ
ルトに締結されるナットとを含んだ構成とし、上記ボル
ト挿通孔を、前記延出部の中心軸を中心に湾曲する長孔
としたことを特徴とするものである。
【0010】
【作用】上記構成を持つ自動二輪車の排気マフラによれ
ば、上記エキゾーストパイプの上流側湾曲部を、上記延
出部の中心軸を軸に回動変位させた上で下流側湾曲部に
固定することが可能となる。このように上流側湾曲部が
回動変位すると、上流側湾曲部と下流側湾曲部の嵌入部
がスライドして嵌入代の長さが変化し、エキゾーストパ
イプの長さが変わる。したがって、排気マフラを丸ごと
取り換えることなく最適なエキゾーストパイプ長さを選
択することができ、排気マフラの種類を単一化してコス
トダウンを図ることができる。
【0011】また、上記上流側湾曲部が一旦上記マフラ
ボディーから離反する方向に延ばされた後に前記延出部
の中心軸を中心とする円弧状に湾曲されているため、上
流側湾曲部および下流側湾曲部の長さが延長される。こ
れに伴い、上流側湾曲部と下流側湾曲部の嵌入代の長
さ、即ちエキゾーストパイプ長さの可変範囲が長くな
り、エンジン特性を広い範囲で設定可能になる。
【0012】さらに、上記延出部固定手段の外フランジ
に穿設したボルト挿通孔を、延出部の中心軸を中心に湾
曲する長孔にしたため、上記固定ボルトに締結されるナ
ットを緩めれば上記外フランジが延出部の中心軸廻りに
回動変位可能となり、上流側湾曲部と下流側湾曲部の嵌
入代の長さを調整できる。したがって、排気マフラ全体
を取り外すことなくエキゾーストパイプの長さを容易に
調整することができ、セッティング時間が大幅に短縮さ
れる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例を、図面に基づいて
説明する。
【0014】図1は、本発明が適用されたスクータ型の
自動二輪車の右側面図である。この自動二輪車1は、ア
ンダーボーンタイプの車体フレーム2を備えており、こ
の車体フレーム2の前頭部に、前輪3を支持するフロン
トフォーク4がハンドルバー5とともに左右回動自在に
枢着されている。
【0015】車体フレーム2の後方内部は、ヘルメット
等を収納可能な物品収納室6とされ、その上部に着座シ
ート7が開閉自在に載置され、この着座シート7と前記
ハンドルバー5との間が下方に大きく湾入し、この部分
に乗員の足を載せるステップボード8が形成されてい
る。なお、車体フレーム2の周囲は、合成樹脂製のフレ
ームカバ−9によって全面的に覆われている。
【0016】車体フレーム2の下部で車幅方向に架設さ
れているピボット軸11には、リンク12を介してパワ
ーユニット13が上下揺動自在に連結されている。この
パワーユニット13は、エンジン14と動力伝達ケース
15が一体に構成されたもので、上記動力伝達ケース1
5の後部に後輪16が軸支され、動力伝達ケース15に
内蔵された図示しない動力伝達装置により、エンジン1
4の動力が後輪16に伝えられる。なお、パワーユニッ
ト13の後部と車体フレーム2の後部との間にはショッ
クアブソーバ17が連結されている。
【0017】エンジン14の排気ポート18には、排気
マフラ19が接続されている。図2は上記排気マフラ1
9の右側面図であり、図3は図2のIII-III 線に沿う縦
断面図、そして図4(A),(B) は図3のIV-IV 矢視による
排気マフラ19の平面図で本発明の一実施例を示す図で
ある。
【0018】図1〜図3に示すように、この排気マフラ
19は、上記排気ポート18から延びる太さ一定のエキ
ゾーストパイプ21と、このエキゾーストパイプ21に
接続されるマフラボディー22とを備えており、上記マ
フラボディー22の内部には図示しない触媒部材や消音
部材等が内蔵されている。また、マフラボディー22の
後端部にはサイレンサ23が取り付けられている。
【0019】マフラボディー22の上部にはマフラブラ
ケット24が設けられており、このマフラブラケット2
4がボルト25等でエンジン14に固定され、これによ
って排気マフラ19全体が支持される。なお、排気マフ
ラ19の上部にはエアクリーナ26が設置されている。
【0020】エキゾーストパイプ21は、排気ポート1
8から垂直に延出する延出部27と、この延出部27に
続く上流側湾曲部28と、上記上流側湾曲部28にスラ
イド自在に嵌入されて接続される下流側湾曲部29とか
ら構成されており、上流側湾曲部28と下流側湾曲部2
9の嵌合部は、例えばクランプ状の接続手段30によっ
て固定されている。
【0021】上流側湾曲部28および下流側湾曲部29
は、延出部27の中心軸Cを中心とする半径rの円弧状
に湾曲し、例えば右後方に延びている。また、図3に示
すように、上流側湾曲部28と下流側湾曲部29は、上
記中心軸Cに直交する(90゜の角度で交わる)平面A
に沿って湾曲している。ここで、上流側湾曲部28は、
延出部27から延びる際に一旦マフラボディー22から
離反する方向(ここでは前方)に延ばされた後、中心軸
Cを中心とする円弧状に湾曲している。
【0022】したがって、エキゾーストパイプ21は、
排気ポート18から垂直に延出した後、前方に向ってほ
ぼ水平に延び、そこから前記中心軸Cを中心とする半径
rの円弧を描いて湾曲しながら後方に延び、マフラーボ
ディー22に接続される。
【0023】延出部27の基端部には、延出部27を排
気ポート18に対して上記中心軸C廻りに回動変位させ
て固定可能にする延出部固定手段31が設けられてい
る。この延出部固定手段31は、排気ポート18の周囲
に植設された例えば2本の固定ボルト32と、延出部2
6の基端部に設けられた外フランジ33と、この外フラ
ンジ33に穿設されたボルト挿通孔34と、固定ボルト
32に締結されるナット35とを含んだ構成となってお
り、固定ボルト32に外フランジ33のボルト挿通孔3
4を通してナット35を締結すれば、エキゾーストパイ
プ21の延出部27が排気ポート18に固定される。な
お、排気ポート18と外フランジ33との間には、気密
を保持するガスケット36が介装される。
【0024】図4(A),(B) に示すように、上記ボルト挿
通孔34は延出部27の中心軸Cを中心に湾曲する長孔
とされており、その長さは中心軸Cを挟む角度θに設定
されている。このため、前記ナット35を緩めれば延出
部27および上流側湾曲部28を排気ポート18に対し
て角度θまで回動変位させることが可能であり、上流側
湾曲部28を図4(A) に示す位置と図4(B) に示す位置
との間で位置決めした上で下流側湾曲部29に固定させ
ることができる。
【0025】上流側湾曲部28が回動変位すると、上流
側湾曲部28と下流側湾曲部29の嵌合代Bがスライド
し、その長さが変化する。上流側湾曲部28が図4(A)
の位置で固定された場合、上記嵌合代Bの長さは必要最
小限となり、エキゾーストパイプ21の長さが最も長く
なる。また、上流側湾曲部28が図4(B) の位置で固定
されると、上記嵌合代Bの長さが最長となり、エキゾー
ストパイプ21の長さが最も短くなる。
【0026】図5(A),(B) は、エキゾーストパイプ21
を直管状に展開させた図であり、それぞれエキゾースト
パイプ21の最長状態と最短状態を示している。ここ
で、最も長い時のエキゾーストパイプ21の長さをL1
とした場合、最も短い時のエキゾーストパイプ21の長
さL2は、
【数1】 L2=L1−2πrθ/360=L1−πrθ/180 となる。
【0027】以上のように構成された排気マフラ19に
よれば、エキゾーストパイプ21の長さを図5(A) に示
す長さL1と図5(B) に示す長さL2との間で自在に設
定できるため、排気マフラ19を丸ごと取り換えなくて
も、エキゾーストパイプ21を最適な長さに調節するこ
とができ、エンジン14の出力、トルク等の特性を変化
させることができる。したがって、排気マフラ19の種
類を単一化し、コストダウンを図ることができる。
【0028】また、上流側湾曲部28が、一旦マフラボ
ディー22から離反する方向に延ばされた後に延出部2
7の中心軸Cを中心とする円弧状に湾曲されているた
め、上流側湾曲部28および下流側湾曲部29の長さが
延長される。これに伴い、上流側湾曲部28と下流側湾
曲部29の嵌入代37の長さ、即ちエキゾーストパイプ
21の長さの可変範囲が長くなり、エンジン14の特性
を広い範囲で設定可能になる。
【0029】さらに、延出部固定手段31の外フランジ
33に穿設したボルト挿通孔34を延出部27の中心軸
Cを中心に湾曲する長孔にしたため、固定ボルト32に
締結されるナット35を緩めれば外フランジ33が中心
軸C廻りに回動変位可能となり、上流側湾曲部28と下
流側湾曲部29の嵌入代37の長さを調整できる。した
がって、排気マフラ19全体を取り外すことなくエキゾ
ーストパイプ21の長さを容易に調整することができ、
セッティング時間が大幅に短縮される。
【0030】なお、本発明は自動二輪車に限らず、自動
車やその他の車両、ならびにエンジンに適用させても良
い。
【0031】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る自動
二輪車の排気マフラは、排気ポートから延びる太さ一定
のエキゾーストパイプと、このエキゾーストパイプに接
続されるマフラボディーとを備えた自動二輪車の排気マ
フラにおいて、上記エキゾーストパイプを、排気ポート
から垂直に延出する延出部と、この延出部に続く上流側
湾曲部と、上記上流側湾曲部にスライド自在に嵌入さ
れ、接続手段により上流側湾曲部に固定される下流側湾
曲部とから構成し、上記上流側湾曲部および下流側湾曲
部を、上記延出部の中心軸を中心とする円弧状に湾曲さ
せると同時に延出部の中心軸に直交する平面に沿わせ、
さらに上記延出部を排気ポートに対して上記中心軸廻り
に回動変位させて固定可能にする延出部固定手段を設け
たことを特徴とするものである。
【0032】このため、上記エキゾーストパイプの上流
側湾曲部を、上記延出部の中心軸を軸に回動変位させた
上で下流側湾曲部に固定することが可能となる。このよ
うに上流側湾曲部が回動変位すると、上流側湾曲部と下
流側湾曲部の嵌入部がスライドして嵌入代の長さが変化
し、エキゾーストパイプの長さが変わる。したがって、
排気マフラを丸ごと取り換えることなく最適なエキゾー
ストパイプ長さを選択することができ、排気マフラの種
類を単一化してコストダウンを図ることができる。
【0033】また、本発明に係る自動二輪車の排気マフ
ラは、上記上流側湾曲部を、一旦上記マフラボディーか
ら離反する方向に延ばした後、上記延出部の中心軸を中
心とする円弧状に湾曲させたことを特徴とするものであ
る。
【0034】このため、上流側湾曲部および下流側湾曲
部の長さが延長し、これに伴って上流側湾曲部と下流側
湾曲部の嵌入代の長さ、即ちエキゾーストパイプ長さの
可変範囲が長くなってエンジン特性を広い範囲で設定可
能になる。
【0035】さらに、本発明に係る自動二輪車の排気マ
フラは、上記延出部固定手段を、排気ポートの周囲に植
設した固定ボルトと、前記延出部の基端部に設けた外フ
ランジと、この外フランジに穿設され、上記固定ボルト
が挿通されるボルト挿通孔と、上記固定ボルトに締結さ
れるナットとを含んだ構成とし、上記ボルト挿通孔を、
前記延出部の中心軸を中心に湾曲する長孔としたことを
特徴とするものである。
【0036】このため、上記固定ボルトに締結されるナ
ットを緩めれば上記外フランジが延出部の中心軸廻りに
回動変位可能となり、上流側湾曲部と下流側湾曲部の嵌
入代の長さを調整できる。したがって、排気マフラ全体
を取り外すことなくエキゾーストパイプの長さを容易に
調整することができ、セッティング時間が大幅に短縮さ
れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明が適用されたスクータ型車両の右側面
図。
【図2】排気マフラの右側面図。
【図3】図2のIII-III 線に沿う縦断面図。
【図4】図3のIV-IV 矢視により、本発明の一実施例を
示す平面図で、(A) はエキゾーストパイプが最も長い状
態を示す図、(B) はエキゾーストパイプが最も短い状態
を示す図。
【図5】エキゾーストパイプを直管状に展開させた図
で、(A) はエキゾーストパイプが最も長い状態を示す
図、(B) はエキゾーストパイプが最も短い状態を示す
図。
【符号の説明】
1 自動二輪車 13 パワーユニット 18 排気ポート 19 排気マフラ 21 エキゾーストパイプ 22 マフラボディー 27 延出部 28 上流側湾曲部 29 下流側湾曲部 30 接続手段 31 延出部固定手段 32 固定ボルト 33 外フランジ 34 ボルト挿通孔 35 ナット A 中心軸Cに直行する平面 B 嵌合代 C 延出部27の中心軸 r エキゾーストパイプの湾曲半径 θ 上流側湾曲部の回動変位角

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 排気ポートから延びる太さ一定のエキゾ
    ーストパイプと、このエキゾーストパイプに接続される
    マフラボディーとを備えた自動二輪車の排気マフラにお
    いて、上記エキゾーストパイプを、排気ポートから垂直
    に延出する延出部と、この延出部に続く上流側湾曲部
    と、上記上流側湾曲部にスライド自在に嵌入され、接続
    手段により上流側湾曲部に固定される下流側湾曲部とか
    ら構成し、上記上流側湾曲部および下流側湾曲部を、上
    記延出部の中心軸を中心とする円弧状に湾曲させると同
    時に延出部の中心軸に直交する平面に沿わせ、さらに上
    記延出部を排気ポートに対して上記中心軸廻りに回動変
    位させて固定可能にする延出部固定手段を設けたことを
    特徴とする自動二輪車の排気マフラ。
  2. 【請求項2】 上記上流側湾曲部を、一旦上記マフラボ
    ディーから離反する方向に延ばした後、上記延出部の中
    心軸を中心とする円弧状に湾曲させたことを特徴とす
    る、請求項1に記載の自動二輪車の排気マフラ。
  3. 【請求項3】 上記延出部固定手段を、排気ポートの周
    囲に植設した固定ボルトと、前記延出部の基端部に設け
    た外フランジと、この外フランジに穿設され、上記固定
    ボルトが挿通されるボルト挿通孔と、上記固定ボルトに
    締結されるナットとを含んだ構成とし、上記ボルト挿通
    孔を、前記延出部の中心軸を中心に湾曲する長孔とした
    ことを特徴とする、請求項1に記載の自動二輪車の排気
    マフラ。
JP12622893A 1993-05-27 1993-05-27 自動二輪車の排気マフラ Pending JPH06330744A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12622893A JPH06330744A (ja) 1993-05-27 1993-05-27 自動二輪車の排気マフラ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP12622893A JPH06330744A (ja) 1993-05-27 1993-05-27 自動二輪車の排気マフラ

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06330744A true JPH06330744A (ja) 1994-11-29

Family

ID=14929945

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP12622893A Pending JPH06330744A (ja) 1993-05-27 1993-05-27 自動二輪車の排気マフラ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06330744A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1366977A1 (en) * 2002-05-29 2003-12-03 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Exhaust muffler layout structure in motorcycle
EP1447316A2 (en) * 2003-02-14 2004-08-18 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Power train for a motorcycle
CN100349776C (zh) * 2003-02-14 2007-11-21 雅马哈发动机株式会社 乘骑型车辆中的驱动装置

Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
EP1366977A1 (en) * 2002-05-29 2003-12-03 Honda Giken Kogyo Kabushiki Kaisha Exhaust muffler layout structure in motorcycle
EP1447316A2 (en) * 2003-02-14 2004-08-18 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Power train for a motorcycle
EP1447316A3 (en) * 2003-02-14 2005-06-01 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Power train for a motorcycle
US6988576B2 (en) 2003-02-14 2006-01-24 Yamaha Hatsudoki Kabushiki Kaisha Running gear of saddle-riding-type vehicle
CN100349776C (zh) * 2003-02-14 2007-11-21 雅马哈发动机株式会社 乘骑型车辆中的驱动装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3990551B2 (ja) 自動二輪車のフレーム構造
EP1642811B1 (en) Windscreen mounting structure in light vehicles
JP2001063667A (ja) 自動二輪車におけるエンジン支持構造
JPH06330744A (ja) 自動二輪車の排気マフラ
JP2003081168A (ja) 車両用ハンドルの防振構造
JP2002211469A (ja) 自動2輪車の車体構造
JPH10226380A (ja) 自動二輪車のカウリング取付装置
JPH10297569A (ja) 自動二輪車の車体後部構造
JP2006103375A (ja) マフラ取り付け構造
JP3623844B2 (ja) マフラーの取付構造
JPH0648362A (ja) 自動二輪車におけるユニットスイング式エンジンの懸架構造
JPH06329066A (ja) オートバイのフットレスト装置
JPH0840339A (ja) 自動二輪車のハンドグリップ構造
JP2000344171A (ja) 自動二輪車のフォークブレース構造
JP2001071964A (ja) 自動二輪車
JPH09142354A (ja) 自動二輪車のメータバイザ取付構造
JPH0754646A (ja) エンジンの排気装置
JP4334078B2 (ja) 自動二輪車
JP2002362457A (ja) 自動二輪車のリヤフェンダ取付け構造
JP2005161999A (ja) 自動二輪車
JP2006312348A (ja) 自動二輪車の車体フレーム構造
JP3435918B2 (ja) スクータ型車両のマフラ装置
JP4651980B2 (ja) スプロケット保持部構造
KR200278798Y1 (ko) 이륜자동차의 머플러 지지 브래킷
JP4453531B2 (ja) 自動二輪車のカウリング取り付け構造