JPH06330663A - 入退室管理装置 - Google Patents

入退室管理装置

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JPH06330663A
JPH06330663A JP21995593A JP21995593A JPH06330663A JP H06330663 A JPH06330663 A JP H06330663A JP 21995593 A JP21995593 A JP 21995593A JP 21995593 A JP21995593 A JP 21995593A JP H06330663 A JPH06330663 A JP H06330663A
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JP
Japan
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card
door
storage medium
entrance
room
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JP21995593A
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English (en)
Inventor
Kinichi Tomotsune
欽一 友常
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Publication date
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    • GPHYSICS
    • G07CHECKING-DEVICES
    • G07CTIME OR ATTENDANCE REGISTERS; REGISTERING OR INDICATING THE WORKING OF MACHINES; GENERATING RANDOM NUMBERS; VOTING OR LOTTERY APPARATUS; ARRANGEMENTS, SYSTEMS OR APPARATUS FOR CHECKING NOT PROVIDED FOR ELSEWHERE
    • G07C9/00Individual registration on entry or exit
    • G07C9/20Individual registration on entry or exit involving the use of a pass
    • G07C9/22Individual registration on entry or exit involving the use of a pass in combination with an identity check of the pass holder

Abstract

(57)【要約】 【目的】 1台の装置で入退室を確実に管理し得る入退
室管理装置を提供する。 【構成】 当該装置の前後の双方からICカード(記憶
媒体)の挿入及び排出が可能であるので、1台の装置で
入室及び退室を管理可能となる。CPU(制御手段)
は、カードセンサ(挿入側検出手段)73A、73B及
び扉状態検出部の検出結果に基づいてICカードの排出
方向を決定しているので、入室及び退室の情報を正確に
把握することが可能となる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、例えば工場,研究所等
の特定区画の出入口に設置され、人の入室及び退室を管
理する入退室管理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のゲート装置は、入室側に当該ゲー
ト装置を設置することで、カード所有者の入室情報を管
理するものである。カード所有者が当該装置にカードを
挿入することにより、錠が解錠され、カード所有者は扉
を開けて入室することになるが、この場合、カード所有
者,錠の解錠及び扉の開閉の3つの情報が得られ、これ
らの情報を基にカード所有者が入室したかどうかを判断
していた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
ゲート装置では、カード所有者が入室したか否かを判断
するのに必要な情報が不足していたため、カード所有者
が入室したと推測できるだけで、カード所有者の入室を
確実に把握することができなかった。また、入退室を管
理するためには、入室側と退室側にそれぞれゲート装置
が必要となるという問題があった。
【0004】そこで、本発明は上記事情に鑑みてなされ
たものであり、1台の装置で入退室を確実に管理し得る
入退室管理装置を提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1記載の入退室管理装置は、挿入された記憶媒
体の読取結果に基づいて扉に設けられた電気錠を制御す
る入退室管理装置において、当該装置の前後の双方から
前記記憶媒体の挿入及び排出が可能な搬送路と、前記記
憶媒体を搬送する搬送手段と、記憶媒体の挿入側を検出
する挿入側検出手段と、前記扉の開閉状態を検出する扉
状態検出手段と、前記挿入側検出手段及び扉状態検出手
段の検出結果に基づき前記搬送手段を制御して前記挿入
された記憶媒体を当該装置の前方又は後方から排出する
制御手段とを有することを特徴とするものである。
【0006】また、請求項2記載の入退室管理装置は、
挿入された記憶媒体の読取結果に基づいて扉に設けられ
た電気錠を制御する入退室管理装置において、当該装置
の前後の双方から前記記憶媒体の挿入及び排出が可能な
搬送路と、当該装置の前後に設けられ記憶媒体の排出を
指示する排出指示手段と、前記記憶媒体を搬送する搬送
手段と、記憶媒体の挿入側を検出する挿入側検出手段
と、前記扉の開閉状態を検出する扉状態検出手段と、前
記挿入側検出手段の検出結果,前記扉状態検出手段の検
出結果及び前記排出指示手段の指示に基づき前記搬送手
段を制御して前記挿入された記憶媒体を当該装置の前方
又は後方から排出する制御手段とを有することを特徴と
するものである。
【0007】また、請求項3記載の入退室管理装置は、
入退場を行う施設の入口側と出口側に貫通するように形
成されたカードの搬送手段と、この搬送手段における搬
送路の途上に設けられて前記カードを停止させる停止手
段と、この停止手段で停止させられたカードの情報の読
出し又は書込みを行う読出・書込手段と、前記入口側と
出口側に設けられ前記停止手段により停止させられてい
るカードの排出方向を指示する指示手段と、この指示手
段により指示された方向にカードを排出する排出手段と
を有することを特徴とするものである。
【0008】また、請求項4記載の入退室管理装置は、
入退場を行う施設の入口側と出口側に貫通するように形
成されたカードの搬送手段と、この搬送手段における搬
送路の途上に設けられて前記カードを停止させる停止手
段と、前記入口側と出口側に設けられ前記停止手段によ
り停止させられているカードの排出方向を指示する指示
手段と、この指示手段により指示された方向にカードを
排出する排出手段と、この排出手段による排出方向に基
づいて利用者が入室したか退室したか又は入退室を中止
したかを判定する判定手段とを有することを特徴とする
ものである。
【0009】
【作用】請求項1記載の入退室管理装置によれば、記憶
媒体所有者が入室する場合に、当該装置の前方から記憶
媒体を挿入すると、挿入側検出手段は記憶媒体が当該装
置の前方から挿入されたことを検出し、記憶媒体の記憶
内容が読み取られ、その読取結果に基づいて扉に設けら
れた電気錠が解錠される。記憶媒体所有者が扉を開けて
入室した後、扉を閉めると、電気錠が施錠される。扉状
態検出手段は、扉が開いた後閉められたことを検出す
る。制御手段は、挿入側検出手段及び扉状態検出手段の
検出結果に基づき、記憶媒体所有者が入室したと判断し
て搬送手段を制御し記憶媒体を当該装置の後方から排出
する。電気錠の解錠後、扉が開けられなければ、制御手
段の制御により電気錠は施錠されたままとなり、制御手
段は、記憶媒体所有者が入室していないと判断し、搬送
手段を制御して記憶媒体を当該装置の前方から排出す
る。記憶媒体所有者が退出する場合も上記と同様に作用
する。このように、当該装置の前後の双方から記憶媒体
の挿入及び排出が可能であるので、1台の装置で入室及
び退室が管理可能となる。挿入側検出手段及び扉状態検
出手段の検出結果に基づいて記憶媒体の排出方向を決定
しているので、入室及び退室の情報を正確に把握するこ
とが可能となる。
【0010】請求項2記載の入退室管理装置によれば、
記憶媒体所有者が入室する場合に、当該装置の前方から
記憶媒体を挿入すると、挿入側検出手段は記憶媒体が当
該装置の前方から挿入されたことを検出し、記憶媒体の
記憶内容が読み取られ、その読取結果に基づいて扉に設
けられた電気錠が解錠される。記憶媒体所有者が扉を開
けて入室した後、扉を閉めると、電気錠が施錠される。
扉状態検出手段は、扉が開いた後閉められたことを検出
する。入室した記憶媒体所有者は、当該装置の後方に設
けられた排出指示手段にて記憶媒体の排出を指示する。
制御手段は、挿入側検出手段の検出結果,扉状態検出手
段の検出結果及び排出指示手段の指示に基づき、記憶媒
体所有者が入室したと判断して搬送手段を制御し記憶媒
体を当該装置の後方から排出する。記憶媒体所有者は、
扉を開けた後閉めても入室しない場合は、当該装置の前
方に設けられた排出指示手段にて記憶媒体の排出の指示
をする。制御手段は、記憶媒体所有者が入室していない
と判断し、搬送手段を制御して記憶媒体を当該装置の前
方から排出する。記憶媒体所有者が退出する場合も上記
と同様に作用する。このように、当該装置の前後の双方
から記憶媒体の挿入及び排出が可能であるので、1台の
装置で入室及び退室が管理可能となる。挿入側検出手段
の検出結果,扉状態検出手段の検出結果及び排出指示手
段の指示に基づいて記憶媒体の排出方向を決定している
ので、入室及び退室の情報をより正確に把握することが
可能となる。
【0011】請求項3記載の入退室管理装置によれば、
カード所有者が施設に入場する場合は、出口側からカー
ドを挿入し、退場する場合は、入口側からカードを挿入
する。停止手段は、挿入されたカードを搬送手段におけ
る搬送路の途上に停止させる。読出・書込手段は、カー
ドの情報の読出し又は書込みを行う。カード所有者が入
場して入口側に居る場合や退場を止めてまだ入口側に居
る場合は、入口側の指示手段にてカードの排出方向を指
示し、カード所有者が退場して出口側に居る場合や入場
を止めてまだ出口側に居る場合は、出口側の指示手段に
てカードの排出方向を指示する。排出手段は、指示手段
により指示された方向にカードを排出する。このよう
に、当該装置の入口側及び出口側の双方からカードの挿
入及び排出が可能であるので、1台の装置で入室及び退
室が管理可能となる。読出・書込手段によりカードの情
報の読出し又は書込みを行い、指示手段の指示に基づい
てカードを排出しているので、入室及び退室の情報を正
確に把握することが可能となる。
【0012】請求項4記載の入退室管理装置によれば、
カード所有者が施設に入場する場合は、出口側からカー
ドを挿入し、退場する場合は、入口側からカードを挿入
する。停止手段は、挿入されたカードを搬送手段におけ
る搬送路の途上に停止させる。カード所有者が入場して
入口側に居る場合や退場を止めてまだ入口側に居る場合
は、入口側の指示手段にてカードの排出方向を指示し、
カード所有者が退場して出口側に居る場合や入場を止め
てまだ出口側に居る場合は、出口側の指示手段にてカー
ドの排出方向を指示する。排出手段は、指示手段により
指示された方向にカードを排出する。判定手段は、排出
手段による排出方向に基づいて利用者が入室したか退室
したか又は入退室を中止したかを判定する。このよう
に、当該装置の入口側及び出口側の双方からカードの挿
入及び排出が可能であるので、1台の装置で入室及び退
室が管理可能となる。指示手段の指示に基づいてカード
を排出し、排出手段による排出方向に基づいて利用者が
入室したか退室したか又は入退室を中止したかを判定し
ているので、入室及び退室の情報を正確に把握すること
が可能となる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面を参照して詳述
する。
【0014】図1は本発明の入退室管理装置の第1の実
施例を示す正面図、図2は図1におけるA−A線断面図
である。
【0015】第1の実施例の入退室管理装置1は、図1
に示すように、略直方体状の装置本体2及び図示しない
ブザーを有し、装置本体2の前面に、液晶ディスプレイ
(LCD)の如き室外側表示部3Aと、LED4A1 ,
テンキー4A2 、排出手段を構成する排出指示釦4A3
等の各種キーが配置された室外側操作部4Aと、記憶媒
体としてのICカードCを挿入又は排出するための室外
側カード出入口5Aとを設けている。
【0016】装置本体2の後面にも、図2に示すよう
に、前面側と同様の室内側表示部3B、室内側操作部4
B及び室内側カード出入口5Bを設けている。
【0017】また、入退室管理装置1は、図2に示すよ
うに、前面及び後面に設けられた両カード出入口5A,
5Bを連通するICカードCの搬送路6を具備し、この
搬送路6に前記ICカードCを搬送する搬送手段として
の搬送部7と、ICカードCと電気的に接触し通信を行
うためのコンタクト部8とを設けている。
【0018】前記操作部4A,4Bに配置されたLED
4A1 ,4B1 は、例えばそれが消灯している場合は、
使用可能であることを示し、点灯している場合は、使用
中のために別のICカードCが使用不可能であることを
示している。
【0019】前記搬送部7は、図2に示すように、一対
のプーリ70A1 ,70B1 と、一対のプーリ70A2
,70B2 と、これら各プーリ70A1 ,70B1 ,
70A2 ,70B2 に各々張設された搬送ベルト71
a,71bとを搬送路6の両側に配置し、例えば前記プ
ーリ70A1 ,70A2 を図示しないモータにより回転
駆動するようになっている。
【0020】また、前記搬送路6のカード出入口5Aの
内部には、回動可能な室外側シャッタ72Aと、この室
外側シャッタ72Aの回動動作に伴いICカードCの挿
入又は排出を検出する室外側カードセンサ73Aと、図
示しない電磁ソレノイド、モータ等に駆動され、出没動
作により室外側シャッタ72Aの回動動作を規制する室
外側ストッパ74Aとを設けている。
【0021】同様に、前記搬送路6のカード出入口5B
の内部には、回動可能な室内側シャッタ72Bと、この
室内側シャッタ72Bの回動動作に伴いICカードCの
挿入又は排出を検出する室外側カードセンサ73Bと、
図示しない電磁ソレノイド,モータ等に駆動され、出没
動作により室内側シャッタ72Bの回動動作を規制する
室外側ストッパ74Bとを設けている。
【0022】ここで、図3を参照して前記室外側シャッ
タ72A,室外側カードセンサ73Aと、室外側ストッ
パ74Aについて更に詳細に説明する。
【0023】図3に示すように、前記カード出入口5A
から搬送路6へ至る領域には、一方の側に室外側シャッ
タ72A,他方の側に室外側ストッパ74Aを設けてい
る。
【0024】室外側シャッタ72Aは、装置本体2の筐
体にピン72A1 によって回転可能に支持され、この室
外側シャッタ72Aと一体にシャッタ板72A2 が回転
するようになっている。前記ピン72A1 と室外側シャ
ッタ72Aとの間には図示しないコイルバネが配置さ
れ、この室外側シャッタ72Aに何等の外力が作用しな
いときには常に図示位置に復帰するように構成してい
る。
【0025】前記シャッタ板72A2 の両側には、カー
ドセンサ73Aとして、シャッタ板72A2 より低い位
置に、一対のフォトセンサ72A3 ,72A4 が設けら
れている。前記ICカードCが搬送路6からカード出入
口5Aに向けて排出されたときは、室外側シャッタ72
Aがカード出入口5A側に回動し、フォトセンサ72A
3 の上方をシャッタ板72A2 が覆い、フォトセンサ7
2A3 から出力信号が得られようになっている。また、
ICカードCがカード出入口5Aから搬送路6に向けて
挿入されたときは、室外側シャッタ72Aが搬送路6側
に回動し、フォトセンサ72A4 の上方をシャッタ板7
2A2 が覆い、フォトセンサ72A4 から出力信号が得
られようになっている。
【0026】前記ストッパ74Aは、ストッパピン74
A1 と、このストッパピン74A1を駆動するソレノイ
ド74A2 と、ストッパピン74A1 を引き込み位置に
復帰させるための復帰バネ74A3 とにより構成してい
る。前記ソレノイド74A22が付勢されると、ストッ
パピン74A1 が復帰バネ74A3 の付勢力に抗して図
示位置まで突出し、この位置では室外側シャッタ72A
はカード出入口5A側のみに回転でき、前記搬送路6側
には回転不能となるようにしている。したがって、この
状態では、前記ICカードCは排出できるが、挿入は不
可能にしている。
【0027】次に、前記コンタクト部8の詳細を、図4
乃至図7を参照して説明する。
【0028】図4に示すように、コンタクト部8は、I
CカードCの室外側20の停止位置(図4に鎖線で示
す)を決めるためのカード位置決めセンサ80A1 ,8
0A2と、室内側21の停止位置(図4に鎖線で示す)
を決めるためのカード位置決めセンサ80B1 ,80B
2 と、コンタクト板81A,81Bとを備えている。
【0029】コンタクト板81Aは、図示の位置でIC
カードCの接点部Caと接触するコンタクトピン81A
1 ,81A2 を有するとともに、脚部81A3 を備えて
いる。
【0030】前記ICカードCが室外側20から挿入さ
れた場合、ICカードCは搬送ベルト71a、71bに
より搬送され、位置決めセンサ80B1 ,80B2 にて
検出された時点で停止し、図5,図6に示す状態とな
る。
【0031】尚、図6,図7中、82Aは、コンタクト
板81A,81Bを接近又は離隔させるソレノイド、8
3はばねであり、図6の状態からコンタクト板81A,
81Bを接近するようにソレノイド82Aを駆動する。
【0032】すると、前記脚部81A3 の先端はICカ
ードCの先端から外れて落ち込む状態となり、前記IC
カードCの接点部Caと、コンタクトピン81A1 ,8
1A2 とが接続され、この状態では、ICカードCの他
端は他方のコンタクト板81Bの脚部81B3 より搬送
路6に沿って長く伸びているため、脚部81B3 の先端
はICカードCの表面に突き当たり、この結果、コンタ
クトピン81B1 ,81B2 はICカードCには接触し
ないようになる。以上の状態を図6,図7に示してい
る。
【0033】前記ICカードCが室内側21から挿入さ
れた場合は、前記ICカードCは搬送ベルト71a,7
1bにより搬送され、位置決めセンサ80A1 ,80A
2 にて検出された時点で停止し、この状態でソレノイド
82Aを駆動すると、ICカードCの接点部Caとコン
タクトピン81B1 ,81B2 とが接続され、今度は脚
部81A3 がICカードCに接して、コンタクトピン8
1A1 ,81A2 に非接触となる。
【0034】上述したように、前記カード位置決めセン
サ80A1,80A2 はICカードCが室内側21から
挿入された場合に、コンタクトピン81B1 ,81B2
をICカードCに接触させる際の位置決めを行うための
ものである。
【0035】また、前記カード位置決めセンサ80B1
,80B2 はICカードCが室外側2わから挿入され
た場合に、コンタクトピン81A1 ,81A2 をICカ
ードCに接触させる際の位置決めを行うためのものであ
る。
【0036】前記コンタクトピン81A1 ,81A2
は、図4に示すように、カードCのコンタクト部Caと
接触することにより、カードCに電源を供給することが
可能となり後述するCPU9とICカードCとの通信を
可能とする。
【0037】図8は前記入退室管理装置1の制御系を示
すブロック図である。
【0038】この入退室管理装置1は、この装置の各部
を制御するとともに、ICカードCの情報の読出し又は
書込を行い、利用者が入室したか退室したか又は入退室
を中止したかを判定する読出・書込手段、判定手段とし
て機能するCPU9を有し、このCPU9に、個人情報
リスト等が予め記憶された記憶手段としてのメモリ10
と、CPU9の制御の基に設定時間の計数を行うタイマ
11と、前記室外側カードセンサ73A、室内側カード
センサ73B、室外側表示部3A、室内側表示部3B、
室外側操作部4A、室内側操作部4B、搬送部6及びコ
ンタクト部8と、電気錠12の解錠及び設錠を行う電気
錠駆動部13と、電気錠12の解錠又は施錠状態を検出
する電気錠状態検出部14と、扉23の開閉状態を検出
する扉状態検出部15と、外部装置(図示省略)と通信
するための通信インタフェース16とを接続している。
【0039】さらに、CPU9に前記ソレノイド82
A,室外側シャッタ72A,室内側シャッタ72Bを接
続している。
【0040】次に、前記入退室管理装置1の動作を図9
乃至図11を参照して説明する。
【0041】図9は入退室管理装置1の設置例を示す
図、図10及び図11は第1の実施例の動作を示すフロ
ーチャートである。
【0042】なお、図9に示すように、室外側20と室
内側21とを仕切る壁22に対して、この入退室管理装
置1の室外側表示部3A等が室外側20に向くように配
置している。また、室内側21に入室しようとする者、
例えば従業員は、自己の個人情報(ID情報)等を予め
記憶したICカードCを各自携帯しているものとする。
【0043】まず、正常動作について説明する。
【0044】ICカードCを持参した従業員は、入退室
管理装置1が使用可能かどうかを室外側操作部4AのL
ED4A1 を視認して判断する(S1a)。LED4A
1が点灯している場合は、入退室管理装置1が使用中の
ためそれ以上の使用は不可能であるが(S1b)、LE
D4A1 が消灯している場合は、使用可能であるので、
従業員は、カードCを室外側カード出入口5Aに挿入す
る(S2)。
【0045】この場合、室外側ストッパ74Aは突出し
ておらず、室外側シャッタ72Aは挿入されたカードC
により押されてピン72A1 を中心にして内側に回動す
る。
【0046】この結果、室外側カードセンサ73Aのフ
ォトセンサ72A4 がシャッタ板72A2 で覆われ、フ
ォトセンサ72A4 は室外側シャッタ72Aの回動操作
によりICカードCがカード出入口5Aから挿入された
ことを検出する。
【0047】前記CPU9は、室外側カードセンサ73
Aの検出結果に基づき、ICカードCの挿入が室外側2
0から行われたと判断する(S3)。
【0048】この場合、ICカードCが室外側20から
挿入されたので、室内側表示部3Bには使用不可の表示
を行い、室内側ストッパ74Bを突出させて室内側シャ
ッタ72Bの回動動作を規制し、室内側21からカード
Cが挿入されないようにする(S4)。
【0049】尚、ICカードCが室内側21から挿入さ
れた場合には、前記CPU9に制御により室外側表示部
3Aに使用不可の表示が出され、また、CPU9は図示
しないモータを制御して室外側ストッパ74Aを突出さ
せて室外側シャッタ72Aの回動動作を規制し、室外側
20からカードCが挿入されないようにする(S5)。
【0050】次に、上述のようにして、室外側カードセ
ンサ73Aからの情報によりICカードCが室外側20
から挿入されたことが判定されたので、CPU9は搬送
部7を駆動して搬送ベルト71a,71bを走行させ、
ICカードCを前記コンタクト部8まで、即ち、ICカ
ードCに対する読取り、書き込み位置まで搬送し、この
位置で停止する(S6)。
【0051】前記ICカードCが搬送ベルト71a,7
1bに挟まれて搬送され、このICカードCの後端が室
外側シャッタ72Aの前方を通過すると、室外側シャッ
タ72Aが復帰して室外側センサ72A4 がこれを検出
して、ICカードCが入退室管理装置1内に入ったこと
をCPU9に知らせ、CPU9は室外側ストッパ74A
を駆動して搬送路6に突出させ、出入り口5Aからのこ
れ以上のカード挿入を防止する。
【0052】図4に示した位置までICカードCが搬送
されてくると、位置決めセンサ80B1 ,80B2 がI
CカードCの先端を検出して、搬送部7が停止する。次
に、CPU9により、図6,図7に示すように、前記ソ
レノイド82Aが駆動され、コンタクト板81A,81
Bがばね83の付勢力に抗してICカードCに向けて押
し付けられる。
【0053】この結果、コンタクト板81Aのコンタク
トピン81A1 ,81A2 がICカードCのコンタクト
部Caに接触し、ICカードCに必要な電力を供給する
とともに、ICカードCから入室条件の照合用データ等
の個人情報等を読取り(S7)、メモリ10に記憶され
ている入室条件と合致するか否か照合する(S8)。
【0054】このような照合動作により「適合」と判断
された場合には、CPU9により電気錠駆動部13を制
御して電気錠12を解錠する(S10)。この結果、扉
23が開き(S11)、従業員は室内側21に入室でき
る(S12)。この際、前記扉状態検出部15は扉23
が開いたことを検出する。CPU9は、扉状態検出部1
5の検出結果に基づいて設定したタイマ11からの時間
計数情報を監視し(S15)、一定時間以内に扉23が
閉じられると(S17)、CPU9は、電気錠駆動部1
3を制御して電気錠12を施錠する(S18)。さら
に、CPU9は、ソレノイド82Aを駆動してカードC
を解放し、室内側21のカードストッパ74Bを引っ込
める。
【0055】次に、CPU9は、ICカードCの挿入と
扉開閉情報との2つの情報で搬送部7を制御してカード
Cを搬送し室内側カード出入口5Bから室内側21に排
出する(S19)。ICカードCが室内側カード出入口
5Bまで来ると、ICカードCの先端により室内側シャ
ッタ72Bが室内側21に回動し、ICカードCが引き
抜かれると、室内側シャッタ72Bが元の位置に復帰す
る。この一連の動作で前記カードセンサ73Bはカード
Cが排出されたことを検出できる。
【0056】このようにして得られたICカードCの挿
入側の情報、扉23の開閉情報及びICカードCの排出
方向等の情報をメモリ10に記録する(S20)。
【0057】従業員は、ICカードCを室内側21で受
け取る。尚、ICカードCが室内側カード出入口5Bか
ら排出されたという情報で、CPU9は室外側20のシ
ャッタストッパ74Aを引っ込める。
【0058】次に、異常動作について説明する。
【0059】前記ステップ7にて照合が不適合の場合
は、CPU9は、エラー処理を行い(S9a)、搬送部
7を制御してカードCをカード挿入側である室外側カー
ド出入口5Aから排出し(S9b)、前記ステップ20
へ進む。
【0060】また、前記ステップ11にて扉23が開け
られない場合は、CPU9は、電気錠状態検出部14の
解錠検出に基づいて設定したタイマ11からの計数情報
を監視し、扉23が一定時間以上開けられないと判断し
た場合は(S13)、再び電気錠駆動部13を制御して
電気錠12を施錠し(S14)、前述したのと同様に、
搬送部7を制御してカードCをカード挿入側である室外
側カード出入口5Aから排出する(S9b)。
【0061】さらに、前記ステップ15にて扉23が開
けられても一定時間以内に閉められない場合は、CPU
9は、扉状態検出部15の開検出に基づいて設定したタ
イマ11からの計数情報を監視し、開けられた扉23が
一定時間以上開いたままとなっていると判断した場合
は、ブザーを鳴らして(S16)従業者に扉23を閉め
るように促す。ここで扉23が閉められると(S1
7)、前記ステップ18へ進む。
【0062】このように、ICカードCを挿入し、正常
に終了した場合は、カードCを挿入した側(室外側2
0)とは反対側(室内側21)に排出するため、必ず反
対側(室内側21)に従業者が出ることになり、確実な
入退室を管理することができる。
【0063】また、前記扉23の開閉が行われた後初め
て反対側へ排出するため、人の動きに合わせてICカー
ドCを排出することができる。さらに、本実施例によれ
ば、従来に比して多くの入退室の管理に必要な情報、す
なわち、カード挿入側,扉開閉情報及びカード排出方向
の情報が得られる。このため、例えば得られた情報が、
カード挿入側が室外側20、扉23が閉、カード排出方
向が室外側20の場合は、ICカードCを挿入しても扉
23が閉まったままなので、従業者は入室していないこ
とが分かる。
【0064】また、カード挿入側が室外側20、扉23
が開閉、カード排出方向が室内側21の場合は、ICカ
ードCを挿入して扉23を開けて入室し、扉23を閉め
たことになり、従業者が入室したことが分かる。
【0065】次に、本発明の第2の実施例を説明する。
第2の実施例装置においては、第1の実施例におけるC
PU9が、操作部4A,4Bの指示手段としての特定の
キー又はテンキーによる暗証の入力があった場合にの
み、その暗証入力がされた側にカード所有者がいると判
断し、ICカードCを暗証入力がされた側に自動的に排
出するように構成したものであり、この他の点は、第1
の実施例と同様に構成している。
【0066】次に、このように構成された第2の実施例
の動作を図12及び図13を参照して説明する。
【0067】まず、正常動作について説明する。
【0068】ICカードCを持参した従業者は、入退室
管理装置1が使用可能かどうかを第1の実施例と同様に
例えばLED4A1 にて判断する(S21)。LED4
A1が点灯している場合は、使用不可能であるが(S2
2)、LED4A1 が消灯している場合は、使用可能で
あるので、従業者は、ICカードCを室外側カード出入
口5Aに挿入する(S23)。CPU9は、第1の実施
例と同様にしてカードCの挿入側を判断する(S2
4)。尚、ICカードCが室内側21から挿入された場
合は、CPU9は、室外側表示部3Aに使用不可の表示
を行い、第1の実施例と同様にして室外側20からカー
ドCが挿入されないようにする(S25)。
【0069】本実施例では、ICカードCが室外側5A
から挿入されたので、室内側表示部3Bに使用不可の表
示を行い、第1の実施例と同様にして室内側21からカ
ードCが挿入されないようにする(S26)。
【0070】CPU9は、第1の実施例と同様にしてI
CカードCから個人情報等を読み取り、メモリ10に記
憶されている入室条件と照合する(S27)。この照合
により適合の場合は、電気錠駆動部13を制御して電気
錠12を解錠する(S30)。
【0071】従業者が扉23を開け(S31)、入室す
る(S32)と、この場合、扉状態検出部15は扉23
が開いたことを検出する。CPU9は、扉状態検出部1
5の開検出に基づいて設定したタイマ11からの計数情
報を監視し(S35)、一定時間以内に扉23が閉めら
れると(S37)、CPU9は、電気錠駆動部13を制
御して電気錠12を施錠する(S38)。CPU9は、
電気錠状態検出部14の施錠検出に基づいて設定したタ
イマ11からの計数情報を監視し(S39)、一定時間
以内に暗証番号入力用テンキー4B2が押下された場合
は(S40)、CPU9は、搬送部7を制御してICカ
ードCを暗証番号入力用テンキー4B2が押下された室
内側カード出入口5Bへ排出する(S41)。
【0072】カード挿入側の情報と扉開閉情報とカード
排出方向等の情報をメモリ10に記録する(S42)。
従業者は、ICカードCを暗証番号入力用テンキー4B
2 を押下した側で受け取る。
【0073】次に、異常動作について説明する。
【0074】前記ステップ27にて照合が不適合の場合
は、CPU9は、搬送部7を制御してICカードCをカ
ード挿入側である室外側カード出入口5Aから排出し
(S29)、前記ステップ42へ進む。また、前記ステ
ップ31にて扉23が開けられない場合は、CPU9
は、電気錠状態検出部14の解錠検出に基づいて設定し
たタイマ11からの計数情報を監視し、扉23が一定時
間以上開けられないと判断した場合は(S33)、再び
電気錠駆動部13を制御して電気錠12を施錠し(S3
4)、前述したのと同様に、搬送部7を制御してカード
Cをカード挿入側である室外側カード出入口5Aから排
出する(S29)。
【0075】さらに、前記ステップ35にて扉23が開
けられても一定時間以内に閉められない場合は、CPU
9は、扉状態検出部15の開検出に基づいて設定したタ
イマ11からの計数情報を監視し、開けられた扉23が
一定時間以上開いたままとなっていると判断した場合
は、ブザーを鳴らして従業者に扉23を閉めるように促
す(S36)。ここで扉23が閉められると(S3
7)、前記ステップ38へ進む。また、前記ステップ3
9にて暗証番号入力用テンキー4A2 又は4B2 が一定
時間以上押下されない場合は(S39)、電気錠状態検
出部14の施錠検出に基づいて設定したタイマ11から
の計数情報を監視し、暗証番号入力用テンキー4A2 又
は4B2 が一定時間以上押下されないと判断した場合
は、ステップ42に進む。
【0076】第1の実施例では、室外側20でICカー
ドCを挿入し、扉23が開閉し、カードCを室内側21
に排出した場合に、従業者が入室して自分でカードCを
受け取ったことが推測できるが、従業者が入室していな
い場合も考えられる。このような場合に、上記第2の実
施例では、室内側21における暗証番号入力用テンキー
4B2 の押下により従業者が入室したことを確実に判定
することができる。
【0077】次に、本発明の入退室管理装置1の第3の
実施例を説明する。第3の実施例装置は、第1の実施例
の各操作部4A,4Bにそれぞれ排出指示手段としての
排出釦4A3 ,4B3 を設け、CPU9により、室外側
操作部4Aの排出釦4A3 が押下された場合にはICカ
ードCを室外側20へ排出し、室内側操作部4Bの排出
釦4B3 が押下された場合に、ICカードCを室内側2
1へ排出するようにしたものであり、他は第1の実施例
と同様に構成されている。
【0078】次に、このように構成された第3の実施例
の動作を図14及び図15を参照して説明する。
【0079】まず、正常動作について説明する。ICカ
ードCを持参した従業者は、入退室管理装置1が使用可
能かどうかを第1の実施例と同様に例えばLED4A1
にて判断する(S51)。LED4A1 が点灯している
場合は、使用不可能であるが(S52)、LED4A1
が消灯している場合は、使用可能であるので、従業者
は、ICカードCを室外側カード出入口5Aに挿入する
(S53)。
【0080】CPU9は、第1の実施例と同様にしてI
CカードCの挿入側を認識する(S54)。尚、ICカ
ードCが室内側21から挿入された場合は、CPU9
は、室外側表示部3Aに使用不可の表示を行い、第1の
実施例と同様にして室外側20からカードCが挿入され
ないようにする(S55)。
【0081】本実施例では、ICカードCが室外側20
から挿入されたので、室内側表示部3Bに使用不可の表
示を行い、第1の実施例と同様にして室内側21からカ
ードCが挿入されないようにする(S56)。
【0082】CPU9は、第1の実施例と同様にしてI
CカードCから個人情報等を読み取り、メモリ10に記
憶されている入室条件と照合する(S57)。この照合
により適合の場合は、電気錠駆動部13を制御して電気
錠12を解錠する(S60)。従業員が扉23を開け
(S61)、入室する(S62)。この場合、扉状態検
出部15は扉23が開いたことを検出する。CPU9
は、扉状態検出部15の開検出に基づいて設定したタイ
マ11からの計数情報を監視し(S65)、一定時間以
内に扉23が閉められると(S57)、CPU9は、電
気錠駆動部13を制御して電気錠12を施錠する(S6
8)。CPU9は、電気錠状態検出部14の施錠検出に
基づいて設定したタイマ11からの計数情報を監視し
(S69)、一定時間以内に排出釦4B3が押下された
場合は(S70)、CPU9は、搬送部7を制御してカ
ードCを排出釦4B3が押下された5B側へ排出する
(S71)。
【0083】カード挿入側の情報と扉開閉情報とカード
排出方向の情報をメモリ10に記録する(S72)。従
業者は、ICカードCを排出釦4B3 を押下した側で受
け取る。
【0084】次に、異常動作について説明する。
【0085】前記ステップ57にて照合が不適合の場合
は、CPU9は、搬送部7を制御してICカードCをカ
ード挿入側である室外側カード出入口5Aから排出し
(S59)、前記ステップ72へ進む。
【0086】また、前記ステップ61にて扉23が開け
られない場合に、排出釦4A3 が押下された場合は(S
63)、前記ステップ71へ進み、排出釦4A3 が押下
された側へICカードCを排出する。
【0087】前記ステップS63にて排出釦4A3 も押
下されていない場合は、CPU9は、電気錠状態検出部
14の解錠検出に基づいて設定したタイマ11からの計
数情報を監視し、一定時間以上経過した場合は(S6
4)、再び電気錠駆動部13を制御して電気錠12を施
錠し(S73)、ICカードCを搬送路6内に保持し、
前記ステップ72へ進む。
【0088】また、前記ステップ65にて扉23が開け
られも一定時間以内に閉められない場合は、CPU9
は、扉状態検出部15の開検出に基づいて設定したタイ
マ11からの計数情報を監視し、開けられた扉23が一
定時間以上開いたままとなっていると判断した場合は、
ブザーを鳴らして従業者に扉23を閉めるように促す
(S66)。
【0089】ここで扉23が閉められると(S67)、
前記ステップ68へ進む。また、前記ステップ69にて
排出釦4B3が一定時間以上押下されない場合は(S6
9)、扉状態検出部15の閉検出に基づいて設定したタ
イマ11からの計数情報を監視し、排出釦4B3が一定
時間以上押下されないと判断した場合は、前記ステップ
74へ進む。
【0090】第1の実施例では、室外側20でICカー
ドCを挿入し、扉23が開閉し、ICカードCを室内側
21に排出した場合に、従業者は入室したことが推測で
きるが、従業者が入室していない場合も考えられる。こ
のような場合に、第3の実施例では、排出釦4B3 の押
下により従業者が入室したことが確実に分かる。
【0091】また、このような排出釦4B3 を設けるこ
とにより、第1の実施例よりも多くの情報すなわち、カ
ード挿入側の情報,扉開閉情報及び排出釦押下(カード
排出方向)の情報が得られる。このため、以下の種々な
場合においても従業者等の入退室を確実に把握すること
ができる。
【0092】例えば、得られた情報がカード挿入側が室
外側20、扉23が開閉、カード排出方向が室内側21
の場合は、ICカードCを挿入し扉23を開閉後にカー
ド挿入側に排出したことから、従業者は入室していない
ことが分かる。
【0093】また、カード挿入側が室外側20、扉23
が開閉、カード排出方向が室内側21の場合は、カード
Cを挿入して扉23を開閉後室内側21に排出したこと
から、従業者は入室したことが分かる。さらに、カード
挿入側が室外側20、扉23が閉、カード排出方向が室
外側20の場合は、カードCを挿入し、扉23を開閉後
にICカードCを挿入側に排出したことから、従業者は
入室していないことが分かる。
【0094】さらにまた、カード挿入側が室外側20、
扉23が閉、カード排出方向が室内側21の場合は、不
正操作であるので、室内側21の排出釦4B3 の操作を
無効とし、ICカードCは室内側21には排出されない
ようにする。
【0095】尚、本発明は上記実施例に限定されず、そ
の要旨を変更しない範囲内で種々に変形実施できる。
【0096】
【発明の効果】以上詳述した請求項1記載の発明によれ
ば、挿入側検出手段及び扉状態検出手段の検出結果に基
づいて記憶媒体の排出方向を決定しているので、入室及
び退室の情報を正確に把握すること可能となり、当該装
置の前後の双方から記憶媒体の挿入及び排出が可能であ
るので、1台の装置で入室及び退室を管理可能となる。
【0097】請求項2記載の発明によれば、挿入側検出
手段の検出結果,扉状態検出手段の検出結果及び排出釦
の操作に基づいて記憶媒体の排出方向を決定しているの
で、入室及び退室の情報をより正確に把握すること可能
となり、当該装置の前後の双方から記憶媒体の挿入及び
排出が可能であるので、1台の装置で入室及び退室を管
理可能となる。
【0098】請求項3記載の発明によれば、読出・書込
手段によりカードの情報の読出し又は書込みを行い、指
示手段の指示に基づいてカードを排出しているので、入
室及び退室の情報を正確に把握することが可能となり、
当該装置の入口側及び出口側の双方からカードの挿入及
び排出が可能であるので、1台の装置で入室及び退室が
管理可能となる。
【0099】請求項4記載の発明によれば、指示手段の
指示に基づいてカードを排出し、排出手段による排出方
向に基づいて利用者が入室したか退室したか又は入退室
を中止したかを判定しているので、入室及び退室の情報
を正確に把握することが可能となり、当該装置の入口側
及び出口側の双方からカードの挿入及び排出が可能であ
るので、1台の装置で入室及び退室が管理可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の入退室管理装置の第1の実施例を示す
正面図である。
【図2】図1におけるA−A線拡大断面図である。
【図3】本実施例装置の室外側シャッタ及び室外側カー
ドセンサを示す平面図である。
【図4】本実施例装置のコンタクト部の平面図である。
【図5】本実施例装置のコンタクト部の部分拡大図であ
る。
【図6】図5におけるB−B線断面図であって、コンタ
クト部の接触動作前を示す図である。
【図7】図5におけるB−B線断面図であって、コンタ
クト部の接触動作後を示す図である。
【図8】第1の実施例装置の制御系を示すブロック図で
ある。
【図9】第1の実施例装置の設置例を示す図である。
【図10】第1の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図11】第1の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図12】第2の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図13】第2の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図14】第3の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【図15】第3の実施例の動作を示すフローチャートで
ある。
【符号の説明】
1 入退室管理装置 6 搬送路 7 搬送部(搬送手段) 9 CPU(制御手段,読出・書込手段,判定手段) 12 電気錠 15 扉状態検出手段 23 扉 73A,73B カードセンサ(挿入側検出手段) 80 カード位置決めセンサ(停止手段) C ICカード

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 挿入された記憶媒体の読取結果に基づい
    て扉に設けられた電気錠を制御する入退室管理装置にお
    いて、当該装置の前後の双方から前記記憶媒体の挿入及
    び排出が可能な搬送路と、前記記憶媒体を搬送する搬送
    手段と、記憶媒体の挿入側を検出する挿入側検出手段
    と、前記扉の開閉状態を検出する扉状態検出手段と、前
    記挿入側検出手段及び扉状態検出手段の検出結果に基づ
    き前記搬送手段を制御して前記挿入された記憶媒体を当
    該装置の前方又は後方から排出する制御手段とを有する
    ことを特徴とする入退室管理装置。
  2. 【請求項2】 挿入された記憶媒体の読取結果に基づい
    て扉に設けられた電気錠を制御する入退室管理装置にお
    いて、当該装置の前後の双方から前記記憶媒体の挿入及
    び排出が可能な搬送路と、当該装置の前後に設けられ記
    憶媒体の排出を指示する排出指示手段と、前記記憶媒体
    を搬送する搬送手段と、記憶媒体の挿入側を検出する挿
    入側検出手段と、前記扉の開閉状態を検出する扉状態検
    出手段と、前記挿入側検出手段の検出結果,前記扉状態
    検出手段の検出結果及び前記排出指示手段の指示に基づ
    き前記搬送手段を制御して前記挿入された記憶媒体を当
    該装置の前方又は後方から排出する制御手段とを有する
    ことを特徴とする入退室管理装置。
  3. 【請求項3】 入退場を行う施設の入口側と出口側に貫
    通するように形成されたカードの搬送手段と、この搬送
    手段における搬送路の途上に設けられて前記カードを停
    止させる停止手段と、この停止手段で停止させられたカ
    ードの情報の読出し又は書込みを行う読出・書込手段
    と、前記入口側と出口側に設けられ前記停止手段により
    停止させられているカードの排出方向を指示する指示手
    段と、この指示手段により指示された方向にカードを排
    出する排出手段とを有することを特徴とする入退室管理
    装置。
  4. 【請求項4】 入退場を行う施設の入口側と出口側に貫
    通するように形成されたカードの搬送手段と、この搬送
    手段における搬送路の途上に設けられて前記カードを停
    止させる停止手段と、前記入口側と出口側に設けられ前
    記停止手段により停止させられているカードの排出方向
    を指示する指示手段と、この指示手段により指示された
    方向にカードを排出する排出手段と、この排出手段によ
    る排出方向に基づいて利用者が入室したか退室したか又
    は入退室を中止したかを判定する判定手段とを有するこ
    とを特徴とする入退室管理装置。
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JP5-66967 1993-03-25
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