JPH06329537A - 肺癌抑制剤 - Google Patents

肺癌抑制剤

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JPH06329537A
JPH06329537A JP12177693A JP12177693A JPH06329537A JP H06329537 A JPH06329537 A JP H06329537A JP 12177693 A JP12177693 A JP 12177693A JP 12177693 A JP12177693 A JP 12177693A JP H06329537 A JPH06329537 A JP H06329537A
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JP
Japan
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lung cancer
cancer
suppressing
ebv
fraction
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JP12177693A
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English (en)
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Harukuni Tokuda
春邦 徳田
Keiichi Takebayashi
恵一 竹林
Atsushi Kawashima
淳 川嶋
Mitsuru Niwano
満 庭野
Morio Mimura
精男 三村
Yoshimasa Takahara
義昌 高原
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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  • Acyclic And Carbocyclic Compounds In Medicinal Compositions (AREA)
  • Organic Low-Molecular-Weight Compounds And Preparation Thereof (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 肺癌の予防または転移抑制、および治療に有
効であり、かつ安全性の高い肺癌抑制剤を提供する。 【構成】 下記化学式で示されるトリテルペン化合物
(1) 【化1】

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トリテルペン化合物を
有効成分として含有する肺癌抑制剤に関するものであ
る。
【0002】
【従来の技術】肺癌の増加傾向は、世界共通の現象であ
り、特に我国においてはその傾向が著しく、近い将来、
男性では胃癌を追い越すとさえ言われている。肺癌の現
状を詳しく見ると、phaseIIIおよびphaseIV
の進行癌が全体の70%近くを占めており、この中には
外科療法が適用できない症例も多い。従って、この段階
の患者の生存率は極めて低く、phaseIIIおよびIV
における5年間の生存率はそれぞれ、13.1%および
2.4%であると報告されている(斉藤達雄著「癌治療
と生存」医学ジャーナル社)。
【0003】phaseIIIの患者に対して化学療法あ
るいは放射線療法を行って症状を改善し、外科療法によ
る延命効果を図るという試みがなされている。しかしな
がら、この治療法による有効な成果はまだ報告されてお
らず、大多数の患者には薬剤の多剤併用投与などによる
副作用のみが生じているのが現状である。従って、現時
点では、化学療法または放射線療法がその延命に寄与す
るか否かを臨床的に研究している段階であり、肺癌の標
準的な治療法は未だ確立されていない。また、肺癌で
は、外的環境因子がその発現に大きく寄与すると言われ
ており、治療のみならず予防が非常に重要となってい
る。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の欠点
を解決しようとするものであり、その目的は、安全性が
高く、肺癌の発生を未然に防ぎ、あるいは早期癌の進行
を妨げて、癌の予防または転移抑制、および治療に有効
な肺癌抑制剤を提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明の肺癌抑制剤は、
下記化学式で示されるトリテルペン化合物(1)、
【0006】
【化4】 下記化学式で示されるトリテルペン化合物(2)
【0007】
【化5】 および下記化学式で示されるトリテルペン化合物(3)
【0008】
【化6】 よりなる群から選択される少なくとも一種を有効成分と
して含有するものであり、そのことにより上記目的が達
成される。
【0009】
【作用】本発明の発明者らは、天然の植物体および植物
培養細胞などからの抽出成分について、まず、その抗発
癌プロモーター活性を、エプスタイン・バー・ウイルス
(Epstein−Barr Virus、以下EBV
と略す)活性化抑制効果によって評価し、次に、この方
法によって見出されたEBV活性化抑制物質について、
動物を用いた肺癌抑制試験により、腫瘍の発生を抑制す
る有効成分を検索したところ、上記のトリテルペン化合
物が強力な肺癌抑制作用を有することを見出した。
【0010】以下に本発明に用いられるトリテルペン化
合物の抽出、精製、構造解析、抗発癌プロモーター活
性、および発癌抑制試験の各工程を詳細に説明する。 (1)トリテルペン化合物の抽出、精製および構造解析 (i)抽出 植物成体および植物培養細胞などの抽出材料をブレンダ
ーなどで細かく破砕する。次に、破砕された細胞をエタ
ノールなどの溶媒で抽出し、抽出液を減圧濃縮法などに
より蒸発乾固する。この際、有効成分の失活を避けるた
めに40℃以下で操作することが好ましい。得られた抽
出画分を粗抽出画分とし、以下の精製操作に用いた。
【0011】(ii)精製 上述のようにして得られた粗抽出画分について、たとえ
ばXAD−2などの樹脂を充填したカラムクロマトグラ
フィーを行った。溶出溶媒として水/メタノールの混合
溶媒を用い、ステップワイズ式にその濃度勾配を変化さ
せ、100%メタノールにより抽出される画分(M−1
00)を分取して濃縮する。この画分には、肺癌抑制作
用を有するトリテルペン化合物が多量に含有されてい
る。
【0012】次に、このメタノール溶出画分について、
シリカゲルを充填したカラムクロマトグラフィーを行っ
た。溶出溶媒としてクロロホルム/メタノールを用い、
ステップワイズ式にその濃度勾配を変化させた。100
%クロロホルム溶出画分を除去した後、15%メタノー
ル/クロロホルム溶出画分を分取する。
【0013】さらにこの画分について、ODSを充填し
たカラムクロマトグラフィーを行って有効成分の分取を
進めた。すなわち、60%アセトニトリル/リン酸緩衝
液(pH3.3)により平衡化させたODSカラムに、
15%メタノール/クロロホルム溶出画分を展開し、6
0%アセトニトリル/リン酸緩衝液により溶出を行うこ
とにより、主にトリテルペン化合物を含有する画分が得
られる。この画分を脱塩処理した後、減圧濃縮する。最
後に、天然物化学の分野で通常用いられる高速液体クロ
マトグラフィーによってこの画分を精製する。高速液体
クロマトグラフィーによって分離された複数のピークの
中から、強い発癌抑制作用を有するピークをさらに分取
する。このようにして精製された成分の純度を、三次元
クロマトグラフィーなどにより純度検定する。
【0014】(iii)構造解析 単一成分として単離された物質について、核磁気共鳴
法、質量分析法などの機器分析により構造を解析した。
その結果、これらの物質はそれぞれ、上記化学式で示さ
れるトリテルペン化合物(1)、トリテルペン化合物
(2)およびトリテルペン化合物(3)であることが同
定された。
【0015】(2)抗発癌プロモーター活性の測定 植物成体および植物培養細胞などから得られた抽出物の
抗発癌プロモーター活性をEBV活性化抑制効果によっ
て評価した。すなわち、EBVを内蔵するバーキットリ
ンパ腫(Burkitt’s lymphoma)由来
のBリンパ球培養細胞であるラジ(Raji)株、発癌
プロモーション作用を有するTPA、発癌プロモーショ
ン活性の発現に相乗作用を示すn−酪酸および被験物質
を一緒に培養し、TPAにより活性化された細胞表面に
発現されるEBV早期抗原(EBV−EA)を、上咽頭
癌患者由来の抗体を用いる間接蛍光抗体法で評価する
(Ito Y., Yanase S., Fujita J., Harayama T., Takas
hima M. and Imanaka H. : Cancer Lett., 13, 29-37,
1981)。この方法によって見出されたEBV活性化抑制
物質のほとんどは、TPAによる発癌二段階実験におい
て腫瘍の発生を抑制することが知られている(黒田他;
anti-mutagenesis and anti-carcinogenesis mechanism
II, Prenum Press 425-429 (1990)) 。
【0016】(3)肺癌抑制試験 上記のEBV活性化抑制試験により効果が認められた抽
出物について、さらに小動物を用いた肺の発癌抑制試験
を行って評価した(Inayama Y.: Jap. J. Cancer Res.
(Gann), 77, 345-350(1986))。すなわち、マウスを用い
た肺二段階発癌試験において、被験物質の肺癌抑制作用
を対照群(被験物質による処理なし)と比較し、その抑
制効果を評価した。
【0017】試験方法の詳細は、以下のとおりである。
すなわち、試験群および対照群に、7週令のICRマウ
スをそれぞれ15匹ずつ配分し、各マウスに発癌剤であ
る4−ニトロキノリン 1−オキシド(4NQO:10
mg/kg個体重量)を背部より皮下投与することによ
りイニシエーション処理を行なう。次に、その5週間後
より、8%グリセリンを含有する飲料水を20週間マウ
スに自由摂取させることにより、プロモーション処理を
行なう。この際、試験群の飲料水には、最終濃度が25
μg/mlになるように被験物質が含有されている。
【0018】試験終了後、試験群および対照群のマウス
をそれぞれ解剖して肺を摘出する。摘出された肺を2.
5%グルタールアルデヒド(0.1M cacodylate buffer p
H 7.2)に浸漬し、肺葉に分けた後、各群の全腫瘍発生数
(マウス全例に見出された腫瘍の総数)および腫瘍発生
率(腫瘍の発生したマウスの割合)を算出し、被験物質
による肺癌抑制効果を評価する。
【0019】次に、各群の肺葉中の肺組織を鏡検する。
肺葉をパラフィンに固定した後、ミクロトームなどによ
り切片を作製し、Hematoxylin-Eosin 染色により、核お
よび細胞質の染色を行なう。顕微鏡にて、腫瘍形成に伴
う肺胞組織の組織学的な変化を観察する。
【0020】このようにして選択された本発明の発癌抑
制剤は、ヒトを含む哺乳動物へ、カプセル剤、マイクロ
カプセル剤、錠剤、顆粒剤、粉末、トローチ剤、丸剤、
軟膏剤、坐剤、注射液、シロップ剤などの慣用の医薬製
剤の形で経口または非経口投与することができる。本発
明の発癌抑制剤は、例えばシュクロース、でんぷん、マ
ンニット、ソルビット、ラクトース、グルコース、セル
ロース、タルク、燐酸カルシウム、炭酸カルシウムなど
の賦形剤;例えばセルロース、メチルセルロース、ヒド
ロキシメチルセルロース、ポリプロピルピロリドン、ゼ
ラチン、アラビアゴム、ポリエチレングリコール、シュ
クロース、でんぷんなどの結合剤;例えばでんぷん、カ
ルボキシメチルセルロース、ヒドロキシプロピルでんぷ
ん、炭酸水素ナトリウム、燐酸カルシウム、クエン酸カ
ルシウムなどの崩壊剤;例えばステアリン酸マグネシウ
ム、エアロシル、タルク、ラウリル硫酸ナトリウムなど
の滑沢剤;例えばクエン酸、メントール、グリシン、オ
レンジ末などの矯味剤;例えば安息香酸ナトリウム、重
亜硫酸ナトリウム、メチルパラベン、プロピルパラベン
などの保存剤;例えばクエン酸、クエン酸ナトリウムな
どの安定化剤;例えばメチルセルロース、ポリビニルピ
ロリドン、ステアリン酸アルミニウムなどの懸濁化剤;
例えばヒドロキシプロピルメチルセルロースなどの分散
剤;例えば水などの希釈剤;例えばカカオバター、白色
ワセリン、ポリエチレングリコールなどの基材ワック
ス;などの様な製剤化技術において慣用の有機または無
機の各種担体を用いる常法によって製造することができ
る。
【0021】上記発癌抑制剤の投与量は、患者の体重お
よび/または年齢、ならびに/または腫瘍発現または転
移の予防目的であるか否か、既に発生した腫瘍の治療目
的であるか否か、前者の場合は腫瘍の発生が予想される
癌誘発剤およびその投与量や投与期間など、後者の場合
は腫瘍の進行程度、さらには投与手段の様な種々の要因
によって変化するが、通常は、経口投与により、1日当
たり0.5〜1000mg、好ましくは1〜500mg
を投与する。有効な1回投与量は、患者の体重1kg当
たり0.01〜20mgの範囲、好ましくは0.05〜
2mgの範囲内で選択される。以下に実施例を挙げて本
発明をさらに詳細に説明するが、これは代表的例示を示
すためのものであり、本発明を制限する趣旨ではない。
【0022】
【実施例】
(実施例1) 発癌抑制物質の調製 黒ゴマの種子より誘導し得られた培養細胞を材料とし、
以下のようにして発癌抑制物質を調製した。培養細胞1
0kg(生重量)をブレンダーで細かく破砕した後、8
0%エタノール水溶液中で合計3回抽出し、抽出液を減
圧濃縮した。このようにして得られた抽出物310gを
粗抽出画分として、以下の精製操作に用いた。
【0023】粗抽出画分を、無極性ポリエチレン樹脂で
あるアンバーライトXAD−2樹脂(ブラウン社)を用
いたカラムクロマトグラフィーによって分画した。すな
わち、粗抽出画分をXAD−2樹脂に吸着させ、溶出溶
媒として水/メタノールの混合溶媒を用い、水から順次
メタノール濃度を高めて溶出させ、トリテルペン化合物
を多量に含有する100%メタノール溶出画分42.8
gを得た。次に、この画分について、シリカゲルを充填
したカラムクロマトグラフィーを行った。溶出液とし
て、クロロホルム/メタノールを用い、ステップワイズ
式に溶出溶媒の濃度勾配を変化させた。100%クロロ
ホルム溶出画分を除去した後、15%メタノール/クロ
ロホルム溶出画分28.6gを得た。
【0024】さらに、この画分について、ODS担体を
充填したカラムクロマトグラフィーを行い、有効成分の
分取を行った。すなわち、60%アセトニトリル/リン
酸緩衝液(pH3.3)により平衡化させたODSカル
ムに、15%メタノール/クロロホルム溶出画分を展開
し、60%アセトニトリル/リン酸緩衝液により溶出を
行った後、トリテルペン化合物を主に含有する画分を分
取した。これを脱塩処理した後、減圧濃縮した。最終的
に、ODSカラムを装着した高速液体クロマトグラフィ
ーを繰返して、有効成分の単離を行った。その結果、上
記トリテルペン化合物(1)、トリテルペン化合物
(2)、トリテルペン化合物(3)をそれぞれ、46.
2mg、48.3mgおよび93.4mg得た。
【0025】(実施例2) 肺癌抑制試験 植物成体および植物培養細胞などから抽出して得られる
抽出画分のうち、EBV活性化抑制作用を有する上記ト
リテルペン化合物(1)、(2)および(3)を主に含
有する抽出画分について、マウスを用いた25週間の肺
癌抑制試験を上述の試験方法と同様にして行った。試験
終了後、各群の全腫瘍発生数および腫瘍発生率(%)を
算出した。その結果を表1に示す。
【0026】
【表1】
【0027】表1より明らかな様に、全腫瘍発生数は、
対照群のマウスでは48個と非常に多かったのに対し
て、被験物質で処理した試験群では12個と非常に少な
かった。さらに、腫瘍発生率は、対照群のマウスでは1
00%であり、全マウスに腫瘍の発生が認められたのに
対して、試験群では40%に抑制されており、さらに腫
瘍体積も著しく減少したことから、被験物質による抑制
効果が顕著に認められた。
【0028】次に、試験群および対照群のマウスについ
て剖検を行った。摘出した肺の切片を作製し、肺胞の組
織学的な変化を顕微鏡で観察した。一般に正常な肺胞系
は、呼吸細気管支から肺胞管の2〜3次分岐を経て肺胞
嚢となり、肺胞嚢の壁には外側への小半球状突出を示す
肺胞が形成されている。対照群の肺より作製された切片
には、大きな腫瘍細胞の形成が観察され、腫瘍が肺胞を
埋め、正常な肺胞組織が維持されていない部位が多く認
められた。これに対して、試験群の肺より作製された切
片には、ごく一部の部位を除いて正常な肺胞組織が維持
されていた。このことから、トリテルペン化合物を含有
する抽出物には顕著な肺癌抑制効果が認められ、腫瘍細
胞の形成およびそれに伴う肺組織の異常を抑制できるこ
とが明らかになった。
【0029】
【発明の効果】本発明の肺癌抑制剤は、肺癌の予防また
は転移抑制および治療に有効であり、かつ安全性が高
い。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 庭野 満 茨城県つくば市観音台1丁目25番14号 株 式会社神戸製鋼所筑波研究地区内 (72)発明者 三村 精男 茨城県つくば市観音台1丁目25番14号 株 式会社神戸製鋼所筑波研究地区内 (72)発明者 高原 義昌 茨城県つくば市観音台1丁目25番14号 株 式会社神戸製鋼所筑波研究地区内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記化学式で示されるトリテルペン化合
    物(1)、 【化1】 下記化学式で示されるトリテルペン化合物(2) 【化2】 および下記化学式で示されるトリテルペン化合物(3) 【化3】 よりなる群から選択される少なくとも一種を有効成分と
    して含有する肺癌抑制剤。
JP12177693A 1993-05-24 1993-05-24 肺癌抑制剤 Withdrawn JPH06329537A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
FR2727678A1 (fr) * 1994-12-03 1996-06-07 Dong Kook Pharm Co Ltd Derives de l'acide asiatique, leur procede de fabrication et les agents a propriete dermatologique les contenant
KR100330137B1 (ko) * 1999-07-16 2002-03-27 복성해 트리테르펜계 지질과산화 저해물질 및 그 제조방법

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