JPH06329217A - ピッキングシステム - Google Patents
ピッキングシステムInfo
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- JPH06329217A JPH06329217A JP14294493A JP14294493A JPH06329217A JP H06329217 A JPH06329217 A JP H06329217A JP 14294493 A JP14294493 A JP 14294493A JP 14294493 A JP14294493 A JP 14294493A JP H06329217 A JPH06329217 A JP H06329217A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 商品棚の各商品収容部にはピッキング指示ラ
ンプとその消灯用スイッチを設けて、各商品のピッキン
グ個数は商品棚に備えられた単一の個数表示器で切り換
え表示するピッキングシステムにおいて、今回の作業か
ら次回の作業への移行をスムーズに、無駄のない作業動
線で行わせることを目的とする。 【構成】 商品棚1の各商品収容部2…2にピッキング
指示ランプ3…3とランプ消灯スイッチ4…4とを備え
ると共に、上記商品棚1には単一のピッキング個数表示
器6を備える。そして、今回ピッキングすべき商品の収
容部2における指示ランプ3を点灯させると共に、その
商品のピッキング個数を個数表示器6に表示させ、か
つ、次にピッキングする商品の収容部2における指示ラ
ンプ3を今回ピッキングする商品の指示ランプ3とは異
なるパターンで点灯させるように構成する。
ンプとその消灯用スイッチを設けて、各商品のピッキン
グ個数は商品棚に備えられた単一の個数表示器で切り換
え表示するピッキングシステムにおいて、今回の作業か
ら次回の作業への移行をスムーズに、無駄のない作業動
線で行わせることを目的とする。 【構成】 商品棚1の各商品収容部2…2にピッキング
指示ランプ3…3とランプ消灯スイッチ4…4とを備え
ると共に、上記商品棚1には単一のピッキング個数表示
器6を備える。そして、今回ピッキングすべき商品の収
容部2における指示ランプ3を点灯させると共に、その
商品のピッキング個数を個数表示器6に表示させ、か
つ、次にピッキングする商品の収容部2における指示ラ
ンプ3を今回ピッキングする商品の指示ランプ3とは異
なるパターンで点灯させるように構成する。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、商品流通業界等で採用
されるピッキングシステムに関する。
されるピッキングシステムに関する。
【0002】
【従来の技術】スーパーマーケットやコンビニエンスス
トア向け商品の配送センター等においては、各種の商品
を各店舗からの注文に応じて注文個数づつ取り揃える作
業が行われるが、近年、この種の作業にピッキングシス
テムが広く用いられるようになっている。
トア向け商品の配送センター等においては、各種の商品
を各店舗からの注文に応じて注文個数づつ取り揃える作
業が行われるが、近年、この種の作業にピッキングシス
テムが広く用いられるようになっている。
【0003】このピッキングシステムは、例えば特開平
2−18203号公報に開示されているように、各仕向
け先別の集品コンテナが搬送される経路に沿って多数の
商品を品目毎に収容した商品棚を配置し、作業者がこれ
らの商品棚における各商品の収容部から受注商品を受注
個数づつピッキングして上記コンテナに集品することに
より、仕向け先毎に全受注商品を取り揃えるようにした
ものである。
2−18203号公報に開示されているように、各仕向
け先別の集品コンテナが搬送される経路に沿って多数の
商品を品目毎に収容した商品棚を配置し、作業者がこれ
らの商品棚における各商品の収容部から受注商品を受注
個数づつピッキングして上記コンテナに集品することに
より、仕向け先毎に全受注商品を取り揃えるようにした
ものである。
【0004】その場合に、各受注商品を受注個数づつピ
ッキングさせるために、上記公報に開示されたシステム
では、商品棚の各商品収容部に、ピッキング指示ランプ
と、ピッキング個数表示器とを設け、指示ランプが点灯
している収容部の商品を個数表示器に表示されている個
数だけピッキングさせるようになっている。
ッキングさせるために、上記公報に開示されたシステム
では、商品棚の各商品収容部に、ピッキング指示ランプ
と、ピッキング個数表示器とを設け、指示ランプが点灯
している収容部の商品を個数表示器に表示されている個
数だけピッキングさせるようになっている。
【0005】また、比較的簡便なピッキングシステムで
は、商品棚の各商品収容部にはピッキング指示ランプ
と、その消灯用スイッチのみを設けると共に、当該商品
棚に各収容部で共用される単一のピッキング個数表示器
を備えた構成とされる。
は、商品棚の各商品収容部にはピッキング指示ランプ
と、その消灯用スイッチのみを設けると共に、当該商品
棚に各収容部で共用される単一のピッキング個数表示器
を備えた構成とされる。
【0006】この後者のシステムの場合は、当該商品棚
のいずれか一つの収容部の指示ランプが点灯すると同時
に、その収容部の商品についての受注個数が個数表示器
に表示され、また、その商品のピッキングが終了して消
灯スイッチをON操作すれば、次の収容部の指示ランプ
が点灯すると共に、その収容部の商品についての受注個
数が上記個数表示器に切り換え表示されることになる。
のいずれか一つの収容部の指示ランプが点灯すると同時
に、その収容部の商品についての受注個数が個数表示器
に表示され、また、その商品のピッキングが終了して消
灯スイッチをON操作すれば、次の収容部の指示ランプ
が点灯すると共に、その収容部の商品についての受注個
数が上記個数表示器に切り換え表示されることになる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】ところで、各商品収容
部で個数表示器が共用される後者のシステムの場合、次
のような改善すべき課題がある。
部で個数表示器が共用される後者のシステムの場合、次
のような改善すべき課題がある。
【0008】まず、当該商品棚での作業中において、あ
る収容部の商品についてのピッキングを終了して消灯ス
イッチをON操作したときに、次に他の収容部の指示ラ
ンプが点灯するか否かの予測ができず、しかも、点灯す
る場合にも、どの収容部で点灯するかが不明である。そ
のため、作業者は、消灯スイッチをON操作したときに
或はON操作しながら、次に自分の体勢を向けるべき部
位を捜さなければならないことになり、これがスムーズ
な体の移動を妨げ、或は作業動線に無駄を発生させるこ
とになるのである。
る収容部の商品についてのピッキングを終了して消灯ス
イッチをON操作したときに、次に他の収容部の指示ラ
ンプが点灯するか否かの予測ができず、しかも、点灯す
る場合にも、どの収容部で点灯するかが不明である。そ
のため、作業者は、消灯スイッチをON操作したときに
或はON操作しながら、次に自分の体勢を向けるべき部
位を捜さなければならないことになり、これがスムーズ
な体の移動を妨げ、或は作業動線に無駄を発生させるこ
とになるのである。
【0009】また、当該商品棚についての作業開始時
に、最初にピッキングする商品収容部の指示ランプしか
点灯しないので、その商品棚についての全作業量がどの
程度あるかの見当がつかず、また、作業途中において
も、残り作業量が不明であるから、作業者が作業の見通
しを立てることができず、これが作業能率を低下させる
要因になるのである。
に、最初にピッキングする商品収容部の指示ランプしか
点灯しないので、その商品棚についての全作業量がどの
程度あるかの見当がつかず、また、作業途中において
も、残り作業量が不明であるから、作業者が作業の見通
しを立てることができず、これが作業能率を低下させる
要因になるのである。
【0010】そこで、本発明は、指示ランプが点灯した
収容部についてのピッキング作業中に、少なくとも次に
ピッキングすべき収容部を作業者が認識することができ
るようにして、体のスムーズな移動を可能とすると共に
作業動線の無駄をなくし、もって、この種の作業の能率
を向上させることを第1の課題とする。
収容部についてのピッキング作業中に、少なくとも次に
ピッキングすべき収容部を作業者が認識することができ
るようにして、体のスムーズな移動を可能とすると共に
作業動線の無駄をなくし、もって、この種の作業の能率
を向上させることを第1の課題とする。
【0011】また、作業者に対し、作業開始時に当該商
品棚での全作業量を認識させ、或は作業中における残り
の作業量を認識させることにより、作業の見通しを立て
やすくして、作業性を向上させることを第2の課題とす
る。
品棚での全作業量を認識させ、或は作業中における残り
の作業量を認識させることにより、作業の見通しを立て
やすくして、作業性を向上させることを第2の課題とす
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
め、本発明は次のように構成したことを特徴とする。
【0013】まず、本願の請求項1に係る発明(以下、
第1発明という)は、多数の商品を品目毎に収容した商
品棚から各受注商品を受注個数づつピッキングすること
により、全受注商品を取り揃えるようにしたピッキング
システムにおいて、上記商品棚の各商品収容部毎に設け
られたピッキング指示ランプと、同じく各商品収容部毎
に設けられたランプ消灯スイッチと、上記商品棚に備え
られた単一のピッキング個数表示器と、上記指示ランプ
と個数表示器の作動を制御する制御装置とを備える。
第1発明という)は、多数の商品を品目毎に収容した商
品棚から各受注商品を受注個数づつピッキングすること
により、全受注商品を取り揃えるようにしたピッキング
システムにおいて、上記商品棚の各商品収容部毎に設け
られたピッキング指示ランプと、同じく各商品収容部毎
に設けられたランプ消灯スイッチと、上記商品棚に備え
られた単一のピッキング個数表示器と、上記指示ランプ
と個数表示器の作動を制御する制御装置とを備える。
【0014】そして、この制御装置を、今回ピッキング
すべき商品の収容部における指示ランプを点灯させると
共に、その商品の受注個数を個数表示器に表示させ、か
つ、次にピッキングする商品の収容部における指示ラン
プを今回ピッキングする商品の指示ランプとは異なるパ
ターンで点灯させるように構成したことを特徴とする。
すべき商品の収容部における指示ランプを点灯させると
共に、その商品の受注個数を個数表示器に表示させ、か
つ、次にピッキングする商品の収容部における指示ラン
プを今回ピッキングする商品の指示ランプとは異なるパ
ターンで点灯させるように構成したことを特徴とする。
【0015】また、請求項2に係る発明(以下、第2発
明という)は、上記第1発明と同様に、商品棚の各商品
収容部毎に設けられたピッキング指示ランプと、同じく
各商品収容部毎に設けられたランプ消灯スイッチと、上
記商品棚に備えられた単一のピッキング個数表示器と、
上記指示ランプと個数表示器の作動を制御する制御装置
とを備えると共に、この制御装置を、当該商品棚につい
ての作業開始時に、受注のあった全商品についての指示
ランプを点灯させ、かつ、それらのランプのうち、今回
ピッキングすべき商品の収容部における指示ランプを他
の指示ランプとは異なるパターンで点灯させると共に、
その商品の受注個数を個数表示器に表示させるように構
成したことを特徴とする。
明という)は、上記第1発明と同様に、商品棚の各商品
収容部毎に設けられたピッキング指示ランプと、同じく
各商品収容部毎に設けられたランプ消灯スイッチと、上
記商品棚に備えられた単一のピッキング個数表示器と、
上記指示ランプと個数表示器の作動を制御する制御装置
とを備えると共に、この制御装置を、当該商品棚につい
ての作業開始時に、受注のあった全商品についての指示
ランプを点灯させ、かつ、それらのランプのうち、今回
ピッキングすべき商品の収容部における指示ランプを他
の指示ランプとは異なるパターンで点灯させると共に、
その商品の受注個数を個数表示器に表示させるように構
成したことを特徴とする。
【0016】
【作用】上記の構成によれば、第1発明においては、今
回ピッキングする商品の収容部における指示ランプと、
次回ピッキングする商品の収容部における指示ランプと
が、例えば連続点灯や間欠点灯(点滅)などの異なるパ
ターンで点灯されるから、作業者は、今回の商品をピッ
キングしながら次回のピッキングのための体勢を整えた
り準備したりすることが可能となる。
回ピッキングする商品の収容部における指示ランプと、
次回ピッキングする商品の収容部における指示ランプと
が、例えば連続点灯や間欠点灯(点滅)などの異なるパ
ターンで点灯されるから、作業者は、今回の商品をピッ
キングしながら次回のピッキングのための体勢を整えた
り準備したりすることが可能となる。
【0017】また、第2発明においては、今回ピッキン
グする商品の収容部における指示ランプと、次回以降に
ピッキングしなければならない残りの商品の収容部にお
ける指示ランプとが同じく異なるパターンで点灯される
から、第1発明の場合と同様に、今回の商品をピッキン
グしながら次回のピッキングのための体勢を整えたり準
備したりすることが可能となり。
グする商品の収容部における指示ランプと、次回以降に
ピッキングしなければならない残りの商品の収容部にお
ける指示ランプとが同じく異なるパターンで点灯される
から、第1発明の場合と同様に、今回の商品をピッキン
グしながら次回のピッキングのための体勢を整えたり準
備したりすることが可能となり。
【0018】そして、特に第2発明によれば、作業開始
時に当該商品棚での全作業量を認識することができ、ま
た、作業途中でも作業の残量を常に認識することができ
るから、作業者が見通しを立てながら作業を進めること
が可能となる。
時に当該商品棚での全作業量を認識することができ、ま
た、作業途中でも作業の残量を常に認識することができ
るから、作業者が見通しを立てながら作業を進めること
が可能となる。
【0019】
【実施例】以下、本発明の実施例について説明する。
【0020】まず、図1、図2により本実施例に係るピ
ッキングシステムの全体構成を説明すると、このシステ
ムには集品用コンテナ(図示せず)の搬送経路に沿って
図1に示すような商品棚1が配置される。
ッキングシステムの全体構成を説明すると、このシステ
ムには集品用コンテナ(図示せず)の搬送経路に沿って
図1に示すような商品棚1が配置される。
【0021】この商品棚1には、各商品を品目毎に収容
する多数の商品収容ポケット2…2が設けられていると
共に、各ポケット2…2には、ピッキング指示ランプ3
…3と、該ランプ3…3の消灯スイッチ4…4とが設け
られている。また、この商品棚1には、該商品棚1が現
在作業対象となっている棚であることを表示するための
作動表示ランプ5と、いずれかのポケット2の商品につ
いてのピッキング個数を表示する個数表示器6とが備え
られている。
する多数の商品収容ポケット2…2が設けられていると
共に、各ポケット2…2には、ピッキング指示ランプ3
…3と、該ランプ3…3の消灯スイッチ4…4とが設け
られている。また、この商品棚1には、該商品棚1が現
在作業対象となっている棚であることを表示するための
作動表示ランプ5と、いずれかのポケット2の商品につ
いてのピッキング個数を表示する個数表示器6とが備え
られている。
【0022】そして、図2に示すように、複数の商品棚
1…1のそれぞれについて、上記作動表示ランプ5、個
数表示器6、及び各ポケット2…2の指示ランプ3…3
等の作動や表示を制御する信号を出力し、また消灯スイ
ッチ4…4からの信号が入力されるベイコントローラ7
が備えられていると共に、これらのベイコントローラ7
…7と当該配送センター等に備えられたホストコンピュ
ータ8とが中継器9を介して接続されている。また、上
記中継器9には、作業の開始や終了を指示し、或は作業
状況を表示するための入出力装置と表示装置とを備えた
作業操作卓10が接続されている。
1…1のそれぞれについて、上記作動表示ランプ5、個
数表示器6、及び各ポケット2…2の指示ランプ3…3
等の作動や表示を制御する信号を出力し、また消灯スイ
ッチ4…4からの信号が入力されるベイコントローラ7
が備えられていると共に、これらのベイコントローラ7
…7と当該配送センター等に備えられたホストコンピュ
ータ8とが中継器9を介して接続されている。また、上
記中継器9には、作業の開始や終了を指示し、或は作業
状況を表示するための入出力装置と表示装置とを備えた
作業操作卓10が接続されている。
【0023】次に、上記のような構成のピッキングシス
テムにおける具体的な動作を図3、図4のフローチャー
トに従って説明する。
テムにおける具体的な動作を図3、図4のフローチャー
トに従って説明する。
【0024】まず、図3の実施例では、ステップS1,
S2として、最初にピッキングする商品のポケット2に
おける指示ランプ3を間欠点灯させると共に、その商品
のピッキング個数を当該商品棚1の個数表示器6に表示
する。また、これと同時に、ステップS3で、次回ピッ
キングする商品が存在するか否かを判定し、今回の商品
が受注した最後の商品でない場合には、ステップS4
で、次回ピッキングする商品のポケット2における指示
ランプ3を連続点灯させる。
S2として、最初にピッキングする商品のポケット2に
おける指示ランプ3を間欠点灯させると共に、その商品
のピッキング個数を当該商品棚1の個数表示器6に表示
する。また、これと同時に、ステップS3で、次回ピッ
キングする商品が存在するか否かを判定し、今回の商品
が受注した最後の商品でない場合には、ステップS4
で、次回ピッキングする商品のポケット2における指示
ランプ3を連続点灯させる。
【0025】次に、ステップS5として、作業者が、指
示ランプ3が間欠点灯しているポケット2の商品を個数
表示器6に表示されている個数だけピッキングして集品
用コンテナに投入すると共に、ステップS6で、そのポ
ケット2の消灯スイッチ4をON操作する。これによ
り、最初の商品についてのピッキングが終了する。
示ランプ3が間欠点灯しているポケット2の商品を個数
表示器6に表示されている個数だけピッキングして集品
用コンテナに投入すると共に、ステップS6で、そのポ
ケット2の消灯スイッチ4をON操作する。これによ
り、最初の商品についてのピッキングが終了する。
【0026】そして、ステップS7で、全受注商品につ
いてのピッキングが終了したか否かの判定が行われる
が、通例は1つの商品棚1から複数の商品がピッキング
されるから、上記ステップS1〜S6を再び繰り返すこ
とになり、このとき、ステップS1により、前回のステ
ップS4で連続点灯とされていたポケット2の指示ラン
プ3が間欠点灯に切り換わると共に、ステップS2で、
そのポケット2の商品のピッキング個数が個数表示器6
に表示される。また、今回のステップS4により、次に
ピッキングする商品、即ち3番目の商品のポケット2に
おける指示ランプ3が新たに連続点灯することになる。
いてのピッキングが終了したか否かの判定が行われる
が、通例は1つの商品棚1から複数の商品がピッキング
されるから、上記ステップS1〜S6を再び繰り返すこ
とになり、このとき、ステップS1により、前回のステ
ップS4で連続点灯とされていたポケット2の指示ラン
プ3が間欠点灯に切り換わると共に、ステップS2で、
そのポケット2の商品のピッキング個数が個数表示器6
に表示される。また、今回のステップS4により、次に
ピッキングする商品、即ち3番目の商品のポケット2に
おける指示ランプ3が新たに連続点灯することになる。
【0027】このようにして、全受注商品について、指
示ランプ3が間欠点灯しているポケット2の商品を個数
表示器6に表示されている個数づつ順次ピッキングして
ゆくことになるが、その場合に、今回のピッキングを指
示する指示ランプ3の間欠点灯に加えて、次回ピッキン
グする商品のポケット2における指示ランプ3が連続点
灯するから、作業者は、これを確認することにより、今
回の作業中に次の作業に向けての準備体勢を取ることが
でき、したがって、今回の作業から次回の作業へ、スム
ーズに、しかも最も短い作業動線で移行することが可能
となるのである。
示ランプ3が間欠点灯しているポケット2の商品を個数
表示器6に表示されている個数づつ順次ピッキングして
ゆくことになるが、その場合に、今回のピッキングを指
示する指示ランプ3の間欠点灯に加えて、次回ピッキン
グする商品のポケット2における指示ランプ3が連続点
灯するから、作業者は、これを確認することにより、今
回の作業中に次の作業に向けての準備体勢を取ることが
でき、したがって、今回の作業から次回の作業へ、スム
ーズに、しかも最も短い作業動線で移行することが可能
となるのである。
【0028】ここで、上記の説明では、今回ピッキング
する商品についての指示ランプ3を間欠点灯、次回ピッ
キングする商品についての指示ランプ3を連続点灯とし
たが、これを逆にしてもよい。
する商品についての指示ランプ3を間欠点灯、次回ピッ
キングする商品についての指示ランプ3を連続点灯とし
たが、これを逆にしてもよい。
【0029】次に、図4に示す第2実施例について説明
する。
する。
【0030】この実施例では、まず、ステップS11と
して当該商品棚1における全受注商品のポケット2…2
の指示ランプ3…3を一斉に連続点灯させると共に、次
にステップS12,S13で、これらの指示ランプ3…
3のうち、最初にピッキングする商品のポケット2にお
ける指示ランプ3を間欠点灯に切り換え、同時に、その
商品のピッキング個数を個数表示器6に表示する。
して当該商品棚1における全受注商品のポケット2…2
の指示ランプ3…3を一斉に連続点灯させると共に、次
にステップS12,S13で、これらの指示ランプ3…
3のうち、最初にピッキングする商品のポケット2にお
ける指示ランプ3を間欠点灯に切り換え、同時に、その
商品のピッキング個数を個数表示器6に表示する。
【0031】そして、ステップS14として、作業者
が、指示ランプ3が間欠点灯しているポケット2の商品
を個数表示器6に表示されている個数だけピッキングし
て集品用コンテナに投入すると共に、ステップS15で
そのポケット2の消灯スイッチ4をON操作する。
が、指示ランプ3が間欠点灯しているポケット2の商品
を個数表示器6に表示されている個数だけピッキングし
て集品用コンテナに投入すると共に、ステップS15で
そのポケット2の消灯スイッチ4をON操作する。
【0032】次に、ステップS16で、全受注商品につ
いてのピッキングが終了したか否かの判定が行われる
が、この場合も、1つの商品棚1から複数の商品がピッ
キングされるから、上記ステップS12〜S15を再び
繰り返すことになるが、この場合は、ステップS12
で、今回ピッキングする商品、即ち2番目の商品のポケ
ット2における指示ランプ3が間欠点灯に切り換わり、
同時に、ステップS13で、その商品のピッキング個数
が個数表示器6に切り換え表示されることになる。
いてのピッキングが終了したか否かの判定が行われる
が、この場合も、1つの商品棚1から複数の商品がピッ
キングされるから、上記ステップS12〜S15を再び
繰り返すことになるが、この場合は、ステップS12
で、今回ピッキングする商品、即ち2番目の商品のポケ
ット2における指示ランプ3が間欠点灯に切り換わり、
同時に、ステップS13で、その商品のピッキング個数
が個数表示器6に切り換え表示されることになる。
【0033】このようにして、この実施例では、作業開
始時に全受注商品のポケット2…2における指示ランプ
3…3が一斉に連続点灯すると共に、ピッキングする順
にこれらの指示ランプ3…3が順次間欠点灯に切り換わ
り、また、指示ランプ3が間欠点灯しているポケット2
の商品がピッキングされると、その指示ランプ3は消灯
されるから、常に、今回ピッキングする商品の指示ラン
プ3と、次回以降にピッキングする残りの商品の指示ラ
ンプ3…3とが、間欠点灯及び連続点灯により区別され
た状態で点灯していることになる。
始時に全受注商品のポケット2…2における指示ランプ
3…3が一斉に連続点灯すると共に、ピッキングする順
にこれらの指示ランプ3…3が順次間欠点灯に切り換わ
り、また、指示ランプ3が間欠点灯しているポケット2
の商品がピッキングされると、その指示ランプ3は消灯
されるから、常に、今回ピッキングする商品の指示ラン
プ3と、次回以降にピッキングする残りの商品の指示ラ
ンプ3…3とが、間欠点灯及び連続点灯により区別され
た状態で点灯していることになる。
【0034】したがって、この実施例においても、作業
者は、今回の作業中に次の作業に向けての準備体勢を取
ることができて、今回の作業から次回の作業へ、スムー
ズに、最も短い作業動線で移行することが可能となる。
また、この実施例によれば、作業開始時には当該商品棚
1についての全作業量を、作業中には残りの作業量をそ
れぞれ認識することができるので、作業者が、作業の見
通しを立てることが可能となるのである。
者は、今回の作業中に次の作業に向けての準備体勢を取
ることができて、今回の作業から次回の作業へ、スムー
ズに、最も短い作業動線で移行することが可能となる。
また、この実施例によれば、作業開始時には当該商品棚
1についての全作業量を、作業中には残りの作業量をそ
れぞれ認識することができるので、作業者が、作業の見
通しを立てることが可能となるのである。
【0035】
【発明の効果】以上のように、本発明によれば、商品棚
の各商品収容部にはピッキング指示ランプとその消灯用
スイッチのみを設けて、各商品のピッキング個数は当該
商品棚に備えられた単一の個数表示器で切り換え表示す
るようにしたピッキングシステムにおいて、今回ピッキ
ングすべき商品の収容部における指示ランプと、少なく
とも次回ピッキングすべき商品の収容部における指示ラ
ンプとを異なるパターンで点灯させるように構成したか
ら、作業者は今回の商品をピッキングしながら次回のピ
ッキングのための体勢を整えたり準備したりすることが
可能となる。これにより、今回の作業から次回の作業へ
の移行がスムーズに、しかも無駄のない作業動線で行う
ことが可能となって、作業者の疲労が軽減されたり或は
処理時間が短縮されて、この種のピッキング作業の能率
が向上することになる。
の各商品収容部にはピッキング指示ランプとその消灯用
スイッチのみを設けて、各商品のピッキング個数は当該
商品棚に備えられた単一の個数表示器で切り換え表示す
るようにしたピッキングシステムにおいて、今回ピッキ
ングすべき商品の収容部における指示ランプと、少なく
とも次回ピッキングすべき商品の収容部における指示ラ
ンプとを異なるパターンで点灯させるように構成したか
ら、作業者は今回の商品をピッキングしながら次回のピ
ッキングのための体勢を整えたり準備したりすることが
可能となる。これにより、今回の作業から次回の作業へ
の移行がスムーズに、しかも無駄のない作業動線で行う
ことが可能となって、作業者の疲労が軽減されたり或は
処理時間が短縮されて、この種のピッキング作業の能率
が向上することになる。
【0036】また、第2発明によれば、上記の効果に加
えて、作業開始時に当該商品棚での全作業量を、作業途
中においては残りの作業量を常に認識することができる
から、作業者が見通しを立てながら作業を進めることが
可能となり、これによっても作業能率の向上が達成され
ることになる。
えて、作業開始時に当該商品棚での全作業量を、作業途
中においては残りの作業量を常に認識することができる
から、作業者が見通しを立てながら作業を進めることが
可能となり、これによっても作業能率の向上が達成され
ることになる。
【図1】 本発明の実施例における商品棚の正面図であ
る。
る。
【図2】 同実施例における制御システム図である。
【図3】 第1実施例の動作を示すフローチャート図で
ある。
ある。
【図4】 第2実施例の動作を示すフローチャート図で
ある。
ある。
1 商品棚 2 商品収容部(ポケット) 3 ピッキング指示ランプ 4 ランプ消灯スイッチ 6 ピッキング個数表示器 7,8,9 制御装置(ベイコントローラ、中継器、ホ
ストコンピュータ)
ストコンピュータ)
Claims (2)
- 【請求項1】 多数の商品を品目毎に収容した商品棚か
ら各受注商品を受注個数づつピッキングすることによ
り、全受注商品を取り揃えるようにしたピッキングシス
テムであって、上記商品棚の各商品収容部毎に設けられ
たピッキング指示ランプと、同じく各商品収容部毎に設
けられたランプ消灯スイッチと、上記商品棚に備えられ
た単一のピッキング個数表示器と、上記指示ランプと個
数表示器の作動を制御する制御装置とを有し、かつ、こ
の制御装置が、今回ピッキングすべき商品の収容部にお
ける指示ランプを点灯させると共に、その商品の受注個
数を個数表示器に表示させ、かつ、次にピッキングする
商品の収容部における指示ランプを今回ピッキングする
商品の指示ランプとは異なるパターンで点灯させるよう
に構成されていることを特徴とするピッキングシステ
ム。 - 【請求項2】 多数の商品を品目毎に収容した商品棚か
ら各受注商品を受注個数づつピッキングすることによ
り、全受注商品を取り揃えるようにしたピッキングシス
テムであって、上記商品棚の各商品収容部毎に設けられ
たピッキング指示ランプと、同じく各商品収容部毎に設
けられたランプ消灯スイッチと、上記商品棚に備えられ
た単一のピッキング個数表示器と、上記指示ランプと個
数表示器の作動を制御する制御装置とを有し、かつ、こ
の制御装置が、当該商品棚についての作業開始時に、受
注のあった全商品についての指示ランプを点灯させ、か
つ、それらのランプのうち、今回ピッキングすべき商品
の収容部における指示ランプを他の指示ランプとは異な
るパターンで点灯させると共に、その商品の受注個数を
個数表示器に表示させるように構成されていることを特
徴とするピッキングシステム。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14294493A JPH06329217A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | ピッキングシステム |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14294493A JPH06329217A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | ピッキングシステム |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06329217A true JPH06329217A (ja) | 1994-11-29 |
Family
ID=15327283
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP14294493A Pending JPH06329217A (ja) | 1993-05-20 | 1993-05-20 | ピッキングシステム |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06329217A (ja) |
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002128245A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-09 | Ishida Co Ltd | 仕分けシステム |
JP2007502763A (ja) * | 2003-08-18 | 2007-02-15 | アサップ・オートメーション・エルエルシー | 画像ディスプレイを備えた在庫システム |
CN103771072A (zh) * | 2014-01-29 | 2014-05-07 | 广西职业技术学院 | 一种基于语音识别货架的语音拣货系统及方法 |
JP2017048052A (ja) * | 2015-09-04 | 2017-03-09 | 公立大学法人岩手県立大学 | 支援システム |
CN117960635A (zh) * | 2024-04-02 | 2024-05-03 | 贝榕物联(常州)有限公司 | 基于光电融合标签的分拣数据传输方法及系统 |
-
1993
- 1993-05-20 JP JP14294493A patent/JPH06329217A/ja active Pending
Cited By (7)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002128245A (ja) * | 2000-10-20 | 2002-05-09 | Ishida Co Ltd | 仕分けシステム |
JP2007502763A (ja) * | 2003-08-18 | 2007-02-15 | アサップ・オートメーション・エルエルシー | 画像ディスプレイを備えた在庫システム |
CN103771072A (zh) * | 2014-01-29 | 2014-05-07 | 广西职业技术学院 | 一种基于语音识别货架的语音拣货系统及方法 |
CN103771072B (zh) * | 2014-01-29 | 2016-03-16 | 广西职业技术学院 | 一种基于语音识别货架的语音拣货系统及方法 |
JP2017048052A (ja) * | 2015-09-04 | 2017-03-09 | 公立大学法人岩手県立大学 | 支援システム |
CN117960635A (zh) * | 2024-04-02 | 2024-05-03 | 贝榕物联(常州)有限公司 | 基于光电融合标签的分拣数据传输方法及系统 |
CN117960635B (zh) * | 2024-04-02 | 2024-05-28 | 贝榕物联(常州)有限公司 | 基于光电融合标签的分拣数据传输方法及系统 |
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