JPH063287Y2 - ホームごたつ用脚 - Google Patents

ホームごたつ用脚

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JPH063287Y2
JPH063287Y2 JP1988072441U JP7244188U JPH063287Y2 JP H063287 Y2 JPH063287 Y2 JP H063287Y2 JP 1988072441 U JP1988072441 U JP 1988072441U JP 7244188 U JP7244188 U JP 7244188U JP H063287 Y2 JPH063287 Y2 JP H063287Y2
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JP
Japan
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locking plate
leg
leg body
mounting member
rotating shaft
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JP1988072441U
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JPH01175208U (ja
Inventor
繁孝 三谷
Original Assignee
株式会社アイ・トワニー
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  • Tables And Desks Characterized By Structural Shape (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案はホームごたつ用脚に関する。
〔従来の技術と考案が解決しようとする課題〕
従来、伸縮可能なホームごたつ用脚としては、例えば、
実開昭62-102905号のものが知られているが、この種の
脚は、脚本体の内面へ、上下方向に所定ピッチで小窪み
部を凹設し、係合ピンを径方向に進退させて該係合ピン
の先端部を該小窪み部に係脱させる係脱機構を、床載置
部材に付設し、脚本体に床載置部材を伸縮自在に連結し
た構成であった。ところが、床載置部材を伸ばした状態
において、こたつの重量を支持するには、係合ピン先端
と小窪み部の係合のみでは強度不足で、耐久性に劣る問
題があった。しかも、上記係脱機構は、いわゆるクラン
ク機構を用いたもので、構造の複雑化と部品数の増加が
生じ、製作に手間がかかる問題もあった。
そこで、本考案は、このような問題点を解決して、製作
が容易で耐久性に優れたホームごたつ用脚を提供するこ
とを目的とする。
〔課題を解決しようとするための手段〕
上記目的を達成するために、本考案のホームごたつ用脚
に於ては、脚本体の下方に床載置部材を設けると共に、
該脚本体の下部には異形貫通孔を形成して、該異形貫通
孔に回動軸を回動自在に挿通し、かつ、該床載置部材の
下面に臨んだ上記回動軸の下端部に操作用ツマミ部を付
設し、該回動軸に、多数段の第1凹溝、又は第2係止板
部を、設け、上記脚本体に、上記ツマミ部の回動操作及
び上記脚本体の上下動操作により、上記第1凹溝に選択
的に係脱可能な第1係止板部、又は上記第2係止板部と
選択的に係脱可能な多数段の第2凹溝を、設けたもので
ある。
〔作用〕
第1凹溝と第1係止板部の係止状態(及び第2係止板部
と第2凹溝の係止状態)においては、該第1凹溝と第1
係止板部(及び第2係止板部と第2凹溝)の互いの面同
士で、こたつ全体の重量が支持される。また、回動軸の
第1凹溝18又は第2係止板部19自体が、脚本体1の第1
係止板部40又は第2凹溝30に選択的に係脱する簡易な構
造とすることができる。
〔実施例〕
実施例について図面を参照して説明すると、第1図は本
考案に係るホームごたつ用脚を示し、この脚は、脚本体
1と、該脚本体1の下方に配設される床載置部材2と、
保持機構9と、該床載置部材2と脚本体1の下端部1bと
の間を包囲する蛇腹等の被覆部材17と、を備え、床載置
部材2の保持される高さ位置が変更自在とされている。
しかして、脚本体1は横断面が略正方形とされた角筒体
からなり、底壁3には異形貫通孔4が貫設されている。
該異形貫通孔4は、第3図に示すように、下方から見て
長円形状とされている。また、貫通孔4には外周縁から
突出した雄突部5が設けられている。なお、単に貫通孔
4の外周縁をもって雄突部5とするも自由であり、貫通
孔4の形状についても、円形状以外の星形状、三角形状
の種々の形状とするも自由である。
床載置部材2は、概略形状が偏平な角柱体に形成される
と共に、中央に挿通孔6を有し、下面7には、第2図に
示すように、中心部が円弧状とされた略扇形状の凹所8
が設けられている。
床載置部材2の下面7の凹所8には、該床載置部材2を
脚本体1に保持させる保持機構9の操作用ツマミ部10が
設けられている。即ち、保持機構9は、脚本体1の下部
の異形貫通孔4に回動軸11を回動自在に挿通し、該床載
置部材2の下面7に臨んだ回動軸11の下端部に操作用ツ
マミ部10を付設し、11に多数段の第1凹溝18…を設け、
脚本体1に、第1凹溝18と選択的に係脱可能な(貫通孔
4の幅狭側に対応する雄突部5である)第1係止板部40
を設けてなる。回動軸11には、第1凹溝18…により、複
数の鍔部12…と保持部13が形成され、保持部13は床載置
部材2の上面に当接する。鍔部12は下方から見て、貫通
孔4より僅かに小径の長円形状とされる(第3図参
照)。
操作用ツマミ部10は、床載置部材2の凹所8に内存状と
された回動軸11の下端部にビス等の連結具14にて固着さ
れている。15は回動軸11の抜け止め用止め輪であって、
回動軸11外周面に設けた周溝16に嵌合されている。な
お、回動軸11は床載置部材2に対し回動自在として挿通
孔6に挿通されている。
従って、ツマミ部10を第2図の矢印A,B方向に回動さ
せれば、回動軸11が回動して鍔部12…が回動する。
ツマミ部10は、ツマミ本体20と、該本体20から突出する
突出片21と、からなり、ツマミ部10を操作する場合、突
出片21を揺動させる。なお使用時、ツマミ部10の本体20
及び連結具14が床面22に当らないように凹所8の深さ等
を設定する。
脚本体1の内部には、脚本体1内面に設けられた係止片
23に一端が係止されると共に、回動軸11上端に設けられ
た別の係止片24に他端が係止されたコイルバネ等の弾発
部材25が配設され、該弾発部材25は回動軸11上端を矢印
C方向に常時弾発付勢している。この場合、ツマミ部10
の突出片21が、第2図に示す様な位置のときに弾発部材
25は最も短縮し、また、このとき第3図に示すように、
鍔部12が、貫通孔4に対して約90度ずれている。従っ
て、この状態では、第1凹溝18が第1係止板部40(雄突
部5)に係止されることになり、弾発部材25の弾発力に
て、第1凹溝18と第1係止板部40の係止状態が保持さ
れ、床載置部材2は、脚本体1に対し上下方向所定距離
の位置に保持される。また、この状態からツマミ部21の
突出片21を矢印A方向に揺動させれば、回動軸11は弾発
部材25の弾発力に抜して矢印A方向に回動する。そし
て、突出片21を押圧して約90度揺動させたときに、第3
図に示す仮想線で示すように、鍔部12が貫通孔4に一致
し、床載置部材2は上下動自在となる。即ち、この状態
において、床載置部材2を矢印D,E方向に上下動さ
せ、雄突部5を所望の第1凹溝18に対向させて、ツマミ
部10の突出片21の押圧を解除すれば、回動軸11は弾発部
材25の復原力にて矢印B方向に回動して、突出片21が元
の状態にもどり、雄突部5が上記所望の係止部19に係止
して、床載置部材2と脚本体下端部1bとの距離が変更さ
れ、所望の脚全体高さに設定することが出来る。この高
さ調節は、脚全体を若干持上げた状態等にて行う。な
お、被覆部材17の上下端部は、脚本体1及び床載置部材
2に夫々形成した周溝36,36に係止されており、床載置
部材2の位置に対応して伸縮する。第4図に示すよう
に、脚本体1の上端部1aには、一つのコーナー部に、天
板が載置されるこたつ本体26の側枠27,27のコーナー部
と係止する係止凹所28が設けられている。弾発部材25に
ついては、第1図中仮想線のように、さらに別の弾発部
材25を回動軸11に対し対称位置に配設するも好ましい。
第5図乃至第6図は他の実施例を示し、この場合、保持
機構9は、脚本体1の下部の異形貫通孔4に回動軸11を
回動自在に挿通し、該床載置部材2の下面7に臨んだ回
動軸11の下端部に操作用ツマミ部10を付設し、回動軸11
に第2係止板部19を設け、脚本体1に、第2係止板部19
と選択的に係脱可能な多数段の第2凹溝30…を設けてな
る。貫通孔4は、上方から見て左右に小径部29,29が形
成された異形の略プロペラ状とされ、小径部29,29の内
周面に第2凹溝30…が形成される。回動軸11、床載置部
材2の挿通孔6に挿通される軸部31と、貫通孔4に挿通
されると共に軸部31と一体状の中空状挿通部32と、を有
し、軸部31に保持部13が形成される。図例では、二段の
第2係止板部19,19は、挿通部32の外周面に突設され、
軸心に対して対称に配置される。第7図に示すように、
弾発部材25の両端を係止している係止片23,24は挿通部
32の中心に対し90度異なる位置に配設され、また、弾発
部材25に接触しないように、挿通部32の一部を切欠いて
いる。なお、脚本体1内に係止突条34を、挿通部32外周
面に係止突部35を夫々形成し、ツマミ部10の操作時以外
は、該突部35は突条34に当接している。他の構成につい
ては、第1図に示すものと同一であるので説明を省略す
る。
この実施例に於ても、第5図に示す状態では、第2係止
板部19,19が第2凹溝30,30に係止して、床載置部材2
は上下動が規制されているが、ツマミ部10の突出片21を
第2図に示す様に矢印A方向に揺動させれば、第2係止
板部19,19が貫通孔4の大径部33,33に対応することに
なり、第2係止板部19,19は第2凹溝30から外れる。即
ち、床載置部材2は脚本体1に対し、接近離間自在とな
り、この状態にて、床載置部材2を矢印D,Eの如く上
下動させて、第2係止板部19,19を所望の第2凹溝30に
対応させ、ツマミ部10の押圧を解除させれば、ツマミ部
10は元の状態にもどり、第2係止板部19,19は所望の第
2凹溝30,30に係止し、床載置部材2の上下方向位置を
変更することが出来る。
なお、本考案は、上述の図示の実施例に限らず、本考案
の要旨を逸脱しない範囲で設計変更自由であり、例えば
第1図に示す実施例に於て、鍔部12の数の増減も自由で
ある。また、第5図に示す実施例に於て、第2係止板部
19の数及び第2凹溝30の数の増減も自由である。さら
に、脚本体1を円筒状とするも、横断面形状を略正方形
状以外の多角形状とするも自由であり、該形状に床載置
部材2の平面的に見た形状を対応させる。なお、被覆部
材17の上下端部を、脚本体1又は床載置部材2に接着剤
等にて、夫々固着しても差支えない。
被覆部材17については、脚本体1外面に摺動自在に外嵌
し、かつ、下端部が床載置部材2に取付けられた筒状部
材(図示せず)等を設けるのも好ましい。
〔考案の効果〕
本考案は、以上説明したように構成されているので、以
下に記載されるような効果を奏する。
脚の高さ寸法の調整が可能となり、使う人の身体の大
きさや用途に応じて、容易にホームごたつ高さを調整出
来、至便なものとなる。
操作用ツマミ部10は、床載置部材2の下面に設けられ
ているので、使用中は全く邪魔とならず、また、ツマミ
部10が不意に操作されることがなく、不意に脚本体1が
ずり落ちることがなく極めて安全である。
第1凹溝18と第1係止板部40の係止状態(及び第2係
止板部19と第2凹溝30の係止状態)では、第1凹溝18と
第1係止板部40の互いの面同士(及び第2係止板部19と
第2凹溝30のの互いの面同士)で、床載置部材2より上
側のこたつ全体の重量が支持されるので、この支持部に
おける上記重量による応力集中を緩和でき、耐久性が向
上する。
回動軸11(の第1凹溝18又は第2係止板部19)自体
が、脚本体1(の第1係止板部40又は第2凹溝30)に選
択的に係脱する簡易な構造であり、部品数も少なくてす
むので、製作が容易である。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例を示す要部断面正面図、第2
図は底面図、第3図は第1図のIII−III線断面図、第4
図は簡略平面図、第5図は他の実施例を示す要部断面正
面図、第6図は第5図のVI−VI線断面図、第7図は第5
図のVII−VII線断面図である。 1…脚本体、2…床載置部材、7…下面、10…操作用ツ
マミ部、17…被覆部材、19……係止部、1b…下端部。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】脚本体1の下方に床載置部材2を設けると
    共に、該脚本体1の下部には異形貫通孔4を形成して、
    該異形貫通孔4に回動軸11を回動自在に挿通し、かつ、
    該床載置部材2の下面7に臨んだ上記回動軸11の下端部
    に操作用ツマミ部10を付設し、 該回動軸11に、多数段の第1凹溝18…、又は第2係止板
    部19を、設け、 上記脚本体1に、上記ツマミ部10の回動操作及び上記脚
    本体1の上下動操作により、上記第1凹溝18に選択的に
    係脱可能な第1係止板部40、又は上記第2係止板部19と
    選択的に係脱可能な多数段の第2凹溝30…を、設けたこ
    とを特徴とするホームごたつ用脚。
JP1988072441U 1988-05-30 1988-05-30 ホームごたつ用脚 Expired - Lifetime JPH063287Y2 (ja)

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JPH01175208U JPH01175208U (ja) 1989-12-13
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