JP6748817B1 - 支柱長さ調節機構 - Google Patents

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【課題】実用性の高い支柱長さ調節機構を提供する。【解決手段】切替部材42を連通状態側(上側)に移動させた後に、第1支柱部40と第2支柱部18とを相対回転させて、第1凸部60Aおよび第2凸部60Bを縦溝に係合させて第1支柱部40と第2支柱部18とが軸線方向に相対移動可能なフリー状態とすると、切替部材42が介装部材44を係止するように構成するとともに、第1支柱部40と第2支柱部18とが軸線方向に相対移動不能なロック状態とする際に、第1凸部60Aおよび第2凸部60Bを複数の横溝66a,66b,66cのいずれかに係合させるべく第1支柱部40と第2支柱部18とを相対回転させると、その介装部材44による切替部材42(突起52)の係止が解除されるように構成する。【選択図】図8

Description

本発明は、支柱の長さを調節するための機構に関する。
机や椅子の脚柱や杖などの支柱の長さを調節するための機構として種々のものが存在する。例えば、その支柱を (A)円筒状の第1支柱部と(B)軸線方向に相対移動可能に第1支柱部に挿入された円柱状の第2支柱部とで構成し、それら2つの支柱部を軸線方向に相対移動させることで、支柱の長さを調節する構成のもの、例えば、下記特許文献1に記載されたような構成のものがある。
特開平10−313951号公報
上記特許文献1に記載の支柱長さ調節機構は、外部にボルトが存在するため、人や物が引っ掛かり易い等の問題がある。また、支柱の長さを調節する際の作業も容易に行えることが望まれる。つまり、従来の支柱長さ調節機構は、未だ改良の余地があり、上記のような問題に対処することにより、支柱長さ調節機構の実用性を向上させ得ると考えられる。本発明は、そのような実情に鑑みてなされたものであり、実用性の高い支柱長さ調節機構を提供することを課題とする。
上記課題を解決するために、本発明の支柱長さ調節機構は、
(A)円筒状の第1支柱部と(B)軸線方向に相対移動可能に前記第1支柱部に挿入された円柱状の第2支柱部とで構成される支柱において、その支柱の長さを調節するための支柱長さ調節機構であって、
前記第2支柱部は、周方向に互いに間隔をおいて設けられてそれぞれが外側に突出する第1凸部および第2凸部を有し、
前記第1支柱部は、内周面に、それぞれが(a)軸線方向に延びる縦溝と(b)軸線方向に間隔をおいて設けられてそれぞれが周方向に延びる複数の横溝とからなり、前記第1凸部と前記第2凸部とに対応して設けられた第1ガイド部および第2ガイド部を有し、
前記第1凸部および前記第2凸部が縦溝に係合した状態において前記第1支柱部と前記第2支柱部との軸線方向における相対移動が許容されることで当該支柱の長さが変更可能とされ、
前記第1凸部および前記第2凸部が複数の横溝のいずれかに係合した状態において前記第1支柱部と前記第2支柱部との軸線方向における相対移動が禁止されることで支柱の長さが固定され、
複数の横溝のうち前記前記第1凸部および前記第2凸部が係合するものが変更されることで支柱の長さが調節されるように構成されており、
当該支柱長さ調節機構は、
前記第1支柱部に対して移動可能に設けられ、移動させられることによって、前記第1ガイド部の複数の横溝の各々と縦溝とを連通させた連通状態と、前記第1ガイド部の複数の横溝の各々と縦溝との間を塞いでそれら複数の横溝の各々と縦溝との連通を遮断した遮断状態と、を選択的に実現する切替部材と、
前記第1支柱部と前記第2支柱部との間に介装され、前記第1凸部と前記第2凸部との間に位置して前記第2支柱部とともに前記第1支柱部に対して相対回転可能に設けられた介装部材と
を備え、
前記切替部材により前記連通状態とされて前記第1支柱部と前記第2支柱部との相対回転によって前記第1凸部と前記第2凸部が縦溝に係合させられる場合に、前記第2支柱部とともに前記第1支柱部に対して相対回転させられた前記介装部材が、前記切替部材を係止して前記連通状態から前記遮断状態に切り換わることを禁止するように構成され、
前記第1支柱部と前記第2支柱部との相対回転によって前記第1凸部と前記第2凸部が横溝に係合させられる場合に、前記介装部材が前記第2支柱部とともに前記第1支柱部に対して相対回転させられることでその介装部材による前記切替部材の係止が解除され、前記連通状態から前記遮断状態への切り換わりが許容されるように構成される。
本発明の支柱長さ調節機構は、使用者が、切替部材を連通状態側に移動させた後に、第1支柱部と第2支柱部とを相対回転させると、第1凸部および第2凸部を縦溝に係合させて第1支柱部と第2支柱部とが軸線方向に相対移動可能な状態であるフリー状態となる。そのフリー状態においては、切替部材が介装部材によって係止されているため、使用者が、切替部材を連通状態側に移動させた状態で保持しておく必要がない。また、本発明の支柱長さ調節機構は、そのフリー状態から、第1支柱部と第2支柱部とが軸線方向に相対移動不能な状態であるロック状態とする際に、第1凸部および第2凸部を複数の横溝のいずれかに係合させるべく第1支柱部と第2支柱部とを相対回転させると、介装部材は横溝内を移動させられ、その介装部材による切替部材の係止が解除されるようになっている。したがって、本支柱長さ調節機構によれば、比較的容易に、支柱の長さを調節することが可能とされている。
本発明の実施例である支柱長さ調節機構を採用したテーブルの斜視図 図1に示したテーブルの脚柱の分解図 図2に示す切替部材によって遮断状態を実現した場合の外観図 図2に示す切替部材によって連通状態を実現した場合の外観図 図2に示す切替部材によって遮断状態を実現した場合の第1支柱部の内部を示す図 図2に示す切替部材によって連通状態を実現した場合の第1支柱部の内部を示す図 本実施例の支柱長さ調節機構においてロック状態された場合の内部を示す斜視図 本実施例の支柱長さ調節機構においてフリー状態された場合の内部を示す斜視図 本実施例の支柱長さ調節機構においてロック状態とされた場合の平面断面図 本実施例の支柱長さ調節機構においてロック状態とされた場合の側面断面図 本実施例の支柱長さ調節機構においてフリー状態とされた場合の平面断面図 本実施例の支柱長さ調節機構においてフリー状態とされた場合の側面断面図
以下、本発明の支柱長さ調節機構を実施するための形態としての実施例を、図を参照しつつ詳しく説明する。なお、本発明は、下記実施例の他、当業者の知識に基づいて種々の変更を施した態様で実施することができる。
本発明の実施例である支柱長さ調節機構は、図1に示すテーブル10の4本の脚柱の長さを調節するものである。テーブル10は、天板12と、その天板12の裏面に固定されてその天板12を支持する丸パイプ製の一対の支持部材14とを含んで構成される。それら一対の支持部材14は、天板12の裏面における短辺方向の両端側の各々に、天板12の長手方向に延びる状態で固定されており、それぞれが、天板12に固定されたフレーム部16と、そのフレーム部16の両端の各々から下方に向かって延びる一対の脚柱部18とを含んで構成されている。それら4本の脚柱部18の各々には、ブーツ20が設けられており、脚柱部18とブーツ20とによって、テーブル10の脚柱が構成されている。
各ブーツ20は、対応する脚柱部18に対して、軸線方向における位置を変更可能とされている。つまり、テーブル10は、脚注の長さを変更して、天板10の高さを調節することが可能とされている。本実施例の支柱長さ調節機構は、脚柱の長さを調節するための脚柱長さ調節機構であり、以下に、その脚柱長さ調節機構について、詳しく説明する。
図2に示すように、脚柱部18は、第2支柱部として機能するものであり、円筒状の支柱本体部30と、その支柱本体部30に軸線に交差する向きに延びてその支柱本体部30を貫通した状態で固定された軸体32とを含んで構成される。一方、ブーツ20は、軸線方向に平行な面で2つに分割された2つの部材40a,40bからなる第1支柱部としてのブーツ本体40と、そのブーツ本体40に対して軸線方向にスライド可能に設けられた切替部材42と、ブーツ本体40と脚柱部18の間に介装された介装部材44と、ブーツ本体40の下端に設けられたアジャスター46とを含んで構成される。
図3に示すように、ブーツ本体40の部材40aには、外周面に軸線方向に延びる溝50が形成されており、切替部材42は、その溝50に沿ってスライド可能に設けられている。なお、その切替部材42は、図2に示すように、ブーツ20の内周面側に、3つの突起52a,52b,52cが設けられている。それらのうちの最も上方側の突起52aと、ブーツ本体40との間には、付勢部材としてのコイルスプリング54が設けられている。切替部材42は、そのコイルスプリング54によって、ブーツ本体40に対して下方に向かって付勢されている。つまり、切替部材42は、通常、図3および図5に示した位置に位置している。そして、切替部材42は、外部からの力(使用者の力)によって、コイルスプリング54の付勢力に抗って上方側にスライドさせられ、図4および図6に示した上方側の位置に位置させられるようになっている。
前述した脚柱部18の軸体32は、図7から図12に示すように、支柱本体部30から両端の各々が突出しており、それぞれ第1凸部60Aおよび第2凸部60Bとして機能する。一方、ブーツ本体40の内周面には、第1凸部60Aおよび第2凸部60Bの移動を案内する一対のガイド溝62A,62Bが形成されている。詳しくは、それら一対のガイド溝62A,62Bは、それぞれ、軸線方向に延びる縦溝64と、軸線方向に等間隔で設けられて周方向に延びる3本の横溝66a,66b,66cからなる。ガイド溝62Aが、第1凸部60Aの移動を案内するものであり、第1ガイド部として機能し(以下、「第1ガイド溝62A」と呼ぶ場合がある)、ガイド溝62Bが、第2凸部60Bの移動を案内するものであり、第2ガイド部として機能する(以下、「第2ガイド溝62B」と呼ぶ場合がある)。
図8,図11,図12に示すように、一対の凸部60A,60Bが、一対のガイド溝62A,62Bの縦溝64に係合した状態においては、脚柱部18に対するブーツ20の軸線方向における移動が許容されている。つまり、脚注の長さが、変更可能な状態となっている。一方、図7,図9,図10に示すように、一対の凸部60A,60Bが、一対のガイド溝62A,62Bの3本の横溝66a,66b,66cのいずれかに係合した状態においては、脚柱部18に対するブーツ20の軸線方向における移動が禁止されている。つまり、脚注の長さが、固定された状態となっている。そして、一対の凸部60A,60Bが横溝66aに係合した状態において、脚柱の長さが最も長くされ、一対の凸部60A,60Bが横溝66cに係合した状態において、脚柱の長さが最も短くされる。つまり、本支柱長さ調節機構10は、一対の凸部60A,60Bが係合する横溝が変更されることで、脚注の長さが3段階に変更されるようになっている。
なお、一対の凸部60A,60Bが、一対のガイド溝62A,62Bの3本の横溝66a,66b,66cのいずれかと同じ高さにある場合に、脚柱部18とブーツ20との相対回転が許容される。それら脚柱部18とブーツ20との相対回転が許容される範囲は、第1凸部60Aが第1ガイド溝62Aの縦溝64の側壁64aに当接する位置(図11に示す位置)から、第2凸部60Bが第2ガイド溝62Aの横溝66内に形成されたストッパ68に当接する位置(図9に示す位置)までとなっている。
切替部材42は、3つの突起52a,52b,52cが、それぞれ、ガイド溝62Aの3本の横溝66a,66b,66cに対応して設けられたものとなっている。それら3つの突起52a,52b,52cの各々は、図5に示すように、対応する横溝66a,66b,66cに入り込んで、それら横溝66a,66b,66cと縦溝64との間を塞いだ状態、つまり、横溝66a,66b,66cと縦溝64との連通を遮断した遮断状態が実現される。一方、図6に示すように、切替部材42が上方側に位置させられると、横溝66a,66b,66cと縦溝64とを連通させた連通状態が実現されることとなる。つまり、3つの突起52a,52b,52cは、遮断部として機能するものである。
なお、一対の凸部60A,60Bが一対のガイド溝62A,62Bの3本の横溝66a,66b,66cのいずれかに係合し、切替部材42の3つの突起52a,52b,52cが横溝66a,66b,66cに入り込んで遮断状態が実現されると、図6(a)に示すように、第1凸部60Aが切替部材42の突起52に周方向において接した状態となる。つまり、脚柱部18の軸体32(詳しくは、凸部60A)が、周方向において、切替部材42の突起52と第2ガイド溝62Aの横溝66内のストッパ68との間に挟まれた状態となる。したがって、一対の凸部60A,60Bが一対のガイド溝62A,62Bの3本の横溝66a,66b,66cのいずれかに係合した状態おいては、脚柱部18とブーツ本体40との相対回転が禁止されることになるのである。
介装部材44は、図2に示すように、3つの半円型の係合部70a,70,70cが連結部72によって連結されたような形状のものである。3つの係合部の各々は、ガイド溝62Aの3本の横溝66a,66b,66cに係合しており、複数の凸条として機能し、横溝66a,66b,66cに沿って移動可能とされている。つまり、介装部材44は、ブーツ本体40に対して、相対回転可能、かつ、軸線方向に相対移動不能とされている。
また、介装部材44は、図5,図9,図11に示すように、脚柱部18の第1凸部60Aと第2凸部60Bとの間に位置し、脚柱部18の支柱本体部30に被さるように配置されている。そして、脚柱部18は、2つ凸部60A,60Bが、介装部材44の係合部70a,70,70cのいずれかと同じ高さに位置している場合に、その係合部70a,70,70cのいずれかの両端に近接している。つまり、介装部材44は、脚柱部18に対して、軸線方向に相対移動可能、かつ、相対回転不能とされているのである。
次に、本脚柱長さ調節機構の作動について説明する。まず、図7,図9,図10に示した脚注の長さが固定されたロック状態から、図8,図11,図12に示した脚注の長さを変更できるフリー状態とする場合を考える。ロック状態から、切替部材42が上方側にスライドさせられて図6に示した連通状態が実現されると、脚柱部18に対してブーツ本体40の回転が許容される。そして、ブーツ本体40が脚柱部18に対して回転させられると、介装部材44が脚柱部18に対して相対回転不能であるため、ブーツ本体40は介装部材44に対しても回転させられる。つまり、図11に示すように、ブーツ本体40の横溝66における切替部材42の突起52が入り込んでいた箇所に、介装部材44の係合部70が位置することになる。したがって、介装部材44は、一対の凸部60A,60Bが縦溝64に係合している場合において、切替部材44を係止して、その切替部材44の下方側へのスライドを禁止するようになっているのである。そのような構成により、切替部材42をコイルスプリング54の付勢力に抗って上方側にスライドさせた後に、脚柱部18に対してブーツ20を相対回転させると、切替部材42が介装部材44によって係止されるため、フリー状態において、切替部材42を上方側にスライドさせた状態で押さえておく必要がないのである。
また、フリー状態においてロック状態とする場合には、フリー状態において脚柱18に対してブーツ20を上下させて一対の凸部60A,60Bとブーツ本体40の横溝66a,66b,66cのいずれかとの高さを合わせ、ブーツ本体40を脚柱部18に対して回転させる。そして、第1凸部60Aが、横溝66a,66b,66cにおける切替部材44の突起52よりも内側まで入り込むと、切替部材44がコイルスプリング54の付勢力によって下方にスライドさせられ、自動でロック状態となるようになっているのである。
以上説明したように、本支柱長さ調節機構によれば、比較的容易に支柱の長さを変更することが可能とされているのである。なお、付勢部材54は、本支柱長さ調節機構の必須の構成要素ではなく、人の操作や切替部材44の自重でロック状態となるような構成であってもよい。また、本実施例の支柱長さ調節機構は、第2支柱部としての脚柱部18が第1支柱部としてのブーツ本体40に挿入された構成の支柱に対して設けられていたが、天板側の脚柱部を第1支柱部として、足先側の部分(上記実施例におけるブーツの部分)を第2支柱部として、天板側の脚柱部に挿入されるような構成の支柱に対して設けてもよい。また、本支柱長さ調節機構は、テーブルや椅子の脚柱に限定されず、杖等の柱状のものに採用することが可能である。
10:テーブル 12:天板 14:支持部材 16:フレーム部 18:脚柱部〔第2支柱部〕 20:ブーツ 30:支柱本体部 32:軸体 40:ブーツ本体〔第1支柱部〕 42:切替部材 44:介装部材 46:アジャスター 50:溝 52a,52b,52c:突起〔遮断部〕 54:コイルスプリング〔付勢部材〕 60A:第1凸部 60B:第2凸部 62A:第1ガイド溝〔第1ガイド部〕 62B:第2ガイド溝〔第2ガイド部〕 64:縦溝 66a,66b,66c:横溝 70a,70,70c:係合部〔凸条〕

Claims (4)

  1. (A)円筒状の第1支柱部と(B)軸線方向に相対移動可能に前記第1支柱部に挿入された円柱状の第2支柱部とで構成される支柱において、その支柱の長さを調節するための支柱長さ調節機構であって、
    前記第2支柱部は、周方向に互いに間隔をおいて設けられてそれぞれが外側に突出する第1凸部および第2凸部を有し、
    前記第1支柱部は、内周面に、それぞれが(a)軸線方向に延びる縦溝と(b)軸線方向に間隔をおいて設けられてそれぞれが周方向に延びる複数の横溝とからなり、前記第1凸部と前記第2凸部とに対応して設けられた第1ガイド部および第2ガイド部を有し、
    前記第1凸部および前記第2凸部が縦溝に係合した状態において前記第1支柱部と前記第2支柱部との軸線方向における相対移動が許容されることで当該支柱の長さが変更可能とされ、

    前記第1凸部および前記第2凸部が複数の横溝のいずれかに係合した状態において前記第1支柱部と前記第2支柱部との軸線方向における相対移動が禁止されることで支柱の長さが固定され、
    複数の横溝のうち前記第1凸部および前記第2凸部が係合するものが変更されることで支柱の長さが調節されるように構成されており、
    当該支柱長さ調節機構は、
    前記第1支柱部に対して移動可能に設けられ、移動させられることによって、前記第1ガイド部の複数の横溝の各々と縦溝とを連通させた連通状態と、前記第1ガイド部の複数の横溝の各々と縦溝との間を塞いでそれら複数の横溝の各々と縦溝との連通を遮断した遮断状態と、を選択的に実現する切替部材と、
    前記第1支柱部と前記第2支柱部との間に介装され、前記第1凸部と前記第2凸部との間に位置して前記第2支柱部とともに前記第1支柱部に対して相対回転可能に設けられた介装部材と
    を備え、
    前記切替部材により前記連通状態とされて前記第1支柱部と前記第2支柱部との相対回転によって前記第1凸部と前記第2凸部が縦溝に係合させられる場合に、前記第2支柱部とともに前記第1支柱部に対して相対回転させられた前記介装部材が、前記切替部材を係止して前記連通状態から前記遮断状態に切り換わることを禁止するように構成され、
    前記第1支柱部と前記第2支柱部との相対回転によって前記第1凸部と前記第2凸部が横溝に係合させられる場合に、前記介装部材が前記第2支柱部とともに前記第1支柱部に対して相対回転させられることでその介装部材による前記切替部材の係止が解除され、前記連通状態から前記遮断状態への切り換わりが許容されるように構成された支柱長さ調節機構。
  2. 当該支柱長さ調節機構は、
    前記切替部材を、前記遮断状態を実現する向きに付勢する付勢部材を備えている請求項1に記載の支柱長さ調節機構。
  3. 前記切替部材は、
    内面に前記第1ガイド部の複数の横溝と同じ数の複数の遮断部を有し、前記第1支柱部に対して軸線方向にスライド可能に設けられ、前記複数の遮断部の各々が前記第1ガイド部の複数の横溝に入り込むことで、前記第1ガイド部の複数の横溝の各々と縦溝との間を塞ぐように構成されている請求項1または請求項2に記載の支柱長さ調節機構。
  4. 前記介装部材は、
    前記第1ガイド部の複数の横溝の各々に対応して設けられてそれぞれが対応する横溝に係合する複数の凸条を有し、それら複数の凸条が前記第1ガイド部の複数の横溝に沿って移動することで、前記第1支柱部に対して相対回転可能とされ、
    前記切替部材によって前記連通状態とされて前記第1凸部と前記第2凸部が縦溝に係合している場合に、前記複数の凸条が、前記切替部材が有する前記複数の遮断部を係止してそれら複数の遮断部が前記第1ガイド部の複数の横溝に入り込むことを禁止する請求項3に記載の支柱長さ調節機構。
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