JPH06328771A - 画像記録装置 - Google Patents

画像記録装置

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JPH06328771A
JPH06328771A JP11991293A JP11991293A JPH06328771A JP H06328771 A JPH06328771 A JP H06328771A JP 11991293 A JP11991293 A JP 11991293A JP 11991293 A JP11991293 A JP 11991293A JP H06328771 A JPH06328771 A JP H06328771A
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JP
Japan
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image
laser
semiconductor laser
recording apparatus
image recording
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Pending
Application number
JP11991293A
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English (en)
Inventor
Atsuo Omura
厚夫 大村
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Konica Minolta Inc
Original Assignee
Konica Minolta Inc
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 半導体レーザの寿命によって生じる半導体レ
ーザ交換のための装置の停止時間を短縮し、稼働時間を
長くする。 【構成】 画像読み取り部10、2組のレーザユニットを
有するレーザ書込み部20、画像形成部30、給紙部40等か
らなる2ビーム書込みを行う画像記録装置において、1
つの半導体レーザの出力が低下した時にはその半導体レ
ーザの駆動を停止し、他の半導体レーザによる1ビーム
書込みでプロセス速度を1/2に落として画像形成するこ
とを特徴としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、2組の半導体レーザを
使用したレーザビームプリンタ等の画像記録装置に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来、画像記録装置であるレーザビーム
プリンタでは、主として半導体レーザが使用されてお
り、この半導体レーザはHe-NeレーザやHe-Cdレーザ
と比較して、小型かつ軽量であり、しかも取り扱いが容
易であるという利点を有している。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、レーザビー
ムプリンタの半導体レーザは、その寿命が50,000時間程
度といわれているが、プリンタとしての使用状況及び信
頼性を考慮すると、実質的な寿命は約1,000時間程度に
見做さなければならない。
【0004】従って、高速のレーザビームプリンタのよ
うに常に連続してプリントするようなプリンタでは、半
導体レーザは常時駆動しているため寿命が短縮化されて
しまう。また、バックグラウンドスキャン方式のように
背景部分をレーザビームで走査するものでは、さらに半
導体レーザの駆動時間が長くなるため半導体レーザの寿
命が短くなり、半導体レーザの寿命が終わる度にプリン
タを停止して半導体レーザを交換しなければならないと
いう問題点があった。
【0005】本発明の目的は、上記問題点を解決して、
半導体レーザの寿命によって生じる半導体レーザ交換の
ための装置の停止時間を短縮し、稼働時間を長くするこ
とにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の目的は、2つの
半導体レーザを常時駆動し2ビーム書込みによって画像
形成する画像記録装置において、1つの半導体レーザの
出力が低下した時には該半導体レーザを停止し、他の半
導体レーザによる1ビーム書込みで画像形成することを
特徴とする画像記録装置によって達成される。
【0007】また、前記1ビーム書込みで画像形成する
時には、そのプロセス速度及び通紙速度を2ビーム書込
み時の速度の1/2にすることと、単位時間当たりの記録
枚数が半減したことを操作部に表示することを特徴とす
る前記画像記録装置は好ましい実施態様である。
【0008】
【実施例】図1は本発明の画像記録装置の一例の概略構
成を示す断面図である。この画像記録装置は画像読取り
部10、レーザ書込み部20、画像形成部30と給紙部40等よ
り構成される。
【0009】画像記録装置上部には、透明なガラス板な
どからなる原稿台11と、さらに原稿台上に載置した原稿
Dを覆う原稿カバー11A等からなる原稿載置部があり、
原稿台11の下方であって、装置本体内には第1ミラーユ
ニット12、第2ミラーユニット13、主レンズ14、撮像素
子15等からなる画像読取り部10が設けられている。第1
ミラーユニット12は露光ランプ12A、第1ミラー12Bを
備え、原稿台11と平行に、かつ図面左右方向へ直線移動
可能に取り付けられていて、原稿Dの全面を光学走査す
る。第2ミラーユニット13は第2ミラー13A及び第3ミ
ラー13Bを一体化して備え、常に所定の光路長を保つよ
うに第1ミラーユニット12の1/2の速度で左右同方向に
直線移動する。勿論この第2ミラーユニット13の移動は
前記第1ミラーユニット12と同様に原稿台に対して平行
である。前記露光ランプ12Aによって照明される原稿台
11上の原稿Dの像は、主レンズ14により第1ミラー12
B、第2ミラー13A、第3ミラー13Bを経てCCD等か
らなる撮像素子15上へ結像される。走査が終わると第1
ミラーユニット12及び第2ミラーユニット13は元の位置
に戻り、次の画像形成まで待機する。
【0010】前記撮像素子15によって得られた画像デー
タは、図示しない画像信号処理部によって処理され、画
像信号としてメモリに一旦格納される。
【0011】画像形成部30は、制御部の制御によって前
記メモリからの画像信号が、駆動モータM、8面の反射
面を有し16,535rpmで回転するポリゴンミラー25、fθ
レンズ26、及び図示しない2組のレーザユニット等から
なるレーザ書込み部20に入力されると画像記録動作を開
始する。すなわち、フタロシアニン系の感光体を備えた
直径80mmの感光体ドラム31は矢示のように時計方向に周
速280mm/secで回転し、その感光体は帯電器32により電
荷を与えられ帯電電位−700Vに帯電しているので、レ
ーザ書込み部20による2本のレーザビームによって1度
に2本の走査線を書込む2ビーム書込みを行い、感光体
ドラム31上には原稿Dに対応した静電潜像が形成され
る。その後、感光体ドラム31上の前記静電的な潜像は、
2成分現像剤を収納した現像器33の直径40mmで回転数20
0rpm、−600Vのバイアス電圧が印加された現像スリー
ブ33Aの担持する現像剤のトナーによって現像が行われ
可視のトナー像となる。
【0012】一方、給紙部40に装填された給紙カセット
41A又は41Bからは指定のサイズの転写紙Pを1枚ずつ
搬出ローラ42Aによって搬出し、ガイド43及び搬出ロー
ラ44を介して画像の転写部に向かって給紙する。給紙さ
れた転写紙Pは、感光体ドラム31上のトナー像と同期し
て作動するレジストローラ45によって感光体ドラム31上
に送出される。この転写紙Pには、転写器34の作用によ
り、感光体ドラム31上のトナー像が転写され、分離器35
の除電作用によって感光体ドラム31上から分離されたの
ち、搬送ベルト36を経て定着器37へ送られ、熱定着ロー
ラ37A及び圧着ローラ37Bによって溶融定着された後、
排紙ローラ38及び46により装置外のトレイ60へ排出され
る。
【0013】なお、70は手差し用のトレイで、搬出ロー
ラ44によって手差しの転写紙がレジストローラ45に給紙
される。
【0014】前記感光体ドラム31はさらに回転を続け、
その表面に転写されずに残留したトナーは、クリーニン
グ装置39において圧接するウレタンゴムから成るクリー
ニングブレード39Aにより除去清掃さたのち、再び帯電
器32により電荷の付与を受けて、次回の画像形成のプロ
セスに入る。
【0015】図2は図1の装置のレーザ書込み部20を示
す平面図で図1の反射ミラー29A,29B,29Cは省略し
ている。
【0016】図2において、21A,21Bは画像信号に対
応してオン,オフされる半導体レーザと半導体レーザか
ら射出されるレーザビームを平行光に変換するコリメー
タレンズ及び半導体レーザの出力を監視し常に所定の値
を維持するよう印加電流値を制御してその出力を一定に
維持する自動出力制御器(APC)を一つにまとめたレ
ーザユニット、22A,22Bはレーザビームの射出方向を
調整する調整プリズム、23は直交した2つのレーザビー
ムを同一方向に射出する合成プリズムである半透明プリ
ズム、24A,24Bはポリゴンミラー25の各反射面の倒れ
角誤差を補正するため設けられたシリンドリカルレン
ズ、27はレーザビームをビーム検出器28に反射するミラ
ーである。ビーム検出器28はレーザビームの通過を検出
して画像の書き出し信号を発生し、感光体ドラム31上の
画像書き出し位置が一定になるようにレーザユニット21
A,21Bの画像信号による駆動開始のタイミングを制御
するものである。
【0017】レーザユニット21A,21Bから射出される
2本のレーザビームはポリゴンミラー25によって反射さ
れ、fθレンズ26、シリンドリカルレンズ24A,24B、
反射ミラー29A〜29Cを介して感光体ドラム31上を走査
露光する。このとき、上記レーザビームは副走査方向に
近接して並ぶスポット状に結像し、感光体ドラム31上に
同時に2本の走査線を描く2ビーム書込みが行われる。
これにより走査線1本置きの画像信号をレーザユニット
21A,21Bに同時に入力して1度に2本の走査線を描
き、1組のレーザユニットを用いる装置の2倍のプリン
ト速度で画像記録することができる。
【0018】この際、例えばレーザユニット21A又は21
Bの半導体レーザA又はB(以下LDA又はLDBとい
う)が劣化してくると半導体レーザA,Bに印加する電
流を増加させてもその出力が所定の値まで到達しなくな
って寿命を終わることになる。このとき前記APCは制
御部に所定値に達しない出力信号すなわち劣化信号を送
出する(以下レーザユニット21Aに設けたAPCをAP
CA、レーザユニット21Bに設けたAPCをAPCBと
記すことにする)。
【0019】本発明の画像記録装置においては、前記A
PCA及びAPCBが送出する劣化信号に基づいて図3
に示すプロセス制御系によって図4に示すフローチャー
トに従う制御が行われる。
【0020】すなわち、制御部50は、ステップ1におい
てAPCAからの信号によってLDAの寿命を判断し、
ステップ2においてAPCBから信号によってLDBの
寿命を判断する。APCA及びAPCBから劣化信号が
制御部50に入力されない間すなわち、LDA及びLDB
いずれもOKの場合は、ステップ3においてLDA及び
LDBを使用し、装置のプロセスを基準プロセス速度モ
ードで動作させる2ビーム書込みを行い、ステップ1に
復帰する。
【0021】もし、LDAがOKでLDBが劣化した場
合はステップ4に移りLDBの駆動を中止し、LDAの
みを使用し、走査線1本置きではなく続けて総ての画像
信号をLDAに入力し、副走査速度及び通紙速度を1/2
に落とす1/2のプロセス速度とし1ビーム書込みを行い
(ステップ4)、操作部に設けた表示部51に1/2のプリ
ント速度を表す、例えば単位時間である1分当たりのプ
リント枚数(PPM)が半減したことを表示させ(ステ
ップ5)、ステップ1に復帰する。
【0022】また、LDAが劣化した場合はステップ6
に移り、LDBの劣化を判断しLDBがOKの場合はス
テップ7においてLDAの駆動を中止し、LDBのみを
使用し副走査速度及び通紙速度を1/2の速度に落とす1/2
プロセス速度とし、LDBに画像信号総てを続けて入力
し1ビーム書込みを行い、ステップ8において1/2プリ
ント速度を表すPPM半減を表示部51に表示させ、ステ
ップ1に復帰する。
【0023】さらに、LDA及びLDB両方が劣化した
場合は、ステップ9に移りプロセス動作を停止させ、L
Dダウン(半導体レーザ劣化)を表示部51に表示させる
(ステップ10)。ここにおいて、初めて半導体レーザ
A,Bを交換する。
【0024】
【発明の効果】本発明の画像記録装置は以上説明したよ
うに構成・制御されるので、2組の半導体レーザが正常
に作動する場合は2ビーム書込みにより、1組の半導体
レーザを使用する画像記録装置に比べ2倍の記録速度で
動作させることができると共に、もし、1つの半導体レ
ーザが劣化した場合は他の半導体レーザを使用しプロセ
ス速度を1/2に落とし1ビーム書込みによって正常な画
像記録を行うことができるので、1組の半導体レーザが
劣化してもプリント動作を停止させる必要がなく、2組
の半導体レーザが劣化するまで交換する必要がない。従
って、画像記録の行われない間に半導体レーザを交換す
ることが可能となり、従来の装置に比べ稼働時間の長い
画像記録装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の画像記録装置の一例の概略構成を示す
断面図である。
【図2】図1の装置のスキャナユニットを示す平面図で
ある。
【図3】本発明のプロセス制御系を示すブロック図であ
る。
【図4】本発明のプロセス制御のフローチャートであ
る。
【符号の説明】
10 画像読取り部 20 レーザ書込み部 21A,21B レーザユニット 23 合成プリズム 25 ポリゴンミラー 26 fθレンズ 28 ビーム検出器 30 画像形成部 31 感光体ドラム 40 給紙部 50 制御部 51 表示部 APCA,APCB 自動出力制御器

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 2つの半導体レーザを常時駆動し2ビー
    ム書込みによって画像形成する画像記録装置において、 1つの半導体レーザの出力が低下した時には該半導体レ
    ーザを停止し、他の半導体レーザによる1ビーム書込み
    で画像形成することを特徴とする画像記録装置。
  2. 【請求項2】 前記1ビーム書込みで画像形成する時に
    は、そのプロセス速度及び通紙速度を2ビーム書込み時
    の速度の1/2にすることを特徴とする請求項1の画像記
    録装置。
  3. 【請求項3】 前記1ビーム書込み時には、単位時間当
    たりの記録枚数が半減したことを操作部に表示すること
    を特徴とする請求項1の画像記録装置。
JP11991293A 1993-05-21 1993-05-21 画像記録装置 Pending JPH06328771A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11991293A JPH06328771A (ja) 1993-05-21 1993-05-21 画像記録装置

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JP11991293A JPH06328771A (ja) 1993-05-21 1993-05-21 画像記録装置

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JPH06328771A true JPH06328771A (ja) 1994-11-29

Family

ID=14773275

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11991293A Pending JPH06328771A (ja) 1993-05-21 1993-05-21 画像記録装置

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JP (1) JPH06328771A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002318475A (ja) * 2001-04-23 2002-10-31 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
JP2005352066A (ja) * 2004-06-09 2005-12-22 Konica Minolta Business Technologies Inc 画像形成装置

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JP2002318475A (ja) * 2001-04-23 2002-10-31 Ricoh Co Ltd 画像形成装置
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