JP3867456B2 - 画像形成装置 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、デジタル複写機、レーザプリンタなどの画像形成装置に関し、特に、複数のレーザビームで被走査面を同時に走査するマルチビーム走査光学系を備えた画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】
近年、デジタル複写機、レーザプリンタなどの画像形成装置においては、画像形成の高速化に対応すべく、副走査方向に一定の間隔を有した2本のレーザビームで同時に、被走査面である感光体ドラム表面を走査する2ビーム走査光学系を搭載したものが実用化されている。2本のレーザビームで同時に走査すると、1本で走査する場合と比較して、例えば、複写機の場合、単位時間当たりほぼ2倍のコピー枚数が得られることとなる。
【0003】
そして、画像形成のさらなる高速化のために、感光体ドラムに同時に書き込みを行うレーザビームの本数を3本、4本…と増やすことが検討されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
しかしながら、レーザビームの本数を増やせば増やすほど、再現される画質が劣化するといった問題が生じている。
この問題は、走査光学ユニットを画像形成装置本体に取り付けるに際し、通常行われるスキュー調整に起因する。スキューとは、感光体ドラム上での主走査方向の走査ライン(以下、「主走査ライン」と言う。)が、円筒形をした感光体ドラムの母線に対して傾いている状態を言い、スキュー調整とは、走査光学ユニットと感光体ドラムとの相対的な位置関係を調整することにより、前記傾いている状態を解消して、主走査ラインが感光体ドラムの母線と平行になるようにすることを言う。
【0005】
n本のレーザビームで同時に走査を行うnビーム走査光学系の場合を例に説明する。図10(a)に示すように、平行なn本の主走査ラインが、一点鎖線で示す感光体ドラムの母線に対して角度θ傾いているとする。上記したスキュー調整によって、同図(b)に示すように、主走査ラインを感光体ドラムの母線と平行にすることができるのであるが、今度は、傾きの修正量(角度θ)に応じた分、n本のビーム間で主走査開始位置にずれが生じてしまう。
【0006】
同図(c)は、スキュー調整済みの走査光学系で走査した場合の、あるn本の走査ラインとその次のn本の走査ラインの走査開始付近の様子を示す概念図である。
この場合、n本の走査ラインの内の最後の走査ラインの走査開始位置とその次のn本の走査ラインの内の最初の走査ラインの走査開始位置との間のずれ量が最も大きくなる(本欄において、このずれ量を「最大ずれ量」と言う。)
通常行われるスキュー調整で必要となる修正量の範囲において、2ビーム走査光学系(すなわち、n=2の場合)で発生する最大ずれ量は僅かであり、目視では認識不可能な程度におさまっている。しかしながら、3ビーム走査光学系においては、この最大ずれ量は、2ビーム走査光学系の2倍となり、目視可能な画像ノイズとなって現われる。
【0007】
さらにビーム本数が増えると、その分上記した最大ずれ量が多くなり、画像ノイズが増大し、画質がさらに劣化してしまう。
本発明は、上記課題に鑑み、3本以上のレーザビームで同時に走査を行う走査光学系を有する画像形成装置であって、スキュー調整を行なったとしても、上記した画像ノイズを効果的に防止できる画像形成装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】
上記の目的を達成するため、本発明に係る画像形成装置は、主走査ライン毎に画像データを記憶する画像メモリから、副走査方向に連続する3ライン以上の画像データを同時に読み出し、各ライン毎にレーザビームを発生させ、当該レーザビームで被走査面を走査する走査手段を備えた画像形成装置であって、前記被走査面の代わりに配置したイメージセンサの出力が、レーザビームの走査方向が被走査面における主走査方向と一致するような出力となるように、前記被走査面と前記走査手段との相対的位置関係を調整するスキュー調整機構と、前記被走査面上での各走査ライン間の主走査方向のずれが無く、かつ、レーザビームの走査方向が主走査方向に対して傾いている状態から、前記スキュー調整によって、レーザビームの走査方向が被走査面における主走査方向と一致するようにしたときに生じる、被走査面上での各走査ライン間の主走査方向のずれの量であって、当該スキュー調整に用いられた前記イメージセンサによって測定されたずれの量を記憶する記憶手段と、入力される画像データを、前記記憶手段に記憶されているずれ量に応じた分、主走査方向にずらして前記画像メモリに書き込む画像データ書込手段とを備えたことを特徴とする。
【0009】
また、本発明に係る画像形成装置は、3本以上のレーザビームで被走査面を走査する走査手段を備えた画像形成装置であって、前記被走査面の代わりに配置したイメージセンサの出力が、レーザビームの走査方向が被走査面における主走査方向と一致するような出力となるように、前記被走査面と前記走査手段との相対的位置関係を調整するスキュー調整機構と、前記被走査面上での各走査ライン間の主走査方向のずれが無く、かつ、レーザビームの走査方向が主走査方向に対して傾いている状態から、前記スキュー調整によって、レーザビームの走査方向が被走査面における主走査方向と一致するようにしたときに生じる、被走査面上での各走査ライン間の主走査方向のずれの量であって、当該スキュー調整に用いられた前記イメージセンサによって測定されたずれの量を記憶する記憶手段と、前記記憶手段に記憶されているずれ量に応じて、各レーザビームの発生タイミングを調整するタイミング調整手段とを備えたことを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】
以下、本発明に係る画像形成装置の実施の形態を、4本のレーザビームで同時に被走査面である感光体ドラム表面を露光走査する4ビーム走査光学ユニットを備えたデジタル複写機に適用した場合を例にとって説明する。
図1は、当該デジタル複写機(以下、単に「複写機」と言う。)全体の概略構成を示す図である。
【0011】
複写機上部の原稿ガラス板1にセットされた原稿の画像は、イメージリーダ2のCCDセンサ3で読み取られ、画像データとなって制御部100に入力される。
制御部100は、入力された画像データをレーザダイオードの駆動信号に変換し、光走査装置である4ビーム走査光学ユニット(以下、単に「走査ユニット」と言う。)200内部のレーザダイオードLD1〜LD4(図3)を駆動する。レーザダイオードLD1〜LD4から射出されたレーザ光LB1〜LB4は、後述するように、走査ユニット200内の所定の光学素子を経た後、同じく走査ユニット200内の折り返しミラー46で偏向され、感光体ドラム4の表面を主走査方向に露光する。
【0012】
感光体ドラム4の周囲には、ドラムクリーナ5、イレーサランプ6、帯電チャージャ7、現像器8および転写チャージャ9が配されている。感光体ドラム4は、上記レーザ光LB1〜LB4による露光前にドラムクリーナ5で残留トナーが除去され、イレーサランプ6で照射され除電された後、帯電チャージャ7により一様に帯電される。一様に帯電された感光面が露光されると静電潜像が形成され、当該静電潜像は、現像器8によって、トナー像として顕像化される。
【0013】
一方、給紙カセット10からは、ピックアップローラ11、タイミングローラ12によって、記録シートSが給紙され、給紙された記録シートSは、転写ベルト13によって、感光体ドラム4直下の転写位置へと搬送される。この転写位置において、転写チャージャ9の作用により、感光体ドラム4上のトナー像が記録シートSへと転写される。トナー像が転写された記録シートSは、さらに、転写ベルト13、搬送ベルト14で搬送され、定着器15によって、トナーが定着された後、排出トレイ16へと排出される。
【0014】
複写機上面には、操作パネル17が設けられている。操作パネル17は、コピー枚数などの数値を入力するためのテンキー、コピー開始を指示するスタートキー、各種のコピーモードを設定する設定キー、メンテナンス情報を入力するためのメンテナンスキー、さらには、上記設定キーなどにより設定されたモードなどをメッセージで表示する表示部などで構成されている。
【0015】
図2は、走査ユニット200の概略構成を示す図である。走査ユニット200は、ユニット台板21と天板22とからなる(同図(b))ハウジング20の内部に種々の光学部品が収納されてなるものであるが、図2(a)は、天板22を取り払った状態で当該走査ユニット200を上方から見た図であり、図2(b)は、図2(a)をA・A線に沿って切断し、当該切断線上に位置する光学部品を主に表わした図である。
【0016】
図2(a)に示すように、走査ユニット200は、レーザビームを射出する光源ユニットを2個有している(30a,30b)。2個の光源ユニット30a,30bは、いずれも同様な構成なので、光源ユニット30aを代表として説明する。
図3は、光源ユニット30aの概略構成を示す断面図である。本図に示すように、基台31に、ホルダ32を介してレーザダイオードLD1が、ホルダ33を介してレーザダイオードLD2がそれぞれ取り付けられている。また、両レーザダイオードLD1,LD2は、各々から射出されるレーザビームが互いに90度の角度をなすように取り付けられている。
【0017】
レーザダイオードLD1,LD2から射出されたレーザビームLB1,LB2は、研磨したプリズムを2枚貼り合わせてなるビームスプリッタ34に入射する。ビームスプリッタ34に入射したレーザビームLB1は90度偏向される一方、レーザビームLB2は偏向されることなくそのままビームスプリッタ34を通過する。その結果、両レーザビームLB1,LB2の進行方向が揃えられ、進行方向の揃ったレーザビームLB1,LB2は、基台31に取り付けられたコリメータレンズ35へ入射する。コリメータレンズ35に入射したレーザビームLB1,LB2は、当該コリメータレンズ35を通過することにより、それまでの発散光から平行光となる。
【0018】
ここで、もう一方の光源ユニット30bにおいて、光源ユニット30aのレーザダイオードLD1に対応するものをレーザダイオードLD3とし、光源ユニット30aのレーザダイオードLD2に対応するものをレーザダイオードLD4とする。また、レーザダイオードLD3から射出されるレーザビームをLB3とし、レーザダイオードLD4から射出されるレーザビームをLB4とする。
【0019】
なお、コリメータレンズ通過後の4本のレーザビームLB1,LB2,LB3,LB4が、この順で、副走査方向(図面における上下方向)に所定の等間隔で並ぶように、換言すると、感光体ドラム4に結像するレーザビームのスポットの間隔が副走査方向の解像度に対応した間隔になるように、レーザダイオードLD1,LD2,LD3,LD4の各光源ユニットにおける取り付け位置および両光源ユニット間の相対的な位置が決められている。
【0020】
図2に戻り、光源ユニット30aから射出されたレーザビームLB1,LB2と光源ユニット30bから射出されたレーザビームLB3,LB4とは、互いにほぼ90度の角度をなしてビームスプリッタ41に入射し、レーザビームLB3,LB4は90度偏向される一方、レーザビームLB1,LB2は偏向されることなくそのままビームスプリッタ41を通過する。その結果、レーザビームLB1,LB2とレーザビームLB3,LB4の進行方向が揃えられ、進行方向の揃った4本のレーザビームLB1,LB2,LB3,LB4(以下、4本のビーム群をまとめて言う場合には、「LB」と記載する。)は、シリンドリカルレンズ42によって副走査方向に集光された後、図示しないポリゴンモータで矢印の向きに高速回転されるポリゴンミラー43に入射し、当該ポリゴンミラー43のミラー面で反射される。
【0021】
ポリゴンミラー43のミラー面で反射したレーザビームLBは、fθレンズ44、シリンドリカルレンズ45、折返しミラー46およびウインドーガラス47を介して、副走査方向に回転する被走査面である感光体ドラム4表面に結像し、当該表面を主走査方向に露光走査する。
また、走査ユニット200は、フォトセンサーであるSOS(Start Of Scan)センサ48およびレーザビームLBを当該SOSセンサ48に導くためのSOSミラー49を有している。SOSセンサ48は、正多角形(図示例では、正八角形)をしたポリゴンミラー43の1面に付4本ずつ感光体ドラム4に書き込まれる各走査ライン群の書き込み開始位置を各走査ライン群間で揃えるために設けられている。即ち、ポリゴンミラー43で偏向されたレーザビームLBが感光体ドラム4を走査するよりも上流側の位置(早く到達する位置)にSOSセンサ48を設け、このSOSセンサ48でレーザビームLBを受光し、これにより発生するSOS信号に同期させてレーザビームの変調を開始するようにしている。
【0022】
光源ユニット30a,30bからウインドーガラス47に至る種々の光学部品及びSOSミラー49とSOSセンサ48は、全てユニット台板21に取り付けられている。そして、ユニット台板21は、本体台板61に取り付けられており、本体台板61は、複写機内に対向して平行に立設された2枚の側板(不図示)に、その間を差し渡すようにして水平に取り付けられている。また、感光体ドラム4も同じ側板に取り付けられている。
【0023】
ユニット台板21は、側板に取り付けられた本体台板61に、3個のねじ挿通孔51,52,53を介して、図示しないねじで固定されるのであるが、この固定に先立って、スキュー調整が行われる。次に、スキュー調整のための機構について説明する。
折返しミラー46の長手方向に延長した位置に、第1の位置決めピンP1が設けられている。図4に示すように、ピンP1は、ユニット台板21に開設された孔に圧入されており、ユニット台板21に一体的に固定されている。一方、本体台板61には、第1の位置決め孔H1が開設されている。ピンP1と孔H1とは、両者の径が、ピンP1が孔H1に滑らかに挿入でき、かつ、がたつくことのない大きさになるように形成されている。したがって、ピンP1を孔H1に挿入して、ユニット台板21を本体台板61に載置すると、ユニット台板21は、ピンP1の周りに回動自在に保持されることとなる。
【0024】
すなわち、折返しミラー46を、その長手方向に延長した1点(ピンP1の軸心)を中心に水平面内で回動させることが可能となる。折返しミラー46をピンP1の軸心周りに回動させることによって、折返しミラー46の反射面46a(図2)と円筒形をした感光体ドラム4の軸心(母線)との成す角度を変化させることができる。したがって、折返しミラー46の反射面46aで反射して感光体ドラム4の表面に結像するレーザビームLBの主走査ラインの、感光体ドラム4の母線に対する傾きを変化させるスキュー調整が可能となる。
【0025】
スキュー調整の際には、感光体ドラム4の代わりに、CCDイメージセンサが、レーザビームLBの結像位置に設けられる。このCCDイメージセンサは、感光画素を2次元的に配列したエリアイメージセンサであり、レーザビームLBの結像位置に設けられた状態で、その長手方向(主走査方向)がほぼ感光体ドラム4と同じ長さであり、副走査方向が4本のレーザビームが同時に露光する長さよりも少し長めのものである。また、画素ピッチは主走査方向、副走査方向共、形成される画像の解像度(レーザビームのドットピッチ)に合わせた間隔になっている。
【0026】
スキュー調整の際には、実際に、走査ユニット200を運転し、CCDイメージセンサの検出結果を当該CCDイメージセンサに接続された装置でモニターしながら、ユニット台板21を回動させる。1本のレーザビームがCCDイメージセンサの主走査方向の一列を走査するようになると(すなわち、レーザビームの主走査ラインが感光体ドラムの母線と平行になると)、そのときの位置が、ユニット台板21の固定位置となる。
【0027】
この固定位置を保持するために、図5に示すような機構が設けられている。
この機構は、図2の矢印Bの示す位置に設けられている。図5(a)は、当該機構を図2の場合と同じ方向から見た図であり、図5(b)は、図5(a)におけるC・C線で切断した図である。
スキュー調整板54の中央に開設された孔に第2の位置決めピンP2が圧入されており、当該ピンP2はスキュー調整板54に一体的に固定されている。
【0028】
ユニット台板21には、ピンP2の軸径より大きな径の孔55か開設されている。この孔55は、後述するように、スキュー調整の際のユニット台板21の移動しろとなる孔である。
ピンP2が孔55を介して、本体台板61に設けられた第2の位置決め孔H2に挿入されて、スキュー調整板54がユニット台板21に載置される。なお、ピンP2の径と孔H2の径の大きさの関係は、前述したピンP1の径と孔H1の径の大きさの関係と同じである。
【0029】
スキュー調整板54には、ピンP2の両側に長孔56,57が開設されており、一方、ユニット台板21の孔55の両側には、それぞれねじ孔S1,S2が形成されている。ねじ孔S1には長孔56を介してねじ58がねじ込まれ、ねじ孔S2には長孔57を介してねじ59がねじ込まれる。なお、長孔56,57の幅は、ねじ58,59の外径とほぼ等しく、長孔56,57の長さは、孔55の径とほぼ等しい。
【0030】
両方のねじ58,59が軽くねじ込まれた状態(ねじの座面がスキュー調整板54上面と非接触の状態)で、ユニット台板21を第1の位置決めピンP1(図2)を中心に回動させ、スキュー調整を行う。このとき、本体台板61に対してピンP2の位置は不動であり、ピンP2に対してユニット台板21およびねじ58,59が移動する(スキュー調整板54とピンP2とは、ピンP2の軸心を中心に若干回動する)。
【0031】
ユニット台板21の固定位置が決まると、ねじ58,59を締付け、スキュー調整板54をユニット台板21に固定して、一連のスキュー調整が終了する。スキュー調整が終了すると、ユニット台板21は、3個のねじ挿通孔51,52,53を介して、本体台板61に、図示しないねじで固定される。
スキュー調整板54がユニット台板21に固定されるということは、ユニット台板21に対する第2の位置決めピンP2の位置が固定されるということとなる。その結果、第1の位置決めピンP1、第2の位置決めピンP2、第1の位置決め孔H1および第2の位置決め孔H2によって、ユニット台板21の本体台板61に対する位置決めがなされることとなる。
【0032】
したがって、メンテナンスなどの必要上、ねじ挿通孔51,52,53を介して取り付けられているねじがはずされて、走査ユニット200(ユニット台板21)が本体台板61から一旦取り外されれても、再度取り付けられた場合には、走査ユニット200の本体台板61に対する位置関係は、取り外す前と同じになり、ひいては、走査ユニット200の感光体ドラム4に対する位置関係も同様に維持されることとなる。
【0033】
走査ユニット200になんらの不具合がない場合には、上記したスキュー調整によって、感光体ドラム4上に正確に画像(静電潜像)を形成することができるようになるのだが、例えば、走査ユニット200内のfθレンズ44などの光軸が規定の位置からずれているような場合には、スキュー調整によって新たな不都合が生じてしまう。
【0034】
fθレンズ44の光軸が規定の位置からずれていると、スキュー調整前の主走査ラインは、図6(a)または図6(c)のようになってしまう。これに対してスキュー調整を行うと、それぞれ、図6(b)または図6(d)のようになる。すなわち、「発明が解決しようとする課題」欄で説明した問題が生じる。
そこで、4本のレーザビームの内、1番目のレーザビームLB1の書込み開始位置に対する他のレーザビームLB2〜LB4各々の書込み開始位置の主走査方向のずれ量E1〜E3を測定し、当該測定結果を用いて、後述するような方法によって、画像ノイズを防止することとしている。なお、各ずれ量E1〜E3は、スキュー調整に用いる上記したCCDイメージセンサによって測定される。また、各ずれ量E1〜E3は、図6(a)のように遅れて書込みが開始される場合には、負の値で表わし、図6(c)のように早めに書込みが開始される場合には、正の値で表わすこととする。
【0035】
図7は、主に制御部100の概略構成を示すブロック図である。
本図に示すように、制御部100は、A/D変換部101、画像データ受信部102、画像データ書込み部103、画像メモリ104、レーザダイオード駆動部105、CPU106、ROM107およびRAM108で構成されている。A/D変換部101は、CCDセンサ3から送られるアナログ画像データをデジタル画像データに変換し画像データ受信部102に送信する。
【0036】
画像データ受信部102は、A/D変換部101から受信した画像データにエッジ強調などの各種の補正処理施した後、当該画像データを主走査方向の1ラインずつ画像データ書込み部103に送信する(入力する)。このとき、画像データ受信部102は、画像データの1ページ分の送信が終了すると終了信号を画像データ書込み部103に送信する。
【0037】
画像データ書込み部103は、画像データ受信部102から入力される画像データを1ラインずつ画像メモリ104に書き込む。
画像メモリ104は、画像データを1ページ毎に格納するメモリである。図8に、1ページ分の画像データの格納領域の内の、先頭部分(原稿画像の左上に当たる部分)の領域を示す。画像メモリ104は、画素単位で画像データを格納するものであり、行方向(主走査方向)と列方向(副走査方向)に割り付けられたアドレスによって特定される1の領域に1の画素情報が格納される(本図では、ほぼ15行30列分の格納領域が表示されている。)。ここで、主走査方向に割り付けたアドレス番号を列番号と言い(図8では、列番号30番まで表わされている。)、副走査方向に割り付けられたアドレス番号を行番号と言う(図8では、行番号15番まで表わされている。)。また、画素情報には、図中「○」で表わした白画素情報(以下、単に「白画素」と言う。)と「●」で表わした黒画素情報(以下、単に「黒画素」と言う。)がある。後述するように、この画素情報に基づいて、レーザダイオードの変調が行われ、黒画素ではレーザダイオードがオンされ、白画素ではレーザダイオードがオフされる。レーザダイオードのオンにより、感光体ドラム4上のレーザビームが照射された箇所に(トナー)像が形成されることとなる。なお、後述するように、画像メモリ104に格納された画像データは、行番号1番の画像データから順に4ラインずつ同時に読みだされ、行番号の若い順に各レーザダイオードLD1〜LD4の変調駆動に供される。このとき、列番号の若い順に順次、画素情報が読みだされ、同じ列番号の画素情報に基づいて、同時に全てのレーザダイオードLD1〜LD4の変調駆動が行われる。
【0038】
画像データ書込み部103は、行番号1、5、9、…で特定される領域、すなわち、レーザダイオードLD1の変調駆動に供される画像データが格納される領域に、画像データ受信部102から入力される1ライン分の画像データ(以下、「ラインデータ」と言う。)を格納する場合、列番号1番から10番までの格納場所には白画素を格納し、列番号11番以降に、当該ラインデータを格納する。すなわち、画像データ書込み部103は、上記の行番号においては、列番号11番のアドレスを基準アドレスとしてラインデータを格納する。ここで、上記した、列番号1番から10番の格納場所に格納される白画素のように、画像データの内容いかんにかかわらず格納する白画素を以下「空データ」と言う。
【0039】
一方、画像データ書込み部103は、その他の行番号の格納領域(レーザダイオードLD2〜LD3の変調駆動に供される画像データが格納される領域)にラインデータを格納する際には、必要に応じて、空データを増減することにより基準アドレスを変更する。全ての行について、基準アドレスを揃えたのでは、感光体ドラム4上の主走査ラインが前記したずれ量E1〜E3分、主走査方向にずれてしまう。そこで、このずれ量に応じた分、基準アドレスを変更することにより、結果として、感光体ドラム4上の主走査ラインの走査開始位置を揃えることとしたのである。
【0040】
具体的に説明すると、例えば、行番号2、6、10、…で特定される領域、すなわち、レーザダイオードLD2の変調駆動に供される画像データが格納される領域に、ラインデータを格納する場合には、前記ずれ量E1に応じた分、空データの個数を10個から増減させこととする。E1が負の値の場合(図6(a))は、レーザダイオードLD2の発生する主走査ラインの走査開始位置は、レーザダイオードLD1の発生する主走査ラインの走査開始位置よりも遅れた位置になるので、空データをE1に応じたe1個分減らし、結果として、ラインデータの読みだし時期を早めることとする。その逆に、E1が正の値の場合(図6(d))は、レーザダイオードLD2の発生する主走査ラインの走査開始位置は、レーザダイオードLD1の発生する主走査ラインの走査開始位置よりも早まった位置になるので、空データをE1に応じたe1個分増やし、結果として、ラインデータの読みだし時期を遅らすこととする。なお、ずれ量E1をちょうど解消する空データの個数がない場合には、ずれ量E1が最小となるように空データの個数を決定することとする。
【0041】
同様にして、行番号3、7、11、…で特定される領域(レーザダイオードLD3の変調駆動に供される画像データが格納される領域)および行番号4、8、12、…で特定される領域(レーザダイオードLD4の変調駆動に供される画像データが格納される領域)にラインデータを格納する際も、それぞれ前記ずれ量E2、E3に応じて空データをe2個分またはe3個分増減するようにしている。
【0042】
図8は、各主走査ラインのずれが図6(b)に示すような傾向にある場合の画素情報の格納状態の一例を示している。ラインデータは、通常、黒画素と白画素とが混在した形になるのだが、本図では、分かりやすくするため、ラインデータをすべて黒画素で表わしている。
なお、スキュー調整の結果、上記したずれが生じなかった場合(すなわち、E1=E2=E3=0)は、全ての行について空データを10個とし、各行間で基準アドレスを揃えることは、言うまでもない。
【0043】
レーザダイオード駆動部105は、CPU106の指示にしたがい、行番号1番のラインデータから順に、同時に4ラインずつラインデータを読みだし、当該データに基づいて、各レーザダイオードLD1〜LD4を変調駆動する。すなわち、SOSセンサ48からSOS信号が入力されると、CPU106は、レーザダイオード駆動部105に指示し、副走査方向に連続する4ラインのラインデータを同時に読みださす。レーザダイオード駆動部105は、列番号の若い順に順次画素情報を読みだし、読みだした画素情報の内、行番号の1番若い画素情報に基づいてレーザダイオードLD1を変調し、行番号の2番目に若い画素情報に基づいてレーザダイオードLD2を変調し、行番号の3番目に若い画素情報に基づいてレーザダイオードLD3を変調し、行番号の4番目に若い画素情報(4ラインの最後のラインデータ)に基づいてレーザダイオードLD4を変調する。
【0044】
ROM107は、上記した画像データ書込み部103による画像メモリ104への画像データの書込み処理に関する制御プログラムなどを格納している。
RAM108は、不揮発性のRAMであり、上記したずれ量E1〜E3を格納する。ずれ量E1〜E3は、スキュー調整の際に、操作パネル17を介して、格納される。
【0045】
CPU106は、ROM107から必要なプログラムを読みだして、画像データ受信部102などの各部に各種の処理を行なわせると共に、各部の動作を統一的に制御して円滑な画像形成動作を実現する。
図9は、画像データ書込み部103による、画像データの画像メモリ104への書込み処理の手順を示すフローチャートである。本フローチャートのなかで使用される変数「L」は、画像メモリ104において画像データ(ラインデータ)の書込み対象となる行の番号を特定するためのものである。また、「MOD(L,4)」は、変数Lを4で割ったときの余りを求めるための関数である。したがって、MOD(L,4)による演算結果(余り)によって、その行(第L行)に書き込まれるラインデータが、LD1〜LD4のレーザダイオードの内のどのレーザダイオードの変調に供せられるラインデータなのかの判断が可能となる。例えば、MOD(L,4)=1の場合は、L=1、5、9、…なので、当該行に書き込まれるラインデータは、LD1のレーザダイオードの変調に供せられるものであると判断できる。本フローチャートで示す一連の処理は、CPU106の指示によって開始される。
【0046】
先ず、書込み対象行を第1行目に設定するため、初期値として変数Lに1を格納し(ステップS1)、画像データ受信部102からの入力を待つ(ステップS2)。
入力されたのが、終了信号であれば(ステップS3でYes)処理を終了し、そうでなくラインデータであれば(ステップS3でNo)ステップS4に進む。
【0047】
以降、MOD(L,4)=1(ステップS4でYes)、MOD(L,4)=2(ステップS9でYes)、MOD(L,4)=3(ステップS11でYes)、MOD(L,4)=0(ステップS9でNo)の各場合に応じてそれぞれ、空データの個数を求め(ステップS5、S10、S12、S13)、求まった個数分の空データを画像メモリ104の第L行目の先頭から書き込む(ステップS6)。
【0048】
次に、空データに続けて画像データ受信部102から受け取ったラインデータを書込み(ステップS7)、変数Lを1だけインクリメントし(ステップS8)、書込み対象行を1つずらして、ステップS2に戻る。
以上説明したように、本実施の形態では、同時に4本のレーザビームで感光体ドラムを主走査する複写機において、スキュー調整によって生じる、4本の主走査ライン間の主走査方向のずれ量に応じて、画像メモリに書込む画像データを主走査方向にずらすこととしたので、実際に感光体ドラム上では、4本の主走査ラインの書込み開始位置が揃うこととなる。すなわち、スキュー調整に伴って発生する画像ノイズを効果的に防止することが可能となる。
【0049】
本発明を実施の形態に基づいて説明したが、本発明は、上記実施の形態に限られないことはもちろんであり、例えば、以下のようにしてもよい。
(1)上記実施の形態では、感光体ドラムを同時に走査するレーザビームの本数を4本としたが、レーザビームの本数はこれに限らず、3本でもよく、あるいは、光源ユニットの数を増やすなどして、5本以上としてもよい。
(2)上記実施の形態では、画像データを主走査方向にずらして画像メモリに格納することにより、4本の主走査ラインの書込み開始位置を揃えることとしたが、これに限らず、以下のようにしてもよい。
【0050】
画像データは、ずらすことなく通常通り、画像メモリに書き込む。SOSセンサからSOS信号が入力されると、CPUは、内部タイマをスタートさせ、当該内部タイマの計時結果を参照しつつ、前記したずれ量E1〜E3に応じた分、画像メモリからラインデータを読みだすタイミングをずらし、各レーザダイオードLD1〜LD4の変調開始タイミングをずらすようにする。
【0051】
具体的に説明すると、各主走査ラインのずれが、図6(d)に示すような状態にある場合には、レーザダイオードLD2の変調開始をレーザダイオードLD1の変調開始からずれ量E1に応じた時間分遅らすようにする。同様に、レーザダイオードLD1の変調開始に対して、レーザダイオードLD3はずれ量E2に応じた時間分、レーザダイオードLD4にはずれ量LE3に応じた時間分、それぞれ変調開始タイミングをずらすようにする。
【0052】
また、図6(b)に示すような状態にある場合には、レーザダイオードLD4の変調開始に対して、レーザダイオードLD3はずれ量(E3−E2)に応じた時間分、レーザダイオードLD2はずれ量(E3−E1)に応じた時間分、レーザダイオードLD1はずれ量E3に応じた時間分、それぞれ変調開始のタイミングをずらすようにする。
【0053】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明に係る画像形成装置によれば、主走査ライン毎に画像データを記憶する画像メモリから3ライン以上の画像データを同時に読み出し、各ライン毎に発生させたレーザビームで被走査面を走査する画像形成装置において、スキュー調整に伴って生じる被走査面上での各走査ライン間の主走査方向のずれ量に応じた分、主走査方向にずらして画像データが画像メモリに書き込まれるので、実際に被走査面上では各走査ラインの書込み開始位置が揃うこととなる。すなわち、スキュー調整に伴って発生する画像ノイズを効果的に防止することが可能となる。
【0054】
また、本発明に係る画像形成装置によれば、3本以上のレーザビームで被走査面を走査する画像形成装置において、スキュー調整に伴って生じる被走査面上での各走査ライン間の主走査方向のずれ量に応じた分、各レーザビームの発生タイミングが調整されるので、実際に被走査面上では各走査ラインの書込み開始位置が揃うこととなる。すなわち、スキュー調整に伴って発生する画像ノイズを効果的に防止することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施の形態に係るデジタル複写機全体の概略構成を示す図である。
【図2】図(a)は、4ビーム走査光学ユニットの内部を上方から見た概略構成図である。
図(b)は、図(a)をA・A線に沿って切断し、当該切断線上に位置する光学部品を主に表わした図である。
【図3】光源ユニットの概略構成を示す断面図である。
【図4】図(a)は、第1の位置決めピンを本体台板に挿入する前の状態を示す図である。
図(b)は、第1の位置決めピンを本体台板に挿入した状態を示す図である。
【図5】図(a)は、スキュー調整板付近を上方から見た図である。
図(b)は、図(a)をC・C線に沿って切断した図である。
【図6】図(a)は、スキューの一例を示す図である。
図(b)は、図(a)に示すスキューを解消した状態を示す図である。
図(c)は、スキューの一例を示す図である。
図(d)は、図(c)に示すスキューを解消した状態を示す図である。
【図7】主に制御部100の概略構成を示すブロック図である。
【図8】画像メモリの一部を示す図である。
【図9】画像データ書込み部による、画像データの画像メモリへの書込み処理の手順を示すフローチャートである。
【図10】図(a)は、スキューの一例を示す図である。
図(b)は、図(a)に示すスキューを解消した状態を示す図である。
図(c)は、スキューを解消した状態での、あるn本の走査ラインとその次のn本の走査ラインの走査開始付近の様子を示す図である。
【符号の説明】
4 感光体ドラム
21 ユニット台板
54 スキュー調整板
61 本体台板
100 制御部
103 画像データ書込み部
104 画像メモリ
105 レーザダイオード駆動部
106 CPU
107 ROM
108 RAM
200 4ビーム走査光学ユニット
LD1〜LD4 レーザダイオード
P1 第1の位置決めピン
P2 第2の位置決めピン
H1 第1の位置決め孔
H2 第2の位置決め孔
Claims (2)
- 主走査ライン毎に画像データを記憶する画像メモリから、副走査方向に連続する3ライン以上の画像データを同時に読み出し、各ライン毎にレーザビームを発生させ、当該レーザビームで被走査面を走査する走査手段を備えた画像形成装置であって、
前記被走査面の代わりに配置したイメージセンサの出力が、レーザビームの走査方向が被走査面における主走査方向と一致するような出力となるように、前記被走査面と前記走査手段との相対的位置関係を調整するスキュー調整機構と、
前記被走査面上での各走査ライン間の主走査方向のずれが無く、かつ、レーザビームの走査方向が主走査方向に対して傾いている状態から、前記スキュー調整によって、レーザビームの走査方向が被走査面における主走査方向と一致するようにしたときに生じる、被走査面上での各走査ライン間の主走査方向のずれの量であって、当該スキュー調整に用いられた前記イメージセンサによって測定されたずれの量を記憶する記憶手段と、
入力される画像データを、前記記憶手段に記憶されているずれ量に応じた分、主走査方向にずらして前記画像メモリに書き込む画像データ書込手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。 - 3本以上のレーザビームで被走査面を走査する走査手段を備えた画像形成装置であって、
前記被走査面の代わりに配置したイメージセンサの出力が、レーザビームの走査方向が被走査面における主走査方向と一致するような出力となるように、前記被走査面と前記走査手段との相対的位置関係を調整するスキュー調整機構と、
前記被走査面上での各走査ライン間の主走査方向のずれが無く、かつ、レーザビームの走査方向が主走査方向に対して傾いている状態から、前記スキュー調整によって、レーザビームの走査方向が被走査面における主走査方向と一致するようにしたときに生じる、被走査面上での各走査ライン間の主走査方向のずれの量であって、当該スキュー調整に用いられた前記イメージセンサによって測定されたずれの量を記憶する記憶手段と、
前記記憶手段に記憶されているずれ量に応じて、各レーザビームの発生タイミングを調整するタイミング調整手段と、
を備えたことを特徴とする画像形成装置。
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