JPH06327819A - パチンコ機の入賞装置 - Google Patents
パチンコ機の入賞装置Info
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- JPH06327819A JPH06327819A JP14856993A JP14856993A JPH06327819A JP H06327819 A JPH06327819 A JP H06327819A JP 14856993 A JP14856993 A JP 14856993A JP 14856993 A JP14856993 A JP 14856993A JP H06327819 A JPH06327819 A JP H06327819A
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- Japan
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- winning device
- impeller
- impellers
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 打球の受け入れ機能とを振分け機能に備えさ
せた新規なパチンコ機の入賞装置を提供する。 【構成】 取付基板10の前面左右に設けられる羽根車
12,12と、前記羽根車12,12にそれぞれ連結さ
れ、非通電状態にあるときは羽根車12,12がフリー
回転し、通電により羽根車12,12を強制回転させる
電動機20,20と、前記羽根車12,12の強制回転
により受け入れた打球を入賞させる特別入賞口15およ
び一般入賞口16,16とを備えたことを特徴とする。
せた新規なパチンコ機の入賞装置を提供する。 【構成】 取付基板10の前面左右に設けられる羽根車
12,12と、前記羽根車12,12にそれぞれ連結さ
れ、非通電状態にあるときは羽根車12,12がフリー
回転し、通電により羽根車12,12を強制回転させる
電動機20,20と、前記羽根車12,12の強制回転
により受け入れた打球を入賞させる特別入賞口15およ
び一般入賞口16,16とを備えたことを特徴とする。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、打球の受け入れ機能と
振分け機能とを備えた新規なパチンコ機の入賞装置に関
するものである。
振分け機能とを備えた新規なパチンコ機の入賞装置に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、パチンコ機の入賞装置としては、
例えば取付基板の前面左右に一対の開閉翼片を対設し、
該開閉翼片を開閉させることにより打球を受け入れ易い
状態と打球を受け入れ難い状態とに変換するようにした
もの、或いは取付基板の前面に前後方向へ開閉自在な開
閉扉を設け、該開閉扉を前面側へ開いて打球を受け入れ
可能とし、閉じることによって打球の受け入れを不可能
にするようにしたもの等が知られている。
例えば取付基板の前面左右に一対の開閉翼片を対設し、
該開閉翼片を開閉させることにより打球を受け入れ易い
状態と打球を受け入れ難い状態とに変換するようにした
もの、或いは取付基板の前面に前後方向へ開閉自在な開
閉扉を設け、該開閉扉を前面側へ開いて打球を受け入れ
可能とし、閉じることによって打球の受け入れを不可能
にするようにしたもの等が知られている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
入賞装置は、その入賞態様がほとんど同じで規格化され
ているため、面白さに欠け遊技者から飽きられつつある
のが現状である。
入賞装置は、その入賞態様がほとんど同じで規格化され
ているため、面白さに欠け遊技者から飽きられつつある
のが現状である。
【0004】また、従来の入賞装置の開閉翼片や開閉扉
は、いずれも打球を受け入れて入賞させる機能を果たす
だけのものに過ぎないため、動きが単調で変化に乏しく
遊技の興趣を高めるのにあまり役立っていないという問
題点があった。
は、いずれも打球を受け入れて入賞させる機能を果たす
だけのものに過ぎないため、動きが単調で変化に乏しく
遊技の興趣を高めるのにあまり役立っていないという問
題点があった。
【0005】本発明は、打球の受け入れ機能と振分け機
能を備えさせた新規なパチンコ機の入賞装置を提供する
ことを目的としている。
能を備えさせた新規なパチンコ機の入賞装置を提供する
ことを目的としている。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明のパチンコ機の入賞装置は、取付基板の前面
左右に設けられる羽根車と、前記羽根車にそれぞれ連結
され、非通電状態にあるときは羽根車がフリー回転し、
通電により羽根車を強制回転させる電動機と、前記羽根
車の強制回転により受け入れた打球を入賞させる特別入
賞口および一般入賞口とを備えさせてなるものである。
に、本発明のパチンコ機の入賞装置は、取付基板の前面
左右に設けられる羽根車と、前記羽根車にそれぞれ連結
され、非通電状態にあるときは羽根車がフリー回転し、
通電により羽根車を強制回転させる電動機と、前記羽根
車の強制回転により受け入れた打球を入賞させる特別入
賞口および一般入賞口とを備えさせてなるものである。
【0007】
【作用】電動機への通電が遮断されているとき、羽根車
は回転フリーの状態に置かれている。従って、羽根車に
落下する打球は一般的な風車と同じように多様な状態で
外側方向に振分け案内される。
は回転フリーの状態に置かれている。従って、羽根車に
落下する打球は一般的な風車と同じように多様な状態で
外側方向に振分け案内される。
【0008】一方、電動機に通電されると羽根車が互い
に内側方向へ強制回転される。これによって、羽根車に
落下する打球はすべて特別入賞口又は一般入賞口に導か
れて入賞する。
に内側方向へ強制回転される。これによって、羽根車に
落下する打球はすべて特別入賞口又は一般入賞口に導か
れて入賞する。
【0009】
【実施例】以下、図面を参照して本発明の一実施例につ
いて説明する。図1は本発明に係る入賞装置の斜視図、
図2は正面図、図3は中央縦断側面図である。入賞装置
1は、遊技盤の表面に取付ける取付基板10を有する。
取付基板10のほぼ中央部には前面開口の凹室11が形
成され、その凹室11の前面左右に羽根車12,12を
対向状に軸着している。
いて説明する。図1は本発明に係る入賞装置の斜視図、
図2は正面図、図3は中央縦断側面図である。入賞装置
1は、遊技盤の表面に取付ける取付基板10を有する。
取付基板10のほぼ中央部には前面開口の凹室11が形
成され、その凹室11の前面左右に羽根車12,12を
対向状に軸着している。
【0010】前記凹室11の上部に位置した取付基板1
0の前面には7セグメント表示器13を有する球受枠1
4を設けて上方から落下する打球が凹室11内に入らな
いようにすると共に、該凹室11の傾斜底面の下端に位
置した取付基板10の前面に羽根車12,12が受け入
れた打球を入賞させる特別入賞口15と一般入賞口1
6,16とを並べて設けている。また、凹室11内には
羽根車12,12が受け入れた打球を凹室11の奥部に
導いて底面上に落下させる傾斜板17を設けている。な
お、特別入賞口15には入賞球検出器21が設けられて
いる。
0の前面には7セグメント表示器13を有する球受枠1
4を設けて上方から落下する打球が凹室11内に入らな
いようにすると共に、該凹室11の傾斜底面の下端に位
置した取付基板10の前面に羽根車12,12が受け入
れた打球を入賞させる特別入賞口15と一般入賞口1
6,16とを並べて設けている。また、凹室11内には
羽根車12,12が受け入れた打球を凹室11の奥部に
導いて底面上に落下させる傾斜板17を設けている。な
お、特別入賞口15には入賞球検出器21が設けられて
いる。
【0011】前記羽根車12,12は、4枚の羽根12
aを十文字状に配設すると共に、その中心に支軸18,
18をインサート成形し、該支軸18,18により取付
基板10の前面に回転可能に軸着したもので、取付基板
10の裏面側に突出させた支軸18,18の軸端に筒状
接手19,19を介して後述する電動機20,20の回
転軸34,34をそれぞれ接続している。
aを十文字状に配設すると共に、その中心に支軸18,
18をインサート成形し、該支軸18,18により取付
基板10の前面に回転可能に軸着したもので、取付基板
10の裏面側に突出させた支軸18,18の軸端に筒状
接手19,19を介して後述する電動機20,20の回
転軸34,34をそれぞれ接続している。
【0012】なお、前記羽根車12,12の各羽根12
aの先端中央部には、取付基板10の開口の両側上下位
置に突設した突起片58を通過可能な切欠59がそれぞ
れ形成されている。この突起片58は、羽根車12,1
2が回転フリー状態のとき、羽根12aに落下した打球
が特別入賞口15又は一般入賞口16,16に入賞しな
いようにするためのものである。
aの先端中央部には、取付基板10の開口の両側上下位
置に突設した突起片58を通過可能な切欠59がそれぞ
れ形成されている。この突起片58は、羽根車12,1
2が回転フリー状態のとき、羽根12aに落下した打球
が特別入賞口15又は一般入賞口16,16に入賞しな
いようにするためのものである。
【0013】前記電動機20,20は、図4ないし図7
に示すようにモータ22の前部に筒状ケース23を固着
すると共に、該筒状ケース23内に2個の遊星歯車2
4,24を軸25,25により回転自在に軸着した遊星
キャリアー26と、内歯27を有する回転輪28と、電
磁石29とを設けている。
に示すようにモータ22の前部に筒状ケース23を固着
すると共に、該筒状ケース23内に2個の遊星歯車2
4,24を軸25,25により回転自在に軸着した遊星
キャリアー26と、内歯27を有する回転輪28と、電
磁石29とを設けている。
【0014】前記モータ22の出力軸30には太陽歯車
31が固着されており、回転輪28の中心軸孔32を遊
歯キャリアー26の軸筒部33に嵌挿させると共に、太
陽歯車31と回転輪28の内歯27との間に遊星歯車2
4,24を噛合させている。
31が固着されており、回転輪28の中心軸孔32を遊
歯キャリアー26の軸筒部33に嵌挿させると共に、太
陽歯車31と回転輪28の内歯27との間に遊星歯車2
4,24を噛合させている。
【0015】前記遊星キャリアー26の軸筒部33には
筒状ケース23の外方に突出する回転軸34が一体に設
けられている。また、回転輪28の前面部分には鉄等の
導電性部材からなるリング状の吸着部材35が装着され
ている。この吸着部材35は、これに穿設した複数の小
孔36を回転輪28の前面に設けた複数の突起37にそ
れぞれ嵌合して若干前後方向へ摺動可能なように取付け
られている。
筒状ケース23の外方に突出する回転軸34が一体に設
けられている。また、回転輪28の前面部分には鉄等の
導電性部材からなるリング状の吸着部材35が装着され
ている。この吸着部材35は、これに穿設した複数の小
孔36を回転輪28の前面に設けた複数の突起37にそ
れぞれ嵌合して若干前後方向へ摺動可能なように取付け
られている。
【0016】38は吸着部材35の前面に位置する環状
の復帰用ばね部材で、複数穿設した小孔39を回転輪2
8の突起37に嵌合させることにより該回転輪28に対
して固定的に取付けられている。そして、吸着部材35
の前面に設けた複数の小突起40に押されたとき撓んで
復帰弾性を生じるようになっている。また、吸着部材3
5の前面には複数の係止突起41が設けられている。
の復帰用ばね部材で、複数穿設した小孔39を回転輪2
8の突起37に嵌合させることにより該回転輪28に対
して固定的に取付けられている。そして、吸着部材35
の前面に設けた複数の小突起40に押されたとき撓んで
復帰弾性を生じるようになっている。また、吸着部材3
5の前面には複数の係止突起41が設けられている。
【0017】前記電磁石29は、筒状ケース23に嵌め
入れた後、これの中心孔42に回転軸34,34を軸受
するフランジ付筒体43を嵌挿し、その筒体43の先端
を筒状ケース23の端板44にカシメ着して固定され
る。45は中央に円形孔46を有し、電磁石29の後部
に位置するように筒状ケース23に嵌挿される固定部材
で、これと一体の支持片部47の先端をモータ基板48
に係止することによって回動しないように固定される。
これによって、吸着部材35と固定部材45とは僅かな
隙間49(図6参照)を置いて対向する。なお、固定部
材45の円形孔46の周縁には前記係止突起41に係合
可能な複数の半円状の係合切欠50が形成されている。
入れた後、これの中心孔42に回転軸34,34を軸受
するフランジ付筒体43を嵌挿し、その筒体43の先端
を筒状ケース23の端板44にカシメ着して固定され
る。45は中央に円形孔46を有し、電磁石29の後部
に位置するように筒状ケース23に嵌挿される固定部材
で、これと一体の支持片部47の先端をモータ基板48
に係止することによって回動しないように固定される。
これによって、吸着部材35と固定部材45とは僅かな
隙間49(図6参照)を置いて対向する。なお、固定部
材45の円形孔46の周縁には前記係止突起41に係合
可能な複数の半円状の係合切欠50が形成されている。
【0018】上記のような構成からなる電動機20は、
電磁石29に通電されず非励磁状態にあるとき、図6に
示すように吸着部材35と固定部材45とは離間してい
るため、モータ22が停止してこれらの出力軸30に固
着した太陽歯車31が固定状態に置かれていても回転輪
28と遊星キャリアー26とが一体になってフリー回転
し、この結果回転軸34もフリー回転する。
電磁石29に通電されず非励磁状態にあるとき、図6に
示すように吸着部材35と固定部材45とは離間してい
るため、モータ22が停止してこれらの出力軸30に固
着した太陽歯車31が固定状態に置かれていても回転輪
28と遊星キャリアー26とが一体になってフリー回転
し、この結果回転軸34もフリー回転する。
【0019】一方、この状態で電磁石29に通電されて
励磁すると、図7に示すように吸着部材35が吸引され
てこれの係止突起41が固定部材45の係合切欠50に
係合して回転輪28を回転しないように固定する。この
際に、吸着部材35が回転輪28から若干前方向に摺動
するため復帰用ばね部材28が小突起40に押されて撓
み復帰弾性が付与された状態に置かれる。
励磁すると、図7に示すように吸着部材35が吸引され
てこれの係止突起41が固定部材45の係合切欠50に
係合して回転輪28を回転しないように固定する。この
際に、吸着部材35が回転輪28から若干前方向に摺動
するため復帰用ばね部材28が小突起40に押されて撓
み復帰弾性が付与された状態に置かれる。
【0020】したがって、回転輪28が固定されると遊
星キャリアー26に軸着された遊星歯車24,24とモ
ータ22の出力軸30に固着された太陽歯車31および
回転輪28の内歯27とが噛合していることにより、遊
星キャリアー26およびこれと一体の回転軸34も回転
しないように固定される。そして、回転輪28が固定さ
れた状態でモータ22に通電されて出力軸30が回転す
ると、該出力軸30に固着された太陽歯車31に噛合し
ている遊星歯車24,24によつて遊星キャリアー26
が出力軸30と同方向に回転し、これと一体の回転軸3
4が強制回転されることになる。
星キャリアー26に軸着された遊星歯車24,24とモ
ータ22の出力軸30に固着された太陽歯車31および
回転輪28の内歯27とが噛合していることにより、遊
星キャリアー26およびこれと一体の回転軸34も回転
しないように固定される。そして、回転輪28が固定さ
れた状態でモータ22に通電されて出力軸30が回転す
ると、該出力軸30に固着された太陽歯車31に噛合し
ている遊星歯車24,24によつて遊星キャリアー26
が出力軸30と同方向に回転し、これと一体の回転軸3
4が強制回転されることになる。
【0021】図8は以上説明した本実施例の入賞装置1
を装着したパチンコ機の正面図である。パチンコ機51
の遊技盤52にはガイドレール53で囲まれる遊技部が
形成され、その遊技部のほぼ中央に本実施例の入賞装置
1が配設されている。また入賞装置1の下方には第1始
動入賞口54,54および第2始動入賞口55が配設さ
れ、さらに入賞装置1の側方には一般入賞口56やチュ
ーリップ式の変動入賞口57等が配設されている。
を装着したパチンコ機の正面図である。パチンコ機51
の遊技盤52にはガイドレール53で囲まれる遊技部が
形成され、その遊技部のほぼ中央に本実施例の入賞装置
1が配設されている。また入賞装置1の下方には第1始
動入賞口54,54および第2始動入賞口55が配設さ
れ、さらに入賞装置1の側方には一般入賞口56やチュ
ーリップ式の変動入賞口57等が配設されている。
【0022】次に、本実施例の入賞装置1の作用につい
て説明する。本実施例において、通常時には電動機2
0,20のモータ22および電磁石29への通電が遮断
されていて該電動機20,20の回転軸34に接続され
た羽根車12,12は一般的な風車と同じように回転フ
リーの状態におかれている。従って、遊技盤52の遊技
部に打込まれて羽根車12,12の各羽根12aに落下
する打球は羽根車12,12をフリー回転させながら外
側方向へ自由に振分け案内される。
て説明する。本実施例において、通常時には電動機2
0,20のモータ22および電磁石29への通電が遮断
されていて該電動機20,20の回転軸34に接続され
た羽根車12,12は一般的な風車と同じように回転フ
リーの状態におかれている。従って、遊技盤52の遊技
部に打込まれて羽根車12,12の各羽根12aに落下
する打球は羽根車12,12をフリー回転させながら外
側方向へ自由に振分け案内される。
【0023】一方、打球が第1始動入賞口54,54又
は第2始動入賞口55に入賞すると図示しない入賞球検
出器が該打球を検出し、その検出信号によって電動機2
0,20のモータ22および電磁石29に通電し、回転
軸34を介して羽根車12,12を互いに図2矢印で示
す内側方向へ強制回転する。本実施例においては、打球
が第1始動入賞口54,54に入ると羽根車12,12
を0.6秒だけ強制回転させ、打球が第2始動入賞口5
5に入ると羽根車12,12を1.2秒強制回転させ
る。
は第2始動入賞口55に入賞すると図示しない入賞球検
出器が該打球を検出し、その検出信号によって電動機2
0,20のモータ22および電磁石29に通電し、回転
軸34を介して羽根車12,12を互いに図2矢印で示
す内側方向へ強制回転する。本実施例においては、打球
が第1始動入賞口54,54に入ると羽根車12,12
を0.6秒だけ強制回転させ、打球が第2始動入賞口5
5に入ると羽根車12,12を1.2秒強制回転させ
る。
【0024】しかして、羽根車12,12の強制回転時
に上方から落下してくる打球が運よく羽根12a〜12
dに受けられると、該打球は羽根車12,12の強制回
転により図2鎖線のように凹室11の内部に導かれ、傾
斜板17上を後方へ流れて底面上に落下し、或いは直接
的に特別入賞口15又は一般入賞口16,16のいずれ
かに入賞する。
に上方から落下してくる打球が運よく羽根12a〜12
dに受けられると、該打球は羽根車12,12の強制回
転により図2鎖線のように凹室11の内部に導かれ、傾
斜板17上を後方へ流れて底面上に落下し、或いは直接
的に特別入賞口15又は一般入賞口16,16のいずれ
かに入賞する。
【0025】そして、打球が一般入賞口16,16に入
った場合は単なる入賞球として処理される。一方、打球
が特別入賞口15に入ると、該打球は入賞球検出器21
で検出され、その検出信号によって羽根車12,12を
特定の態様で強制回転する。本実施例では、前記した所
定時間(0.6秒)ずつ所定回数(例えば18回)繰り
返えし羽根車12,12を強制回転させ、この動作を一
サイクルとして所定サイクル(例えば8回)継続させ
る。これによって、羽根12a上に落下する打球はすべ
て一般入賞口16,16又は特別入賞口15に導かれる
ことになり多くの入賞球を得ることができる。なお、上
記サイクルの回数は7セグメント表示器13に表示され
る。また、上記実施例においては、左右両側の羽根車1
2,12を同時に強制回転させる構成のものとして説明
したが、左右交互に強制回転させるようにしてもよく、
種々の異なる動作が可能である。
った場合は単なる入賞球として処理される。一方、打球
が特別入賞口15に入ると、該打球は入賞球検出器21
で検出され、その検出信号によって羽根車12,12を
特定の態様で強制回転する。本実施例では、前記した所
定時間(0.6秒)ずつ所定回数(例えば18回)繰り
返えし羽根車12,12を強制回転させ、この動作を一
サイクルとして所定サイクル(例えば8回)継続させ
る。これによって、羽根12a上に落下する打球はすべ
て一般入賞口16,16又は特別入賞口15に導かれる
ことになり多くの入賞球を得ることができる。なお、上
記サイクルの回数は7セグメント表示器13に表示され
る。また、上記実施例においては、左右両側の羽根車1
2,12を同時に強制回転させる構成のものとして説明
したが、左右交互に強制回転させるようにしてもよく、
種々の異なる動作が可能である。
【0026】
【発明の効果】以上、説明したところから明らかなよう
に、本発明に係る入賞装置は、取付基板の前後左右に羽
根車を回転可能に設けると共に、該羽根車の支軸と電動
機の回転軸とをそれぞれ連結し、電動機への非通電時に
は羽根車を回転フリーの状態にして上方から落下する打
球を側方に振分け案内すると共に、電動機への通電によ
り羽根車を強制回転させるようにし、該羽根車の強制回
転によつて打球を一般入賞口又は特別入賞口のいずれか
に入賞させるようにしたものであるから、打球の受け入
れ機能と振分け機能の両方を兼ね備えた新規な入賞装置
を提供することができる。
に、本発明に係る入賞装置は、取付基板の前後左右に羽
根車を回転可能に設けると共に、該羽根車の支軸と電動
機の回転軸とをそれぞれ連結し、電動機への非通電時に
は羽根車を回転フリーの状態にして上方から落下する打
球を側方に振分け案内すると共に、電動機への通電によ
り羽根車を強制回転させるようにし、該羽根車の強制回
転によつて打球を一般入賞口又は特別入賞口のいずれか
に入賞させるようにしたものであるから、打球の受け入
れ機能と振分け機能の両方を兼ね備えた新規な入賞装置
を提供することができる。
【0027】また、構造が簡単で安く製作でき、しかも
遊技者の興味を引いて遊技の興趣を高めるのに大いに役
立てることができる。
遊技者の興味を引いて遊技の興趣を高めるのに大いに役
立てることができる。
【図1】本実施例に係る入賞装置の斜視図である。
【図2】図1の正面図である。
【図3】図1の中央縦断側面図である。
【図4】電動機の斜視図である。
【図5】図4の分解斜視図である。
【図6】羽根車が回転フリー状態のときの電動機の断面
図である。
図である。
【図7】羽根車が強制回転される状態のときの電動機の
断面図である。
断面図である。
【図8】本発明が適用されるパチンコ機の正面図であ
る。
る。
1 入賞装置 10 取付基板 12,12 羽根車 15 特別入賞口 16,16 一般入賞口 20,20 電動機
Claims (1)
- 【請求項1】 取付基板の前面左右に設けられる羽根車
と、 前記羽根車にそれぞれ連結され、非通電状態にあるとき
は羽根車がフリー回転し、通電により羽根車を強制回転
させる電動機と、 前記羽根車の強制回転により受け入れた打球を入賞させ
る特別入賞口および一般入賞口とを備えたパチンコ機の
入賞装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14856993A JPH06327819A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | パチンコ機の入賞装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP14856993A JPH06327819A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | パチンコ機の入賞装置 |
Publications (1)
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JPH06327819A true JPH06327819A (ja) | 1994-11-29 |
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ID=15455682
Family Applications (1)
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JP14856993A Pending JPH06327819A (ja) | 1993-05-26 | 1993-05-26 | パチンコ機の入賞装置 |
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JP (1) | JPH06327819A (ja) |
Cited By (8)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006051098A (ja) * | 2004-08-10 | 2006-02-23 | Samii Kk | 弾球遊技機の抽選装置 |
JP2007117592A (ja) * | 2005-10-31 | 2007-05-17 | Daiichi Shokai Co Ltd | 遊技機 |
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JP2008100102A (ja) * | 2007-12-07 | 2008-05-01 | Taiyo Elec Co Ltd | 弾球遊技機 |
JP2009045282A (ja) * | 2007-08-21 | 2009-03-05 | Olympia:Kk | 遊技機 |
JP2010200791A (ja) * | 2009-02-27 | 2010-09-16 | Kyoraku Sangyo Kk | 遊技機 |
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JP2015228929A (ja) * | 2014-06-04 | 2015-12-21 | 日本ぱちんこ部品株式会社 | 可変入賞装置及びこれを用いた遊技機 |
-
1993
- 1993-05-26 JP JP14856993A patent/JPH06327819A/ja active Pending
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