JPH06326722A - パス スイッチ回路 - Google Patents

パス スイッチ回路

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JPH06326722A
JPH06326722A JP5115098A JP11509893A JPH06326722A JP H06326722 A JPH06326722 A JP H06326722A JP 5115098 A JP5115098 A JP 5115098A JP 11509893 A JP11509893 A JP 11509893A JP H06326722 A JPH06326722 A JP H06326722A
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JP
Japan
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path
waiting time
switching
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alarm
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JP5115098A
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Yukio Suda
幸夫 須田
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Fujitsu Ltd
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Fujitsu Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、RING構成されたFLM AD
M装置において、無駄なパスの切替えを防止するパスス
イッチ回路を提供することを目的とする。 【構成】 AMD装置のパススイッチ回路を、入力する
初期設定信号とマニュアル設定信号と、待ち時間設定及
び待ち時間カウント手段30からの制御信号とでパスS
W切替えを判定するパスSW切替え判定手段10、入力
する回線エラー信号のORをとるOR回路20、入力す
る待ち時間設定信号で所定の待ち時間を設定し、入力す
るOR回路20からの回線エラー信号でパスSW切戻し
迄の所定の待ち時間をカウントする待ち時間設定及び待
ち時間カウント手段30とで構成する。そして、所定の
時間、完全に回線エラーがなくなった後、予め設定され
た方にパスSWを切替え、切戻しする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、FLM ADM装置の
Ring構成時におけるパスSW機能に関する。
【0002】FLM ADM(Fiber Loop
Mutiplexer Add Drop Mutip
lexer)装置のRing構成は、図2に例を示すよ
うに、複数のADM装置間をRing状に、時計廻りと
反時計廻りの2本の光ファイバーケーブルにより信号を
伝送するものであるが、常に両方の回線の状態を監視
し、回線の状態が良好であるパスを選択して、信号を伝
送するものである。
【0003】現在、伝送路の回線エラーによるパスSW
の切替えはエラーを検出する都度、行われる構成になっ
ている。ここで、このパススイッチ回路において、従来
にも増して、より安定して回線品質を維持し、回線品質
の劣化を防止する機能が求められている。
【0004】
【従来の技術】図9にADM装置の従来例を示す。上述
のように、従来の装置は、図2に示すように、複数のA
DM装置間をRing状に2本の光ファイバーケーブル
により信号を伝送するが、常に両方の回線の状態を監視
し、回線の状態が良好であるパスを選択し、信号を伝送
するものである。
【0005】そして、パスSWの切替えモードには、図
9(1)に示すように、回線エラーが発生すると、エラ
ーを検出してパススイッチ回路が動作し、パスSWを切
替えるが、回線エラーが無くなると、パスSWを元に切
戻す、所謂、リバティブモード設定と、図9(2)に示
すように、E側,W側それぞれを複数のレベル段階で検
出し、正常な回線に切替える、所謂、ノンリバティブモ
ード設定とがあり、そのいずれかに設定した上で用いら
れていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
技術では、下記の如き問題があった。図10(1)に示
すパスSWの切替り状況例のように、リバティブモード
において、切戻しのための保護機能がなく、急激な警報
の発生/解消の繰り返しに対して、パスSWがそれに追
従して激しく切替っていた。例えば、光入力瞬断が起こ
ると、すぐにIN DWNが解消され、パスSWが切戻
されるが、まだ、同期等が確定していないため、その後
に発生する警報により再び切替えが行われていた。
【0007】また、図10(2)に例を示すように、ノ
ンリバティブモードにおいては、断続的な警報の発生に
より、パスSWの切替えが頻繁に起こってしまう。例え
ば、E側で常にMIN ALMが発生し、W側では、M
AJ ALMが断続的に発生した場合、パスSWの切替
えが頻繁に起こなわれていた。
【0008】また、従来のパススイッチ回路は、リバテ
ィブモード/ノンリバティブモードの切替えは固定であ
ったため、運用中では容易に行えなかった。本発明は、
係る問題を解決するもので、光入力瞬断等急激な警報発
生に対して、パスSWの不必要な切替えを防止するパス
スイッチ回路を提供することを目的とする。
【0009】即ち、下記の3つの機能を付加するもので
ある。 (1)リバティブモードにおける切替えに保護時間を備
える。 (2)ノンリバティブモードにおいては、警報解除によ
るパスSW切替えに保護時間を備える。 (3)パスSW切替えについて、リバティブモード/ノ
ンリバティブモードの何れをも容易に選択できるように
する。
【0010】
【課題を解決するための手段】図1は本発明のパススイ
ッチ回路の原理構成図である。図中、10はパスSW切
替え判定手段、20はOR回路、30は待ち時間設定手
段、40は待ち時間カウント手段である。
【0011】本発明は、複数の装置を時計方向(E側)
と反時計方向(W側)に二重にリング状に接続して構成
する通信システムの各装置のパススイッチ回路におい
て、プロビジョニング設定及び回線エラー発生による優
先順位によるパスSW切替えをリバティブモードで判定
を行うパスSW切替え判定手段10と、時計方向への回
線と反時計方向の2つの回線の通信品質情報を入力し
て、2つの回線の総エラー検出を行うOR回路20と、
入力する待ち時間設定信号より所定の待ち時間を設定し
て、デフォルト状態に戻すための待ち時間をカウントす
る待ち時間設定・待ち時間カウント手段300とを備え
ることにより、目的を達成することができる。
【0012】また、前記パスSW切替え判定手段10
を、プロビジョニング設定及び回線エラー発生時に優先
順位によるパスSW切替えの判定を行うパスSW切替え
判定部11と、該パスSW切替え判定部11からの2つ
の出力の一方を選択して出力するJKフリップフロップ
(12)とで構成する。
【0013】また、前記待ち時間設定手段30を、入力
する待ち時間設定信号より所定の待ち時間を設定して、
該待ち時間カウント部41のロード値に変換する待ち時
間設定部31と、該待ち時間設定部31からのロード値
とOR回路20からの総エラー検出信号と入力するタイ
マークロックとから所定の待ち時間をカウントする待ち
時間カウント部41で構成してもよい。
【0014】さらに、パススイッチ回路を、プロビジョ
ニング設定及び回線エラーによる優先順位によるパスS
W切替えをノンリバティブモードで判定を行う前記パス
SW切替え判定部11と、該パスSW切替え判定部11
からの2つの出力の一方を選択して出力する前記JKフ
リップフロップ12と、入力する警報保持時間設定信号
を所定の警報保持時間設定ロード値に変換する警報保持
時間設定部32と、入力する回線エラー情報とタイマー
クロックと、該警報保持時間設定部32からのロード値
とを入力して警報保持時間をカウントし、警報解除時間
を延長する警報保持カウント及び解除時間延長処理部4
2とを備えることにより、目的を達成することができ
る。
【0015】さらに、パススイッチ回路を、 前記パス
SW切替え判定部11と、前記JKフリップフロップ1
2と、前記OR回路20と、前記待ち時間設定部31
と、前記待ち時間カウント部41と、前記警報保持カウ
ント及び解除時間延長処理部42と、前記警報保持時間
設定部32とを備える。
【0016】そして、回線エラー発生によるパスSW動
作後のパスSWの切替えは、リバティブモード、或いは
ノンリバティブモードのいずれでも自由に選択すること
ができるようにしてもよい。
【0017】
【作用】本発明は、パススイッチ回路をプロビジョニン
グ設定及び回線エラー発生による優先順位によるパスS
W切替えをリバティブモードで判定を行うパスSW切替
え判定手段10と、時計方向への回線と反時計方向の2
つの回線の通信品質情報を入力して、2つの回線の総エ
ラー検出を行うOR回路20と、入力する待ち時間設定
信号より所定の待ち時間を設定して、デフォルト状態に
戻すための待ち時間をカウントする待ち時間設定・待ち
時間カウント手段30とを備えた構成にしたことによ
り、回線エラーが発生してパスSWが切替り、回線エラ
ーがなくなっても所定の時間その状態を保持させるの
で、チャタリングのような瞬断によるパスSWの不要な
動作を防止することができる。
【0018】また、前記パスSW切替え判定手段10
を、プロビジョニング設定及び回線エラー発生時に優先
順位によるパスSW切替えの判定を行うパスSW切替え
判定部11と、該パスSW切替え判定部11からの2つ
の出力の一方を選択して出力するJKフリップフロップ
(12)とで構成し、かつ、前記待ち時間設定手段30
を、入力する待ち時間設定信号より所定の待ち時間を設
定して、該待ち時間カウント部41のロード値に変換す
る待ち時間設定部31と、該待ち時間設定部31からの
ロード値とOR回路20からの総エラー検出信号と入力
するタイマークロックとから所定の待ち時間をカウント
する待ち時間カウント部41で構成することにより、実
現することができる。
【0019】さらに、パススイッチ回路を、プロビジョ
ニング設定及び回線エラーによる優先順位によるパスS
W切替えをノンリバティブモードで判定を行う前記パス
SW切替え判定部11と、該パスSW切替え判定部11
からの2つの出力の一方を選択して出力する前記JKフ
リップフロップ12と、入力する警報保持時間設定信号
を所定の警報保持時間設定ロード値に変換する警報保持
時間設定部32と、入力する回線エラー情報とタイマー
クロックと、該警報保持時間設定部32からのロード値
とを入力して警報保持時間をカウントし、警報解除時間
を延長する警報保持カウント及び解除時間延長処理部4
2とを備えることにより、回線エラーによりパスSWが
動作した後、所定の時間警報状態を保持するので、チャ
タリングのような瞬断によるパスSWの不要な動作を防
止することができる。
【0020】さらに、パススイッチ回路を、 前記パス
SW切替え判定部11と、前記JKフリップフロップ1
2と、前記OR回路20と、前記待ち時間設定部31
と、前記待ち時間カウント部41と、前記警報保持カウ
ント及び解除時間延長処理部42と、前記警報保持時間
設定部32とを備えることにより、回線エラー発生によ
るパスSW動作後、チャタリングのような瞬断によるパ
スSWの不要な動作を防止するとともに,その後にパス
SWの切替えを、リバティブモード、或いはノンリバテ
ィブモードのいずれでも自由に選択することができる。
【0021】
【実施例】図3〜図8を用いて、実施例を説明する。図
3は第1の本発明の実施例構成図で、図4は図3のタイ
ムチャート例で、図5は第2の本発明の実施例構成図
で、図6は図5のタイムチャート例で、図7は第3の本
発明の実施例構成図で、図8は警報保持カウント及び解
除時間延長処理部の説明図である。
【0022】図中、図1と同じ符号は同じものを示し、
11はパス切替え判定部、12,44はJKフリップフ
ロップ、31は待ち時間設定部、32は警報保持時間設
定部、41は待ち時間カウント部、42は警報保持カウ
ント及び解除時間延長処理部で、43はカウンタであ
る。
【0023】先ず、図3に示す第1の本発明の実施例構
成図について、図4を参照しながら説明する。図3にお
いて、パス切替え判定部11には、図示しないマイクロ
コンピュータ等外部より、回線が正常時には図示しない
パスSWを例えばE側にしておくよう設定する等の初期
設定信号や、各種マニュアル設定値等予め設定された信
号(以下、プロビジョニング設定信号と称する)が入力
される。また、パス切替え判定部11には、待ち時間カ
ウント部41から、回線エラーが発生してパスSWが動
作し、そのパスSWを元に戻すタイミングを通知する制
御信号が送られてくる。
【0024】すると、パス切替え判定部11は、プロビ
ジョニング設定信号により、予め設定された条件とこの
待ち時間カウント部41からの制御信号より、パスとし
てE側をとるか、W側をとるかを判定するためのHか、
Lかの何れかの信号を、後段のJKフリップフロップ1
2のJ、K入力端子に対応するE側出力、W側出力に出
力する。
【0025】そして、この信号を入力するJKフリップ
フロップ12は、入力する2つの信号の組合わせによ
り、パスSWとしてE側をとるか、或いはW側をとる
か、例えば、J,KがそれぞれL,Hならば、出力Qは
LでE側に切戻しする制御信号を送出する。また、逆
に、それぞれH,Lならば、出力QはHでW側のままに
しておく。また、J,KがともにL,Lならば、直前の
状態を保持する等の制御信号を送出する。
【0026】待ち時間設定部31には、図示しないマイ
クロコンピュータからの待ち時間設定信号が、例えば、
2つの信号線の01の組合わせで4通りの信号、00な
らば待ち時間設定を0秒、01ならば5秒、10ならば
5分、11ならば12分を意味する信号が送られて来
る。
【0027】すると、待ち時間設定部31では、この入
力信号である00,01,10,11を読み取り、待ち
時間カウント部41へのロード値に変換する。例えば、
待ち時間カウント部41のカウンタ段数が10段(0〜
1023)で、入力するタイマークロックが1秒タイマ
ーを使用していれば、00(待ち時間0秒)のときは、
ロード値として1023、01(5秒)であれば、10
23−5=1013、11(5分)であれば、1023
−300=723、11(12分)であれば、1023
−720=303のようなロード値に変換して、待ち時
間カウント部41に供給する。
【0028】待ち時間カウント部41では、待ち時間設
定部31からのロード値を入力し、OR回路20から回
線エラー回復検出信号のイネーブル部への入力をトリガ
にロード値からカウントを開始する。例えば、待ち時間
として、5秒が設定されていれば、ロード値として10
13が入力しているので、1014からカウントを開始
し、1023をカウントすると、リセットするととも
に、パス切替え判定部11に切戻しタイミング信号(図
4)を送出する。
【0029】図3の例では、E側に警報が発生し、
パスSWがEからWに切替わるが、警報が消え、正常
となると、OR回路20からの警報復旧信号をトリガに
待ち時間カウント部41がカウントを開始する。カウン
トアップする前に、次の警報が発生すると、OR回路
20からの信号の変化で待ち時間カウント部41のカウ
ントはリセットされる。再び、警報が消え、正常とな
ると、カウントを再開し、そのまま正常状態が続くと、
カウント数がカウントアップ値となり、切戻しタイミ
ング信号を送出して、パスSWをW側からE側に切戻
しする。
【0030】次に図5の第2の本発明の実施例構成図に
ついて、図6を参照しながら、説明する。図5におい
て、パス切替え判定部11には、図示しない外部(マイ
クロコンピュータ等)より、回線が正常時には図示しな
いパスSWを例えばその時使用している側が正常であれ
ばその方にしておくよう設定する等の初期設定信号や、
各種マニュアル設定値等のプロビジョニング設定信号が
入力される。また、パス切替え判定部11には、警報保
持カウント及び解除時間延長処理部42から、回線エラ
ーが発生してパスSWが動作し、そのパスSWを元に戻
すか、そのままのSWを保持するかの判定を行うための
E側,W側の信号品質情報のタイミング信号が送られて
くる。すると、パス切替え判定部11は、プロビジョニ
ング設定信号により、予め設定された条件と、この警報
保持カウント及び解除時間延長処理部42からの信号よ
り、パスとしてE側をとるか、W側をとるかのHか、L
かの何れかの信号を、後段のJKフリップフロップ12
のJ、K入力端子に対応するE側出力、W側出力に出力
する。
【0031】後段のJKフリップフロップ12の動作
は、図3の場合と同じであるので、説明を割愛する。警
報保持時間設定部32には、図示しないマイクロコンピ
ュータからの警報保持時間設定信号が、例えば、2つの
信号線の01の組合わせで4通りの信号、00ならば待
ち時間設定を0秒、01ならば5秒、10ならば5分、
11ならば12分を意味する信号が送られて来る。
【0032】すると、警報保持時間設定部32では、こ
の入力信号である00,01,10,11を読み取り、
警報保持カウント及び解除時間延長処理部42へのロー
ド値に変換する。
【0033】例えば、警報保持カウント及び解除時間延
長処理部42のカウンタ段数が10(0〜1023)
で、入力するタイマークロックが1秒タイマーを使用し
ていれば、00(待ち時間0秒)のときは、ロード値と
して1023、01(5秒)であれば、1023−5=
1013、11(5分)であれば、1023−300=
723、11(12分)であれば、1023−720=
303のようなロード値に変換する。
【0034】警報保持カウント及び解除時間延長処理部
42には、警報保持時間設定部32からのロード値を入
力するとともに、外部からE側,W側それぞれレベル1
(MAJ ALM),レベル2(MIN ALM1),
レベル3(MIN ALM2)の3段階のレベルの回線
エラー信号が入力されている。
【0035】警報保持カウント及び解除時間延長処理部
42では、それぞれ入力するE,Wのレベル1〜3の信
号に対して、図8(1)に示すように、カウンタ43と
フリップフロップ44で構成する回路で、図8(2)に
示すように、エラーが発生し、警報信号が入力する
と、回路の出力からはパス切替え判定部11へ警報”
H”が出力する。そして、警報が無くなるとカウンタ
43が警報保持時間設定部32からのロード値を基準に
してカウントを開始する。例えば、警報保持時間を5分
と設定しておれば、ロード値として723が入力してい
るので、カウントは724から1023までカウントす
る。その間、回路の出力からは、警報を示す信号”H”
が出力するが、カウントアップするとフリップフロップ
44はリセットされて警報出力信号は”L”はなる。
【0036】このように警報保持カウント及び解除時間
延長処理部42からパス切替え判定部11へは、E,W
の各レベル1〜3の出力信号が送られているので、パス
切替え判定部11では、プロビジョニング設定条件と、
これらE,Wの各レベル1〜3の回線の状態より、良好
な方の回線の選択を行う。
【0037】図5の例では、初期設定でE側を使用して
いたが、E側のレベル3がALMしたため、パスSW
はW側に切替わる。その直後W側にレベル断が発生し、
W側のレベル1がALMしたために、パスSWは、
E側に戻る。と同時に、W側のレベル(MIN AL
M)も当然ALMするが、インヒビットされるので、入
力する信号としては、変化がみられない。
【0038】ここで、警報が消え、正常となると、警
報保持カウント及び解除時間延長処理部42がカウント
を開始する。カウントアップする前に、次の警報が発
生すると、警報保持カウント及び解除時間延長処理部4
2のカウントはリセットされる。再び、警報が消え、
正常となると、カウントを再開し、そのまま正常状態が
続くと、カウント数がカウントアップ値となると、その
ときの回線エラーの出方で、E側ではレベル2,3が
ALMが継続しているつので、パスSWはE側からW
側に切替ることになる。
【0039】次に、図7は、図3の第1の本発明の実施
例と、図5の第2の本発明の実施例とを一体化したもの
で、リバティブモードでも、ノンリバティブモードでも
どちらでも選択できるようにしたものである。
【0040】即ち、リバティブモードに設定しておけ
ば、待ち時間カウント部41が機能し、ノンリバティブ
モードに設定しておけば、警報保持カウント及び解除時
間延長処理部42が機能することになる。
【0041】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のパススイ
ッチ回路を用いることにより、チャタリングのような瞬
断の連続障害等における無駄なパスSWの切替えを防止
し、より品質の高い回線を提供することができる。
【0042】また、リバティブ/ノンリバティブのいず
れのモードでも運用中においても容易に選択変更するこ
とができるので、環境の変化に対応したモードで運用す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のパススイッチ回路の原理構成図であ
る。
【図2】ADM装置におけるRING構成例を示す図で
ある。
【図3】第1の本発明の実施例構成図である。
【図4】図3のタイムチャート例である。
【図5】第2の本発明の実施例構成図である。
【図6】図5のタイムチャート例である。
【図7】第3の本発明の実施例構成図である。
【図8】警報保持カウント及び解除時間延長処理部の説
明図である。
【図9】従来のパススイッチ回路例である。
【図10】従来例における警報発生時のSW切替り状況
例を示す図である。
【符号の説明】
1 パススイッチ回路 10 パスSW切替え手段 11 パス切替え判定部 12,44 JKフリップフロップ 20 OR回路 30 待ち時間設定及び待ち時間カウント手段 31 待ち時間設定部 32 警報保持時間設定部 41 待ち時間カウント部 42 警報保持カウント及び解除時間延長処理部 43 カウンタ

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の装置を時計方向(E側)と反時計
    方向(W側)に二重にリング状に接続して構成する通信
    システムの各装置のパススイッチ回路において、 プロビジョニング設定及び回線エラー発生時に優先順位
    によるパスSW切替えをリバティブモードで判定を行う
    パスSW切替え判定手段(10)と、 時計方向及び反時計方向の2つの回線の通信品質情報を
    入力して、2つの回線の総エラー検出を行うOR回路
    (20)と、 入力する待ち時間設定信号より所定の待ち時間を設定し
    て、デフォルト状態に戻すための待ち時間をカウントす
    る待ち時間設定・待ち時間カウント手段(30)とを備
    えたことを特徴とするパススイッチ回路。
  2. 【請求項2】 請求項1において、 前記パスSW切替え判定手段(10)を、プロビジョニ
    ング設定及び回線エラー発生時に優先順位によるパスS
    W切替えの判定を行うパスSW切替え判定部(11)
    と、該パスSW切替え判定部(11)からの2つの出力
    の一方を選択して出力するJKフリップフロップ(1
    2)とで構成し、 前記待ち時間設定手段(30)を、入力する待ち時間設
    定信号より所定の待ち時間を設定して、該待ち時間カウ
    ント部41のロード値に変換する待ち時間設定部31
    と、該待ち時間設定部31からのロード値とOR回路
    (20)からの総エラー検出信号と入力するタイマーク
    ロックとから所定の待ち時間をカウントする待ち時間カ
    ウント部(41)で構成したことを特徴とするパススイ
    ッチ回路。
  3. 【請求項3】 複数の装置を時計方向(E側)と反時計
    方向(W側)に二重にリング状に接続して構成する通信
    システムの各装置のパススイッチ回路において、 プロビジョニング設定及び回線エラーによる優先順位に
    よるパスSW切替えをノンリバティブモードで判定を行
    う前記パスSW切替え判定部(11)と、 該パスSW切替え判定部(11)からの2つの出力の一
    方を選択して出力する前記JKフリップフロップ(1
    2)と、 入力する警報保持時間設定信号を所定の警報保持時間設
    定ロード値に変換する警報保持時間設定部(32)と、 入力する回線エラー情報とタイマークロックと、該警報
    保持時間設定部(32)からのロード値とを入力して警
    報保持時間をカウントし、警報解除時間を延長する警報
    保持カウント及び解除時間延長処理部(42)とを備え
    たことを特徴とするパススイッチ回路。
  4. 【請求項4】 複数の装置を時計方向(E側)と反時計
    方向(W側)に二重にリング状に接続して構成する通信
    システムの各装置のパススイッチ回路において、 前記パスSW切替え判定部(11)と、 前記JKフリップフロップ(12)と、 前記OR回路(20)と、 前記待ち時間設定部(31)と、 前記待ち時間カウント部(41)と、 前記警報保持カウント及び解除時間延長処理部(42)
    と、 前記警報保持時間設定部(32)とを備え、 回線エラー発生によるパスSW動作後のパスSWの切替
    えは、リバティブモード、或いはノンリバティブモード
    のいずれでも自由に選択することができることを特徴と
    するパススイッチ回路。
JP5115098A 1993-05-18 1993-05-18 パス スイッチ回路 Withdrawn JPH06326722A (ja)

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