JP4413358B2 - 障害監視システム及び障害通知方法 - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、各種の伝送システムに於ける障害発生又は障害解除の状態を検出して、保守者,監視装置等を含む監視部に通知する障害監視システム及び障害通知方法に関する。
【0002】
【従来の技術】
複数の伝送装置を伝送路を介して接続した伝送システムに於いて、各伝送装置対応又はシステム全体として、障害発生情報及び障害解除情報を監視装置により収集して解析し、保守者に通知する構成が採用されている。又冗長構成の伝送システムに於いて、障害発生により、現用側(ワーク側)から予備側(プロテクション側)に切替えて、健全な伝送装置又は伝送路を用いて伝送を継続する構成も知られている。
【0003】
伝送システムに於ける障害発生情報は、例えば、伝送装置に於ける受信信号断,クロック信号断,同期外れ,エラーレート増加,温度異常上昇等の各種の異常状態を検出した情報であり、又不安定動作状態の場合は、障害発生情報と障害解除情報とが交互に繰り返し発生することがある。このような状態に対応してアラーム送出を行うと、アラーム送出,停止が繰り返されることになる。そこで、障害発生が所定時間以上継続した場合にアラーム送出を行い、障害解除が所定時間以上継続した場合にアラーム停止を行う手段が適用されている。
【0004】
図9は従来例の説明図であり、障害監視システムの概要を示し、51は障害検出部、52はアップダウンカウンタ、53はソフトウェアを示す。障害検出部51は、伝送装置又は伝送システムの各部の障害を検出する機能を有し、障害発生検出時に例えば“1”、障害解除検出時に“0”を出力し、アップダウンカウンタ52は、障害検出部51からの“1”の障害発生検出信号により所定数をアップカウントし、障害検出部51からの“0”の障害解除検出信号により所定数をダウンカウントする。
【0005】
このアップダウンカウンタ52のカウント値がアップカウントにより、予め設定された値を超えると、障害発生検出が所定時間継続したことを示すので、ソフトウェア53に障害発生を通知する。それにより、ソフトウェア53は、保守者や監視装置(図示を省略)を含む監視部に直ちに障害発生を通知する。又アップダウンカウンタ52のカウント値がダウンカウントによって、予め設定された値以下となると、障害解除検出が所定時間継続したことを示すので、ソフトウェア53に障害解除を通知する。それにより、ソフトウェア53は保守者,監視装置等を含む監視部に障害解除を通知する。この場合、アップダウンカウンタ52のカウンタ値と、障害発生判定の閾値と、障害解除判定の閾値とを独立的に設定することができる。
【0006】
図10は従来例の説明図であり、61は障害検出部、62はロジック部、63はソフトカウンタ部である。前述の図9に示す従来例は、ハードウェアカウンタを用いる場合を示すが、図10に示す従来例は、ソフトウェアカウンタを用いる場合を示す。障害検出部61は、例えば、前述の障害検出部51と同様に、障害発生検出時に“1”を出力し、障害解除検出時に“0”を出力する。
【0007】
ロジック部62は、ソフトウェアの読込みタイミング信号によって障害検出部61からの検出信号を読込み、この検出信号が“1”の障害発生検出状態を示す場合は、障害検出情報を“1”、障害解除情報を“0”としてソフトウェアカウンタ部63に入力し、又障害検出部61からの検出信号が“0”で障害解除を示す場合は、障害検出情報を“0”、障害解除情報を“1”としてソフトウェアカウンタ部63に入力する。
【0008】
更に、ロジック部62は、次の読込みタイミング信号により障害検出部61からの検出信号を読込んだ時に、前回と異なる検出信号の場合、障害検出情報と障害解除情報とを共に“1”としてソフトウェアカウンタ部63に入力する。このソフトウェアカウンタ部63は、障害検出状態継続カウンタと、障害解除状態継続カウンタとの機能を有し、障害検出情報と障害解除情報とが共に“1”の場合は、総て0にリセットし、障害解除情報が“0”で、障害検出情報が“1”の場合は、障害検出状態継続カウンタをカウントアップし、カウント値が設定した値を超えると、保守者,監視装置等の監視部へ障害発生を通知する。
【0009】
又障害解除情報が“1”で、障害検出情報が“0”の場合は、障害解除状態継続カウンタをカウントアップし、カウント値が設定した値を超えると、保守者,監視装置等の監視部へ障害解除を通知する。この場合も、ソフトウェアカウンタ部63の障害検出状態継続カウンタのカウント値に対する閾値と、障害解除状態継続カウンタのカウント値に対する閾値とをそれぞれ独立的に設定することができる。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】
伝送システムに於ける障害発生をハードウェア構成の障害検出部51,61により検出し、ソフトウェアから保守者や監視装置等の監視部に障害発生又は障害解除を通知するものであり、又伝送装置の小型化並びに収容回線数の増加の傾向を有することから、多種類の障害をそれぞれ検出して処理するハードウェア及びソフトウェアの規模の縮小が要望されている。
【0011】
このような要望に対して、図9に示す従来例は、障害の種別対応のアップダウンカウンタ52を用意する必要があり、従って、ハードウェア構成が大きくなる問題がある。又図10に示す従来例は、ハードウェアとソフトウェアとの間で、障害検出情報と、障害解除情報との伝達が必要であり、この場合も、障害種別対応に障害検出情報と障害解除情報との伝達が必要となるから、規模の縮小を図ることが困難である問題がある。
本発明は、規模の縮小を図り、且つ多重伝送に於ける場合の障害検出も容易に可能とすることを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】
本発明の障害監視システムは、(1)障害発生の有無を監視し、監視部に障害の発生又は障害の解除を通知する障害監視システムであって、障害の発生及び障害の解除を検出する障害検出部1と、この障害検出部1からの障害発生情報又は障害解除情報と、読込みタイミング毎の障害発生情報又は障害解除情報の前回に対する変化の有無と、ソフトウェアカウンタ部に前回通知した出力情報とを基に、出力情報の変化の有無を1ビット構成の障害履歴情報としてソフトウェアカウンタ部に通知してカウントさせる障害履歴情報生成ロジック部とを備えている。
【0013】
又(2)障害監視システムは、障害履歴情報生成ロジック部2からの同一障害履歴情報の連続回数をカウントし、設定されたカウント値の時に、監視部に障害発生又は障害解除を通知するソフトウェアカウンタ部を備えている。
【0014】
又(3)障害監視システムは、障害発生回線数等の状態情報の変化を検出する変化検出部と、この変化検出部による状態情報の変化の検出時に、障害履歴情報生成ロジック部2からの障害履歴情報を入力するソフトウェアカウンタ部のカウント値を強制的にリセットする出力0固定制御部とを備えている。
【0015】
又本発明の障害通知方法は、(4)障害発生の有無を監視して監視部に障害の発生又は障害の解除を通知する障害通知方法であって、障害の発生及び障害の解除を検出する障害検出部からの障害発生情報又は障害解除情報を読込みタイミング毎に障害履歴情報生成ロジック部により読込み、この障害履歴情報生成ロジック部により、前記読込みタイミング毎の前記障害発生情報又は障害解除情報の前回に対する変化の有無と、ソフトウェアカウンタ部に前回通知した出力情報とを基に、この出力情報の変化の有無を1ビット構成の障害履歴情報として前記ソフトウェアカウンタ部に通知し、このソフトウェアカウンタ部により前記障害履歴情報の同一内容の連続回数をカウントし、このソフトウェアカウンタ部のカウント値が設定した値を超えた時に、障害発生又は障害解除と判定して、前記監視部に通知する過程を含むものである。
【0016】
又(5)PDI−Pコード等の障害状態や他の状態を通知する状態情報を抽出し、この抽出した状態情報の変化の有無を検出し、変化有りの時に、障害履歴情報をカウントするソフトウェアカウンタ部のカウント値を強制的にリセットした後、障害履歴情報生成ロジック部からの障害履歴情報に従ったカウント動作を行う過程を含むものである。
【0017】
【発明の実施の形態】
図1は本発明の原理説明図であり、1は障害検出部、2は障害履歴情報生成ロジック部を示す。障害検出部1は、伝送装置又は伝送システムの各部の障害発生及び障害解除を検出するものであり、既に知られている各種の手段を適用することができる。又障害履歴情報生成ロジック部2は、ソフトウェアの読込みタイミング信号に従って障害検出部1の検出信号を読込んで、障害履歴情報を生成し、図示を省略したソフトウェアに送出する。
【0018】
図2は本発明の実施の形態の障害履歴情報生成ロジック部の説明図であり、図1に於ける障害履歴情報生成ロジック部2の構成の一例を示し、11はフリップフロップ等による記憶部、12は排他的論理和回路等による比較部、13はラッチ回路、14はフリップフロップ等による記憶部、15はゲート回路の組合せ等によるロジック回路を示す。
【0019】
図示を省略したソフトウェアの読込みタイミング信号が、記憶部11,14にはクロック信号clkとして加えられ、又ラッチ回路13にはリセット信号resetとして加えられる。又障害検出部からの検出信号HWtは、記憶部11と比較部12とロジック回路15とに加えられる。この検出信号HWtは、例えば、障害発生検出により“1”、障害解除検出により“0”とし、読込みタイミング信号毎に記憶部11に記憶される。従って、比較部12に於いては、前回の読込みタイミングに於ける検出信号HWt-1と今回の検出信号HWtとを、比較部12に於いて比較し、比較結果をラッチ回路13にラッチし、次の読込みタイミング信号まで保持することになる。
【0020】
比較部12は、前回の検出信号HWt-1と今回の検出信号HWtとが同一であれば、比較一致の“0”又は排他的論理和出力の“0”となり、相違する場合は、比較不一致の“1”又は排他的論理和出力の“1”となり、ラッチ回路13にラッチされて、変化検出信号Δ(t,t-1)としてロジック回路15に加えられる。このロジック回路15は、今回の検出信号HWtと、変化検出信号Δ(t,t-1)と、記憶部14に記憶された前回の出力信号SWt-1とを基に、障害履歴情報SWtを出力する。
【0021】
図3はロジック回路の論理説明図であり、図2のロジック回路15に入力される前回の出力情報SWt-1と、ラッチ回路13にラッチされた変化検出信号Δ(t,t-1)と、今回の検出信号HWtとに対応した障害履歴情報SWtが出力される。即ち、障害履歴情報SWtが“1”となる条件は、SWt-1=“0”の時、Δ(t,t-1)=“1”又はHWt=“1”の何れか一方又は両方の場合であり、又SWt-1=“1”の時は、Δ(t,t-1)=“0”で且つHWt=“1”の場合である。
【0022】
従って、このような論理出力が得られる簡単なゲート回路、或いは、前回の出力情報SWt-1と、ラッチ回路13のラッチされた変化検出信号Δ(t,t-1)と、今回の検出信号HWtとをアドレスとして、1ビット構成の障害履歴情報SWtを読出すメモリ(ROM)により構成することもできる。従って、障害履歴情報生成ロジック部2は、図9に示す従来例のアップダウンカウンタ等に比較して回路規模を小さくできると共に、図10に示す従来例のソフトウェアに通知する情報に比較して、障害履歴情報は1ビット構成で済む利点がある。
【0023】
図4は本発明の実施の形態の説明図であり、図1と同一符号は同一部分を示し、3はソフトウェアカウンタ部である。障害履歴情報生成ロジック部2は、図2に示す構成を有し、障害検出部1からの検出信号を基に1ビット構成の障害履歴情報をソフトウェアカウンタ部3に入力する。
【0024】
図5は本発明の実施の形態の動作説明図であり、(A)は障害発生時について示し、(B)は障害解除時について示し、t1,t2,・・・,t21,t22,・・・はソフトウェア読込みタイミングを示し、周期は例えば500msとすることができる。なお、この周期は、システム構成に対応して任意に設定することができる。図5の(A),(B)に於いて、障害検出部1からの出力(検出信号HWt)を、ソフトウェア読込みタイミングで、ロジック部(障害履歴情報生成ロジック部2)に取込み、その出力(障害履歴情報SWt)をソフトウェアカウンタ部3に入力してカウント動作を行わせ、カウント内容が設定した値を超えると、保守者,監視装置を含む監視部に通知する。
【0025】
例えば、(A)の時刻t2後の“1”の障害検出部1の出力により、ロジック部の出力も時刻t3に於いて“1”となり、ソフトウェアカウンタ部3はカウントアップするが、その時に、障害検出部1の出力は“0”となるから、時刻t4に於いてロジック部の出力は“0”となり、ソフトウェアカウンタ部3のカウント値は0となる。
【0026】
又時刻t6以降に連続して障害検出部1の出力が“1”となり、ロジック部の出力も“1”となって、ソフトウェアカウンタ部3のカウント値が順次増加するが、時刻t9の次に障害検出部1の出力が“0”となると、ロジック部の出力も“0”となり、ソフトウェアカウンタ部3のカウント値は0となる。又次の時刻t10以降、障害検出部1の出力が“1”となり、ソフトウェアカウンタ部3は、時刻t11,t12,t13,t14に於いてカウントアップし、カウント値が4となると、予め設定した値を超えたとして、保守者,監視装置等を含む監視部に対して、“1”の障害発生の通知出力とする。
【0027】
又(B)に於いて、障害発生の通知出力後、障害検出部1の出力の“0”、即ち、障害解除検出時にソフトウェアカウンタ部3のカウントアップを行うものであり、時刻t22,t23,t26後の障害検出部1の出力が“0”となっても、ソフトウェアカウンタ部3のカウント値は1となった後、次のタイミングで0となる。又時刻t27後は、ソフトウェアカウンタ部3のカウント値が2となるが、時刻t30の次に0となる。
【0028】
しかし、時刻t32以降は、障害検出部1の出力の“0”が連続し、それに対応してロジック部の出力も“0”が連続するから、ソフトウェアカウンタ部3のカウント値は時刻t37に於いて6となり、予め設定した値を超えたとして、保守者,監視装置を含む監視部に“0”の障害解除の通知を行うことになる。
【0029】
この場合、障害発生の通知を行うカウント値を4とし、障害解除の通知を行うカウント値を6とした場合を示すが、これらの設定した値は、伝送システム対応に任意に選定することができる。
【0030】
図6はソフトウェアカウンタ部の説明図であり、検出状態継続カウンタ21と解除状態継続カウンタ22とを含む構成の場合を示し、障害履歴情報生成ロジック部2からの1ビット構成の障害履歴情報が“1”であると、解除状態継続カウンタ22のカウント値を0、検出状態継続カウンタ21のカウント値をカウントアップし、反対に、障害履歴情報が“0”であると、検出状態継続カウンタ21のカウント値を0、解除状態継続カウンタ22のカウント値をカウントアップする。
【0031】
これらのカウンタ21,22はソフトウェア処理によってその機能を実現するものであり、且つカウント値と予め設定した値とを比較し、カウンタ21のカウント値が設定値を超えたと判定した時に、保守者及び監視装置に障害発生を通知し、カウンタ22のカウント値が設定値を超えたと判定した時に、保守者及び監視装置に障害解除を通知する。即ち、障害発生通知の設定値と、障害解除通知の設定値とを独立的に設定することができる。
【0032】
図7は本発明の他の実施の形態の説明図であり、1は障害検出部、2は障害履歴情報生成ロジック部、3はソフトウェアカウンタ部、31は出力0固定制御部、32はPDI−Pコード変化検出部を示す。この実施の形態は、光伝送路等を用いた伝送システムに於いて、多重化された回線の中の障害回線数等をPDI−Pコードによって通知するものであり、例えば、SONET(Synchronous Optical Network)やSDH(Synchronous Digital Hierarchy)に於ける多重化伝送フレームのパスオーバーヘッドにC2バイトがあり、このC2バイトを用いて、PDI−P(ペイロード・ディファクト・インディケーション−P)コードにより、障害回線数を伝送することができる。
【0033】
伝送装置に接続された伝送路が断線しなくても、多重化された回線の中に送受信部の障害等による障害発生回線が含まれている場合がある。そこで、冗長構成の伝送システムに於けるワーク側とプロテクション側との伝送路を介して受信したPDI−Pコードを基に、障害回線数の少ない方の伝送路を選択して、伝送品質の向上を図ることができる。このPDI−Pコードも障害回線数の増減に対応して変更されるものである。
【0034】
そこで、図4に示す構成に、出力0固定制御部31とPDI−Pコード変化検出部32とを設け、PDI−Pコード変化検出部32によりPDI−Pコードの変化を検出すると、出力0固定制御部31により、ソフトウェアカウンタ部3のカウント値を強制的にリセットして0とするように制御する。その後は、障害履歴情報生成ロジック部2からの障害履歴情報に従ってソフトウェアカウンタ部3のカウント動作が行われ、予め設定した値を超えると、保守者,監視装置等の監視部に通知する。それによって、障害発生の通知と障害解除の通知と共に、PDI−Pコードの変化があったことを、保守者,監視装置等を含む監視部に通知できる。
【0035】
図8は本発明の他の実施の形態の詳細な説明図であり、図7と同一符号は同一部分を示し、33はPDI−Pコード抽出部、34は比較部、35は記憶部を示す。PDI−Pコード抽出部33は、SONET,SDH等の伝送方式に於ける多重化伝送フレームのパスオーバーヘッドのC2バイトによるPDI−Pコードを抽出して、PDI−Pコード変化検出部32に入力する。このようなパスオーバーヘッドの各バイトの抽出手段は既に知られている構成を適用することができる。
【0036】
抽出されたPDI−Pコードは、記憶部35に読込みタイミング信号に従って記憶され、前回のPDI−Pコードと今回のPDI−Pコードとが比較部34に於いて比較され、比較不一致の場合、即ち、障害回線数が変化した場合、出力0固定制御部31により、ソフトウェアカウンタ部3のカウント値を強制的に0とするように制御する。例えば、障害履歴情報生成ロジック部2からの障害履歴情報が“0”連続中の場合、一時的に“1”として、解除状態継続カウンタと検出状態継続カウンタとをリセットし、又障害履歴情報が“1”連続中の場合は、一時的に“0”として、検出状態継続カウンタと解除状態継続カウンタとをリセットすることができる。
【0037】
ソフトウェアカウンタ部3のリセット後、障害履歴情報生成ロジック部2からの障害履歴情報に対応したカウント動作が行われ、カウント値が設定した値を超えた時に、保守者,監視装置等の監視部に通知し、通知内容の確認等により、PDI−Pコードの変化有りを認識し、例えば、PDI−Pコード抽出部33により抽出したPDI−Pコードの内容を、保守者の要求に従って、図示を省略した制御経路で読取ることができる。そして、ワーク側の伝送路の障害回線数がプロテクション側の伝送路の障害回線数より多いような場合に、ワーク側伝送路からプロテクション側伝送路に切替える制御を行うことができる。それにより、伝送システムの品質の低下を抑制して、信頼性を向上することができる。
【0038】
前述の図7及び図8は、システムの状態情報として、障害回線数を示すPDI−Pコードを用いる場合を示すが、PDI−Pコードと同様にオーバーヘッドの所定のバイトを利用して伝送する他の状態情報を利用し、その変化を検出することにより、監視部に通知することも可能である。その場合、PDI−Pコード変化検出部32を、状態情報の変化検出部とし、状態情報の変化を検出することにより、出力0固定制御部31に通知し、ソフトウェアカウンタ部3を強制的にリセットし、カウント値を0とた後、障害履歴情報生成ロジック部2からの障害履歴情報をソフトウェアカウンタ部3でカウントし、そのカウント値が設定した値を超えた時に、監視部に通知し、監視部は状態情報の変化を認識して、PDI−Pコードの場合と同様に、抽出した状態情報の内容を確認することができる。
【0039】
【発明の効果】
以上説明したように、本発明は、障害検出部1により検出した障害発生情報又は障害解除情報を、ソフトウェアの読込みタイミング毎に変化の有無等を基に障害履歴情報生成ロジック部2により1ビット構成の障害履歴情報として、ソフトウェアカウンタ部3に入力し、障害発生が所定時間継続しているか、或いは障害解除が所定時間継続しているかをカウント値によって判定するものであり、ハードウェア側からソフトウェア側には、1ビット構成の障害履歴情報を伝達するだけで済むから、例えば、伝達ビット数が16ビットの場合、図10に示す従来例では、2ビット構成として伝達するから、8種類の障害について伝達できるのに対して、本発明によれば、1ビット構成として伝達できるから、16種類の障害について伝達できることになる。又障害履歴情報生成ロジック部2は、図9に示すハードウェアカウンタに比較して簡単な構成であるから、回路規模の縮小が可能となる利点がある。
【0040】
又障害履歴情報生成ロジック部2とソフトウェアカウンタ部3との間に、出力0固定制御部31を設けて、多重化伝送システムに於けるPDI−Pコード等の状態情報の変化を検出して、ソフトウェアカウンタ部3をリセットし、再度のカウント動作によるカウント値が設定値に達した時に、保守者,監視装置を含む監視部に状態情報の変化有りを通知することができる利点がある。それにより、障害回線数の変化有り等の状態情報の変化を認識し、例えば、障害回線数の少ない伝送路を選択して、多重伝送システムの信頼性を向上することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の原理説明図である。
【図2】本発明の実施の形態の障害履歴情報生成ロジック部の説明図である。
【図3】ロジック回路の論理説明図である。
【図4】本発明の実施の形態の説明図である。
【図5】本発明の実施の形態の動作説明図である。
【図6】ソフトウェアカウンタ部の説明図である。
【図7】本発明の他の実施の形態の説明図である。
【図8】本発明の他の実施の形態の詳細な説明図である。
【図9】従来例の説明図である。
【図10】従来例の説明図である。
【符号の説明】
1 障害検出部
2 障害履歴情報生成ロジック部
Claims (5)
- 障害発生の有無を監視し、監視部に障害の発生又は障害の解除を通知する障害監視システムに於いて、
前記障害の発生及び障害の解除を検出する障害検出部と、
該障害検出部からの障害発生情報又は障害解除情報と、読込みタイミング毎の前記障害発生情報又は前記障害解除情報の前回に対する変化の有無と、ソフトウェアカウンタ部に前回通知した出力情報とを基に、該出力情報の変化の有無を1ビット構成の障害履歴情報として前記ソフトウェアカウンタ部に通知してカウントさせる障害履歴情報生成ロジック部と
を備えたことを特徴とする障害監視システム。 - 前記障害履歴情報生成ロジック部からの1ビット構成の同一内容を示す障害履歴情報の連続回数をカウントし、設定されたカウント値の時に前記監視部に障害発生又は障害解除を通知するソフトウェアカウンタ部を備えたことを特徴とする請求項1記載の障害監視システム。
- 障害発生回線数等の状態情報の変化を検出する変化検出部と、該変化検出部による前記状態情報の変化を検出した時に、前記障害履歴情報生成ロジック部からの障害履歴情報を入力する前記ソフトウェアカウンタ部のカウント値を強制的にリセットする出力0固定制御部とを備えたことを特徴とする請求項2記載の障害監視システム。
- 障害発生の有無を監視して監視部に障害の発生又は障害の解除を通知する障害通知方法に於いて、
障害の発生及び障害の解除を検出する障害検出部からの障害発生情報又は障害解除情報を読込みタイミング毎に障害履歴情報生成ロジック部により読込み、該障害履歴情報生成ロジック部により、前記読込みタイミング毎の前記障害発生情報又は障害解除情報の前回に対する変化の有無と、ソフトウェアカウンタ部に前回通知した出力情報とを基に、該出力情報の変化の有無を1ビット構成の障害履歴情報として前記ソフトウェアカウンタ部に通知し、該ソフトウェアカウンタ部により前記障害履歴情報の同一内容の連続回数をカウントし、該ソフトウェアカウンタ部のカウント値が設定した値を超えた時に、障害発生又は障害解除と判定して、前記監視部に通知する過程を含む
ことを特徴とする障害通知方法。 - 障害発生回線数等の状態情報を抽出し、該状態情報の変化時に、前記ソフトウェアカウンタ部のカウント値を強制的にリセットした後、前記障害履歴情報生成ロジック部からの障害履歴情報に従ったカウント動作を行う過程を含むことを特徴とする請求項4記載の障害通知方法。
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