JPH06326720A - 自立分散形ループバック機能付伝送装置の制御方式 - Google Patents

自立分散形ループバック機能付伝送装置の制御方式

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JPH06326720A
JPH06326720A JP5108977A JP10897793A JPH06326720A JP H06326720 A JPH06326720 A JP H06326720A JP 5108977 A JP5108977 A JP 5108977A JP 10897793 A JP10897793 A JP 10897793A JP H06326720 A JPH06326720 A JP H06326720A
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JP
Japan
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transmission
loopback
self
line
terminal device
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Pending
Application number
JP5108977A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Okitsu
俊幸 興津
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Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
Original Assignee
Meidensha Corp
Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd
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Publication date
Application filed by Meidensha Corp, Meidensha Electric Manufacturing Co Ltd filed Critical Meidensha Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 不具合部位を特定することができる自立分散
形ループバック機能付伝送装置の制御方式を得る。 【構成】 マスタステーション1と複数の自立分散形端
末装置8〜12を2系の伝送路13でループ接続し、通
信上の不具合が生じたときマスタステーション1からの
指令により各端末装置8〜12を順次所定時間送信機能
を停止させて伝送路13から切離し、例えば切離された
端末装置10の両隣りの端末装置9,11のループバッ
ク制御により通信上の不具合が解消されたことにより、
不具合な端末装置10を特定する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自立分散形ループバ
ック機能付伝送装置の制御方式に関し、特に該伝送装置
のRAS機能(信頼性、可用性、保全性)の改善に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】ループ接続伝送装置においては、変電所
と需要家の変電設備との間が2条の光ファイバによりル
ープ状に接続され、接続装置の電源断や光ファイバの断
があった場合にループバック機能を有することにより、
リレー情報の欠落を最小限に防ぐ工夫がなされている。
このループ接続伝送装置が取り扱うデータは時分割多重
方式のフレーム内に存在するが、これらのデータの通過
回路即ち直列並列変換回路、並列直列変換回路、多重・
分離回路などは光ファイバのような2条(常用系、ルー
プバック系)のシステムとはなっておらず、1条のシス
テムとなっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、伝送装置に
おける情報伝送には時分割多重伝送が用いられ、その伝
送速度に応じて個別のデータ回線のデータ伝送速度、デ
ータ回線数、伝送データ数などが決定される。従って、
伝送システムの保護用にリレーを用いた場合、リレー用
情報の伝送には高速かつ多数の回線が必要になるが、例
えば監視回線や保守用電話回線などの伝送システム保守
用の回線を最小限に止められるので、1回線をループ接
続する構成が効率的であった。図2はその一例を示し、
マスタステーション(中央通信装置)1と各端末装置2
〜6をリング回線7を介して接続している。
【0004】しかし、この場合、リング回線7上はルー
プバック制御の監視外であるため(ただし、信号の多重
後分離前のフレーム上ではループバック制御が可能であ
る。)、部品故障等による監視回線や保守用電話回線な
どの個別回線故障の場合は回線の回復ができない。従っ
て、監視回線はHDLC(ハイレベルデータリンク制御
手順)によるポーリング手順によって各ノード間で交信
を行っているが、回線故障となったとき、すべてのデー
タが通過できなくなるので、不具合部位を特定すること
が困難であった。
【0005】この発明は上記のような課題を解決するた
めに成されたものであり、不具合部位を特定することが
できる自立分散形ループバック機能付伝送装置の制御方
式を得ることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明に係る自立分散
形ループバック機能付伝送装置の制御方式は、中央通信
装置と自立分散形の複数の端末装置を2系の伝送路でル
ープ接続し、通信上の不具合が生じたとき中央通信装置
からの指令により各端末装置からの送信を順次所定時間
停止して上記伝送路から切離し、隣りの端末装置による
ループバック制御により通信上の不具合が解消されるこ
とにより不具合部位を特定するようにしたものである。
【0007】
【作用】この発明においては、中央通信装置と自立分散
形の複数の端末装置が2系の伝送路でループ接続され、
通信上の不具合が生じたとき中央通信装置からの指令に
より各端末装置の送信機能が順次所定時間停止され、こ
れにより各端末装置が伝送路から順次切離される。この
際、切離された端末装置の隣りの端末装置によるループ
バック制御により通信機能が正常に復帰したことにより
通信上の不具合部位が特定される。
【0008】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面とともに説明
する。図1はこの実施例による自立分散形ループバック
機能付伝送装置の構成を示し、8〜12は自立分散形の
端末装置であり、この端末装置8〜12は自己の監視機
能によりループバック制御を行い、中央から指令を通常
は受けない。13は2系のループ伝送路であり、マスタ
ステーション1と各端末装置8〜12をループ接続す
る。14〜18は2個ずつのデータの直列並列変換回路
(S/P)と並列直列変換回路(P/S)からなる保守
用電話回線又は監視回線、19〜23は回線14〜18
にそれぞれ接続されたHDLCである。
【0009】次に、上記構成の動作を説明する。ループ
伝送路13には多重化された高速信号が伝送され、回線
14〜18はこの高速信号に割付けられた各タイムスロ
ットの情報を低速化し、連続したシリアル情報とする。
例えば、24KHz毎に更新する8bitのデータであ
れば24KHz×8bit=192Kb/Sのビット伝
送速度のシリアルデータとし、これはHDLC19〜2
3の監視回線データとなる。又、24KHzの8ビット
データを3フレームに1回だけ使用すると、24KHz
×1/3×8bit=64KHzのPCMデータとし、
これは保守用電話回線のデータとなる。
【0010】ここで、ループ伝送路13は正常である
が、電話回線例えば回線16に不具合部位24が生じた
場合を考える。なお、ループ伝送路13が正常とは、右
回り、左回りの2条の光ファイバの1区間以内の伝送路
13の故障時にループバック機能によって伝送路13が
再構成された状態も含む。上記のように不具合部位24
が生じた場合、端末装置10が不具合な端末となる。こ
の場合、順次各端末装置8〜12をループ伝送路13か
ら切離し、両隣りの端末装置8〜12のループバック制
御を働かせ、電話回線14〜18(回線14〜18はH
DLC19〜23の制御により電話回線にもなり、監視
回線にもなる。)が回復することを確認して切離された
端末装置8〜12の不具合を特定する。従って、端末装
置10が不具合の場合には、これを切離して両隣りの端
末装置9,11によりループバック制御をすることにな
る。この場合のループバック制御は監視回線15,17
を介してHDLC20,22により行う。なお、端末装
置8,12を切離した場合のループバック制御はそれぞ
れ端末装置9,11により行う。
【0011】端末装置8〜12の切離しは、その送信機
能(常用系又はループバック系)をマスタステーション
1により停止させることにより行う。しかし、端末装置
8〜12は自立分散形であるので、中央からの指令を受
けるという例外処理は所定時間のみ有効とし、所定時間
後(不具合の除去確認ができる時間、例えば3分間)に
は中央からの指令をキャンセルする。図3及び図4は端
末装置8〜12のHDLC19〜23の動作を示すフロ
ーチャートであり、まず図3ではステップS1で伝送路
13の監視をし、ステップS2ではHDLC19〜23
内にある制御レジスタをループバック制御のために編集
する。ステップS1,S2は通常の自立分散制御であ
る。ステップS3では遠方制御が有効か否かを判定し、
有効でなければステップS4で制御レジスタの内容を同
じくHDLC19〜23内のハードウェア制御レジスタ
に出力し、通常のループバック制御を行う。又、遠方制
御が有効な場合には遠方制御指令による内容をハードウ
ェア制御レジスタに出力し、例外制御を行う。即ち、各
端末装置8〜12の送信を停止して伝送路13から切離
し、隣りの端末装置によるループバック制御を行う。
【0012】一方、図4(a)では監視回線14〜18
のメッセージ交換においてステップS6で遠方制御指令
メッセージがあるか否かを判定し、ある場合にはステッ
プS7で遠方制御有効ビットをセットしてタイマを起動
する。又、図4(b)のタイマ周期プログラムではステ
ップS8で上記タイマがタイムアップか否かを判定し、
タイムアップするとステップS9で遠方制御有効ビット
をリセットする。
【0013】
【発明の効果】以上のようにこの発明によれば、各端末
装置の通信機能を順次停止して伝送路から切離し、この
際に切り離された端末装置の隣りの端末装置によるルー
プバック制御により通信機能が回復することにより、切
離された端末装置が不具合であると特定することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による自立分散形ループバック機能付
伝送装置の構成図である。
【図2】従来の伝送装置の構成図である。
【図3】この発明による各端末装置に接続されたHDL
Cの動作を示すフローチャートである。
【図4】この発明による各端末装置に接続されたHDL
Cの動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
1…マスタステーション 8〜12…端末装置 13…ループ伝送路 14〜18…保守用電話回線又は監視回線 19〜23…HDLC

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 中央通信装置と複数の自立分散形端末装
    置を2系の伝送路でループ接続し、高速にループバック
    を行うようにした自立分散形ループバック機能付伝送装
    置において、通信上の不具合が生じたとき中央通信装置
    からの指令により各端末装置を順次所定時間送信停止と
    して上記伝送路から切離し、切離された端末装置の隣り
    の端末装置のループバック処理により通信上の不具合が
    解消されることにより不具合部位を特定することを特徴
    とする自立分散形ループバック機能付伝送装置の制御方
    式。
JP5108977A 1993-05-11 1993-05-11 自立分散形ループバック機能付伝送装置の制御方式 Pending JPH06326720A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5108977A JPH06326720A (ja) 1993-05-11 1993-05-11 自立分散形ループバック機能付伝送装置の制御方式

Applications Claiming Priority (1)

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JP5108977A JPH06326720A (ja) 1993-05-11 1993-05-11 自立分散形ループバック機能付伝送装置の制御方式

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06326720A true JPH06326720A (ja) 1994-11-25

Family

ID=14498454

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JP5108977A Pending JPH06326720A (ja) 1993-05-11 1993-05-11 自立分散形ループバック機能付伝送装置の制御方式

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