JPH06326673A - 放送用メッセージの自動受付システム - Google Patents
放送用メッセージの自動受付システムInfo
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- JPH06326673A JPH06326673A JP5135416A JP13541693A JPH06326673A JP H06326673 A JPH06326673 A JP H06326673A JP 5135416 A JP5135416 A JP 5135416A JP 13541693 A JP13541693 A JP 13541693A JP H06326673 A JPH06326673 A JP H06326673A
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- Japan
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- message
- subscriber
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 放送用メッセージの自動電話受付システムを
提供しようとするものである。 【構成】 加入者の電話機Ｔ1 、Ｔ2 、Ｔ3 …と、前記
加入者の電話機に電話回線２を介して通信可能に接続さ
れ、前記加入者に手続的指示、状態指示、質問及びメッ
セージ許可を与え、これにより加入者から電話機Ｔ1 、
Ｔ2 、Ｔ3 …を通じて伝達される音声メッセージをデジ
タル変調することができる自動受付及び制御装置３と、
少くとも前記加入者の会員番号及びメッセージ放送残り
時間のリストと、放送希望時間帯別及び加入者別に前記
メッセージのデジタル変調信号を、待ちマーク又は済み
マークとともにストアするためのメモリー５と、前記メ
モリー５から読み出され、かつ音声信号に復調されたメ
ッセージを放送するための送信機６、及び前記自動受付
及び制御装置３が前記加入者に、手続的指示、状態指
示、質問及びメッセージ許可を与えるべき指令及びその
内容を前記装置３に提示し、かつ前記装置３とメモリー
とを接続するためのコンピュータ４を備えたものであ
る。
提供しようとするものである。 【構成】 加入者の電話機Ｔ1 、Ｔ2 、Ｔ3 …と、前記
加入者の電話機に電話回線２を介して通信可能に接続さ
れ、前記加入者に手続的指示、状態指示、質問及びメッ
セージ許可を与え、これにより加入者から電話機Ｔ1 、
Ｔ2 、Ｔ3 …を通じて伝達される音声メッセージをデジ
タル変調することができる自動受付及び制御装置３と、
少くとも前記加入者の会員番号及びメッセージ放送残り
時間のリストと、放送希望時間帯別及び加入者別に前記
メッセージのデジタル変調信号を、待ちマーク又は済み
マークとともにストアするためのメモリー５と、前記メ
モリー５から読み出され、かつ音声信号に復調されたメ
ッセージを放送するための送信機６、及び前記自動受付
及び制御装置３が前記加入者に、手続的指示、状態指
示、質問及びメッセージ許可を与えるべき指令及びその
内容を前記装置３に提示し、かつ前記装置３とメモリー
とを接続するためのコンピュータ４を備えたものであ
る。
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、有線又は無線放送用の
会員制メッセージ放送受付システムに関するものであ
る。
会員制メッセージ放送受付システムに関するものであ
る。
【０００２】
【従来の技術】商業放送では、従来より一般からコマー
シャルメッセージを受付け、一件毎に利用者の要求と種
々の条件から定まる内容のコマーシャルプログラムが制
作され、かつ放送される。一方、特にラジオ放送のディ
スクジョッキー、その他特定の番組において一般からの
電話の声を直接流したり、葉書やファクシミリなどの通
信メッセージをそのまま読み上げて放送する制度も存在
する。
シャルメッセージを受付け、一件毎に利用者の要求と種
々の条件から定まる内容のコマーシャルプログラムが制
作され、かつ放送される。一方、特にラジオ放送のディ
スクジョッキー、その他特定の番組において一般からの
電話の声を直接流したり、葉書やファクシミリなどの通
信メッセージをそのまま読み上げて放送する制度も存在
する。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、比較的
小さい地域的範囲での放送網において、利用者が電話に
より自らの肉声又は自家製の音声メッセージを伝え、こ
れを放送局が受け付けてそのまま放送するようなシステ
ムが確立されれば、いわゆるコミュニティー情報として
特定商店における特売日の広告や、緊急の地域的情報伝
達にとって極めて有効な手段となる。そこで、所定の地
域的範囲を網羅するというある程度の広がりと、電話に
よる申込みが殺到した場合の不都合とを考慮し、本発明
においては、所定の放送時間を事前に購入した会員に限
って電話による申込みを受け付け、放送局では受け付け
た音声メッセージをそのまま録音して放送することがで
きるようにした放送用メッセージ自動受付システムを提
供しようとするものである。
小さい地域的範囲での放送網において、利用者が電話に
より自らの肉声又は自家製の音声メッセージを伝え、こ
れを放送局が受け付けてそのまま放送するようなシステ
ムが確立されれば、いわゆるコミュニティー情報として
特定商店における特売日の広告や、緊急の地域的情報伝
達にとって極めて有効な手段となる。そこで、所定の地
域的範囲を網羅するというある程度の広がりと、電話に
よる申込みが殺到した場合の不都合とを考慮し、本発明
においては、所定の放送時間を事前に購入した会員に限
って電話による申込みを受け付け、放送局では受け付け
た音声メッセージをそのまま録音して放送することがで
きるようにした放送用メッセージ自動受付システムを提
供しようとするものである。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そのため、本発明は、電
話回線による放送用メッセージの会員制自動受付システ
ムであって、ａ）加入者の電話機と、ｂ）前記加入者の
電話機に電話回線を介して通信可能に接続され、前記加
入者に手続的指示、状態指示、質問及びメッセージ許可
を与え、これにより加入者から電話機を通じて伝達され
る音声メッセージをデジタル変調することができる自動
受付及び制御装置と、ｃ）少くとも前記加入者の会員番
号及びメッセージ放送残り時間のリストと、放送希望時
間帯別及び加入者別に前記メッセージのデジタル変調信
号を、待ちマーク又は済みマークとともにストアするた
めのメモリーと、ｄ）前記メモリーから読み出され、か
つ音声信号に復調されたメッセージを放送するための送
信機、及びｅ）前記自動受付及び制御装置が前記加入者
に、手続的指示、状態指示、質問及びメッセージ許可を
与えるべき指令及びその内容を前記装置に提示し、かつ
前記装置からのデジタル変調信号を前記メモリーに接続
するとともに、このメモリーから必要に応じて読み出し
再生するためのコンピュータを備えたものを構成し、
ｆ）前記自動受付及び制御装置はさらに、加入者の自己
証明、及び放送希望時間帯の明示等、前記メッセージ以
外の加入者情報を、加入者の電話機操作によるプッシュ
ボタン音又はダイアル操作パルスにより捕捉するもので
あり、前記コンピュータはさらに、待ち状態の加入者メ
ッセージをその放送予定時間帯の前に、前記メモリーか
ら取り出して再生し、システムオペレータがこれを聴取
できる時間的余裕をもって前記放送予定時間帯を設定で
きるように、前記自動受付及び制御装置を介して当該加
入者の選択可能な放送可能時間帯の提示するようにし
た、ことを特徴とするものである。
話回線による放送用メッセージの会員制自動受付システ
ムであって、ａ）加入者の電話機と、ｂ）前記加入者の
電話機に電話回線を介して通信可能に接続され、前記加
入者に手続的指示、状態指示、質問及びメッセージ許可
を与え、これにより加入者から電話機を通じて伝達され
る音声メッセージをデジタル変調することができる自動
受付及び制御装置と、ｃ）少くとも前記加入者の会員番
号及びメッセージ放送残り時間のリストと、放送希望時
間帯別及び加入者別に前記メッセージのデジタル変調信
号を、待ちマーク又は済みマークとともにストアするた
めのメモリーと、ｄ）前記メモリーから読み出され、か
つ音声信号に復調されたメッセージを放送するための送
信機、及びｅ）前記自動受付及び制御装置が前記加入者
に、手続的指示、状態指示、質問及びメッセージ許可を
与えるべき指令及びその内容を前記装置に提示し、かつ
前記装置からのデジタル変調信号を前記メモリーに接続
するとともに、このメモリーから必要に応じて読み出し
再生するためのコンピュータを備えたものを構成し、
ｆ）前記自動受付及び制御装置はさらに、加入者の自己
証明、及び放送希望時間帯の明示等、前記メッセージ以
外の加入者情報を、加入者の電話機操作によるプッシュ
ボタン音又はダイアル操作パルスにより捕捉するもので
あり、前記コンピュータはさらに、待ち状態の加入者メ
ッセージをその放送予定時間帯の前に、前記メモリーか
ら取り出して再生し、システムオペレータがこれを聴取
できる時間的余裕をもって前記放送予定時間帯を設定で
きるように、前記自動受付及び制御装置を介して当該加
入者の選択可能な放送可能時間帯の提示するようにし
た、ことを特徴とするものである。
【０００５】上記の構成において、加入者の電話による
音声メッセージは所定の条件に適合しておれば、希望の
時間帯に放送すべく記憶手段にストアされるが、システ
ムオペレータはその希望時間までにメモリーから読み出
され、かつ再生されるその音声メッセージを聴取してそ
の公序良俗性及び放送倫理の観点からそのメッセージの
放送の可否を最終的に決定することができる。
音声メッセージは所定の条件に適合しておれば、希望の
時間帯に放送すべく記憶手段にストアされるが、システ
ムオペレータはその希望時間までにメモリーから読み出
され、かつ再生されるその音声メッセージを聴取してそ
の公序良俗性及び放送倫理の観点からそのメッセージの
放送の可否を最終的に決定することができる。
【０００６】
【実施例】図１は本発明システムの全体的構成を略示し
たブロック線図である。図１において、Ｔ1 、Ｔ2 、Ｔ
3 …は加入者の電話機であり、本発明の要部をなすメッ
セージ受付システム１は、例えば、公共電話回線２を通
じてこれら加入者の電話機Ｔ1 、Ｔ2 、Ｔ3 …に接続さ
れる。メッセージ受付システム１は電話機Ｔ1 、Ｔ2 、
Ｔ3 …と直接接続される自動受付及び制御装置３、コン
ピュータ４、ハードディスクからなるメッセージ記憶用
メモリー５、及び送信機６からなり、この送信機６から
はコンピュータ４を介してメモリー５から読み出され、
メッセージ受付及び制御装置３により音声信号に復調さ
れたメッセージが放送され、その受信範囲内にある一般
家庭等のラジオＲ1 、Ｒ2 、Ｒ3 …に送信される。
たブロック線図である。図１において、Ｔ1 、Ｔ2 、Ｔ
3 …は加入者の電話機であり、本発明の要部をなすメッ
セージ受付システム１は、例えば、公共電話回線２を通
じてこれら加入者の電話機Ｔ1 、Ｔ2 、Ｔ3 …に接続さ
れる。メッセージ受付システム１は電話機Ｔ1 、Ｔ2 、
Ｔ3 …と直接接続される自動受付及び制御装置３、コン
ピュータ４、ハードディスクからなるメッセージ記憶用
メモリー５、及び送信機６からなり、この送信機６から
はコンピュータ４を介してメモリー５から読み出され、
メッセージ受付及び制御装置３により音声信号に復調さ
れたメッセージが放送され、その受信範囲内にある一般
家庭等のラジオＲ1 、Ｒ2 、Ｒ3 …に送信される。
【０００７】自動受付及び制御装置３は電話回線２を介
して繋がった加入者に対し手続的指示、状態指示、質問
及びメッセージ許可を与え、これにより加入者が電話機
を通じて伝達する音声メッセージをデジタル信号に変調
し、このデジタル信号をコンピュータ４を介してメモリ
ー５に供給するものであり、さらに、内蔵スピーカによ
り、加入者とシステムとの会話内容をモニタ聴取するこ
とができる。メモリー５は各加入者の会員番号及びメッ
セージ放送残り時間のリストと、これを参照して受け付
けられた加入者の時間帯別のメッセージデジタル信号を
待ちマーク（放送前）又は済マーク（放送済）とともに
ストアするものである。コンピュータ４は前述した自動
受付及び制御装置３を制御し、かつこの装置３とメモリ
ー５の仲立ちをするため、前者（３）が手続的指示、状
態指示、質問及びメッセージ許可を発するべき指令及び
その内容を提示し、その段階に応じてメモリー５との接
続を与えるものであり、システムオペレータのためにシ
ステム作動状態を表示するためのカラーディスプレイ４
ａを有する。
して繋がった加入者に対し手続的指示、状態指示、質問
及びメッセージ許可を与え、これにより加入者が電話機
を通じて伝達する音声メッセージをデジタル信号に変調
し、このデジタル信号をコンピュータ４を介してメモリ
ー５に供給するものであり、さらに、内蔵スピーカによ
り、加入者とシステムとの会話内容をモニタ聴取するこ
とができる。メモリー５は各加入者の会員番号及びメッ
セージ放送残り時間のリストと、これを参照して受け付
けられた加入者の時間帯別のメッセージデジタル信号を
待ちマーク（放送前）又は済マーク（放送済）とともに
ストアするものである。コンピュータ４は前述した自動
受付及び制御装置３を制御し、かつこの装置３とメモリ
ー５の仲立ちをするため、前者（３）が手続的指示、状
態指示、質問及びメッセージ許可を発するべき指令及び
その内容を提示し、その段階に応じてメモリー５との接
続を与えるものであり、システムオペレータのためにシ
ステム作動状態を表示するためのカラーディスプレイ４
ａを有する。
【０００８】自動メッセージ受付及び制御装置３に対す
る加入者の自己証明、及び放送希望時間帯の明示等、放
送希望メッセージ以外の加入者情報は加入者の電話機操
作によるプッシュボタン音又はダイアル操作パルスより
形成され、これによりメッセージ録音までの時間を節約
し、誤動作が生じないようになっている。以下、システ
ム動作の流れについて説明する。
る加入者の自己証明、及び放送希望時間帯の明示等、放
送希望メッセージ以外の加入者情報は加入者の電話機操
作によるプッシュボタン音又はダイアル操作パルスより
形成され、これによりメッセージ録音までの時間を節約
し、誤動作が生じないようになっている。以下、システ
ム動作の流れについて説明する。
【０００９】会員証明等 システムフローは、まず、会員から本システムの電話番
号がダイアル操作されてシステムがコールされることに
より開始し、図２に示すような会員証明等の諸手続が行
われる。システム動作がスタートすると（ステップＳ
１）、自動受付及び制御装置３（以下、フロー説明にお
いては「装置３」と略称する。）がその加入者の回線を
捕捉し（ステップＳ２）、コンピュータ４が「こちらは
…放送局の自動メッセージ受付係です。あなたの会員番
号をプッシュボタン又はダイアルで発信して下さい。」
等の制御用音声メッセージを発生し（ステップＳ３）、
これを装置３を介して加入者に伝達する。これにより会
員はプッシュボタン又はダイアル操作により例えば、２
〜１０桁の会員番号を発信し、装置３はこのトーン又は
パルス信号を待機（ステップＳ４）及び識別してデジタ
ル変換し、コンピュータ４に送出する（ステップＳ
５）。番号の発信が所定時間になければ、制御用メッセ
ージにより再度発信の機会を与え（ステップＳ６）、そ
れでも正しい番号の発信がない場合（ステップＳ７）、
局線は遮断される。コンピュータ４はその番号が登録さ
れた会員番号であるか検索し（ステップＳ８）、登録デ
ータ中にその会員番号がなければ、例えば、「その会員
番号は見当たりません。もう一度確かめてから発信して
下さい。」等の制御用メッセージを発し（ステップＳ
９）、２回目の番号も登録された会員番号でなければ
（ステップＳ１０）、局線を遮断する。会員番号が正し
ければ、コンピュータ４にその旨を指示（ステップＳ１
１）された装置３は安全のため、会員番号とは別の共通
又は個人別の暗証番号を加入者に要求し（ステップＳ１
２）、会員番号と同様の手順（ステップＳ１２、Ｓ１３
…Ｓ１６及び図４のＳ１７〜Ｓ１９）で暗証番号が受け
付けられる。
号がダイアル操作されてシステムがコールされることに
より開始し、図２に示すような会員証明等の諸手続が行
われる。システム動作がスタートすると（ステップＳ
１）、自動受付及び制御装置３（以下、フロー説明にお
いては「装置３」と略称する。）がその加入者の回線を
捕捉し（ステップＳ２）、コンピュータ４が「こちらは
…放送局の自動メッセージ受付係です。あなたの会員番
号をプッシュボタン又はダイアルで発信して下さい。」
等の制御用音声メッセージを発生し（ステップＳ３）、
これを装置３を介して加入者に伝達する。これにより会
員はプッシュボタン又はダイアル操作により例えば、２
〜１０桁の会員番号を発信し、装置３はこのトーン又は
パルス信号を待機（ステップＳ４）及び識別してデジタ
ル変換し、コンピュータ４に送出する（ステップＳ
５）。番号の発信が所定時間になければ、制御用メッセ
ージにより再度発信の機会を与え（ステップＳ６）、そ
れでも正しい番号の発信がない場合（ステップＳ７）、
局線は遮断される。コンピュータ４はその番号が登録さ
れた会員番号であるか検索し（ステップＳ８）、登録デ
ータ中にその会員番号がなければ、例えば、「その会員
番号は見当たりません。もう一度確かめてから発信して
下さい。」等の制御用メッセージを発し（ステップＳ
９）、２回目の番号も登録された会員番号でなければ
（ステップＳ１０）、局線を遮断する。会員番号が正し
ければ、コンピュータ４にその旨を指示（ステップＳ１
１）された装置３は安全のため、会員番号とは別の共通
又は個人別の暗証番号を加入者に要求し（ステップＳ１
２）、会員番号と同様の手順（ステップＳ１２、Ｓ１３
…Ｓ１６及び図４のＳ１７〜Ｓ１９）で暗証番号が受け
付けられる。
【００１０】時間帯処理及びメッセージ受信等 暗証番号の判定以後、メッセージの受信及び録音までの
ステップは図３に示されている。暗証番号も正しければ
（ステップＳ１７）、コンピュータ４はその会員番号か
ら登録データを検索して装置３に加入者の残り時間（好
ましくは秒単位であり、残り時間ゼロ又は時間料金未納
によるマイナスの場合も扱うものとする。）を送出し
（ステップＳ２０）、装置３はこれを放送可能時間帯と
ともに音声で会員に通知する（ステップＳ２１）。会員
は希望時間帯を選択し、それを指定された数値となるよ
うにプッシュボタン又はダイアル操作する。装置３はこ
の数値を待機し（ステップＳ２２）、コンピュータ４が
装置３から希望時間帯を受信し（ステップＳ２３）、又
は会員からの応答がない状態が一定時間経過すると、そ
れを最も近い放送時間帯が希望されたものとして、装置
３は録音開始案内メッセージ及びそれに続く開始音を発
し、会員はここで自らの話声又は作成した音声メッセー
ジを電話機を通じて送り、装置３はこれをＡＤ変換し、
ＰＣＭ変調を施したデジタル信号として録音し、この信
号をコンピュータ４を介してメモリー５に記憶させる
（ステップＳ２４）。会員からの電話機操作による終了
合図（ステップＳ２５）があれば、音声による終了案内
（ステップＳ２６）を行ってからコンピュータ４に終了
を通知し（ステップＳ２７）、終了合図がなければ装置
３が音声の終了を判断して（ステップＳ２８）、電話回
線を遮断する（ステップＳ２９）。コンピュータ４は装
置３のＰＣＭデジタルデータをハードディスクからなる
メモリー５に転送する。これによりコンピュータ４は受
け付けたすべてのＰＣＭデータを会員の放送希望時間帯
内において音声出力する準備を行うものである。
ステップは図３に示されている。暗証番号も正しければ
（ステップＳ１７）、コンピュータ４はその会員番号か
ら登録データを検索して装置３に加入者の残り時間（好
ましくは秒単位であり、残り時間ゼロ又は時間料金未納
によるマイナスの場合も扱うものとする。）を送出し
（ステップＳ２０）、装置３はこれを放送可能時間帯と
ともに音声で会員に通知する（ステップＳ２１）。会員
は希望時間帯を選択し、それを指定された数値となるよ
うにプッシュボタン又はダイアル操作する。装置３はこ
の数値を待機し（ステップＳ２２）、コンピュータ４が
装置３から希望時間帯を受信し（ステップＳ２３）、又
は会員からの応答がない状態が一定時間経過すると、そ
れを最も近い放送時間帯が希望されたものとして、装置
３は録音開始案内メッセージ及びそれに続く開始音を発
し、会員はここで自らの話声又は作成した音声メッセー
ジを電話機を通じて送り、装置３はこれをＡＤ変換し、
ＰＣＭ変調を施したデジタル信号として録音し、この信
号をコンピュータ４を介してメモリー５に記憶させる
（ステップＳ２４）。会員からの電話機操作による終了
合図（ステップＳ２５）があれば、音声による終了案内
（ステップＳ２６）を行ってからコンピュータ４に終了
を通知し（ステップＳ２７）、終了合図がなければ装置
３が音声の終了を判断して（ステップＳ２８）、電話回
線を遮断する（ステップＳ２９）。コンピュータ４は装
置３のＰＣＭデジタルデータをハードディスクからなる
メモリー５に転送する。これによりコンピュータ４は受
け付けたすべてのＰＣＭデータを会員の放送希望時間帯
内において音声出力する準備を行うものである。
【００１１】システムオペレータはコンピュータ４がメ
モリー５から読み出し、かつ再生したメッセージデータ
を試聴し、公序良俗又は放送倫理の観点からそのメッセ
ージの放送の可否を判定し、放送可と判断したデータの
みの放送を許可する。送信機６によりメッセージが放送
されると、システムオペレータはコンピュータ４により
このメッセージ中に放送“済”のマークを付すか、又は
“継続”用として持ち越し処理する。
モリー５から読み出し、かつ再生したメッセージデータ
を試聴し、公序良俗又は放送倫理の観点からそのメッセ
ージの放送の可否を判定し、放送可と判断したデータの
みの放送を許可する。送信機６によりメッセージが放送
されると、システムオペレータはコンピュータ４により
このメッセージ中に放送“済”のマークを付すか、又は
“継続”用として持ち越し処理する。
【００１２】コンピュータ４におけるファイル操作手順
は図４に示す通りである。コンピュータはスタートする
と、最初のステップＣＳ１においてＰＣＭデータが送信
機６を介して送出（オンエア）中であるか否かを判断
し、送出中でなければステップＣＳ２において受付及び
制御装置３が生成したＰＣＭデータをメモリー５のハー
ドディスクに転送する。ＰＣＭデータを転送すると、コ
ンピュータ４はステップＣＳ３においてデータを送出時
間毎にファイルした送出時間キーデータを作成する。送
出時間キーデータが作成されると、コンピュータはステ
ップＣＳ４においてオペレータが一覧できるように送出
時間キーデータの一覧表示を形成する。これにはカラー
ディスプレイ４ａが用いられるとともに、適当な出力装
置により印字データをプリントアウトすることができ
る。一覧表示ステップＣＳ４に続いて送出時間キーデー
タのマニュアル修正ステップＣＳ５が実行され、再び判
断ステップＣＳ１に戻る。送出時間キーデータのマニュ
アル修正が実質的に行われるということはＰＣＭデータ
が送出され、あるいはオペレータにより放送不可と判断
されたこと等を意味する。このような割り込み処理を行
うためのサブルーチンは図３の右側に表示されており、
最初にあるＰＣＭデータについて送出時間であるか否か
が判断され（ステップＣＳ６）、送出時間帯と判断され
れば、まず機械的にそれが送出可能なデータであるか否
かを判断され（ステップＣＳ７）、次いで、そのデータ
をメモリー５から読出し、一時的に再生してオペレータ
に試聴させ、それが放送可能なものであるか否か判断さ
せる。ここで、放送可能と判断されると、音声信号は送
信機６に送られ（以上、割り込み処理ステップＣＳ
８）、ここで、搬送波に乗せられ、送出（オンエア）さ
れる（ステップＣＳ９）。ＰＣＭデータが送出される
と、このデータに送出済のフラグが書き込まれ（ステッ
プＣＳ１０）、サブルーチンは送出時間判断（ステップ
ＣＳ６）に戻る。前述のマニュアル修正ステップＣＳ５
は上記の割り込み処理ステップＣＳ８に基づいて行われ
るものである。
は図４に示す通りである。コンピュータはスタートする
と、最初のステップＣＳ１においてＰＣＭデータが送信
機６を介して送出（オンエア）中であるか否かを判断
し、送出中でなければステップＣＳ２において受付及び
制御装置３が生成したＰＣＭデータをメモリー５のハー
ドディスクに転送する。ＰＣＭデータを転送すると、コ
ンピュータ４はステップＣＳ３においてデータを送出時
間毎にファイルした送出時間キーデータを作成する。送
出時間キーデータが作成されると、コンピュータはステ
ップＣＳ４においてオペレータが一覧できるように送出
時間キーデータの一覧表示を形成する。これにはカラー
ディスプレイ４ａが用いられるとともに、適当な出力装
置により印字データをプリントアウトすることができ
る。一覧表示ステップＣＳ４に続いて送出時間キーデー
タのマニュアル修正ステップＣＳ５が実行され、再び判
断ステップＣＳ１に戻る。送出時間キーデータのマニュ
アル修正が実質的に行われるということはＰＣＭデータ
が送出され、あるいはオペレータにより放送不可と判断
されたこと等を意味する。このような割り込み処理を行
うためのサブルーチンは図３の右側に表示されており、
最初にあるＰＣＭデータについて送出時間であるか否か
が判断され（ステップＣＳ６）、送出時間帯と判断され
れば、まず機械的にそれが送出可能なデータであるか否
かを判断され（ステップＣＳ７）、次いで、そのデータ
をメモリー５から読出し、一時的に再生してオペレータ
に試聴させ、それが放送可能なものであるか否か判断さ
せる。ここで、放送可能と判断されると、音声信号は送
信機６に送られ（以上、割り込み処理ステップＣＳ
８）、ここで、搬送波に乗せられ、送出（オンエア）さ
れる（ステップＣＳ９）。ＰＣＭデータが送出される
と、このデータに送出済のフラグが書き込まれ（ステッ
プＣＳ１０）、サブルーチンは送出時間判断（ステップ
ＣＳ６）に戻る。前述のマニュアル修正ステップＣＳ５
は上記の割り込み処理ステップＣＳ８に基づいて行われ
るものである。
【００１３】
【発明の効果】以上の通り本発明においては、システム
オペレータによる音声メッセージの聴取判断及び関連操
作以外は自動的に加入者からの申込み、放送用メッセー
ジ伝達、及び放送時間帯調整等が行われる極めて有効な
放送システムにおける放送用メッセージ自動受付システ
ムが提供される。
オペレータによる音声メッセージの聴取判断及び関連操
作以外は自動的に加入者からの申込み、放送用メッセー
ジ伝達、及び放送時間帯調整等が行われる極めて有効な
放送システムにおける放送用メッセージ自動受付システ
ムが提供される。
【図１】本発明システムの全体的構成を略示したブロッ
ク線図である。
ク線図である。
【図２】本発明システムによる加入者の会員証明及び識
別手順を示すフロー線図である。
別手順を示すフロー線図である。
【図３】前記システムによる時間帯処理及びメッセージ
録音手順を示すフロー線図である。
録音手順を示すフロー線図である。
【図４】コンピュータによる放送用メッセージデータの
ファイル操作及び関連する手続を示すフロー線図であ
る。
ファイル操作及び関連する手続を示すフロー線図であ
る。
Claims (1)
- 【請求項１】 電話回線による放送用メッセージの会員
制自動受付システムであって、 ａ）加入者の電話機と、 ｂ）前記加入者の電話機に電話回線を介して通信可能に
接続され、前記加入者に手続的指示、状態指示、質問及
びメッセージ許可を与え、これにより加入者から電話機
を通じて伝達される音声メッセージをデジタル変調する
ことができる自動受付及び制御装置と、 ｃ）少くとも前記加入者の会員番号及びメッセージ放送
残り時間のリストと、放送希望時間帯別及び加入者別に
前記メッセージのデジタル変調信号を、待ちマーク又は
済みマークとともにストアするためのメモリーと、 ｄ）前記メモリーから読み出され、かつ音声信号に復調
されたメッセージを放送するための送信機、及び ｅ）前記自動受付及び制御装置が前記加入者に、手続的
指示、状態指示、質問及びメッセージ許可を与えるべき
指令及びその内容を前記装置に提示し、かつ前記装置か
らのデジタル変調信号を前記メモリーに接続するととも
に、このメモリーから必要に応じて読み出し再生するた
めのコンピュータを備え、 ｆ）前記自動受付及び制御装置はさらに、加入者の自己
証明、及び放送希望時間帯の明示等、前記メッセージ以
外の加入者情報を、加入者の電話機操作によるプッシュ
ボタン音又はダイアル操作パルスにより捕捉するもので
あり、前記コンピュータはさらに、待ち状態の加入者メ
ッセージをその放送予定時間帯の前に、前記メモリーか
ら取り出して再生し、システムオペレータがこれを聴取
できる時間的余裕をもって前記放送予定時間帯を設定で
きるように、前記自動受付及び制御装置を介して当該加
入者の選択可能な放送可能時間帯の提示するものであ
る、ことを特徴とする放送用メッセージの自動受付シス
テム。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5135416A JPH07123245B2 (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 放送用メッセージの自動受付システム |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP5135416A JPH07123245B2 (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 放送用メッセージの自動受付システム |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH06326673A true JPH06326673A (ja) | 1994-11-25 |
| JPH07123245B2 JPH07123245B2 (ja) | 1995-12-25 |
Family
ID=15151227
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP5135416A Expired - Lifetime JPH07123245B2 (ja) | 1993-05-12 | 1993-05-12 | 放送用メッセージの自動受付システム |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JPH07123245B2 (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR970013822A (ko) * | 1995-08-24 | 1997-03-29 | 이데이 노부유키 | 정보처리장치 및 방법, 방송장치, 및 데이타 수집방법(Information processing apparatus and method, broadcasting apparatus, and data collecting method) |
Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6486637A (en) * | 1987-09-29 | 1989-03-31 | Toshiba Corp | Voice information transmission equipment for road side communication system |
| JPH01117436A (ja) * | 1987-10-29 | 1989-05-10 | Esuto:Kk | 搬送放送装置 |
| JPH0454740A (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-21 | F M Saundo Chiba:Kk | 電話リクエストによるラジオ音楽番組放送システム |
-
1993
- 1993-05-12 JP JP5135416A patent/JPH07123245B2/ja not_active Expired - Lifetime
Patent Citations (3)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JPS6486637A (en) * | 1987-09-29 | 1989-03-31 | Toshiba Corp | Voice information transmission equipment for road side communication system |
| JPH01117436A (ja) * | 1987-10-29 | 1989-05-10 | Esuto:Kk | 搬送放送装置 |
| JPH0454740A (ja) * | 1990-06-22 | 1992-02-21 | F M Saundo Chiba:Kk | 電話リクエストによるラジオ音楽番組放送システム |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR970013822A (ko) * | 1995-08-24 | 1997-03-29 | 이데이 노부유키 | 정보처리장치 및 방법, 방송장치, 및 데이타 수집방법(Information processing apparatus and method, broadcasting apparatus, and data collecting method) |
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH07123245B2 (ja) | 1995-12-25 |
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