JPH06326497A - 基板位置決め装置 - Google Patents

基板位置決め装置

Info

Publication number
JPH06326497A
JPH06326497A JP5114942A JP11494293A JPH06326497A JP H06326497 A JPH06326497 A JP H06326497A JP 5114942 A JP5114942 A JP 5114942A JP 11494293 A JP11494293 A JP 11494293A JP H06326497 A JPH06326497 A JP H06326497A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
substrate
positioning
board
data
displayed
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP5114942A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Kurihara
敏行 栗原
Kazuyoshi Yokokura
一義 横倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP5114942A priority Critical patent/JPH06326497A/ja
Publication of JPH06326497A publication Critical patent/JPH06326497A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Automatic Assembly (AREA)
  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、外形基準の基板でも穴基準の基板
でも容易に位置決め挟持可能とすることを目的とする。 【構成】 外形基準の基板(1)か穴基準の基板(1)
かにより可動プレート(28)の移動量を異ならせて記
憶したROM(66)内の移動量データを基に、CPU
(67)は可動プレート(28)を移動させる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、所定作業が施される種
々のプリント基板を一対のシュートで挟持して支持する
と共に固定側シュートに対し可動側シュートを接離移動
させてシュート幅を変更して位置決めを行う基板位置決
め装置に関する。
【0002】
【従来の技術】此種の従来技術としては、本出願人が先
に出願した特開昭59−29493号公報に記載された
技術がある。これは、基板搬送シュートの可動側シュー
トを上部シュートと下部シュートとに分けて、上部シュ
ートを側面からバネの付勢力で付勢して固定側シュート
方向にスライドさせておき、基板搬送シュートに基板を
支持させた際可動側シュートが基板を固定側シュート側
に押し付けるようにして基板幅方向の位置決めを行って
いる。この装置において、本出願人は生産性を上げるた
め基板を順次供給するようにコンベアを用いて上流側装
置から搬送されて来る基板を順次基板搬送シュート上に
搬送するように考えた。この場合、コンベアで基板を搬
送するため、基板の端面が基板搬送面に引掛かり搬送で
きなくなる。そこで、基板が入り込み易いようにシュー
ト幅に余裕を持たせておき、基板が搬送された後可動側
シュートを移動させることにより、外形基準の基板の両
側面を固定側シュートと可動側シュートとで挟持させ位
置決めを行うようにした。また、穴基準の基板に対して
は位置決め穴に入り込む位置決めピンを固定側シュート
の近傍に配設して、該穴内に位置決めピンが入り込んだ
後、可動側シュートを移動させて基板の位置決めを行う
ことが考えられる。
【0003】しかし、外形基準の基板では基板位置決め
の基準が固定側シュートの端面に当接する基板の側面で
あるが、穴基準の基板では固定側シュート近傍に設けら
れた位置決めピンが基板の位置決め穴に入り込むように
して位置決め基準としているので、穴基準の場合固定側
シュートの端面と基板の側面との間に隙間ができるの
で、外形基準の基板と穴基準の基板とでは可動側シュー
トの移動量を異ならせなくてはならない。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は外形
基準の基板でも穴基準の基板でも容易に位置決め挟持可
能とすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は所定作
業が施される種々のプリント基板を一対のシュートで挟
持して支持すると共に固定側シュートに対し可動側シュ
ートを接離移動させてシュート幅を変更して位置決めを
行う基板位置決め装置に於いて、幅サイズの等しい基板
について外形基準による位置決めと穴基準による位置決
めのための可動側シュートの移動量を異ならせて記憶す
る記憶装置と、該記憶装置に記憶された移動量データを
基に可動側シュートを移動させる制御装置とを設けたも
のである。
【0006】
【作用】以上の構成から、外形基準の基板か穴基準の基
板かにより可動側シュートの移動量を異ならせて記憶し
た記憶装置内の移動量データを基に、制御装置は可動側
シュートを移動させる。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。図2に示す(1)はX軸モータ(2)及びY軸
モータ(3)の駆動によりXY移動されるXYテーブル
(4)上に載置されるプリント基板である。(5)はノ
ズル(6)を介してシリンジ(7)内に貯蔵された塗布
剤としての接着剤を前記基板(1)上に塗布する塗布ユ
ニットで、前記ノズル(6)を4本備えている。該4本
のノズル(6)の内所望の1本のノズル(6)が塗布ユ
ニット(5)に選択固定され、該塗布ユニット(5)が
図示しないノズル上下機構による上下動により基板
(1)上に下降されて、ノズル(6)先端に吐出した接
着剤が塗布される。
【0008】(11)は図示しない上流側装置から受け
取った基板(1)を前記XYテーブル(4)へ供給する
供給コンベアで、(12)は該テーブル(4)上で接着
剤が塗布された基板(1)を下流側装置へ排出する排出
コンベアである。(21)はXYテーブル(4)上に配
置された基板位置決め機構である。(22)(23)は
供給コンベア(11)からコンベア(24)に乗り移っ
て搬送されて来る基板(1)の両側端部を支持しながら
案内するXYテーブル(4)の基板搬送部を構成する一
対の固定ブロックで、図6に示すように一方の固定ブロ
ック(22)は断面コの字形の固定プレート(26)上
部に、他方の固定ブロック(23)は該固定プレート
(26)の底面部に後述する移動機構によりリニアガイ
ド(27)を介して移動される可動プレート(28)上
部に設けられている。
【0009】また、可動プレート(28)側の固定ブロ
ック(23)の一部はスライドブロック(29)で構成
されている。該スライドブロック(29)は図3に示す
ようにスライドブロック(29)に穿設された各長穴
(30)に可動プレート(28)に立設させた各ピン
(31)を挿入した状態で、側面から一端が該スライド
ブロック(29)に他端が可動プレート(28)の側面
に設けられた逆L字形の取付片(32)に当接させた圧
縮バネ(33)により固定プレート(26)側に押し付
けることにより可動プレート(28)に移動可能に取り
付けられる。尚、図示しない抜止具によりスライドブロ
ック(29)がピン(31)から抜けないようにしてあ
る。
【0010】また、スライドブロック(29)の側面に
は可動プレート(28)の側面から突設された支点軸受
(35)に立設された遮光板揺動支点(36)を支点に
して揺動可能に遮光板(37)が当接されている。そし
て、該遮光板(37)は当接部(38)が常にスライド
ブロック(29)に当接しているようにその一端側に設
けられた圧縮バネ受け(39)が固定ブロック(23)
の側面に穿設された挿入孔(40)に挿入された圧縮バ
ネ(41)により付勢されている。
【0011】図4の(43)は透過型フォトセンサから
成る基板位置決めセンサで、XYテーブル(4)上に基
板(1)がない状態で投光部(56)から投光された光
が前記遮光板(37)により遮光されて受光部(57)
に受光されないようになっている。(44)は前記可動
プレート(28)を移動させる移動機構のパルスモータ
で、該モータ(44)の駆動によりベアリング(45)
を介して固定プレート(26)に支持されたボールネジ
(46)が回動し、スライダ部(47)が固定された可
動プレート(28)がリニアガイド(27)に案内され
て基板幅方向に水平移動される。
【0012】(48)は前記固定ブロック(22)(2
3)に支持された基板(1)の裏面に多数立設されたバ
ックアップピン(49)を押し当てて、例えば基板
(1)が下反りしていても水平に支持されるようにする
バックアップベースである。また、図7に示すように該
ベース(48)には穴基準で位置決めを行う基板(1)
に穿設された位置決め穴(50)に入り込む位置決め用
の位置決めピン(51)も基板搬送方向の上流側と下流
側の夫々立設可能となっている。
【0013】(52)は前記可動プレート(28)の移
動時にバックアップベース(48)上のバックアップピ
ン(49)に固定ブロック(23)、スライドブロック
(29)が当接しないように検出するため可動プレート
(28)の基板搬送方向の上流端部と下流端部に設けら
れた一対のバックアップピン検出センサで、投光部(6
1)から投光された光がバックアップピン(49)によ
り遮光されて受光部(図示せず)に受光されないことに
よりバックアップピン(49)を検出する。
【0014】(53)は基板(1)がXYテーブル
(4)上の所定位置を通過したことを検出する基板検出
センサで、基板搬送レベル上方に位置され投光部から投
光された光が基板(1)に反射されてその反射光が受光
部に受光されることにより検出する。(54)は基板
(1)の後端に当接して基板(1)の戻り動作を規制す
る基板ストッパで、図示しない上下機構により上下動さ
れる。
【0015】図1に示す(65)は塗布動作に関するN
Cデータ等の各種データを記憶する記憶装置としてのR
AMで、(67)は塗布動作に関する各種プログラムを
記憶する記憶装置としてのROM(66)に従い塗布装
置を統括制御する制御装置としてのCPUである。(6
8)は操作部で、始動キー(69)、作動キー(7
0)、停止キー(71)、休止キー(72)、復帰キー
(73)、実行キー(74)、全原点復帰キー(75)
を備えている。
【0016】(77)はインターフェース(76)に接
続されたタッチパネルスイッチで、図示しない取り付け
具を介してCRT(78)の画面上に取り付けられてい
る。また、該タッチパネルスイッチ(77)はガラス基
板の表面全体に透明導電膜がコーティングされ、四辺に
電極が印刷されている。そのため、タッチパネルスイッ
チ(77)の表面に極微少電流を流し、作業者がタッチ
すると四辺の電極に電流変化を起こし、電極と接続した
回路基板によりタッチした座標値が計算される。従っ
て、その座標値がRAM(65)内に、ある作業を行わ
せるスイッチ部として予め記憶された座標値群の中の座
標値と一致すれば、当該作業が行われることとなる。
【0017】以下、各種設定動作について説明する。先
ず、電源を投入すると、CRT(78)は図8に示す初
期画面を表示する。初期画面には、「生産運転」、「段
取作業」、「データ編集」、「装置メンテナンス」及び
「環境設定」の各項目別の操作スイッチ部が表示され
る。尚、各操作スイッチ部は項目別に色分けされている
と共に二重枠で表示されていて、その上面にタッチパネ
ルスイッチ(77)が取り付けられている。
【0018】「生産運転」の操作スイッチ部は、生産運
転始動・生産運転ステップ指定・生産機種データ修正・
教示・・・等の操作を行う場合にタッチする。該操作ス
イッチ部は、緑色で表示される。「段取作業」の操作ス
イッチ部は、機種切替え・原点復帰動作・手動作業・イ
ンチング動作・・・等の操作を行う場合にタッチする。
該操作スイッチ部は、黄緑色で表示される。
【0019】「データ編集」の操作スイッチ部は、NC
データ編集・装置設定データ編集・オフセットデータ編
集・・・等の操作を行う場合にタッチする。該操作スイ
ッチ部は、青色で表示される。「装置メンテナンス」の
操作スイッチ部は、装置稼働情報・情報再表示・装置診
断・テスト確認・ティーチング・・・等の操作を行う場
合にタッチする。該操作スイッチ部は、黄色で表示され
る。
【0020】「環境設定」の操作スイッチ部は、タワー
灯設定・ブザー設定・カレンダー設定・・・等の操作を
行う場合にタッチする。該操作スイッチ部は、灰色で表
示される。ここで、「データ編集」の操作スイッチ部を
タッチし、図11に示す「データ編集」の画面が表示さ
れる。この画面には、「NCデータ」、「装置設定デー
タ」、「テスト運転データ」及び「オフセットデータ」
の各項目別の操作スイッチ部が表示される。
【0021】「NCデータ」の操作スイッチ部は、オペ
レーションデータ・塗布条件データ・塗布データ・・・
等の設定の操作を行う場合にタッチする。「装置設定デ
ータ」の操作スイッチ部は、装置タイマー設定・前後工
程モード設定・装置アドレス設定・カレンダー設定・・
・等の設定操作を行う場合にタッチする。
【0022】「テスト運転データ」の操作スイッチ部
は、ヘッド回転動作選択・前後工程信号無視選択・・・
等の設定の操作を行う場合にタッチする。「オフセット
データ」の操作スイッチ部は、装置オフセット・ノズル
オフセット・ノズルホルダオフセット・・・等の設定の
操作を行う場合にタッチする。この図11に示す画面
で、「装置設定データ」の操作スイッチ部をタッチする
と、図12に示す「装置設定データ」の画面が表示され
る。この画面には、「装置タイマー設定」、「前後工程
モード設定」、「装置アドレス設定」、「基板位置決め
基準設定」、「塗布ノズル設定」、「塗布圧力設定」、
「ノズル加速・減速設定」の各操作スイッチ部が表示さ
れる。
【0023】この画面で、「基板位置決め基準設定」の
操作スイッチ部をタッチすると図13に示す「基板位置
決め基準設定」の画面が表示される。この画面には、
「基板位置決め基準」、「基板位置決め方法選択」、
「基板抑え力選択」の各装置スイッチ部が表示される。
ここで、「基板位置決め基準」の操作スイッチ部をタッ
チすると、該スイッチ部が点灯され画面左下のデータ設
定用の表示部に「基板位置決め基準: −−−−
(今までの設定条件が表示される。現在はデータが設定
されていない。)」と表示されると共に画面右下に「外
形基準」、「穴基準」の各操作スイッチ部が表示され
る。そして、所望の「外形基準」の操作スイッチ部をタ
ッチすると、前記表示部の「−−−−」部分が「外形基
準」と表示され、右下の「設定」キーをタッチすること
により「外形基準」が設定され、前記スイッチ部が「外
形基準」と表示される(図13参照)。これにより、基
板(1)の位置決め時には設定された「外形基準」に基
づいて、基板(1)の端面を基準とした位置決めが行わ
れる。また、「穴基準」と設定した場合には基板(1)
の位置決め穴(50)を基準とする位置決めが行われ
る。
【0024】次に、「基板位置決め方法選択」の操作ス
イッチ部をタッチすると、該スイッチ部が点灯され画面
左下のデータ設定用の表示部に「基板位置決め方法選
択:−−−−(今までの設定条件が表示される。現在は
データが設定されていない。)」と表示されると共に画
面右下に「外形基準」、「穴基準」の各操作スイッチ部
に替わって「標準」、「可変」の各操作スイッチ部が表
示される。そして、所望の「標準」の操作スイッチ部を
タッチすると、前記表示部の「−−−−」部分が「標
準」と表示され、右下の「設定」キーをタッチすること
により「標準」が設定され、前記スイッチ部が「標準」
と表示される(図14参照)。これにより、基板(1)
の位置決め時には設定された「標準」に基づいて、位置
決め時に可動プレート(28)の移動量データ(該デー
タは基板(1)と可動プレート(28)の隙間と可動プ
レート(28)と基板(1)が当接した位置からの押し
込み量から成る。)を予め設定されているデータの中か
ら選択し、一定の移動量で基板(1)の位置決めが行わ
れる。また、「可変」と設定した場合には可動プレート
(28)の移動量をその基板(1)の基板幅サイズに応
じて可変して基板(1)の位置決めが行われる。即ち、
基板位置決めセンサ(43)の検出後設定された押し込
み量で基板(1)を押し込む。これにより、基板(1)
の幅サイズにバラツキがあっても正確な位置決めが行え
る。
【0025】次に、「基板押え力選択」の操作スイッチ
部をタッチすると、該スイッチ部が点灯され画面左下の
データ設定用の表示部に「基板押え力選択: −−
−−(今までの設定条件が表示される。現在はデータが
設定されていない。)」と表示されると共に画面右下に
「標準」、「可変」の各操作スイッチ部に替わって
「弱」、「標準」、「強」の各操作スイッチ部が表示さ
れる。そして、所望の「標準」の操作スイッチ部をタッ
チすると、前記表示部の「−−−−」部分が「標準」と
表示され、右下の「設定」キーをタッチすることにより
「標準」が設定され、前記スイッチ部が「標準」と表示
される(図15参照)。これにより、基板(1)の位置
決め時には設定された「標準」に基づいて、予め設定さ
れたデータだけ前記基板位置決めセンサ(43)の検出
後の更なる押し込みが行われる。同様に「弱」あるいは
「強」と設定した場合も、「標準」より少ないあるいは
多い移動量が夫々設定されたデータに基づいてセンサ
(43)の検出後更に押し込まれることにより、確実な
位置決めが行える。即ち、例えば基板厚の薄い基板
(1)に対しては「弱」と設定して、位置決めを弱めて
押し込むことにより基板(1)に反りが発生することを
防止したり、基板サイズの大きい基板や基板厚の厚い基
板(1)のような重い基板(1)に対しては「強」と設
定して、位置決めを強めてXYテーブル(4)の移動時
に基板(1)が揺れたり、外れたりするのを防止する。
【0026】以下、動作について説明する。先ず、電源
を投入すると、CRT(65)は図8に示す初期画面を
表示する。この初期画面で緑色の「生産運転」の操作ス
イッチ部をタッチすると、図9に示す生産運転(塗
布)」の画面が表示される。そして、この画面のとき始
動キー(19)を押すと、図9に示す「停止中」の画面
が図10に示す「運転中」の画面に代わり、塗布装置に
よる生産運転が開始される。
【0027】以下、基板(1)の位置決め動作について
図25乃至図28を基に説明する。生産運転が開始され
ると、XYテーブル(4)が基板搬送レベル(図示しな
いセンサにより検出される高さ原点位置)に上昇され
る。このとき、位置決め機構(21)は開放(搬送され
て来る基板(1)が入り込めるように基板搬送部を基板
幅より広くした。)状態である。
【0028】次に、供給コンベア(11)からコンベア
(24)を介してXYテーブル(4)上に基板(1)が
搬送されて来て、基板検出センサ(53)により基板
(1)の通過が検出されると、供給コンベア(11)及
びコンベア(24)の駆動が停止されて基板(1)の後
端部基準の位置決めを行うためコンベア(24)の所定
位置に基板ストッパ(54)が上下機構により下降され
る。該ストッパ(54)が下降した後、前記コンベア
(24)が逆転駆動されて基板(1)後端がストッパ
(54)に規制され、その移動が停止する。このとき、
基板(1)がストッパ(54)に当接されるに十分な時
間を図示しないタイマに設定しておき、該タイマがタイ
ムアップした後コンベア(24)の逆転駆動を停止させ
ている。また、前記基板検出センサ(53)で基板
(1)の存在が検出される。
【0029】基板ストッパ(54)を上昇させ、XYテ
ーブル(4)の基板搬送部を上下機構により下降させ
る。このとき、バックアップベース(48)上のバック
アップピン(49)により基板(1)がバックアップさ
れ、基板(1)が下限位置まで下降された後、基板
(1)の位置決めが行われる。図13、14、15の
「基板位置決め基準設定」の画面で設定された「基板位
置決め基準」が「外形基準」で、「基板位置決め方法選
択」が「標準」で、「基板押え力」が「標準」と設定さ
れたため、ROM(66)に記憶された各種設定された
可動プレート(28)の移動量データの中からこの条件
にあった可動プレート(28)の移動量データがROM
(66)から読み出されて、可動プレート(28)が所
定量X1移動される。即ち、パルスモータ(44)が指
定パルス数駆動され、この駆動によりボールネジ(4
6)が回動されリニアガイド(27)に案内されて可動
プレート(28)が固定ブロック(22)(23)間を
狭める方向に移動される。この際、可動プレート(2
8)の移動により可動プレート(28)上の固定ブロッ
ク(23)及びスライドブロック(29)も共に移動さ
れるが、図3に示すように基板(1)を支持するスライ
ドブロック(29)は基板(1)によりその移動が規制
されるため、ある位置から固定ブロック(23)のみ移
動される。そして、図3から図17、更に図17から図
19に示すようにある位置で移動が規制されたスライド
ブロック(29)に対し固定ブロック(23)は移動を
続け、この間にスライドブロック(29)の側面に当接
されている遮光板(37)は遮光板揺動支点(36)を
支点にして時計方向に回動されて、図19に示すように
遮光板(37)により光が遮光されていた基板位置決め
センサ(43)の光が通光されることにより、CPU
(67)は基板(1)の位置決めが完了したと判断し、
CPU(67)は塗布動作を開始する。
【0030】塗布作業は、図20に示すRAM(65)
に記憶された塗布動作に関するNCデータに基づき行わ
れる。即ち、ステップ0001ではX座標データ[m
m]やY座標データ[mm]で示す基板(1)上の座標
位置(X1,Y1)にZ(角度データ)Z1で接着剤を
図21で示す塗布条件データで示される塗布条件で塗布
する。図20のNCデータのD(塗布条件データ番号)
が001と設定されており、図21の塗布条件データの
対応する001に設定されたノズル番号1、ゲージ1、
塗布時間T1を基にノズル番号1のノズル(6)にゲー
ジ1の圧力で接着剤を塗布時間T1だけシリンジ(7)
に図示しないエアチューブを介して供給源からエアを送
り込んでノズル(6)から所定量の接着剤を吐出させ
て、基板(1)上に接着剤を塗布する。
【0031】次に、ステップ0002では図20のNC
データで示す基板(1)上の座標位置(X2,Y2)に
Z(角度データ)Z2でノズル番号1のノズル(6)に
ゲージ2の圧力で塗布時間T2だけシリンジ(7)を加
圧して、吐出された接着剤を塗布する。以下、同様にし
てステップ0003以降の塗布作業が続けられる。
【0032】そして、該基板(1)への塗布が完了した
ら、可動プレート(28)を移動させて固定ブロック
(23)、スライドブロック(29)シュートを固定移
動量X1拡げて基板(1)の位置決めを開放して、次の
基板(1)の受入れに備える。また、前記基板(1)の
位置決めが完了しなかった(基板位置決めセンサ(4
3)により基板有りと検出できない)場合の再位置決め
動作について説明する。
【0033】先ず、CPU(67)は位置決め異常とし
て、モータ(44)を逆転駆動させて位置決め機構(2
1)を開放した後、XYテーブル(4)を上昇させる。
そして、基板位置決めセンサ(43)の光が通光される
まで可動プレート(28)を移動させて固定ブロック
(23)、スライドブロック(29)を狭まり方向に移
動させる。このとき、バックアップピン検出センサ(5
2)で該固定ブロック(23)、スライドブロック(2
9)がバックアップピン(49)に当接しないか検出し
ており、検出した場合には装置を異常停止する。また、
可動プレート(28)の移動量が最大距離(予め設定さ
れている。)を越えたか否かもパルス数を基に検出して
おり、越えた場合にも異常停止する。
【0034】異常停止すること無しに基板検出が完了し
たら、その位置から更に可動プレート(28)を介して
固定ブロック(23)、スライドブロック(29)を
「基板押え力選択」の設定から選択した条件に対応した
データをROM(66)から読み出して該押込量分押し
込む。そして、バックアップピン検出センサ(52)に
より検出されること無く押し込みが完了(基板位置決め
完了)したら、XYテーブル(4)を下降させて前述し
たようにして塗布動作を開始する。基板(1)への塗布
が完了したら、再位置決め時に狭めた量だけ可動プレー
ト(28)を介して固定ブロック(23)、スライドブ
ロック(29)を拡げて、次の基板(1)の受入れに備
える。
【0035】次に、前述の基板(1)と異なる種類の基
板(1)を扱う場合の位置決め動作について説明する。
この場合、前述したように図8に示す「初期画面」の画
面で「データ編集」の操作スイッチ部をタッチして、図
11に示す「データ編集」の画面を表示し、この画面で
「装置設定データ」の操作スイッチ部をタッチして図1
2に示す「装置設定データ」の画面を表示させる。この
画面で、「基板位置決め基準設定」の操作スイッチ部を
タッチして図13に示す「基板位置決め基準設定」の画
面を表示させる。
【0036】この画面で、「基板位置決め基準」の操作
スイッチ部をタッチして、該スイッチ部を点灯させ画面
左下のデータ設定用の表示部に「基板位置決め基準:外
形基準」と表示させると共に画面右下に「外形基準」、
「穴基準」の各操作スイッチ部を表示させる。そして、
所望の「穴基準」の操作スイッチ部をタッチして、前記
表示部の「外形基準」部分を「穴基準」と表示させ、右
下の「設定」キーをタッチすることにより「穴基準」と
設定し、前記スイッチ部を「穴基準」と表示させる(図
22参照)。そして、図7に示すようにバックアップベ
ース(48)上に位置決めピン(51)を立設する。こ
れにより、基板(1)の位置決め時には設定された「穴
基準」に基づいて、基板(1)の位置決め穴を基準とし
た位置決めが行われる。
【0037】次に、「基板位置決め方法選択」の操作ス
イッチ部をタッチして、該スイッチ部を点灯させ画面左
下のデータ設定用の表示部に「基板位置決め方法選択:
標準」と表示させると共に画面右下に「外形基準」、
「穴基準」の各操作スイッチ部に替わって「標準」、
「可変」の各操作スイッチ部を表示させる。そして、所
望の「可変」の操作スイッチ部をタッチして、前記表示
部の「標準」部分を「可変」と表示させ、右下の「設
定」キーをタッチすることにより「可変」と設定し、前
記スイッチ部を「可変」と表示させる(図23参照)。
これにより、基板(1)の位置決め時には設定された
「可変」に基づいて、図29乃至図31に示すように位
置決め時には基板(1)毎に可動プレート(28)の移
動量を可変して位置決めが行われる。即ち、基板(1)
の幅サイズにバラツキがあっても基板位置決めセンサ
(43)が検出する(基板(1)にスライドブロック
(29)が当接する)まで移動し、その後所定の押し込
み動作を行うようにして、確実に基板(1)の位置決め
を行う。
【0038】次に、「基板押え力選択」の操作スイッチ
部をタッチして、該スイッチ部を点灯させ画面左下のデ
ータ設定用の表示部に「基板押え力選択: 標準」
と表示させると共に画面右下に「標準」、「可変」の各
操作スイッチ部に替わって「弱」、「標準」、「強」の
各操作スイッチ部を表示させる。そして、所望の「強」
の操作スイッチ部をタッチして、前記表示部の「標準」
部分を「強」と表示させ、右下の「設定」キーをタッチ
することにより「強」と設定し、前記スイッチ部を
「強」と表示させる。これにより、基板(1)の位置決
め時には設定された「強」に基づいて、予め設定された
押し込み量データだけ前記基板位置決めセンサ(43)
の検出後の更なる押し込みが行われる。
【0039】生産運転が開始されると、前述したように
してXYテーブル(4)上に基板(1)が搬送されて来
ると、基板(1)の位置決めが行われる。図22、2
3、24の「基板位置決め基準設定」の画面で設定され
た「基板位置決め基準」が「穴基準」で、「基板位置決
め方法選択」が「可変」で、「基板押え力」が「強」と
設定されたため、ROM(66)に記憶された各種設定
された可動プレート(28)の移動量データの中からこ
の条件にあった可動プレート(28)の移動量データが
ROM(66)から読み出されて、可動プレート(2
8)が所定量X2(X2はX1に比べ図7に示すように
基板(1)の幅サイズが同一でも固定ブロック(22)
と基板(1)端面との間に隙間dができるので、dだけ
短い。)移動される。即ち、基板位置決めセンサ(4
3)の光が通光されるまで可動プレート(28)を介し
て固定ブロック(23)、スライドブロック(29)を
狭まり方向に移動させる。このとき、バックアップピン
検出センサ(52)で該固定ブロック(23)、スライ
ドブロック(29)がバックアップピン(49)に当接
しないか検出しており、検出した場合には装置を異常停
止する。また、可動プレート(28)の移動量が最大距
離を越えたか否かもパルス数を基に検出しており、越え
た場合にも異常停止する。
【0040】異常停止すること無しに基板検出が完了し
たら、その位置から更に可動プレート(28)を「基板
押え力選択」の設定から選択した押込量分押し込む。そ
して、バックアップピン検出センサ(52)により検出
されること無く押し込みが完了(基板位置決め完了)し
たら、XYテーブル(4)を下降させて前述したように
して塗布動作を開始する。基板(1)への塗布が完了し
たら、再位置決め時に狭めた量だけ可動プレート(2
8)を移動させて固定ブロック(23)、スライドブロ
ック(29)を拡げて、次の基板(1)の受入れに備え
る。
【0041】また、本実施例で基板押え力は三段階とし
たが、これに限らず任意の数だけ設定できる。尚、可動
プレート(28)の移動量に関する各種データは書き換
えできるようにRAM(65)に記憶させても良い。更
に、本発明は塗布装置だけに限らずスクリーンを介して
基板にクリーム半田を印刷するスクリーン印刷機、基板
にチップ状電子部品を装着する部品装着装置に適用して
も良い。
【0042】
【発明の効果】以上、本発明によれば外形基準の基板で
も穴基準の基板でも容易に位置決めが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】塗布装置の構成回路図である。
【図2】塗布装置の正面図である。
【図3】基板位置決め機構の平面図である。
【図4】基板位置決め機構の正面図である。
【図5】基板位置決め機構の側面図である。
【図6】基板位置決め機構の側面図である。
【図7】基板位置決め機構の側面図である。
【図8】タッチパネルスイッチを介して表示された画面
である。
【図9】タッチパネルスイッチを介して表示された画面
である。
【図10】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図11】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図12】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図13】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図14】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図15】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図16】基板位置決め機構の要部拡大図である。
【図17】基板位置決め機構の要部拡大図である。
【図18】基板位置決め機構の要部拡大図である。
【図19】基板位置決め機構の要部拡大図である。
【図20】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図21】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図22】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図23】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図24】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図25】基板位置決め動作に関するフローチャートで
ある。
【図26】基板位置決め動作に関するフローチャートで
ある。
【図27】基板位置決め動作に関するフローチャートで
ある。
【図28】基板位置決め動作に関するフローチャートで
ある。
【図29】基板位置決め動作に関するフローチャートで
ある。
【図30】基板位置決め動作に関するフローチャートで
ある。
【図31】基板位置決め動作に関するフローチャートで
ある。
【符号の説明】
(1) プリント基板 (4) XYテーブル (5) 塗布ユニット (6) ノズル (21) 基板位置決め機構 (65) RAM (66) ROM (67) CPU

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定作業が施される種々のプリント基板
    を一対のシュートで挟持して支持すると共に固定側シュ
    ートに対し可動側シュートを接離移動させてシュート幅
    を変更して位置決めを行う基板位置決め装置に於いて、
    幅サイズの等しい基板について外形基準による位置決め
    と穴基準による位置決めのための可動側シュートの移動
    量を異ならせて記憶する記憶装置と、該記憶装置に記憶
    された移動量データを基に可動側シュートを移動させる
    制御装置とを設けたことを特徴とする基板位置決め装
    置。
JP5114942A 1993-05-17 1993-05-17 基板位置決め装置 Pending JPH06326497A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5114942A JPH06326497A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 基板位置決め装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5114942A JPH06326497A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 基板位置決め装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH06326497A true JPH06326497A (ja) 1994-11-25

Family

ID=14650471

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP5114942A Pending JPH06326497A (ja) 1993-05-17 1993-05-17 基板位置決め装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH06326497A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000277995A (ja) * 1999-03-26 2000-10-06 Juki Corp 基板搬送装置
CN114258210A (zh) * 2021-12-25 2022-03-29 深圳市中氏电子科技有限公司 一种融合smt的sip集成电路封装结构

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2000277995A (ja) * 1999-03-26 2000-10-06 Juki Corp 基板搬送装置
CN114258210A (zh) * 2021-12-25 2022-03-29 深圳市中氏电子科技有限公司 一种融合smt的sip集成电路封装结构

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR101122356B1 (ko) 기판 위치 결정 장치 및 기판 위치 결정 방법
JP3138114B2 (ja) 基板位置決め装置
JPH06326497A (ja) 基板位置決め装置
JP3363486B2 (ja) プリント基板搬送装置
JP2828674B2 (ja) 基板バックアップ装置
JP3322480B2 (ja) スクリーン印刷機
JP5887482B2 (ja) スクリーン印刷装置およびスクリーン印刷方法
JP2007150073A (ja) スクリーン印刷機及びスクリーン印刷方法
JPH07117218A (ja) スクリーン印刷機
JPH0364988A (ja) 基板バックアップ装置
JP2708957B2 (ja) 塗布装置
JPH07195658A (ja) スクリーン印刷機
JP3118312B2 (ja) 電子部品自動装着装置
JP3306220B2 (ja) 塗布装置
JP3148412B2 (ja) 塗布装置
JP3332526B2 (ja) 部品組立装置
JP3244364B2 (ja) 塗布装置
JP3244363B2 (ja) 塗布装置
JPH05162840A (ja) 基板搬送装置
JP3148414B2 (ja) 塗布装置
JPH0811286A (ja) スクリーン印刷機
JP2569184Y2 (ja) 電子部品の組立装置
JP3687992B2 (ja) 電子部品自動装着装置
JPH06169159A (ja) 塗布装置
JPH06169200A (ja) 電子部品組立装置