JPH06169200A - 電子部品組立装置 - Google Patents

電子部品組立装置

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Publication number
JPH06169200A
JPH06169200A JP31340492A JP31340492A JPH06169200A JP H06169200 A JPH06169200 A JP H06169200A JP 31340492 A JP31340492 A JP 31340492A JP 31340492 A JP31340492 A JP 31340492A JP H06169200 A JPH06169200 A JP H06169200A
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JP
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Application number
JP31340492A
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English (en)
Inventor
Toshiyuki Kurihara
敏行 栗原
Kazuyoshi Yokokura
一義 横倉
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • Y02TECHNOLOGIES OR APPLICATIONS FOR MITIGATION OR ADAPTATION AGAINST CLIMATE CHANGE
    • Y02PCLIMATE CHANGE MITIGATION TECHNOLOGIES IN THE PRODUCTION OR PROCESSING OF GOODS
    • Y02P90/00Enabling technologies with a potential contribution to greenhouse gas [GHG] emissions mitigation
    • Y02P90/30Computing systems specially adapted for manufacturing

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  • Supply And Installment Of Electrical Components (AREA)
  • Management, Administration, Business Operations System, And Electronic Commerce (AREA)
  • General Factory Administration (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、塗布動作中の各種サイクルタイム
情報を表示することを目的とする。 【構成】 タイマにより塗布動作中の各種サイクルタイ
ムが計時され、該サイクルタイムがRAM(15)に記
憶される。そして、該サイクルタイム情報はCRT(2
5)に表示される。また、タイマにより各ノズル(6)
毎の塗布動作中の各種サイクルタイムが計時され、該サ
イクルタイムがRAM(15)に記憶される。そして、
それまでにRAM(15)に記憶されたサイクルタイム
情報は各ノズル(6)毎に塗布動作順にCRT(25)
に表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板上にチッ
プ状電子部品を組立てるために所定の作業を行う電子部
品組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】此種の従来技術としては、特開平1−1
35561号公報に開示された技術がある。
【0003】ここで、各種作業中のサイクルタイムを知
りたい場合には、作業者がいちいちストップウォッチで
計測していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は所定
作業中の各種サイクルタイム情報を表示することを目的
とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明はプリン
ト基板上にチップ状電子部品を組立てるために所定の作
業を行う電子部品組立装置に於いて、所定作業に関する
サイクルタイムを計時する時間計時装置と、該時間計時
装置により計時された該サイクルタイムを記憶する情報
記憶装置と、該情報記憶装置に記憶されたサイクルタイ
ム情報を表示する映像表示装置とを設けたものである。
【0006】また、本発明はプリント基板上にチップ状
電子部品を組立てるために所定の作業を行う電子部品組
立装置に於いて、各作業機構部毎に所定作業に関するサ
イクルタイムを計時する時間計時装置と、該時間計時装
置により計時された該サイクルタイムを記憶する情報記
憶装置と、該情報記憶装置にそれまで記憶されたサイク
ルタイム情報を各作業機構部毎に作業動作順に表示する
映像表示装置とを設けたものである。
【0007】
【作用】以上の構成から、時間計時装置により所定作業
中の各種サイクルタイムが計時され、該サイクルタイム
が情報記憶装置に記憶される。そして、該サイクルタイ
ム情報は映像表示装置に表示される。
【0008】また、時間計時装置により各作業機構部毎
の所定作業中の各種サイクルタイムが計時され、該サイ
クルタイムが情報記憶装置に記憶される。そして、それ
までに情報記憶装置に記憶されたサイクルタイム情報は
各作業機構部毎に作業動作順に映像表示装置に表示され
る。
【0009】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0010】尚、電子部品組立装置にはプリント基板上
にスクリーンを介してクリーム半田を印刷するスクリー
ン印刷機やノズルを介して接着剤を塗布する塗布装置や
チップ状電子部品を装着する電子部品装着装置等があ
り、本実施例を電子部品組立装置の内の塗布装置を基に
説明する。
【0011】図2に示す(1)はX軸モータ(2)及び
Y軸モータ(3)の駆動によりXY移動されるXYテー
ブル(4)上に載置されるプリント基板である。尚、該
XYテーブル(4)には後述する接着剤が捨打ちされる
図示しない捨打ち板が設置されている。
【0012】(5)はノズル(6)を介してシリンジ
(7)内に貯蔵された塗布剤としての接着剤を前記基板
(1)上に塗布する塗布ユニットで、前記ノズル(6)
を4本備えている。該4本のノズル(6)の内所望の1
本のノズル(6)が塗布ユニット(5)に選択固定さ
れ、該塗布ユニット(5)のノズル上下機構(34)に
よる上下動により基板(1)上に下降されて、ノズル
(6)先端に吐出した接着剤が塗布される。
【0013】前記ノズル上下機構(34)について図3
を基に説明する。尚、図3は使用するノズル(6)(左
から2番目)のみ上下動可能で、他のノズル(6)(最
も左のノズルのみ図示してある。)は上下動させないよ
うにした状態を示している。即ち、スライド爪(42)
が圧縮バネ(45)の付勢力によりスライド爪受け(4
1)側に移動されてスライド爪受け(41)のテーパ部
(46)とスライド爪(42)のテーパ部(47)を介
してスライド爪(42)とスライド爪受け(41)とが
係合される。これにより、ノズルホルダ(8)を介して
前記ノズル(6)が取り付けられたノズル上下アーム
(27)のフランジ部(48)が上下ブロック(35)
の溝(40)の上部に形成された凸部(49)の当接に
より上下ブロック(35)に突張る形で所謂一体化す
る。従って、ノズル上下アーム(27)は上下モータ
(36)の駆動によるボールネジ(37)の回動により
固定ベース(38)に固定された図示しないリニアガイ
ドに案内されて上下ブロック(35)が下動されるに伴
って、図示しないリニアガイドに案内されて下動する。
【0014】また、使用しない他のノズル(6)はロッ
ク機構によるノズル(6)と上下ブロック(35)との
固定が解除機構(52)により解除されている。左から
1番目のノズル(6)を基に説明する。左から1番目の
エアシリンダ(53)が押し出し作動されロッド(5
4)を介して爪戻しブロック(55)が前進し、該ブロ
ック(55)の当接部(56)とスライド爪(42)の
当接部(57)とが当接され更なる押し出し作動により
スライド爪(42)は圧縮バネ(45)の付勢力に抗し
てスライド爪受け(41)から離れる方向に移動されて
スライド爪受け(41)との係合が解除される。これに
より、前記ノズル上下アーム(27)のフランジ部(4
8)と上下ブロック(35)の溝(40)の上部に形成
された凸部(49)との当接が解除されるため、アーム
(27)と上下ブロック(35)との一体化も解除され
る。従って、上下モータ(36)の駆動によるボールネ
ジ(37)の回動により上下ブロック(35)が下降さ
れても、ノズル上下アーム(27)は下降されずノズル
(6)も下降されない。
【0015】(10)は前記基板(1)上に塗布された
接着剤の塗布径を認識するCCDカメラである。
【0016】(11)は図示しない上流側装置から受け
取った基板(1)を前記XYテーブル(4)へ供給する
供給コンベアで、(12)は該テーブル(4)上で接着
剤が塗布された基板(1)を下流側装置へ排出する排出
コンベアである。
【0017】図1に示す(15)は塗布動作に関するN
Cデータ等の各種データを記憶する記憶装置としてのR
AMで、(16)は塗布動作に関する各種プログラムを
記憶する記憶装置としてのROMである。
【0018】(17)は塗布装置を統括制御する制御装
置としてのCPUである。
【0019】(18)は操作部で、始動キー(19)、
作動キー(20)、停止キー(21)、休止キー(2
2)、復帰キー(23)、実行キー(30)、全原点復
帰キー(31)を備えている。
【0020】(26)はインターフェースである。
【0021】(24)は前記インターフェース(26)
に接続されたタッチパネルスイッチで、図示しない取り
付け具を介してCRT(25)の画面上に取り付けられ
ている。また、該タッチパネルスイッチ(24)はガラ
ス基板の表面全体に透明導電膜がコーティングされ、四
辺に電極が印刷されている。そのため、タッチパネルス
イッチ(24)の表面に極微少電流を流し、作業者がタ
ッチすると四辺の電極に電流変化を起こし、電極と接続
した回路基板によりタッチした座標値が計算される。従
って、その座標値がRAM(16)内に、ある作業を行
わせるスイッチ部として予め記憶された座標値群の中の
座標値と一致すれば、当該作業が行われることとなる。
【0022】(60)(60)(60)(60)は、各
ノズル(6)に対応して設けられたタイマで、運転中の
各ノズル(6)の各ステップ毎の塗布動作開始(ノズル
(6)下降開始)から塗布動作終了(塗布後ノズル
(6)上昇し、次のノズル(6)下降開始まで)等の1
サイクル時間(C)を計時する。同じくタイマ(61)
(61)(61)(61)は、各ノズル(6)の上下動
の1サイクル時間(Z)を計時する。該タイマ(60)
(60)(60)(60)、(61)(61)(61)
(61)で計時された各サイクル時間は、前記RAM
(15)に各ノズル(6)毎にステップ順に記憶され
る。
【0023】以下、各種設定動作について説明する。
【0024】先ず、電源を投入すると、CRT(25)
は図4に示す初期画面を表示する。
【0025】初期画面には、「生産運転」、「段取作
業」、「データ編集」、「装置メンテナンス」及び「環
境設定」の各項目別の操作スイッチ部が表示される。
尚、各操作スイッチ部は項目別に色分けされていると共
に二重枠で表示されていて、その上面にタッチパネルス
イッチ(24)が取り付けられている。
【0026】「生産運転」の操作スイッチ部は、生産運
転始動・生産運転ステップ指定・生産機種データ修正・
教示・・・等の操作を行う場合にタッチする。該操作ス
イッチ部は、緑色で表示される。
【0027】「段取作業」の操作スイッチ部は、機種切
替え・原点復帰動作・手動作業・インチング動作・・・
等の操作を行う場合にタッチする。該操作スイッチ部
は、黄緑色で表示される。
【0028】「データ編集」の操作スイッチ部は、NC
データ編集・装置設定データ編集・オフセットデータ編
集・・・等の操作を行う場合にタッチする。該操作スイ
ッチ部は、青色で表示される。
【0029】「装置メンテナンス」の操作スイッチ部
は、装置稼働情報・情報再表示・装置診断・テスト確認
・ティーチング・・・等の操作を行う場合にタッチす
る。該操作スイッチ部は、黄色で表示される。
【0030】「環境設定」の操作スイッチ部は、タワー
灯設定・ブザー設定・カレンダー設定・・・等の操作を
行う場合にタッチする。該操作スイッチ部は、灰色で表
示される。
【0031】ここで、「データ編集」の操作スイッチ部
をタッチし、図7に示す「データ編集」の画面が表示さ
れる。この画面には、「NCデータ」、「装置設定デー
タ」、「テスト運転データ」及び「オフセットデータ」
の各項目別の操作スイッチ部が表示される。
【0032】「NCデータ」の操作スイッチ部は、オペ
レーションデータ・塗布条件データ・塗布データ・・・
等の設定の操作を行う場合にタッチする。
【0033】「装置設定データ」の操作スイッチ部は、
装置タイマー設定・前後工程モード設定・装置アドレス
設定・カレンダー設定・・・等の設定操作を行う場合に
タッチする。
【0034】「テスト運転データ」の操作スイッチ部
は、ヘッド回転動作選択・前後工程信号無視選択・・・
等の設定の操作を行う場合にタッチする。
【0035】「オフセットデータ」の操作スイッチ部
は、装置オフセット・ノズルオフセット・ノズルホルダ
オフセット・・・等の設定の操作を行う場合にタッチす
る。
【0036】この画面で、「NCデータ」の操作スイッ
チ部をタッチし、図8に示す「NCデータ編集」の画面
を表示させる。この画面には、「オペレーションデー
タ」及び「段取りデータ」の各操作スイッチ部があり、
後述する塗布条件データ、捨打ちデータ及び塗布データ
の各使用ステップ数が表示されている。
【0037】そして、「オペレーションデータ」の操作
スイッチ部をタッチすると、図9に示す各種基板に関す
る「オペレーションデータ」が表示される。
【0038】この画面には、基板寸法(X(横),Y
(縦),T(厚み))、NCオフセット(X(横),Y
(縦),Z(角度))、基板レベル、XYテーブル減速
指定、運転形態の設定用の各操作スイッチ部が有る。
【0039】以下、設定動作について基板寸法の設定動
作を基に説明する。
【0040】画面上中央の基板寸法のX(横)に対する
操作スイッチ部をタッチすると、該スイッチ部が点灯状
態(該スイッチ部に斜線を入れてある。)となり、画面
左下にデータ設定用の表示部が表示され、該表示部に
「基板寸法 X(横):−−−−(今までの設定値が表
示される。現在はデータが設定されていない。)mm」
と表示されると共に画面右下にデータ設定スイッチとし
ての「テンキー」の操作スイッチ部が表示される。該
「テンキー」により所望の設定値(123.45)を入
力すると、前記表示部の「−−−−」部分が「123.
45」と表示され、右下の「設定」キーをタッチするこ
とにより設定され、RAM(16)内の所定ブロック内
に前記スイッチ部が123.45と表示される。次に、
Y(縦)に対する操作スイッチ部をタッチすると、該ス
イッチ部が点灯され、画面左下の表示部に「基板寸法
Y(縦): −−−−(今までの設定値が表示され
る。現在はデータが設定されていない。)mm」と表示
され、前記「テンキー」により所望の設定値(123.
45)を入力すると、前記表示部の「−−−−」部分が
「123.45」と表示され、右下の「設定」キーをタ
ッチすることにより設定され、前記スイッチ部が12
3.45と表示される。また、同様にT(厚み)に対す
る操作スイッチ部をタッチすると、該スイッチ部が点灯
され、画面左下のデータ設定用の表示部に「基板寸法
T(厚み): −−−−(今までの設定値が表示さ
れる。現在はデータが設定されていない。)mm」と表
示され、前記「テンキー」により所望の設定値(12.
34)を入力すると、前記表示部の「−−−−」部分が
「12.34」と表示され、右下の「設定」キーをタッ
チすることにより設定され、前記スイッチ部に12.3
4と表示される。
【0041】次の「NCオフセット」には、基板位置決
め原点からのズレ量(X(横),Y(縦),Z(角
度))を設定するもので、前述したように「テンキー」
を操作して所定データを設定する。「基板レベル」に
は、XYテーブル(4)にマザーボードを介して基板
(1)を載置する場合に該マザーボード分の厚み量を設
定するものである。また、「XYテーブル減速指定」は
先付け部品のある基板(1)に対しXYテーブル(4)
を高速運転すると該部品がズレてしまうことがあり、そ
れを防止するため移動速度を減速させるもので、該操作
スイッチ部をタッチすると該スイッチ部が点灯され、表
示部に「XYテーブル減速指定: −−−−(今ま
での設定条件が表示される。現在はデータが設定されて
いない)」と表示され、画面右下にそれまでの「テンキ
ー」の各操作スイッチ部に替わって「10%減速」、
「20%減速」、「30%減速」、「40%減速」、
「50%減速」、「60%減速」、「70%減速」、
「80%減速」、「90%減速」そして「減速しない」
の各操作スイッチ部が表示され、例えば「10%減速」
のスイッチ部をタッチすると前記表示部の「−−−−」
部分が「10%減速」と表示され、「設定キー」をタッ
チすることにより設定され、前記スイッチ部が10%減
速と表示される。「運転形態」の操作スイッチ部をタッ
チすると前記「10%減速」、「20%減速」・・・
「減速しない」の各スイッチ部に替わって「塗布」、
「通過」の各操作スイッチ部が表示される。この場合、
塗布装置であるため「塗布」と設定する。「通過」とは
塗布動作させないでそのままXYテーブル(4)上を通
過させるものである。
【0042】以下、同様にして他の基板(1)に対して
も所望データが設定される。
【0043】画面下中央の「ページ送り」の操作スイッ
チ部をタッチすると、次の図10に示す塗布径認識動作
に関する「オペレーションデータ」の画面が表示され
る。
【0044】この画面には、各ノズル(6)毎に塗布径
認識動作を行わせる条件が設定されている。例えば、ノ
ズル番号1のノズル(6)は、「動作条件」が「実塗布
回数」(該ノズル(6)による塗布回数を基にしてい
る。)と設定されている。即ち、該ノズル(6)に対す
る動作条件が設定される操作スイッチ部(画面左上)を
タッチすると該スイッチ部が点灯され画面左下のデータ
設定用の表示部に「ノズル1 動作条件: −−−
−(今までの設定動作条件が表示される。現在はデータ
が設定されていない。)」と表示されると共に画面右下
に各条件の項目毎の操作スイッチ部が表示される。これ
らのうちの所望(実塗布回数)の操作スイッチ部をタッ
チすると前記表示部の「−−−−」部分が「実塗布回
数」と表示され、右下の「設定」キーをタッチすること
により設定され、前記点灯していた操作スイッチ部が実
塗布回数と表示される。そして、該実塗布回数が100
0回と設定されている。即ち、ノズル番号1のノズル
(6)に対する実塗布回数が設定される操作スイッチ部
をタッチすると該スイッチ部が点灯され前記表示部に
「ノズル1 実塗布回数: −−−−(今までの設
定回数が表示される。現在はデータが設定されていな
い。)」と表示されると共に画面右下にそれまで表示さ
れていた各項目毎の動作条件の操作スイッチ部に替わっ
て図11に示す「テンキー」の操作スイッチ部が表示さ
れる。この「テンキー」を操作して所望の実塗布回数
(1000)を入力すると、前記表示部の「−−−−」
部分が「1000」と表示され、右下の「設定」キーを
タッチすることにより設定され、前記点灯していた操作
スイッチ部が1000と表示される。また、「捨打ち動
作」が「する」と設定されており、同様にノズル番号1
のノズル(6)に対する捨打ち回数が設定される操作ス
イッチ部をタッチすると該スイッチ部が点灯され前記表
示部に「ノズル1 捨打ち動作: −−−(今まで
の設定が表示される。現在はデータが設定されていな
い。)」と表示されると共に画面右下にそれまで表示さ
れていた「テンキー」の操作スイッチ部に替わって図示
しない「する」、「しない」の各操作スイッチ部が表示
され、「する」と入力すると、前記表示部の「−−−」
部分が「する」と表示され、右下の「設定」キーをタッ
チすることにより設定され、前記点灯していた操作スイ
ッチ部がすると表示される。
【0045】つまり、該ノズル(6)の実塗布回数が1
000回となったことをRAM(15)の図示しないカ
ウンタがカウントしたら、捨打ち動作を行った後塗布径
認識動作を行うものである。以下、他のノズル(6)に
対しても同様にしてデータを設定して行く。
【0046】即ち、ノズル番号2のノズル(6)は、
「動作条件」が「実塗布時間」(図示しないタイマによ
り計時される使用時間を基にしている。)で、該時間が
120秒、「捨打ち動作」がすると設定されている。つ
まり、該ノズル(6)の実塗布時間が120秒となった
ことをタイマが計時したら、捨打ち動作を行った後塗布
径認識動作を行うものである。
【0047】ノズル番号3のノズル(6)は、「動作条
件」が「基板枚数」で、該枚数が10枚、「捨打ち動
作」がすると設定されている。即ち、該ノズル(6)は
塗布動作された基板(1)がXYテーブル(4)上から
排出コンベア(12)側に排出されたことを図示しない
基板有無センサが確認しRAM(15)内の図示しない
カウンタが10回カウントしたら、捨打ち動作を行った
後塗布径認識動作を行うものである。尚、図19で示す
最終ステップまで塗布動作が行われたことをCPU(1
7)が確認しRAM(15)内の図示しないカウンタが
全ステップ数カウントしたら、捨打ち動作を行った後塗
布径認識動作を行うようにしても良い。
【0048】更に、ノズル番号4のノズル(6)は、
「動作条件」が「全条件」(「実塗布回数」、「実塗布
時間」、「基板枚数」に夫々設定された条件のいずれか
が満たされたら塗布径認識動作を行う。)で、実塗布回
数が500回、未塗布時間が60秒、基板枚数が5枚、
「捨打ち動作」がしないと設定されている。即ち、該ノ
ズル(6)はこれら動作条件の内どれかが満たされた
ら、捨打ち動作を行わずに塗布径認識動作を行うもので
ある。
【0049】また、「認識しない」の操作スイッチ部を
タッチして塗布径認識動作を行わないようにすることも
できる。
【0050】次に、前記「ページ送り」の操作スイッチ
部をタッチすると図12に示す捨打ち塗布動作に関する
「オペレーションデータ」の画面が表示される。
【0051】この画面には、各ノズル(6)毎に捨打ち
を行わせる条件が設定されている。例えば、ノズル番号
1のノズル(6)は、「動作条件」が「未塗布回数」
(該ノズル(6)を使用しないで他のノズル(6)によ
る塗布回数を基にしている。)と設定されている。即
ち、該ノズル(6)に対する動作条件が設定される操作
スイッチ部(画面左上)をタッチすると該スイッチ部が
点灯され画面左下のデータ設定用の表示部に「ノズル1
動作条件: −−−−(今までの設定動作条件が
表示される。現在はデータが設定されていない。)」と
表示されると共に画面右下に各条件の項目毎の操作スイ
ッチ部が表示される。これらのうちの所望(未塗布回
数)の操作スイッチ部をタッチすると前記表示部の「−
−−−」部分が「未塗布回数」と表示され、右下の「設
定」キーをタッチすることにより設定され、前記点灯し
ていたスイッチ部が未塗布回数と表示される。そして、
該未塗布回数が100回と設定されている。即ち、ノズ
ル番号1のノズル(6)に対する未塗布回数が設定され
る操作スイッチ部をタッチすると該スイッチ部が点灯さ
れ前記表示部に「ノズル1 未塗布回数: −−−
−(今までの設定回数が表示される。現在はデータが設
定されていない。)」と表示されると共に画面右下にそ
れまで表示されていた各項目毎の動作条件の操作スイッ
チ部に替わって図示しない「テンキー」の操作スイッチ
部が表示される。この「テンキー」を操作して所望の未
塗布回数(100)を入力すると、前記表示部の「−−
−−」部分が「100」と表示され、右下の「設定」キ
ーをタッチすることにより設定され前記点灯していたス
イッチ部が100と表示される。また、「捨打ち回数」
が3回と設定されており、同様にノズル番号1のノズル
(6)に対する捨打ち回数が設定される操作スイッチ部
をタッチすると該スイッチ部が点灯され前記表示部に
「ノズル1捨打ち回数: −−−−(今までの設定
回数が表示される。現在はデータが設定されていな
い。)」と表示される。そして、「テンキー」を操作し
て所望の捨打ち回数(3)を入力すると、前記表示部の
「−−−−」部分が「3」と表示され、右下の「設定」
キーをタッチすることにより設定され、前記点灯してい
たスイッチ部が3と表示される。
【0052】つまり、該ノズル(6)の未塗布回数が1
00回となったことをRAM(15)の図示しないカウ
ンタがカウントしたら、その後の本来の塗布動作の前に
捨打ち動作を3回行うものである。以下、他のノズル
(6)に対しても同様にしてデータを設定して行く。
【0053】即ち、ノズル番号2のノズル(6)は、
「動作条件」が「未塗布時間」(図示しないタイマによ
り計時される不使用時間を基にしている。)で、該時間
が60秒、「捨打ち回数」が2回と設定されている。即
ち、該ノズル(6)の未塗布時間が60秒となったこと
をタイマが計時したら、前述の如く捨打ち動作を2回行
うものである。
【0054】ノズル番号3のノズル(6)は、「動作条
件」が「基板枚数」で、該枚数が5枚、「捨打ち回数」
が4回と設定されている。即ち、該ノズル(6)は塗布
動作された基板(1)がXYテーブル(4)上から排出
コンベア(12)側に5回排出されたことをRAM(1
5)内の図示しないカウンタがカウントしたら、捨打ち
動作を4回行うものである。更に、ノズル番号4のノズ
ル(6)は、「動作条件」が「全条件」(「未塗布回
数」、「未塗布時間」、「基板枚数」に夫々設定された
条件のいずれかが満たされたら捨打ちを行う。)で、未
塗布回数が50回、未塗布時間が30秒、基板枚数が2
枚、捨打ち回数が1回と設定されている。即ち、該ノズ
ル(6)はこれら動作条件の内どれかが満たされたら、
捨打ち動作を1回行うものである。
【0055】また、「捨打ちしない」の操作スイッチ部
をタッチして捨打ち動作を行わないようにすることもで
きる。
【0056】そして、この画面左下の「画面復帰」の操
作スイッチ部をタッチし「NCデータ編集」の画面に復
帰させる。次に、該「NCデータ編集」の画面の同じく
「画面復帰」の操作スイッチ部をタッチして図7に示す
「データ編集」の画面に復帰させる。この画面で、「装
置設定データ」の操作スイッチ部をタッチすると、図1
3に示す「装置設定データ」の画面が表示される。この
画面には、「装置タイマー設定」、「前後工程モード設
定」、「装置アドレス設定」、「塗布ノズル設定」、
「塗布圧力設定」、「ノズル加速・減速設定」の各操作
スイッチ部が表示される。
【0057】この画面で「塗布ノズル設定」の操作スイ
ッチ部をタッチすると図14に示す「塗布ノズル設定」
の画面が表示される。この画面では、各ノズル(6)毎
に「ノズルコード」、「ノズル角度」及び「ノズルパタ
ーン(A,B)」の各項目毎のデータが設定されてい
る。例えば、ノズル番号1のノズル(6)に対する「ノ
ズルコード(ノズルの形状等を示す。)」設定の操作ス
イッチ部をタッチすると該スイッチ部が点灯され画面左
下のデータ設定用の表示部に「ノズル1 ノズルコー
ド: −−−−(今までの設定値が表示される。現
在はデータが設定されていない。)」と表示されると共
に画面右下に「テンキー」の各操作スイッチ部が表示さ
れる。そして、「テンキー」を操作して所望のノズルコ
ード(0)を入力すると、前記表示部の「−−−−」部
分が「0」と表示され、右下の「設定」キーをタッチす
ることにより設定され、前記スイッチ部が0と表示され
る。次に、ノズル番号1のノズル(6)に対する「ノズ
ル角度」設定の操作スイッチ部をタッチすると該スイッ
チ部が点灯され前記表示部に「ノズル1 ノズル角度:
−−−−(今までの設定値が表示される。現在はデータ
が設定されていない。)」と表示され、前記「テンキ
ー」を操作して所望のノズル角度(0)を入力すると、
前記表示部の「−−−−」部分が「0」と表示され、右
下の「設定」キーをタッチすることにより設定され、前
記スイッチ部が0と表示される。更に、ノズル番号1の
ノズル(6)に対する「ノズルパターンA(2本、3本
ノズルの場合の各ノズル間のピッチ間隔(2本ノズルの
場合ピッチデータは1つ(A)、3本ノズルの場合ピッ
チデータは2つ(A及びB)を設定する。)」設定の操
作スイッチ部をタッチすると該スイッチ部が点灯され前
記表示部に「ノズル1ノズルパターンA: −−−
−(今までの設定値が表示される。現在はデータが設定
されていない。)」と表示されると共に前記「テンキ
ー」を操作して所望のノズルパターンA(0.00)を
入力すると、前記表示部の「−−−−」部分が「0.0
0」と表示され、右下の「設定」キーをタッチすること
により設定され、前記スイッチ部が0.00と表示され
る。また、ノズル番号1のノズル(6)に対する「ノズ
ルパターン(B)」設定の操作スイッチ部をタッチする
と該スイッチ部が点灯され前記表示部に「ノズル1 ノ
ズルパターンB: −−−−(今までの設定値が表
示される。現在はデータが設定されていない。)」と表
示されると共に前記「テンキー」を操作して所望のノズ
ルパターンB(0.00)を入力すると、前記表示部の
「−−−−」部分が「0.00」と表示され、右下の
「設定」キーをタッチすることにより設定され、前記ス
イッチ部が0.00と表示される。以下、同様にしてデ
ータが設定される。
【0058】次に、画面左下の「画面復帰」の操作スイ
ッチ部をタッチして前記「装置設定データ」の画面に復
帰させた後、「塗布圧力設定」の操作スイッチ部をタッ
チすると、図15に示す「塗布圧力設定」の画面が表示
される。この画面には、シリンジ(7)に加圧する圧力
を設定するもので、「ゲージ1」、「ゲージ2」、「ゲ
ージ3」、「ゲージ4」の各操作スイッチ部が表示さ
れ、前述したように所望の操作スイッチ部をタッチする
と表示部にデータ設定用の画面が表示されると共に「テ
ンキー」が表示され、該「テンキー」により所望の設定
値が設定される。
【0059】また、画面左下の「画面復帰」の操作スイ
ッチ部をタッチして前記「装置設定データ」の画面に復
帰させた後、「ノズル加速・減速設定」の操作スイッチ
部をタッチすると、図16に示す「ノズル加速・減速設
定」の画面が表示される。この画面には、各ノズル
(6)に対する「加速時間設定」、「加速時間」、「減
速時間設定」、「減速時間」の各項目別の操作スイッチ
部が表示される。ここで、図16の画面にはノズル加速
・減速の標準値が設定されている。この標準値を変更す
るには、例えばノズル番号1のノズル(6)に対する加
速時間を変更したいとすれば、先ず、ノズル番号1のノ
ズル(6)に対する「加速時間設定」の操作スイッチ部
をタッチして、画面左下の表示部に「ノズル1 加速時
間設定:固定(標準値が設定されている。)」と表示さ
せると共に画面右下に「固定」、「可変」の各操作スイ
ッチ部を表示させる。そして、前記「可変」のスイッチ
部をタッチすると前記表示部の「固定」部分が「可変」
と表示され、右下の「設定」キーをタッチすることによ
り設定され、前記スイッチ部が可変と表示される。次
に、ノズル番号1のノズル(6)に対する「加速時間」
の操作スイッチ部をタッチして前記表示部に「ノズル1
加速時間: 12ms」と表示させると共に画面
右下にそれまで表示されていた「固定」、「可変」の各
操作スイッチ部に替わって図17に示す「テンキー」の
操作スイッチ部が表示される。この「テンキー」を操作
して所望の設定値を設定する。以下、同様に他のノズル
番号2、3、4のノズル(6)に対しても必要に応じて
所望の設定値を設定する。また、減速時間についても同
様にして所望の設定値が設定される。従って、各ノズル
(6)毎にその上下動の設定された加速時間、減速時間
となるようにCPU(17)は、前記上下モータ(3
6)を制御する。
【0060】また、画面左下の「画面復帰」の操作スイ
ッチ部をタッチして前記「装置設定データ」の画面に復
帰させた後、図示しない操作キーを押圧すると図18に
示す「ノズルパラメータ」の画面が表示される。この画
面には、各ノズル(6)毎に「XYスタート(XYテー
ブル(4)移動)時のノズル高さ」、「XYスタート時
の遅延時間」の各操作スイッチ部が表示される。前述し
たように所望の操作スイッチ部をタッチすると表示部に
データ設定用の画面が表示されると共に「テンキー」が
表示され、該「テンキー」により所望の設定値が設定さ
れる。
【0061】以下、動作について説明する。
【0062】先ず、電源を投入すると、CRT(25)
は図4に示す初期画面を表示する。この画面には、「生
産運転」、「段取作業」、「データ編集」、「装置メン
テナンス」及び「環境設定」の各項目別の操作スイッチ
部が表示される。
【0063】この初期画面で緑色の「生産運転」の操作
スイッチ部をタッチすると、図5に示す生産運転(塗
布)」の画面が表示される。そして、この画面のとき始
動キー(19)を押すと、図5に示す「停止中」の画面
が図6に示す「運転中」の画面に代わり、塗布装置によ
る生産運転が開始される。
【0064】運転開始時には、通常図12のオペレーシ
ョンデータの捨打ちを行う条件である各ノズル(6)の
カウンタに設定された未塗布回数や捨打ちタイマに設定
された未塗布時間やカウンタにより検出される基板枚数
のいずれも設定値に達していないため、そのまま塗布作
業を開始する。尚、運転開始時には無条件で捨打ちを行
うようにしても良い。
【0065】塗布作業は、図19に示す塗布動作に関す
るNCデータに基づき行われる。即ち、ステップ000
1ではX座標データ[mm]やY座標データ[mm]で
示す基板(1)上の座標位置(X1,Y1)にZ(角度
データ)Z1で接着剤を図20で示す塗布条件データで
示される塗布条件で塗布する。図19のNCデータのD
(塗布条件データ番号)が001と設定されており、図
20の塗布条件データの対応する001に設定されたノ
ズル番号2、ゲージ1、塗布時間T1、塗布直径D1を
基にノズル番号2のノズル(6)にゲージ1の圧力で接
着剤を塗布時間T1だけシリンジ(7)に図示しないエ
アチューブを介して供給源からエアを送り込んでノズル
(6)から所定量の接着剤を吐出させて、基板(1)上
に塗布直径D1で接着剤を塗布するのであるが、更に該
塗布条件データには塗布径認識をさせるか否かの選択デ
ータ(「する」、「しない」)が設定されており、この
場合「する」と設定されているため、本塗布動作前に塗
布径認識動作が行われる。従って、図21に示す捨打ち
データ内の基板内認識データ(R)宣言してあれば基板
内捨打ちステップカウンタ(図示せず)で示されるステ
ップ0011に設定された基板(1)上の余白部のX、
Y座標位置に接着剤が塗布される。この塗布された接着
剤上方にCCDカメラ(10)が位置されるようにX軸
モータ(2)及びY軸モータ(3)の駆動によりXYテ
ーブル(4)を移動させる。
【0066】そして、この塗布された接着剤をCCDカ
メラ(10)で認識する。この撮像結果を基にCPU
(17)内の図示しない計算装置が接着剤の直径を算出
する。これが図示しない比較装置によりRAM(15)
内に記憶されている設定データ(許容範囲を含む。)と
比較され該直径が許容範囲内で入っているか否か判断さ
れる。そして、前記許容範囲内に入っていないと判断さ
れた場合には、CPU(17)は本塗布動作時に前記許
容範囲からのズレ分を考慮して塗布量を調整して、接着
剤を塗布する。また、前記許容範囲内に入っていると判
断された場合には、そのまま本塗布動作を開始する。
【0067】図3を基に該塗布動作について説明する。
尚、図3は使用するノズル(6)(左から2番目)のみ
上下動可能で、他のノズル(6)は上下動させないよう
にした状態(最も左の位置)を示している。即ち、スラ
イド爪(42)が圧縮バネ(45)の付勢力によりスラ
イド爪受け(41)側に移動されてスライド爪受け(4
1)のテーパ部(46)とスライド爪(42)のテーパ
部(47)を介してスライド爪(42)とスライド爪受
け(41)とが係合される。これにより、ノズル上下ア
ーム(27)のフランジ部(48)が上下ブロック(3
5)の溝(40)の上部に形成された凸部(49)の当
接により上下ブロック(35)に突張る形で所謂一体化
する。従って、上下モータ(36)の駆動によるボール
ネジ(37)の回動により上下ブロック(35)が下動
されるに伴って、ノズル上下アーム(27)が図示しな
いリニアガイドに案内されて下動することによりノズル
(6)から吐出された接着剤が基板(1)上に塗布され
る。
【0068】また、使用しない他のノズル(6)はロッ
ク機構によるノズル(6)と上下ブロック(35)との
固定が解除機構(52)により解除されている。左から
1番目のノズル(6)を基に説明する。左から1番目の
エアシリンダ(53)が押し出し作動されロッド(5
4)を介して爪戻しブロック(55)が前進し、該ブロ
ック(55)の当接部(56)とスライド爪(42)の
当接部(57)とが当接され更なる押し出し作動により
スライド爪(42)は圧縮バネ(45)の付勢力に抗し
てスライド爪受け(41)から離れる方向に移動されて
スライド爪受け(41)との係合が解除される。これに
より、前記ノズル上下アーム(27)のフランジ部(4
8)と上下ブロック(35)の溝(40)の上部に形成
された凸部(49)との当接が解除されるため、アーム
(27)と上下ブロック(35)との一体化も解除され
る。従って、上下モータ(36)の駆動によるボールネ
ジ(37)の回動により上下ブロック(35)が下降さ
れても、ノズル上下アーム(27)は下降されずノズル
(6)も下降されない。
【0069】次に、ステップ0002では同じく基板
(1)上の座標位置(X2,Y2)に角度Z2でノズル
番号1のノズル(6)にゲージ2の圧力で塗布時間T2
だけシリンジ(7)内を加圧して、吐出された接着剤を
塗布直径D2で塗布する。この場合、塗布径認識選択デ
ータには「しない」と設定されているため、そのまま本
塗布動作が行われる。このとき、最も左のノズル(6)
と上下ブロック(35)とをロック機構により固定し、
前述のステップ0001で使用したノズル(6)と上下
ブロック(35)との固定を解除する。即ち、上下ブロ
ック(35)が高さ原点位置にあるとき、最も左のエア
シリンダ(53)が引込み作動されロッド(54)を介
して爪戻しブロック(55)が後退し、該ブロック(5
5)の当接部(56)とスライド爪(42)の当接部
(57)との当接が解除されるため、スライド爪(4
2)は圧縮バネ(45)の付勢力によりスライド爪受け
(41)側に移動されてスライド爪受け(41)のテー
パ部(46)とスライド爪(42)のテーパ部(47)
を介してスライド爪(42)とスライド爪受け(41)
とが係合される。これにより、ノズル上下アーム(2
7)のフランジ部(48)が上下ブロック(35)の溝
(40)の上部に形成された凸部(49)に当接される
ため、アーム(27)は前述したテーパ部(46)、
(47)を介したスライド爪(42)とスライド爪受け
(41)との係合そしてフランジ部(48)と凸部(4
9)の当接により上下ブロック(35)に突張る形での
一体化により、上下モータ(36)の駆動によるボール
ネジ(37)の回動により上下ブロック(35)が下動
されるに伴って、前記アーム(27)を介してノズル
(6)は下降されて基板(1)上に接着剤を塗布する。
そして、前述のステップ0001で使用したノズル
(6)と上下ブロック(35)とのロック機構による固
定は前述のステップ0001で説明した要領で左から2
番目のエアシリンダ(53)が押し出し作動されロッド
(54)を介して爪戻しブロック(55)が前進し、該
ブロック(55)の当接部(56)とスライド爪(4
2)の当接部(57)とが当接され更なる押し出し作動
によりスライド爪(42)は圧縮バネ(45)の付勢力
に抗してスライド爪受け(41)から離れる方向に移動
されてスライド爪受け(41)との係合が解除され、前
記ノズル上下アーム(27)のフランジ部(48)と上
下ブロック(35)の溝(40)の上部に形成された凸
部(49)との一体化が解除され、ノズル(6)は下降
しない。
【0070】以下、同様にして塗布作業が続けられる。
【0071】以下、捨打ち動作について説明する。今度
使用するノズル(6)が例えばノズル番号2のノズル
(6)である場合、図12に示すようにその「未塗布時
間」が設定された未塗布時間に達したら、本塗布動作前
に「捨打ち回数」に設定された捨打ち回数捨打ちを行
う。このとき、X軸モータ(2)及びY軸モータ(3)
の駆動によりXYテーブル(4)を移動させて、ノズル
(6)の下方位置に基板(1)上の余白部を位置させ
て、エアチューブを介して供給されるエアによりシリン
ジ(7)内の接着剤がノズル(6)から吐出された状態
で、該ノズル(6)を下降させて、図21に示す捨打ち
データ内の基板内捨打ちデータ(W)宣言してあれば基
板内捨打ちステップカウンタで示されるステップ000
6に設定された位置に1回目の捨打ちが行われる。この
とき例えば「捨打ち回数」が2回と設定されていればス
テップ0007に2回目の捨打ちが行われる。他のノズ
ル番号のノズル(6)も同様に各条件に基づいて捨打ち
が行われる。
【0072】次に、順次塗布動作が行われて、以下、ノ
ズル(6)の塗布径の認識動作について説明する。
【0073】各ステップに基づき本塗布動作が行われ
て、今度使用するノズル(6)が例えばノズル番号1の
ノズル(6)である場合、図10に示すようにその「実
塗布回数」が設定された実塗布回数に達したら、前述し
たようにして塗布径認識を行う。このとき、画面左上の
「捨打ち動作」に「する」と設定されているため本塗布
動作の前に捨打ち動作を前記図12の画面に設定された
「捨打ち回数」だけ捨打ちさせ、この捨打ち動作の後基
板内認識データ(R)宣言してあれば、前述したように
基板内試し打ちステップカウンタ(図示せず)で示され
るステップ0012に設定された基板(1)上の余白部
のX、Y座標位置に接着剤が試し打ちされる。この試し
打ちされた接着剤の塗布径をCCDカメラ(10)で認
識させる。
【0074】この接着剤が試し打ちされた基板(1)の
余白部上方にCCDカメラ(10)が位置されるように
XYテーブル(4)を移動させる。
【0075】そして、この試し打ちされた接着剤をCC
Dカメラ(10)で認識する。この撮像結果を基に前述
したようにCPU(17)内の図示しない計算装置が接
着剤の直径を算出する。これが図示しない比較装置によ
りRAM(15)内に記憶されている設定データ(許容
範囲を含む。)と比較され該直径が許容範囲内で入って
いるか否か判断される。そして、前記許容範囲内に入っ
ていると判断された場合には、そのまま本塗布動作に戻
る。また、許容範囲内に入っていないと判断された場合
には、CPU(17)は本塗布動作時に前記許容範囲か
らのズレ分を考慮して塗布量を調整して、接着剤を塗布
する。また、今度使用するノズル(6)が例えばノズル
番号4のノズル(6)である場合、図10に示すように
塗布径認識動作条件が「全条件」であるため、「実塗布
回数」、「実塗布時間」、「基板枚数」のいずれかが条
件を満たした場合に塗布径認識が行われる。このとき、
「捨打ち動作」に「しない」と設定されているため本塗
布動作の前に捨打ち動作をしないで該基板位置の余白部
に試し打ちを行い、この試し打ちされた接着剤の塗布径
を認識させ、この認識結果を基に前述したようにして本
塗布動作が続けられる。また、塗布径認識の結果許容範
囲内に入っていないと判断され、本塗布動作時に塗布量
を調整しているが、これに限らず塗布径が許容範囲内に
入ったのを確認した後本塗布動作に移るようにしても良
い。即ち、試し打ちを繰り返しても良い。以下、他のノ
ズル番号のノズル(6)も同様に各条件に基づいて塗布
径認識が行われる。
【0076】このようにして、順次塗布動作が続けられ
るのであるが、このとき図6に示す「運転中」の画面で
は原点情報の画面が表示されているが、画面右下の「表
示切替」の操作スイッチ部をタッチする毎に前述した捨
打ちに関する情報、塗布径認識に関する情報等の種々の
画面を表示できる。また、図22に示すような生産運転
中の塗布装置のサイクルタイム情報も表示される。この
「サイクルタイム情報」の画面には、例えばタイマ(6
0)(60)(60)(60)により計時された前記塗
布動作中の各ノズル(6)の各ステップ毎の塗布動作開
始(ノズル(6)下降開始)から塗布動作終了(塗布後
ノズル(6)上昇し、次のノズル(6)下降開始まで)
等の1サイクル時間(C)及びタイマ(61)(61)
(61)(61)により計時されたノズル(6)の上下
動の1サイクル時間(Z)が前記RAM(15)に各ノ
ズル(6)毎にステップ順に記憶されたデータをCPU
(17)が読み込むことにより表示される。
【0077】このサイクルタイム情報に関し、電子部品
組立装置の他のスクリーン印刷機や電子部品装着装置で
は、例えば印刷開始から印刷終了までの印刷時間、1枚
の基板仕上がり時間等や装着動作毎の時間、1枚の基板
仕上がり時間等をサイクルタイム情報として、表示させ
ても良い。
【0078】また、前述した塗布径認識動作中に接着剤
の糸引きを検出した場合の対処の仕方について説明す
る。
【0079】この糸引きの原因として、塗布後のノズル
(6)の上昇スピードやXYテーブル(4)の次の塗布
位置への移動開始時に関係すると考えられる。以下、各
場合の対処の仕方について説明する。
【0080】先ず、ノズル(6)の上昇スピードについ
ては停止キー(21)を押圧して装置を停止し、図6の
「運転中」の画面から図5の「停止中」の画面を表示さ
せる。この画面で、左上の「初期画面」の操作スイッチ
部をタッチして図4に示す「初期画面」の画面を表示さ
せ、「データ編集」の操作スイッチ部をタッチする。こ
れにより、図7に示す「データ編集」の画面が表示さ
れ、この画面で「装置設定データ」の操作スイッチ部を
タッチして、図13に示す「装置設定データ」の画面を
表示させ、「ノズル加速・減速」の操作スイッチ部をタ
ッチし図16に示す「ノズル加速・減速設定」の画面を
表示させる。そして、ノズル(6)の上昇域は定速に対
して加速域でありこの画面の「加速時間」を変更する。
即ち、例えば糸引きが発生したノズル(6)がノズル番
号1のノズル(6)である場合、該ノズル番号1のノズ
ル(6)に対する「加速時間設定」の操作スイッチ部を
タッチして、該スイッチ部を点灯させ、画面左下にデー
タ設定用の表示部に「ノズル1 加速時間設定:
固定」と表示させると共に「固定」、「可変」の各操作
スイッチ部を表示させ、作業者は「可変」のスイッチ部
をタッチし前記表示部に「ノズル1 加速時間設定:
可変」と表示させ「設定」キーをタッチすることに
より設定され、前記スイッチ部が可変と表示される。次
に、ノズル番号1のノズル(6)に対する「加速時間」
の操作スイッチ部をタッチして前記表示部に「ノズル1
加速時間: 12ms」と表示させると共にそれ
までの「固定」、「可変」の各操作スイッチ部に替わっ
て表示される図17に示す「テンキー」を操作して所望
の設定値を設定する。
【0081】また、XYテーブル(4)の移動開始を遅
らせるデータの設定の仕方について説明する。この場
合、前記「ノズル加速・減速設定」の画面で「画面復
帰」の操作スイッチ部をタッチして図13の「装置設定
データ」の画面に復帰させる。そして、操作キーを押圧
して図18に示す「ノズルパラメータ」の画面を表示さ
せる。この画面で、ノズル番号1のノズル(6)の「X
Yスタート時の遅延時間」の操作スイッチ部をタッチし
て、該スイッチ部を点灯させると共に表示部に「ノズル
1 XYスタート時の遅延時間: 0ms」と表示
させる。そして、画面右下に表示された「テンキー」を
操作して所望の設定値を設定する。これにより、ノズル
番号1のノズル(6)の上昇時の加速時間及び塗布後の
次の塗布位置へのXYテーブル(4)の移動開始時の遅
延時間が設定される。そして、このデータに基づいてC
PU(17)は、上下モータ(36)及びX軸モータ
(2)、Y軸モータ(3)を制御して以降の塗布動作を
行う。他のノズル(6)も同様に設定される。
【0082】
【発明の効果】以上、本発明によれば所定作業中の各種
サイクルタイム情報を表示することができるため、使い
勝手が良くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】塗布装置の構成回路図である。
【図2】塗布装置の正面図である。
【図3】ノズルの上下機構を示す図である。
【図4】タッチパネルスイッチを介して表示された画面
である。
【図5】タッチパネルスイッチを介して表示された画面
である。
【図6】タッチパネルスイッチを介して表示された画面
である。
【図7】タッチパネルスイッチを介して表示された画面
である。
【図8】タッチパネルスイッチを介して表示された画面
である。
【図9】タッチパネルスイッチを介して表示された画面
である。
【図10】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図11】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図12】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図13】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図14】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図15】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図16】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図17】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図18】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図19】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図20】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図21】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図22】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【符号の説明】
(1) プリント基板 (4) XYテーブル (5) 塗布ユニット (6) ノズル (10) CCDカメラ (15) RAM (17) CPU (24) タッチパネルスイッチ (25) CRT (33) タイマ (34) タイマ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上にチップ状電子部品を組
    立てるために所定の作業を行う電子部品組立装置に於い
    て、所定作業に関するサイクルタイムを計時する時間計
    時装置と、該時間計時装置により計時された該サイクル
    タイムを記憶する情報記憶装置と、該情報記憶装置に記
    憶されたサイクルタイム情報を表示する映像表示装置と
    を設けたことを特徴とする電子部品組立装置。
  2. 【請求項2】 プリント基板上にチップ状電子部品を組
    立てるために所定の作業を行う電子部品組立装置に於い
    て、各作業機構部毎に所定作業に関するサイクルタイム
    を計時する時間計時装置と、該時間計時装置により計時
    された該サイクルタイムを記憶する情報記憶装置と、該
    情報記憶装置にそれまで記憶されたサイクルタイム情報
    を各作業機構部毎に作業動作順に表示する映像表示装置
    とを設けたことを特徴とする電子部品組立装置。
JP31340492A 1992-09-29 1992-11-24 電子部品組立装置 Pending JPH06169200A (ja)

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JP31340492A Pending JPH06169200A (ja) 1992-09-29 1992-11-24 電子部品組立装置

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JP (1) JPH06169200A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008028262A (ja) * 2006-07-24 2008-02-07 Matsushita Electric Ind Co Ltd 生産制御方法
JPWO2014073088A1 (ja) * 2012-11-09 2016-09-08 富士機械製造株式会社 部品実装ラインの生産監視システム及び生産監視方法

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