JPH06169194A - 電子部品組立装置 - Google Patents

電子部品組立装置

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Publication number
JPH06169194A
JPH06169194A JP4308853A JP30885392A JPH06169194A JP H06169194 A JPH06169194 A JP H06169194A JP 4308853 A JP4308853 A JP 4308853A JP 30885392 A JP30885392 A JP 30885392A JP H06169194 A JPH06169194 A JP H06169194A
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Application number
JP4308853A
Other languages
English (en)
Inventor
Toshiyuki Kurihara
敏行 栗原
Akira Aoki
章 青木
Kazuyoshi Oyama
和義 大山
Kazuyoshi Yokokura
一義 横倉
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
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  • Emergency Alarm Devices (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 本発明は、本発明は特殊なデータは特定の作
業者だけが画面表示できるようにすることを目的とす
る。 【構成】 タッチパネルスイッチ(24)により画面上
で設定され、RAM(15)に記憶されたある作業に関
するデータの内の特殊なデータは、RAM(15)に記
憶された該特殊なデータを表示させるためのユーザーパ
スワード入力画面でユーザーパスワードを入力すること
により画面表示される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、プリント基板上にチッ
プ状電子部品を組立てる電子部品組立装置に関する。
【0002】
【従来の技術】此種の従来技術としては、本出願人が先
に出願した特願平4−7958号に添付した明細書に開
示した技術がある。これは、キーボードに替わってタッ
チパネルスイッチを使用して、装置制御やデータ設定を
行うものである。
【0003】しかし、設定したデータ内にはむやみに変
更されたくないものもあり、そのようなデータは特定の
作業者だけが変更可能とすることが望ましい。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従って、本発明は特殊
なデータは特定の作業者だけが画面表示できるようにす
ることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明はプリン
ト基板上にチップ状電子部品を組立てる電子部品組立装
置に於いて、ある作業に関する各種データを記憶する第
1の情報記憶装置と、該第1の情報記憶装置に記憶され
た前記データの内の特殊なデータを表示させるためのユ
ーザーパスワードを入力するユーザーパスワード入力画
面データを記憶する第2の情報記憶装置と、前記データ
を表示すると共に画面上で該データを設定可能とするデ
ータ入力装置とを設けたものである。
【0006】
【作用】以上の構成から、データ入力装置により画面上
で設定され、第1の情報記憶装置に記憶されたある作業
に関するデータの内の特殊なデータは、第2の情報記憶
装置に記憶された該特殊なデータを表示させるためのユ
ーザーパスワード入力画面でユーザーパスワードを入力
することにより画面表示される。
【0007】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図面に基づいて説
明する。
【0008】尚、電子部品組立装置にはプリント基板上
にスクリーンを介してクリーム半田を印刷するスクリー
ン印刷機やノズルを介して接着剤を塗布する塗布装置や
チップ状電子部品を装着する電子部品装着装置等があ
り、本実施例を電子部品組立装置の内の塗布装置を基に
説明する。
【0009】図2に示す(1)はX軸モータ(2)及び
Y軸モータ(3)の駆動によりXY移動されるXYテー
ブル(4)上に載置されるプリント基板である。尚、該
XYテーブル(4)には後述する接着剤が捨打ちされる
図示しない捨打ち板が設置されている。 (5)はノズ
ル(6)を介してシリンジ(7)内に貯蔵された塗布剤
としての接着剤を前記基板(1)上に塗布する塗布ユニ
ットで、前記ノズル(6)を4本備えている。該4本の
ノズル(6)の内所望の1本のノズル(6)が塗布ユニ
ット(5)に選択固定され、該塗布ユニット(5)のノ
ズル上下機構(34)による上下動により基板(1)上
に下降されて、ノズル(6)先端に吐出した接着剤が塗
布される。
【0010】前記ノズル上下機構(34)について図7
1を基に説明する。尚、図71は使用するノズル(6)
(左から2番目)のみ上下動可能で、他のノズル(6)
(最も左のノズルのみ図示してある。)は上下動させな
いようにした状態を示している。即ち、スライド爪(4
2)が圧縮バネ(45)の付勢力によりスライド爪受け
(41)側に移動されてスライド爪受け(41)のテー
パ部(46)とスライド爪(42)のテーパ部(47)
を介してスライド爪(42)とスライド爪受け(41)
とが係合される。これにより、ノズルホルダ(8)を介
して前記ノズル(6)が取り付けられたノズル上下アー
ム(27)のフランジ部(48)が上下ブロック(3
5)の溝(40)の上部に形成された凸部(49)の当
接により上下ブロック(35)に突張る形で所謂一体化
する。従って、ノズル上下アーム(27)は上下モータ
(36)の駆動によるボールネジ(37)の回動により
固定ベース(38)に固定された図示しないリニアガイ
ドに案内されて上下ブロック(35)が下動されるに伴
って、図示しないリニアガイドに案内されて下動する。
【0011】また、使用しない他のノズル(6)はロッ
ク機構によるノズル(6)と上下ブロック(35)との
固定が解除機構(52)により解除されている。左から
1番目のノズル(6)を基に説明する。左から1番目の
エアシリンダ(53)が押し出し作動されロッド(5
4)を介して爪戻しブロック(55)が前進し、該ブロ
ック(55)の当接部(56)とスライド爪(42)の
当接部(57)とが当接され更なる押し出し作動により
スライド爪(42)は圧縮バネ(45)の付勢力に抗し
てスライド爪受け(41)から離れる方向に移動されて
スライド爪受け(41)との係合が解除される。これに
より、前記ノズル上下アーム(27)のフランジ部(4
8)と上下ブロック(35)の溝(40)の上部に形成
された凸部(49)との当接が解除されるため、アーム
(27)と上下ブロック(35)との一体化も解除され
る。従って、上下モータ(36)の駆動によるボールネ
ジ(37)の回動により上下ブロック(35)が下降さ
れても、ノズル上下アーム(27)は下降されずノズル
(6)も下降されない。
【0012】(10)は前記基板(1)上に塗布された
接着剤の塗布径を認識するCCDカメラである。
【0013】(11)は図示しない上流側装置から受け
取った基板(1)を前記XYテーブル(4)へ供給する
供給コンベアで、(12)は該テーブル(4)上で接着
剤が塗布された基板(1)を下流側装置へ排出する排出
コンベアである。
【0014】図1に示す(15)は塗布動作に関するN
Cデータ等の各種データを記憶する記憶装置としてのR
AMで、(16)は塗布動作に関する各種プログラムを
記憶する記憶装置としてのROMである。
【0015】(17)は塗布装置を統括制御する制御装
置としてのCPUである。
【0016】(18)は操作部で、始動キー(19)、
作動キー(20)、停止キー(21)、休止キー(2
2)、復帰キー(23)、実行キー(30)、全原点復
帰キー(31)を備えている。
【0017】(26)はインターフェースである。
【0018】(24)は前記インターフェース(26)
に接続されたデータ入力装置としてのタッチパネルスイ
ッチで、図示しない取り付け具を介してCRT(25)
の画面上に取り付けられている。また、該タッチパネル
スイッチ(24)はガラス基板の表面全体に透明導電膜
がコーティングされ、四辺に電極が印刷されている。そ
のため、タッチパネルスイッチ(24)の表面に極微少
電流を流し、作業者がタッチすると四辺の電極に電流変
化を起こし、電極と接続した回路基板によりタッチした
座標値が計算される。従って、その座標値がRAM(1
6)内に、ある作業を行わせるスイッチ部として予め記
憶された座標値群の中の座標値と一致すれば、当該作業
が行われることとなる。
【0019】以下、各種設定動作について説明する。
【0020】先ず、電源を投入すると、CRT(25)
は図3に示す初期画面を表示する。
【0021】この画面で、図示しない操作キーを押圧す
ると図56に示す「タッチパネル有効範囲設定」の画面
が表示される。この画面の「画面左下のマークの隅に触
れてください。」の指示に従って、作業者は画面左下の
マークの隅を触れると、画面は図57に示す「画面右上
のマークの隅に触れてください。」の指示に替わる。こ
の指示に従って、右上のマークの隅を触れることにより
タッチパネルスイッチ(24)の有効範囲が設定され、
RAM(16)に記憶された後初期画面に戻る。
【0022】初期画面には、「生産運転」、「段取作
業」、「データ編集」、「装置メンテナンス」及び「環
境設定」の各項目別の操作スイッチ部が表示される。
尚、各操作スイッチ部は項目別に色分けされていると共
に二重枠で表示されていて、その上面にタッチパネルス
イッチ(24)が取り付けられている。
【0023】「生産運転」の操作スイッチ部は、生産運
転始動・生産運転ステップ指定・生産機種データ修正・
教示・・・等の操作を行う場合にタッチする。該操作ス
イッチ部は、緑色で表示される。
【0024】「段取作業」の操作スイッチ部は、機種切
替え・原点復帰動作・手動作業・インチング動作・・・
等の操作を行う場合にタッチする。該操作スイッチ部
は、黄緑色で表示される。
【0025】「データ編集」の操作スイッチ部は、NC
データ編集・装置設定データ編集・オフセットデータ編
集・・・等の操作を行う場合にタッチする。該操作スイ
ッチ部は、青色で表示される。
【0026】「装置メンテナンス」の操作スイッチ部
は、装置稼働情報・情報再表示・装置診断・テスト確認
・ティーチング・・・等の操作を行う場合にタッチす
る。該操作スイッチ部は、黄色で表示される。
【0027】「環境設定」の操作スイッチ部は、タワー
灯設定・ブザー設定・カレンダー設定・・・等の操作を
行う場合にタッチする。該操作スイッチ部は、灰色で表
示される。
【0028】ここで、「データ編集」の操作スイッチ部
をタッチし、図7に示す「データ編集」の画面が表示さ
れる。この画面には、「NCデータ」、「装置設定デー
タ」、「テスト運転データ」及び「オフセットデータ」
の各項目別の操作スイッチ部が表示される。
【0029】「NCデータ」の操作スイッチ部は、オペ
レーションデータ・塗布条件データ・塗布データ・・・
等の設定の操作を行う場合にタッチする。
【0030】「装置設定データ」の操作スイッチ部は、
装置タイマー設定・前後工程モード設定・装置アドレス
設定・カレンダー設定・・・等の設定操作を行う場合に
タッチする。
【0031】「テスト運転データ」の操作スイッチ部
は、ヘッド回転動作選択・前後工程信号無視選択・・・
等の設定の操作を行う場合にタッチする。
【0032】「オフセットデータ」の操作スイッチ部
は、装置オフセット・ノズルオフセット・ノズルホルダ
オフセット・・・等の設定の操作を行う場合にタッチす
る。
【0033】この画面で、「NCデータ」の操作スイッ
チ部をタッチし、図10に示す「NCデータ編集」の画
面を表示させる。この画面には、「オペレーションデー
タ」及び「段取りデータ」の各操作スイッチ部があり、
後述する塗布条件データ、捨打ちデータ及び塗布データ
の各使用ステップ数が表示されている。
【0034】そして、「オペレーションデータ」の操作
スイッチ部をタッチすると、図11に示す各種基板に関
する「オペレーションデータ」が表示される。
【0035】この画面には、基板寸法(X(横),Y
(縦),T(厚み))、NCオフセット(X(横),Y
(縦),Z(角度))、基板レベル、XYテーブル減速
指定、運転形態の設定用の各操作スイッチ部が有る。
【0036】以下、設定動作について基板寸法の設定動
作を基に説明する。
【0037】画面上中央の基板寸法のX(横)に対する
操作スイッチ部をタッチすると、該スイッチ部が点灯状
態(該スイッチ部に斜線を入れてある。)となり、画面
左下にデータ設定用の表示部が表示され、該表示部に
「基板寸法 X(横):−−−−(今までの設定値が表
示される。現在はデータが設定されていない。)mm」
と表示されると共に画面右下にデータ設定スイッチとし
ての「テンキー」の操作スイッチ部が表示される。該
「テンキー」により所望の設定値(123.45)を入
力すると、前記表示部の「−−−−」部分が「123.
45」と表示され、右下の「設定」キーをタッチするこ
とにより設定され、RAM(16)内の所定ブロック内
に前記スイッチ部が123.45と表示される。次に、
Y(縦)に対する操作スイッチ部をタッチすると、該ス
イッチ部が点灯され、画面左下の表示部に「基板寸法
Y(縦): −−−−(今までの設定値が表示され
る。現在はデータが設定されていない。)mm」と表示
され、前記「テンキー」により所望の設定値(123.
45)を入力すると、前記表示部の「−−−−」部分が
「123.45」と表示され、右下の「設定」キーをタ
ッチすることにより設定され、前記スイッチ部が12
3.45と表示される。また、同様にT(厚み)に対す
る操作スイッチ部をタッチすると、該スイッチ部が点灯
され、画面左下のデータ設定用の表示部に「基板寸法
T(厚み): −−−−(今までの設定値が表示さ
れる。現在はデータが設定されていない。)mm」と表
示され、前記「テンキー」により所望の設定値(12.
34)を入力すると、前記表示部の「−−−−」部分が
「12.34」と表示され、右下の「設定」キーをタッ
チすることにより設定され、前記スイッチ部に12.3
4と表示される。
【0038】次の「NCオフセット」には、基板位置決
め原点からのズレ量(X(横),Y(縦),Z(角
度))を設定するもので、前述したように「テンキー」
を操作して所定データを設定する。「基板レベル」に
は、XYテーブル(4)にマザーボードを介して基板
(1)を載置する場合に該マザーボード分の厚み量を設
定するものである。また、「XYテーブル減速指定」は
先付け部品のある基板(1)に対しXYテーブル(4)
を高速運転すると該部品がズレてしまうことがあり、そ
れを防止するため移動速度を減速させるもので、該操作
スイッチ部をタッチすると該スイッチ部が点灯され、表
示部に「XYテーブル減速指定: −−−−(今ま
での設定条件が表示される。現在はデータが設定されて
いない)」と表示され、画面右下にそれまでの「テンキ
ー」の各操作スイッチ部に替わって「10%減速」、
「20%減速」、「30%減速」、「40%減速」、
「50%減速」、「60%減速」、「70%減速」、
「80%減速」、「90%減速」そして「減速しない」
の各操作スイッチ部が表示され、例えば「10%減速」
のスイッチ部をタッチすると前記表示部の「−−−−」
部分が「10%減速」と表示され、「設定キー」をタッ
チすることにより設定され、前記スイッチ部が10%減
速と表示される。「運転形態」の操作スイッチ部をタッ
チすると前記「10%減速」、「20%減速」・・・
「減速しない」の各スイッチ部に替わって「塗布」、
「通過」の各操作スイッチ部が表示される。この場合、
塗布装置であるため「塗布」と設定する。「通過」とは
塗布動作させないでそのままXYテーブル(4)上を通
過させるものである。
【0039】以下、同様にして他の基板(1)に対して
も所望データが設定される。
【0040】画面下中央の「ページ送り」の操作スイッ
チ部をタッチすると、次の図12に示すような基板不良
検出に関する「オペレーションデータ」の画面が表示さ
れる。
【0041】この画面には、各種割基板(複数の同一パ
ターンを有する基板)毎のバッドマーク(該割基板の同
一パターンのうちのどのパターンが不良であるかを示す
ために各パターン毎に予め付してあるマーク)の検出
「機能選択」、マスターバッドマーク(各パターンに付
されたバッドマークを見るか否かを指定するため、予め
基板(1)に付されたマーク)の検出「機能選択」の各
設定用の操作スイッチ部がある。例えば、割基板不良検
出の「機能選択」の操作スイッチ部をタッチすると該ス
イッチ部が点灯され画面左下にデータ設定用の表示部が
表示され、該表示部に「割基板不良検出 機能選択:
−−−−(今までの設定条件が表示される。現在は
データが設定されていない。)」と表示されると共に画
面右下に「検出する」、「検出しない」の各操作スイッ
チ部が表示される。これらの所望(検出する)の操作ス
イッチ部をタッチすると前記表示部の「−−−−」部分
が「検出する」と表示され、右下の「設定」キーをタッ
チすることにより設定され、前記スイッチ部が検出する
と表示される。また、マスターバッドマークの「機能選
択」の操作スイッチ部をタッチすると該スイッチ部が点
灯され前記表示部に「マスターバッドマーク 機能選
択: −−−−(今までの設定条件が表示される。
現在はデータが設定されていない。)」と表示される。
そして、「検出する」、「検出しない」の各操作スイッ
チ部の内所望(検出する)の操作スイッチ部をタッチす
ると前記表示部の「−−−−」部分が「検出する」と表
示され、右下の「設定」キーをタッチすることにより設
定され、前記スイッチ部が検出すると表示される。マス
ターバッドマークを検出すると設定した場合、基板
(1)に付された該マークの位置を設定する必要があ
り、先ずX(横)の操作スイッチ部をタッチすると該ス
イッチ部が点灯され、表示部に「マスターバッドマーク
X(横): −−−−(今までの設定値が表示さ
れる。現在はデータが設定されていない。)mm」と表
示され、画面右下にそれまでの「検出する」、「検出し
ない」の各操作スイッチ部に替わって「テンキー」の各
操作スイッチ部が表示される。該「テンキー」を操作し
て所望の設定値(123.45)を入力すると、前記表
示部の「−−−−」部分が「123.45」と表示さ
れ、右下の「設定」キーをタッチすることにより設定さ
れ、前記スイッチ部に123.45と表示される。Y
(縦)についても同様にして所望の設定値を設定する。
【0042】画面下中央の「ページ送り」の操作スイッ
チ部をタッチすると、次の図13に示す基板認識に関す
る「オペレーションデータ」の画面が表示される。
【0043】この画面には、各種基板(1)毎の位置決
め用の基板認識マークの認識「機能選択」、基板認識方
法(「全体」、「割り」、「個々」)の各操作スイッチ
部が有る。例えば、基板認識の「機能選択」に対する操
作スイッチ部をタッチすると該スイッチ部が点灯され画
面左下のデータ設定用の表示部に「基板認識 機能選
択: −−−−(今までの設定条件が表示される。
現在はデータが設定されていない。)」と表示されると
共に画面右下に「認識する」、「認識しない」の各操作
スイッチ部が表示される。これらのうちの所望(認識す
る)の操作スイッチ部をタッチすると前記表示部の「−
−−−」部分が「認識する」と表示され、右下の「設
定」キーをタッチすることにより設定され、前記スイッ
チ部が認識すると表示される。
【0044】また、基板認識方法の「全体」の操作スイ
ッチ部をタッチすると該スイッチ部が点灯され前記表示
部に「基板認識方法 全体: −−−−(今までの
設定回数が表示される。現在はデータが設定されていな
い。)」と表示されると共に画面右下にそれまで表示さ
れていた「認識する」、「認識しない」の各操作スイッ
チ部に替わって図示しないが「1点認識」、「2点認
識」、「3点認識」の各操作スイッチ部が表示される。
所望(2点認識)の操作スイッチ部をタッチすると、前
記表示部の「−−−−」部分が「2点認識」と表示さ
れ、右下の「設定」キーをタッチすることにより設定さ
れ、前記スイッチ部が2点認識と表示される。これによ
り、1枚基板に対する基板認識マークの認識に関するデ
ータが設定され、以下同様にして他の割基板に対する各
パターン毎のデータや塗布位置周辺位置に個々に付され
たマークに関するデータについても設定される。
【0045】画面下中央の「ページ送り」の操作スイッ
チ部をタッチすると、次の図14に示す1枚基板(1)
の基板認識マークに関する「オペレーションデータ」の
画面が表示される。
【0046】この画面には、「基板認識1点目(X
(横),Y(縦),コード)」、「基板認識2点目(X
(横),Y(縦),コード)」、「基板認識3点目(X
(横),Y(縦),コード)」の設定用の各操作スイッ
チ部が有る。これは、前記基板認識マークの基板上の位
置、該マークの特徴を示すコードが設定されるもので、
例えば、基板認識1点目のX(横)に対する操作スイッ
チ部をタッチすると該スイッチ部が点灯され画面左下に
データ設定用の表示部が表示され、該表示部に「基板認
識1点目 X(横): −−−−(今までの設定値
が表示される。現在はデータが設定されていない。)」
と表示されると共に「テンキー」の操作スイッチ部が表
示される。そして、「テンキー」を操作して所望の基板
上の位置(123.45)を入力すると、前記表示部の
「−−−−」部分が「123.45」と表示され、右下
の「設定」キーをタッチすることにより設定され、前記
スイッチ部が123.45と表示される。次に、基板認
識1点目のY(縦)に対する操作スイッチ部をタッチす
ると該スイッチ部が点灯され前記表示部に「基板認識1
点目 Y(横): −−−−(今までの設定値が表
示される。現在はデータが設定されていない。)」と表
示され、前記「テンキー」を操作して所望の基板上の位
置(123.45)を入力すると、前記表示部の「−−
−−」部分が「123.45」と表示され、右下の「設
定」キーをタッチすることにより設定され、前記スイッ
チ部が123.45と表示される。更に、基板認識1点
目のコードに対する操作スイッチ部をタッチすると該ス
イッチ部が点灯され前記表示部に「基板認識1点目 コ
ード: −−−−(今までの設定値が表示される。
現在はデータが設定されていない。)」と表示され、前
記「テンキー」を操作して所望のコード(1)を入力す
ると、前記表示部の「−−−−」部分が「1」と表示さ
れ、右下の「設定」キーをタッチすることにより設定さ
れ、前記スイッチ部が1と表示される。以下、同様にし
てデータが設定される。
【0047】また、この画面で「基板認識マークデー
タ」の操作スイッチ部をタッチすると図62に示す「基
板認識マークデータ」の画面が表示される。この画面に
は、前記各マークコードに対応する「マーク形状」、
「マークサイズ」、「認識領域」、「マーク像明暗極
性」、「マーク形状判定レベル」の各項目毎の操作スイ
ッチ部が有る。例えば、マークコード「1」の操作スイ
ッチ部をタッチすると図63に示すマーク形状を設定す
るための画面が表示され、「マーク形状」の操作スイッ
チ部をタッチすると該スイッチ部が点灯されデータ設定
用の表示部に「マーク形状: −−−−(今までの
データが表示される。現在はデータが設定されていな
い。)」と表示されると共に画面右下に各種形状(「円
形」、「正方形」、「正三角形(上向)」、「十字
形」、「長方形」、「市松形(正方形)」、「菱形」、
「正三角形(下向)」、「次マーク形状呼び出し」)の
操作スイッチ部が表示される。そして、所望(「円
形」)のスイッチ部をタッチすると前記表示部の「−−
−−」部分が「円形」と表示され、右下の「設定」キー
をタッチすることにより設定され、前記スイッチ部が円
形と表示される。以下、同様にしてデータが設定され
る。次に、「マークサイズ(D1)」の操作スイッチ部
をタッチすると該スイッチ部が点灯され、前記表示部に
「マークサイズ D1(外径):−−−−(今までのデ
ータが表示される。現在はデータが設定されていな
い。)mm」と表示されると共に画面右下にそれまで表
示されていた各マーク形状のスイッチ部に替わってデー
タ設定用の「テンキー」が表示される。そして、前記
「テンキー」を操作して所望の値(1.0)を入力する
と前記表示部の「−−−−」部分が「1.0」と表示さ
れ、右下の「設定」キーをタッチすることにより設定さ
れ、前記スイッチ部に1.0と表示される。ここで、該
円形が図64に示すように円形の中が白抜きの場合、そ
の内径(D2)も設定する必要があり図65に示すよう
に「マークサイズ(D2)」の操作スイッチ部をタッチ
して前述したようにして該内径(D2)を設定する。ま
た、「認識領域」の操作スイッチ部をタッチすると図6
6に示す「認識領域」を設定する画面が表示され、前記
表示部に「認識領域: −−−−(今までのデータ
が表示される。現在はデータが設定されていない。)m
m」と表示され、前記「テンキー」を操作して所望の値
(10.0)を入力すると前記表示部の「−−−−」部
分が「10.0」と表示され、右下の「設定」キーをタ
ッチすることにより設定され、前記スイッチ部に10.
0と表示される。
【0048】更に、「マーク像明暗極性」の操作スイッ
チ部をタッチすると図67に示すように該スイッチ部が
点灯され、前記表示部に「マーク像明暗極性: −
−−−(今までのデータが表示される。現在はデータが
設定されていない。)」と表示されると共に画面右下に
それまで表示されていた「テンキー」の各スイッチ部に
替わって「通常」、「反転」の操作スイッチ部が表示さ
れる。そして、「通常」のスイッチ部をタッチすると前
記表示部の「−−−−」部分が「通常」と表示され、右
下の「設定」キーをタッチすることにより設定され、前
記スイッチ部に通常と表示される。ここで、「通常」と
は画面の背景が暗く、マークパターンが明るい状態で、
「反転」とは背景が明るく、マークパターンが暗い状態
である。
【0049】次に、「マーク形状判定レベル」の操作ス
イッチ部をタッチすると図68に示すように該スイッチ
部が点灯され、前記表示部に「マーク形状判定レベル:
−−−−(今までのデータが表示される。現在はデータ
が設定されていない。)」が表示されると共に前記「通
常」、「反転」の各操作スイッチ部に替わって「高」、
「中」、「低」の操作スイッチ部が表示される。そし
て、「高」のスイッチ部をタッチすると前記表示部の
「−−−−」部分が「高」と表示され、右下の「設定」
キーをタッチすることにより設定され、前記スイッチ部
に高と表示される。ここで、「高」とは形状一致度・相
似度ともに高い基準で判定する場合で、「中」とは形状
一致度・相似度いずれかを高い基準で判定する場合で、
「低」とは形状一致度・相似度ともに低い基準で判定す
る場合である。
【0050】画面下中央の「ページ送り」の操作スイッ
チ部をタッチすると、次の図15に示す塗布径認識動作
に関する「オペレーションデータ」の画面が表示され
る。
【0051】この画面には、各ノズル(6)毎に塗布径
認識動作を行わせる条件が設定されている。例えば、ノ
ズル番号1のノズル(6)は、「動作条件」が「実塗布
回数」(該ノズル(6)による塗布回数を基にしてい
る。)と設定されている。即ち、該ノズル(6)に対す
る動作条件が設定される操作スイッチ部(画面左上)を
タッチすると該スイッチ部が点灯され画面左下のデータ
設定用の表示部に「ノズル1 動作条件: −−−
−(今までの設定動作条件が表示される。現在はデータ
が設定されていない。)」と表示されると共に画面右下
に各条件の項目毎の操作スイッチ部が表示される。これ
らのうちの所望(実塗布回数)の操作スイッチ部をタッ
チすると前記表示部の「−−−−」部分が「実塗布回
数」と表示され、右下の「設定」キーをタッチすること
により設定され、前記点灯していた操作スイッチ部が実
塗布回数と表示される。そして、該実塗布回数が100
0回と設定されている。即ち、ノズル番号1のノズル
(6)に対する実塗布回数が設定される操作スイッチ部
をタッチすると該スイッチ部が点灯され前記表示部に
「ノズル1 実塗布回数: −−−−(今までの設
定回数が表示される。現在はデータが設定されていな
い。)」と表示されると共に画面右下にそれまで表示さ
れていた各項目毎の動作条件の操作スイッチ部に替わっ
て図72に示す「テンキー」の操作スイッチ部が表示さ
れる。この「テンキー」を操作して所望の実塗布回数
(1000)を入力すると、前記表示部の「−−−−」
部分が「1000」と表示され、右下の「設定」キーを
タッチすることにより設定され、前記点灯していた操作
スイッチ部が1000と表示される。また、「捨打ち動
作」が「する」と設定されており、同様にノズル番号1
のノズル(6)に対する捨打ち回数が設定される操作ス
イッチ部をタッチすると該スイッチ部が点灯され前記表
示部に「ノズル1 捨打ち動作: −−−(今まで
の設定が表示される。現在はデータが設定されていな
い。)」と表示されると共に画面右下にそれまで表示さ
れていた「テンキー」の操作スイッチ部に替わって図示
しない「する」、「しない」の各操作スイッチ部が表示
され、「する」と入力すると、前記表示部の「−−−」
部分が「する」と表示され、右下の「設定」キーをタッ
チすることにより設定され、前記点灯していた操作スイ
ッチ部がすると表示される。
【0052】つまり、該ノズル(6)の実塗布回数が1
000回となったことをRAM(15)の図示しないカ
ウンタがカウントしたら、捨打ち動作を行った後塗布径
認識動作を行うものである。以下、他のノズル(6)に
対しても同様にしてデータを設定して行く。
【0053】即ち、ノズル番号2のノズル(6)は、
「動作条件」が「実塗布時間」(図示しないタイマによ
り計時される使用時間を基にしている。)で、該時間が
120秒、「捨打ち動作」がすると設定されている。つ
まり、該ノズル(6)の実塗布時間が120秒となった
ことをタイマが計時したら、捨打ち動作を行った後塗布
径認識動作を行うものである。
【0054】ノズル番号3のノズル(6)は、「動作条
件」が「基板枚数」で、該枚数が10枚、「捨打ち動
作」がすると設定されている。即ち、該ノズル(6)は
塗布動作された基板(1)がXYテーブル(4)上から
排出コンベア(12)側に排出されたことを図示しない
基板有無センサが確認しRAM(15)内の図示しない
カウンタが10回カウントしたら、捨打ち動作を行った
後塗布径認識動作を行うものである。尚、図58で示す
最終ステップまで塗布動作が行われたことをCPU(1
7)が確認しRAM(15)内の図示しないカウンタが
全ステップ数カウントしたら、捨打ち動作を行った後塗
布径認識動作を行うようにしても良い。
【0055】更に、ノズル番号4のノズル(6)は、
「動作条件」が「全条件」(「実塗布回数」、「実塗布
時間」、「基板枚数」に夫々設定された条件のいずれか
が満たされたら塗布径認識動作を行う。)で、実塗布回
数が500回、未塗布時間が60秒、基板枚数が5枚、
「捨打ち動作」がしないと設定されている。即ち、該ノ
ズル(6)はこれら動作条件の内どれかが満たされた
ら、捨打ち動作を行わずに塗布径認識動作を行うもので
ある。
【0056】また、「認識しない」の操作スイッチ部を
タッチして塗布径認識動作を行わないようにすることも
できる。
【0057】次に、前記「ページ送り」の操作スイッチ
部をタッチすると図16に示す捨打ち塗布動作に関する
「オペレーションデータ」の画面が表示される。
【0058】この画面には、各ノズル(6)毎に捨打ち
を行わせる条件が設定されている。例えば、ノズル番号
1のノズル(6)は、「動作条件」が「未塗布回数」
(該ノズル(6)を使用しないで他のノズル(6)によ
る塗布回数を基にしている。)と設定されている。即
ち、該ノズル(6)に対する動作条件が設定される操作
スイッチ部(画面左上)をタッチすると該スイッチ部が
点灯され画面左下のデータ設定用の表示部に「ノズル1
動作条件: −−−−(今までの設定動作条件が
表示される。現在はデータが設定されていない。)」と
表示されると共に画面右下に各条件の項目毎の操作スイ
ッチ部が表示される。これらのうちの所望(未塗布回
数)の操作スイッチ部をタッチすると前記表示部の「−
−−−」部分が「未塗布回数」と表示され、右下の「設
定」キーをタッチすることにより設定され、前記点灯し
ていたスイッチ部が未塗布回数と表示される。そして、
該未塗布回数が100回と設定されている。即ち、ノズ
ル番号1のノズル(6)に対する未塗布回数が設定され
る操作スイッチ部をタッチすると該スイッチ部が点灯さ
れ前記表示部に「ノズル1 未塗布回数: −−−
−(今までの設定回数が表示される。現在はデータが設
定されていない。)」と表示されると共に画面右下にそ
れまで表示されていた各項目毎の動作条件の操作スイッ
チ部に替わって図示しない「テンキー」の操作スイッチ
部が表示される。この「テンキー」を操作して所望の未
塗布回数(100)を入力すると、前記表示部の「−−
−−」部分が「100」と表示され、右下の「設定」キ
ーをタッチすることにより設定され前記点灯していたス
イッチ部が100と表示される。また、「捨打ち回数」
が3回と設定されており、同様にノズル番号1のノズル
(6)に対する捨打ち回数が設定される操作スイッチ部
をタッチすると該スイッチ部が点灯され前記表示部に
「ノズル1捨打ち回数: −−−−(今までの設定
回数が表示される。現在はデータが設定されていな
い。)」と表示される。そして、「テンキー」を操作し
て所望の捨打ち回数(3)を入力すると、前記表示部の
「−−−−」部分が「3」と表示され、右下の「設定」
キーをタッチすることにより設定され、前記点灯してい
たスイッチ部が3と表示される。
【0059】つまり、該ノズル(6)の未塗布回数が1
00回となったことをRAM(15)の図示しないカウ
ンタがカウントしたら、その後の本来の塗布動作の前に
捨打ち動作を3回行うものである。以下、他のノズル
(6)に対しても同様にしてデータを設定して行く。
【0060】即ち、ノズル番号2のノズル(6)は、
「動作条件」が「未塗布時間」(図示しないタイマによ
り計時される不使用時間を基にしている。)で、該時間
が60秒、「捨打ち回数」が2回と設定されている。即
ち、該ノズル(6)の未塗布時間が60秒となったこと
をタイマが計時したら、前述の如く捨打ち動作を2回行
うものである。
【0061】ノズル番号3のノズル(6)は、「動作条
件」が「基板枚数」で、該枚数が5枚、「捨打ち回数」
が4回と設定されている。即ち、該ノズル(6)は塗布
動作された基板(1)がXYテーブル(4)上から排出
コンベア(12)側に5回排出されたことをRAM(1
5)内の図示しないカウンタがカウントしたら、捨打ち
動作を4回行うものである。更に、ノズル番号4のノズ
ル(6)は、「動作条件」が「全条件」(「未塗布回
数」、「未塗布時間」、「基板枚数」に夫々設定された
条件のいずれかが満たされたら捨打ちを行う。)で、未
塗布回数が50回、未塗布時間が30秒、基板枚数が2
枚、捨打ち回数が1回と設定されている。即ち、該ノズ
ル(6)はこれら動作条件の内どれかが満たされたら、
捨打ち動作を1回行うものである。
【0062】また、「捨打ちしない」の操作スイッチ部
をタッチして捨打ち動作を行わないようにすることもで
きる。
【0063】そして、この画面左下の「画面復帰」の操
作スイッチ部をタッチし「NCデータ編集」の画面に復
帰させる。次に、該「NCデータ編集」の画面の同じく
「画面復帰」の操作スイッチ部をタッチして図7に示す
「データ編集」の画面に復帰させる。この画面で、「装
置設定データ」の操作スイッチ部をタッチすると、図1
7に示す「装置設定データ」の画面が表示される。この
画面には、「装置タイマー設定」、「前後工程モード設
定」、「装置アドレス設定」、「塗布ノズル設定」、
「塗布圧力設定」、「ノズル加速・減速設定」の各操作
スイッチ部が表示される。
【0064】この画面で、「装置タイマー設定」の操作
スイッチ部をタッチすると図18に示す「装置タイマー
設定」の画面が表示される。この画面には、「供給コン
ベア」、「排出コンベア」、「XYテーブルコンベア正
転」、「XYテーブルコンベア逆転」そして「排出イン
ターバル」の各種時間設定用の操作スイッチ部が有る。
例えば、供給コンベア(11)に対するタイマの設定時
間を10秒と設定する場合には、「供給コンベア」に対
する操作スイッチ部をタッチすると、該スイッチ部が点
灯され、画面左下にデータ設定用の表示部が表示され、
該表示部に「供給コンベア: −−−−(今までの
設定値が表示される。現在はデータが設定されていな
い。)秒」と表示されると共に画面右下に「テンキー」
の各操作スイッチ部が表示される。そして、「テンキ
ー」を操作して所望の設定値(10)を入力すると、前
記表示部の「−−−−」部分が「10」と表示され、右
下の「設定」キーをタッチすることにより設定され、前
記スイッチ部が10と表示される。以下、同様にしてデ
ータが設定される。
【0065】次に、この画面左下の「画面復帰」の操作
スイッチ部をタッチして前記「装置設定データ」の画面
に復帰させた後、「前後工程モード設定」の操作スイッ
チ部をタッチして図19に示す「前後工程モード設定」
の画面を表示させる。この画面には、「排出優先機
能」、「自動運転停止機能」、「後工程からの連動始動
機能」、「後工程からの連動停止機能」、「前工程の排
出方式」そして「後工程への排出方式」の各操作スイッ
チ部が有る。
【0066】「排出優先機能」とは、上流側装置との基
板搬送の授受が整わない状態でも塗布作業が完了したら
排出コンベア(12)へ基板を排出するという機能を使
用するか否かを設定するもので、該操作スイッチ部をタ
ッチすると該スイッチ部が点灯され画面左下のデータ設
定用の表示部に「排出優先機能: −−−−(今ま
での設定条件が表示される。現在はデータが設定されて
いない。)」と表示されると共に画面右下に「使用す
る」、「使用しない」の各操作スイッチ部が表示され
る。そして、該「使用する」の操作スイッチ部をタッチ
すると前記表示部の「−−−−」部分が「使用する」と
表示され、右下の「設定」キーをタッチすることにより
設定され、前記スイッチ部が使用すると表示される。
【0067】また、「自動運転停止機能」とは上流側装
置から基板が搬送されて来ない状態で塗布装置上に基板
(1)が全て無くなった状態になった場合の自動運転を
停止する機能で、前述したようにして該機能を「使用す
る」か「使用しない」かを設定する。
【0068】「後工程からの連動始動機能」とは、該塗
布装置を含めていくつかの装置で基板(1)に部品を組
み立てる部品組立ラインを構成しているのであるが、後
工程の装置が始動されたら前工程の装置も始動させると
いう機能で、本実施例では後工程の装置が始動されたら
塗布装置も始動させるもので、前述したように「使用す
る」、「使用しない」を設定する。
【0069】「後工程からの連動停止機能」とは、前記
「後工程からの連動始動機能」の逆で、後工程の装置が
停止されたら塗布装置も停止させるもので、同じく「使
用する」、「使用しない」を設定する。また、「前工程
の排出方式」とは前工程の装置の排出方式を設定するも
ので、該スイッチ部をタッチすると前記表示部に「前工
程の排出方式: −−−−(今までの設定条件が表
示される。現在はデータが設定されていない。)」と表
示されると共に画面右下にそれまでの「使用する」、
「使用しない」の各操作スイッチ部に替わって「コンベ
ア」、「プッシャー」の各操作スイッチ部が表示され
る。そして、該「コンベア」をタッチすると前記表示部
の「−−−−」部分が「コンベア」と表示され、右下の
「設定」キーをタッチすることにより設定され、前記ス
イッチ部がコンベアと表示される。ここで、「プッシャ
ー」とは基板(1)を竿送り、シリンダによる押し出し
等により排出するものである。
【0070】更に、「後工程の排出方式」とは下流側装
置への基板(1)の排出方式を設定するもので、該スイ
ッチ部をタッチすると前記表示部に「後工程への排出方
式:−−−−(今までの設定条件が表示される。現在は
データが設定されていない。)」と表示されると共に画
面右下にそれまでの「コンベア」、「プッシャー」の各
操作スイッチ部に替わって「標準」、「インターバル」
の各操作スイッチ部が表示される。そして、該「標準」
の操作スイッチ部をタッチすると前記表示部の「−−−
−」部分が「標準」と表示され、右下の「設定」キーを
タッチすることにより設定され、前記スイッチ部が標準
と表示される。ここで、「標準」とは後工程の装置から
の基板要求信号を受けた後CPU(17)による基板搬
送信号により基板(1)を搬送する方式で、「インター
バル」とは前記後工程の基板要求信号無しに基板(1)
を搬送するものである。
【0071】次に、この画面左下の「画面復帰」の操作
スイッチ部をタッチして前記「装置設定データ」の画面
に復帰させた後、「装置アドレス設定」の操作スイッチ
部をタッチして図20に示す「装置アドレス設定」の画
面を表示させる。この画面には、工場内に複数設けられ
た部品組立ラインのどのラインであるかを設定する「ラ
イン番号」及び該ライン内のどの装置であるかを設定す
る「装置番号」の各操作スイッチ部が有る。「ライン番
号」の操作スイッチ部をタッチすると該スイッチ部が点
灯され画面左下のデータ設定用の表示部に「ライン番
号: −−−−(今までの設定番号が表示される。
現在はデータが設定されていない。)」と表示されると
共に画面右下に「テンキー」の各操作スイッチ部が表示
される。そして、該「テンキー」を操作して所望の番号
(A)を入力すると前記表示部の「−−−−」部分が
「A」と表示され、右下の「設定」キーをタッチするこ
とにより設定され、前記スイッチ部がAと表示される。
以下、同様にして「装置番号」の操作スイッチ部にもデ
ータを設定する。
【0072】次に、この画面左下の「画面復帰」の操作
スイッチ部をタッチして前記「装置設定データ」の画面
に復帰させた後、「塗布ノズル設定」の操作スイッチ部
をタッチすると図21に示す「塗布ノズル設定」の画面
が表示される。この画面では、各ノズル(6)毎に「ノ
ズルコード」、「ノズル角度」及び「ノズルパターン
(A,B)」の各項目毎のデータが設定されている。例
えば、ノズル番号1のノズル(6)に対する「ノズルコ
ード(ノズルの形状等を示す。)」設定の操作スイッチ
部をタッチすると該スイッチ部が点灯され画面左下のデ
ータ設定用の表示部に「ノズル1 ノズルコード:
−−−−(今までの設定値が表示される。現在はデー
タが設定されていない。)」と表示されると共に画面右
下に「テンキー」の各操作スイッチ部が表示される。そ
して、「テンキー」を操作して所望のノズルコード
(0)を入力すると、前記表示部の「−−−−」部分が
「0」と表示され、右下の「設定」キーをタッチするこ
とにより設定され、前記スイッチ部が0と表示される。
次に、ノズル番号1のノズル(6)に対する「ノズル角
度」設定の操作スイッチ部をタッチすると該スイッチ部
が点灯され前記表示部に「ノズル1 ノズル角度:
−−−−(今までの設定値が表示される。現在はデー
タが設定されていない。)」と表示され、前記「テンキ
ー」を操作して所望のノズル角度(0)を入力すると、
前記表示部の「−−−−」部分が「0」と表示され、右
下の「設定」キーをタッチすることにより設定され、前
記スイッチ部が0と表示される。更に、ノズル番号1の
ノズル(6)に対する「ノズルパターンA(2本、3本
ノズルの場合の各ノズル間のピッチ間隔(2本ノズルの
場合ピッチデータは1つ(A)、3本ノズルの場合ピッ
チデータは2つ(A及びB)を設定する。)」設定の操
作スイッチ部をタッチすると該スイッチ部が点灯され前
記表示部に「ノズル1 ノズルパターンA: −−
−−(今までの設定値が表示される。現在はデータが設
定されていない。)」と表示されると共に前記「テンキ
ー」を操作して所望のノズルパターンA(0.00)を
入力すると、前記表示部の「−−−−」部分が「0.0
0」と表示され、右下の「設定」キーをタッチすること
により設定され、前記スイッチ部が0.00と表示され
る。また、ノズル番号1のノズル(6)に対する「ノズ
ルパターン(B)」設定の操作スイッチ部をタッチする
と該スイッチ部が点灯され前記表示部に「ノズル1 ノ
ズルパターンB: −−−−(今までの設定値が表
示される。現在はデータが設定されていない。)」と表
示されると共に前記「テンキー」を操作して所望のノズ
ルパターンB(0.00)を入力すると、前記表示部の
「−−−−」部分が「0.00」と表示され、右下の
「設定」キーをタッチすることにより設定され、前記ス
イッチ部が0.00と表示される。以下、同様にしてデ
ータが設定される。
【0073】次に、画面左下の「画面復帰」の操作スイ
ッチ部をタッチして前記「装置設定データ」の画面に復
帰させた後、「塗布圧力設定」の操作スイッチ部をタッ
チすると、図22に示す「塗布圧力設定」の画面が表示
される。この画面には、シリンジ(7)に加圧する圧力
を設定するもので、「ゲージ1」、「ゲージ2」、「ゲ
ージ3」、「ゲージ4」の各操作スイッチ部が表示さ
れ、前述したように所望の操作スイッチ部をタッチする
と表示部にデータ設定用の画面が表示されると共に「テ
ンキー」が表示され、該「テンキー」により所望の設定
値が設定される。
【0074】また、画面左下の「画面復帰」の操作スイ
ッチ部をタッチして前記「装置設定データ」の画面に復
帰させた後、「ノズル加速・減速設定」の操作スイッチ
部をタッチすると、図23に示す「ノズル加速・減速設
定」の画面が表示される。この画面には、各ノズル
(6)に対する「加速時間設定」、「加速時間」、「減
速時間設定」、「減速時間」の各項目別の操作スイッチ
部が表示される。ここで、図23の画面にはノズル加速
・減速の標準値が設定されている。この標準値を変更す
るには、例えばノズル番号1のノズル(6)に対する加
速時間を変更したいとすれば、先ず、ノズル番号1のノ
ズル(6)に対する「加速時間設定」の操作スイッチ部
をタッチして、画面左下の表示部に「ノズル1 加速時
間設定:固定(標準値が設定されている。)」と表示さ
せると共に画面右下に「固定」、「可変」の各操作スイ
ッチ部を表示させる。そして、前記「可変」のスイッチ
部をタッチすると前記表示部の「固定」部分が「可変」
と表示され、右下の「設定」キーをタッチすることによ
り設定され、前記スイッチ部が可変と表示される。次
に、ノズル番号1のノズル(6)に対する「加速時間」
の操作スイッチ部をタッチして前記表示部に「ノズル1
加速時間: 12ms」と表示させると共に画面
右下にそれまで表示されていた「固定」、「可変」の各
操作スイッチ部に替わって図25に示す「テンキー」の
操作スイッチ部が表示される。この「テンキー」を操作
して所望の設定値を設定する。以下、同様に他のノズル
番号2、3、4のノズル(6)に対しても必要に応じて
所望の設定値を設定する。また、減速時間についても同
様にして所望の設定値が設定される。従って、各ノズル
(6)毎にその上下動の設定された加速時間、減速時間
となるようにCPU(17)は、前記上下モータ(3
6)を制御する。
【0075】また、画面左下の「画面復帰」の操作スイ
ッチ部をタッチして前記「装置設定データ」の画面に復
帰させた後、図示しない操作キーを押圧すると図24に
示す「ノズルパラメータ」の画面が表示される。この画
面には、各ノズル(6)毎に「XYスタート(XYテー
ブル(4)移動)時のノズル高さ」、「XYスタート時
の遅延時間」の各操作スイッチ部が表示される。前述し
たように所望の操作スイッチ部をタッチすると表示部に
データ設定用の画面が表示されると共に「テンキー」が
表示され、該「テンキー」により所望の設定値が設定さ
れる。
【0076】また、「画面復帰」の操作スイッチ部をタ
ッチして「装置設定データ」の画面に復帰させた後、画
面左上の「データ編集」の操作スイッチ部をタッチして
図15の「データ編集」の画面に復帰させ、「オフセッ
トデータ」の操作スイッチ部をタッチして図8に示す
「ユーザーパスワード入力」の画面を表示させる。特定
の作業者が、この画面上で自分のパスワードを「テンキ
ー」を介して入力することにより、図9に示す「オフセ
ットデータ」の画面が表示される。この画面には、「装
置オフセット」、「ノズルオフセット」、「ノズルホル
ダーオフセット」、「カメラオフセット」、「カメラゲ
イン・レベル」の各項目毎の操作スイッチ部が有る。通
常、「オフセットデータ」はむやみに設定を変更しても
らいたくないものであるから、ユーザーパスワードを有
する作業者のみ「オフセットデータ」の画面を表示でき
るようにした。
【0077】この「オフセットデータ」の画面で、「装
置オフセット」の操作スイッチ部をタッチすると図73
に示す「装置オフセット」の画面が表示される。
【0078】この画面には、XYテーブル(4)のX
(横)、Y(縦)のオフセットサイズ、捨打ち板のX
(横)、Y(縦)、L(上下)のオフセットサイズ、供
給コンベア幅、排出コンベア幅、XYテーブルシュート
幅に対するオフセットサイズが設定される操作スイッチ
部がある。例えば、XYテーブル(4)のX(横)の操
作スイッチ部をタッチすると、該スイッチ部が点灯され
画面左下にデータ設定用の表示部が表示され、該表示部
に「XYテーブル X(横): −−−−mm(今
までの設定条件が表示される。現在はデータが設定され
ていない。)」と表示されると共に画面右下に「テンキ
ー」の各操作スイッチ部が表示される。この「テンキ
ー」の操作スイッチ部をタッチして所望の値(+1.2
3)を入力すると前記表示部の「−−−−」部分が「+
1.23」と表示され、右下の「設定」キーをタッチす
ることにより設定され、前記スイッチ部が+1.23と
表示される。以下、同様にして該画面中の他のオフセッ
トデータも設定される。
【0079】この画面で、「画面復帰」の操作スイッチ
部をタッチして前記「オフセットデータ」の画面を表示
させる。
【0080】この「オフセットデータ」の画面で、「ノ
ズルオフセット」の操作スイッチ部をタッチすると図7
4に示す「装置オフセット」の画面が表示される。
【0081】この画面には、各ノズル(6)に対するX
(横)、Y(縦)、L(上下)、Z(角度)に対するオ
フセットサイズが設定される操作スイッチ部がある。例
えば、ノズル番号1のノズル(6)のX(横)の操作ス
イッチ部をタッチすると、該スイッチ部が点灯され画面
左下にデータ設定用の表示部が表示され、該表示部に
「ノズル番号1 X(横): −−−−mm(今ま
での設定条件が表示される。現在はデータが設定されて
いない。)」と表示されると共に画面右下に「テンキ
ー」の各操作スイッチ部が表示される。この「テンキ
ー」の操作スイッチ部をタッチして所望の値(+1.2
3)を入力すると前記表示部の「−−−−」部分が「+
1.23」と表示され、右下の「設定」キーをタッチす
ることにより設定され、前記スイッチ部が+1.23と
表示される。以下、同様にして該画面中の他のオフセッ
トデータも設定される。
【0082】この画面で、「画面復帰」の操作スイッチ
部をタッチして前記「オフセットデータ」の画面を表示
させる。
【0083】この「オフセットデータ」の画面で、「ノ
ズルホルダオフセット」の操作スイッチ部をタッチする
と図75に示す「ノズルホルダオフセット」の画面が表
示される。
【0084】この画面には、各ノズル(6)をノズルホ
ルダ(8)に取り付けた際のX(横)、Y(縦)、Z
(角度)のオフセットサイズに対するオフセットサイズ
が設定される操作スイッチ部がある。例えば、ノズル番
号1のノズル(6)のX(横)の操作スイッチ部をタッ
チすると、該スイッチ部が点灯され画面左下にデータ設
定用の表示部が表示され、該表示部に「ノズル1 X
(横): −−−−mm(今までの設定条件が表示
される。現在はデータが設定されていない。)」と表示
されると共に画面右下に「テンキー」の各操作スイッチ
部が表示される。この「テンキー」の操作スイッチ部を
タッチして所望の値(+1.23)を入力すると前記表
示部の「−−−−」部分が「+1.23」と表示され、
右下の「設定」キーをタッチすることにより設定され、
前記スイッチ部が+1.23と表示される。以下、同様
にして該画面中の他のオフセットデータも設定される。
【0085】この画面で、「画面復帰」の操作スイッチ
部をタッチして前記「オフセットデータ」の画面を表示
させる。
【0086】この「オフセットデータ」の画面で、「カ
メラオフセット」の操作スイッチ部をタッチすると図7
6に示す「カメラオフセット」の画面が表示される。
【0087】この画面には、CCDカメラ(10)のX
(横)、Y(縦)、Z(角度)のオフセットサイズ及び
カメラ倍率X(横)、Y(縦)に対するオフセットデー
タが設定される操作スイッチ部がある。例えば、カメラ
オフセットのX(横)の操作スイッチ部をタッチする
と、該スイッチ部が点灯され画面左下にデータ設定用の
表示部が表示され、該表示部に「カメラオフセット X
(横): −−−−mm(今までの設定条件が表示
される。現在はデータが設定されていない。)」と表示
されると共に画面右下に「テンキー」の各操作スイッチ
部が表示される。この「テンキー」の操作スイッチ部を
タッチして所望の値(+1.23)を入力すると前記表
示部の「−−−−」部分が「+1.23」と表示され、
右下の「設定」キーをタッチすることにより設定され、
前記スイッチ部が+1.23と表示される。以下、同様
にして該画面中の他のオフセットデータも設定される。
【0088】この画面で、「画面復帰」の操作スイッチ
部をタッチして前記「オフセットデータ」の画面を表示
させる。
【0089】この「オフセットデータ」の画面で、「カ
メラゲイン・レベル」の操作スイッチ部をタッチすると
図77に示す「カメラゲイン・レベル」の画面が表示さ
れる。
【0090】この画面には、認識対象、基板認識マー
ク、塗布径認識(基板)、塗布径認識(捨打ち板)、バ
ッドマークに対するゲイン・レベルが設定される操作ス
イッチ部がある。例えば、認識対象のゲインの操作スイ
ッチ部をタッチすると、該スイッチ部が点灯され画面左
下にデータ設定用の表示部が表示され、該表示部に「認
識対象 ゲイン: −−−−(今までの設定条件が
表示される。現在はデータが設定されていない。)」と
表示されると共に画面右下に「テンキー」の各操作スイ
ッチ部が表示される。この「テンキー」の操作スイッチ
部をタッチして所望の値(123)を入力すると前記表
示部の「−−−−」部分が「123」と表示され、右下
の「設定」キーをタッチすることにより設定され、前記
スイッチ部が123と表示される。以下、同様にして該
画面中の他のオフセットデータも設定される。
【0091】この画面で、「画面復帰」の操作スイッチ
部をタッチして前記「オフセットデータ」の画面を表示
させる。そして、画面左上の「初期画面」の操作スイッ
チ部をタッチして図3に示す「初期画面」の画面を表示
させる。続いて、「生産運転」の操作スイッチ部をタッ
チして図4に示す「生産運転(停止中)」の画面を表示
させ、この画面右下の「サブメニュー」の操作スイッチ
部をタッチして図6に示す「サブメニュー」の画面を表
示させる。この画面には、「生産運転ステップ指定」、
「運転方法設定」、「生産機種データ修正・教示」、
「ノズルメンテナンス」、「生産機種段取作業」、「情
報再表示」、「生産管理情報」、「捨打ち板メンテナン
ス」の各項目別の操作スイッチ部が表示される。
【0092】「生産運転ステップ指定」の操作スイッチ
部は、ステップ指定による生産機種プログラム(生産運
転の継続・生産運転の継続ステップ運転・1部品塗布)
の起動指示を行う場合にタッチする。
【0093】「運転方法設定」の操作スイッチ部は、各
種運転方法の設定及び変更を行う場合にタッチする。
【0094】「生産機種データ修正・教示」の操作スイ
ッチ部は、生産機種データ(塗布動作に関するNCデー
タ等のデータ)の修正、教示を行う場合にタッチする。
【0095】「ノズルメンテナンス」の操作スイッチ部
は、ノズル(6)のメンテナンス動作を行う場合にタッ
チする。
【0096】「生産機種段取作業」の操作スイッチ部
は、生産機種プログラムに関わる段取作業を行う場合に
タッチする。
【0097】「情報再表示」の操作スイッチ部は、今ま
でに発生した異常や装置情報を時系列で表示させる場合
にタッチする。
【0098】「生産管理情報」の操作スイッチ部は、生
産機種稼働情報、捨打ち塗布情報、塗布回数情報、ノズ
ル温度情報、塗布径認識情報、材料切れ自動停止情報、
サイクルタイム情報等の情報を知りたい場合にタッチす
る。
【0099】「捨打ち板メンテナンス」の操作スイッチ
部は、捨打ち板のメンテナンスを行う場合にタッチす
る。
【0100】この画面で、「運転方法設定」の操作スイ
ッチ部をタッチすると図26に示す「運転方法設定」の
画面が表示される。この画面には、「ノズル温度設
定」、「材料切れ自動停止機能設定」の各操作スイッチ
部が表示される。そして、「ノズル温度設定」の操作ス
イッチをタッチすると、図27に示すノズル温度を自動
設定するか否かを設定するための「ノズル温度設定」の
画面が表示される。この画面には、「設定温度」、「許
容温度差」、「P.I.D定数の自動設定選択」の設定
用の各操作スイッチ部及び「P.I.D定数の自動設定
状況」の表示部が表示される。例えば、ノズル番号1の
ノズル(6)に対する「設定温度」の操作スイッチ部を
タッチすると、該スイッチ部が点灯され画面左下のデー
タ設定用の表示部に「ノズル 設定温度: −−−
−(今までの設定値が表示される。現在はデータが設定
されていない。)」と表示されると共に画面右下に「テ
ンキー」の各操作スイッチ部が表示される。そして、
「テンキー」を操作して所望の設定温度(30.0)を
入力すると、前記表示部の「−−−−」部分が「30.
0」と表示され、右下の「設定」キーをタッチすること
により設定され、前記スイッチ部が30.0と表示され
る。次に、ノズル番号1のノズル(6)に対する「許容
温度差」設定の操作スイッチ部をタッチすると該スイッ
チ部が点灯され前記表示部に「ノズル1 許容温度差:
−−−−(今までの設定値が表示される。現在は
データが設定されていない。)」と表示され、前記「テ
ンキー」を操作して所望の許容温度差(10.0)を入
力すると、前記表示部の「−−−−」部分が「10.
0」と表示され、右下の「設定」キーをタッチすること
により設定され、前記スイッチ部が10.0と表示され
る。また、ノズル番号1のノズル(6)に対する「P.
I.D定数自動設定選択」の操作スイッチ部をタッチす
ると、該スイッチ部が点灯され画面左下のデータ設定用
の表示部に「ノズル1 P.I.D定数の自動設定:
しない(今までの設定条件が表示される。)」と表
示されると共に画面右下に「する」、「しない」の各操
作スイッチ部が表示される。そして、「する」の操作ス
イッチ部をタッチすると、前記表示部の「しない」部分
が「する」と表示され、右下の「設定」キーをタッチす
ることにより設定され、前記スイッチ部がすると表示さ
れる。以下、同様にして他のノズル(6)に対してもデ
ータを設定する。そして、データ設定完了後作動キー
(20)を押圧すると自動設定が開始される。即ち、図
28の画面でノズル番号1及び3のノズル(6)に対し
て自動設定がされる。
【0101】以下、自動設定を行わないノズル番号2及
び4のノズル(6)に対する設定について説明する。
【0102】先ず、画面下中央の「ページ送り」の操作
スイッチ部をタッチして図29に示すノズル温度設定を
任意に設定するための「ノズル温度設定」の画面が表示
される。この画面には、各ノズル(6)毎に「P(比
例)定数」、「I(積分)定数」、「D(微分)定数」
の各操作スイッチ部及びノズル温度設定値を表示する表
示部が表示される。この画面に於いて、例えばノズル番
号2のノズル(6)に対する「P(比例)定数」の操作
スイッチ部をタッチすると、該スイッチ部が点灯され画
面左下のデータ設定用の表示部に「ノズル2 P(比
例)定数: −−−−(今までの設定値が表示され
る。現在はデータが設定されていない。)」と表示さ
れ、画面右下に「テンキー」の操作スイッチ部が表示さ
れる。該「テンキー」を操作して所望のP(比例)定数
(12.3)を入力すると、前記表示部の「−−−−」
部分が「12.3」と表示され、右下の「設定」キーを
タッチすることにより設定され、前記スイッチ部が1
2.3と表示される。以下、同様にしてノズル番号2の
ノズル(6)に対するデータが設定される。そして、設
定完了後作動キー(20)を押圧するとノズル(6)の
温度管理を行う図示しない温度調節器のノズル番号2の
ノズル(6)に対する各定数が更新される。以下、同様
にして「I(積分)定数」、「D(微分)定数」につい
てもデータを設定する。また、ノズル温度設定値の表示
部には前記図28の画面で設定された設定温度の値が表
示される。
【0103】更に、画面下中央の「ページ送り」の操作
スイッチ部をタッチして図30に示すノズル温度設定を
ROM(16)内に予め設定された標準値で行わせるた
めの「ノズル温度設定」の画面が表示される。この画面
には、各ノズル(6)毎に「ノズル1」、「ノズル
2」、「ノズル3」、「ノズル4」の各操作スイッチ部
及び「P(比例)定数」、「I(積分)定数」、「D
(微分)定数」、「ノズル温度設定値」の各値を表示す
る表示部が表示される。この画面に於いて、ノズル番号
4のノズル(6)を指定する「ノズル4」の操作スイッ
チ部をタッチすると、該スイッチ部が点灯された後作動
キー(20)を押圧すると該ノズル番号4のノズル
(6)がROM(16)内の標準値を基に温度調節器に
より温調される。また、前記表示部にはROM(16)
内に記憶された標準値が表示される。
【0104】次に、画面左下の「画面復帰」の操作スイ
ッチ部をタッチして、前記「運転方法設定」の画面に復
帰させる。この画面で、「材料切れ自動停止機能設定」
の操作スイッチ部をタッチして図31に示す「材料切れ
自動停止機能設定」の画面を表示させる。この画面に
は、各ノズル(6)毎に「代替運転」、「代替条件」、
「代替ノズル」、「塗布回数」の各操作スイッチ部が表
示される。例えば、ノズル番号1のノズル(6)に対す
る「代替運転」の操作スイッチ部をタッチすると、該ス
イッチ部が点灯され、画面左下のデータ設定用の表示部
に「ノズル1 代替運転: −−−−(今までのデ
ータが表示される。現在はデータが設定されていな
い。)」と表示されると共に「する」、「しない」の各
操作スイッチ部が表示される。該「する」の操作スイッ
チ部をタッチすると、前記表示部の「−−−−」部分が
「する」と表示され、右下の「設定」キーをタッチする
ことにより設定され、前記スイッチ部がすると表示され
る。次に、「代替条件」の操作スイッチ部をタッチする
と、該スイッチ部が点灯され、前記表示部に「ノズル1
代替条件: −−−−(今までの設定条件が表示さ
れる。現在はデータが設定されていない。)」と表示さ
れると共に画面右下にそれまでの「する」、「しない」
の各操作スイッチ部に替わって「材料切れ予告」、「材
料切れ」の各操作スイッチ部が表示される。そして、
「材料切れ予告」の操作スイッチ部をタッチすると前記
表示部の「−−−−」部分が「材料切れ予告」と表示さ
れ、右下の「設定」キーをタッチすることにより設定さ
れ、前記スイッチ部が材料切れ予告と表示される。「代
替ノズル」の操作スイッチ部をタッチすると該スイッチ
部が点灯され、前記表示部に「ノズル1 代替ノズル:
−−−−(今までの設定値が表示される。現在は
データが設定されていない。)」と表示されると共に画
面右下にそれまでの「材料切れ予告」、「材料切れ」の
各操作スイッチ部に替わって「ノズル1」、「ノズル
2」、「ノズル3」、「ノズル4」の各操作スイッチ部
が表示される。そして、「ノズル2」の操作スイッチ部
をタッチすると前記表示部「−−−−」が「ノズル2」
と表示され、右下の「設定」キーをタッチすることによ
り設定され、前記スイッチ部がノズル2と表示される。
「塗布回数」の操作スイッチ部をタッチすると該スイッ
チ部が点灯され、前記表示部に「ノズル1 塗布回数:
−−−−(今までの設定値が表示される。現在は
データが設定されていない。)」と表示されると共に画
面右下にそれまでの「ノズル1」、「ノズル2」、「ノ
ズル3」、「ノズル4」の各操作スイッチ部に替わって
「テンキー」の各操作スイッチ部が表示される。そし
て、「テンキー」により所望の塗布回数(1000)を
入力すると前記表示部「−−−−」が「1000」と表
示され、右下の「設定」キーをタッチすることにより設
定され、前記スイッチ部が1000と表示される。ま
た、ノズル番号2のノズル(6)に対する「代替運転」
の操作スイッチ部をタッチすると、該スイッチ部が点灯
され、画面左下のデータ設定用の表示部に「ノズル2
代替運転: −−−−」と表示されると共に「す
る」、「しない」の各操作スイッチ部が表示される。該
「しない」の操作スイッチ部をタッチすると、前記表示
部の「−−−−」部分が「しない」と表示され、右下の
「設定」キーをタッチすることにより設定され、前記ス
イッチ部がしないと表示される。ノズル番号3のノズル
(6)に対する「代替運転」の操作スイッチ部をタッチ
すると、該スイッチ部が点灯され、画面左下のデータ設
定用の表示部に「ノズル3 代替運転: −−−
−」と表示されると共に「する」、「しない」の各操作
スイッチ部が表示される。該「する」の操作スイッチ部
をタッチすると、前記表示部の「−−−−」部分が「す
る」と表示され、右下の「設定」キーをタッチすること
により設定され、前記スイッチ部がすると表示される。
次に、「代替条件」の操作スイッチ部をタッチすると、
該スイッチ部が点灯され、前記表示部に「ノズル3 代
替条件: −−−−(今までの設定条件が表示され
る。現在はデータが設定されていない。)」と表示され
ると共に画面右下にそれまでの「する」、「しない」の
各操作スイッチ部に替わって「材料切れ予告」、「材料
切れ」の各操作スイッチ部が表示される。そして、「材
料切れ」の操作スイッチ部をタッチすると前記表示部の
「−−−−」部分が「材料切れ」と表示され、右下の
「設定」キーをタッチすることにより設定され、前記ス
イッチ部が材料切れと表示される。「代替ノズル」の操
作スイッチ部をタッチすると該スイッチ部が点灯され、
前記表示部に「ノズル3 代替ノズル:−−−−(今ま
での設定値が表示される。現在はデータが設定されてい
ない。)」と表示されると共に画面右下にそれまでの
「材料切れ予告」、「材料切れ」の各操作スイッチ部に
替わって「ノズル1」、「ノズル2」、「ノズル3」、
「ノズル4」の各操作スイッチ部が表示される。そし
て、「ノズル4」の操作スイッチ部をタッチすると前記
表示部「−−−−」が「ノズル4」と表示され、右下の
「設定」キーをタッチすることにより設定され、前記ス
イッチ部がノズル4と表示される。「塗布回数」の操作
スイッチ部をタッチすると該スイッチ部が点灯され、前
記表示部に「ノズル1 塗布回数: −−−−(今
までの設定値が表示される。現在はデータが設定されて
いない。)」と表示されると共に画面右下にそれまでの
「ノズル1」、「ノズル2」、「ノズル3」、「ノズル
4」の各操作スイッチ部に替わって「テンキー」の各操
作スイッチ部が表示される。そして、「テンキー」によ
り所望の塗布回数(1000)を入力すると前記表示部
「−−−−」が「1000」と表示され、右下の「設
定」キーをタッチすることにより設定され、前記スイッ
チ部が1000と表示される。
【0105】これにより、ノズル番号1のノズル(6)
に対し材料切れ予告がされると、該ノズル番号1のノズ
ル(6)に替わってノズル番号2のノズル(6)により
塗布動作が続けられる。また、ノズル番号3のノズル
(6)に対し残量切予告がなされた後、1000回塗布
動作が行われたら以降の塗布動作はノズル番号3のノズ
ル(6)に替わってノズル番号4のノズル(6)により
塗布動作が続けられる。
【0106】そして、ノズル番号2及び4のノズル
(6)はノズルの代替運転はされない。
【0107】次に、該「材料切れ自動停止機能設定」の
画面に於いて、「画面復帰」の操作スイッチ部をタッチ
して図26の「運転方法設定」の画面に復帰させる。こ
の画面で、「サブメニュー」の操作スイッチ部をタッチ
して「サブメニュー」の画面を表示させ「ノズルメンテ
ナンス」の操作スイッチ部をタッチすると図32に示す
「ノズルメンテナンス」の画面が表示される。この画面
には、各ノズル(6)毎の接着剤の連続吐出動作を行わ
せる操作スイッチ部及び材料切れ予告解除を行わせる操
作スイッチ部が有る。
【0108】「接着剤の連続吐出動作」を行いたいノズ
ル番号のノズル(6)をその操作スイッチ部をタッチし
て指定した後作動キー(20)を押すと接着剤の連続吐
出が行われる。
【0109】また、材料切れとなったシリンジ(7)に
対して新しく接着剤が充填されたシリンジ(7)と交換
した場合、所望のノズル番号のノズル(6)をその操作
スイッチ部をタッチして指定した後実行キー(30)を
押すと材料切れ予告後の残り塗布回数が初期化される。
【0110】次に、該「ノズルメンテナンス」の画面に
於いて、「画面復帰」の操作スイッチ部をタッチして図
6の「サブメニュー」の画面に復帰させる。この画面
で、「捨打ち板メンテナンス」の操作スイッチ部をタッ
チして図33に示す「捨打ち板メンテナンス」の画面を
表示させる。この画面には、「捨打ち板の取出し」及び
「管理カウンタの初期化」の各操作スイッチ部が有る。
「捨打ち板の取出し」の操作スイッチ部をタッチすると
図34に示す「捨打ち板の取出し」の画面が表示され
る。この画面で、「XYテーブル移動捨打板取出し位
置」の操作スイッチ部をタッチし作動キー(20)を押
圧すると、XYテーブル(4)が捨打ち板の取出し位置
まで移動する。また、「XYテーブル復帰動作」の操作
スイッチ部をタッチし作動キー(20)を押圧すると、
XYテーブル(4)が原点位置まで移動する。
【0111】次に、該「捨打ち板の取出し」の画面に於
いて、「画面復帰」の操作スイッチ部をタッチして図3
3の「捨打ち板メンテナンス」の画面に復帰させ「管理
カウンタの初期化」の操作スイッチ部をタッチして図3
5に示す「捨打ち板管理カウンタの初期化」の画面が表
示される。この画面で、実行キー(30)をタッチする
と、捨打ち板の管理カウンタが初期化される。
【0112】また、該「捨打ち板管理カウンタの初期
化」の画面に於いて、「画面復帰」の操作スイッチ部を
タッチして図33の「捨打ち板メンテナンス」の画面に
復帰させる。この画面で、「初期画面」の操作スイッチ
部をタッチして図3の「初期画面」の画面を表示させ
「装置メンテナンス」の操作スイッチ部をタッチすると
図36に示す「装置メンテナンス」の画面が表示され
る。この画面には、「装置稼働情報(集計1)」、「装
置稼働情報(集計2)」、「機種別稼働情報」、「情報
再表示」、「原点復帰動作」、「手動動作」、「インチ
ング動作」、「テスト確認」、「ティーチング」、「装
置点検」、「装置診断」の各操作スイッチ部が表示され
る。
【0113】この画面で、例えば「装置稼働情報(集計
1)」の操作スイッチ部をタッチすると図70に示す
「装置稼働情報(集計1)」の画面が表示される。この
画面には、生産枚数、割り基板枚数、通過基板枚数、不
良割り基板枚数等の生産情報が表示される。
【0114】次に、該「装置稼働情報(集計1)」の画
面に於いて、「画面復帰」の操作スイッチ部をタッチし
て図36の「装置メンテナンス」の画面に復帰させる。
この画面で、「ティーチング」の操作スイッチ部をタッ
チして図37に示す「ティーチング」の画面を表示させ
「カメラオフセットの自動設定」の操作スイッチ部をタ
ッチすると図38に示す「カメラオフセットの自動設
定」の画面が表示される。この画面で、復帰キー(2
3)を押し「治具基板データ編集」の操作スイッチ部を
タッチして、図39に示す「治具基板データ編集」の画
面を表示させる。この画面には、基板認識マークの間隔
を設定する「マークピッチ」、「マークサイズ」、「治
具基板の補正角度」、基準とするマークの位置を設定す
る「基準マークの位置」の各操作スイッチ部があり、夫
々設定値を前述したようにして「テンキー」を介して設
定する。そして、この画面の「画面復帰」の操作スイッ
チ部をタッチして図38の「カメラオフセットの自動設
定」の画面に復帰させた後、治具基板をXYテーブル
(4)にセットし作動キー(20)を押圧すると該基板
のマークの認識結果を基にCCDカメラ(10)のオフ
セット(X(横),Y(縦),Z(角度))及び倍率
(X(横),Y(縦))が自動設定される。
【0115】次に、該「カメラオフセットの自動設定」
の画面に於いて、「画面復帰」の操作スイッチ部をタッ
チして前記「ティーチング」の画面に復帰させる。この
画面で、「ノズル高さオフセットの設定」の操作スイッ
チ部をタッチして図40に示す「ノズル高さオフセット
の設定」の画面を表示させる。この画面には、ノズルオ
フセットL(上下)のデータを入力する操作スイッチ部
が各ノズル(「ノズル1」、「ノズル2」、「ノズル
3」、「ノズル4」)毎に設けられると共に捨打ち板オ
フセットL(上下)のデータを入力する操作スイッチ部
が設けられている。ここで、ノズル番号1のノズル
(6)に対するノズル高さオフセツトを行う場合につい
て説明する。XYテーブル(4)に基板(1)をセット
した後、設定を行うノズルを該所望の操作スイッチ部を
タッチして指定する。「目合わせ移動」の操作スイッチ
部をタッチすると、図41に示す「XYテーブル移動操
作(目合わせ移動)」の画面が表示される。この画面を
介してXYテーブル(4)を所定位置に移動させる。次
に、「ノズル高さ目合わせ」の操作スイッチ部をタッチ
して図42に示す「ノズル高さ目合わせ操作」の画面を
表示させる。この画面で、ノズル番号1のノズル(6)
を基板(1)に当接するまで下降動作させたら、「設
定」キーをタッチすることによりノズル上下のオフセッ
トデータの設定が完了する。以下、同様にして他のノズ
ル(6)に対してもデータの設定を行う。更に、「捨打
ち板オフセットL(上下)のオフセットデータの設定を
行う。この場合、どれか1つのノズル(6)を選択して
該ノズル(6)に対するオフセットを基に他のノズル
(6)も対処する。例えば、ノズル番号1のノズル
(6)を選択した後、前述と同様にしてXYテーブル
(4)を目合わせ移動させ、ノズル高さ目合わせ操作さ
せてデータを設定する。尚、「指定位置移動」の操作ス
イッチ部をタッチすると、図43に示すように予め入力
されている位置にXYテーブル(4)が移動する。
【0116】次に、該「ノズル高さオフセットの設定」
の画面に於いて、「画面復帰」の操作スイッチ部をタッ
チして前記「ティーチング」の画面に復帰させる。この
画面で、「基板認識ゲイン・レベル」の操作スイッチ部
をタッチして図44に示す「基板認識ゲイン・レベル」
の画面を表示させる。この画面で、「認識領域データ編
集」の操作スイッチ部をタッチすると図45に示す「認
識領域データ編集」の画面が表示され、この画面でカメ
ラ(10)の認識領域の設定を「テンキー」を介して行
う。そして、「画面復帰」の操作スイッチ部をタッチし
て前記「基板認識ゲイン・レベル」の画面に復帰させた
後、前述したようにXYテーブル(4)を「目合わせ移
動」あるいは「指定位置移動」させて「ゲイン・レベル
自動設定実行」の操作スイッチ部をタッチすることによ
りゲイン及びレベルの設定が完了する。
【0117】次に、該「基板認識ゲイン・レベル」の画
面に於いて、「画面復帰」の操作スイッチ部をタッチし
て前記「ティーチング」の画面に復帰させる。この画面
で、「塗布径(基板)ゲイン・レベル」の操作スイッチ
部をタッチして図46に示す「塗布径(基板)ゲイン・
レベル」の画面を表示させる。この画面で、「認識教示
データ編集」の操作スイッチ部をタッチして図47に示
す「認識教示データ編集」の画面を表示させる。この画
面で基板(1)に接着剤を塗布するノズル(6)を1つ
選択する(例えばノズル番号1)。データ設定後、「画
面復帰」の操作スイッチ部をタッチして「塗布径(基
板)ゲイン・レベル」の画面に復帰させ「塗布動作・認
識位置移動」の操作スイッチ部をタッチし作動キー(2
0)を押圧するとノズル番号1のノズル(6)により基
板(1)上に接着剤が塗布され、認識位置に移動され
る。そして、「ゲイン・レベル自動設定実行」の操作ス
イッチ部をタッチするとゲイン及びレベルが自動設定さ
れる。次に、該「塗布径(基板)ゲイン・レベル」の画
面に於いて、「画面復帰」の操作スイッチ部をタッチし
て前記「ティーチング」の画面に復帰させる。この画面
で、「塗布径(捨打板)ゲイン・レベル」の操作スイッ
チ部をタッチして図48に示す「塗布径(捨打板)ゲイ
ン・レベル」の画面を表示させる。この画面で、前述し
たように「認識教示データ編集」の画面を表示させる。
この画面で基板(1)に接着剤を塗布するノズル(6)
を1つ選択する(例えばノズル番号1)。データ設定
後、「画面復帰」の操作スイッチ部をタッチして「塗布
径(捨打板)ゲイン・レベル」の画面に復帰させ「塗布
動作・認識位置移動」の操作スイッチ部をタッチし作動
キー(20)を押圧するとノズル番号1のノズル(6)
により捨打ち板上に接着剤が塗布され、認識位置に移動
される。そして、「ゲイン・レベル自動設定実行」の操
作スイッチ部をタッチするとゲイン及びレベルが自動設
定される。
【0118】次に、該「塗布径(捨打ち板)ゲイン・レ
ベル」の画面に於いて、「画面復帰」の画面で、「バッ
ドマーク認識ゲイン・レベル」の操作スイッチ部をタッ
チして図49に示す「バッドマーク認識ゲイン・レベ
ル」の画面を表示させる。この画面で、「認識領域デー
タ編集」の操作スイッチ部をタッチして前述した図45
に示す「認識領域データ編集」の画面を表示させ認識領
域を設定する(尚、この場合前記基板認識ゲイン・レベ
ルの設定時に認識領域を設定しているので、この設定は
省略される)。次に、「目合わせ移動」あるいは「指定
位置移動」の操作スイッチ部をタッチして該基板とバッ
ドマークが認識領域内に略半分ずつ入るようにXYテー
ブル(4)を移動する。そして、「ゲイン・レベル自動
設定実行」の操作スイッチ部をタッチするとゲイン及び
レベルの自動設定が行われる。次に、「階調値の設定」
の操作スイッチ部をタッチして図50に示す「階調値の
設定」の画面を表示する。この画面に於いて基板(1)
及びバッドマークの階調値を設定する。先ず、「基板階
調値」の操作スイッチ部をタッチし、XYテーブル
(4)の移動方向及び移動速度を指定し作動キー(2
0)を押圧し認識領域内のクロスラインのセンターに基
板(1)の計測位置を移動させる。そして、「階調値設
定実行」の操作スイッチ部をタッチすると基板(1)の
階調値が自動設定される。次に、「マーク階調値」の操
作スイッチ部をタッチし、前述したようにXYテーブル
(4)の移動方向及び移動速度を指定し作動キー(2
0)を押圧し認識領域内のクロスラインのセンターにバ
ッドマークの計測位置を移動させる。そして、「階調値
設定実行」の操作スイッチ部をタッチするとバッドマー
クの階調値が自動設定される。
【0119】図36に示す「装置メンテナンス」の画面
で、「テスト確認」の操作スイッチ部をタッチすると図
51に示す「テスト確認」の画面が表示される。この画
面には、「XYテーブルテスト」、「基板認識テス
ト」、「塗布径認識テスト」、「捨打ち動作テスト」、
「バッドマーク認識テスト」の各項目別のテストを行わ
せる各操作スイッチ部が有る。ここで、「XYテーブル
テスト」の操作スイッチ部をタッチすると図52に示す
「XYテーブルテスト」の画面が表示される。先ず、
「生産運転」の操作スイッチ部をタッチすると図53に
示す「XYテーブルテスト(生産運転位置)」の画面が
表示される。この画面で「テンキー」を介してテスト運
転を開始したいステップ番号を設定する。即ち、運転開
始ステップ番号(同一パターンを有する割り基板に対し
ては、繰り返しステップも入力する。)を「テンキー」
で設定した後、始動キー(19)あるいは作動キー(2
0)を押圧すると、XYテーブル(4)がステップ番号
に従って順次XY移動される。このとき、画面には図5
4に示すように現在のXYテーブル(4)の位置を表示
するための各位置(塗布位置、基板内捨打ち位置、基板
外捨打ち位置、基板内塗布径認識位置、基板外塗布径認
識位置、基板認識位置、バッドマーク位置)毎の表示部
が有る。そして、停止キー(21)を押圧すると現在X
Yテーブル(4)がある位置の表示部が点灯される。最
終ステップまで終了したらXYテーブル(4)は停止す
る。「XYテーブルテスト」の操作スイッチ部をタッチ
して「XYテーブルテスト」の画面に復帰させる。次
に、「カメラ位置」の操作スイッチ部をタッチして、図
55に示す「XYテーブルテスト(カメラ位置)」の画
面を表示させる。この画面で、「テンキー」を介してテ
スト運転を開始したいステップ番号を設定する。即ち、
運転開始ステップ番号(同一パターンを有する割り基板
に対しては、繰り返しステップも入力する。)を「テン
キー」で設定した後、始動キー(19)あるいは作動キ
ー(20)を押圧すると、XYテーブル(4)がステッ
プ番号に従って順次XY移動される。ただし、ステップ
番号で指定したXY座標はカメラ(10)位置上に変換
されるため、図示しないモニター上に写し出され、座標
データの状態の確認が可能となる。このときも、画面に
は前述したように現在のXYテーブル(4)の位置を表
示するための各位置(塗布位置、基板内捨打ち位置、基
板外捨打ち位置、基板内塗布径認識位置、基板外塗布径
認識位置、基板認識位置、バッドマーク位置)毎の表示
部が有る。そして、現在XYテーブル(4)がある位置
の表示部が点灯される。
【0120】以下、動作について説明する。
【0121】先ず、電源を投入すると、CRT(25)
は図3に示す初期画面を表示する。この画面には、「生
産運転」、「段取作業」、「データ編集」、「装置メン
テナンス」及び「環境設定」の各項目別の操作スイッチ
部が表示される。
【0122】この初期画面で緑色の「生産運転」の操作
スイッチ部をタッチすると、図5に示す生産運転(塗
布)」の画面が表示される。そして、この画面のとき始
動キー(19)を押すと、図4に示す「停止中」の画面
が図5に示す「運転中」の画面に代わり、塗布装置によ
る生産運転が開始される。
【0123】運転開始時には、通常図16のオペレーシ
ョンデータの捨打ちを行う条件である各ノズル(6)の
カウンタに設定された未塗布回数や捨打ちタイマに設定
された未塗布時間やカウンタにより検出される基板枚数
のいずれも設定値に達していないため、そのまま塗布作
業を開始する。尚、運転開始時には無条件で捨打ちを行
うようにしても良い。
【0124】塗布作業は、図58に示す塗布動作に関す
るNCデータに基づき行われる。即ち、ステップ000
1ではX座標データ[mm]やY座標データ[mm]で
示す基板(1)上の座標位置(X1,Y1)にZ(角度
データ)Z1で接着剤を図59で示す塗布条件データで
示される塗布条件で塗布する。図58のNCデータのD
(塗布条件データ番号)が001と設定されており、図
59の塗布条件データの対応する001に設定されたノ
ズル番号1、ゲージ1、塗布時間T1、塗布直径D1を
基にノズル番号1のノズル(6)にゲージ1の圧力で接
着剤を塗布時間T1だけシリンジ(7)に図示しないエ
アチューブを介して供給源からエアを送り込んでノズル
(6)から所定量の接着剤を吐出させて、基板(1)上
に塗布直径D1で接着剤を塗布するのであるが、更に該
塗布条件データには塗布径認識をさせるか否かの選択デ
ータ(「する」、「しない」)が設定されており、この
場合「する」と設定されているため、本塗布動作前に塗
布径認識動作が行われる。従って、図60に示す捨打ち
データ内の基板内認識データ(R)宣言してあれば基板
内捨打ちステップカウンタ(図示せず)で示されるステ
ップ0011に設定された基板(1)上の余白部のX、
Y座標位置に接着剤が塗布される。この塗布された接着
剤上方にCCDカメラ(10)が位置されるようにX軸
モータ(2)及びY軸モータ(3)の駆動によりXYテ
ーブル(4)を移動させる。
【0125】そして、この塗布された接着剤をCCDカ
メラ(10)で認識する。この撮像結果を基にCPU
(17)内の図示しない計算装置が接着剤の直径を算出
する。これが図示しない比較装置によりRAM(15)
内に記憶されている設定データ(許容範囲を含む。)と
比較され該直径が許容範囲内で入っているか否か判断さ
れる。そして、前記許容範囲内に入っていると判断され
た場合には、CPU(17)は本塗布動作時に前記許容
範囲からのズレ分を考慮して塗布量を調整して、接着剤
を塗布する。
【0126】次に、ステップ0002では同じく基板
(1)上の座標位置(X2,Y2)に角度Z2でノズル
番号1のノズル(6)にゲージ2の圧力で塗布時間T2
だけシリンジ(7)内を加圧して、吐出された接着剤を
塗布直径D2で塗布する。この場合、塗布径認識選択デ
ータには「しない」と設定されているため、そのまま本
塗布動作が行われる。
【0127】以下、同様にして塗布作業が続けられる。
【0128】以下、捨打ち動作について説明する。
【0129】今度使用するノズル(6)が例えばノズル
番号2のノズル(6)である場合、図16に示すように
その「未塗布時間」が設定された未塗布時間に達した
ら、本塗布動作前に「捨打ち回数」に設定された捨打ち
回数捨打ちを行う。このとき、X軸モータ(2)及びY
軸モータ(3)の駆動によりXYテーブル(4)を移動
させて、ノズル(6)の下方位置に基板(1)上の余白
部を位置させて、エアチューブを介して供給されるエア
によりシリンジ(7)内の接着剤がノズル(6)から吐
出された状態で、該ノズル(6)を下降させて、図60
に示す捨打ちデータ内の基板内捨打ちデータ(W)宣言
してあれば基板内捨打ちステップカウンタで示されるス
テップ0006に設定された位置に1回目の捨打ちが行
われる。このとき例えば「捨打ち回数」が2回と設定さ
れていればステップ0007に2回目の捨打ちが行われ
る。他のノズル番号のノズル(6)も同様に各条件に基
づいて捨打ちが行われる。
【0130】次に、順次塗布動作が行われて、以下、ノ
ズル(6)の塗布径の認識動作について説明する。
【0131】各ステップに基づき本塗布動作が行われ
て、今度使用するノズル(6)が例えばノズル番号1の
ノズル(6)である場合、図15に示すようにその「実
塗布回数」が設定された実塗布回数に達したら、前述し
たようにして塗布径認識を行う。このとき、画面左上の
「捨打ち動作」に「する」と設定されているため本塗布
動作の前に捨打ち動作を前記図16の画面に設定された
「捨打ち回数」だけ捨打ちさせ、この捨打ち動作の後基
板内認識データ(R)宣言してあれば、前述したように
基板内試し打ちステップカウンタ(図示せず)で示され
るステップ0012に設定された基板(1)上の余白部
のX、Y座標位置に接着剤が試し打ちされる。この試し
打ちされた接着剤の塗布径をCCDカメラ(10)で認
識させる。
【0132】この接着剤が試し打ちされた基板(1)の
余白部上方にCCDカメラ(10)が位置されるように
XYテーブル(4)を移動させる。
【0133】そして、この試し打ちされた接着剤をCC
Dカメラ(10)で認識する。この撮像結果を基に前述
したようにCPU(17)内の図示しない計算装置が接
着剤の直径を算出する。これが図示しない比較装置によ
りRAM(15)内に記憶されている設定データ(許容
範囲を含む。)と比較され該直径が許容範囲内で入って
いるか否か判断される。そして、前記許容範囲内に入っ
ていると判断された場合には、そのまま本塗布動作に戻
る。また、許容範囲内に入っていないと判断された場合
には、CPU(17)は本塗布動作時に前記許容範囲か
らのズレ分を考慮して塗布量を調整して、接着剤を塗布
する。また、今度使用するノズル(6)が例えばノズル
番号4のノズル(6)である場合、図15に示すように
塗布径認識動作条件が「全条件」であるため、「実塗布
回数」、「実塗布時間」、「基板枚数」のいずれかが条
件を満たした場合に塗布径認識が行われる。このとき、
「捨打ち動作」に「しない」と設定されているため本塗
布動作の前に捨打ち動作をしないで該基板位置の余白部
に試し打ちを行い、この試し打ちされた接着剤の塗布径
を認識させ、この認識結果を基に前述したようにして本
塗布動作が続けられる。また、塗布径認識の結果許容範
囲内に入っていないと判断され、本塗布動作時に塗布量
を調整しているが、これに限らず塗布径が許容範囲内に
入ったのを確認した後本塗布動作に移るようにしても良
い。即ち、試し打ちを繰り返しても良い。以下、他のノ
ズル番号のノズル(6)も同様に各条件に基づいて塗布
径認識が行われる。
【0134】このようにして、順次塗布動作が続けられ
るのであるが、このとき図5に示す「運転中」の画面で
は原点情報の画面が表示されているが、画面右下の「表
示切替」の操作スイッチ部をタッチする毎に前述した捨
打ちに関する情報、塗布径認識に関する情報等の種々の
画面を表示できる。また、図61に示すような生産運転
中の塗布装置のサイクルタイム情報も表示される。この
「サイクルタイム情報」の画面には、図示しないタイマ
により計時された運転中の各ノズル(6)の各ステップ
毎の塗布動作開始から塗布動作終了等の1サイクル時間
(C)及びノズル(6)の上下動時間(Z)が表示され
る。
【0135】また、前述した塗布径認識動作中に接着剤
の糸引きを検出した場合の対処の仕方について説明す
る。
【0136】この糸引きの原因として、塗布後のノズル
(6)の上昇スピードやXYテーブル(4)の次の塗布
位置への移動開始時に関係すると考えられる。以下、各
場合の対処の仕方について説明する。
【0137】先ず、ノズル(6)の上昇スピードについ
ては停止キー(21)を押圧して装置を停止し、図5の
「運転中」の画面から図25の「停止中」の画面を表示
させる。この画面で、左上の「初期画面」の操作スイッ
チ部をタッチして図3に示す「初期画面」の画面を表示
させ、「データ編集」の操作スイッチ部をタッチする。
これにより、図7に示す「データ編集」の画面が表示さ
れ、この画面で「装置設定データ」の操作スイッチ部を
タッチして、図17に示す「装置設定データ」の画面を
表示させ、「ノズル加速・減速」の操作スイッチ部をタ
ッチし図23に示す「ノズル加速・減速設定」の画面を
表示させる。そして、ノズル(6)の上昇域は定速に対
して加速域でありこの画面の「加速時間」を変更する。
即ち、例えば糸引きが発生したノズル(6)がノズル番
号1のノズル(6)である場合、該ノズル番号1のノズ
ル(6)に対する「加速時間設定」の操作スイッチ部を
タッチして、該スイッチ部を点灯させ、画面左下にデー
タ設定用の表示部に「ノズル1 加速時間設定:
固定」と表示させると共に「固定」、「可変」の各操作
スイッチ部を表示させ、作業者は「可変」のスイッチ部
をタッチし前記表示部に「ノズル1 加速時間設定:
可変」と表示させ「設定」キーをタッチすることに
より設定され、前記スイッチ部が可変と表示される。次
に、ノズル番号1のノズル(6)に対する「加速時間」
の操作スイッチ部をタッチして前記表示部に「ノズル1
加速時間: 12ms」と表示させると共にそれ
までの「固定」、「可変」の各操作スイッチ部に替わっ
て表示される図25に示す「テンキー」を操作して所望
の設定値を設定する。
【0138】また、XYテーブル(4)の移動開始を遅
らせるデータの設定の仕方について説明する。この場
合、前記「ノズル加速・減速設定」の画面で「画面復
帰」の操作スイッチ部をタッチして図17の「装置設定
データ」の画面に復帰させる。そして、操作キーを押圧
して図24に示す「ノズルパラメータ」の画面を表示さ
せる。この画面で、ノズル番号1のノズル(6)の「X
Yスタート時の遅延時間」の操作スイッチ部をタッチし
て、該スイッチ部を点灯させると共に表示部に「ノズル
1 XYスタート時の遅延時間: 0ms」と表示
させる。そして、画面右下に表示された「テンキー」を
操作して所望の設定値を設定する。これにより、ノズル
番号1のノズル(6)の上昇時の加速時間及び塗布後の
次の塗布位置へのXYテーブル(4)の移動開始時の遅
延時間が設定される。そして、このデータに基づいてC
PU(17)は、上下モータ(36)及びX軸モータ
(2)、Y軸モータ(3)を制御して以降の塗布動作を
行う。他のノズル(6)も同様に設定される。
【0139】更に、塗布動作が続けられ、あるノズル
(6)に於いてそのシリンジ(7)内の接着剤の残量が
所定量となった場合の動作について説明する。
【0140】例えば、ノズル番号1のノズル(6)が残
量が所定量までに減少したことを近接センサ(図示せ
ず)が検出すると、該材料切れ予告の検出信号を受けた
CPU(17)は、該ノズル(6)が図31に示す「材
料切れ自動停止機能設定」の画面で「代替運転」を「す
る」と設定されているため、このデータに基づいて代替
運転を行う。即ち、今度ノズル番号1のノズル(6)で
塗布動作を行う場合、「代替ノズル」として設定された
ノズル番号2のノズル(6)にて吐出時間やシリンジ
(7)へ加える圧力を変更して、ノズル番号1のノズル
(6)と同等の塗布量となるように塗布動作を行わせ
る。そして、今度その代替運転されているノズル番号2
のノズル(6)に対し予告信号を受けたら、CPU(1
7)は「代替運転」が「しない」と設定されているた
め、代替運転を行わずタワー灯やブザー等の図示しない
報知装置を用いてその旨を作業者に報知する。
【0141】また、ノズル番号3のノズル(6)に対し
代替運転を行う場合、CPU(17)は「代替条件」に
設定された「材料切」に基づいて代替運転を行う。即
ち、CPU(17)はノズル番号3のノズル(6)が材
料切れ予告された場合、以降該ノズル(6)で「塗布回
数」に設定された所定回数(1000回)だけ塗布作業
を行った後、「代替ノズル」に設定されたノズル番号4
のノズル(6)で塗布動作を続ける。
【0142】また、前記図59に示す「塗布条件デー
タ」の画面で「ページ送り」の操作スイッチ部をタッチ
すると、図69に示す他点打ちに関する「塗布条件デー
タ」の画面が表示され、この画面によりノズル(6)に
よる他点打ち(「1点」、「2点」、「3点」、「4
点」)の位置(X(mm),Y(mm),Z(角度))
が設定できる。
【0143】
【発明の効果】以上、本発明によれば特殊なデータは特
定の作業者だけが画面表示できるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】塗布装置の構成回路図である。
【図2】塗布装置の正面図である。
【図3】タッチパネルスイッチを介して表示された画面
である。
【図4】タッチパネルスイッチを介して表示された画面
である。
【図5】タッチパネルスイッチを介して表示された画面
である。
【図6】タッチパネルスイッチを介して表示された画面
である。
【図7】タッチパネルスイッチを介して表示された画面
である。
【図8】タッチパネルスイッチを介して表示された画面
である。
【図9】タッチパネルスイッチを介して表示された画面
である。
【図10】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図11】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図12】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図13】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図14】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図15】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図16】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図17】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図18】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図19】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図20】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図21】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図22】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図23】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図24】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図25】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図26】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図27】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図28】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図29】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図30】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図31】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図32】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図33】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図34】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図35】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図36】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図37】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図38】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図39】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図40】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図41】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図42】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図43】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図44】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図45】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図46】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図47】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図48】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図49】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図50】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図51】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図52】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図53】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図54】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図55】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図56】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図57】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図58】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図59】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図60】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図61】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図62】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図63】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図64】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図65】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図66】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図67】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図68】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図69】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図70】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図71】ノズルの上下機構を示す図である。
【図72】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図73】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図74】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図75】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【図76】ノズルの上下機構を示す図である。
【図77】タッチパネルスイッチを介して表示された画
面である。
【符号の説明】
(1) プリント基板 (4) XYテーブル (5) 塗布ユニット (6) ノズル (10) CCDカメラ (15) RAM (17) CPU (24) タッチパネルスイッチ (25) CRT
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 横倉 一義 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三洋 電機株式会社内

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント基板上にチップ状電子部品を組
    立てる電子部品組立装置に於いて、ある作業に関する各
    種データを記憶する第1の情報記憶装置と、該第1の情
    報記憶装置に記憶された前記データの内の特殊なデータ
    を表示させるためのユーザーパスワードを入力するユー
    ザーパスワード入力画面データを記憶する第2の情報記
    憶装置と、前記データを表示すると共に画面上で該デー
    タを設定可能とするデータ入力装置とを設けたことを特
    徴とする電子部品組立装置。
JP4308853A 1992-09-29 1992-11-18 電子部品組立装置 Pending JPH06169194A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4308853A JPH06169194A (ja) 1992-09-29 1992-11-18 電子部品組立装置

Applications Claiming Priority (3)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP4-260359 1992-09-29
JP26035992 1992-09-29
JP4308853A JPH06169194A (ja) 1992-09-29 1992-11-18 電子部品組立装置

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JP (1) JPH06169194A (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014187157A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 電子部品装着装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2014187157A (ja) * 2013-03-22 2014-10-02 Hitachi High-Tech Instruments Co Ltd 電子部品装着装置

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