JP2014187157A - 電子部品装着装置 - Google Patents

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Abstract

【課題】電子部品装着装置が運転を停止しているとき、作業者による装着ヘッドの移動先の指定を大幅に簡略化すること、また、作業者による移動先の指示が終了してビーム及び装着ヘッドを移動させるまでの時間を短縮すること。
【解決手段】移動を停止している前記装着ヘッド7Aの現在位置をモニタ334に表示すると共に、作業者により前記装着ヘッド7Aの移動先の位置をタッチパネルスイッチ35にて指定可能であり、指定された前記装着ヘッド7Aの移動先の位置を表示するモニタ34を備え、CPU30は、指定された移動先の位置に前記装着ヘッドが移動するように前記X軸モータ12及びY軸モータ9を制御する。
【選択図】図3

Description

本発明は、基板上に電子部品を装着する電子部品装着装置に関する。
この種の電子部品装着装置は、例えば特許文献1などに開示されている。
この種の電子部品装着装置にあっては、Y方向に移動するビームには、このビームに沿って移動する装着ヘッドが設けられ、装着ヘッドに設けられた複数の取出保持具により電子部品供給装置から電子部品を取出し、ビームを移動させ、装着ヘッドを平面方向に移動させ、保持している電子部品を基板上に装着する。
そして、駆動モータによりY方向に設けられたネジ軸を回転させてビームを移動させるビームの移動機構が、特許文献1に記載されている。
特開2012−186232号公報
このようなビームの移動機構を備えた電子部品装着装置で、例えばビームの移動機構がネジ軸を備え、このネジ軸をモータにより回転せることによりビームを移動させる機構では、作業者が手動でビームを押す或いは引いてビームをY方向に移動させるためには、装置のカバーを開け、ある程度大きな力により手動でビームを移動させる必要があり手間と労力がかかるという問題が発生する。
そこで本発明は、電子部品装着装置が運転を停止しているとき、ビームを容易に移動できるようにし、また、作業者による装着ヘッドの移動先の指定を大幅に簡略化することを目的とする。
このため第1の発明は、Y軸駆動機構によりY方向に移動するビームと、このビームに設けられX軸駆動機構によりビームに沿ってX方向に移動して基板上に電子部品を装着する装着ヘッドと、前記Y軸駆動機構及びX軸駆動機構を制御する制御装置とを備えた電子部品装着装置において、
移動を停止している前記装着ヘッドの現在位置を表示すると共に、作業者により前記装着ヘッドの移動先の位置を指定可能であり、指定された前記装着ヘッドの移動先の位置を表示するモニタを備え、前記制御装置は、指定された移動先の位置に前記装着ヘッドが移動するように前記X軸駆動機構及びY軸駆動機構を制御することを特徴とする。
また第2の発明は、第1の発明において前記モニタは、タッチパネルスイッチを備え、このタッチパネルスイッチを押圧することで、前記装着ヘッドの移動先の位置が指定され、且つ、移動先の位置が前記モニタに表示されることを特徴とする。
また第3の発明は、第2の発明において、前記モニタは、前記装着ヘッドのY方向の移動可能範囲及びX方向の移動可能範囲を表示し、前記移動可能範囲の内側に前記ビーム及び装着ヘッドを表示することを特徴とする。
また第4の発明は、第3の発明において前記モニタが、前記移動可能範囲の内側に前記現在の位置に停止している前記装着ヘッドを表示し、且つ、前記装着ヘッドの指定された移動先の位置を前記現在の位置の装着ヘッドの表示形態と異なる表示形態で表示することを特徴とする。
また第5の発明は、第1乃至第4のいずれかの発明において前記X軸駆動機構がX方向に配置されたネジ軸と、このネジ軸を回転させるX軸モータとを備えていることを特徴とする。
本発明は、電子部品装着装置が運転を停止しているとき、ビームを容易に移動できるようにし、また、作業者による装着ヘッドの移動先の指定を大幅に簡略化することができる。
電子部品装着装置の概略平面図である。 電子部品装着装置の制御ブロック図である。 ヘッドを移動させる際の動作に係るフローチャートを示す図である。 モニタでの装着ヘッドの移動位置指定の表示画面を示す図である。 各装着ヘッドの移動範囲の説明図である。 モニタでの装着ヘッドの移動終了後の表示画面を示す図である。
以下図に基づいて、プリント基板上に電子部品を装着するための生産ラインを構成する電子部品装着装置について、実施の形態を説明する。図1は電子部品装着装置1の平面図で、該装着装置1の機台2上には種々の電子部品を夫々その部品取出し部(部品吸着取出位置)に1個ずつ供給する部品供給ユニット3が複数並設されている。対向する部品供給ユニット3群の間には、供給コンベア4、位置決め部5及び排出コンベア6が設けられている。前記供給コンベア4は上流側装置より受けた基板としてのプリント基板Pを前記位置決め部5に搬送し、位置決め部5で図示しない位置決め機構により位置決め固定された該基板P上に電子部品が装着された後、排出コンベア6に搬送され、この排出コンベア6を介して下流装置に搬送する。
8A、8BはX方向に長い一対のビームであり、夫々のビームは夫々のビームに対応して設けられてY方向に設けられたY軸モータ9(図2では、一方のY軸モータのみを図示している。)の駆動によりネジ軸10を回転させ、左右一対のガイド11に沿ってプリント基板Pや部品供給ユニット3の部品吸着取出位置上方を個別にY方向に移動する。なお、Y軸モータ9とネジ軸10とからY軸駆動機構が構成されている。また、ネジ軸10によらず、リニアモータによりビーム8A、8Bを駆動するようにしてもよい。
各ビーム8A、8Bにはその長手方向、即ちX方向にX軸駆動機構としてのX軸モータ12によりガイド(図示せず)に沿って移動する装着ヘッド7A、7Bが夫々設けられている(図2では、各ビーム8A、8Bに設けられたX軸モータのうち一方のX軸モータのみを図示している。また、X軸駆動機構はY軸と同様なネジ軸により構成されていてもよく、またリニアモータにより駆動されるように構成されていてもよい。)。各装着ヘッド7A又は7Bには複数の吸着ノズル17A、17B又は17C、17Dを上下動させるための上下軸モータ13がそれぞれ2個搭載され、また鉛直軸周りに回転させるためのθ軸モータ14がそれぞれ搭載されている。従って、2個の装着ヘッド7A、7Bの各吸着ノズルはX方向及びY方向に移動可能であり、垂直線回りに回転可能で、かつ上下動可能となっている。
16は部品認識カメラで、部品保持具としての吸着ノズル17A、17B、17C、17Dに吸着保持された電子部品を撮像する。18は前記装着ヘッド7A、7Bに設けられたレーザ変位計などの高さレベル測定装置で、レーザ光をプリント基板Pに照射して、その反射光を受光することにより前記位置決め部5で位置決めされたプリント基板Pの高さレベルを測定する。
次に、図2の制御ブロック図において、電子部品装着装置1の各要素はCPU(セントラル・プロセッシング・ユニット)30が統括制御しており、この制御に係るプログラムを格納するROM(リ−ド・オンリー・メモリ)31及び各種データを格納するRAM(ランダム・アクセス・メモリ)32がバスライン33を介して接続されている。また、CPU30には操作画面等を表示するモニタ34及び該モニタ34の表示画面に形成された入力手段としてのタッチパネルスイッチ35がインターフェース36を介して接続されている。また、前記Y軸モータ9等が駆動回路38、インターフェース36を介して前記CPU30に接続されている。また、入力手段としてのタッチパネルスイッチ35を押圧操作することにより、或いはマウス39等のポインティングデバイスを使用してモニタ画面に表示されたカーソルにて位置の指定を行い、各種設定或いは指示をすることができる。
前記RAM32には、プリント基板Pの生産ラインを構成する1台の電子部品装着装置1の電子部品の装着に係る装着データがプリント基板Pの種類毎に記憶されており、その装着順序毎(ステップ番号毎)に、プリント基板P内での各電子部品の装着座標であるX座標、Y座標及び角度情報や、各部品供給ユニット3の配置番号情報等が格納されている。
なお、この電子部品装着装置1のみが扱う装着データの他、生産ラインとして複数台の電子部品装着装置1を並設した場合にあっては、このプリント基板Pに装着される全ての電子部品の装着に係る装着データ、言い換えると、並設された全ての各電子部品装着装置の各装着データの和(図3参照)から構成された装着データも前記RAM32に格納されている。
また、前記RAM32には、この電子部品装着装置1の前記各部品供給ユニット3の部品供給ユニット配置番号に対応した各電子部品の種類の情報、即ち部品配置データが格納されているが、生産ラインとして複数台の電子部品装着装置1を並設した場合にあっては、この複数台の電子部品装着装置1毎の配置データが前記RAM32に格納されている。
更に、全ての電子部品装着装置において装着される電子部品の部品ID毎に電子部品のX方向、Y方向の長さ、電子部品を収納する収納テープの種類等に関する部品ライブラリデータが格納されている。
37はインターフェース36を介して前記CPU30に接続される認識処理装置で、前記部品認識カメラ16により撮像して取込まれた画像の認識処理が該認識処理装置37にて行われ、CPU30に処理結果が送出される。即ち、CPU30は部品認識カメラ16により撮像された画像を認識処理(位置ずれ量の算出など)するように指示を認識処理装置37に出力すると共に、認識処理結果を認識処理装置37から受取るものである。
以下、プリント基板Pの生産動作について説明すると、先ずプリント基板Pが上流側装置(図示せず)より受継がれて供給コンベア4上に存在すると、供給コンベア4上のプリント基板Pを位置決め部5へ移動させる。
このとき、基板搬送方向における基準としての位置規制装置の位置決めピン(図示せず)に当該プリント基板Pが係止して停止することとなる。そして、Zクランプ機構(図示せず)が作動して、プリント基板Pの高さ方向のレベルを一定として、プリント基板Pの上下方向の位置決めをすることができ、3次元方向の位置決めをして固定することができる。
更に、バックアップベース(図示せず)の複数の凹溝に生産すべきプリント基板Pに必要なバックアップピンが挿入されており、該バックアップベースの上昇により、このバックアップピンがプリント基板Pの裏面に当接し、該基板Pを水平に保持するように押し上げ支持する。
このようにして、プリント基板Pの位置決め動作が終了する。
次に、位置決め部5に搬送されたプリント基板P上にRAM32に格納された装着データに従い、吸着ノズル17A、17B、17C、17の何れかが装着すべき電子部品を所定の部品供給ユニット3から吸着して取出し保持して、部品認識カメラ16上方を通過して、吸着ノズルに吸着保持された各電子部品を撮像し、認識処理装置37で認識処理し、その結果に基づいて装着データの装着座標に部品認識結果を加味して位置ずれを補正しつつ、それぞれ電子部品をプリント基板P上に装着する。
上述したように、プリント基板P上への電子部品の装着運転が行われているとき、例えば、吸着ノズルに吸着保持された各電子部品を部品認識カメラ16が撮像し、認識処理装置37で認識処理した結果、部品が落下していると判定されたときは、そのことをモニタ34に表示する。そして、作業者が表示を確認して電子部品装着装置1の図示しない停止スイッチを操作すると、Y軸モータ9等の各軸のモータが停止し、電子部品装着装置1の運転が停止する。
上述したように、電子部品装着装置1の運転が停止しているとき、即ち、電子部品装着装置1が電子部品のプリント基板への装着運転を停止し、例えば、各装着ヘッド7A、7Bが電子部品保持していない状態で停止しており、各ビーム8A、8Bも停止しているときに、作業者が装着ヘッド7Bを自動的に移動させる際の作業者による操作、及び電子部品装着装置1の動作について、図1、図2、図3のフローチャートの図、図4のモニタの表示画面の図、及び図5の各装着ヘッドの移動範囲の説明図に基づいて説明する。
また例えば、電子部品供給装置に部品切れが発生して電子部品装着装置が基板への電子部品の装着運転を停止しているとき、或いは、電子部品を装着する基板の種類が変更され、基板の搬送路の幅の変更などの段取りを行うために、電子部品装着装置が基板への電子部品の装着運転を停止しているときにも下記のようにして装着ヘッド7Bを自動的に移動させることができる。
作業者が、電子部品装着装置1が停止しているときにモニタ34に表示されている図示しない表示画面上のページ送りスイッチ部を押すと、図4に示した装着ヘッドの移動指示の操作画面に入り、操作画面がモニタ34に表示される(ステップS1)。この操作は電子部品装着装置1が停止しているときに装着ヘッド7A,7B及びビーム8A,8B等を覆うカバーを開けることなく行うことができる。
操作画面が表示されると、CPU30が装着ヘッド7A、7Bの現在位置であるX軸現在位置及びY軸現在位置をRAM32から取得する(ステップS2)。また、CPU30は。装着ヘッド7Aの現在位置であるX軸現在位置及びY軸現在位置BをRAM32から取得する(ステップS3)。そして、CPU30からの信号に基づいて、モニタ34は図4に示したように、電子部品装着装置の平面を模式的に表した装着ヘッドの移動位置指定の表示画面を表示する。この表示画面において、装着ヘッド7A,7BのY方向の移動可能範囲を合わせたY方向の範囲を縦の辺L1とし、各装着ヘッド7A、7Bの共通のX方向の移動可能範囲を横の辺L2とした矩形の移動可能範囲Lが表示され(図5参照)、この移動可能範囲の内側に各装着ヘッド7A、7Bの現在位置が実線で示すように描画されて表示される(ステップS4)。このとき、各装着ヘッドの現在位置と共に、各ビーム8A、8Bの位置も模式的に描画されて表示される。
次に、作業者がモニタ34の表示を見ながら、モニタ上の移動させたい装着ヘッド、例えば装着ヘッド7Bをタッチする(ステップS5)。作業者がタッチすると、表示されている装着ヘッド7Bの状態は、点灯状態から点滅状態に切り替わり(ステップS6)、指定されたことがモニタ34の表示画面から分かる。
次に、作業者が装着ヘッド7bを移動させたい場所(移動先)をモニタ34の画面上でタッチするすると(ステップS7)、モニタ34からの信号に基づいてCPU30は、タッチした位置により位置決め部5における移動先のXY座標を算出する(ステップS8)。そして、CPU30は、指定された移動位置(移動先の位置)が装着ヘッド7Bの移動範囲内か否かをチェックする(ステップS9)。
即ち、RAM30或いはPOM31には、図5に示したように、装着ヘッド7Aと装着ヘッド7Bの双方のX軸可動範囲とY軸可動範囲とが予め記憶されている。そして、装着ヘッド7Bの移動位置が、装着ヘッド7BのX軸可動範囲内及びY軸可動範囲内に入っているか否かが判定され、装着ヘッド7Bの移動位置が、装着ヘッド7BのX軸可動範囲内及びY軸可動範囲内に入っている場合には、判定結果(ステップS10)は「OK」であり、CPU30からの指示により、モニタ34の表示画面において、図4に破線にて示すように移動位置に装着ヘッド7bが点滅して表示される(ステップS11)。
また、CPU30は、上述した装着ヘッド7bの点滅表示の指示と、例えば同時に、X軸モータ9及びY軸モータ12へ駆動信号を出力し、各軸のモータは運転を開始し、装着ヘッド7Bがビーム8Bに沿って移動する共に、ビーム8BがY方向に移動し、装着ヘッド7Bは、XY方向に移動を開始する(ステップS12)。そして、X軸モータ9及びY軸モータ12が停止し、装着ヘッド7Bの移動が終了する(ステップS13)。
CPU30からの信号に基づいてモニタ34では、移動位置での装着ヘッド7Bの点滅状態が点灯状態に切り替わり、装着ヘッド7bが図6の実線で示されるように描画され(ステップS14)、装着ヘッド7Bの移動指示操作及び移動動作が終了する。
以上説明したように、電子部品装着装置1がプリント基板への電子部品の装着運転を停止し、作業者が装着ヘッド7Bを移動させたいときには、モニタ34に表示された装着ヘッドの移動位置指定の表示画面で、作業者が装着ヘッドBの移動先をモニタ画面即ちタッチパネルスイッチを押圧してまたはマウスのカーソル移動により指定することにより、容易に且つ短時間で移動先を指定することができ、各ビーム8A、8Bを移動させる機構にネジ軸が用いられている場合においても、移動位置を指定するで、作業者が装着ヘッド7Bを手動で移動させなくとも装着ヘッド7Bを移動位置まで自動的に移動させることができる。また、リニアモータの駆動による装着ヘッド7A,7Bの移動の場合であっても手動で移動させるよりは容易に移動させることができる。但し、ネジ軸駆動の場合のほうが手動で押すより大きな力が必要となるため、モニタ34により移動先を指定して自動的に移動させることが有効である。
また、上述したステップS9での指定された移動位置のチェック時、装着ヘッド7Bの移動位置が、装着ヘッド7BのX軸可動範囲内とY軸可動範囲との何れかに入っていないと判定された場合には、判定結果(ステップS10)は「NG」であり、CPU30からの指示により、モニタ34の表示画面において、装着ヘッド7Bの点滅は終了する(ステップS15)。
そして、モニタ34の表示画面には、CPU30からの指示により、破線にて示した位置に、「指定位置には移動できません」と表示される(ステップS16)。この表示により、作業者は、指定した移動位置が誤っていたことを位置の指定後直ちに知ることができ、移動位置を指示し直すことができる。
なお、装着ヘッド7Aについても、装着ヘッド7bと同様に、モニタ34の表示画面を用いて、移動位置を指定することができる。また、装着ヘッド7Aを自動的に指定位置まで移動させることができる。
また、図4に示したように、一方の装着ヘッド7Bの移動位置(図4の装着ヘッド7bの位置)が指定されたとき、他方の装着ヘッド7Aが破線にて示した装着ヘッド7aの位置に停止しており、この停止位置が、Y方向において、装着ヘッド7Bの移動先の位置より移動前の装着ヘッド7Bに近い場合(図4では、下の位置であった場合)には、装着ヘッド7Bが移動を開始する前、或いは移動中に、装着ヘッド7Aは装着ヘッド7Bから離れる方向であり、装着ヘッド7Bの移動先の位置(7bで表わした位置)より、図4で上の位置まで装着ヘッド7aがY方向に移動するように、CPU30はY軸モータを制御する。この結果、装着ヘッド7Bが装着ヘッド7bの位置まで移動するとき、装着ヘッド7aと干渉することを回避することができ、移動位置を指定することで、装着ヘッド7Aの現在位置に関係なく、装着ヘッド7Bを移動位置まで移動することができる。または、装着ヘッド7Bの移動と干渉しないX方向に装着ヘッド7Aが移動して退避するようにしてもよい。モニタには装着ヘッドのみの表示でも良いが、ビームを一緒に表示することにより一対の装着ヘッドのいずれの装着ヘッドが表示されているかを識別することが容易となる。
また、作業者が、電子部品装着装置に設けられたモニタのタッチパネルを押圧し、装着ヘッドの移動先を指定可能な画面に切り換え、移動先のX座標及びY座標を入力してから装着ヘッドの移動を指示できるようにしてもよい。但し、このようにした場合、作業者による座標の入力作業時に、入力間違えを防止するために、座標の入力作業が作業者にとり煩雑になるため、モニタによりタッチパネルで移動先の位置を指定することにより、より簡単に装着ヘッドの移動をさせることができる。
以上のように本発明の実施態様について説明したが、上述の説明に基づいて当業者にとって種々の代替例、修正又は変形が可能であり、本発明はその趣旨を逸脱しない範囲で前述の種々の代替例、修正又は変形を包含するものである。
1 電子部品装着装置
5 位置決め部
7A、7B 装着ヘッド
7b 移動先を示した装着ヘッド
8A、8B ビーム
9 Y軸モータ(Y軸駆動機構)
10 ネジ軸(Y軸駆動機構)
12 X軸モータ(X軸駆動機構)
17A、B、C、D 吸着ノズル
18 高さレベル測定装置
30 CPU(制御装置)
32 RAM
34 モニタ(表示装置)
35 タッチパネルスイッチ
39 マウス
P プリント基板

Claims (5)

  1. Y軸駆動機構によりY方向に移動するビームと、このビームに設けられX軸駆動機構によりビームに沿ってX方向に移動して基板上に電子部品を装着する装着ヘッドと、前記Y軸駆動機構及びX軸駆動機構を制御する制御装置とを備えた電子部品装着装置において、
    移動を停止している前記装着ヘッドの現在位置を表示すると共に、作業者により前記装着ヘッドの移動先の位置を指定可能であり、指定された前記装着ヘッドの移動先の位置を表示するモニタを備え、前記制御装置は、指定された移動先の位置に前記装着ヘッドが移動するように前記X軸駆動機構及びY軸駆動機構を制御することを特徴とする電子部品装着装置。
  2. 前記モニタは、タッチパネルスイッチを備え、このタッチパネルスイッチを押圧することで、前記装着ヘッドの移動先の位置が指定され、且つ、移動先の位置が前記モニタに表示される
    ことを特徴とする請求項1に記載の電子部品装着装置。
  3. 前記モニタは、前記装着ヘッドのY方向の移動可能範囲及びX方向の移動可能範囲を表示し、前記移動可能範囲の内側に前記ビーム及び装着ヘッドを表示する
    ことを特徴とする請求項2に記載の電子部品装着装置。
  4. 前記モニタが、前記移動可能範囲の内側に前記現在の位置に停止している前記装着ヘッドを表示し、且つ、前記装着ヘッドの指定された移動先の位置を前記現在の位置の装着ヘッドの表示形態と異なる表示形態で表示する
    ことを特徴とする請求項3に記載の電子部品装着装置。
  5. 前記X軸駆動機構がX方向に配置されたネジ軸と、このネジ軸を回転させるX軸モータとを備えている
    ことを特徴とする請求項1乃至4の何れかに記載の電子部品装着装置。
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