JP2569184Y2 - 電子部品の組立装置 - Google Patents
電子部品の組立装置Info
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- JP2569184Y2 JP2569184Y2 JP1992010130U JP1013092U JP2569184Y2 JP 2569184 Y2 JP2569184 Y2 JP 2569184Y2 JP 1992010130 U JP1992010130 U JP 1992010130U JP 1013092 U JP1013092 U JP 1013092U JP 2569184 Y2 JP2569184 Y2 JP 2569184Y2
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、作業テーブル上のプリ
ント基板に所定作業を施す電子部品の組立装置に関す
る。
ント基板に所定作業を施す電子部品の組立装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】此種の従来技術としては、本出願人が先
に出願した実開平2−36100号公報に開示されたも
のがある。
に出願した実開平2−36100号公報に開示されたも
のがある。
【0003】しかし、バッドマークの位置に合わせて検
出装置の取り付け位置をネジにより調整していたため、
作業者の熟練を要していた。
出装置の取り付け位置をネジにより調整していたため、
作業者の熟練を要していた。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】従って、バッドマーク
の位置に合わせて検出装置の位置を自動で変更できるよ
うにすることを目的とする。
の位置に合わせて検出装置の位置を自動で変更できるよ
うにすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】このため本考案は、作業
テーブル上のプリント基板に所定作業を施す電子部品の
組立装置に於いて、前記作業テーブルに前記基板を供給
する受継コンベアと、該受継コンベア上の基板に該基板
が不良品である旨のバッドマークが付されているか否か
検出するバッドマーク検出装置と、該バッドマークの付
される位置を記憶する記憶装置と、該記憶装置に記憶さ
れたバッドマークの位置に前記バッドマーク検出装置を
移動させるように制御する制御装置とを設けたものであ
る。
テーブル上のプリント基板に所定作業を施す電子部品の
組立装置に於いて、前記作業テーブルに前記基板を供給
する受継コンベアと、該受継コンベア上の基板に該基板
が不良品である旨のバッドマークが付されているか否か
検出するバッドマーク検出装置と、該バッドマークの付
される位置を記憶する記憶装置と、該記憶装置に記憶さ
れたバッドマークの位置に前記バッドマーク検出装置を
移動させるように制御する制御装置とを設けたものであ
る。
【0006】
【作用】以上の構成から、制御装置は記憶装置に記憶さ
れた受継コンベア上の基板が不良品である旨のバッドマ
ークの位置にバッドマーク検出装置を移動させる。
れた受継コンベア上の基板が不良品である旨のバッドマ
ークの位置にバッドマーク検出装置を移動させる。
【0007】
【実施例】以下本発明の一実施例を図面に基づき詳述す
る。
る。
【0008】(1)は同一の基板パターンを複数有する
割り基板(2)に電子部品(3)を装着する部品装着装
置である。
割り基板(2)に電子部品(3)を装着する部品装着装
置である。
【0009】(4)は図示しない上流側装置から順次供
給される基板(2)を受け継いで、部品装着作業を施す
作業テーブルとしてのXYテーブル(5)に受け渡す受
継コンベアである。
給される基板(2)を受け継いで、部品装着作業を施す
作業テーブルとしてのXYテーブル(5)に受け渡す受
継コンベアである。
【0010】(6)は前記受継コンベア(4)上に待機
された基板(2)に付された不良品であることを示すバ
ッドマーク(7)を検出するバッドマーク検出センサで
ある。尚、該バッドマーク検出センサ(6)はXY移動
機構(8)によりXY移動されるため、バッドマーク
(7)の位置が異なる基板(2)にも対応できる。該X
Y移動機構(8)は、X軸モータ(9)の回動によりボ
ールネジ(10)が回動されスライダ(11)の移動に
よりXテーブル(12)がリニアガイド(13)(1
3)に沿ってX方向に移動される。また、該Xテーブル
(12)上をY軸モータ(14)の回動によりボールネ
ジ(15)を回動させスライダ(16)をリニアガイド
(17)に沿って移動させて、該スライダ(16)に取
り付け金具(18)を介して取り付けられたバッドマー
ク検出センサ(6)を所定位置に移動させる。
された基板(2)に付された不良品であることを示すバ
ッドマーク(7)を検出するバッドマーク検出センサで
ある。尚、該バッドマーク検出センサ(6)はXY移動
機構(8)によりXY移動されるため、バッドマーク
(7)の位置が異なる基板(2)にも対応できる。該X
Y移動機構(8)は、X軸モータ(9)の回動によりボ
ールネジ(10)が回動されスライダ(11)の移動に
よりXテーブル(12)がリニアガイド(13)(1
3)に沿ってX方向に移動される。また、該Xテーブル
(12)上をY軸モータ(14)の回動によりボールネ
ジ(15)を回動させスライダ(16)をリニアガイド
(17)に沿って移動させて、該スライダ(16)に取
り付け金具(18)を介して取り付けられたバッドマー
ク検出センサ(6)を所定位置に移動させる。
【0011】ここで、前記XYテーブル(5)について
説明する。
説明する。
【0012】(20)はXYテーブル駆動部で、基台
(21)と、該基台(21)上に第1のガイドレール
(22)とスライダ(23)及びX軸モータ(24)を
介してX方向に移動可能に載置されたX方向移動テーブ
ル(25)と、該X方向移動テーブル(25)上に第2
のガイドレール(26)とスライダ(27)及びY軸モ
ータ(28)を介してY方向に移動可能に載置されたY
方向移動テーブル(29)とで構成されている。
(21)と、該基台(21)上に第1のガイドレール
(22)とスライダ(23)及びX軸モータ(24)を
介してX方向に移動可能に載置されたX方向移動テーブ
ル(25)と、該X方向移動テーブル(25)上に第2
のガイドレール(26)とスライダ(27)及びY軸モ
ータ(28)を介してY方向に移動可能に載置されたY
方向移動テーブル(29)とで構成されている。
【0013】そして、該XYテーブル駆動部(20)上
には、基板支持テーブル(31)が設置され、該基板支
持テーブル(31)は、ガイド軸(32)を介して昇降
装置(33)により昇降制御可能になっている。
には、基板支持テーブル(31)が設置され、該基板支
持テーブル(31)は、ガイド軸(32)を介して昇降
装置(33)により昇降制御可能になっている。
【0014】該昇降装置(33)は、支軸(34)を回
動中心として上下方向に回動する圧接レバー(35)を
上下方向に押し上げ回動させる駆動シリンダ(36)
と、前記圧接レバー(35)の自由端部に設けられ、か
つ前記基板支持テーブル(31)の下部に圧接させてな
る圧接軸(37)とで構成されている。
動中心として上下方向に回動する圧接レバー(35)を
上下方向に押し上げ回動させる駆動シリンダ(36)
と、前記圧接レバー(35)の自由端部に設けられ、か
つ前記基板支持テーブル(31)の下部に圧接させてな
る圧接軸(37)とで構成されている。
【0015】更に、(38)(38)は前記基板支持テ
ーブル(31)上に互いに対向させて設置された左右一
対の基板搬送シュートで、それらの上端部には、搬送ベ
ルト(39)(39)が組み込まれた基板支持用搬送路
(40)(40)が形成されている。
ーブル(31)上に互いに対向させて設置された左右一
対の基板搬送シュートで、それらの上端部には、搬送ベ
ルト(39)(39)が組み込まれた基板支持用搬送路
(40)(40)が形成されている。
【0016】更に、(41)は前記基板搬送シュート
(38)(38)間に相当する基板支持テーブル(3
1)上に設置された基板バックアップ装置としてのバッ
クアップベースである。該バックアップベース(41)
は、ガイド軸(42)により上下方向のZ方向に昇降可
能に案内され、かつ送りネジ軸(43)と、該送りネジ
軸(43)をタイミングプーリ(44)(44)及びタ
イミングベルト(45)を介して正逆回転駆動させる駆
動モータ(46)とにより昇降可能に駆動制御されるよ
うになっている。尚、図中(47)(47)は前記バッ
クアップベース(41)上に植設されたバックアップピ
ンである。
(38)(38)間に相当する基板支持テーブル(3
1)上に設置された基板バックアップ装置としてのバッ
クアップベースである。該バックアップベース(41)
は、ガイド軸(42)により上下方向のZ方向に昇降可
能に案内され、かつ送りネジ軸(43)と、該送りネジ
軸(43)をタイミングプーリ(44)(44)及びタ
イミングベルト(45)を介して正逆回転駆動させる駆
動モータ(46)とにより昇降可能に駆動制御されるよ
うになっている。尚、図中(47)(47)は前記バッ
クアップベース(41)上に植設されたバックアップピ
ンである。
【0017】(50)は図示しない部品供給装置から所
望の吸着ノズル(51)で取り出した部品(3)をXY
テーブル(5)上の基板(2)に装着する図示しない上
下動機構により上下動される装着ヘッドである。該ヘッ
ド(50)には、四本のノズル(51)が搭載されてお
り、図示しない回転機構によりノズル搭載部(52)を
回転させて、所望のノズル(51)を選択する。
望の吸着ノズル(51)で取り出した部品(3)をXY
テーブル(5)上の基板(2)に装着する図示しない上
下動機構により上下動される装着ヘッドである。該ヘッ
ド(50)には、四本のノズル(51)が搭載されてお
り、図示しない回転機構によりノズル搭載部(52)を
回転させて、所望のノズル(51)を選択する。
【0018】(54)はXYテーブル(5)上で部品装
着が施された基板(2)を図示しない下流側装置に搬送
する装着装置の受渡コンベアである。
着が施された基板(2)を図示しない下流側装置に搬送
する装着装置の受渡コンベアである。
【0019】(55)は前記受継コンベア(4)上を搬
送されて来る基板(2)を該コンベア(4)上の所定位
置に規制する図示しない上下動機構により上下動可能な
ストッパで、(56)は基板(2)をXYテーブル
(5)上の所定位置に規制する同じく上下動可能なスト
ッパである。
送されて来る基板(2)を該コンベア(4)上の所定位
置に規制する図示しない上下動機構により上下動可能な
ストッパで、(56)は基板(2)をXYテーブル
(5)上の所定位置に規制する同じく上下動可能なスト
ッパである。
【0020】(57)はXYテーブル(5)上に基板
(2)が搬送されて来たことを検知するセンサで、(5
8)は受渡コンベア(54)上に基板(2)が搬送され
て来たことを検知するセンサである。
(2)が搬送されて来たことを検知するセンサで、(5
8)は受渡コンベア(54)上に基板(2)が搬送され
て来たことを検知するセンサである。
【0021】(60)は操作部で、データを入力するテ
ンキー(61)、カーソルキー(62)、データ入力の
際に後述のCRT(67)の画面内のデータを選択設定
するSETキー(63)、各種データの入力モードにす
るための教示キー(64)、運転を開始させる始動キー
(65)等を有する。
ンキー(61)、カーソルキー(62)、データ入力の
際に後述のCRT(67)の画面内のデータを選択設定
するSETキー(63)、各種データの入力モードにす
るための教示キー(64)、運転を開始させる始動キー
(65)等を有する。
【0022】(66)はインターフェースで、前記バッ
ドマーク検出センサ(6)、X軸モータ(9),(2
4)、Y軸モータ(14),(28)、駆動シリンダ
(36)、駆動モータ(46)、センサ(57),(5
8)及びCRT(67)等が接続されている一方、これ
らの各々の制御要素は制御装置としてのCPU(68)
で制御されるようになっている。
ドマーク検出センサ(6)、X軸モータ(9),(2
4)、Y軸モータ(14),(28)、駆動シリンダ
(36)、駆動モータ(46)、センサ(57),(5
8)及びCRT(67)等が接続されている一方、これ
らの各々の制御要素は制御装置としてのCPU(68)
で制御されるようになっている。
【0023】(69)は記憶装置としてのRAMで、基
板(2)上のバットマーク(7)の位置に関するデー
タ、装着位置に関するマウントMデータや繰り返しパタ
ーンの各位置に関するマウントAデータ等のNCデータ
を記憶する。また、(70)は同じく記憶装置としての
ROMで、動作プログラムを記憶する。
板(2)上のバットマーク(7)の位置に関するデー
タ、装着位置に関するマウントMデータや繰り返しパタ
ーンの各位置に関するマウントAデータ等のNCデータ
を記憶する。また、(70)は同じく記憶装置としての
ROMで、動作プログラムを記憶する。
【0024】以下、動作について説明する。
【0025】先ず、教示キー(64)を押してCRT
(67)に図4で示されるNC DATA INFOR
MATIONの画面を表示させる。この画面にて、図示
しないカーソルをカーソルキー(62)にて「1.PC
B−1」位置に合わせSETキー(63)を押して、こ
れから扱う基板(2)の種類を選択する。
(67)に図4で示されるNC DATA INFOR
MATIONの画面を表示させる。この画面にて、図示
しないカーソルをカーソルキー(62)にて「1.PC
B−1」位置に合わせSETキー(63)を押して、こ
れから扱う基板(2)の種類を選択する。
【0026】そして、始動キー(65)を押すと、以
下、図5及び図6に示すマウントMデータ及びマウント
Aデータに基づいて装着動作が開始される。
下、図5及び図6に示すマウントMデータ及びマウント
Aデータに基づいて装着動作が開始される。
【0027】ここで、図5に示す基板名PCB−1の基
板(2)に対するマウントMデータについて説明する。
板(2)に対するマウントMデータについて説明する。
【0028】先ず、ステップ1(M001)のコントロ
ールコマンド(C)にバットマーク検出指令「B」が出
されており、バットマーク位置である基板(2)上の座
標位置(X1,Y1)が入力されている。該座標位置
(X1,Y1)はバットマーク検出センサ(6)の原点
位置からの位置である。
ールコマンド(C)にバットマーク検出指令「B」が出
されており、バットマーク位置である基板(2)上の座
標位置(X1,Y1)が入力されている。該座標位置
(X1,Y1)はバットマーク検出センサ(6)の原点
位置からの位置である。
【0029】ステップ2(M002)乃至ステップ7
(M007)は基板(2)上の部品装着位置を示してい
る。
(M007)は基板(2)上の部品装着位置を示してい
る。
【0030】ステップ8(M008)のコントロールコ
マンド(C)に入力された「P」は装着位置データの終
了及び繰り返しパターンがあることを示す。
マンド(C)に入力された「P」は装着位置データの終
了及び繰り返しパターンがあることを示す。
【0031】また、図6に示す基板名PCB−1の基板
(2)に対するマウントAデータについて説明する。
(2)に対するマウントAデータについて説明する。
【0032】ステップ1(M001)は第一の基板パタ
ーンに対するオフセット位置を示し、ステップ2(M0
02)は第二の基板パターンに対するオフセット位置を
示す。
ーンに対するオフセット位置を示し、ステップ2(M0
02)は第二の基板パターンに対するオフセット位置を
示す。
【0033】ステップ3(M003)のコントロールコ
マンド(C)に入力された「E」は全てのデータの終了
を示す。即ち、該基板(2)は、一組の基板パターンか
ら成る割り基板である。
マンド(C)に入力された「E」は全てのデータの終了
を示す。即ち、該基板(2)は、一組の基板パターンか
ら成る割り基板である。
【0034】上下動機構によりストッパ(55)を上昇
させた状態で、上流側装置より受継コンベア(4)に基
板(2)が搬送されて来ると、該ストッパ(55)によ
りその移動が規制される。
させた状態で、上流側装置より受継コンベア(4)に基
板(2)が搬送されて来ると、該ストッパ(55)によ
りその移動が規制される。
【0035】この位置で、CPU(68)はRAM(6
9)からバットマーク(7)の位置に関するデータを読
み出してXY移動機構(8)を制御して基板(2)上の
バッドマーク(7)上方にバットマーク検出センサ
(7)を移動させ、初めに基板(2)の左側の基板パタ
ーンにバッドマーク(7)が付されているか否か検出さ
せる。次に、右側の基板パターン上のその基板が不良品
であるかどうかについてバッドマーク(7)が付されて
いるだろう位置に前記XY移動機構(8)によりバッド
マーク検出センサ(6)を移動させて、続けてバッドマ
ーク(7)の検出作業が行われる。即ち、図5及び図6
に示すマウントMデータ及びマウントAデータの各ステ
ップ1(M001)に入力された基板(2)上の座標位
置(X1,Y1)と(0000,0000)を加えた座
標位置(X1,Y1)に該センサ(6)を移動させて、
バットマーク(7)の有無を検出する。更に、マウンタ
Mデータのステップ1(M001)の座標位置(X1,
Y1)にマウントAデータのステップ2(M002)の
座標位置(1000,0000)を加えた座標位置にセ
ンサ(6)を移動させて、右側の基板パターンのバック
マーク(7)の有無を検出するが、次のステップ3(M
003)のコントロールコマンドが「E」であるため
(割り基板(2)が一組の基板パターンから成る。)、
検出作業は終了する。
9)からバットマーク(7)の位置に関するデータを読
み出してXY移動機構(8)を制御して基板(2)上の
バッドマーク(7)上方にバットマーク検出センサ
(7)を移動させ、初めに基板(2)の左側の基板パタ
ーンにバッドマーク(7)が付されているか否か検出さ
せる。次に、右側の基板パターン上のその基板が不良品
であるかどうかについてバッドマーク(7)が付されて
いるだろう位置に前記XY移動機構(8)によりバッド
マーク検出センサ(6)を移動させて、続けてバッドマ
ーク(7)の検出作業が行われる。即ち、図5及び図6
に示すマウントMデータ及びマウントAデータの各ステ
ップ1(M001)に入力された基板(2)上の座標位
置(X1,Y1)と(0000,0000)を加えた座
標位置(X1,Y1)に該センサ(6)を移動させて、
バットマーク(7)の有無を検出する。更に、マウンタ
Mデータのステップ1(M001)の座標位置(X1,
Y1)にマウントAデータのステップ2(M002)の
座標位置(1000,0000)を加えた座標位置にセ
ンサ(6)を移動させて、右側の基板パターンのバック
マーク(7)の有無を検出するが、次のステップ3(M
003)のコントロールコマンドが「E」であるため
(割り基板(2)が一組の基板パターンから成る。)、
検出作業は終了する。
【0036】これらの検出結果は、RAM(69)に記
憶される。
憶される。
【0037】次に、図2に示すXYテーブル(5)上の
基板(2)へ図5に示すステップ2(M002)乃至ス
テップ7(M007)の装着作業が終了したら、該基板
(2)は受渡コンベア(54)側へ搬送されると共にス
トッパ(55)による規制が解除されて、受継コンベア
(4)上の基板(2)がXYテーブル(5)側へ搬送さ
れる。センサ(57)により基板(2)の先端が検知さ
れたら、ストッパ(56)が上昇されて、該基板(2)
を所定位置に規制する。ここで、前記RAM(69)に
記憶されたバッドマーク(7)の有無データに基づい
て、バッドマーク(7)の付されていない基板パターン
に部品(3)が装着されて行くこととなる。
基板(2)へ図5に示すステップ2(M002)乃至ス
テップ7(M007)の装着作業が終了したら、該基板
(2)は受渡コンベア(54)側へ搬送されると共にス
トッパ(55)による規制が解除されて、受継コンベア
(4)上の基板(2)がXYテーブル(5)側へ搬送さ
れる。センサ(57)により基板(2)の先端が検知さ
れたら、ストッパ(56)が上昇されて、該基板(2)
を所定位置に規制する。ここで、前記RAM(69)に
記憶されたバッドマーク(7)の有無データに基づい
て、バッドマーク(7)の付されていない基板パターン
に部品(3)が装着されて行くこととなる。
【0038】以下、両方の基板パターンにバットマーク
(7)が無い場合について説明する。
(7)が無い場合について説明する。
【0039】この場合、駆動シリンダ(36)の駆動に
よりガイド軸(32)を介して基板支持テーブル(3
1)が下降される。更に、駆動モータ(46)の回動に
よりバックアップベース(41)が上昇されて図3に示
すように基板(2)の裏面にバックアップピン(47)
(47)が当接される。尚、基板厚の異なる基板(2)
には、駆動モータ(46)の回動量を調整することによ
り対処できる。
よりガイド軸(32)を介して基板支持テーブル(3
1)が下降される。更に、駆動モータ(46)の回動に
よりバックアップベース(41)が上昇されて図3に示
すように基板(2)の裏面にバックアップピン(47)
(47)が当接される。尚、基板厚の異なる基板(2)
には、駆動モータ(46)の回動量を調整することによ
り対処できる。
【0040】ここで、図5のマウントMデータのステッ
プ2(M002)より左側の基板パターン上に順次部品
装着が行われる。このとき、マウントMデータの各ステ
ップの座標位置にマウントAデータのステップ1(M0
01)の座標位置(0000,0000)が常に加えら
れる。即ち、X軸モータ(24)の駆動によりX方向移
動テーブル(25)やY軸モータ(28)の駆動により
Y方向移動テーブル(29)が移動されて、吸着ノズル
(51)に吸着された部品(3)の下方に基板(2)上
の装着位置(X2,Y2)が移動されて来る。そして、
ノズル(51)が下降されて来て図3に示すように基板
(2)上に部品(3)が装着される。
プ2(M002)より左側の基板パターン上に順次部品
装着が行われる。このとき、マウントMデータの各ステ
ップの座標位置にマウントAデータのステップ1(M0
01)の座標位置(0000,0000)が常に加えら
れる。即ち、X軸モータ(24)の駆動によりX方向移
動テーブル(25)やY軸モータ(28)の駆動により
Y方向移動テーブル(29)が移動されて、吸着ノズル
(51)に吸着された部品(3)の下方に基板(2)上
の装着位置(X2,Y2)が移動されて来る。そして、
ノズル(51)が下降されて来て図3に示すように基板
(2)上に部品(3)が装着される。
【0041】以下、同様にステップ7(M007)まで
装着作業が続けられ、ステップ8(M008)のコント
ロールコマンドが「P」であるため、左側の基板パター
ンへの装着作業が終了する。
装着作業が続けられ、ステップ8(M008)のコント
ロールコマンドが「P」であるため、左側の基板パター
ンへの装着作業が終了する。
【0042】次に、右側の基板パターンへの装着作業が
行われる。このとき、前記マウントMデータの各ステッ
プの座標位置にマウントAデータのステップ2(M00
2)の座標位置(1000,0000)が常に加えられ
た装着位置に部品(3)が順次装着されて行く。
行われる。このとき、前記マウントMデータの各ステッ
プの座標位置にマウントAデータのステップ2(M00
2)の座標位置(1000,0000)が常に加えられ
た装着位置に部品(3)が順次装着されて行く。
【0043】そして、両方の基板パターンへの装着作業
が終了した基板(2)は、駆動モータ(46)の回動に
よりバックアップベース(41)が下降され、駆動シリ
ンダ(36)の駆動により基板支持テーブル(31)が
上昇された後、受渡コンベア(54)側へ搬送される。
このとき、受継コンベア(4)上の基板(2)もXYテ
ーブル(5)側へ搬送される。
が終了した基板(2)は、駆動モータ(46)の回動に
よりバックアップベース(41)が下降され、駆動シリ
ンダ(36)の駆動により基板支持テーブル(31)が
上昇された後、受渡コンベア(54)側へ搬送される。
このとき、受継コンベア(4)上の基板(2)もXYテ
ーブル(5)側へ搬送される。
【0044】尚、バットマーク(7)が付された基板パ
ターンには、部品装着作業は行わず、スキップすること
となる。
ターンには、部品装着作業は行わず、スキップすること
となる。
【0045】また、本実施例は割り基板を例にして説明
したが、このような多面取りをしない通常の基板であっ
ても同様に応用でき、バットマーク(7)が付されてい
れば、部品装着作業は行わない。
したが、このような多面取りをしない通常の基板であっ
ても同様に応用でき、バットマーク(7)が付されてい
れば、部品装着作業は行わない。
【0046】更に、部品装着装置に限らず、基板上に接
着剤を塗布する接着剤塗布装置、半田ペーストをスクリ
ーンを介して印刷するスクリーン印刷機等に適用しても
良い。
着剤を塗布する接着剤塗布装置、半田ペーストをスクリ
ーンを介して印刷するスクリーン印刷機等に適用しても
良い。
【0047】
【考案の効果】以上、本考案によればバッドマークの位
置に合わせて検出装置の位置を自動で変更できる。
置に合わせて検出装置の位置を自動で変更できる。
【図1】本考案装置の構成回路図である。
【図2】同じく斜視図である。
【図3】同じく側面図である。
【図4】装着に関するNCデータを示す図である。
【図5】装着に関するNCデータを示す図である。
【図6】装着に関するNCデータを示す図である。
(4) 受継コンベア (6) バッドマーク検出センサ (7) バッドマーク (8) XY移動機構 (68) CPU (69) RAM
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)考案者 渡辺 昭夫 大阪府守口市京阪本通2丁目18番地 三 洋電機株式会社内 (56)参考文献 特開 平1−125899(JP,A) 実開 平2−36100(JP,U)
Claims (1)
- 【請求項1】 作業テーブル上のプリント基板に所定作
業を施す電子部品の組立装置に於いて、前記作業テーブ
ルに前記基板を供給する受継コンベアと、該受継コンベ
ア上の基板に該基板が不良品である旨のバッドマークが
付されているか否か検出するバッドマーク検出装置と、
該バッドマークの付される位置を記憶する記憶装置と、
該記憶装置に記憶されたバッドマークの位置に前記バッ
ドマーク検出装置を移動させるように制御する制御装置
とを設けたことを特徴とする電子部品の組立装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992010130U JP2569184Y2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 電子部品の組立装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1992010130U JP2569184Y2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 電子部品の組立装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0572197U JPH0572197U (ja) | 1993-09-28 |
JP2569184Y2 true JP2569184Y2 (ja) | 1998-04-22 |
Family
ID=11741709
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1992010130U Expired - Lifetime JP2569184Y2 (ja) | 1992-03-02 | 1992-03-02 | 電子部品の組立装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2569184Y2 (ja) |
Family Cites Families (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH01125899A (ja) * | 1987-11-10 | 1989-05-18 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 部品実装装置 |
JPH066560Y2 (ja) * | 1988-09-02 | 1994-02-16 | 三洋電機株式会社 | バッドマーク検出装置 |
-
1992
- 1992-03-02 JP JP1992010130U patent/JP2569184Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0572197U (ja) | 1993-09-28 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |