JPH06326047A - 拡散装置の反応ガス導入管と反応管との接合部構造 - Google Patents

拡散装置の反応ガス導入管と反応管との接合部構造

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JPH06326047A
JPH06326047A JP11637094A JP11637094A JPH06326047A JP H06326047 A JPH06326047 A JP H06326047A JP 11637094 A JP11637094 A JP 11637094A JP 11637094 A JP11637094 A JP 11637094A JP H06326047 A JPH06326047 A JP H06326047A
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gas introduction
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修一 中村
Hideo Kobayashi
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 内部汚染を生じることなく、接合部の完全な
シールを実現し、反応管内の汚染,酸素濃度の低下を防
止し、装置の腐食も防止する。 【構成】 燃焼管1と反応管2との接合部を内,外側2
重シール構造3とし、内側シールは燃焼管1と反応管2
をテーパー摺合せ部4で行い、外側シールは耐真空シー
ルが可能な真空気密パッキン5で行うことを特徴とす
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は半導体製造に必要な拡散
装置の反応ガス導入管と反応管との接合部構造に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、拡散装置にてウェット酸化を行う
場合、外部燃焼装置が多く用いられ、メンテナンス上の
問題,石英加工技術から、反応ガス導入管である石英燃
焼管と石英反応管との間に接合部を持つ分割構造となっ
ている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】接合部のシールにゴム
製パッキンを用いる方式もあるが、パッキンが熱に耐え
られないのでパッキン保護のため石英管を冷却すると内
面に結露し、またパッキン自体が内部を流れるガスと直
接接触するため内部を汚染する等の課題がある。このた
め接合部は通常石英同士の接触によりシールを得るテー
パー摺合せ、または球面摺合せ構造となっているが、完
全なシールが得られず、外気の内部へのリークにより反
応管内が汚染され、内部ガスの外部へのリークにより装
置が腐食される場合がある等の課題がある。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明構造は上記の課題
を解決するため、図示のように拡散装置の反応ガス導入
管としての燃焼管1と反応管2との接合部を内,外側2
重シール構造3としてなる構成になっている。
【0005】
【作用】このように燃焼管1と反応管2との接合部が
内,外側2重シール構造3になっているため、パッキン
5による内部汚染を生じることなく、接合部の完全なシ
ールを得ることができることになり、外気混入により反
応管内が汚染され、かつ反応管内の酸素濃度が低下する
ことはなく、また内部ガスの酸素濃度が低下することは
なく、また内部ガスの外部への流出により装置が腐食さ
れることがなくなることになる。
【0006】
【実施例】図面により本発明の実施例を説明する。図1
は本発明構造の1実施例の構成を示す断面図である。図
中1は拡散装置の反応ガス導入管としての石英燃焼管
で、反応ガスが導入される。2は石英反応管で、石英燃
焼管1より反応ガスが供給される。石英燃焼管1と石英
反応管2はテーパーまたは球面摺合せ部4で接合されて
おり、石英燃焼管1のフランジ1aと石英反応管2のフ
ランジ2b間にOリング等の真空気密パッキン5が介在
されている。テーパー摺合せ部4と真空気密パッキン5
は内,外側2重シール構造3を構成している。
【0007】真空気密パッキン5部近傍にはフランジを
介し流体ジャケット6が設けられ、テーパー摺合せ部4
と真空気密パッキン5間には不活性ガス流通部7が設け
られている。8は不活性ガス導入管、9は不活性ガス排
気管で、排気装置に連結されている。上記の構成におい
て不活性ガスは不活性ガス導入管8より不活性ガス流通
部7を通り不活性ガス排気管9より排気装置により排気
される。反応ガスは石英燃焼管1より石英反応管2内に
流入されることになり、反応管2内でウェーハへの拡散
装置に供される。
【0008】反応ガスはテーパー摺合せ部4によりシー
ルされ、これよりリークした反応ガスは不活性ガス流通
部7を通る不活性ガスと共に排気管9より排気され、外
部へのリークが防止されることになる。外気は真空気密
パッキン5によりシールされ、同様に真空気密パッキン
5よりリークした外気,脱ガスも排気され、内部へのリ
ークが防止できることになる。
【0009】真空気密パッキン5は燃焼管1のフランジ
1aと反応管2のフランジ2a間に挿設され、燃焼管1
及び反応管2内の温度を下げることなく、パッキン5の
みがパッキン流体ジャケット6内を流通する冷却水また
はガス及び不活性ガス流通部7内を流通する不活性ガス
により冷却されることになる。なお、本発明において
は、不活性ガス流通部7を真空排気部とし、排気管9よ
り真空引きするようにしてもよいことは勿論である。
【0010】
【発明の効果】上述のように本発明によれば、反応ガス
導入管としての燃焼管1と反応管2との接合部が内,外
側2重シール構造3になっているため、真空気密パッキ
ン5による内部汚染を生じることなく、接合部の完全な
シールを得ることができると共に外気混入により反応管
2内が汚染されたり、反応管2内の酸素濃度が低下した
りすることがなくなるばかりでなく、内部ガスの外部へ
の流出による装置の腐食も防止できる等の効果を奏す
る。
【0011】又、接合部の高温部のシールはテーパー摺
合せ部4で、低温部のシールは真空気密パッキン5で行
うことで、完全なシールを得ることができる。更に、
内,外2重シール構造3にすることで、直接、真空気密
パッキン5にガスが接することがないので、真空気密パ
ッキンを腐食させるガスを使用することができると共
に、パッキン流体ジャケット6内の冷却水および不活性
ガスにより、真空気密パッキン6を冷却することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は本発明構造の一実施例の構成を示す断面
図である。
【符号の説明】
1 (石英)燃焼管(反応ガス導入管) 1a フランジ 2 (石英)反応管 2a フランジ 3 内,外2重シール構造 4 テーパー(球面)摺合せ部 5 真空気密パッキン(O)リング 6 パッキン流体ジャケット 7 不活性ガス流通部(真空排気部) 8 不活性ガス導入管 9 (不活性ガス)排気管

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 拡散装置の反応ガス導入管と反応管との
    接合部を内,外側2重シール構造としてなる拡散装置の
    反応ガス導入管と反応管との接合部構造。
  2. 【請求項2】 前記内側シールは反応ガス導入管と反応
    管をテーパー摺合せ部で行うことを特徴とする請求項第
    1項記載の拡散装置の反応ガス導入管と反応管との接合
    部構造。
  3. 【請求項3】 前記外側シールは耐真空シールが可能な
    真空気密パッキンで行うことを特徴とする請求項第1項
    記載の拡散装置の反応ガス導入管と反応管との接合部構
    造。
  4. 【請求項4】 前記真空気密パッキン部近傍にフランジ
    を介しパッキン冷却流体はジャケット部を設けてなる請
    求項第3項記載の拡散装置の反応ガス導入管と反応管と
    の接合部構造。
  5. 【請求項5】 前記内側シールは反応ガス導入管と反応
    管をテーパー摺合せ部で行い、かつ、前記外側シールは
    耐真空シールが可能な真空気密パッキンで行うことを特
    徴とする請求項第1項記載の拡散装置の反応ガス導入管
    と反応管との接合部構造。
  6. 【請求項6】 前記内,外側シール間に不活性ガス流通
    部または真空排気部を設けてなる請求項第1項乃至第5
    項のいずれかに記載の拡散装置の反応ガス導入管と反応
    管との接合部構造。
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