JPH06325948A - 平面コイル及びそれを用いたトランス - Google Patents
平面コイル及びそれを用いたトランスInfo
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- JPH06325948A JPH06325948A JP5132612A JP13261293A JPH06325948A JP H06325948 A JPH06325948 A JP H06325948A JP 5132612 A JP5132612 A JP 5132612A JP 13261293 A JP13261293 A JP 13261293A JP H06325948 A JPH06325948 A JP H06325948A
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- pieces
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- Pending
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-
- H—ELECTRICITY
- H01—ELECTRIC ELEMENTS
- H01F—MAGNETS; INDUCTANCES; TRANSFORMERS; SELECTION OF MATERIALS FOR THEIR MAGNETIC PROPERTIES
- H01F27/00—Details of transformers or inductances, in general
- H01F27/28—Coils; Windings; Conductive connections
- H01F27/2847—Sheets; Strips
- H01F2027/2861—Coil formed by folding a blank
Landscapes
- Coils Of Transformers For General Uses (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 インダクタやトランスに利用できる平面コイ
ルを安価に製造する。 【構成】 長手方向と直交する方向の折り目で同一大き
さの一駒ずつに仕切られている帯状の絶縁材からなるシ
ートと、導電材により構成されて前記各駒上に設けら
れ、かつ相隣接する駒を前記折り目を中心に交互に折り
畳んで積層されたときに同一方向に電流が流れるように
設けられた渦巻状のコイル部と、そのコイル部の始端側
を一方側に隣接するコイル部の終端側に接続するととも
に、そのコイル部の終端側を他方側に隣接するコイル部
の始端側に接続する接続部と、前記コイル部及び前記接
続部の表面を電気絶縁材で覆った絶縁層とからなる。
ルを安価に製造する。 【構成】 長手方向と直交する方向の折り目で同一大き
さの一駒ずつに仕切られている帯状の絶縁材からなるシ
ートと、導電材により構成されて前記各駒上に設けら
れ、かつ相隣接する駒を前記折り目を中心に交互に折り
畳んで積層されたときに同一方向に電流が流れるように
設けられた渦巻状のコイル部と、そのコイル部の始端側
を一方側に隣接するコイル部の終端側に接続するととも
に、そのコイル部の終端側を他方側に隣接するコイル部
の始端側に接続する接続部と、前記コイル部及び前記接
続部の表面を電気絶縁材で覆った絶縁層とからなる。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、基本的電気素子として
の平面コイルに関するとともに、その平面コイルを用い
たトランスに関する。
の平面コイルに関するとともに、その平面コイルを用い
たトランスに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、インダクタやトランスに用いられ
るコイルは、電線をコアに巻回して構成されている。
るコイルは、電線をコアに巻回して構成されている。
【0003】ところで、近年、電気機器の小型,軽量化
のために、そこに用いられるインダクタやトランスも小
型化されたものが用いられるようになってきている。
のために、そこに用いられるインダクタやトランスも小
型化されたものが用いられるようになってきている。
【0004】小型化されたインダクタ等は、コイル形状
が平面化された平面コイルが用いられるが、この平面コ
イルは、導電シートと絶縁シートを積層するとともに、
その積層シートをのり巻状に巻回して巻回物を作り、そ
の巻回物を薄く輪切りにして作られたり、あるいは、半
導体製造装置を応用した真空蒸着法やスパッタリング法
等の真空製膜法で作られている。
が平面化された平面コイルが用いられるが、この平面コ
イルは、導電シートと絶縁シートを積層するとともに、
その積層シートをのり巻状に巻回して巻回物を作り、そ
の巻回物を薄く輪切りにして作られたり、あるいは、半
導体製造装置を応用した真空蒸着法やスパッタリング法
等の真空製膜法で作られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の巻回物を輪切りにして作られる平面コイルは、機械
的な切断を伴うので、所定以下の厚さの平面コイルを作
ることは困難であるとともに、複数の平面コイルを用い
るときの結線が面倒であるという欠点があった。
来の巻回物を輪切りにして作られる平面コイルは、機械
的な切断を伴うので、所定以下の厚さの平面コイルを作
ることは困難であるとともに、複数の平面コイルを用い
るときの結線が面倒であるという欠点があった。
【0006】また、上記真空製膜法の場合は、高価な製
造設備が必要であるとともに、製造工程が複雑で高度な
製造技術を必要とするので、歩止りが悪く、コスト高に
なる欠点があった。
造設備が必要であるとともに、製造工程が複雑で高度な
製造技術を必要とするので、歩止りが悪く、コスト高に
なる欠点があった。
【0007】さらに、上記真空製膜法においては、コイ
ル部分に当たる膜厚を厚くしようとすると、製造時間が
長くり、アスペクト比(コイルの断面における横と縦と
の寸法比)の大きな導線パターンを形成することが困難
であった。このため、配線抵抗の大きな平面コイルにな
る欠点があった。
ル部分に当たる膜厚を厚くしようとすると、製造時間が
長くり、アスペクト比(コイルの断面における横と縦と
の寸法比)の大きな導線パターンを形成することが困難
であった。このため、配線抵抗の大きな平面コイルにな
る欠点があった。
【0008】そこで、本発明は、上記欠点を解決するた
めになされたものであって、その目的は、巻数を任意に
選択でき、しかも配線抵抗が小さく、かつ安価に製造で
きる平面コイルを提供するとともに、その平面コイルを
用いたトランスを提供することにある。
めになされたものであって、その目的は、巻数を任意に
選択でき、しかも配線抵抗が小さく、かつ安価に製造で
きる平面コイルを提供するとともに、その平面コイルを
用いたトランスを提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明に係る平面コイル
は、上記目的を達成するために、長手方向と直交する方
向の折り目で同一大きさの一駒ずつに仕切られている帯
状の絶縁材からなるシートと、導電材により構成されて
前記各駒上に設けられ、かつ相隣接する駒を前記折り目
を中心に交互に折り畳んで積層されたときに同一方向に
電流が流れるように設けられた渦巻状のコイル部と、そ
の前記コイル部の始端側を一方側に隣接するコイル部の
終端側に接続するとともに、そのコイル部の終端側を他
方側に隣接するコイル部の始端側に接続する接続部と、
前記コイル部及び前記接続部の表面を電気絶縁材で覆っ
た絶縁層とを有することを特徴としている。また、前記
渦巻状のコイル部は、駒の中央部分に設けられた孔の周
囲に設けられていることを特徴としている。さらに、相
隣接する駒を折り目を中心に折り畳んで積層されたとき
の各駒に設けられている孔によって形成される貫通孔
に、磁性材を挿入したことを特徴としている。
は、上記目的を達成するために、長手方向と直交する方
向の折り目で同一大きさの一駒ずつに仕切られている帯
状の絶縁材からなるシートと、導電材により構成されて
前記各駒上に設けられ、かつ相隣接する駒を前記折り目
を中心に交互に折り畳んで積層されたときに同一方向に
電流が流れるように設けられた渦巻状のコイル部と、そ
の前記コイル部の始端側を一方側に隣接するコイル部の
終端側に接続するとともに、そのコイル部の終端側を他
方側に隣接するコイル部の始端側に接続する接続部と、
前記コイル部及び前記接続部の表面を電気絶縁材で覆っ
た絶縁層とを有することを特徴としている。また、前記
渦巻状のコイル部は、駒の中央部分に設けられた孔の周
囲に設けられていることを特徴としている。さらに、相
隣接する駒を折り目を中心に折り畳んで積層されたとき
の各駒に設けられている孔によって形成される貫通孔
に、磁性材を挿入したことを特徴としている。
【0010】本発明に係るトランスは、長手方向と直交
する方向の折り目で同一大きさの一駒ずつに仕切られて
いる帯状の絶縁材からなるシートと、導電材により構成
されて前記各駒上に設けられ、かつ相隣接する駒を前記
折り目を中心に交互に折り畳んで積層されたときに同一
方向に電流が流れるように設けられた渦巻状の一次コイ
ル部と、導電材により構成されて前記各駒上に設けら
れ、かつ相隣接する駒を前記折り目を中心に交互に折り
畳んで積層されたときに同一方向に電流が流れるように
設けられるとともに、前記一次コイル部の間に設けられ
た渦巻状の二次コイル部と、前記一次,二次コイル部の
始端側を一方側に隣接する一次,二次コイル部の終端側
にそれぞれ接続するとともに、その一次,二次コイル部
の終端側を他方側に隣接する一次,二次コイル部の始端
側に接続する接続部と、前記一次,二次コイル部及び前
記接続部の表面を電気絶縁材で覆った絶縁層とを有する
ことを特徴としている。また、前記渦巻状の一次,二次
コイル部は、駒の中央部分に設けられた孔の周囲に設け
られていることを特徴としている。さらに、相隣接する
駒を折り目を中心に折り畳んで積層されたときの各駒に
設けられている孔によって形成される貫通孔に、磁性材
を挿入したことを特徴としている。
する方向の折り目で同一大きさの一駒ずつに仕切られて
いる帯状の絶縁材からなるシートと、導電材により構成
されて前記各駒上に設けられ、かつ相隣接する駒を前記
折り目を中心に交互に折り畳んで積層されたときに同一
方向に電流が流れるように設けられた渦巻状の一次コイ
ル部と、導電材により構成されて前記各駒上に設けら
れ、かつ相隣接する駒を前記折り目を中心に交互に折り
畳んで積層されたときに同一方向に電流が流れるように
設けられるとともに、前記一次コイル部の間に設けられ
た渦巻状の二次コイル部と、前記一次,二次コイル部の
始端側を一方側に隣接する一次,二次コイル部の終端側
にそれぞれ接続するとともに、その一次,二次コイル部
の終端側を他方側に隣接する一次,二次コイル部の始端
側に接続する接続部と、前記一次,二次コイル部及び前
記接続部の表面を電気絶縁材で覆った絶縁層とを有する
ことを特徴としている。また、前記渦巻状の一次,二次
コイル部は、駒の中央部分に設けられた孔の周囲に設け
られていることを特徴としている。さらに、相隣接する
駒を折り目を中心に折り畳んで積層されたときの各駒に
設けられている孔によって形成される貫通孔に、磁性材
を挿入したことを特徴としている。
【0011】さらに、本発明に係るトランスは、長手方
向と直交する方向の折り目で同一大きさの一駒ずつに仕
切られている帯状の絶縁材からなるシートと、導電材に
より構成されて前記各駒上に設けられ、かつ相隣接する
駒を前記折り目を中心に交互に折り畳んで積層されたと
きに同一方向に電流が流れるように設けられた渦巻状の
一次コイル部と、その一次コイル部の始端側を一方側に
隣接する一次コイル部の終端側に接続するとともに、そ
の一次コイル部の終端側を他方側に隣接する一次コイル
部の始端側に接続する接続部と、前記一次コイル部及び
前記接続部の表面を電気絶縁材で覆った絶縁層とを有す
る一次平面コイルと、長手方向と直交する方向の折り目
で同一大きさの一駒ずつに仕切られている帯状の絶縁材
からなるシートと、導電材により構成されて前記各駒上
に設けられ、かつ相隣接する駒を前記折り目を中心に交
互に折り畳んで積層されたときに同一方向に電流が流れ
るように設けられた渦巻状の二次コイル部と、その二次
コイル部の始端側を一方側に隣接する二次コイル部の終
端側に接続するとともに、その二次コイル部の終端側を
他方側に隣接する二次コイル部の始端側に接続する接続
部と、前記二次コイル部及び前記接続部の表面を電気絶
縁材で覆った絶縁層とを有する二次平面コイルとからな
り、前記一次平面コイルと前記二次コイルを積層すると
ともに前記折り目を中心に折り畳んで形成し、又は折り
畳まれた各平面コイルを積層して形成したことを特徴と
している。また、前記渦巻状の一次,二次コイル部は駒
の中央部分に設けられた孔の周囲に設けられていること
を特徴としている。そして、相隣接する駒を折り目を中
心に折り畳んで積層されたときの各駒に設けられている
孔によって形成される貫通孔に、磁性材を挿入したこと
を特徴としている。
向と直交する方向の折り目で同一大きさの一駒ずつに仕
切られている帯状の絶縁材からなるシートと、導電材に
より構成されて前記各駒上に設けられ、かつ相隣接する
駒を前記折り目を中心に交互に折り畳んで積層されたと
きに同一方向に電流が流れるように設けられた渦巻状の
一次コイル部と、その一次コイル部の始端側を一方側に
隣接する一次コイル部の終端側に接続するとともに、そ
の一次コイル部の終端側を他方側に隣接する一次コイル
部の始端側に接続する接続部と、前記一次コイル部及び
前記接続部の表面を電気絶縁材で覆った絶縁層とを有す
る一次平面コイルと、長手方向と直交する方向の折り目
で同一大きさの一駒ずつに仕切られている帯状の絶縁材
からなるシートと、導電材により構成されて前記各駒上
に設けられ、かつ相隣接する駒を前記折り目を中心に交
互に折り畳んで積層されたときに同一方向に電流が流れ
るように設けられた渦巻状の二次コイル部と、その二次
コイル部の始端側を一方側に隣接する二次コイル部の終
端側に接続するとともに、その二次コイル部の終端側を
他方側に隣接する二次コイル部の始端側に接続する接続
部と、前記二次コイル部及び前記接続部の表面を電気絶
縁材で覆った絶縁層とを有する二次平面コイルとからな
り、前記一次平面コイルと前記二次コイルを積層すると
ともに前記折り目を中心に折り畳んで形成し、又は折り
畳まれた各平面コイルを積層して形成したことを特徴と
している。また、前記渦巻状の一次,二次コイル部は駒
の中央部分に設けられた孔の周囲に設けられていること
を特徴としている。そして、相隣接する駒を折り目を中
心に折り畳んで積層されたときの各駒に設けられている
孔によって形成される貫通孔に、磁性材を挿入したこと
を特徴としている。
【0012】
【作用】上記構成において、折り畳まれる駒の数によっ
て所望の巻数の平面コイルが得られるとともに、所望の
一次,二次巻数のトランスが得られる。そして、駒の中
央に設けられた穴の積層によって形成される貫通孔に磁
性材、いわゆるコアを介在させると、高効率の平面コイ
ル又はトランスが得られる。
て所望の巻数の平面コイルが得られるとともに、所望の
一次,二次巻数のトランスが得られる。そして、駒の中
央に設けられた穴の積層によって形成される貫通孔に磁
性材、いわゆるコアを介在させると、高効率の平面コイ
ル又はトランスが得られる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明
する。図1〜図3は、第1の実施例に係る平面コイルを
示すものであって、図1は、平面コイルCを展開した状
態の平面図、図2は図1のA−A線拡大断面図である。
する。図1〜図3は、第1の実施例に係る平面コイルを
示すものであって、図1は、平面コイルCを展開した状
態の平面図、図2は図1のA−A線拡大断面図である。
【0014】平面コイルCは、電気絶縁材からなる帯状
のシート、例えば、ポリイミドフィルムからなるシート
1上に、そのシート1の長手方向と直交する方向に形成
される折り目2,2…により、複数の同一形状の駒3
a,3b…を形成し、各駒3a,3b…にコイル部4
a,4b…をそれぞれ設けて構成されている。なお、図
示の例では、図面を簡略化するためと説明を容易にする
ために、駒の数を4個としている。
のシート、例えば、ポリイミドフィルムからなるシート
1上に、そのシート1の長手方向と直交する方向に形成
される折り目2,2…により、複数の同一形状の駒3
a,3b…を形成し、各駒3a,3b…にコイル部4
a,4b…をそれぞれ設けて構成されている。なお、図
示の例では、図面を簡略化するためと説明を容易にする
ために、駒の数を4個としている。
【0015】折り目2は、予め設けておく必要はなく、
後に折り曲げ加工時に折り曲げられる線が折り目とな
る。しかし、図示のように、折り曲げ線に沿ってミシン
目加工をしておくと、後の折り曲げ加工が容易であると
ともに、折り曲げ箇所が容易に区別できる利益がある。
後に折り曲げ加工時に折り曲げられる線が折り目とな
る。しかし、図示のように、折り曲げ線に沿ってミシン
目加工をしておくと、後の折り曲げ加工が容易であると
ともに、折り曲げ箇所が容易に区別できる利益がある。
【0016】各駒3a〜3d上に設けられるコイル部4
aは、導電材により渦巻状に構成されていて、相隣接す
る駒同志では互いに反対向きの渦巻きに形成されてい
る。その渦巻きの方向を駒3bを例に説明すると、コイ
ル部4bの始端側は、一方側の駒3aのコイル部4aの
終端側に導電材からなる接続部5で接続されているとと
もに、コイル4bの終端側は、他方側のの駒3cのコイ
ル4cの始端側に導電材からなる接続部5で接続されて
いる。
aは、導電材により渦巻状に構成されていて、相隣接す
る駒同志では互いに反対向きの渦巻きに形成されてい
る。その渦巻きの方向を駒3bを例に説明すると、コイ
ル部4bの始端側は、一方側の駒3aのコイル部4aの
終端側に導電材からなる接続部5で接続されているとと
もに、コイル4bの終端側は、他方側のの駒3cのコイ
ル4cの始端側に導電材からなる接続部5で接続されて
いる。
【0017】接続部5のうちの一部分、つまりコイル部
と交差する部分は、コイル部4b(4a,4c,4d)
とのショートを避けるために、コイル4b(4a,4
c,4d)の設けられているシート1の面と反対側に設
けられている。そして、シート1の表裏部分における接
続部5の接続は、シート1にスルーホール6,6…を設
け、そのスルーホール6,6…内に導電材を設けて行う
ようにしている。
と交差する部分は、コイル部4b(4a,4c,4d)
とのショートを避けるために、コイル4b(4a,4
c,4d)の設けられているシート1の面と反対側に設
けられている。そして、シート1の表裏部分における接
続部5の接続は、シート1にスルーホール6,6…を設
け、そのスルーホール6,6…内に導電材を設けて行う
ようにしている。
【0018】各コイル部4a〜4dの始端側及び終端側
には、リード線(図3(b)のL参照)を接続するため
の端子7,7…が設けられている。また、コイル部4a
〜4d及び接続部5,5…の表面には、つまり、シート
1の表裏の面には、絶縁性のプラスチックからなる絶縁
層8,8が設けられている。
には、リード線(図3(b)のL参照)を接続するため
の端子7,7…が設けられている。また、コイル部4a
〜4d及び接続部5,5…の表面には、つまり、シート
1の表裏の面には、絶縁性のプラスチックからなる絶縁
層8,8が設けられている。
【0019】各コイル部4a〜4d、各接続部5,5…
及び各端子7,7…は、周知のエッチング処理により簡
単に形成することができる。しかも、エッチング前の導
電材の厚さ、つまり、シート1上の導電材の厚さを任意
に選択して、コイル部4a〜4dのアスペクト比を所望
のものとすることができる。
及び各端子7,7…は、周知のエッチング処理により簡
単に形成することができる。しかも、エッチング前の導
電材の厚さ、つまり、シート1上の導電材の厚さを任意
に選択して、コイル部4a〜4dのアスペクト比を所望
のものとすることができる。
【0020】上述の構成からなるシート1を折り目2を
中心に相隣接する駒4a〜4dを図1の矢印方向に、つ
まり、図3(a)に示すように折り曲げて積層し(図3
(b)参照)、最も上側のコイル部4aの始端側の端子
7と、最も下側のコイル部4dの終端側の端子7とに、
リード線L,Lを接続すると平面コイルCが完成する。
中心に相隣接する駒4a〜4dを図1の矢印方向に、つ
まり、図3(a)に示すように折り曲げて積層し(図3
(b)参照)、最も上側のコイル部4aの始端側の端子
7と、最も下側のコイル部4dの終端側の端子7とに、
リード線L,Lを接続すると平面コイルCが完成する。
【0021】この平面コイルCのリード線L,L間に、
電流を印加すると、図1の各コイル部4a〜4dに矢印
で示す方向の電流が流れる。そして、各駒3a〜3dを
積層したときの各駒3a〜3dのコイル部4a〜4dの
電流の向きは、全て同方向となる。
電流を印加すると、図1の各コイル部4a〜4dに矢印
で示す方向の電流が流れる。そして、各駒3a〜3dを
積層したときの各駒3a〜3dのコイル部4a〜4dの
電流の向きは、全て同方向となる。
【0022】したがって、本実施例に係る平面コイルC
は、積層する駒の枚数により巻数を極めて簡単に選択す
ることが可能となる。
は、積層する駒の枚数により巻数を極めて簡単に選択す
ることが可能となる。
【0023】図4は、第2の実施例に係る平面コイルC
を示すものであって、上述の第1の実施例と異なる点
は、相隣接する駒(図示の例では駒3b,3d)のコイ
ル部をシート1の裏面に形成したことである。
を示すものであって、上述の第1の実施例と異なる点
は、相隣接する駒(図示の例では駒3b,3d)のコイ
ル部をシート1の裏面に形成したことである。
【0024】本実施例に係る平面コイルCは、折り畳ん
だときに各コイル部がシート1の反対側に位置するため
に、絶縁性の優れたものとすることができる。
だときに各コイル部がシート1の反対側に位置するため
に、絶縁性の優れたものとすることができる。
【0025】また、上記第1,第2の実施例の平面コイ
ルCにおいて、各駒3a〜3dの中央部に、後述の図7
及び図11に示されるように孔を設けておくと、折り畳
んで積層したときに、各孔によって貫通孔が形成され
る。
ルCにおいて、各駒3a〜3dの中央部に、後述の図7
及び図11に示されるように孔を設けておくと、折り畳
んで積層したときに、各孔によって貫通孔が形成され
る。
【0026】したがって、この貫通孔に磁性材を挿入し
たときは、つまりコアを挿入したときは高効率のコイル
とすることができる。
たときは、つまりコアを挿入したときは高効率のコイル
とすることができる。
【0027】図5及び図6は、本発明の第1の実施例に
係るトランスTを示すものであって、上述した平面コイ
ルCと同一構成要素には同一符号を付し、これらについ
ては説明が重複するため新規な部分のみについて異なる
符号を付して説明する。
係るトランスTを示すものであって、上述した平面コイ
ルCと同一構成要素には同一符号を付し、これらについ
ては説明が重複するため新規な部分のみについて異なる
符号を付して説明する。
【0028】各駒3a〜3dには、一次及び二次の2つ
のコイル部4a1 ,4a2 〜4d1,4d2 が互いに接
しないように、つまり、上記図1に示されるコイル部4
a〜4dがそれぞれ2つずつ設けられた形態を呈してい
る。なお、図示しないが、図2に示されると同様に、シ
ート1の表裏面が絶縁層で覆われている。
のコイル部4a1 ,4a2 〜4d1,4d2 が互いに接
しないように、つまり、上記図1に示されるコイル部4
a〜4dがそれぞれ2つずつ設けられた形態を呈してい
る。なお、図示しないが、図2に示されると同様に、シ
ート1の表裏面が絶縁層で覆われている。
【0029】上述のシート1を折り目2を中心に、図3
(a)と同様に、交互に駒3a〜3dを折り曲げると、
図6に示されるトランスTが完成する。
(a)と同様に、交互に駒3a〜3dを折り曲げると、
図6に示されるトランスTが完成する。
【0030】したがって、最も上側の一次コイル部4a
1 の始端側の端子7と、最も下側の一次コイル部4d1
の終端側の端子7とにそれぞれ接続されているリード線
L1,L2 に交流電流を印加すると、最も上側の二次コ
イル部4a2 の始端側の端子7と、最も下側の二次コイ
ル部4d2 の終端側の端子7とにそれぞれ接続されてい
るリード線L3 ,L4 間に、所定の交流電流が出力され
る。
1 の始端側の端子7と、最も下側の一次コイル部4d1
の終端側の端子7とにそれぞれ接続されているリード線
L1,L2 に交流電流を印加すると、最も上側の二次コ
イル部4a2 の始端側の端子7と、最も下側の二次コイ
ル部4d2 の終端側の端子7とにそれぞれ接続されてい
るリード線L3 ,L4 間に、所定の交流電流が出力され
る。
【0031】また、印加側あるいは出力側の端子7,7
を積層状態の駒から任意に選択することにより、一次コ
イル部と二次コイル部との巻数を任意に選択でき、所望
の交流出力を得ることが可能となる。
を積層状態の駒から任意に選択することにより、一次コ
イル部と二次コイル部との巻数を任意に選択でき、所望
の交流出力を得ることが可能となる。
【0032】図7及び図8は、第2の実施例に係るトラ
ンスTを示すものであって、上記第1の実施例と異なる
点は、各駒3a〜3dの中央部に孔9,9…を設け、か
つ一次,二次コイル部4a1 ,4a2 〜4d1 ,4d2
を、その孔9,9…の周りに設けた点である。
ンスTを示すものであって、上記第1の実施例と異なる
点は、各駒3a〜3dの中央部に孔9,9…を設け、か
つ一次,二次コイル部4a1 ,4a2 〜4d1 ,4d2
を、その孔9,9…の周りに設けた点である。
【0033】したがって、各駒3a〜3dを折り目2を
中心に交互に折り曲げると、各孔9,9…により貫通孔
10が形成される。このため、この貫通孔10に周知の
トランスと同様に磁性材(コア)を挿入すると、効率の
よいトランスとすることができる。
中心に交互に折り曲げると、各孔9,9…により貫通孔
10が形成される。このため、この貫通孔10に周知の
トランスと同様に磁性材(コア)を挿入すると、効率の
よいトランスとすることができる。
【0034】第9図及び第10図は、第3の実施例に係
るトランスTを示すものであって、上記図1に示される
シート1を各折り目2が一致する状態を2枚重ね(ここ
では一方のシートを1a(本発明の一次平面コイルに該
当する。)、他方のシートを1b(本発明の二次平面コ
イルに該当する。)としている)するとともに、折り目
2を中心に各駒3a〜3dを交互に折り曲げてトランス
Tを形成している。
るトランスTを示すものであって、上記図1に示される
シート1を各折り目2が一致する状態を2枚重ね(ここ
では一方のシートを1a(本発明の一次平面コイルに該
当する。)、他方のシートを1b(本発明の二次平面コ
イルに該当する。)としている)するとともに、折り目
2を中心に各駒3a〜3dを交互に折り曲げてトランス
Tを形成している。
【0035】本実施例に係るトランスTは、簡単な構成
からなるシート1a,1bを用いるだけで、一方のシー
ト1aをトランスTの一次側とし、他方のシート1bを
トランスの一次例とすることができ、積層するシート1
a,1bの駒数を任意に選択することにより所望の出力
が得られるトランスとすることができる。
からなるシート1a,1bを用いるだけで、一方のシー
ト1aをトランスTの一次側とし、他方のシート1bを
トランスの一次例とすることができ、積層するシート1
a,1bの駒数を任意に選択することにより所望の出力
が得られるトランスとすることができる。
【0036】図11及び図12は、第4の実施例に係る
トランスTを示すものであって、上記第3の実施例と異
なる点は、各シート1a,1bの各駒3a〜3dの中央
部に上記図7と同様な孔9,9…をそれぞれ設けたこと
である。
トランスTを示すものであって、上記第3の実施例と異
なる点は、各シート1a,1bの各駒3a〜3dの中央
部に上記図7と同様な孔9,9…をそれぞれ設けたこと
である。
【0037】したがって、各駒3a〜3dを折り目2を
中心に交互に折り曲げると、上記図8と同様に、各孔
9,9…により貫通孔10が形成される。このため、こ
の貫通孔10に周知のトランスと同様に磁性材(コア)
を挿入すると、効率のよいトランスとすることができ
る。
中心に交互に折り曲げると、上記図8と同様に、各孔
9,9…により貫通孔10が形成される。このため、こ
の貫通孔10に周知のトランスと同様に磁性材(コア)
を挿入すると、効率のよいトランスとすることができ
る。
【0038】図13及び図14は、第5の実施例に係る
トランスTを示すものであって、上記第3の実施例と異
なる点は、1次側のシート1aと2次側のシート1bは
2枚重ではなく、予め、おのおの単独で折り曲げて畳ん
でおき、次に、1次側のシート1aと2次側のシート1
bとを積層してトランスTを形成している。
トランスTを示すものであって、上記第3の実施例と異
なる点は、1次側のシート1aと2次側のシート1bは
2枚重ではなく、予め、おのおの単独で折り曲げて畳ん
でおき、次に、1次側のシート1aと2次側のシート1
bとを積層してトランスTを形成している。
【0039】本実施例に係るトランスTは、1次側のシ
ート1aと2次側のシート1bとの巻数の選択が容易に
なるとともに、第3の実施例よりも折り曲げ加工が容易
になる特長がある。
ート1aと2次側のシート1bとの巻数の選択が容易に
なるとともに、第3の実施例よりも折り曲げ加工が容易
になる特長がある。
【0040】図15は、第6の実施例に係るトランスT
を示すものであって、上記第5の実施例に上記図7と同
様な穴9を設け、両シート1a,1bを積層したときに
貫通孔10を形成させるとともに、その貫通孔10に周
知のトランスと同様に磁性材(コア)11を挿入したも
のである。したがって、本実施例に係るトランスTは、
磁性材11を有しているので、効率のよいトランスTと
することができる。
を示すものであって、上記第5の実施例に上記図7と同
様な穴9を設け、両シート1a,1bを積層したときに
貫通孔10を形成させるとともに、その貫通孔10に周
知のトランスと同様に磁性材(コア)11を挿入したも
のである。したがって、本実施例に係るトランスTは、
磁性材11を有しているので、効率のよいトランスTと
することができる。
【0041】
【発明の効果】本発明に係る平面コイルは、各駒にコイ
ル部を設けるとともに、各駒を折り目を中心に交互に折
り曲げて積層するだけで任意の巻数の平面コイルを簡単
に作ることができる。また、各駒の中央部に孔を設けた
ときは磁性材の挿入できる貫通孔ができるので、高効率
の平面コイルとすることができる。
ル部を設けるとともに、各駒を折り目を中心に交互に折
り曲げて積層するだけで任意の巻数の平面コイルを簡単
に作ることができる。また、各駒の中央部に孔を設けた
ときは磁性材の挿入できる貫通孔ができるので、高効率
の平面コイルとすることができる。
【0042】本発明に係るトランスは、上述の平面コイ
ルをトランスの巻数とすることができるので、巻数を任
意に設定できる小型,軽量化されたトランスを得ること
ができる。また、各駒の中央部に孔を設けたときは磁性
材の挿入できる貫通孔ができるので、高効率のトランス
とすることができる。
ルをトランスの巻数とすることができるので、巻数を任
意に設定できる小型,軽量化されたトランスを得ること
ができる。また、各駒の中央部に孔を設けたときは磁性
材の挿入できる貫通孔ができるので、高効率のトランス
とすることができる。
【図1】本発明の第1の実施例に係る平面コイルを展開
したときの平面図である。
したときの平面図である。
【図2】図1のA−A線拡大断面図である。
【図3】同図(a)は折り畳みの状態を示す斜視図及び
同図(b)は平面コイルの斜視図である。
同図(b)は平面コイルの斜視図である。
【図4】本発明の第2の実施例に係る平面コイルを展開
したときの平面図である。
したときの平面図である。
【図5】本発明の第1の実施例に係るトランスを展開し
たときの平面図である。
たときの平面図である。
【図6】第1の実施例に係るトランスの斜視図である。
【図7】本発明の第2の実施例に係るトランスを展開し
たときの平面図である。
たときの平面図である。
【図8】第2の実施例に係るトランスの縦断面図であ
る。
る。
【図9】本発明の第3の実施例に係るトランスを展開し
たときの平面図である。
たときの平面図である。
【図10】第3の実施例に係るトランスの端面図であ
る。
る。
【図11】本発明の第4の実施例に係るトランスを展開
したときの平面図である。
したときの平面図である。
【図12】第4の実施例に係るトランスの縦断面図であ
る。
る。
【図13】本発明の第5の実施例に係るトランスを展開
したときの平面図である。
したときの平面図である。
【図14】第5の実施例に係るトランスの端面図であ
る。
る。
【図15】本発明の第6の実施例に係るトランスを展開
したときの平面図である。
したときの平面図である。
1,1a,1b シート(一次平面コイル,二次平面
コイル) 2 折り目 3a〜3d 駒 4a〜4d コイル部 4a1 ,4a2 〜4d1 ,4d2 一次,二次コイル
部 5 接続部 6 スルーホール 7 端子 8 絶縁層 9 穴 10 貫通孔 C 平面コイル T トランス
コイル) 2 折り目 3a〜3d 駒 4a〜4d コイル部 4a1 ,4a2 〜4d1 ,4d2 一次,二次コイル
部 5 接続部 6 スルーホール 7 端子 8 絶縁層 9 穴 10 貫通孔 C 平面コイル T トランス
Claims (9)
- 【請求項1】 長手方向と直交する方向の折り目で同一
大きさの一駒ずつに仕切られている帯状の絶縁材からな
るシートと、 導電材により構成されて前記各駒上に設けられ、かつ相
隣接する駒を前記折り目を中心に交互に折り畳んで積層
されたときに同一方向に電流が流れるように設けられた
渦巻状のコイル部と、 前記コイル部の始端側を一方側に隣接するコイル部の終
端側に接続するとともに、そのコイル部の終端側を他方
側に隣接するコイル部の始端側に接続する接続部と、 前記コイル部及び前記接続部の表面を電気絶縁材で覆っ
た絶縁層と、 を有することを特徴とする平面コイル。 - 【請求項2】 渦巻状のコイル部は駒の中央部分に設け
られた孔の周囲に設けられていることを特徴とする請求
項1記載の平面コイル。 - 【請求項3】 相隣接する駒を折り目を中心に折り畳ん
で積層されたときの各駒に設けられている孔によって形
成される貫通孔に、磁性材を挿入したことを特徴とする
請求項2記載の平面コイル。 - 【請求項4】 長手方向と直交する方向の折り目で同一
大きさの一駒ずつに仕切られている帯状の絶縁材からな
るシートと、 導電材により構成されて前記各駒上に設けられ、かつ相
隣接する駒を前記折り目を中心に交互に折り畳んで積層
されたときに同一方向に電流が流れるように設けられた
渦巻状の一次コイル部と、 導電材により構成されて前記各駒上に設けられ、かつ相
隣接する駒を前記折り目を中心に交互に折り畳んで積層
されたときに同一方向に電流が流れるように設けられる
とともに、前記一次コイル部の間に設けられた渦巻状の
二次コイル部と、 前記一次,二次コイル部の始端側を一方側に隣接する一
次,二次コイル部の終端側にそれぞれ接続するととも
に、その一次,二次コイル部の終端側を他方側に隣接す
る一次,二次コイル部の始端側に接続する接続部と、 前記一次,二次コイル部及び前記接続部の表面を電気絶
縁材で覆った絶縁層と、 を有することを特徴とするトランス。 - 【請求項5】 渦巻状の一次,二次コイル部は駒の中央
部分に設けられた孔の周囲に設けられていることを特徴
とする請求項4記載のトランス。 - 【請求項6】 相隣接する駒を折り目を中心に折り畳ん
で積層されたときの各駒に設けられている孔によって形
成される貫通孔に、磁性材を挿入したことを特徴とする
請求項5記載のトランス。 - 【請求項7】 長手方向と直交する方向の折り目で同一
大きさの一駒ずつに仕切られている帯状の絶縁材からな
るシートと、導電材により構成されて前記各駒上に設け
られ、かつ相隣接する駒を前記折り目を中心に交互に折
り畳んで積層されたときに同一方向に電流が流れるよう
に設けられた渦巻状の一次コイル部と、その一次コイル
部の始端側を一方側に隣接する一次コイル部の終端側に
接続するとともに、その一次コイル部の終端側を他方側
に隣接する一次コイル部の始端側に接続する接続部と、
前記一次コイル部及び前記接続部の表面を電気絶縁材で
覆った絶縁層とを有する一次平面コイルと、 長手方向と直交する方向の折り目で同一大きさの一駒ず
つに仕切られている帯状の絶縁材からなるシートと、導
電材により構成されて前記各駒上に設けられ、かつ相隣
接する駒を前記折り目を中心に交互に折り畳んで積層さ
れたときに同一方向に電流が流れるように設けられた渦
巻状の二次コイル部と、その二次コイル部の始端側を一
方側に隣接する二次コイル部の終端側に接続するととも
に、その二次コイル部の終端側を他方側に隣接する二次
コイル部の始端側に接続する接続部と、前記二次コイル
部及び前記接続部の表面を電気絶縁材で覆った絶縁層と
を有する二次平面コイルと、 からなり、前記一次平面コイルと前記二次コイルを積層
するとともに前記折り目を中心に折り畳んで形成し、又
は折り畳まれた各平面コイルを積層して形成したことを
特徴とするトランス。 - 【請求項8】 渦巻状の一次,二次コイル部は駒の中央
部分に設けられた孔の周囲に設けられていることを特徴
とする請求項7記載のトランス。 - 【請求項9】 相隣接する駒を折り目を中心に折り畳ん
で積層されたときの各駒に設けられている孔によって形
成される貫通孔に、磁性材を挿入したことを特徴とする
請求項8記載のトランス。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5132612A JPH06325948A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 平面コイル及びそれを用いたトランス |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP5132612A JPH06325948A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 平面コイル及びそれを用いたトランス |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06325948A true JPH06325948A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=15085404
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP5132612A Pending JPH06325948A (ja) | 1993-05-10 | 1993-05-10 | 平面コイル及びそれを用いたトランス |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06325948A (ja) |
Cited By (11)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2001033582A1 (de) * | 1999-11-04 | 2001-05-10 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Mehrschichtige planarspulenanordnung und verfahren zur herstellung einer planarspulenanordnung |
JP2008147503A (ja) * | 2006-12-12 | 2008-06-26 | Hidehiko Saito | ペーパーコイル及びこれを利用したカンタムビットエネルギー発生装置 |
JP2013207897A (ja) * | 2012-03-28 | 2013-10-07 | Casio Comput Co Ltd | 非接触充電システム及び充電装置 |
NL2011129C2 (nl) * | 2013-07-09 | 2015-01-12 | Eco Logical Entpr B V | Compacte elektrische inrichting en daarop gebaseerde elektrodynamische luidspreker, elektromotor, roerinrichting en instelbare koppeling. |
US9583132B2 (en) | 2013-07-24 | 2017-02-28 | Eco-Logical Enterprises B.V. | Arrangement for rotatably driving a round disk |
US10037843B2 (en) | 2014-07-30 | 2018-07-31 | Compact Electro-Magnetic Technology | Electrical device, in particular a coil or a transformer |
US10479489B2 (en) | 2013-07-09 | 2019-11-19 | Eco-Logical Enterprises B.V. | Rotary device, for instance an air mover such as a fan, a propeller or a lifting rotor, a water turbine or a wind turbine |
JP7283000B1 (ja) * | 2022-07-11 | 2023-05-29 | 日立Astemo株式会社 | 平面コイルアレイ、及び変位センサ |
JP7283001B1 (ja) * | 2022-07-11 | 2023-05-29 | 日立Astemo株式会社 | 平面コイルアレイ、及び変位センサ |
JP7296022B1 (ja) * | 2022-07-11 | 2023-06-21 | 日立Astemo株式会社 | 平面コイルアレイ、及び変位センサ |
DE102023124127A1 (de) | 2023-03-07 | 2024-09-12 | Schreiner Group Gmbh & Co. Kg | Etikett, System und Verfahren zum Ausbilden eines Etiketts |
-
1993
- 1993-05-10 JP JP5132612A patent/JPH06325948A/ja active Pending
Cited By (18)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
DE19953237C2 (de) * | 1999-11-04 | 2003-07-31 | Fraunhofer Ges Forschung | Mehrschichtige Planarspulenanordnung und Verfahren zur Herstellung einer Planarspulenanordnung |
WO2001033582A1 (de) * | 1999-11-04 | 2001-05-10 | Fraunhofer-Gesellschaft zur Förderung der angewandten Forschung e.V. | Mehrschichtige planarspulenanordnung und verfahren zur herstellung einer planarspulenanordnung |
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WO2015005777A3 (en) * | 2013-07-09 | 2015-03-19 | Eco-Logical Enterprises B.V. | Compact electrical device and electrodynamic loudspeaker, electric motor, stirring device and adjustable clutch based thereon |
EP3020054A2 (en) * | 2013-07-09 | 2016-05-18 | Eco-logical Enterprises B.V. | Compact electrical device and electrodynamic loudspeaker, electric motor, stirring device and adjustable clutch based thereon |
US10283256B2 (en) | 2013-07-09 | 2019-05-07 | Eco-Logical Enterprises B.V. | Compact electrical device and electrodynamic loudspeaker, electric motor, stirring device and adjustable clutch based thereon |
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WO2024013824A1 (ja) * | 2022-07-11 | 2024-01-18 | 日立Astemo株式会社 | 平面コイルアレイ、及び変位センサ |
WO2024013825A1 (ja) * | 2022-07-11 | 2024-01-18 | 日立Astemo株式会社 | 平面コイルアレイ、及び変位センサ |
WO2024013823A1 (ja) * | 2022-07-11 | 2024-01-18 | 日立Astemo株式会社 | 平面コイルアレイ、及び変位センサ |
DE102023124127A1 (de) | 2023-03-07 | 2024-09-12 | Schreiner Group Gmbh & Co. Kg | Etikett, System und Verfahren zum Ausbilden eines Etiketts |
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