JPH06325716A - メッシュ - Google Patents
メッシュInfo
- Publication number
- JPH06325716A JPH06325716A JP13523993A JP13523993A JPH06325716A JP H06325716 A JPH06325716 A JP H06325716A JP 13523993 A JP13523993 A JP 13523993A JP 13523993 A JP13523993 A JP 13523993A JP H06325716 A JPH06325716 A JP H06325716A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- mesh
- sample
- handle
- present
- shape
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Sampling And Sample Adjustment (AREA)
- Microscoopes, Condenser (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【目的】 ハンドリング及び各種装置への取り付け等の
作業を、容易に且つ確実にすることが出来る新規なメッ
シュを提供すること。 【構成】 少なくとも試料保持部と把手部とからなるこ
とを特徴とするメッシュ。
作業を、容易に且つ確実にすることが出来る新規なメッ
シュを提供すること。 【構成】 少なくとも試料保持部と把手部とからなるこ
とを特徴とするメッシュ。
Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、試料保持に用いられる
メッシュに関し、更に詳しくは、特に各種装置への容易
且つ正確な取り付けに用いられるメッシュに関する。
メッシュに関し、更に詳しくは、特に各種装置への容易
且つ正確な取り付けに用いられるメッシュに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、メッシュとしては、図3に示す様
な中心部に試料保持に適した様々な形状の開孔部1を有
する円形状の試料保持部4からなるものが一般的であっ
た。試料保持部4に形成される開孔部1の形状として
は、例えば、図3(a)に示した単孔のもの、図3
(b)に示したスリット状のもの、及び図3(c)に示
した網目状のもの等がある。その他、図4に示した様
に、上記の円形状の試料保持部4を複数個組み合わせた
ものを折りたたんで使用するものもあった。
な中心部に試料保持に適した様々な形状の開孔部1を有
する円形状の試料保持部4からなるものが一般的であっ
た。試料保持部4に形成される開孔部1の形状として
は、例えば、図3(a)に示した単孔のもの、図3
(b)に示したスリット状のもの、及び図3(c)に示
した網目状のもの等がある。その他、図4に示した様
に、上記の円形状の試料保持部4を複数個組み合わせた
ものを折りたたんで使用するものもあった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た様な従来のメッシュは、メッシュを保持する為の把手
部を特に有しておらず、メッシュを持ち運んだり、装置
への取り付けを行う場合等に不便であった。即ち、従来
のメッシュは、メッシュの開孔されている中央部分が試
料保持に用いられている為、周囲の僅かな面積の部分し
かハンドリング及び各種装置への取り付け等に使用をす
ることができなかった。その為、メッシュのハンドリン
グ及び装置への取り付け作業は容易ではなく、作業能率
が低下したり、誤って試料を破損するという問題があっ
た。更に、各種装置へのメッシュの取り付けにはメッシ
ュ用の専用の試料ホルダーを使用する必要があった。従
って、メッシュ用の試料ホルダーがない装置にメッシュ
を取り付ける場合には、メッシュを試料ホルダーに接着
剤等で張り付ける必要があり、他の装置へのメッシュの
移し換えの際には、試料ホルダーからメッシュを剥がす
必要があった為、作業能率が低下したり、誤って試料を
汚染又は破損するという問題があった。従って、本発明
の目的は、上記の如き従来技術の問題点を解決し、ハン
ドリング及び各種装置への取り付け等の作業を、容易に
且つ確実にすることが出来る新規なメッシュを提供する
ことにある。
た様な従来のメッシュは、メッシュを保持する為の把手
部を特に有しておらず、メッシュを持ち運んだり、装置
への取り付けを行う場合等に不便であった。即ち、従来
のメッシュは、メッシュの開孔されている中央部分が試
料保持に用いられている為、周囲の僅かな面積の部分し
かハンドリング及び各種装置への取り付け等に使用をす
ることができなかった。その為、メッシュのハンドリン
グ及び装置への取り付け作業は容易ではなく、作業能率
が低下したり、誤って試料を破損するという問題があっ
た。更に、各種装置へのメッシュの取り付けにはメッシ
ュ用の専用の試料ホルダーを使用する必要があった。従
って、メッシュ用の試料ホルダーがない装置にメッシュ
を取り付ける場合には、メッシュを試料ホルダーに接着
剤等で張り付ける必要があり、他の装置へのメッシュの
移し換えの際には、試料ホルダーからメッシュを剥がす
必要があった為、作業能率が低下したり、誤って試料を
汚染又は破損するという問題があった。従って、本発明
の目的は、上記の如き従来技術の問題点を解決し、ハン
ドリング及び各種装置への取り付け等の作業を、容易に
且つ確実にすることが出来る新規なメッシュを提供する
ことにある。
【0004】
【問題点を解決する為の手段】上記の目的は、以下の本
発明によって達成される。即ち、少なくとも開孔部を有
する試料保持部と把手部とを有することを特徴とするメ
ッシュである。
発明によって達成される。即ち、少なくとも開孔部を有
する試料保持部と把手部とを有することを特徴とするメ
ッシュである。
【0005】
【作用】本発明のメッシュは、開孔部を有する試料保持
部に加えて新たに把手部が設けられている為、この把手
部を使用することにより、メッシュのハンドリング及び
各種装置への取り付け等の各種作業を容易にすることが
出来る。
部に加えて新たに把手部が設けられている為、この把手
部を使用することにより、メッシュのハンドリング及び
各種装置への取り付け等の各種作業を容易にすることが
出来る。
【0005】
【好ましい実施態様】次に好ましい実施態様を挙げて、
本発明を更に詳細に説明する。本発明のメッシュを構成
する材料としては、Cu、Au、Ni、Ag、Mo、A
l、Ti、W及びステンレス等の金属材料、ナイロン等
の有機材料等が挙げられるが、固体材料であれば特に限
定されることはない。又、本発明のメッシュの試料保持
部に設けられる開孔部の形状としては、従来のものと同
様、単孔状、スリット状及び網目状等の各種の形状が挙
げられるが、試料を保持するのに適した形状であれば、
特に限定されることはない。又、本発明のメッシュの把
手部の形状としては、三角形状、四角形状及び半円形等
が挙げられるが、メッシュを運んだり取り付けたりする
際に把手として使用することが出来れば、特に限定され
ることはない。但し、メッシュが取り付けられる装置の
種類によっては、形状が限定される場合もある。本発明
のメッシュを取り付ける対象となる装置としては、例え
ば、光学顕微鏡、走査電子顕微鏡、透過電子顕微鏡、収
束イオンビーム装置及び成膜装置等が挙げられるが、メ
ッシュを取りつける空間のある装置であれば特に限定さ
れることはない。
本発明を更に詳細に説明する。本発明のメッシュを構成
する材料としては、Cu、Au、Ni、Ag、Mo、A
l、Ti、W及びステンレス等の金属材料、ナイロン等
の有機材料等が挙げられるが、固体材料であれば特に限
定されることはない。又、本発明のメッシュの試料保持
部に設けられる開孔部の形状としては、従来のものと同
様、単孔状、スリット状及び網目状等の各種の形状が挙
げられるが、試料を保持するのに適した形状であれば、
特に限定されることはない。又、本発明のメッシュの把
手部の形状としては、三角形状、四角形状及び半円形等
が挙げられるが、メッシュを運んだり取り付けたりする
際に把手として使用することが出来れば、特に限定され
ることはない。但し、メッシュが取り付けられる装置の
種類によっては、形状が限定される場合もある。本発明
のメッシュを取り付ける対象となる装置としては、例え
ば、光学顕微鏡、走査電子顕微鏡、透過電子顕微鏡、収
束イオンビーム装置及び成膜装置等が挙げられるが、メ
ッシュを取りつける空間のある装置であれば特に限定さ
れることはない。
【0006】
【実施例】以下実施例により本発明を更に具体的に説明
するが、本発明は実施例に限定されるものではない。 (実施例1)図1に基づき、本発明のメッシュの一実施
例について説明する。本発明のメッシュは、図1に示し
た様に、単孔状の開孔部1を有する円形状の試料保持部
4と把手部2とからなる。試料は、試料保持部4の中心
部に設けられている開孔部1の部分に張り付ける等して
保持される。図1に示す様に、本実施例では、開孔部1
を有する円形状の試料保持部4と把手部2とが一体的に
且つ同一平面となる様に形成されている。しかし、把手
部2が、例えば、試料保持部4の部分に対し、一定の角
度を有して形成されていてもよい。即ち、把手部2は、
開孔部1を有する円形状の試料保持部4に隣接してお
り、ハンドリング及び各種装置への取り付け等の作業を
容易且つ正確に行なうことが出来るものであれば、いず
れの形状のものでもよい。。
するが、本発明は実施例に限定されるものではない。 (実施例1)図1に基づき、本発明のメッシュの一実施
例について説明する。本発明のメッシュは、図1に示し
た様に、単孔状の開孔部1を有する円形状の試料保持部
4と把手部2とからなる。試料は、試料保持部4の中心
部に設けられている開孔部1の部分に張り付ける等して
保持される。図1に示す様に、本実施例では、開孔部1
を有する円形状の試料保持部4と把手部2とが一体的に
且つ同一平面となる様に形成されている。しかし、把手
部2が、例えば、試料保持部4の部分に対し、一定の角
度を有して形成されていてもよい。即ち、把手部2は、
開孔部1を有する円形状の試料保持部4に隣接してお
り、ハンドリング及び各種装置への取り付け等の作業を
容易且つ正確に行なうことが出来るものであれば、いず
れの形状のものでもよい。。
【0007】(実施例2)図2に基づき、本発明による
メッシュの一実施例について説明する。本実施例におい
ては、把手部2に一つの孔3が設けられていること、更
に、把手部2が開孔部1を有する円形状の試料保持部4
よりも薄い板状に一体的に形成されている以外は、実施
例1と同様である。本実施例では、作業性のよい形状の
把手部2でハンドリング等の作業を行ない、更に、孔3
の部分をねじ穴として用いることにより、各種装置への
取り付け等の作業を容易且つ正確に行なうことが出来
る。
メッシュの一実施例について説明する。本実施例におい
ては、把手部2に一つの孔3が設けられていること、更
に、把手部2が開孔部1を有する円形状の試料保持部4
よりも薄い板状に一体的に形成されている以外は、実施
例1と同様である。本実施例では、作業性のよい形状の
把手部2でハンドリング等の作業を行ない、更に、孔3
の部分をねじ穴として用いることにより、各種装置への
取り付け等の作業を容易且つ正確に行なうことが出来
る。
【0008】
【発明の効果】以上説明した様に、本発明のメッシュ
は、把手部を使用することによって、メッシュのハンド
リング及び各種装置への取り付け等の作業を容易且つ正
確にする行うことが出来る。その結果、作業能率が向上
すると共に、各種作業を行なう際の試料の汚染及び破損
等の問題を防ぐことが出来る。
は、把手部を使用することによって、メッシュのハンド
リング及び各種装置への取り付け等の作業を容易且つ正
確にする行うことが出来る。その結果、作業能率が向上
すると共に、各種作業を行なう際の試料の汚染及び破損
等の問題を防ぐことが出来る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例1のメッシュを示す図である。
【図2】本発明の実施例2のメッシュを示す図である。
【図3】従来のメッシュの一例を示す図である。
【図4】従来のメッシュの一例を示す図である。
1:開孔部 2:把手部 3:穴 4:試料保持部
Claims (2)
- 【請求項1】 少なくとも開孔部を有する試料保持部と
把手部とを有することを特徴とするメッシュ。 - 【請求項2】 把手部に孔が形成されている請求項1に
記載のメッシュ。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13523993A JPH06325716A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | メッシュ |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP13523993A JPH06325716A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | メッシュ |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH06325716A true JPH06325716A (ja) | 1994-11-25 |
Family
ID=15147070
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP13523993A Pending JPH06325716A (ja) | 1993-05-14 | 1993-05-14 | メッシュ |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH06325716A (ja) |
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09199069A (ja) * | 1996-01-22 | 1997-07-31 | Ricoh Co Ltd | 断面tem観察用試料ホルダー |
WO1999030155A1 (en) * | 1997-12-06 | 1999-06-17 | Global Diagnostic Systems Limited | Support for diagnostic tests |
JP2010009774A (ja) * | 2008-06-24 | 2010-01-14 | Nippon Steel Corp | 試料台及び試料ホルダ |
JP2012023041A (ja) * | 2011-07-29 | 2012-02-02 | Fujitsu Ltd | メッシュおよび元素分析方法 |
-
1993
- 1993-05-14 JP JP13523993A patent/JPH06325716A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPH09199069A (ja) * | 1996-01-22 | 1997-07-31 | Ricoh Co Ltd | 断面tem観察用試料ホルダー |
WO1999030155A1 (en) * | 1997-12-06 | 1999-06-17 | Global Diagnostic Systems Limited | Support for diagnostic tests |
JP2010009774A (ja) * | 2008-06-24 | 2010-01-14 | Nippon Steel Corp | 試料台及び試料ホルダ |
JP2012023041A (ja) * | 2011-07-29 | 2012-02-02 | Fujitsu Ltd | メッシュおよび元素分析方法 |
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