JPH0241167Y2 - - Google Patents

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JPH0241167Y2
JPH0241167Y2 JP77586U JP77586U JPH0241167Y2 JP H0241167 Y2 JPH0241167 Y2 JP H0241167Y2 JP 77586 U JP77586 U JP 77586U JP 77586 U JP77586 U JP 77586U JP H0241167 Y2 JPH0241167 Y2 JP H0241167Y2
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evaporation
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opening
deck
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JP77586U
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  • Electrodes Of Semiconductors (AREA)
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Description

【考案の詳細な説明】 〈産業上の利用分野〉 本考案は、ウエハーの真空蒸着に使用される蒸
着用蒸発源装置に関する。
〈従来の技術〉 従来から、ウエハーの裏メタル工程において
は、第3図に示すような蒸着用蒸発源装置を使用
してウエハーに各種材料を蒸着している。このよ
うな蒸着用蒸発源装置20は、ハース21とハー
スデツキ22により構成されている。ハース21
は縦軸回りに回転可能に設けられ、その上面には
各種の蒸着材料を保持する複数の蒸発源用るつぼ
23を有している。また、ハースデツキ22は該
ハース21の上面と間隙部24を隔てた定位置で
該ハース21を覆うように固定されている。そし
てハースデツキ22は蒸発源用るつぼ23に合致
し、必要な蒸着材料のみを蒸発させる開口部25
を1つ有している。該開口部25は第2図に示す
ように、その一端部に方形の切欠部を有する逆円
錐台形状とされている。さらに、蒸着用蒸発源装
置20は電子ビーム26を発生するフイラメント
27と、該電子ビーム26の方向を変える偏向電
極28とを具備している。
このような蒸着用蒸発源装置20を真空容器3
0内に設置し、その上方にウエハー35を設置す
る。そして、ハース21を回転させて、蒸着に必
要な蒸着材料を保持している蒸発源用るつぼ23
をハースデツキ22の開口部25の下に移動させ
る。つぎに、フイラメント27により電子ビーム
26を発生させる。発生した電子ビーム26を偏
向電極28により偏向させて該蒸着材料に照射す
る。これにより、蒸着材料が蒸発してウエハー3
5が蒸着される。
〈考案が解決しようとする問題点〉 前述のように、蒸着用蒸発源装置では蒸着に必
要な蒸着材料を保持している蒸発源用るつぼ23
のすぐ上にハースデツキ22の開口部25が位置
している。そのため、蒸発した蒸着材料はウエハ
ー35に蒸着するほか、ハースデツキ22の開口
部25の内側面に蒸着し、また、間隙部24に侵
入する。間隙部24に侵入した蒸着材料は、ハー
ス21の上面やハースデツキ22の下面に蒸着す
る。したがつて、開口部25や間隙部24のクリ
ーニングが度々必要になるとともに、クリーニン
グしなければ間隙部24に蒸着材料がつまつてし
まい、ハース21が回転できなくなるという問題
点があつた。
本考案は、上述の問題点に鑑みてなされたもの
であつて、ハースデツキの開口部に蒸着材料が蒸
着せず、また、間隙部に蒸着材料が侵入しない蒸
着用蒸発源装置を提供することを目的としてい
る。
〈問題点を解決するための手段〉 本考案は上記問題点を解決するため、ハースデ
ツキの開口部に該開口部の内側面を覆う板状の蒸
着防止具を着脱自在に装着した。
〈作用〉 本考案によれば、ハースデツキの開口部の内側
面が蒸着防止具で覆われるので、蒸発した蒸着材
料はこの蒸着防止具に蒸着する。したがつて、ハ
ースデツキの内側面には蒸着せず、ハースとの間
隙部にも侵入しない。
〈実施例〉 第1図は本考案の一実施例に係る蒸着用蒸発源
装置の側断面図であり、第2図は蒸着防止具とハ
ースデツキとの関係を示す斜視図である。本考案
の蒸着用蒸発源装置20は、第1図に示すように
ハースデツキ22の開口部25に蒸着防止具10
を装着した以外は第3図の従来例と異ならない。
したがつて、第1図の説明は第3図に示す従来例
のものと同様であるから、第1図において第3図
と対応する部分には同一の符号を付し、その同一
の符号部分についての説明は省略する。
第2図において、10は蒸着防止具であり、鋼
板、ステンレス板、特に好ましくは石英板により
構成されている。この蒸着防止具10の形状はハ
ースデツキ22の開口部25の逆円錐台形部分に
装着できる外径を有する逆円錐台形であつて、か
つ電子ビーム26が通過する一側面は開放部11
とされている。なお、この開放部11は孔状であ
つてもよい。
そして、蒸着防止具10は外向きに折り返され
た上端突出縁12と、内向きに折り返された下端
突出縁13とを備えている。上端突出縁12は、
蒸着防止具10をハースデツキ22の開口部25
に装着したときに、ハースデツキ22の上面に係
合するようになつている。この係合により、蒸着
防止具10がその取付位置から脱落することが防
止される。また、蒸着防止具10の下端突出縁1
3は、ハース21の上面とハースデツキ22の下
面との間隙部24を閉鎖するような位置に形成さ
れている。この下端突出縁13の閉鎖構造によ
り、蒸発した蒸着材料が間隙部24に侵入するこ
とが有効に防止される。
なお、蒸着防止具10の形状は逆円錐台形に限
定されず、ハースデツキ22の開口部25の形状
に応じた形状であればよく、例えば円筒状や角柱
状などであつてもよい。また、蒸着防止具10は
1枚の板から構成されたものとしているが、複数
枚の板から構成されたものであつてもよい。特
に、蒸着防止具10を石英板とするときは、複数
枚の板で構成する方が開口部25への着脱が容易
である。
つぎに、第1図および第2図に基づいて、蒸着
防止具10のハースデツキ22の開口部25への
装着について説明する。
蒸着防止具10の装着時にその開放部11を、
ハースデツキ22に設けられた開口部25の方形
切欠部に一致させておく。蒸着防止具10の装着
により、開口部25の内側面が蒸着防止具10に
よつて覆われ、また、ハース21の上面とハース
デツキ22の下面との間隙部24の位置にはその
下端突出縁13が配置される。
この状態で蒸着に必要な蒸着材料に電子ビーム
26を照射する。これにより、該蒸着材料が蒸発
してウエハー35に蒸着するとともに、蒸着防止
具10に蒸着する。
なお、図示例ではいずれも電子ビーム26を発
生するフイラメント27をハース21の下側位置
に設けたが、フイラメント27等の電子ビーム発
生源をより上方に設けてもよい。
また、本考案は単一の蒸発源用るつぼからなる
ハースについても適用することができる。
〈考案の効果〉 以上のように本考案ではハースデツキの開口部
の内側面が蒸着防止具によつて覆われているた
め、蒸発した蒸着材料は蒸着防止具に蒸着するこ
ととなり、ハースデツキの開口部の内側面に蒸着
したり、間隙部に侵入したりすることがない。し
たがつて、蒸着防止具を取り替えることにより、
開口部や間隙部のクリーニングを済ませることが
でき、従来のように面倒なクリーニングの必要は
ないという効果がある。そして、間隙部に蒸着材
料がつまることによるハースの回転不良がなくな
るという効果もある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の一実施例に係る蒸着用蒸発源
装置の側断面図、第2図は蒸着防止具とハースデ
ツキとの関係を示す斜視図、第3図は従来例の蒸
着用蒸発源装置を示す側断面図である。 10……蒸着防止具、20……蒸着用蒸発源装
置、21……ハース、22……ハースデツキ、2
4……ハースの上面とハースデツキの上面との間
隙部、25……ハースデツキの開口部。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 縦軸回りに回転可能で上面に蒸発源用るつぼを
    有するハースと、該ハース上の定位置に固定され
    て蒸発源用るつぼに合致する1つの開口部を有す
    るハースデツキとを備えた蒸着用蒸発源装置にお
    いて、 前記ハースデツキの開口部に該開口部の内側面
    を覆う板状の蒸着防止具を着脱自在に装着したこ
    とを特徴とする蒸着用蒸発源装置。
JP77586U 1986-01-08 1986-01-08 Expired JPH0241167Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP77586U JPH0241167Y2 (ja) 1986-01-08 1986-01-08

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JP77586U JPH0241167Y2 (ja) 1986-01-08 1986-01-08

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JPS62114055U JPS62114055U (ja) 1987-07-20
JPH0241167Y2 true JPH0241167Y2 (ja) 1990-11-01

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