JPH06325148A - 発電プラント文書管理装置 - Google Patents

発電プラント文書管理装置

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JPH06325148A
JPH06325148A JP13522093A JP13522093A JPH06325148A JP H06325148 A JPH06325148 A JP H06325148A JP 13522093 A JP13522093 A JP 13522093A JP 13522093 A JP13522093 A JP 13522093A JP H06325148 A JPH06325148 A JP H06325148A
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JP
Japan
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Pending
Application number
JP13522093A
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English (en)
Inventor
Masateru Nakamura
正輝 中村
Tatsumi Kamigaki
辰己 神垣
Katsunori Kodama
克徳 児玉
Yasushi Takagi
恭 高木
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Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Toshiba System Technology Corp
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Publication date
Application filed by Toshiba Corp, Toshiba System Technology Corp filed Critical Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【構成】対話装置から発電プラントに関する文書の文書
情報を決められた体系に従ってデータベースファイル1
fおよび光情報記録要素管理ファイル2fに保存する文
書情報登録手段E1と、この文書情報登録手段E1で保
存された文書情報に対応する文書を画像入力装置4mか
らイメージで読み取り、光情報記録媒体3mに保存する
イメージ登録手段E2と、検索要求に対してデータベー
ス1fの文書情報および光情報記録媒体3m保存のイメ
ージを対話装置に表示する文書検索手段E3と、対話装
置からの要求によってデータベースのファイルに保存さ
れた文書情報の中で不要になった文書情報を削除する文
書情報削除手段E4とを備える。 【効果】文書の効率的管理と必要とする文書を迅速、容
易に取り出す。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、発電プラント等の大規
模な設備機器に対して付随する設計図書や保守用図書等
の発電プラントの文書を管理する発電プラント文書管理
装置に係り、特に、任意文書検索、文書印刷、文書削除
等をする管理業務に好適な発電プラント文書管理装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】例えば、発電プラントにおいては、1発
電プラント当たり約1万個もある設備機器に関する発電
プラント文書が数万枚も亘って紙の形態で保管されてい
る。従来、これら発電プラント文書の保管管理は人間系
により行われている。
【0003】例えば、発電プラント文書の件名等を管理
するために発電プラント文書管理台帳が備えられ、ま
ず、発電プラント文書を管理するときこの発電プラント
文書管理台帳に文書件名を登録している。そして、その
後に実際の発電プラント文書はファイルバインダに収め
られて書棚ロッカに保管している。
【0004】この場合、発電プラントは、通常、1号ユ
ニット、2号ユニット、3号ユニット・・・・・・と複
数のユニットから構成されているため、これに合わせて
発電プラント文書管理台帳もユニット毎の分冊構成とし
ている。さらに、1ユニット分の発電プラント文書管理
台帳は、ユニットを構成するタービン、ボイラ、発電
機、復水器、給水加熱器等の設備機器毎に細分化され、
設備機器毎に発電プラント文書タイトル等が管理台帳に
登録される。発電プラント文書管理台帳には、発電プラ
ント文書に関する文書件名、文書番号、作成部所、作成
年月日等の文書情報が、発電プラント文書の作成順序に
て登録される。
【0005】同様に、ファイルバインダもユニット毎、
設備機器毎に分冊されており、発電プラント文書は作成
順序でファイルされる。また、ファイルバインダを保管
する書棚ロッカは、ユニット毎に用意されている。
【0006】上記した発電プラント文書は、約2〜5年
の保管年数が定められており、重要性の低い不要となっ
た発電プラント文書は定期的に見直され破棄される。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記し
た文書管理では、膨大な文書から特定の文書を迅速に、
かつ、容易に取り出すことに支障があり、さらに、文書
の保管が煩雑で、大切な文書の紛失等が生じるという問
題がある。
【0008】まず、第一には、書棚ロッカ内のファイル
バインダに保管されている発電プラントに関する数百種
類、数万枚の発電プラント文書の中から1冊の発電プラ
ント文書を検索する場合には、数十冊の発電プラント文
書管理台帳を参照して、該当発電プラント文書が保管さ
れている書棚ロッカ名、ファイルバインダ名、および発
電プラント文書タイトルを探し出さなければならず、多
大な労力と時間を要する。
【0009】例えば、発電プラントの運転制御監視中
に、プロセスデータが制限値を越えた場合、警報として
CRT表示画面にプロセスID、データ名称等が表示さ
れるが原点究明のため、関連する発電プラント文書が必
要となることがある。このとき、発電プラント文書の管
理体系が複雑であるため、警報表示されているプロセス
IDに関連する設定値根拠書、設備機器取扱説明書、設
備機器補修履歴等を迅速に求めることが容易でく大変な
手間を要していた。
【0010】また、発電プラント文書の管理体系では、
設備機器に関連する文書を迅速に取り出すことができな
かった。例えば、ある設備機器の修理状況について関連
する機器修理発注書、修理指示書、修理完了報告書等の
文書や過去の機器設置、修理、交換等のその設備機器に
関連する文書を捜し出すことは非常に困難であった。
【0011】第二には、数百種類、数万枚の発電プラン
ト文書を保管場所に整理整頓して文書保管するのは困難
であり、発電プラント文書の紛失等の問題が発生してい
る。
【0012】このため、定期的に不要の発電プラント文
書を破棄して、書棚ロッカ、ファイルバインダおよび発
電プラント文書管理台帳が整理されているが、不要の発
電プラント文書の分別処理は、その作業自体に多大な労
力と時間を要する。しかも、不要な発電プラント文書は
破棄される一方で、発電プラント文書管理台帳に記載さ
れている発電プラント文書タイトルは、斜線により削除
されるだけあったため、発電プラント文書タイトル管理
台帳の冊数は削減されず、発電プラント文書の検索をよ
り困難なものにしている。
【0013】これらの問題を根本的に解決するために、
人手によらず、計算機等による文書管理がまず考えられ
る。ところが前述したように発電プラントの文書は、数
百種類、数万枚と膨大で、しかも、文書管理体系が複雑
であり、単に従来の文書管理体系をそのまま適用しても
計算機の処理が複雑化し、充分に問題を解決することが
できない。このためデータベース等の開発が不可欠であ
り、発電プラント全体の文書管理するシステムは確立し
ていなかった。
【0014】そこで、本発明は、膨大な発電プラント文
書の中から必要とする文書が迅速容易に検索でき、か
つ、文書の保管も容易な発電プラント文書管理装置を提
供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、対話
装置から入力された発電プラントに関する文書の文書情
報を予め定められた体系に従って作成してデータベース
のファイルおよび光情報記録要素管理ファイルに保存す
る文書情報登録手段と、この文書情報登録手段により保
存された文書情報に対応する文書を画像入力装置からイ
メージで読み取り、光情報記録媒体に保存すると共に、
この光情報記録媒体に保存されたイメージの索引情報を
光情報記録要素管理ファイルに保存された文書情報に関
連付けて登録するイメージ登録手段と、対話装置からの
検索要求に対してデータベースのファイルの文書情報お
よび光情報記録要素管理ファイルの文書情報を検索して
対応するイメージの索引情報を抽出して、光情報記録媒
体から検索要求に対応する文書をイメージで対話装置に
表示する文書検索手段と、データベースのファイルに保
存された文書情報の中で不要になった文書情報を削除す
るために対話装置からの要求によって文書情報を削除す
る文書情報削除手段とを設けるようにしたものである。
【0016】請求項2の発明は、プロセス識別番号と関
連する設備機器番号との情報を保存するプロセス識別管
理テーブルをプロセス識別番号により検索してプロセス
識別番号に対応する設備機器番号を抽出するプロセス識
別番号検索手段と、設備機器番号と機器項目コード情報
とを保存する機器名称テーブルを設備機器番号により検
索して設備機器番号に対応する機器項目コードを抽出す
る設備機器番号検索手段と、機器項目コードと関連する
文書識別番号を保存する索引テーブルを機器項目コード
により検索して機器項目コードに対応する文書識別番号
を抽出する機器項目コード検索手段と、文書を保存する
光情報記録媒体を管理するための光情報記録要素管理フ
ァイルと連携する連携番号と文書識別番号を含む文書に
関する情報を文書情報として保存する文書管理テーブル
を文書識別番号により検索して文書識別番号に対応する
文書情報を抽出する文書識別番号検索手段と、対話装置
を介して検索要求によってプロセス識別番号検索手段へ
プロセス識別番号を出力し、または、設備機器番号検索
手段へ設備機器番号を出力し、文書識別番号検索手段に
より抽出された文書情報を対話装置に表示させ、この表
示された文書情報に基づいて対話装置により選択された
情報を選択文書情報として出力する入力表示手段と、連
携番号と対応する光情報記録媒体の索引情報とを保存す
る光情報記録要素管理ファイルを選択文書情報により検
索して選択文書情報の連携番号に対応する索引情報を抽
出し、この索引情報によって光情報記録媒体から対応す
るイメージを抽出して対話装置に表示させるイメージ検
索表示手段とを設けるようにしたものである。
【0017】請求項3の発明は、プロセス識別番号と関
連する設備機器番号との情報を保存するプロセス識別管
理テーブルをプロセス識別番号により検索して前記プロ
セス識別番号に対応する設備機器番号を抽出するプロセ
ス識別番号検索手段と、設備機器番号と機器項目コード
情報とを保存する機器名称テーブルを設備機器番号によ
り検索して設備機器番号に対応する機器項目コードを抽
出する設備機器番号検索手段と、機器項目コードと関連
する文書識別番号を保存する索引テーブルを機器項目コ
ードにより検索して機器項目コードに対応する文書識別
番号を抽出する機器項目コード検索手段と、文書を保存
する光情報記録媒体を管理するための光情報記録要素管
理ファイルと連携する連携番号と前記文書識別番号を含
む文書に関する情報を文書情報として保存する文書管理
テーブルを文書識別番号により検索して文書識別番号に
対応する文書情報を抽出する文書識別番号検索手段と、
対話装置を介して検索要求によってプロセス識別番号検
索手段へプロセス識別番号を出力し、または、設備機器
番号検索手段へ設備機器番号を出力し、また、文書識別
番号検索手段により抽出された文書情報を対話装置に表
示させ、この表示された文書情報に基づいて対話装置に
より選択された情報を選択文書情報として出力する第1
入力表示手段と、この第1入力表示手段により入力され
る文書情報の文書識別番号により索引テーブルを検索し
て入力された文書識別番号に対応する機器項目コードか
ら機器項目コードに対応する全ての文書識別番号を抽出
し、この抽出された抽出文書識別番号によって文書管理
テーブルを検索して抽出文書識別番号に対応する関連文
書情報を抽出し、または、文書管理テーブルを検索して
入力された文書情報の文書識別番号と関連する番号とし
ての親文書番号から関連文書情報を抽出する関連文書検
索手段と、対話装置を介して関連文書検索手段へ文書識
別番号を出力すると共に、関連文書情報を対話装置へ表
示する第2入力表示手段と、対話装置に表示された関連
文書情報に基づいて選択された選択文書情報の連携番号
に対応する索引情報を光情報記録要素管理ファイルから
抽出し、光情報記録媒体から索引情報に対応するイメー
ジを抽出して対話装置に表示する関連イメージ検索表示
手段とを設けるようにしたものである。
【0018】請求項4の発明は、文書毎に文書識別番号
と文書を削除する年月日としての削除可能年月日と削除
可否フラグとからなる文書情報を保存する文書管理テー
ブルと、この文書管理テーブルに保存される文書情報の
削除可能年月日に基づいて所定時に保存年数超過文書が
所定数以上あるか否かを判定して、その結果を出力する
と共に、文書情報の削除可能年月日および文書情報の削
除可否フラグに基づいて検索して削除対象となる削除文
書情報を抽出する文書情報検索手段と、対話装置に削除
文書情報を表示させ、この表示された削除文書情報に基
づいて対話装置から文書情報毎に文書の削除可否を選択
して削除文書可否情報を出力する入力表示手段と、文書
管理テーブルの削除可否フラグを削除文書可否情報に基
づいて、文書毎に設定する削除手段と、予め設定された
所定の時刻になると、文書管理テーブルの削除可否フラ
グの削除可のフラグに対応する文書情報を削除する一括
削除手段と、削除された文書情報を印刷装置に出力する
削除結果帳表出力手段とを設けるようにしたものであ
る。
【0019】請求項5の発明は、対話装置を介して入力
された文書登録情報に文書識別番号と光情報記録要素管
理ファイルとデータベースのファイルを連携する連携番
号とを付加した文書情報を光情報記録要素管理ファイル
に保存し、文書情報と対応する機器項目コードとを文書
情報としてデータベースのファイルに保存する文書情報
登録手段と、文書情報に対応する文書を画像入力装置に
よりイメージで読み取り光情報記録媒体に保存すると共
に、保存されたイメージの索引情報を光情報記録要素管
理ファイルの文書情報に付加して保存するイメージ登録
手段と、データベースのファイルを対話装置から要求さ
れた文書検索情報によって検索し、文書検索情報に対応
する文書情報を抽出して対話装置に表示し、表示された
文書情報に基づいて選択された選択文書情報から連携番
号を抽出し、この連携番号に対応する牽引情報を抽出
し、この牽引情報に基づいて光情報記録媒体から対応す
るイメージを抽出して対話装置に表示する文書検索手段
と、対話装置から要求された削除文書検索情報によって
データベースのファイルを検索して削除文書検索情報に
対応する削除対象となる削除対象文書情報を抽出して対
話装置に表示し、この表示された削除対象文書情報に基
づいて選択された選択削除対象文書情報をデータベース
のファイルに設定し、所定の時刻にデータベースのファ
イルの選択削除対象文書情報を削除する文書情報削除手
段とを設けるようにしたものである。
【0020】
【作用】請求項1の発明は、発電プラントの文書の文書
情報が予め定められた体系に従って作成されデータベー
スのファイルおよび光情報記録要素管理ファイルに保存
される。そして、文書情報に対応する文書が画像入力装
置からイメージで読み取られ、光情報記録媒体に保存さ
れる共に、イメージの索引情報が光情報記録要素管理フ
ァイルに保存された文書情報に関連付けて登録される。
対話装置から検索要求があると、データベースのファイ
ルの文書情報および光情報記録要素管理ファイルの文書
情報が検索され、対応するイメージの索引情報が抽出さ
れて、光情報記録媒体から検索要求に対応する文書がイ
メージで対話装置に表示される。また、データベースの
ファイルに保存された文書情報の中で不要になった文書
情報を削除するように対話装置からの要求があると、要
求された文書情報が削除される。従って、必要とする文
書が迅速に取り出すことができ、必要のない文書情報が
削除されて文書管理が人手を要することがなく効率的に
できる。
【0021】請求項2の発明は、プロセス識別番号によ
りプロセス識別管理テーブルが検索されプロセス識別番
号に対応する設備機器番号が抽出される。そして、設備
機器番号により機器名称テーブルが検索され、設備機器
番号に対応する機器項目コードが抽出される。さらに、
機器項目コードにより索引テーブルが検索され、機器項
目コードに対応する文書識別番号が抽出される。文書識
別番号により文書管理テーブルが検索され文書識別番号
に対応する文書情報が抽出される。この文書情報は対話
装置に表示され、この表示された文書情報に基づいて対
話装置から選択された情報を選択文書情報として、この
選択文書情報に対応する連携番号とから光情報記録媒体
の索引情報が検索され、この索引情報によって光情報記
録媒体から対応するイメージが抽出され対話装置に表示
される。これによって、発電プラントを構成する機器個
々につけられている設備機器No.よりデータベース内
にある機器名称テーブルから索引テーブルを経由して文
書管理テーブルに登録されている全ての文書情報を表示
装置に一覧表示する。また、プロセス識別番号からもプ
ロセス識別番号管理テーブルを介することによって、機
器名称テーブル以降、同じ経路をたどり文書情報を表示
装置に一覧表示することができる。この文書情報を選択
することにより、光情報記録要素管理ファイルからイメ
ージ情報を読み出し光情報記録媒体の管理体系を知らな
くとも目的とするイメージを光情報記録媒体より検索で
き、表示装置に表示することができる。
【0022】請求項3の発明は、プロセス識別番号によ
りプロセス識別管理テーブルが検索されプロセス識別番
号に対応する設備機器番号が抽出される。そして、設備
機器番号により機器名称テーブルが検索され、設備機器
番号に対応する機器項目コードが抽出される。さらに、
機器項目コードにより索引テーブルが検索され、機器項
目コードに対応する文書識別番号が抽出される。文書識
別番号により文書管理テーブルが検索され文書識別番号
に対応する文書情報が抽出される。次に、文書情報の文
書識別番号により索引テーブルが検索され、文書識別番
号に対応する機器項目コードから機器項目コードに対応
する全ての文書識別番号が抽出され、この抽出された抽
出文書識別番号によって文書管理テーブルが検索され、
抽出文書識別番号に対応する関連文書情報が抽出され、
または、文書管理テーブルが検索され文書識別番号と関
連する番号としての親文書番号から関連文書情報が抽出
されえる。この関連文書情報は対話装置に表示され、こ
の表示された関連文書情報に基づいて対話装置から選択
された情報を選択文書情報として、この選択文書情報に
対応する連携番号とから光情報記録媒体の索引情報が検
索され、この索引情報によって光情報記録媒体から対応
するイメージが抽出され対話装置に表示される。これに
よって、検索手段において取得した複数件の文書情報か
ら、操作員が必要な文書情報を選択することにより、そ
の関係する発電プラント文書の文書情報全てを文書管理
テーブルの中から関連文書情報として取得する。また、
その関連文書情報により、光情報記録要素管理ファイル
からイメージ情報を読み出し、光情報記録媒体の管理体
系を知らなくとも必要とするイメージを検索でき、表示
することができる。
【0023】請求項4の発明は、文書管理テーブルに保
存される文書情報の削除可能年月日に基づいて所定時に
保存年数超過文書が所定数以上あるか否かの判定がさ
れ、その結果が出力される。文書情報の削除可能年月日
および文書情報の削除可否フラグに基づいて検索がされ
削除対象となる削除文書情報が抽出され対話装置に削除
文書情報として表示される。この表示された削除文書情
報に基づいて対話装置から文書情報毎に文書の削除可否
が選択される。予め設定された所定の時刻になると、文
書管理テーブルの削除可否フラグの削除可のフラグに対
応する文書情報が削除され、削除された文書情報が印刷
装置に出力される。これにより、ユーザが、削除対象文
書を容易に、正確に削除し発電プラント文書の管理をす
ることができる。
【0024】請求項5の発明は、対話装置を介して入力
された文書登録情報に文書識別番号と連携番号とが付加
された文書情報が光情報記録要素管理ファイルに保存さ
れ、文書情報と対応する機器項目コードとが文書情報と
してデータベースのファイルに保存される。そして、文
書情報に対応する文書が画像入力装置によりイメージで
読み取られ光情報記録媒体に保存される。このとき、保
存されたイメージの索引情報が光情報記録要素管理ファ
イルの文書情報に付加して保存される。対話装置から検
索要求があると、文書検索情報によって検索し、文書検
索情報に対応する文書情報が抽出され、対話装置に表示
される。この表示された文書情報に基づいて選択された
選択文書情報から連携番号が抽出され、この連携番号に
対応する牽引情報が抽出され、この牽引情報に基づいて
光情報記録媒体から対応するイメージを抽出して対話装
置に表示される。対話装置から削除要求があると、削除
文書検索情報によって検索がされ、削除文書検索情報に
対応する削除対象となる削除対象文書情報が抽出され対
話装置に表示される。この表示された削除対象文書情報
に基づいて選択された選択削除対象文書情報がデータベ
ースのファイルに設定され、所定の時刻にデータベース
のファイルの選択削除対象文書情報が削除される。これ
により、プラントに関する発電プラント文書の文書情報
およびそのイメージを体系化してそれぞれデータベース
および光情報記録媒体に登録することで、従来の膨大な
数のバインダファイルに管理されている文書を一元管理
できるようになる。また、光情報記録媒体保存のイメー
ジをデータベースに保存された文書情報を使用して、容
易、必要な文書を取り出すことができる。不要文書の削
除、整理作業もデータベースの文書情報を使用すること
で容易にできるようになる。
【0025】
【実施例】以下、本発明の実施例について図面を参照し
て説明する。
【0026】図1は、本発明の第1実施例を示す発電プ
ラント文書管理装置の構成図である。発電プラント文書
管理装置1mは、入力・表示手段S1とプロセスID検
索手段S2と設備機器No.検索手段S3と機器項目コ
ード検索手段S4と文書ID検索手段S5とイメージ検
索・表示手段S6とを備えると共に、データベース1f
としての後述する各種のテーブルと光情報記録要素管理
ファイル2fと入力・表示装置2mと光情報記録媒体3
mを備えて構成されている。
【0027】第1実施例は、発電プラント文書管理装置
1mの文書情報検索手段S10が文書情報を検索し、こ
の文書情報に基づいて文書を検索するものである。
【0028】ここで、入力・表示手段S1は、入力・表
示装置2mより入力されたプロセスIDS1dまたは設
備機器No.S3dを受け取ると共に、後述する文書情
報S6dを入力・表示装置2mに出力するものである。
プロセスID検索手段S2は、入力・表示手段S1より
入力されたプロセスIDS1dに従いデータベース1f
のプロセスID管理テーブル3fから該当するプロセス
IDS1dを検索し、検索したプロセスIDS1dに関
連する全ての関連設備機器No.S2dを取得するもの
である。
【0029】設備機器No.検索手段S3は、プロセス
ID検索手段S2によって取得したプロセスIDS1d
に関連する関連設備機器No.S2dに従い、データベ
ース1f中の機器名称テーブル4fから該当する関連設
備機器No.S2dを検索し、各設備機器No.S3d
に対応する機器項目コードS4dを取得すると共に、設
備機器No.検索手段S3は、入力・表示手段S1から
直接入力された設備機器No.S3dからでもデータベ
ース1f中の機器名称テーブル4fから該当する設備機
器No.S3dを検索し各設備機器No.S3dに対応
する機器項目コードS4dを取得するものである。
【0030】機器項目コード検索手段S4は、設備機器
No.検索手段S3で取得した機器項目コードS4dに
よって、ファイルバインダでいうタックインデックスに
相当する文書情報を検索するための索引が全て管理され
ている索引テーブル5fより、機器項目コードS4dが
合致する文書IDS5d全てを取得するものである。
【0031】文書ID検索手段S5は、機器項目コード
検索手段S4で取得した各々の文書IDS5dによっ
て、文書管理テーブル6fから文書IDの個々の詳細情
報である文書IDを含む文書情報S6dを取得するもの
である。
【0032】イメージ検索・表示手段S6は、入力・表
示装置2mに一覧表示された文書情報S6dについて、
操作員により選択された選択文書情報S7dに基づいて
光情報記録要素管理ファイル2fから索引情報としてイ
メージ情報S8dを取得し、そのイメージ情報S8dに
より光情報記録媒体3mからイメージS9dを受け取り
入力・表示装置2mへ表示するものである。
【0033】ここで、データベース1fと光情報記録要
素管理ファイル2fの構成を図2を参照して説明する。
【0034】プロセスID管理テーブル3fは、プロセ
スIDと設備機器No.とからなるプロセスID情報を
保存するものであり、図示鎖線で示すように、設備機器
No.が機器名称テーブル4fに連携している。プロセ
スIDS1dとは、発電プラントにおける各部位の圧
力、流量、温度等の計測データ、ポンプ起動/停止の入
力信号、警報入力信号等の接点データ、各機器の性能等
の計算データ等の各入力点に付けられた識別番号であ
り、ユニット番号(号機番号)や関連サブループ等も識
別できるようになっている。
【0035】例えば、”1ABC000”というプロセ
スIDは、左から”1”はユニット分類、”ABC”は
設備機器の分類記号、”000”は設備機器分類内の通
し番号というように定義されている。また、設備機器N
o.は、そのプロセスIDS1dに関連する設備機器、
例えば、Aポンプ出口流体温度であれば、Aポンプ,A
ポンプモータ,Aポンプ出口弁等である。
【0036】機器名称テーブル4fは、設備No.,機
器No.,部分No.,呼称No.,機器名称,機器項
目コードからなる設備機器情報を保存するものであり、
図示鎖線で示すように機器項目コードが索引テーブル5
fに連携している。
【0037】索引テーブル5fは、文書毎に機器項目コ
ード,種別No.,発電所ID,文書ID,作成年月日
等からなり、機器名称テーブル4fと文書管理テーブル
6fとを、例えば、文書IDで、連携させる検索条件情
報を保存するものである。
【0038】文書管理テーブル6fは、種別No.,発
電所ID,文書ID,作成年月日,保存年数等からな
り、発電プラント文書の文書IDと連携IDとを文書情
報として保存するものである。
【0039】光情報記録要素管理ファイル2fは、種別
No.,発電所ID,文書ID,文書件名等からなって
おり、文書情報と文書IDに対応するイメージが光情報
記録媒体3m保存される索引情報としてのレコード等の
物理情報を保存し、光情報記録媒体3mとを連携させる
ものである。
【0040】次に、第1実施例の作用を図3に示すフロ
ーチャートを参照しつつ説明する。
【0041】まず、入力・表示装置2mから検索要求に
よってプロセスIDS1dまたは設備機器No.S3d
が入力される。この場合、プロセスIDS1dであれ
ば、入力・表示手段S1によって検索対象となるプロセ
スIDS1dがプロセスID検索手段S2に入力される
(S10)(S11)。
【0042】プロセスID検索手段S2では、プロセス
IDS1dに基づいて、図4に示すプロセスID管理テ
ーブル3fを検索する(S12)。この結果、プロセス
IDS1dに関連する全ての関連設備機器No.S2d
が取得される(S13)。
【0043】例えば、プロセスID管理テーブル3f
は、プロセスIDS31dに関連する全ての設備機器を
一つのテーブルに記録したもので、図4のようにプロセ
スIDS31d一つに対応して関連設備機器No.AS
2d、設備機器No.B、・・・・・設備機器No.n
まで記録されている。この情報が発電プラントの各プロ
セスID毎に記録されている。これによって、プロセス
IDS1dを入力して検索しようとした場合、まず、プ
ロセスID管理テーブル3fから、関連設備機器No.
S2dが取得される。
【0044】他方、入力・表示装置2mから設備機器N
o.S3dが入力されたとき入力・表示手段S1によっ
て検索対象となる設備機器No.S3dが設備機器N
o.検索手段S3に入力される(S14)。
【0045】設備機器No.検索手段S3では、機器名
称テーブル4fを検索して関連設備機器No.S2dま
たは設備機器No.S3dに対応する機器項目コードS
4dを取得する(S15)(S16)。
【0046】関連設備機器No.S2d、設備機器N
o.S3dは、各設備機器が固有にもっているコードで
あり、図4に示す機器名称テーブル4f内にある設備N
o.S20d.機器No.S21d、部分No.S22
d、呼称No.S23dから構成されている(各コード
の一例を挙げると、設備No.は”A0”でボイラ本体
設備を、機器No.は”01A”で火炉蒸発壁ケーシン
グを、部分No.は”HDR”でヘッダを示し、また、
呼称No.は主として一連番号で使用する)。
【0047】機器項目コードは、発電形式、ユニット、
一連番号で構成されており、例えば、”K01000
1”の形式で表される。”K010001”の”K”は
汽力を、”01”は1号機を示し、”0001”は一連
番号である。この機器項目コードは、図4に示すように
機器名称テーブル4fにS24dに存在し、さらに、索
引テーブル5f中複数個存在する。
【0048】次に、機器項目コード検索手段S4では、
機器名称テーブル4fから取得した機器項目コードS4
dによって、図4に示す索引テーブル5fを検索し、機
器項目コードS4dに対応する各文書でユニークな番号
である文書IDS5dを取得(S17)(S18)す
る。
【0049】例えば、機器項目コードAS24dは、索
引テーブル5f中に複数個存在し、それぞれの機器項目
コードAS24dに対応する文書IDAS25d、文書
IDBS26d、文書IDCS27dが文書管理テーブ
ル6fに存在する。
【0050】続いて、文書ID検索手段S5では、索引
テーブル5fから取得した文書IDS5dによって文書
管理テーブル6fを検索し、文書IDを含む文書情報S
6dを取得する(S19)(S20)。文書管理テーブ
ル6fには、図4に示すように各文書IDを含めたそれ
ぞれの文書情報AS28d、文書情報BS29d、文書
情報CS30dがある。
【0051】文書情報S6dは、入力・表示手段S1に
よって、入力・表示装置2mに一覧表示される(S2
1)。操作員が一覧表示された文書情報S6dを選択す
ると、イメージ検索・表示手段S6は、光情報記録要素
管理ファイル2fから選択文書情報S7dに対応する索
引情報としてイメージ情報S8dを取得する(S22)
(S23)。さらに、イメージ検索・表示手段S6は、
光情報記録媒体3mから取得したイメージ情報S8dに
対応するイメージS9dを受け取り、イメージS9dを
入力・表示装置2mへ表示する(S24)(S25)。
【0052】上記したS22〜S25までの処理は必要
とされる間、イメージ表示の繰り返し処理が続けられ
(S26)、イメージ表示の終了の入力が行われると、
処理は終了する(S27)。
【0053】第1実施例によれば、従来の膨大で、複雑
化した文書管理体系をデータベース1fにより体系化し
たから操作員は入力・表示装置2mからプロセスIDS
1dまたは設備機器No.S3dを入力するのみで、そ
の機器に関連する全ての文書情報S6dを一覧表示する
ことができ、さらに、その一覧表示された各文書情報S
7dを選択することによりイメージS9dを表示するこ
とができる。
【0054】例えば、プラント運転監視制御装置のCR
T画面に、警報情報が表示された場合、操作員がそのプ
ロセスIDS1dを入力することにより、プロセスID
S1dに関連する全ての文書情報S6dが一覧表示さ
れ、各設備機器に関する過去の事故事例や補修履歴、対
応操作マニュアル等の文書がイメージS9dとして、入
力・表示装置2mに出力される。
【0055】従って、操作員が必要とする文書が迅速
に、かつ、容易に検索されて文書を取り出すことができ
る。当然に、従来のファイルバインダでいうタックイン
デックスを意識する必要もなく、文書管理台帳の管理の
必要もなくなる。
【0056】図5は、本発明の第2実施例を示す発電プ
ラント文書管理装置の構成図である。
【0057】発電プラント文書管理装置1mは、文書情
報検索手段S10と入力・表示手段R1と関連文書検索
手段R2と関連イメージ検索表示手段R3と光情報記録
要素管理ファイル2fとを備え、さらに、入力・表示装
置2mと光情報記録媒体3mとを備えて構成している。
【0058】第2実施例は、図1に示すと同様の構成か
らなる文書情報検索手段S10によって取得した文書情
報に基づいて文書に関連する関連文書情報を抽出して関
連する文書を取り出すものである。
【0059】すなわち、第2実施例は、第1実施例と同
様の文書情報検索手段S10において取得した複数件の
文書情報から、操作員が必要な文書情報を選択すると、
その選択された文書情報に関係する文書情報が文書管理
テーブル6fの中から関連文書情報R6dとして抽出さ
れ、入力・表示装置2mに表示され、その関連文書情報
R6dから、さらに選択された文書に対応する索引情報
が光情報記録要素管理ファイル2fからイメージ情報と
して抽出され、このイメージ情報によって光情報記録媒
体3mからイメージが抽出されて入力・表示装置2mに
表示するようにしている。
【0060】ここで、文書情報検索手段S10は、図1
とほぼ同様に構成され、入力・表示装置2mからの検索
要求によって検索して文書情報S6dを入力・表示装置
2mに出力するものである。入力・表示手段R1は、入
力・表示装置2mに一覧形式で表示されている文書情報
の中から、操作員が一件選択することにより、文書ID
R1dを関連文書検索手段R2へ出力すると共に、関連
文書検索手段R2より関連文書情報R6dを受け取り、
この関連文書情報R6dを入力・表示装置2mに一覧形
式で表示させるものである。
【0061】関連文書検索手段R2は、文書IDR1d
を受け取ると、索引テーブル5fを文書IDR1dによ
って検索して機器項目コードR2dを取得し、さらに、
この機器項目コードR2dによって索引テーブル5fの
文書IDR3dを取得する。そして、関連文書検索手段
R2は、文書IDR3dによって文書管理テーブル6f
の文書情報の中から同一の設備機器を持つ文書情報R4
dを取得し、この文書情報R4dによって文書管理テー
ブル6fの文書情報の中から親子関係(文書書類同士が
同一の記載事項により関連すること)を持つ文書情報R
5dを取得し、そして、それぞれの結果をまとめて編集
し、関連文書情報R6dとして入力・表示手段R1に渡
すものである。
【0062】関連イメージ検索・表示手段R3は、入力
・表示装置2mに一覧形式で表示される関連文書情報R
6dの中から選択された連携IDR7dによって光情報
記録要素管理ファイル2fからイメージ情報R8dが取
得され、このイメージ情報R8dによって光情報記録媒
体3mからイメージR9dを受け取り、入力・表示装置
2mに表示するものである。
【0063】次に、第2実施例の作用を図6を参照して
説明する。
【0064】まず、文書情報検索手段S10によって取
得された文書情報S6dが入力・表示装置2mに入力さ
れ、入力・表示装置2mに一覧形式で表示される(R1
1)。入力・表示装置2mに一覧形式で表示される文書
情報の中から操作員が一件選択すると、入力・表示手段
R1は、文書IDR1dを受け取り、その文書IDR1
dを関連文書検索手段R2に渡す(R12)。
【0065】関連文書検索手段R2では、文書IDR1
dにより、索引テーブル5fを経由して、文書管理テー
ブル6fを検索し、その中で同一の設備機器により関連
を持つ文書情報R4dを取得する一方、文書管理テーブ
ル6fを直接検索し、その中で文書書類同士が同一の記
載事項により関連を持つ文書情報R5dを取得し、これ
を関連文書情報R6dとして編集し、入力・表示手段R
1を経由して入力・表示装置2mに一覧形式で表示する
(R13)。
【0066】なお、この関連文書情報R6dとは、発電
プラント文書同士が同一設備機器に関する事項について
記載している等何らかの形で関連を持つ発電プラント文
書の文書情報をまとめたものである。
【0067】関連イメージ検索・表示手段R3では、入
力・表示装置2mに一覧形式で表示された関連文書情報
R6dの中から操作員が一件選択すると、連携IDR7
dを受け取り、光情報記録要素管理ファイル2fから連
携IDR7dによって該当するイメージ情報R8dを取
得する(R14)。さらに、関連イメージ検索・表示手
段R3は、イメージ情報R8dによって光情報記録媒体
3mからイメージR9dを受け取り(R15)、入力・
表示装置2mにイメージR9dを表示する(R16)。
【0068】図6のR14〜R16の処理は、必要とさ
れる間繰り返し処理が続けられ(R17)、表示終了指
示があるまで(R18)行われる。
【0069】ここで、上記した処理に伴う索引テーブル
5fと文書管理テーブル6fとの流れを図7を参照して
説明する。
【0070】まず、入力・表示手段R1より渡された文
書IDAR20dにより、関連文書検索手段R2は、二
つの文書情報の検索を行なう。その一つは、索引テーブ
ル5fの文書IDAR22dに対応する機器項目コード
AR21dを取得する。次に、その機器項目コードAR
21dに基づいて索引テーブル5fに複数個存在する機
器項目コードAが全て検索される。
【0071】これにより、機器項目コードA、すなわ
ち、R21d、R25d、R27dが取得され、これに
対応する文書IDAR22d、文書IDCR26d、文
書IDDR28dが取得される。さらに、索引テーブル
5fの文書IDAR22d、文書IDCR26d、文書
IDDR28dのそれぞれの各文書IDと同じレコード
が存在する文書管理テーブル6fより文書IDAR29
d、文書IDCR33d、文書IDDR35dが検索さ
れ、それぞれの文書情報AR39d、文書情報CR41
d、文書情報DR42dが取得される。
【0072】もう一つは、検索条件に対して文書管理テ
ーブル6fの親文書IDが同じものの文書IDAR30
d、文書IDAR32dを検索し、文書情報AR39
d、文書情報BR40dが取得される。
【0073】発電プラント文書管理装置1mでは、これ
らの文書情報を入力・表示装置2mに関連文書情報R4
3dとして表示し、要求に応じてイメージR9dを検索
する場合の情報として使用する。
【0074】第2実施例によれば、発電プラント文書同
士が同一設備機器に関する事項について記載している等
何らかの関係を持つ発電プラント文書を知識を要するこ
となく迅速、かつ、容易に取り出すことができる。従っ
て、操作員が従来の文書管理台帳から文書情報を探す大
変な手間と時間が不要となり、設備機器に関する知識が
なくてもよい。
【0075】図8は、本発明の第3実施例を示す発電プ
ラント文書管理装置の構成図である。
【0076】発電プラント文書管理装置1mは、入力・
表示手段D1と文書情報検索手段D2と削除手段D3と
時間監視手段D4と一括削除手段D5と削除結果帳表出
力手段D6とを備え、データベース1fとして文書管理
テーブル6fを備え、入力・表示装置2mと印刷装置5
mとを備えて構成している。
【0077】第3実施例では、削除要求がされたデータ
ベースの文書情報に対して、削除時刻に自動的に削除す
るようにしたものである。
【0078】入力・表示手段D1は、入力・表示装置2
mにより削除対象とする文書情報D4dを検索するた
め、図9に示すデータベース1fの文書管理テーブル6
fの削除可能年月日D13dを検索条件とした検索条件
値D3dの受信、または、削除を取り消すため、データ
ベース1fの文書管理テーブル6fの削除可否フラグ
が”可”とする検索条件値D3dを受信するものであ
る。
【0079】さらに、入力・表示手段D1は、検索条件
値D3dを検索キーにしてデータベース1fの文書管理
テーブル6fより取り出された文書情報D4dを入力・
表示装置2mへ出力し、また、削除する文書情報の文書
IDの選択指示または削除取消の指示を行うようにした
ものである。
【0080】なお、図9に示す文書管理テーブル6f中
の削除可能年月日D13dと削除可否フラグD15d
は、予め文書情報を登録する際に作成年月日と保存年数
から削除可能年月日D13dを換算し登録され、削除可
否フラグD15dは”否”を固定値として登録される。
【0081】文書情報検索手段D2は、発電プラント文
書管理装置1mの起動時に検索条件値D1dを現在の計
算機システム時間とし、図9に示す文書管理テーブル6
fの削除可能年月日D13dが検索条件値D1dより前
の日付となっている保存年数超過文書数D2dの検索を
データベース1fに対して行い、検索された保存年数超
過文書数D2dがn件以上の場合は、入力・表示手段D
1に保存年数超過文書数D2dを渡すものである。さら
に、文書情報検索手段D2は、検索条件値D3dを受け
取り、その検索条件値D3dを検索キーとして文書管理
テーブル6fから検索条件値D3dを満たす文書情報D
4dのレコード6f1を抽出し、検索した文書情報D4
dの全レコードを入力・表示手段D1に渡すものであ
る。
【0082】削除手段D3は、入力・表示装置2mを介
して選択された削除・取消項目D5dを受け取り、図9
に示す文書管理テーブル6fの文書IDD12dを検索
キーとして、削除項目では、削除可否フラグD15dに
対して”可”D16d(文書情報6f3の削除可否フラ
グ)をセットし、また、削除項目として登録を取り消す
場合は、削除可否フラグD15dに対して”否”D17
d(文書情報6f2)をセットし、さらに、削除可否フ
ラグD15dのセットが終了すると、時間監視手段D4
を起動させるものである。
【0083】時間監視手段D4は、予め設定されている
削除時刻と計算機のシステム時刻とを監視し、設定され
た時刻になった場合に一括削除手段D5を起動させるも
のである。
【0084】一括削除手段D5は、時間監視手段D4よ
り予め指定された時刻に起動され、文書管理テーブル6
fの削除可否フラグD15dが”可”になっている全て
のレコードを一括削除し、削除された文書情報の削除レ
コードD6dをデータベース1fから受け取り削除結果
帳表出力手段D6に渡すものである。
【0085】削除結果帳表出力手段D6は、削除レコー
ドD6dのデータを入力して帳表フォーマットD7dを
印刷装置5mに渡し、印刷装置5mより削除された文書
情報項目一覧の帳表を出力するものである。
【0086】次に、第3実施例の作用を図10および図
11を参照して説明する。
【0087】まず、図10に示す処理では、発電プラン
ト文書管理装置1mの起動時に文書情報検索手段D2に
よって、現在の計算機システム時刻を検索条件値D1d
として、図9に示す文書管理テーブル6fを検索して削
除可能年月日D13dが検索条件値D1dより前の日付
となっている保存年数超過文書数D2dが抽出される
(D11)。
【0088】次に、検索された保存年数超過文書数D2
dがn件以上かを判断する(D12)。例えば、削除対
象となる件数が1000件以上か否かを判断する。この
判断で1000件以上の場合は、入力・表示手段D1に
より入力・表示装置2mに保存年数超過文書がn件を越
えていることをメッセージと保存年数超過文書数が表示
される(D13)。
【0089】続いて、図11に示す処理では、入力・表
示手段D1より、検索条件値D3dとして日付が入力さ
れる(D14)。このとき、削除項目として登録されて
いる文書情報の取消を行う場合、文書管理テーブル6f
の削除可否フラグD14dが”可”のものを抽出するよ
うに検索条件値D3dを入力する(D14)。
【0090】これによって、文書情報検索手段D2は、
検索条件値D3dに基づいて、文書管理テーブル6fの
削除可能年月日D13dが検索条件値D3dの日付より
古い文書情報の全レコードが抽出される(D15)。ま
た、削除項目として登録されている文書情報の取消を行
う場合は、文書情報検索手段D2は文書管理テーブル6
fの削除可否フラグD15dが”可”としてセットされ
ている全レコードが抽出される(D15)。
【0091】抽出された文書情報が入力・表示手段D1
により入力・表示装置2mに表示される(D16)。こ
の表示された文書情報の項目で削除したい文書情報の文
書IDD12dが入力・表示装置2mを介して操作員に
よって選択され、また、削除項目の取消を行う文書ID
D12dが入力・表示装置2mを介して操作員によって
選択される(D17)。
【0092】次に、削除の場合、削除手段D3は選択さ
れた文書情報の文書IDD12dに対応する文書管理テ
ーブル6fの削除可否フラグD15dの”否”を”可”
にセットする(D18)(D19)。一方、削除取消の
場合、削除手段D3は選択された文書情報の文書IDD
12dに対応する文書管理テーブル6fの削除可否フラ
グD15dの”可”を”否”にセツトする(D18)
(D20)。この処理は選択された数だけ繰り返される
(D21)。
【0093】削除を行う場合、バツチ処理で、時間監視
手段D4が起動される(D22)。時間監視手段D4
は、計算機のシステム時刻が定時刻(例えばAM0:0
0)になったか否かを監視して、AM0:00になった
ときに一括削除手段D5を起動させる(D23)。
【0094】一括削除手段D5は、文書管理テーブル6
fの削除可否フラグD15dが”可”になっているレコ
ードを全て検索し、レコードの削除を行う(D25)
(D26)。そして、一括削除手段D5は、削除した文
書情報のレコードを削除結果帳表出力手段D6に出力
し、削除結果帳表出力手段D6では帳表用フォーマット
に削除文書情報を登録して、印刷装置5mに帳表出力す
る(D27)。
【0095】第3実施例により、発電プラント文書管理
装置を起動する時点でn件以上の保存年数超過文書があ
る場合、入力・表示装置に保存年数超過文書がn件以上
あることをメッセージと件数を出力することができる。
【0096】また、文書情報の検索要求があると、文書
情報検索手段D2は、文書管理テーブル6fより指定さ
れた検索キーによって文書情報を受け取る。検索された
文書情報は入力・表示装置2mに一覧され、操作員が一
覧表示された文書情報で削除をしたい項目、または、削
除を取り消したい項目を選択すると、文書管理テーブル
6fの削除可否フラグにフラグに”可”をセットし、ま
た、削除可否フラグの可を”否”に替えることにより削
除取消を行う。
【0097】一括削除は、決まった時刻に削除を行うよ
うに設定され、文書管理テーブル6fの削除可否フラグ
が”可”の情報を監視して一括削除される。また、削除
された文書情報を印刷装置5mに出力することができ
る。
【0098】これにより、保存年数を超過した発電プラ
ントの文書がn以上存在することを通知したり、保存年
数を超過した発電プラント文書等の一括検索ができ一括
削除ができる。この場合、削除するように削除可否フラ
グを”可”にした場合でも、一括削除される前ならば削
除取消が可能であり、間違えた場合でも修正も可能であ
る。従って、膨大な文書情報の内で不要となった文書情
報を正確に、かつ、煩雑な手間を要することなく破棄で
きる。なお、第3実施例では、文書情報の破棄を行った
が、文書情報と同様の処理により文書の破棄もできる。
【0099】図12は、第4実施例を示す発電プラント
文書管理装置の構成図である。
【0100】発電プラント文書管理装置1mは、文書情
報登録手段E1とイメージ登録手段E2と文書検索手段
E3と文書情報削除手段E4を備え、データベース1f
と光情報記録要素管理ファイル2fとを備え、入力・表
示装置2mと光情報記録媒体3mと画像入力装置4mと
を備えて構成している。
【0101】ここで、文書情報登録手段E1は、入力・
表示装置2mを介して操作員によって入力された文書登
録情報1d(種別No.、文書件名、作成年月日等)を
受け取り、入力・表示装置2mから入力されなかった項
目(文書ID、連携ID等)を文書情報およびイメージ
の登録体系から決定し、文書登録情報1dに加えて文書
情報2dとしてデータベース1fと光情報記録要素管理
ファイル2fに保存し、その文書情報2dを入力・表示
装置2mに表示する。さらに、文書情報登録手段E1
は、入力・表示装置2mに表示された文書情報2dに対
して、操作員が設備機器No.3dを選択すると、選択
された設備機器No.3dに基づいて、データベース1
fを検索し、機器項目コード4dを受け取り、発電プラ
ントの設備機器と文書を関連付けさせる文書登録情報1
d、文書情報2dおよび機器項目コード4dを編集して
作成した文書ID情報5dをデータベース1fに保存す
る。
【0102】イメージ登録手段E2は、入力・表示装置
2mに表示された文書情報2dの中から連携ID6dを
受け取ると、画像入力装置4mから発電プラント文書7
dを読み込み、イメージ8dに変換し、そのイメージ8
dを光情報記録媒体3mに登録すると共に、光情報記録
媒体3mの索引情報としての物理情報9dを光情報記録
要素管理ファイル2fの連携ID6dに対応させて文書
情報2dとして追加登録する。
【0103】文書検索手段E3は、入力・表示装置2m
から検索要求時に入力される文書検索条件値10dによ
ってデータベース1fの中から発電プラント文書の個々
の詳細情報である文書情報11dを取得し、この文書情
報11dを入力・表示装置2mに一覧形式で表示する。
【0104】文書検索手段E3は、文書情報11dの表
示の中から操作員が一件選択すると、データベース1f
から選択された文書の連携ID12dを受け取り、その
連携ID12dに基づいて光情報記録要素管理ファイル
2fから索引情報としてのイメージ情報13dを検索し
て取得し、このイメージ情報13dに基づいて光情報記
録媒体3mからイメージ14dを抽出して、入力・表示
装置2mに表示する。
【0105】文書情報削除手段E4は、入力・表示装置
2mより削除要求時に入力される削除文書検索条件値1
5dを受け取り、その削除文書検索条件値15dに基づ
いてデータベース1fの中から削除対象の文書情報16
dを検索して取得し、入力・表示装置2mに一覧形式で
表示させる。文書情報削除手段E4は削除したい発電プ
ラント文書を操作員が入力・表示装置2mを介して選択
すると、選択された文書の文書ID17dを受け取り、
その文書ID17dに基づいてデータベース1f保存の
文書情報に対して削除可否フラグ18dを更新させる。
【0106】なお、削除対象となる文書情報は、一括削
除処理により、夜間、決められた時刻になると、データ
ベース1fの削除可否フラグ18dに基づいて自動削除
される。
【0107】また、データベース1f内のプロセスID
管理テーブル3f、機器名称テーブル4f、索引テーブ
ル5fおよび文書管理テーブル6fと光情報記録要素管
理ファイル2fのデータ構成は図2に示す通りである。
【0108】次に、第4実施例の作用を図2および図1
2を参照して説明する。
【0109】まず、操作員が入力・表示装置2mを介し
て文書情報登録とイメージ登録と文書検索と文書情報削
除のいずれかを選択する。この選択で文書情報登録が選
択されたとすると、文書情報登録手段E1は、入力・表
示装置2mより文書登録情報1dとして種別No.、文
書件名、作成年月日等を受け取る。
【0110】文書情報登録手段E1では、種別No.登
録順序に基づいて、文書IDの自動採番を行い、データ
ベース1fと光情報記録要素管理ファイル2fとの連携
を取るため連携IDを決定し、文書登録情報1dに文書
IDや連携IDを付加して文書情報2dとして編集し、
文書情報2dを文書管理テーブル6fおよび光情報記録
要素管理ファイル2fに保存する。
【0111】また、文書情報登録手段E1では、文書情
報2dを入力・表示装置2mに表示させ、操作員が設備
機器の固有情報である設備機器No.3dに対して入力
すると、この設備機器No.3dに基づいて、機器名称
テーブル4fから該当する機器項目コード4dを検索す
る。
【0112】さらに、文書情報登録手段E1は、プロセ
スID管理テーブル3fまたは機器名称テーブル4fに
予め保存されている設備機器に関するプロセスIDのデ
ータと、文書管理テーブル6fに登録したデータとを関
係づけるために、文書登録情報1d、文書情報2dおよ
び機器項目コード4dから文書ID情報5dを編集して
索引テーブル5fに登録する。
【0113】また、入力・表示装置2mを介して操作員
によりイメージ登録が選択されたとすると、イメージ登
録手段E2は、文書管理テーブル6fから文書情報2d
を検索して入力・表示装置2mに一覧表示を行う。操作
員がイメージ登録する発電プラント文書を選択すると、
イメージ登録手段E2は、連携ID6dを受け取り、画
像入力装置4mにセットしてある発電プラント文書7d
を読み取り、イメージ8dに変換を行う。
【0114】さらに、イメージ登録手段E2は、そのイ
メージ8dを光情報記録媒体3mに登録し、光情報記録
媒体3m上のイメージ8d(物理アドレス、イメージサ
イズ等)の物理情報9dを索引情報として受け取り、光
情報記録要素管理ファイル2fの連携ID6dを持つ文
書情報2dに対応させて物理情報9dを追加登録する。
【0115】また、入力・表示装置2mから文書検索が
選択されたとすると、文書検索条件値10dとしてプロ
セスIDまたは設備機器No.が文書検索手段E3に入
力される。文書検索手段E3では、プロセスID管理テ
ーブル3f、機器名称テーブル4f、索引テーブル5f
のデータに基づいて、文書管理テーブル6fの文書情報
11dを検索し、入力・表示装置2mに検索文書情報を
一覧表示する。
【0116】操作員が一覧表示された検索文書情報から
選択すると、文書検索手段E3は、光情報記録要素管理
ファイル2fから文書情報11dの連携ID12dを持
つデータを検索して、選択された文書に関するイメージ
情報13dを取得する。そして、文書情報登録手段E1
は、取得されたイメージ情報13dに基づいて、光情報
記録媒体3mに保存されているイメージ14dを抽出し
て、入力・表示装置2mに表示する。
【0117】また、入力・表示装置2mに検索文書情報
が表示されている状態で、文書検索条件値10dとして
関連文書の検索を要求すると、文書検索手段E3は索引
テーブル5fのデータに基づいて、文書管理テーブル6
fの文書情報11dを検索し、入力・表示装置2mに関
連文書情報を一覧表示する。
【0118】操作員が関連文書情報の一覧表示に基づい
て、ある文書情報を選択すると、文書検索手段E3は、
文書情報11dの連携ID12dを持つデータを光情報
記録要素管理ファイル2fから検索して、選択された文
書情報に関するイメージ情報13dを獲得する。文書検
索手段E3はイメージ情報13dに基づいて、光情報記
録媒体3mに保存されているイメージ14dを抽出し
て、入力・表示装置2mに表示する。
【0119】また、入力・表示装置2mから文書情報削
除が選択され、削除文書検索条件値15dとして日付が
文書情報削除手段E4に入力されると、文書情報削除手
段E4では、文書管理テーブル6fに保存されている削
除可能年月日および削除可否フラグのデータに基づい
て、文書管理テーブル6fから削除対象の文書情報16
dを検索し、入力・表示装置2mに削除対象文書を一覧
表示する。操作員が一覧表示から削除する文書を選択す
ると、文書情報削除手段E4は、文書管理テーブル6f
の削除可否フラグを”否”から”可”に更新する。
【0120】入力・表示装置2mから文書情報削除が選
択され、削除文書検索条件値15dとして削除取消が入
力された場合、文書情報削除手段E4は文書管理テーブ
ル6fに保存されている削除可能年月日および削除可否
フラグのデータに基づいて、文書管理テーブル6fから
削除対象の文書情報16dを検索し、入力・表示装置2
mに削除対象文書を一覧表示する。
【0121】一方、操作員が一覧表示から削除取消とす
る文書を選択すると、文書情報削除手段E4は文書管理
テーブル6fの削除可否フラグを”可”から”否”に変
更する。
【0122】文書管理テーブル6fの削除可否フラグ
が”可”となった文書は、予め設定しておいた削除時刻
になると、文書情報削除手段E4により一括削除され
る。
【0123】第4実施例によれば、プロセスIDや設備
機器No.から発電プラント文書を検索したり、複雑に
関連し合う発電プラント文書を迅速にかつ、手間を要す
ることなく取り出すことができる。また、不要となった
文書の自動削除が正確に、煩雑な手間を要することなく
できる。
【0124】なお、第1実施例から第4実施例まで発電
プラントの文書について説明したが、発電プラント文書
と同様に、発電プラント以外の産業でも、設備管理上の
文書や図面・図表、設備機器の操作説明書、または一般
書籍等のドキュメントが膨大な量の紙の形態で保存され
ている場合が多い。このような場合、本発明を適用し
て、複雑化したドキュメント管理台帳の変わりに体系化
されたデータベースを用いて計算機の処理をすれば、文
書等の登録や検索や不要書類の破棄が迅速になり、容易
に文書管理ができる。
【0125】すなわち、本発明のデータベースである文
書管理テーブル、索引テーブル、機器名称テーブル、プ
ロセスID管理テーブル、および光情報記録要素管理フ
ァイルのデータ構成およびデータ内容を若干変更すれ
ば、他の業界の文書を光情報記録媒体に保存してドキュ
メントの文書情報をイメージで表示したり、保管の不要
となったドキュメントの文書情報を破棄したりすること
が可能となる。これにより、複雑化したドキュメント管
理台帳を参照することなく、膨大な量のドキュメントを
保管し、任意に検索し、簡単に破棄することが可能とな
る。
【0126】
【発明の効果】以上説明したように請求項1の発明によ
れば、検索要求によりデータベースのファイルの文書情
報および光情報記録要素管理ファイルの文書情報が検索
され、対応する文書が対話装置に表示される。また、要
求により文書情報の中で不要になった文書情報が削除さ
れる。従って、必要とする文書が迅速に取り出すことが
でき、必要のない文書情報が削除されるため人手を要す
ることがなく効率的に文書管理ができる。
【0127】また、請求項2の発明は、プロセス識別番
号または設備機器番号により各テーブルが検索され文書
識別番号に対応する文書情報が抽出され、この文書情報
に基づいて、光情報記録媒体から対応するイメージが抽
出され対話装置に表示される。これによって、必要とす
る文書が容易に、かつ、迅速に取り出すことだできる。
【0128】請求項3の発明は、文書情報の文書識別番
号から関連文書情報が抽出され、または、親文書番号か
ら関連文書情報が抽出され、光情報記録媒体から対応す
るイメージが抽出され対話装置に表示される。これによ
って、ある文書に関連する全ての文書を迅速に、かつ、
容易に取り出すことができるから大変効率的である。
【0129】請求項4の発明は、要求により削除可否フ
ラグの削除可のフラグに対応する文書情報が削除され、
削除された文書情報が印刷装置に出力される。これによ
り、ユーザが、削除対象文書を容易に、正確に削除し文
書管理をすることができる。
【0130】請求項5の発明は、文書情報が光情報記録
要素管理ファイルとデータベースのファイルに保存さ
れ、文書情報に対応する文書がイメージで読み取られ光
情報記録媒体に保存される。また、検索要求によって、
光情報記録媒体から対応する文書がイメージで対話装置
に表示される。また、削除要求によって、削除対象文書
情報が削除される。従って、文書情報および文書のイメ
ージを体系化されたデータベースおよび光情報記録媒体
に登録することができるから膨大な数の設備機器と複雑
に体系化した設備機器の文書の中から必要とする文書を
容易に取り出すことができる。また、不要文書情報の削
除も人手を要することなく正確に実行することができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1実施例を示す発電プラント文書管
理装置の構成図である。
【図2】図1の発電プラント文書管理装置のデータベー
スと光情報記録要素管理ファイルの内容を示す説明図で
ある。
【図3】図1の発電プラント文書管理装置の処理手順を
示すフローチャートである。
【図4】図1の発電プラント文書管理装置のデータベー
スを示す構成図である。
【図5】本発明の第2実施例を示す発電プラント文書管
理装置の構成図である。
【図6】図5の発電プラント文書管理装置の処理手順を
示すフローチャートである。
【図7】図5の発電プラント文書管理装置の索引テーブ
ルと文書管理テーブルを示す構成図である。
【図8】本発明の第3実施例を示す発電プラント文書管
理装置の構成図である。
【図9】図8の発電プラント文書管理装置の文書管理テ
ーブルを示す構成図である。
【図10】図8の発電プラント文書管理装置の処理手順
を示す第1のフローチャートである。
【図11】図8の発電プラント文書管理装置の処理手順
を示す第2のフローチャートである。
【図12】本発明の第4実施例を示す発電プラント文書
管理装置の構成図である。
【符号の説明】
1m 発電プラント文書管理装置 2m 入力・表示装置 3m 光情報記録媒体 4m 画像入力装置 5m 印刷装置 S1 入力・表示手段 S2 プロセスID検索手段 S3 設備機器No.検索手段 S4 機器項目コード検索手段 S5 文書ID検索手段 S6 イメージ検索・表示手段 1f データベース 2f 光情報記録要素管理ファイル 3f プロセスID管理テーブル 4f 機器名称テーブル 5f 索引テーブル 6f 文書管理テーブル D1 入力・表示手段 D2 文書情報検索手段 D3 削除手段 D4 時間監視手段 D5 一括削除手段 D6 削除結果帳表出力手段 E1 文書情報登録手段 E2 イメージ登録手段 E3 文書検索手段 E4 文書情報削除手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 児玉 克徳 東京都府中市晴見町2丁目24番地の1 東 芝システムテクノロジ−株式会社内 (72)発明者 高木 恭 東京都府中市東芝町1番地 株式会社東芝 府中工場内

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対話装置から入力された発電プラントに
    関する文書の文書情報を予め定められた体系に従って作
    成してデータベースのファイルおよび光情報記録要素管
    理ファイルに保存する文書情報登録手段と、 この文書情報登録手段により保存された文書情報に対応
    する前記文書を画像入力装置からイメージで読み取り、
    光情報記録媒体に保存すると共に、この光情報記録媒体
    に保存されたイメージの索引情報を前記光情報記録要素
    管理ファイルに保存された文書情報に関連付けて登録す
    るイメージ登録手段と、 前記対話装置からの検索要求に対して前記データベース
    のファイルの文書情報および前記光情報記録要素管理フ
    ァイルの文書情報を検索して対応する前記イメージの索
    引情報を抽出して、前記光情報記録媒体から検索要求に
    対応する文書をイメージで前記対話装置に表示する文書
    検索手段と、 前記データベースのファイルに保存された文書情報の中
    で不要になった文書情報を削除するために前記対話装置
    からの要求によって文書情報を削除する文書情報削除手
    段とを備えたことを特徴とする発電プラント文書管理装
    置。
  2. 【請求項2】 プロセス識別番号と関連する設備機器番
    号との情報を保存するプロセス識別管理テーブルを前記
    プロセス識別番号により検索して前記プロセス識別番号
    に対応する設備機器番号を抽出するプロセス識別番号検
    索手段と、 前記設備機器番号と機器項目コード情報とを保存する機
    器名称テーブルを前記設備機器番号により検索して前記
    設備機器番号に対応する機器項目コードを抽出する設備
    機器番号検索手段と、 前記機器項目コードと関連する文書識別番号を保存する
    索引テーブルを前記機器項目コードにより検索して前記
    機器項目コードに対応する文書識別番号を抽出する機器
    項目コード検索手段と、 文書を保存する光情報記録媒体を管理するための光情報
    記録要素管理ファイルと連携する連携番号と前記文書識
    別番号を含む文書に関する情報を文書情報として保存す
    る文書管理テーブルを前記文書識別番号により検索して
    前記文書識別番号に対応する文書情報を抽出する文書識
    別番号検索手段と、 対話装置を介して検索要求によって前記プロセス識別番
    号検索手段へ前記プロセス識別番号を出力し、または、
    前記設備機器番号検索手段へ設備機器番号を出力し、前
    記文書識別番号検索手段により抽出された文書情報を前
    記対話装置に表示させ、この表示された文書情報に基づ
    いて前記対話装置により選択された情報を選択文書情報
    として出力する入力表示手段と、 前記連携番号と対応する前記光情報記録媒体の索引情報
    とを保存する前記光情報記録要素管理ファイルを前記選
    択文書情報により検索して前記選択文書情報の連携番号
    に対応する索引情報を抽出し、この索引情報によって前
    記光情報記録媒体から対応するイメージを抽出して前記
    対話装置に表示させるイメージ検索表示手段とを備えた
    ことを特徴とする発電プラント文書管理装置。
  3. 【請求項3】 プロセス識別番号と関連する設備機器番
    号との情報を保存するプロセス識別管理テーブルを前記
    プロセス識別番号により検索して前記プロセス識別番号
    に対応する設備機器番号を抽出するプロセス識別番号検
    索手段と、 前記設備機器番号と機器項目コード情報とを保存する機
    器名称テーブルを前記設備機器番号により検索して前記
    設備機器番号に対応する前記機器項目コードを抽出する
    設備機器番号検索手段と、 前記機器項目コードと関連する文書識別番号を保存する
    索引テーブルを前記機器項目コードにより検索して前記
    機器項目コードに対応する文書識別番号を抽出する機器
    項目コード検索手段と、 文書を保存する光情報記録媒体を管理するための光情報
    記録要素管理ファイルと連携する連携番号と前記文書識
    別番号を含む文書に関する情報を文書情報として保存す
    る文書管理テーブルを前記文書識別番号により検索して
    文書識別番号に対応する文書情報を抽出する文書識別番
    号検索手段と、 対話装置を介して検索要求によって前記プロセス識別番
    号検索手段へ前記プロセス識別番号を出力し、または、
    前記設備機器番号検索手段へ設備機器番号を出力し、ま
    た、前記文書識別番号検索手段により抽出された文書情
    報を前記対話装置に表示させ、この表示された文書情報
    に基づいて前記対話装置により選択された情報を選択文
    書情報として出力する第1入力表示手段と、 この第1入力表示手段により入力される文書情報の文書
    識別番号により前記索引テーブルを検索して入力された
    文書識別番号に対応する機器項目コードから機器項目コ
    ードに対応する全ての文書識別番号を抽出し、この抽出
    された抽出文書識別番号によって前記文書管理テーブル
    を検索して抽出文書識別番号に対応する関連文書情報を
    抽出し、または、前記文書管理テーブルを検索して入力
    された文書情報の文書識別番号と関連する番号としての
    親文書番号から関連文書情報を抽出する関連文書検索手
    段と、 前記対話装置を介して前記関連文書検索手段へ文書識別
    番号を出力すると共に、前記関連文書情報を前記対話装
    置へ表示する第2入力表示手段と、 前記対話装置に表示された関連文書情報に基づいて選択
    された選択文書情報の連携番号に対応する索引情報を光
    情報記録要素管理ファイルから抽出し、光情報記録媒体
    から索引情報に対応するイメージを抽出して前記対話装
    置に表示する関連イメージ検索表示手段とを備えたこと
    を特徴とする発電プラント文書管理装置。
  4. 【請求項4】 文書毎に文書識別番号と文書を削除する
    年月日としての削除可能年月日と削除可否フラグとから
    なる文書情報を保存する文書管理テーブルと、 この文書管理テーブルに保存される文書情報の削除可能
    年月日に基づいて所定時に保存年数超過文書が所定数以
    上あるか否かを判定して、その結果を出力すると共に、
    文書情報の削除可能年月日および前記文書情報の削除可
    否フラグに基づいて検索して削除対象となる削除文書情
    報を抽出する文書情報検索手段と、 対話装置に前記削除文書情報を表示させ、この表示され
    た前記削除文書情報に基づいて前記対話装置から文書情
    報毎に文書の削除可否を選択して削除文書可否情報を出
    力する入力表示手段と、 前記文書管理テーブルの削除可否フラグを前記削除文書
    可否情報に基づいて、文書毎に設定する削除手段と、 予め設定された所定の時刻になると、前記文書管理テー
    ブルの削除可否フラグの削除可のフラグに対応する文書
    情報を削除する一括削除手段と、 削除された文書情報を印刷装置に出力する削除結果帳表
    出力手段とを備えたことを特徴とする発電プラント文書
    管理装置。
  5. 【請求項5】 対話装置を介して入力された文書登録情
    報に文書識別番号と光情報記録要素管理ファイルとデー
    タベースのファイルとを連携する連携番号とを付加した
    文書情報を光情報記録要素管理ファイルに保存し、前記
    文書情報と対応する機器項目コードとを文書情報として
    データベースのファイルに保存する文書情報登録手段
    と、 前記文書情報に対応する文書を画像入力装置によりイメ
    ージで読み取り光情報記録媒体に保存すると共に、保存
    されたイメージの索引情報を前記光情報記録要素管理フ
    ァイルの前記文書情報に付加して保存するイメージ登録
    手段と、 前記データベースのファイルを前記対話装置から要求さ
    れた文書検索情報によって検索し、文書検索情報に対応
    する文書情報を抽出して前記対話装置に表示し、表示さ
    れた文書情報に基づいて選択された選択文書情報から前
    記連携番号を抽出し、この連携番号に対応する牽引情報
    を抽出し、この牽引情報に基づいて光情報記録媒体から
    対応するイメージを抽出して前記対話装置に表示する文
    書検索手段と、 前記対話装置から要求された削除文書検索情報によって
    前記データベースのファイルを検索して削除文書検索情
    報に対応する削除対象となる削除対象文書情報を抽出し
    て前記対話装置に表示し、この表示された削除対象文書
    情報に基づいて選択された選択削除対象文書情報を前記
    データベースのファイルに設定し、所定の時刻に前記デ
    ータベースのファイルの選択削除対象文書情報を削除す
    る文書情報削除手段とを備えたことを特徴とする発電プ
    ラント文書管理装置。
JP13522093A 1993-05-14 1993-05-14 発電プラント文書管理装置 Pending JPH06325148A (ja)

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Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPH08152913A (ja) * 1994-11-30 1996-06-11 Toshiba Corp プラント監視装置
JP2007206879A (ja) * 2006-01-31 2007-08-16 Fuji Xerox Co Ltd 廃棄装置、廃棄システム及び廃棄方法
JP2007249683A (ja) * 2006-03-16 2007-09-27 Ricoh Co Ltd 設備管理支援システム、設備管理支援方法及びプログラム
JP2008181233A (ja) * 2007-01-23 2008-08-07 Chugoku Electric Power Co Inc:The 発電所内の操作説明図の管理装置
JP2009169983A (ja) * 2009-04-30 2009-07-30 Fuji Xerox Co Ltd 廃棄処理システム
JP2011186886A (ja) * 2010-03-10 2011-09-22 Chugoku Electric Power Co Inc:The 運転補助表示管理装置及び方法
JP2013097633A (ja) * 2011-11-02 2013-05-20 Hitachi Ltd 文書認識支援装置、文書検索装置及び文書管理方法

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