JPH06325146A - 設定画面を用いた表示画面編集方法およびシステム - Google Patents

設定画面を用いた表示画面編集方法およびシステム

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JPH06325146A
JPH06325146A JP5132462A JP13246293A JPH06325146A JP H06325146 A JPH06325146 A JP H06325146A JP 5132462 A JP5132462 A JP 5132462A JP 13246293 A JP13246293 A JP 13246293A JP H06325146 A JPH06325146 A JP H06325146A
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JP
Japan
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setting
screen
display
setting screen
displayed
Prior art date
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Pending
Application number
JP5132462A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenichiro Mori
健一郎 森
Tanichi Andou
丹一 安藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Omron Corp
Original Assignee
Omron Corp
Omron Tateisi Electronics Co
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Publication date
Application filed by Omron Corp, Omron Tateisi Electronics Co filed Critical Omron Corp
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 表示される設定画面にしたがって,オブジェ
クトの作成,編集を容易に行えるようにする。 【構成】 ディスプレイ装置16に表示される設定画面の
各種項目についてマウス14を用いて設定し,オブジェク
トを作成,編集する。設定された各種項目のデータは,
1次メモリ12に一時的に格納される。作成,編集された
オブジェクトは,1次メモリ12から2次メモリ13に転送
されて2次メモリ13に格納されることにより保存され
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【技術分野】この発明は,複数種類のデータを含む表示
画面を設定画面上で編集する設定画面を用いた表示画面
編集方法およびシステムに関する。
【0002】
【従来技術とその問題点】従来,表示画面の編集方法に
は,次のようなものがある。
【0003】その一は,表示するデータを表示画面上に
配置し,表示画面上に指定した領域をマウスで指示する
ことで表示画面の切り替えを行うように編集するもので
ある。その二は,特殊な言語を用いて,表示画面の表示
時間または表示間隔等の表示画面をプログラムとして記
述し,表示画面の表示動作をマウスで指示すると同時に
表示画面を記述したプログラムを実行して表示画面の切
り替えを行うように編集するものである。
【0004】しかしながら,このような従来の編集方法
においては,表示画面の編集が特殊な言語を用いて行わ
れるので,その言語を熟知していない利用者は表示画面
の編集が難しく,また表示画面の編集が直感的に行え
ず,編集した表示画面を繰り返し表示して試験しながら
表示画面の編集を行なわなければならない。表示画面の
編集は,特殊な言語を用いるので,プログラマと編集者
という異なる能力を同時に要求される。また,表示画面
がプログラムとして記述されているので,編集した表示
画面を表示するときプログラムをコード変換するため実
行速度が遅いという問題点があった。
【0005】また,特開平4−65756号公報に開示
されているように,リンクをアイコンとして表示画面上
に表示し,表示されたアイコンと編集中の文書の所定の
領域をマウスで指示することによって,リンクを設定す
る編集方法がある。
【0006】しかしながら,このような従来の編集方法
においては,表示画面上のデータのリンクが個々に設定
されているため,リンクの設定操作が繁雑になる。ま
た,同じデータを複数組み合わせて別の表示画面を作成
する必要があり,表示画面編集の手間がかかるという問
題点があった。
【0007】
【発明の開示】この発明は,設定画面を用いて表示画面
の編集が行え,かつリンクの設定を行えるようにするこ
とを目的とする。
【0008】この発明は,設定画面を用いて表示画面の
背景となる表示画面を編集できるようにすることを目的
としている。
【0009】この発明は,設定画像を用いて複数の表示
画面を表示する順番に並べてそれらの表示画面に送り,
戻りまたは飛び越しのリンクを設定して,並べられた表
示順に表示できるようにすることを目的としている。
【0010】この発明は,設定画面を用いて複数の表示
画面を表示する順番に並べてそれらに送りのリンク,表
示時間および表示間隔を設定して,並べられた順番に表
示画面を表示できるようにすることを目的としている。
【0011】表示画面は,オブジェクトとして作成,編
集される。
【0012】この発明による設定画面を用いた表示画面
編集方法は,複数種類のメディア・データを用意してお
き,表示されるオブジェクト設定画面にしたがって,上
記複数種類のメディア・データの中から所定の第1のメ
ディア・データを選択し,かつ選択した上記第1のメデ
ィア・データに関する属性情報を設定することにより,
選択した上記第1のメディア・データと設定した上記属
性情報とからなるオブジェクトを作成し,表示されるメ
ディア設定画面にしたがって,上記複数種類のメディア
・データの中から所定の第2のメディア・データを選択
し,選択した第2のメディア・データを作成した上記オ
ブジェクトに設定し,表示される部品設定画面にしたが
って,複数種類の部品の中から所定の部品を選択し,選
択した上記部品を作成した上記オブジェクトに設定し,
そして表示されるリンク設定画面にしたがって,上記オ
ブジェクトに設定した部品と作成した他のオブジェクト
との間にリンクを設定するものである。
【0013】この発明による設定画面を用いた表示画面
編集システムは,複数種類のメディア・データをあらか
じめ格納したメモリ,設定画面を表示する表示装置,オ
ブジェクト作成および編集のための指示を入力するため
の入力装置,上記表示装置に表示されるオブジェクト設
定画面にしたがって,上記複数種類のメディア・データ
の中から上記入力装置を通して選択された所定の第1の
メディア・データと,選択された上記第1のメディア・
データに関する,上記入力装置を通して設定された属性
情報とからなるオブジェクトを作成するオブジェクト作
成手段,上記表示装置に表示される設定画面しにたがっ
て,上記複数種類のメディア・データの中から上記入力
装置を通して選択された所定の第2のメディア・データ
を,作成した上記オブジェクトに設定するメディア設定
手段,上記表示装置に表示される部品設定画面にしたが
って,複数種類の部品の中から上記入力装置を通して選
択された所定の部品を,作成した上記オブジェクトに設
定する部品設定手段,および上記表示装置に表示される
リンク設定画面にしたがって,上記入力装置を通して選
択された上記オブジェクトに設定した部品と作成した他
のオブジェクトとの間にリンクを設定するリンク設定手
段を備えている。
【0014】設定画面上の選択または設定は,ポインテ
ィング・デバイスで指示する。
【0015】この発明によると,設定画面上でメディア
・データを含むオブジェクトを作成し,作成したオブジ
ェクトに他のメディア・データを設定する。また作成さ
れたオブジェクトには,部品を設定してその部品にリン
クを設定する。
【0016】したがって,利用者は,設定画面をポイン
ティング・デバイスで指示することで,オブジェクトを
作成できる。作成したオブジェクトにメディア・データ
の設定,部品の設定,設定した部品にリンクの設定を特
殊な言語を用いずにオブジェクトの編集が行える。ま
た,オブジェクトの作成,編集についてよく知らない人
でもオブジェクトの作成,編集の習得が早い。表示画面
は,オブジェクトとして作成,編集されるので,プログ
ラムのコード変換をする必要がなくなり,実行速度が速
くなる。オブジェクトの作成,編集は,特殊な言語を用
いないので,プログラマと編集者との役割の切り分けが
容易に行え,編集効率が向上する。
【0017】この発明による設定画面を用いた表示編集
方法の好ましい実施態様においては,表示される上記オ
ブジェクト設定画面にしたがって,第1のメディア・デ
ータを選択することなく,ウインドウに関する属性情報
を設定することにより,ウインドウ・オブジェクトを作
成するものである。
【0018】したがって,メディア・データを含まない
ウインドウのみを持つオブジェクトを作成できる。
【0019】この発明による設定画面を用いた表示画面
編集方法の好ましい実施態様においては,アプリケーシ
ョン・プログラムを用意しておき,表示される上記リン
ク設定画面にしたがって,上記アプリケーション・プロ
グラムの中から所定のアプリケーション・プログラムを
選択し,選択したアプリケーション・プログラムと作成
上記オブジェクトに設定した部品との間にリンクを設定
するものである。
【0020】したがって,オブジェクトのみならずアプ
リケーション・プログラムにリンクを設定できる。
【0021】この発明による設定画面を用いた表示画面
編集方法の好ましい実施態様においては,上記リンク
は,表示,消去,プリロード,送信,起動または終了の
動作を含むものである。
【0022】リンクを設定したオブジェクトまたはアプ
リケーション・プログラムにたいして表示,消去,プリ
ロード,送信,起動または終了の動作を行わせることが
できる。
【0023】この発明による設定画面を用いた表示画面
編集方法の好ましい実施態様においては,さらに,表示
されるサブオブジェクト設定画面にしたがって,作成し
た一のオブジェクトをサブオブジェクトとして,作成し
た他のオブジェクトに設定してオブジェクトを編集する
ものである。
【0024】したがって,一のオブジェクト上に他のオ
ブジェクトを設定してオブジェクトの編集ができる。
【0025】この発明による設定画面を用いた表示画面
編集方法の好ましい実施態様においては,表示されるバ
ックグラウンド・オブジェクト設定画面にしがって,作
成した一のオブジェクトを背景として,作成した他のオ
ブジェクトに設定し,バックグラウンド・オブジェクト
を編集するものである。
【0026】したがって,一のオブジェクトに背景とし
て他のオブジェクトを設定してオブジェクトの編集がで
きる。
【0027】この発明による設定画面を用いた表示画面
編集方法の好ましい実施態様においては,表示されるシ
ーケンシャル・オブジェクト設定画面にしたがって,作
成した複数のオブジェクトを表示する順番に並べて,送
り,戻りまたは飛び越しを表す部品を所要のオブジェク
トに設定し,かつリンクすることによりシーケンシャル
・オブジェクトを編集するものである。
【0028】したがって,複数のオブジェクトを表示す
る場合に,表示するオブジェクトを並べて必要な部品を
設定するだけ,繁雑な操作を行わなくてもよい。
【0029】この発明による設定画面を用いた表示画面
編集方法の好ましい実施態様においては,表示されるア
ニメート・オブジェクト設定画面にしたがって,作成し
た複数のオブジェクトを表示する順番に並べて,送りを
表すリンクをオブジェクト間に設定し,上記オブジェク
トの表示時間と表示間隔とを設定することによりアニメ
ート・オブジェクトを編集するものである。
【0030】したがって,複数のオブジェクトを表示す
る場合に,表示するオブジェクトを並べて表示時間,表
示間隔を設定するだけ,繁雑な操作を行わなくてもよ
い。
【0031】この発明による設定画面を用いた表示画面
編集方法は,複数種類のメディア・データを用意してお
き,表示されるオブジェクト設定画面にしたがって,上
記複数種類のメディア・データの中から所定のメディア
・データを選択し,かつ選択した上記メディア・データ
に関する属性情報を設定することにより,選択した上記
第1のメディア・データと設定した上記属性情報とから
なるオブジェクトを作成し,表示される部品設定画面に
したがって,複数種類の部品の中から所定の部品を選択
し,選択した上記部品を作成した上記オブジェクトに設
定し,そして表示されるリンク設定画面にしたがって,
上記オブジェクトに設定した部品と作成した他のオブジ
ェクトとの間にリンクを設定することによりオブジェク
トを編集するものである。
【0032】この発明による設定画面を用いた表示画面
編集システムは,複数種類のメディア・データをあらか
じめ格納したメモリ,設定画面を表示する表示装置,オ
ブジェクト作成および編集のための指示を入力するため
の入力装置,上記表示装置に表示されるオブジェクト設
定画面にしたがって,上記複数種類のメディア・データ
の中から上記入力装置を通して選択された所定のメディ
ア・データと,選択されたメディア・データに関する,
上記入力装置を通して設定された属性情報とからなるオ
ブジェクトを作成するオブジェクト作成手段,上記表示
装置に表示される部品設定画面にしたがって,複数種類
の部品の中から上記入力装置を通して選択された所定の
部品を,作成した上記オブジェクトに設定する部品設定
手段,および上記表示装置に表示されるリンク設定画面
にしたがって,上記入力装置を通して選択された上記オ
ブジェクトに設定した部品と作成した他のオブジェクト
との間にリンクを設定するリンク設定手段を備えてい
る。
【0033】この発明によると,設定画面上でメディア
・データを含むオブジェクトが作成する。また作成され
たオブジェクトには,部品を設定してその部品にリンク
を設定する。
【0034】
【実施例の説明】
目 次 1 システム構成 2 オブジェクト 2.1 ノーマル・オブジェクト 2.1.1 メディア 2.1.2 部 品 2.1.3 サブオブジェクト 2.1.4 リンク 2.2 バックグラウンド・オブジェクト 2.3 シーケンシャル・オブジェクト 2.4 アニメート・オブジェクト 3 オブジェクト作成および編集 3.1 ディレクトリ作成 3.2 ノーマル・オブジェクト作成 3.3 オブジェクト保存 3.4 オブジェクト編集 3.4.1 メディア設定 3.4.2 部品設定 3.4.3 サブオブジェクト設定 3.4.4 リンク設定 3.4 バックグラウンド・オブジェクト設定 3.5 シーケンシャル・オブジェクト形成 3.6 アニメート・オブジェクト形成
【0035】1 システム構成 図1に,画面編集システムのハードウェアの構成を示す
ブロック図が示されている。
【0036】この画面編集システムは,CPU11,1次
メモリ12,2次メモリ13,マウス14,キーボード15,デ
ィスプレイ装置16および音声出力装置17からなる。
【0037】CPU11は,あらかじめ設定されたプログ
ラムにしたがって,この画面編集システムにおける処理
を行う。
【0038】1次メモリ12は,後述するオブジェクトの
作成または編集を行うときに設定される情報を一時的に
格納するものである。1次メモリ12は,たとえばRAM
等のメモリにより実現される。
【0039】2次メモリ13は,この画面編集システムに
よって作成された情報を格納するものである。2次メモ
リにはまた,オブジェクトの作成または編集に用いられ
るイメージ・データ,ビットマップ・データ,テキスト
データ,音声データ等(これらのデータを総称して「メ
ディア・データ」という)のデータ・ファイルもあらか
じめ格納されている。2次メモリ13は,たとえばディス
ク・メモリ等により実現される。
【0040】マウス14は,ディスプレイ装置16に表示さ
れるメニュー(選択画面)または設定画面における選択
または設定を行うためのものである。また,マウスに代
えてライト・ペンを用いた入力装置またはタッチ・パネ
ル等を用いることができる。
【0041】キーボード15は,文字列データ,数値デー
タ等のデータを入力するものである。
【0042】ディスプレイ装置16には,作成または編集
に用いられるメニューおよび設定画面,作成または編集
されたオブジェクト等が表示される。
【0043】音声出力装置17は,音声データを音声で出
力するものである。
【0044】2 オブジェクト オブジェクトは,データ(または情報)とその属性(ま
たは処理,手続き)とから構成される。データに対する
操作は,オブジェクトを単位として行なわれる。1つの
オブジェクトには,複数のデータを含ませることができ
る。
【0045】この実施例で取り扱うオブジェクトには,
ノーマル・オブジェクト,バックグラウンド・オブジェ
クト,シーケンシャル・オブジェクトおよびアニメート
・オブジェクトがある。
【0046】2.1 ノーマル・オブジェクト ノーマル・オブジェクトは,メディア・データとその属
性(ウィンドウ表示のための位置データ,その他の情
報)とを組み合わせたものである。このノーマル・オブ
ジェクトにはイメージ・オブジェクト,ビットマップ・
オブジェクト,テキスト・オブジェクト,音声オブジェ
クトおよびウィンドウ・オブジェクトがある。
【0047】これらのうちでイメージ・オブジェクト,
ビットマップ・オブジェクト,テキスト・オブジェクト
および音声オブジェクトは,それぞれイメージ・デー
タ,ビットマップ・データ,テキスト・データおよび音
声データ(これらをメディア・データという)を含んで
おり,それらの属性によって規定されるウィンドウ内に
対応するメディア・データが表示(または音声出力:音
声オブジェクトの場合)されることになる。メディア・
データをオブジェクトとして取り扱うことによって,利
用者に分かりやすくなるとともに操作を簡単に行えるよ
うになる。
【0048】一方,ウィンドウ・オブジェクトは,メデ
ィア・データを含まず,ウィンドウに関する属性のみを
持つオブジェクトであり,ウィンドウ表示のために用い
られる。
【0049】図2に,オブジェクトの一例が示されてい
る。
【0050】図2は,ウィンドウにビットマップ・デー
タと,その属性としての後述するボタン(部品)とが張
り付けられた(設定された)オブジェクトである。
【0051】2.1.1 メディア たとえば,イメージ・データは,このイメージ・データ
のフォーマット,データ圧縮の有無等によって表示画面
上の表示方法に違いがある。このイメージ・データに,
ウィンドウ表示のためのデータ,伸張処理に関するデー
タまたはコード等を含む属性を付加してイメージ・オブ
ジェクトとして取り扱うことによって,異なる種類のイ
メージ・データを同じように取り扱うことができ,かつ
単一の方法で簡単に画面表示できるようになる。他のメ
ディア・データについても同様である。
【0052】したがって,メディア・データをメディア
・オブジェクトとして取り扱うことによって,メディア
・データが抽象化され,メディア・データに対する操作
(処理)方法を統一化できる。また,後述するオブジェ
クトの編集を行うことによって,あらかじめ作成したノ
ーマル・オブジェクトのウィンドウ内に複数種類のメデ
ィア・データを同時に表示することもできるようにな
る。
【0053】2.1.2 部品 部品は,表示画面上におけるオブジェクトに対する動作
(または操作)を表現したものである。部品には,ボタ
ン,ラベル,入力エリア,スケール,スイッチ,ラジオ
ボックス,メニュー,セパレータ等がある。これらの部
品は,オブジェクトに張り付けて(設定して)用いられ
る。
【0054】部品でもっともよく用いられるものにボタ
ンがある。このボタンをマウス14によってクリックする
ことにより,オブジェクトに対して動作(オブジェクト
に含まれる属性によって規定される動作)を指示するこ
とができる。オブジェクトに対する動作を指示するため
には,必要に応じて後述するリンクを設定する必要があ
る。
【0055】2.1.3 サブオブジェクト サブオブジェクトは,あらかじめ作成または編集された
一のオブジェクト内に張り付けられる(設定される)他
のオブジェクトである。
【0056】2.1.4 リンク リンクは,一のオブジェクトに張り付けられた部品(ボ
タン)に設定され,そのオブジェクト,他のオブジェク
トまたはアプリケーション・プログラム等に対して,動
作を行わせるものである。これらの動作は,オブジェク
トに張り付けられた部品(ボタン)をマウス14で指示す
ることによって行われる。したがって,リンクは,一の
オブジェクトの部品(ボタン)に対してマウス操作が行
われたとき,そのオブジェクト,リンクによって関連づ
けられた他のオブジェクトまたはアプリケーション・プ
ログラムの動作を記述するものである。
【0057】たとえば,一のオブジェクトに張り付けら
れた部品(ボタン)に「表示」を設定し,この部品(ボ
タン)と他のオブジェクトとをリンクしたとき,この
「表示」を設定した部品(ボタン)がマウス14によって
クリックされると,他のオブジェクトがディスプレイ装
置16の表示画面上に表示される。また,一のオブジェク
トに張り付けられた部品(ボタン)に「起動」を設定
し,この部品(ボタン)とアプリケーション・プログラ
ムとをリンクしたとき,この「起動」を設定した部品
(ボタン)がマウス14によってクリックされると,上記
アプリケーション・プログラムが起動される。したがっ
て,特別な言動を用いなくても,部品(ボタン)にリン
クを設定することで画面の切り替え,プログラムの起
動,その他の操作が可能になる。
【0058】2.2 バックグラウンド・オブジェクト バックグラウンド・オブジェクトは,オブジェクトに背
景として用いられるオブジェクトである。
【0059】図3および図4に,バックグラウンド・オ
ブジェクトの一例が示されている。
【0060】図3(A) に示されるオブジェクトに,図3
(B) に示されるオブジェクトをバックグラウンド・オブ
ジェクトとして設定すると,図3(A) のオブジェクトの
下に図3(B) のオブジェクトが表示されて,図4(C) に
示されるオブジェクトになる。
【0061】2.3 シーケンシャル・オブジェクト シーケンシャル・オブジェクトは,複数のオブジェクト
が結びつけられかつ順番付けされたものである。シーケ
ンシャル・オブジェクトを形成するとは複数のオブジェ
クトを結びつけかつ順番付けすることを意味する。この
順番には,戻り,送り,飛び越し,終了等があり,これ
らはそれに張り付けられた部品によって定められる。
【0062】図5および図6に,シーケンシャル・オブ
ジェクトの一例が示されている。
【0063】シーケンシャル・オブジェクトには,「Ba
ck」(戻り),「Next」(送り),「Skip」(飛び越
し),「End 」(終り)等のボタンが設定される。図5
(A) に示されるオブジェクトの「Next」ボタンがマウス
14によってクリックされると,図5(B) に示されるオブ
ジェクトが表示される。逆に,図5(B) に示されるオブ
ジェクトの「Back」ボタンがマウス14によってクリック
されると,図5(A) に示されるオブジェクトの表示に戻
る。
【0064】また,図5(B) に示されるオブジェクトの
「Skip」ボタンがマウス14によってクリックされると,
図6(C) に示されるオブジェクトを飛び越して,図6
(D) に示されるオブジェクトが表示される。
【0065】したがって,オブジェクトを順番に表示
(または他の動作,たとえばプログラムの起動など)す
るときは,シーケンシャル・オブジェクトを作成するこ
とで,個々のオブジェクトに「Next」,「Back」,「Sk
ip」,「End 」等の各種のボタン(部品)の張り付けと
それらのボタン(部品)に対するリンクを設定する手間
が省ける。
【0066】2.4 アニメート・オブジェクト アニメート・オブジェクトは,オブジェクトをあらかじ
め設定した所定時間,所定時間間隔毎に表示するまたは
他の動作をするように形成されたオブジェクトをいう。
アニメート・オブジェクトを形成するとはオブジェクト
をこのように表示または動作させるように規定すること
である。
【0067】図7および図8に,アニメート・オブジェ
クトの一例が示されている。
【0068】アニメート・オブジェクトには,「Start
」ボタンが設定できる。図7(A) に示されるオブジェ
クトの「Start 」ボタンがマウス14によってクリックさ
れると,図7(A) のオブジェクトが所定時間表示され,
所定時間間隔後に図7(B) に示されるオブジェクトが表
示される。順に,図8(C) に示されるオブジェクト,図
8(D) に示されるオブジェクトが表示される。
【0069】3 オブジェクト作成および編集 オブジェクトの編集は,ノーマル・オブジェクトを作成
し,作成したノーマル・オブジェクトに必要に応じてメ
ディア,部品等を張り付けることによって行われる。ま
たノーマル・オブジェクトに張り付けた部品には,必要
に応じてリンクが設定される。
【0070】図9に,ディスプレイ装置16の表示画面の
一例が示されている。
【0071】表示画面のエリアW1には,システム・ウ
ィンドウが表示される。エリアW2およびW3には,メ
ニューまたは設定画面等が表示される。エリアW4は,
オブジェクトの作成または編集の作業を行うための領域
である。エリアW5およびW6は,作成または編集中の
オブジェクトを表す。
【0072】この画面編集システムが起動されると,シ
ステム・ウィンドウが表示される。
【0073】図10に,システム・ウィンドウの一例が示
されている。
【0074】システム・ウィンドウは,メニュー・バー
(図10上段),アイコン・ウィンドウ(図10下段)等か
ら構成される。作成または編集されたディレクトリ,オ
ブジェクト等は,アイコン・ウィンドウ内に,アイコン
として表示される。アイコン・ウィンドウのサイズは,
そのフレームをマウス14を用いて広げたり,狭めたりす
ることによって変更できる。
【0075】3.1 ディレクトリ作成 オブジェクトを2次メモリ13に格納するためのディレク
トリを作成する。ディレクトリにサブディレクトリを設
けることによって,関連するオブジェクトをグループ分
けすることができる。
【0076】ディレクトリの作成は次のようにして行
う。
【0077】システム・ウィンドウの「OM」をマウス
14でクリックすると,図11に示されるメニュー・バーが
表示される。メニュー・バーは,システム・ウィンドウ
のアイコン・ウィンドウの一部上に表示され,メニュー
・バーのいずれかの項目がマウス14によって選択される
と,メニュー・バーは消える。ディレクトリの作成のた
めに「作成」が選択される。メニュー・バーのうちの
「作成」が選択されると図11に示すサブメニュー・バー
が表示される。この中で「ディレクトリ」が選択される
と,表示画面のエリアW2にディレクトリ作成画面が表
示される。
【0078】図12に,ディレクトリ作成画面の一例が示
されている。ディレクトリの作成は,このディレクトリ
作成画面にしたがって行われる。
【0079】(1) パスの指定 ディレクトリ作成画面(図12)の「パス」をマウス14で
クリックし,ディレクトリを作成する場所を示すパス名
をキーボード15から入力する。これによって作成するデ
ィレクトリの「パス」(ディレクトリ)が入力されたこ
とになる。
【0080】また,「パス」はマウス14を用いて次のよ
うにして指定できる。
【0081】アイコン・ウィンドウ内のディレクトリを
示すアイコンまたはアイコン・ウィンドウのフレーム内
をマウス14でクリックする。ディレクトリを示すアイコ
ンをマウス14でクリックすると,そのアイコンが示すデ
ィレクトリに新たなディレクトリが作成される。またア
イコン・ウィンドウのフレーム内がマウス14でクリック
されると,そのアイコン・ウィンドウのディレクトリ
(図10の「トップディレクトリ」)が指定されたことに
なり,ディレクトリ作成画面(図10)の「パス」には指
定された「トップディレクトリ」が表示されるととも
に,この「トップディレクトリ」に新たなディレクトリ
が作成されることになる。
【0082】(2) ディレクトリ名の入力 ディレクトリ作成画面(図12)の「ディレクトリ名」を
マウス14でクリックする。キーボード15からディレクト
リの名称を入力する。
【0083】(3) アイコンの選択 ディレクトリ作成画面(図12)の「アイコン」をマウス
14でクリックすると,表示画面のエリアW3に図13に示
すようなアイコン選択画面が表示される。
【0084】アイコン選択画面(図13)のアイコン・リ
ストから所望のアイコンをマウス14でクリックして選択
すると,選択されたアイコンを表わす画像がディレクト
リ作成画面(図12)に表示される。アイコン選択画面
(図13)の「確認」をマウス14によってクリックする
と,選択したアイコンが確定される。一方,アイコン選
択画面(図13)の「取消」がマウス14によってクリック
されると,選択したアイコンは取消される。
【0085】アイコン選択画面(図13)の「確認」また
は「取消」がマウス14によってクリックされると,アイ
コン選択画面(図13)は消える。
【0086】(4) ディレクトリの作成 上述のように,ディレクトリ作成画面(図12)の各項目
について設定が行われ,ディレクトリ作成画面(図12)
の「確認」がマウス14によってクリックされると,指定
された「パス」に新たなディレクトリが作成される。デ
ィレクトリが作成されると,作成したディレクトリを表
すアイコンがアイコン・ウィンドウ(図10)に表示され
る。
【0087】一方,ディレクトリ作成画面(図12)の
「取消」がマウス14によってクリックされると,ディレ
クトリは作成されない。
【0088】ディレクトリ作成画面(図12)の「確認」
または「取消」がマウス14によってクリックされると,
ディレクトリ作成画面(図12)は消去される。
【0089】以上のようにして,ディレクトリが作成さ
れる。
【0090】3.2 ノーマル・オブジェクト作成 図14に,ノーマル・オブジェクトの作成手順を示すフロ
ー・チャートが示されている。
【0091】ノーマル・オブジェクトの作成は次のよう
にして行う。この実施例においては,ウィンドウ・オブ
ジェクトの作成について説明する。
【0092】システム・ウィンドウ(図10)の「OM」
をマウス14でクリックし,上述したディレクトリの選択
と同じやり方でメニュー・バー(図11)の「作成」,サ
ブメニュー・バーの「オブジェクト」をマウス14でクリ
ックして選択する。すると,表示画面のエリアW2に図
15に示されるようなオブジェクト・メニューが表示され
る。
【0093】このオブジェクト・メニューにおいて,作
成するノーマル・オブジェクトの所望の種類をマウス14
でクリックすることによって選択する。
【0094】オブジェクト・メニュー(図15)におい
て,「ウィンドウ・オブジェクト」がマウス14でクリッ
クして選択され,「確認」がマウス14でクリックされる
と,オブジェクト・メニューが表示されていた位置(エ
リアW2)に図16に示すようなウィンドウ・オブジェク
ト設定画面が表示される(ステップ21)。
【0095】次のようにしてウィンドウ・オブジェクト
設定画面(図16)の各種項目について設定を行う。
【0096】(1) オブジェクト名の入力 オブジェクト名は,利用者がオブジェクトを認識するた
めのものである。ウィンドウ・オブジェクト設定画面
(図16)の「オブジェクト名」をマウス14でクリック
し,キーボード15からウィンドウ・オブジェクトの名称
を入力する。
【0097】(2) オブジェクトNo.の設定 オブジェクトNo.は画面編集システムがウィンドウ・オ
ブジェクトを認識するための識別番号である。したがっ
て,ウィンドウ・オブジェクトのオブジェクトNo.は,
画面編集システムによって自動的に設定される。
【0098】(3) 表示位置および表示サイズの設定 表示位置は,ウィンドウ・オブジェクトがディスプレイ
装置16の表示画面上に表示されるウィンドウの位置を表
す。表示サイズは,ウィンドウ・オブジェクトのフレー
ム(ウィンドウ)の大きさを表す。
【0099】ウィンドウ・オブジェクト設定画面(図1
6)の「表示位置」をマウス14でクリックし,キーボー
ド15からディスプレイ装置16の表示画面上のX座標およ
びY座標の数値を入力する。
【0100】また,ウィンドウ・オブジェクト設定画面
(図16)の「表示サイズ」をマウス14でクリックし,ウ
ィンドウ・オブジェクトの高さHおよび幅Wの数値をキ
ーボード15から入力する。
【0101】設定されたウィンドウの一例が図17に示さ
れている。
【0102】表示位置および表示サイズは,マウス14を
用いて設定することもできる。この場合には,ウィンド
ウ・オブジェクト設定画面(図16)の「マウス操作」を
マウス14でクリックする。表示画面のエリアW4内にお
いてウィンドウ・オブジェクトを表示すべきウィンドウ
の一隅の位置をマウス14をプレスしながら動かすことに
よって指定する。この後,マウス14をリリースすると,
ウィンドウ・オブジェクトの表示位置を示すX座標およ
びY座標が設定される。設定された表示位置は,ウィン
ドウ・オブジェクト設定画面(図16)の「表示位置」に
その数値が表示される。
【0103】ウィンドウ・オブジェクトのウィンドウの
一隅の位置のX座標,Y座標が設定されたのち,マウス
14でウィンドウ・オブジェクトの表示サイズを示す高さ
Hおよび幅Wを設定する。設定された表示サイズは,ウ
ィンドウ・オブジェクト設定画面(図16)の「表示サイ
ズ」にその数値が表示される。
【0104】このようにして表示位置および表示サイズ
の設定が行われる。
【0105】(4) 前面色,背面色の設定 前面色は,ウィンドウ・オブジェクト内の表の色であ
り,背面色は,ウィンドウの背景の色である。表の色と
は通常の表示状態の色であり,背景の色とはマウス14が
クリックされているときの色である。
【0106】ウィンドウ・オブジェクト設定画面(図1
6)において「前面色」がマウス14でクリックされる
と,図18に示すような色設定画面(図18)が表示装置16
のエリアW3に表示される。
【0107】前面色は,色の三原色「赤」,「緑」およ
び「青」のうちのいずれか一色またはこれらの二もしく
は三色の混合色として設定することができる。混合色を
設定するときにはこれらの三原色の二または三色の濃度
(256 階調)を指定する。
【0108】「赤」色の設定は,色設定画面(図18)の
「赤」のスライドをマウス14でプレスしたまま左右に動
かすことによって行う。このスライドのある位置が
「赤」の設定値になる。
【0109】また,スライドをマウス14で動かすと,色
設定画面(図18)のカラーパレットの右側の上段にその
色が表示される。さらに,カラーパレットの左側には,
混入された色が表示される。したがって,利用者は,こ
のカラーパレットを見ながら色の設定を容易に行うこと
ができる。
【0110】「緑」,「青」の各色についても,「赤」
色と同様に設定が行われる。
【0111】色設定画面(図18)の「確認」がマウス14
でクリックされると,色設定画面(図18)で設定された
前面色が確定される。
【0112】色設定画面(図18)の「取消」がマウス14
でクリックされると,設定された「赤」,「緑」および
「青」の各色は取消される。
【0113】色設定画面の「確認」がマウス14でクリッ
クされると,色設定画面(図18)は,消去される。
【0114】このようにして,前面色の設定が行われ
る。
【0115】また,背面色の設定も前面色の設定と同様
にして,各設定画面(図18)を用いて行われる。
【0116】上述のようにして,ウィンドウ・オブジェ
クト設定画面(図16)の各設定項目について設定を終了
すると,ウィンドウ・オブジェクト設定画面(図16)の
「確認」をマウス14でクリックして,各設定項目が確定
される(ステップ22)。この後,ウィンドウ・オブジェ
クト設定画面(図16)は消える。
【0117】ウィンドウ・オブジェクト設定画面(図1
6)の「取消」がマウス14でクリックされると,設定さ
れた各設定項目は取消される。
【0118】設定された各項目のデータは,オブジェク
ト情報として1次メモリ12に格納される。
【0119】作成したウィンドウ・オブジェクトは,次
に説明する「3.3 オブジェクト保存」で保存すること
によって,2次メモリ13に格納される(ステップ23)。
【0120】他のノーマル・オブジェクト,すなわちイ
メージ・オブジェクト,ビットマップ・オブジェクト,
テキスト・オブジェクトおよび音声オブジェクトを作成
する場合,作成するオブジェクトをオブジェクト・メニ
ュー(図15)からマウス14でクリックすることによって
選択する。これらのノーマル・オブジェクトもウィンド
ウ・オブジェクトと同様にして,それぞれの設定画面に
したがって作成する(ステップ24)。
【0121】ノーマル・オブジェクトはまた,次のよう
にしても作成できる。システム・ウィンドウ(図10)の
「OM」をマウス14でクリックし,メニュー・バー(図
11)の「編集」がマウス14によってクリックされると,
表示画面のエリアW2に図19に示すような編集メニュー
が表示される。
【0122】ノーマル・オブジェクトを作成する場合
は,編集メニュー(図19)の「新規オブジェクト」をマ
ウス14でクリックして選択する。編集メニュー(図19)
の「新規オブジェクト」がマウス14でクリックされる
と,表示画面のエリアW2に先に示した図15に示すよう
なオブジェクト・メニューが表示される。すなわち,編
集メニューの上にオブジェクト・メニューが表示され
る。このオブジェクト・メニューにしたがって上述の操
作と同じ操作によってノーマル・オブジェクトの作成が
行われる。
【0123】図20(A) に,オブジェクト情報のデータ構
造の一例が示されている。オブジェクト情報には,オブ
ジェクト共通情報,アイコン情報へのポインタ,リンク
情報へのポインタ,基礎情報へのポインタ,バックグラ
ウンド・オブジェクト情報へのポインタ,サブ情報総
数,複数のサブ情報へのポインタ等が含まれる。
【0124】オブジェクト共通情報は,オブジェクトに
共通の情報であり,詳細については後述する。
【0125】アイコン情報へのポインタは,アイコン・
ウィンドウ(図10)に表示されるアイコンに関するアイ
コン情報へのポインタである。
【0126】リンク情報へのポインタは,後述するリン
ク設定で設定されるリンク情報へのポインタである。
【0127】基礎情報へのポインタは,ノーマル・オブ
ジェクトのうちイメージ・オブジェクト,ビットマップ
・オブジェクト,テキスト・オブジェクトおよび音声オ
ブジェクトが作成されたとき,これらのノーマル・オブ
ジェクトに関する基礎情報へのポインタである。基礎情
報は,後述するメディア情報と同じデータ構造である。
また,ウィンドウ・オブジェクトには基礎情報がないの
で,これについては基礎情報へのポインタはない。
【0128】バックグラウンド・オブジェクト情報への
ポインタは,設定されたバックグラウンド・オブジェク
トのバックグラウンド・オブジェクト情報へのポインタ
である。
【0129】サブ情報総数は,オブジェクトにメディ
ア,部品,サブオブジェクト等が設定されたとき,これ
らのメディア情報,部品情報,サブオブジェクト情報等
(以下,これらを総称して「サブ情報」という)の総数
である。
【0130】サブ情報へのポインタは,設定されたメデ
ィア,部品,サブオブジェクト等のサブ情報へのポイン
タである。
【0131】図20(B) に,オブジェクト共通情報のデー
タ構造の一例が示されている。オブジェクト共通情報に
は,オブジェクトNo.,種別,ステータス,ジオメト
リ,親情報へのポインタ,前面色データ,背面色デー
タ,WidgetID,WindowID,オブジェクト名,ファイル名
等が含まれる。
【0132】オブジェクトNo.は,画面編集システムに
よって設定された識別番号であり,画面編集システムに
よって自動的に設定される。
【0133】種別は,作成されたオブジェクトの種別
(ノーマル・オブジェクト,シーケンシャル・オブジェ
クト,アニメート・オブジェクト等)を表す。
【0134】ステータスは,オブジェクトの状態(表
示,消去,プリロード,送信,起動,終了等)を表す。
【0135】ジオメトリは,ウィンドウの設定された表
示位置XおよびYと表示サイズHおよびWとを示す。
【0136】親情報へのポインタは,このオブジェクト
をポイントしているオブジェクト(親情報)がある場
合,この親情報へのポインタである。たとえば,この親
情報へのポインタは,このオブジェクトが他のオブジェ
クトのサブオブジェクトとして設定された場合に用いら
れる。
【0137】前面色データには,設定されたオブジェク
トの前面色の「赤」,「緑」および「青」の各色の数値
が含まれる。
【0138】背面色データには,設定されたオブジェク
トの背面色の「赤」,「緑」および「青」の各色の数値
が含まれる。
【0139】WidgetIDは,Xtoolkit(次に示すXwindow
systemで利用されるアプリケーション・プログラムの一
種)がオブジェクトを管理するための識別番号である。
このWidgetIDは,Xtoolkitによって自動的に割り当てら
れる。
【0140】WindowIDは,Xwindow system(画面表示に
関するアプリケーション・プログラムの一種)がオブジ
ェクトを管理するための識別番号である。このWindowID
は,Xwindow systemによって自動的に割り当てられる。
【0141】オブジェクト名は,設定されたオブジェク
トの名称である。
【0142】ファイル名は,2次メモリ13に格納される
このオブジェクト情報のファイル名である。
【0143】図21に,アイコン情報のデータ構造の一例
が示されている。アイコン情報は,オブジェクトを表す
アイコンに関する情報である。
【0144】アイコン情報には,アイコンNo.,種別,
ステータス,ジオメトリ,親情報へのポインタ,前面色
データ,背面色データ,WidgetID,WindowID,アイコン
名,ファイル名,アイコン・ラベルWedgetID,次アイコ
ン情報へのポインタ等が含まれる。
【0145】アイコンNo.は,画面編集システムがアイ
コンを管理するための識別番号であり,画面編集システ
ムによって自動的に設定される。
【0146】種別は,アイコンを表す。
【0147】ステータスは,アイコンの状態(表示,消
去)を表す。
【0148】ジオメトリは,アイコンがアイコン・ウィ
ンドウ(図10)に表示される表示位置XおよびYと表示
サイズHおよびWとを示す。
【0149】親情報へのポインタは,このアイコンをポ
イントしているオブジェクト(親情報)情報へのポイン
タが格納される。
【0150】前面色データには,アイコンの前面色の
「赤」,「緑」および「青」の各色の数値が含まれる。
【0151】背面色データには,アイコンの背面色の
「赤」,「緑」および「青」の各色の数値が含まれる。
【0152】WindgetID は,Xtoolkit(次に示すXwindo
w systemで利用されるアプリケーション・プログラムの
一種)がアイコンを管理するための識別番号である。こ
のWidgetIDは,Xtoolkitによって自動的に割り当てられ
る。
【0153】WindowIDは,Xwindow system(画面表示に
関するアプリケーション・プログラムの一種)がアイコ
ンを管理するための識別番号である。このWindowIDは,
Xwindow systemによって自動的に割り当てられる。
【0154】アイコン名は,アイコンの名称である。
【0155】ファイル名は,アイコンのビットマップ・
ファイル名である。
【0156】アイコン・ラベルWedgetIDは,Xtoolkitに
よって割り当てられるアイコン・ラベルの識別番号であ
る。
【0157】次アイコン情報へのポインタは,次のアイ
コン情報がある場合,そのアイコン情報へのポインタで
ある。
【0158】3.3 オブジェクトの保存 上述のようにして作成されたまたは後述するようにして
編集されるオブジェクトは,次のようにして2次メモリ
13に保存される。
【0159】編集メニュー(図19)の「保存」がマウス
14でクリックされると,表示画面のエリアW2に保存画
面が表示される。すなわち,編集メニューの上に保存画
面が表示される。図22に,保存画面の一例が示されてい
る。
【0160】次のようにして保存画面の各種項目の設定
を行なう。
【0161】(1) ディレクトリの指定 「ディレクトリ」は,作成または編集したオブジェクト
を保存するディレクトリである。保存画面(図22)の
「ディレクトリ」をマウス14でクリックする。オブジェ
クトを保存しようとするディレクトリのディレクトリ名
をキーボード15から入力する。
【0162】また,「ディレクトリ」はマウス14を用い
て次のようにして指定できる。
【0163】アイコン・ウィンドウ内のディレクトリを
示すアイコンまたはアイコン・ウィンドウのフレーム内
をマウス14でクリックする。ディレクトリを示すアイコ
ンをマウス14でクリックすると,そのアイコンが示すデ
ィレクトリにオブジェクトが保存される。また,アイコ
ン・ウィンドウのフレーム内がマウス14でクリックされ
ると,そのアイコン・ウィンドウのディレクトリ(図10
の「トップディレクトリ」が指定されたことになり,保
存画面(図22)の「ディレクトリ」には指定された「ト
ップディレクトリ」が表示されるとともにこの「トップ
ディレクトリ」にオブジェクトが保存される。
【0164】(2) オブジェクト名の入力 保存画面(図22)の「オブジェクト名」をマウス14でク
リックする。キーボード15からオブジェクトの名称を入
力する。
【0165】(3) アイコンの選択 保存画面(図22)の「アイコン」をマウス14でクリック
すると,表示画面のエリアW3にアイコン選択画面(図
13)が表示される。オブジェクトを表すアイコンを,上
述の「3.1 ディレクトリ作成 (3) アイコンの選択」
と同様にして選択する。
【0166】(4) オブジェクトの保存 上述のように保存画面(図22)の各種項目について設定
が行われ,保存画面(図22) の「確認」がマウス14によ
ってクリックされると,指定された「ディレクトリ」に
作成または編集したオブジェクトが保存される。オブジ
ェクトが保存されると,保存したオブジェクトを表すア
イコンがアイコン・ウィンドウ(図10)に表示される。
【0167】一方,保存画面(図22)の「取消」がマウ
ス14によってクリックされると,オブジェクトは作成さ
れない。
【0168】保存画面(図22)の「確認」がマウス14に
よってクリックされると,保存画面(図22)は消去され
る。
【0169】以上のようにして,作成または編集された
オブジェクトが保存される。保存されたオブジェクト
は,オブジェクト情報として2次メモリ13に格納され
る。
【0170】3.4 オブジェクト編集 3.4.1 メディア設定 図23に,メディアの設定手順を示すフロー・チャートが
示されている。
【0171】この実施例においては,ビットマップの設
定について説明する。
【0172】作成したオブジェクトの編集を行うときに
は,編集メニュー(図19)の「既存オブジェクト」をマ
ウス14でクリックして選択する。オブジェクトを新たに
作成するときは,上述のように編集メニュー(図19) の
「新規オブジェクト」をマウス14でクリックして選択す
る。
【0173】編集メニュー(図19)の「既存オブジェク
ト」をマウス14でクリックしたのち,アイコン・ウィン
ドウ(図10)においてメディアを張り付けるオブジェク
トを表すアイコンをマウス14でクリックして選択する。
選択されたアイコンのオブジェクトが表示画面のエリア
W4(たとえば,その中のエリアW5)に表示される
(ステップ31)。
【0174】編集メニュー(図19)の「設定」をマウス
14でクリックすると,表示画面のエリアW2に設定メニ
ューが表示される。すなわち,編集メニュー(図19)の
上に設定メニューが表示される。
【0175】図24に,設定メニューの一例が示されてい
る。
【0176】設定メニューの「メディア」をマウス14で
クリックして選択すると,メディア・メニューが表示画
面のエリアW2に表示される。すなわち,設定メニュー
(図24)が表示されていた位置にメディア・メニューが
表示される。
【0177】図25に,メディア・メニューの一例が示さ
れている。
【0178】メディア・メニューで「ビットマップ」を
マウス14でクリックして選択すると,表示画面のエリア
W2にビットマップ設定画面が表示される。すなわち,
メディア・メニュー(図25)の上にビットマップ設定画
面が表示される(ステップ32)。図26に,ビットマップ
設定画面の一例が示されている。
【0179】以下,ビットマップ設定画面を用いた各種
項目の設定,選択について説明する。
【0180】(1) メディア名の入力 メディア名は,利用者がメディアを認識するためのもの
である。ビットマップ設定画面(図26)の「メディア
名」をマウス14でクリックする。キーボード15からメデ
ィアの名称を入力する。
【0181】(2) メディアNo.の設定 メディアNo.は画面編集システムがビットマップを認識
するための識別番号である。したがって,ビットマップ
のメディアNo.は,画面編集システムによって自動的に
設定される。
【0182】(3) データ・ファイルおよびデータ形式の
選択 「データ・ファイル」は,編集するオブジェクトのメデ
ィア・データが格納されているファイルを表し,2次メ
モリ13内に格納される。
【0183】ビットマップ設定画面(図26)の「データ
・ファイル」をマウス14でクリックすると,データ・フ
ァイル選択画面が表示画面のエリアW2に表示される。
【0184】図27に,データ・ファイル選択画面の一例
が示されている。
【0185】データ・ファイル選択画面において,編集
に用いるビットマップ・データが格納されているデータ
・ファイル名をマウス14でクリックして選択する。この
後,データ・ファイル選択画面(図27)の「確認」がマ
ウス14でクリックされると,選択されたデータ・ファイ
ル名が確定され,かつビットマップ設定画面(図26)の
「データ・ファイル」に表示され,さらにデータ・ファ
イル選択画面が消去される。
【0186】データ・ファイル選択画面(図27)の「取
消」がマウス14でクリックされると,選択されたデータ
・ファイルが取消されるとともにデータ・ファイル選択
画面が消える。
【0187】このようにして,「データ・ファイル」が
選択される。
【0188】また「データ形式」には「参照」と「複
写」とがある。
【0189】「参照」は,ビットマップの表示が,2次
メモリ13のデータ・ファイルを参照して行われることで
ある。したがって,データ・ファイルがオブジェクトに
設定された後に,そのデータ・ファイルの内容が変更さ
れると,ビットマップの表示もデータ・ファイルの内容
の変更にしたがって変更されることになる。
【0190】一方,「複写」は,設定されたデータ・フ
ァイルがオブジェクトの固有のデータ・ファイルとして
複写されて,2次メモリに格納されることを意味する。
したがって,データ・ファイルがオブジェクトに設定さ
れた後に,そのデータ・ファイルの内容が変更されて
も,データ・ファイルがオブジェクトに設定されたとき
のデータ・ファイルの内容がそのまま保持されることに
なる。
【0191】(4) 表示位置および表示サイズの設定 表示位置は,ビットマップがオブジェクト上に表示され
る表示位置を表す。表示サイズは,ビットマップの大き
さを表す。
【0192】ビットマップの設定画面(図26)の「表示
位置」をマウス14でクリックする。オブジェクト上に表
示するビットマップのX座標およびY座標の数値をキー
ボード15から入力する。
【0193】また,ビットマップ設定画面(図26)の
「表示サイズ」をマウス14でクリックし,オブジェクト
上に表示するビットマップの高さHおよび幅Wの数値を
キーボード15から入力する。
【0194】ビットマップの表示位置および表示サイズ
は,マウス14を用いて設定することもできる。この場合
には,ビットマップ設定画面(図26)の「マウス操作」
をマウス14でクリックする。
【0195】ビットマップ設定画面(図26)の「マウス
操作」をマウス14でクリックして,オブジェクト上にお
いてビットマップを張り付けるビットマップの一隅の位
置をマウス14でプレスしながら動かすことによって指定
する。この後,マウス14をリリースすると,ビットマッ
プの表示位置を示すX座標およびY座標が設定される。
設定された表示位置は,ビットマップ設定画面(図26)
の「表示位置」にその数値が表示される。
【0196】ビットマップの一隅の位置のX座標および
Y座標が設定されたのち,マウス14でビットマップの表
示サイズを示す高さHおよび幅Wを設定する。設定され
た表示サイズは,ビットマップ設定画面(図26)の「表
示サイズ」にその数値が表示される。
【0197】このようにして,ビットマップの表示位置
および表示サイズの設定が行われる。
【0198】(5) 実サイズ,表示模様の設定 「実サイズ」は,データ・ファイルのビットマップ・デ
ータがあらかじめ持つビットマップのサイズである。ビ
ットマップ設定画面(図26)の「実サイズ」には,選択
されたビットマップ・データのサイズが表示される。
【0199】「表示模様」には,「単一」と「埋めつく
し」とがあり,このいずれかを選択する。
【0200】「単一」は,ビットマップが実サイズより
大きい表示サイズが設定されたとき,実サイズを超える
スペースが設定されたビットマップの背面色で塗りつぶ
される。
【0201】一方,「埋めつくし」は,ビットマップが
実サイズより大きい表示サイズが設定されたとき,実サ
イズを超えるスペースがビットマップの繰り返しで埋め
つくされる。
【0202】(6) 前面色,背面色の設定 前面色は,ビットマップの表の色であり,背面色は,ビ
ットマップの背景の色である。これらの色は,上述の色
設定画面(図18)を用いて設定される。
【0203】上述のようにして,ビットマップ設定画面
(図26)の各設定項目について設定し,ビットマップ設
定画面(図26)の「確認」がマウス14でクリックされる
と,各設定項目が確定される(ステップ33)。
【0204】ビットマップ設定画面(図26)の「取消」
がマウス14でクリックされると,設定された各設定項目
は取消される。
【0205】ビットマップ設定画面(図26)の「確認」
がマウス14でクリックされると,ビットマップ設定画面
は消去される。
【0206】以上のようにして,ビットマップ設定画面
(図26)を用いて各種項目の設定が終了する。設定され
たデータは,1次メモリ12に一時的に格納される。
【0207】このオブジェクトに他のメディアすなわち
イメージ,テキストおよび音声を設定するときは,メデ
ィア・メニュー(図25)に戻り,設定するメディアを選
択して,ビットマップの設定と同様にそれぞれの設定画
面にしたがって設定を行う(ステップ34)。
【0208】編集メニュー(図19)の「保存」をマウス
14でクリックして編集したオブジェクトを上述の「3.3
オブジェクト保存」で1次メモリ12から2次メモリ13
に転送して保存する(ステップ35)。
【0209】このようにして,作成されたオブジェクト
にメディアを設定してオブジェクトの編集を行う。
【0210】図28に,メディア(ビットマップ)情報の
データ構造の一例が示されている。このメディア(ビッ
トマップ)情報は,オブジェクト情報のサブ情報として
サブ情報へのポインタによってポイントされる2次メモ
リ13の記憶場所に格納される。メディア情報には,メデ
ィアNo.,種別,ステータス,ジオメトリ,親情報への
ポインタ,前面色データ,背面色データ,WidgetID,Wi
ndowID,メディア名,ファイル名,データ長,データ・
ファイルへのポインタ,表示模様,実サイズ等が含まれ
る。
【0211】メディアNo.は,画面編集システムがメデ
ィアを管理するための識別番号であり,画面編集システ
ムによって自動的に設定される。
【0212】種別は,メディアの種類(イメージ,ビッ
トマップ,テキスト,音声等)を表す。
【0213】ステータスは,メディアの状態(表示,消
去)を表す。
【0214】ジオメトリは,メディアがオブジェクトに
表示される位置とサイズを示す。
【0215】親情報へのポインタは,このメディアを設
定したオブジェクト(親情報)情報へのポインタであ
る。
【0216】前面色データには,設定されたメディアの
前面色の「赤」,「緑」および「青」の各色の設定値が
含まれる。
【0217】背面色データには,設定されたメディアの
背面色の「赤」,「緑」および「青」の各色の設定値が
含まれる。
【0218】WidgetIDは,Xtoolkit(次に示すXwindow
systemで利用されるアプリケーション・プログラムの一
種)がメディアを管理するための識別番号である。この
WidgetIDは,Xtoolkitによって自動的に割り当てられ
る。
【0219】WindowIDは,Xwindow system(画面表示に
関するアプリケーション・プログラムの一種)がメディ
アを管理するための識別番号である。このWindowIDは,
Xwindow systemによって自動的に割り当てられる。
【0220】メディア名は,設定されたメディアの名称
である。
【0221】ファイル名は,2次メモリ13に格納される
このメディア情報のファイル名である。
【0222】データ長は,メディア・データのデータ長
を表す。
【0223】データ・ファイルのへのポインタは,メデ
ィア・データのデータ・ファイルへのポインタである。
【0224】表示模様は,設定された「単一」または
「埋めつくし」のいずれかである。
【0225】実サイズは,メディア・データがあらかじ
めもつサイズである。
【0226】3.4.2 部品設定 図29に,部品の設定手順を示すフロー・チャートが示さ
れている。
【0227】この実施例においては,ボタンの設定につ
いて説明する。
【0228】作成したオブジェクトの編集を行うときに
は,編集メニュー(図19)の「既存オブジェクト」をマ
ウス14でクリックして選択する。オブジェクトを新たに
作成するときは,上述のように編集メニュー(図19)の
「新規オブジェクト」をマウス14でクリックして選択す
る。
【0229】編集メニュー(図19)の「既存オブジェク
ト」をマウス14でクリックする。アイコン・ウィンドウ
(図10)からメディアを張り付けるオブジェクトを表す
アイコンをマウス14でクリックして選択する。選択され
たアイコンのオブジェクトが表示画面のエリアW4(た
とえば,その中のエリアW5)に表示される(ステップ
41)。
【0230】編集メニュー(図19)の「設定」をマウス
14でクリックすると,表示画面のエリアW2に設定メニ
ュー(図24)が表示される。すなわち,編集メニュー
(図19)の上に設定メニュー(図24)が表示される。
【0231】設定メニュー(図24)の「部品」をマウス
14でクリックして選択すると,部品メニューが表示画面
のエリアW2に表示される。すなわち,設定メニュー
(図24)が表示されていた位置に部品メニューが表示さ
れる。
【0232】図30に,部品メニューの一例が示されてい
る。
【0233】部品メニューで「ボタン」をマウス14でク
リックして選択すると,表示画面のエリアW2にボタン
設定画面が表示される。すなわち,部品メニュー(図3
0)の上にボタン設定画面が表示される(ステップ4
2)。
【0234】図31に,ボタン設定画面の一例が示されて
いる。
【0235】以下,ボタン設定画面を用いた各種項目の
設定,選択について説明する。
【0236】(1) 部品名の入力 部品名は,利用者が部品を認識するためのものである。
ボタン設定画面(図31)の「部品名」をマウス14でクリ
ックする。キーボード15から部品の名称を入力する。
【0237】(2) 部品No.の設定 部品No.は,画面編集システムがボタンを認識するため
の識別番号である。したがって,ボタンの部品No.は,
画面編集システムによって自動的に設定される。
【0238】(3) 表示位置および表示サイズの設定
【0239】表示位置は,ボタンがオブジェクト上に表
示される表示位置を表す。表示サイズは,ボタンの大き
さを表す。
【0240】ボタン設定画面(図31)の「表示位置」を
マウス14でクリックする。オブジェクト上に表示するボ
タンのX座標およびY座標の数値をキーボード15から入
力する。
【0241】また,ボタン設定画面(図31)の「表示サ
イズ」をマウス14でクリックする。オブジェクト上に表
示するボタンの高さHおよび幅Wの数値をキーボード15
から入力する。
【0242】ボタンの表示位置および表示サイズは,マ
ウスを用いて設定することもできる。この場合には,ボ
タン設定画面(図31)の「マウス操作」をマウス14でク
リックする。
【0243】「マウス操作」をマウス14でクリックし
て,オブジェクト上においてボタンを張り付けるボタン
の一隅の位置をマウス14でプレスしながら動かすことに
よって指定する。この後,マウス14をリリースすると,
ボタンの表示位置X座標およびY座標が設定されたの
ち,設定された表示位置は,ボタン設定画面の「表示位
置」にその数値が表示される。
【0244】ボタンの一隅の位置のX座標およびY座標
が設定されたのち,マウス14でボタンの表示サイズを示
す高さH,幅Wを設定する。設定された表示サイズは,
ボタン設定画面(図31)の「表示サイズ」にその数値が
表示される。
【0245】このようにして,ボタンの表示位置および
表示サイズの設定が行われる。
【0246】(3) ラベル種別の選択 ラベル種別は,ボタンに設定するラベルの種類である。
ラベル種別には「なし」,「文字列」および「ビットマ
ップ」があり,これらのいずれかが選択される。
【0247】「なし」は,ボタンにラベルを付けないと
きに選択される。
【0248】「文字列」は,ボタンに文字列を設定する
ときに選択される。
【0249】「ビットマップ」は,ボタンにビットマッ
プを設定するときに選択される。
【0250】(4) 表示区別の選択 表示区別には,「可視」および「透明」があり,これら
のいずれかが選択される。
【0251】「可視」は,ボタンに色を付けるときに選
択される。
【0252】「透明」は,ボタンを透明にするときに選
択される。
【0253】(5) 枠表示 枠表示は,ボタンのシャドウの有無を表し,「あり」,
「なし」のいずれかが選択される。
【0254】(6) タイトル,前面色および背面色の設定 ボタンの「タイトル」,「前面色」および「背面色」
は,通常表示および押下表示のそれぞれについて設定さ
れる。通常表示はボタンがオブジェクトに表示されてい
る通常の表示であり,押下表示はボタンがマウスでクリ
ックされたときの表示である。
【0255】「タイトル」は,ラベル種別で「文字列」
が選択されたときはその文字列がキーボードから入力さ
れ,ラベル種別で「ビットマップ」が選択されたときは
ビットマップをデータ・ファイル選択画面でビットマッ
プのデータ・ファイルが選択される。
【0256】「前面色」,「背面色」は,表示区別で
「あり」が選択されたとき設定される。
【0257】「前面色」はボタンの前面の色であり,
「背面色」はボタンの背景の色である。これらの色は,
上述の色設定画面(図18)を用いて設定される。
【0258】(5) タイトル位置の設定 「タイトル位置」は,ラベル種別で「文字列」または
「ビットマップ」のいずれかが選択されたとき,これら
がボタンに設定される位置を表す。「タイトル位置」に
は,「左寄せ」,「中央割付」および「右寄せ」があ
り,このいずれかが選択される。
【0259】上述のように,ボタン設定画面(図31)の
各設定項目について設定し,ボタン設定画面(図31)の
「確認」がマウス14でクリックされると,各設定項目が
確定される(ステップ43)。
【0260】ボタン設定画面(図31)の「取消」がマウ
ス14でクリックされると,設定された各設定項目は取消
される。
【0261】ボタン設定画面(図31)の「確認」がマウ
ス14でクリックされると,ボタン設定画面(図31)は消
去される。
【0262】以上のようにボタン設定画面(図31)を用
いた各種項目の設定が終了する。設定されたデータは,
1次メモリ12に一時的に格納される。
【0263】このオブジェクトに他の部品,すなわちラ
ベル,入力エリア,スケール,スイッチ,ラジオボック
ス,メニューおよびセパレータを設定するときは,部品
メニュー(図30)に戻り,設定する部品を選択して,ボ
タンの設定と同様にそれぞれの設定画面にしたがって設
定を行う(ステップ44)。
【0264】編集メニュー(図19)の「保存」をマウス
14でクリックして編集したオブジェクトを上述の「3.3
オブジェクト保存」で1次メモリ12から2次メモリ13
に転送して保存する(ステップ45)。
【0265】図32(A) に,部品(ボタン)情報のデータ
構造の一例が示されている。この部品情報は,オブジェ
クト情報のサブ情報としてポインタによってポイントさ
れて2次メモリ13に格納される。
【0266】部品(ボタン)情報には,部品共通情報,
ラベル種別,タイトル位置,表示区別,枠表示,押下表
示前面色データ,押下表示背面色データ,通常表示タイ
トル,押下表示タイトル等が含まれる。
【0267】部品共通情報は各部品に共通の情報であ
る。
【0268】ラベル種別は,選択されたラベル種別(な
し,文字列,ビットマップ)である。
【0269】タイトル位置は,選択されたタイトル位置
(左寄せ,中央割付,右寄せ)である。
【0270】表示区別は,選択された表示区別(可視,
透明)である。
【0271】枠表示は,選択された枠表示(あり,な
し)である。
【0272】押下表示前面色データには,設定された部
品の押下表示前面色の「赤」,「緑」および「青」の各
色の設定値が含まれる。
【0273】押下表示背面色データには,設定された部
品の押下表示背面色の「赤」,「緑」および「青」の各
色の設定値が含まれる。
【0274】通常表示タイトルは,設定された通常表示
のタイトルである。
【0275】押下表示タイトルは,設定された押下表示
のタイトルである。
【0276】図32(B) に,部品共通情報のデータ構造の
一例が示されている。部品情報には,部品No.,種別,
ステータス,ジオメトリ,親情報へのポインタ,前面色
データ,背面色データ,WidgetID,WindowID,部品名,
重なり,属性等が含まれる。
【0277】部品No.は,画面編集システムが部品を管
理するための識別番号であり,画面編集システムによっ
て自動的に設定される。
【0278】種別は,部品の種類(ボタン,ラベル,入
力エリア,スケール,ラジオボックス,メニューおよび
セパレータ等)を表す。
【0279】ステータスは,部品の状態(表示,消去)
を表す。
【0280】ジオメトリは,設定された部品のオブジェ
クト上の表示位置と表示サイズを示す。
【0281】親情報へのポインタは,この部品を設定し
たオブジェクト(親情報)情報へのポインタである。
【0282】前面色データには,設定された部品の通常
表示の前面色の「赤」,「緑」および「青」の各色の設
定値が含まれる。
【0283】背面色データには,設定された部品の通常
表示の背面色の「赤」,「緑」および「青」の各色の設
定値が含まれる。
【0284】WidgetIDは,Xtoolkit(次に示すXwindow
systemで利用されるアプリケーション・プログラムの一
種)が部品を管理するための識別番号である。このWidg
etIDは,Xtoolkitによって自動的に割り当てられる。
【0285】WindowIDは,Xwindow system(画面表示に
関するアプリケーション・プログラムの一種)が部品を
管理するための識別番号である。このWindowIDは,Xwin
dowsystemによって自動的に割り当てられる。
【0286】部品名は,設定された部品の名称である。
【0287】重さなりは,部品が重なった場合の表示順
である。
【0288】属性は,部品に関する属性である。
【0289】3.4.3 サブオブジェクト設定図33に,サ
ブオブジェクトの設定手順を示すフロー・チャートが示
されている。
【0290】作成したオブジェクトの編集を行うときに
は,編集メニュー(図19)の「既存オブジェクト」をマ
ウス14でクリックして選択する。またオブジェクトを新
たに作成するときは,上述したように編集メニューの
「新規オブジェクト」をマウス14でクリックして選択す
る。
【0291】編集メニュー(図19)の「既存オブジェク
ト」をマウス14でクリックしたのち,アイコン・ウィン
ドウ(図10)においてサブオブジェクトを張り付けるオ
ブジェクトを表すアイコンをマウス14をクリックして選
択する。選択されたアイコンのオブジェクトが表示画面
のエリアW4(たとえば,その中のエリアW5)に表示
される(ステップ51)。
【0292】編集メニュー(図19)の「設定」をマウス
14でクリックすると,表示画面のエリアW2に設定メニ
ュー(図24)が表示される。すなわち,編集メニュー
(図19)の上に設定メニュー(図24)が表示される。
【0293】設定メニュー(図24)の「サブオブジェク
ト」をマウス14でクリックして選択する。サブオブジェ
クト設定画面が表示画面のエリアW2に表示される。す
なわち,設定メニュー(図24)が表示されていた位置に
サブオブジェクト設定画面が表示される。図34に,サブ
オブジェクト設定画面の一例が示されている。
【0294】以下,サブオブジェクト設定画面を用いた
各種項目の設定,選択について説明する。
【0295】選択したオブジェクトに,サブオブジェク
トとして設定するオブジェクトを表すアイコンをアイコ
ン・ウィンドウからマウス14でクリックして選択する。
選択したサブオブジェクトが表示画面のエリアW4(た
とえば,その中のエリアW6)に表示される(ステップ
52)。
【0296】(1) サブオブジェクト名の入力 サブオブジェクト名は,利用者がサブオブジェクトを認
識するためのものである。サブオブジェクト設定画面
(図34)の「サブオブジェクト名」をマウス14でクリッ
クする。キーボード15からサブオブジェクトの名称を入
力する。
【0297】(2) サブオブジェクトNo.の設定 サブオブジェクトNo.は,画面編集システムがサブオブ
ジェクトを認識するための識別番号である。したがっ
て,サブオブジェクトNo.は,画面編集システムによっ
て自動的に設定される。
【0298】(3) 枠表示 枠表示は,サブオブジェクトのシャドウの有無を表し,
「あり」または「なし」のいずれかが選択される。
【0299】(4) 表示位置の設定 表示位置は,サブオブジェクトがオブジェクト上に表示
される表示位置を表す。
【0300】サブオブジェクト設定画面(図34)の「表
示位置」をマウス14でクリックする。オブジェクト上に
表示するサブオブジェクトのX座標およびY座標の数値
をキーボード15から入力する。
【0301】サブオブジェクトの表示位置は,マウス14
を用いて設定することもできる。この場合には,表示画
面のエリアW6に表示されているサブオブジェクトを,
表示画面のエリアW5に表示されているオブジェクト上
においてサブオブジェクトを張り付けるサブオブジェク
トの一隅の位置をマウス14でプレスしながら動かすこと
によって指定する。この後,表示位置を決めてマウス14
をリリースすると,サブオブジェクトの表示位置を示す
X座標およびY座標が設定される。設定された表示位置
は,サブオブジェクト設定画面(図34)の「表示位置」
にその数値が表示される。
【0302】上述のようにして,サブオブジェクト設定
画面(図34)の各設定項目について設定し,サブオブジ
ェクト設定画面(図34)の「確認」がマウス14でクリッ
クされると,各設定項目が確定される(ステップ53)。
【0303】サブオブジェクト設定画面(図34)の「取
消」がマウス14でクリックされると,設定された各設定
項目は取消される。
【0304】サブオブジェクト設定画面(図34)の「確
認」がマウス14でクリックされると,サブオブジェクト
設定画面(図34)は消去される。
【0305】以上のようにして,サブオブジェクト設定
画面を用いた各種項目の設定が終了する。設定されたデ
ータは,1次メモリ12に一時的に格納される。
【0306】このオブジェクトに他のオブジェクトを設
定するときは,設定メニュー(図24)に戻り,再び「サ
ブオブジェクト」を選択して,同時にサブオブジェクト
設定画面(図34) にしたがって設定を行う(ステップ5
4)。
【0307】編集メニュー(図19)の「保存」をマウス
14でクリックして編集したオブジェクトを上述の「3.3
オブジェクト保存」で1次メモリ12から2次メモリ13
に転送して保存する(ステップ55)。
【0308】このサブオブジェクトのオブジェクト情報
は,オブジェクト情報のサブオブジェクト情報としてポ
インタによってポイントされて2次メモリ13に格納され
る。
【0309】このようにして,作成または編集されたオ
ブジェクトに他のオブジェクトをサブオブジェクトとし
て設定できる。
【0310】3.4.4 リンク設定図35に,リンクの設定
手順を示すフロー・チャートが示されている。
【0311】編集したオブジェクトの部品にリンクの設
定を行うには,編集メニュー(図19)の「既存オブジェ
クト」をマウス14でクリックして選択する。また上述の
ようにオブジェクトを新たに作成するには,編集メニュ
ー(図19)の「新規オブジェクト」をマウス14でクリッ
クして選択する。
【0312】編集メニュー(図19)の「既存オブジェク
ト」をマウス14でクリックしたのち,アイコン・ウィン
ドウ(図10)においてリンクを設定するオブジェクトを
表すアイコンをマウス14でクリックして選択する。選択
されたアイコンのオブジェクトのウィンドウが表示画面
のエリアW4(たとえば,その中のエリアW5)に表示
される(ステップ61)。
【0313】編集メニュー(図19)の「リンク設定」を
マウス14でクリックすると,表示画面のエリアW2にリ
ンク設定画面が表示される。すなわち,編集メニュー
(図19)の上に図36に示すようなリンク設定画面が表示
される。
【0314】ディスプレイ装置16に表示されたオブジェ
クト(エリアW5)に張り付けられた部品をマウス14で
クリックして選択する。選択した部品の部品No.がリン
ク設定画面の部品No.に表示される(ステップ62)。
【0315】アイコン・ウィンドウ(図10)において,
先に選択した部品によって動作指示を行わせるオブジェ
クトを表すアイコンをマウス14でクリックして選択す
る。選択されたオブジェクトのオブジェクトNo.がリン
ク設定画面(図36) における設定リストの「リンク先N
o.」に表示される。リンクを設定するオブジェクトをリ
ンク順に設定リストのリンクNo.にしたがって選択す
る。このようにしてリンクの順番を設定する(ステップ
63)。
【0316】リンクを設定するオブジェクトを追加する
ときは,リンク設定画面(図36)の「追加」ボタンをマ
ウス14でクリックして,設定リストのリンクNo.の最後
にアイコン・ウィンドウ(図10)から新たなオブジェク
トを選択して追加する。
【0317】既にリンクを設定したオブジェクトを削除
するときは,リンク設定画面(図36)の「削除」ボタン
をマウス14でクリックして,削除するオブジェクトの設
定リストのリンクNo.をマウス14でクリックする。
【0318】リンクを設定するオブジェクトを交換する
ときは,リンク設定画面(図36)において設定リストの
交換すべき2つのリンクNo.をマウス14でクリックして
選択する。
【0319】リンク設定画面(図36)における設定リス
トの右端の四角形をマウス14でクリックすると,リンク
詳細設定画面が表示画面のW3のエリアに表示される。
【0320】図37に,リンク詳細設定画面の一例が示さ
れている。
【0321】「リンクNo.」は,リンク設定画面(図3
6)の設定リストのリンクNo.と同じものである。
【0322】「リンク先名」は,リンク先に指定された
オブジェクトのオブジェクト名である。リンク先にはア
プリケーション・プログラム,ライブラリ等を指定する
ことができる。
【0323】「リンク先種別」は,リンク先に指定され
たオブジェクト(ノーマル・オブジェクト,シーケンシ
ャル・オブジェクト,アニメート・オブジェクト等),
アプリケーション・プログラム,ライブラリ等の種類を
表す。
【0324】「リンク先選択ボタン」をマウス14でクリ
ックし,リンク詳細設定画面(図37)において既にリン
ク設定したオブジェクトを選択すると,そのオブジェク
トのリンク先名およびリンク先種別がリンク詳細設定画
面(図37)に表示される。
【0325】「動作指示」は,リンクの動作を表す。動
作指示には,表示,消去,プリロード,送信,起動,終
了等があり,これらの中から動作指示を選択する(ステ
ップ64)。選択された「動作指示」は,リンク設定画面
の設定リスト内の「動作指示」に表示される。
【0326】「データ文字列識別」は,リンクを動作さ
せるときにリンク先に渡すべき文字列データのデータ文
字列の有無を表す。文字列データを渡す場合には,リン
ク設定画面(図36)上の「データ文字列」に引き渡す文
字列データがキーボード15から入力される(ステップ6
5)。
【0327】このようにして,リンク詳細設定画面の各
設定項目について設定を終了し,リンク詳細設定画面の
「確認」がマウス14でクリックされると,各設定項目が
確定される。
【0328】リンク詳細設定画面(図37)の「取消」が
マウス14でクリックされると,設定された各設定項目は
取消される。
【0329】リンク詳細設定画面(図37)の「確認」ま
たは「取消」がマウス14でクリックされると,リンク詳
細設定画面は消去される。
【0330】他の部品にリンクを設定する場合には,ス
テップ62に戻りリンクを設定する部品を選択して設定を
行う(ステップ66)。
【0331】設定したリンク順序が正しくない場合に
は,上述の交換を行うことによって,リンク順序を入れ
替える(ステップ67,68)。
【0332】以上のようにして,リンク設定画面(図3
6)の各設定項目について設定を終了し,リンク設定画
面の「確認」がマウス14でクリックされると,各設定項
目が確定される。
【0333】リンク設定画面(図36)の「取消」がマウ
ス14でクリックされると,設定された各設定項目は取消
される。
【0334】リンク設定画面(図36)の「確認」または
「取消」がマウス14でクリックされると,リンク設定画
面(図36)は消去される。
【0335】以上のようにして,リンク設定画面(図3
6)を用いた各種項目の設定を終了する。設定されたデ
ータは,1次メモリ12に一時的に格納されている。
【0336】編集メニュー(図19)の「保存」をマウス
14でクリックして編集したオブジェクトを上述の「3.3
オブジェクト保存」で1次メモリ12から2次メモリ13
に転送して保存する(ステップ69)。
【0337】このリンクのリンク情報は,リンク設定し
たオブジェクト情報のリンク情報としてポインタによっ
てポイントされて2次メモリ13に格納される。
【0338】図38(A) に,リンク情報のデータ構造の一
例が示されている。リンク情報は,リンク被参照数,リ
ンク設定部品数,リンク源情報へのポインタ,リンク被
参照情報のポインタ,部品リンク情報へのポインタ等が
含まれる。
【0339】リンク被参照数は,他のオブジェクトから
リンク先に指定されているオブジェクトの総数である。
【0340】リンク設定部品数は,リンクが設定されて
いる部品の総数である。
【0341】リンク源情報へのポインタは,部品以外
(たとえばオブジェクト)にリンクが設定された場合に
リンク源情報へのポインタである。リンク源情報は,リ
ンク情報と同様のデータ構造である。
【0342】リンク被参照情報へのポインタは,参照元
のオブジェクトに戻るためのリンク被参照情報へのポイ
ンタである。
【0343】部品リンク情報へのポインタは,リンクが
設定された部品に関する部品リンク情報へのポインタで
ある。この部品リンク情報は,リンクされた部品の数存
在する。
【0344】図38(B) に,リンク被参照情報のデータ構
造の一例が示されている。リンク被参照情報には,参照
元オブジェクトNo.,部品No.動作指示が含まれる。
【0345】参照元オブジェクトNo.は,このオブジェ
クトを参照しているオブジェクトのオブジェクトNo.で
ある。
【0346】部品No.は,リンクが設定されている部品
の部品No.である。
【0347】動作指示は,表示,消去,プリロード,送
信,起動,終了等のいずれか選択された動作指示であ
る。
【0348】図38(C) に,部品リンク情報のデータ構造
の一例が示されている。部品リンク情報には,部品N
o.,リンク数,リンク詳細情報へのポインタ等が含まれ
る。
【0349】部品No.は,リンクが設定されている部品
の部品No.である。
【0350】リンク数は,この部品に設定されているリ
ンクの総数である。
【0351】リンク詳細情報へのポインタは,各部品に
設定されたそれぞれのリンクに関するリンク詳細情報へ
のポインタである。
【0352】図38(D) に,リンク詳細情報のデータ構造
の一例が示されている。リンク詳細情報には,リンクN
o.,種別,オブジェクトNo.,部品No.,動作指示,デ
ータ文字列識別,データ文字列情報等が含まれる。
【0353】リンクNo.は,オブジェクトに設定された
リンクのリンク順序である。
【0354】種別は,リンクが設定されリンク先の種別
である。
【0355】オブジェクトNo.は,リンクされたリンク
先のオブジェクトのオブジェクトNo.である。
【0356】部品No.は,リンク先の部品No.である。
【0357】動作指示は,設定されたリンクの動作指示
である。
【0358】データ文字列の識別は,文字列データが設
定されたときのそのデータの識別番号である。
【0359】データ文字列は,設定された文字列データ
である。
【0360】3.5 バックグラウンド・オブジェクト作
成 図39に,バックグラウンド・オブジェクトの設定手順を
示すフロー・チャートが示されている。
【0361】作成したオブジェクトの編集を行うときに
は,編集メニュー(図19)の「既存オブジェクト」をマ
ウス14でクリックして選択する。また上述のようにオブ
ジェクトを新たに作成するときは,編集メニュー(図1
9)の「新規オブジェクト」をマウス14でクリックして
選択する。
【0362】編集メニュー(図19)の「既存オブジェク
ト」をマウス14でクリックしたのち,アイコン・ウィン
ドウ(図10)においてバックグラウンド・オブジェクト
を張り付けるオブジェクトを表すアイコンをマウス14で
クリックして選択する。選択されたアイコンのオブジェ
クトが表示画面のエリアW4(たとえば,その中のエリ
アW5)に表示される(ステップ71)。
【0363】編集メニュー(図19)の「設定」をマウス
14でクリックすると,表示画面のエリアW2に設定メニ
ュー(図24)が表示される。すなわち,編集メニュー
(図19)の上に設定メニュー(図24)が表示される。
【0364】設定メニュー(図24)の「バックグラウン
ド・オブジェクト」をマウス14でクリックして選択する
と,バックグラウンド・オブジェクト設定画面が表示画
面のエリアW2に表示される。すなわち,設定メニュー
(図24)が表示されていた位置にバックグラウンド・オ
ブジェクト設定画面が表示される。
【0365】図40に,バックグラウンド・オブジェクト
設定画面の一例が示されている。
【0366】以下,バックグラウンド・オブジェクト設
定画面を用いた各種項目の設定,選択について説明す
る。
【0367】バックグラウンド・オブジェクト設定画面
の「選択」をマウス14でクリックしてオブジェクトに,
バックグラウンド・オブジェクトとして設定するオブジ
ェクトを表すアイコンをアイコン・ウィンドウ(図10)
においてマウス14でクリックして選択する。選択された
バックグラウンド・オブジェクトが表示画面のエリアW
5に表示されるとともにバックグラウンド・オブジェク
ト設定画面(図40)の設定リストにそのバックグラウン
ド・オブジェクトのオブジェクト名が表示される。
【0368】表示画面のエリアW6に表示されているバ
ックグラウンド・オブジェクトを,表示画面のエリアW
5に表示されているオブジェクト上において張り付ける
バックグラウンド・オブジェクトの一隅の位置をマウス
14でプレスしながら動かすことによって指定する。この
後,マウス14をリリースすると,バックグラウンド・オ
ブジェクトの表示位置を示すX座標およびY座標が設定
される。
【0369】バックグラウンド・オブジェクトを複数設
定する場合には,バックグラウンド・オブジェクト設定
画面(図40)の設定リストにバックグラウンド・オブジ
ェクトを設定リストのNo.にしたがって,アイコン・ウ
ィンドウ(図10)においてオブジェクトを選択して,バ
ックグラウンド・オブジェクトを順番に設定する。
【0370】バックグラウンド・オブジェクトの削除
は,バックグラウンド・オブジェクト選択画面(図40)
の「削除」をマウス14でクリックして,設定リストの削
除するバックグラウンド・オブジェクトのオブジェクト
名をマウス14でクリックすることによって行われる。
【0371】設定リストのバックグラウンド・オブジェ
クトの挿入は,バックグラウンド・オブジェクト設定画
面(図40)の「挿入」をマウス14でクリックして,バッ
クグラウンド・オブジェクトを挿入する設定リストのN
o.をマウス14でクリックする。マウス14でクリックされ
た設定リストのNo.に空白行ができ,その設定リストの
No.以降のバックグラウンド・オブジェクトが1ずつ下
にずれる。そこで,バックグラウンド・オブジェクト設
定画面(図40)の「選択」をマウス14でクリックして,
アイコン・ウィンドウ(図10)において挿入するバック
グラウンド・オブジェクトを選択して設定リストの空白
行に設定する。
【0372】上述のようにして,バックグラウンド・オ
ブジェクト設定画面(図40)でバックグラウンド・オブ
ジェクトの設定を行う(ステップ72)。
【0373】バックグラウンド・オブジェクトの設定が
終了して,バックグラウンド・オブジェクト設定画面
(図40)の「確認」がマウス14でクリックされると,設
定したバックグラウンド・オブジェクトが確定される。
【0374】バックグラウンド・オブジェクト設定画面
(図40)の「取消」がマウス14でクリックされると,設
定されたバックグラウンド・オブジェクトは取消され
る。
【0375】バックグラウンド・オブジェクト設定画面
(図40)の「確認」または「取消」がマウス14でクリッ
クされると,バックグラウンド・オブジェクト設定画面
(図40)は消去される。
【0376】設定されたバックグラウンド・オブジェク
トの情報は,1次メモリ12に一時的に格納されている。
【0377】編集メニュー(図19)の「保存」をマウス
14でクリックして編集したオブジェクトを上述の「3.3
オブジェクト保存」で1次メモリ12から2次メモリ13
に転送して保存する(ステップ73)。
【0378】バックグラウンド・オブジェクトとして設
定されたオブジェクトのオブジェクト情報は,バックグ
ラウンド・オブジェクトを設定したオブジェクトのオブ
ジェクト情報のバックグラウンド・オブジェクト情報と
してポインタによってポイントされる2次メモリ13の記
憶場所に格納される。
【0379】3.6 シーケンシャル・オブジェクト形成 図41に,シーケンシャル・オブジェクトの形成手順を示
すフロー・チャートが示されている。
【0380】オブジェクト・メニュー(図15)の「シー
ケンシャル・オブジェクト」がマウス14でクリックして
選択する。オブジェクト・メニュー(図15)の「確認」
がマウス14でクリックされると,シーケンシャル・オブ
ジェクト設定画面が表示画面のエリアW2に表示され
る。すなわち,オブジェクト・メニュー(図15)が表示
されていた位置にシーケンシャル・オブジェクト設定画
面が表示される。
【0381】図42に,シーケンシャル・オブジェクト設
定画面の一例が示されている。
【0382】シーケンシャル・オブジェクト設定画面の
「選択」をマウス14でクリックして,シーケンシャル・
オブジェクトとして設定するオブジェクトを表すアイコ
ンをアイコン・ウィンドウ(図10)においてマウス14で
クリックして選択する。選択されたシーケンシャル・オ
ブジェクトが表示画面のエリアW5に表示されるととも
にシーケンシャル・オブジェクト設定画面(図42)の設
定リストにそのシーケンシャル・オブジェクトのオブジ
ェクト名が表示される。
【0383】シーケンシャル・オブジェクトを複数設定
する場合には,シーケンシャル・オブジェクト設定画面
(図42)の設定リストに表わされたシーケンシャル・オ
ブジェクトのNo.にしたがって,アイコン・ウィンドウ
(図10)においてオブジェクトを選択して,シーケンシ
ャル・オブジェクトを順番に設定する(ステップ81)。
【0384】選択したシーケンシャル・オブジェクトの
削除は,シーケンシャル・オブジェクト選択画面(図4
2)の「削除」をマウス14でクリックして,設定リスト
の選択したシーケンシャル・オブジェクトのオブジェク
ト名をマウス14でクリックすることによって行われる。
【0385】設定リストのシーケンシャル・オブジェク
トの挿入は,シーケンシャル・オブジェクト設定画面
(図42)の「挿入」をマウス14でクリックして,シーケ
ンシャル・オブジェクトを挿入する設定リストのNo.を
マウス14でクリックする。マウス14でクリックされた設
定リストNo.に空白行ができ,その設定リストNo.以降
のシーケンシャル・オブジェクトが1ずつ下にずれる。
シーケンシャル・オブジェクト設定画面の「選択」をマ
ウス14でクリックして,アイコン・ウィンドウ(図10)
において挿入するシーケンシャル・オブジェクトを選択
して設定リストの空白行に設定する。
【0386】シーケンシャル・オブジェクトとして形成
したオブジェクトにスキップを設定する場合は,シーケ
ンシャル・オブジェクト設定画面(図42)の「スキップ
設定」をマウス14でクリックする。スキップを設定する
シーケンシャル・オブジェクトの設定リストのNo.をマ
ウス14でクリックして選択する。次にスキップ先のシー
ケンシャル・オブジェクトの設定リストのNo.をマウス
14でクリックして選択する。このとき,スキップを設定
したシーケンシャル・オブジェクトの設定リストのスキ
ップ先には,スキップ先のシーケンシャル・オブジェク
トのオブジェクト名が表示される。このようにして。ス
キップが設定される(ステップ82,83)。スキップと
は,スキップが設定されたシーケンシャル・オブジェク
トからスキップ先のシーケンシャル・オブジェクトに飛
び越すものである。
【0387】設定した各オブジェクトに諸属性を設定す
る。
【0388】シーケンシャル・オブジェクト設定画面
(図42)の「諸属性設定」をマウス14でクリックする。
シーケンシャル・オブジェクト諸属性設定画面が,表示
画面のエリアW3に表示される。
【0389】図43に,シーケンシャル・オブジェクト諸
属性設定画面の一例が示されている。
【0390】以下,シーケンシャル・オブジェクト諸属
性設定画面を用いた各種項目の設定選択について説明す
る。
【0391】(1) リンク動作の選択 リンク動作は,シーケンシャル・オブジェクトとして形
成されたオブジェクトに既に張り付けられた部品に対し
て設定されたリンクを有効とするかどうかを表す。リン
ク動作は,「する」または「しない」のいずれかが選択
される。
【0392】(2) 表示サイズの選択 表示サイズ(ウィンドウの大きさ)は,シーケンシャル
・オブジェクトとして形成されたオブジェクトの表示サ
イズであり,表示サイズには,「固定サイズ」と「オブ
ジェクト・サイズ」とがある。
【0393】「固定サイズ」は,シーケンシャル・オブ
ジェクトとして形成されたオブジェクトの中で最初に表
示されるオブジェクトの表示サイズに,それ以後に表示
されたオブジェクトの表示サイズを固定的に一定にさせ
るとき選択される。この「固定サイズ」を選択すると,
シーケンシャル・オブジェクトとして形成されたオブジ
ェクトは同じ表示サイズで表示される。
【0394】「オブジェクト・サイズ」は,シーケンシ
ャル・オブジェクトとして形成されたオブジェクトをオ
ブジェクトごとにあらかじめ設定された表示サイズで表
示するとき選択される。この「オブジェクト・サイズ」
が選択されると,シーケンシャル・オブジェクトとして
形成されたオブジェクトはそれぞれの表示サイズで表示
される。
【0395】(3) 表示ボタンの設定 表示ボタンには,「Next」,「Back」,「Skip」および
「End 」のボタンがあり,これらのうちの必要なボタン
をシーケンシャル・オブジェクト設定画面(図42)の設
定リストにしたがって,各オブジェクトに設定する。
【0396】各ボタンの設定は,設定リストでボタンを
設定するオブジェクトの設定リストNo.をマウス14でク
リックして選択する。選択されたオブジェクトが表示画
面のエリアW5に表示される。シーケンシャル・オブジ
ェクト諸属性設定画面(図43)において設定するボタン
をマウス14でクリックして選択する。選択したオブジェ
クト上に設定するボタンをマウス14で動かしてボタンを
設定する位置を指定する。
【0397】以上のようにして,シーケンシャル・オブ
ジェクト諸属性設定画面(図43)で諸属性の設定を行
う。シーケンシャル・オブジェクト諸属性設定画面(図
43)の「確認」がマウス14でクリックされると,設定し
た諸属性が確定される(ステップ84)。
【0398】シーケンシャル・オブジェクト諸属性設定
画面(図43)の「取消」がマウス14でクリックされる
と,設定された諸属性は取消される。
【0399】シーケンシャル・オブジェクト諸属性設定
画面(図43) の「確認」または「取消」がマウス14でク
リックされると,シーケンシャル・オブジェクト諸属性
設定画面(図43)は消去される。
【0400】上述のようにして,シーケンシャル・オブ
ジェクト設定画面(図42)でシーケンシャル・オブジェ
クトの形成が行われる。シーケンシャル・オブジェクト
設定画面(図42) の「確認」がマウス14でクリックされ
ると,形成されたシーケンシャル・オブジェクトが確定
される。
【0401】シーケンシャル・オブジェクト設定画面
(図42)の「取消」がマウス14でクリックされると,形
成されたシーケンシャル・オブジェクトは取消される。
【0402】シーケンシャル・オブジェクト設定画面
(図42) の「確認」または「取消」がマウス14でクリッ
クされると,シーケンシャル・オブジェクト設定画面
(図42)は消去される。
【0403】形成されたシーケンシャル・オブジェクト
の情報は,1次メモリ12に一時的に格納されている。
【0404】編集メニュー(図19)の「保存」をマウス
14でクリックして編集したオブジェクトを上述の「3.3
オブジェクト保存」で1次メモリ12から2次メモリ13
に転送して保存する(ステップ85)。
【0405】このシーケンシャル・オブジェクトとして
形成されたオブジェクトのオブジェクト情報は,オブジ
ェクト情報のサブオブジェクト情報としてポインタによ
ってポイントされ,かつシーケンシャル・オブジェクト
情報もオブジェクト情報のサブ情報としてポインタによ
ってポイントされる2次メモリ13の記憶場所に格納され
る。
【0406】また,シーケンシャル・オブジェクトとし
て形成された各オブジェクトに設定された「Next」,
「Back」,「Skip」および「End 」の各ボタンには,画
面編集システムによって自動的にリンクが設定され,こ
れらのボタンに関するリンク情報も,上述の保存を行っ
たときに同時にオブジェクト情報にポインタによってポ
イントされて2次メモリ13に格納される。
【0407】図44に,シーケンシャル・オブジェクト情
報のデータ構造の一例が示されている。シーケンシャル
・オブジェクト情報には,サブオブジェクト総数,表示
形態,リンク動作,表示位置,スキップ先インデックス
等が含まれる。
【0408】サブオブジェクト数は,シーケンシャル・
オブジェクトとして形成されたオブジェクトの総数であ
る。
【0409】表示形態は,各オブジェクトに設定された
各ボタンがオブジェクトの内部または外部にあるかを表
す。
【0410】リンク動作は,選択されたリンク動作であ
る。
【0411】表示位置は,「Next」,「Back」,「End
」および「Skip」の各ボタンに関してそれぞれ,オブ
ジェクトに設定されたX座標およびY座標である。
【0412】スキップ先インデックスは,スキップ先の
オブジェクトの表示順番である。
【0413】3.6 アニメート・オブジェクト形成 図45に,アニメート・オブジェクトの設定手順を示すフ
ロー・チャートが示されている。
【0414】オブジェクト・メニュー(図15)の「アニ
メート・オブジェクト」をマウス14でクリックして選択
する。オブジェクト・メニュー(図15)の「確認」がマ
ウス14でクリックされると,アニメート・オブジェクト
設定画面が表示画面のエリアW2に表示される。すなわ
ち,オブジェクト・メニュー(図15)が表示されていた
位置にアニメート・オブジェクト設定画面が表示され
る。
【0415】図46に,アニメート・オブジェクト設定画
面の一例が示されている。
【0416】アニメート・オブジェクト設定画面の「選
択」をマウス14でクリックして,アニメート・オブジェ
クトとして設定するオブジェクトを表すアイコンをアイ
コン・ウィンドウ(図10)においてマウス14でクリック
して選択する。選択されたアニメート・オブジェクトが
表示画面のエリアW5に表示されるとともにアニメート
・オブジェクト設定画面の設定リストにそのアニメート
・オブジェクトのオブジェクト名が表示される。
【0417】アニメート・オブジェクトを複数設定する
場合には,アニメート・オブジェクト設定画面(図46)
の設定リストにアニメート・オブジェクトを設定リスト
のNo.にしたがって。アイコン・ウィンドウ(図10)に
おいてオブジェクトを選択して,アニメート・オブジェ
クトを順番に設定する(ステップ91)。
【0418】選択したアニメート・オブジェクトの削除
は,アニメート・オブジェクト選択画面(図46)の「削
除」をマウス14でクリックして,設定リストの選択した
アニメート・オブジェクトのオブジェクト名をマウス14
でクリックすることによって行われる。
【0419】設定リストのアニメート・オブジェクトの
挿入は,アニメート・オブジェクト設定画面(図46)の
「挿入」をマウス14でクリックして,アニメート・オブ
ジェクトを挿入する設定リストのNo.をマウス14でクリ
ックする。マウス14でクリックされた設定リストのNo.
に空白行ができ,その設定リストのNo.以降のアニメー
ト・オブジェクトが1ずつ下にずれる。アニメート・オ
ブジェクト設定画面(図46)の「選択」をマウス14でク
リックして,アイコン・ウィンドウ(図10)において挿
入するアニメート・オブジェクトを選択して設定リスト
の空白行に設定する。
【0420】アニメート・オブジェクトとして形成した
オブジェクトに諸属性を設定する。
【0421】アニメート・オブジェクト設定画面(図4
6)の「諸属性設定」をマウス14でクリックする。アニ
メート・オブジェクト諸属性設定画面が,表示画面のエ
リアW3に表示される。
【0422】図47に,アニメート・オブジェクト諸属性
設定画面の一例が示されている。
【0423】以下,アニメート・オブジェクト諸属性設
定画面(図47)を用いた各種項目の設定,選択について
説明する。
【0424】(1) 動作回数の設定 「動作回数」は,アニメート・オブジェクトを複数回表
示させるときのその回数である。
【0425】アニメート・オブジェクト諸属性設定画面
(図47)の「動作回数」をマウス14でクリックする。三
角形の上のボタンをマウス14でクリックするとカウント
・アップ,三角形の下のボタンをマウス14でクリックす
るとカウント・ダウンする。また,キーボード15からそ
の回数を入力することもできる。
【0426】(2) 終了時動作の選択 「終了時動作」は,アニメート・オブジェクトが設定さ
れたオブジェクトが順次表示されて最後に表示されたオ
ブジェクトをそのまま表示させておくかどうかである。
終了時動作は,「保持」または「消去」のいずれかが選
択される。
【0427】(3) 「Start 」ボタン指定の設定 「Start 」ボタンは,アニメート・オブジェクトを表示
するとき,表示の開始を指定するものである。
【0428】「Start 」ボタンは,「付ける」または
「付けない」のいずれかが選択される。「付ける」が,
選択されると,「Start 」ボタンをアニメート・オブジ
ェクトが設定された最初のオブジェクトに設定する。
【0429】「Start 」ボタンの設定は,最初のオブジ
ェクトを設定リストからマウス14でクリックして選択す
る。選択されたオブジェクトが表示画面のエリアW5に
表示される。「Start 」ボタンをマウス14で動かして
「Start 」ボタンを設定する位置を指定する。
【0430】以上のようにして,アニメート・オブジェ
クト諸属性設定画面(図47)で諸属性の設定を行う。ア
ニメート・オブジェクト諸属性設定画面(図47)の「確
認」がマウス14でクリックされると,設定した諸属性が
確定される(ステップ92)。
【0431】アニメート・オブジェクト諸属性設定画面
(図47)の「取消」がマウス14でクリックされると,設
定された諸属性は取消される。
【0432】アニメート・オブジェクト諸属性設定画面
(図47)の「確認」または「取消」がマウス14でクリッ
クされると,アニメート・オブジェクト諸属性設定画面
(図47)は消去される。
【0433】アニメート・オブジェクトとして形成した
オブジェクトの表示時間および時間間隔を設定する。
【0434】アニメート・オブジェクト設定画面(図4
6)の「時間設定」をマウス14でクリックすると,アニ
メート・オブジェクト時間設定画面が,表示画面のエリ
アW3に表示される。
【0435】図48に,アニメート・オブジェクト時間設
定画面の一例が示されている。
【0436】以下,アニメート・オブジェクト時間設定
画面を用いた各種項目の設定,選択について説明する。
【0437】(1) 個別時間設定と一括時間設定の選択 アニメート・オブジェクトの時間設定には,「個別時間
設定」と「一括時間設定」とがある。
【0438】「個別時間設定」は,アニメート・オブジ
ェクトを設定した各オブジェクトに表示時間と表示間隔
とを個別に設定する。
【0439】「一括時間設定」は,アニメート・オブジ
ェクトを設定したすべてのオブジェクトに同一の表示時
間と表示間隔とを設定する。
【0440】(2) 対象オブジェクトの選択 「対象オブジェクト」は,「個別時間設定」が選択され
たとき,表示時間と表示間隔とを設定するオブジェクト
を示す。この「対象オブジェクト」は,アニメート・オ
ブジェクト設定画面(図48)の設定リストから時間設定
を行うオブジェクトをマウス14でクリックして選択す
る。
【0441】(3) 表示時間,表示間隔の設定 表示時間の設定は,アニメート・オブジェクト諸属性設
定画面(図48)の「表示時間」をマウス14でクリックす
る。三角形の上のボタンをマウス14でクリックするとカ
ウント・アップ,三角形の下のボタンをマウス14でクリ
ックするとカウント・ダウンする。また,キーボード15
からその表示時間を入力することもできる。
【0442】表示間隔の設定も表示時間の設定と同様に
行われる。
【0443】以上のようにして,アニメート・オブジェ
クト時間設定画面(図48)で「表示時間」と「表示間
隔」との設定を行う。アニメート・オブジェクト時間設
定画面(図48)の「確認」がマウス14でクリックされる
と,設定した各時間が確定される(ステップ93)。
【0444】アニメート・オブジェクト時間設定画面
(図48)の「取消」がマウス14でクリックされると,設
定された各時間は取消される。
【0445】アニメート・オブジェクト時間設定画面の
「確認」または「取消」がマウス14でクリックされる
と,アニメート・オブジェクト時間設定画面(図48)は
消去される。
【0446】上述のようにして,アニメート・オブジェ
クト設定画面(図46)でアニメート・オブジェクトの形
成が行われる。アニメート・オブジェクト設定画面の
「確認」がマウス14でクリックされると,形成されたア
ニメート・オブジェクトが確定される。
【0447】アニメート・オブジェクト設定画面(図4
6)の「取消」がマウス14でクリックされると,形成さ
れたアニメート・オブジェクトは取消される。
【0448】アニメート・オブジェクト設定画面の「確
認」または「取消」がマウス14でクリックされると,ア
ニメート・オブジェクト設定画面(図48)は消去され
る。
【0449】形成されたアニメート・オブジェクトの情
報は,1次メモリ12に一時的に格納されている。
【0450】編集メニュー(図19)の「保存」をマウス
14でクリックして編集したオブジェクトを上述の「3.3
オブジェクト保存」で1次メモリ12から2次メモリ13に
転送して保存する(ステップ94)。
【0451】このアニメート・オブジェクトとして形成
されたオブジェクトのオブジェクト情報は,オブジェク
ト情報のサブオブジェクト情報としてポインタによって
ポイントされ,かつアニメート・オブジェクト時間もオ
ブジェクト情報のサブ情報としてポインタによってポイ
ントされる2次メモリ13の記憶場所に格納される。
【0452】またアニメート・オブジェクトとして形成
された各オブジェクトには,リンクが画面編集システム
によって自動的に設定され,そのリンク情報も上述の保
存を行ったときに同時にオブジェクト情報にポインタに
よってポイントされて2次メモリ13に格納される。
【0453】図49に,アニメート・オブジェクト情報の
データ構造の一例が示されている。アニメート・オブジ
ェクト情報には,サブオブジェクト総数,「Start 」ボ
タン指定,動作回数,終了時動作,「Start 」ボタン表
示位置,表示時間,表示間隔等が含まれる。
【0454】サブオブジェクト数は,アニメート・オブ
ジェクトとして形成されたオブジェクトの総数である。
【0455】動作回数は,設定された動作の回数であ
る。
【0456】「Start 」ボタン指定は,「Start 」ボタ
ンを「付ける」または「付けない」のいずれかである。
【0457】終了時動作は,選択された「保持」または
「消去」のいずれかの動作である。
【0458】表示位置は,「Start 」ボタンを付けると
き,その「Start 」ボタンがオブジェクトに表示される
X座標,Y座標である。
【0459】表示時間は,設定された表示時間である。
【0460】表示間隔は,設定された時間間隔である。
【図面の簡単な説明】
【図1】画面編集システムのハードウェアの構成を示す
ブロック図である。
【図2】オブジェクトの一例を示す。
【図3】(A) および(B) はバックグラウンド・オブジェ
クト一例を示す。
【図4】(C) はバックグラウンドオブジェクトの一例を
示す。
【図5】(A) および(B) はシーケンシャル・オブジェク
トの一例を示す。
【図6】(C) および(D) はシーケンシャル・オブジェク
トの一例を示す。
【図7】(A) および(B) はアニメート・オブジェクトの
一例を示す。
【図8】(C) および(D) はアニメート・オブジェクトの
一例を示す。
【図9】ディスプレイ装置の表示画面の一例を示す。
【図10】システム・ウィンドウの一例を示す。
【図11】メニュー・バーの一例を示す。
【図12】ディレクトリ作成画面の一例を示す。
【図13】アイコン選択画面の一例を示す。
【図14】ノーマル・オブジェクトの作成手順を示すフ
ロー・チャートである。
【図15】オブジェクト・メニューの一例を示す。
【図16】ウィンドウ・オブジェクト設定画面の一例を
示す。
【図17】ウィンドウ・オブジェクトの一例を示す。
【図18】色設定画面の一例を示す。
【図19】編集メニューの一例を示す。
【図20】(A) および(B) はそれぞれ,オブジェクト情
報およびオブジェクト共通情報のデータ構造の一例を示
す。
【図21】アイコン情報のデータ構造の一例を示す。
【図22】保存画面の一例を示す。
【図23】メディアの設定手順を示すフロー・チャート
である。
【図24】設定メニューの一例を示す。
【図25】メディア・メニューの一例を示す。
【図26】ビットマップ設定画面の一例を示す。
【図27】データ・ファイル選択画面の一例を示す。
【図28】メディア(ビットマップ)情報のデータ構造
の一例を示す。
【図29】部品の設定手順を示すフロー・チャートであ
る。
【図30】部品メニューの一例を示す。
【図31】ボタン設定画面の一例を示す。
【図32】(A) および(B) はそれぞれ,部品情報および
部品共通情報のデータ構造の一例を示す。
【図33】サブオブジェクトの設定手順を示すフロー・
チャートである。
【図34】サブオブジェクト設定画面の一例を示す。
【図35】リンクの設定手順を示すフロー・チャートで
ある。
【図36】リンク設定画面の一例を示す。
【図37】リンク詳細設定画面の一例を示す。
【図38】(A) ,(B) ,(C) および(D) はそれぞれ,リ
ンク情報,リンク被参照情報,部品リンク情報およびリ
ンク詳細情報のデータ構造の一例を示す。
【図39】バックグラウンド・オブジェクトの設定手順
を示すフロー・チャートである。
【図40】バックグラウンド・オブジェクト設定画面の
一例を示す。
【図41】シーケンシャル・オブジェクトの形成手順を
示すフロー・チャートである。
【図42】シーケンシャル・オブジェクト設定画面の一
例を示す。
【図43】シーケンシャル・オブジェクト諸属性設定画
面の一例を示す。
【図44】シーケンシャル・オブジェクト情報のデータ
構造の一例を示す。
【図45】アニメート・オブジェクトの形成手順を示す
フロー・チャートである。
【図46】アニメート・オブジェクト設定画面の一例を
示す。
【図47】アニメート・オブジェクト諸属性設定画面の
一例を示す。
【図48】アニメート・オブジェクト時間設定画面の一
例を示す。
【図49】アニメート・オブジェクト情報の一例を示
す。
【符号の説明】
11 CPU 12 1次メモリ 13 2次メモリ 14 マウス 15 キーボード 16 ディスプレイ装置 17 音声出力装置

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数種類のメディア・データを用意して
    おき,表示されるオブジェクト設定画面にしたがって,
    上記複数種類のメディア・データの中から所定の第1の
    メディア・データを選択し,かつ選択した上記第1のメ
    ディア・データに関する属性情報を設定することによ
    り,選択した上記第1のメディア・データと設定した上
    記属性情報とからなるオブジェクトを作成し,表示され
    るメディア設定画面にしたがって,上記複数種類のメデ
    ィア・データの中から所定の第2のメディア・データを
    選択し,選択した第2のメディア・データを作成した上
    記オブジェクトに設定し,表示される部品設定画面にし
    たがって,複数種類の部品の中から所定の部品を選択
    し,選択した上記部品を作成した上記オブジェクトに設
    定し,そして表示されるリンク設定画面にしたがって,
    上記オブジェクトに設定した部品と作成した他のオブジ
    ェクトとの間にリンクを設定する,ことによりオブジェ
    クトを編集する,設定画面を用いた表示画面編集方法。
  2. 【請求項2】 設定画面での選択または設定をポインテ
    ィング・デバイスで指示する,請求項1に記載の設定画
    面を用いた表示画面編集方法。
  3. 【請求項3】 表示される上記オブジェクト設定画面に
    したがって,第1のメディア・データを選択することな
    く,ウインドウに関する属性情報を設定することによ
    り,ウインドウ・オブジェクトを作成する,請求項1に
    記載の設定画面を用いた表示画面編集方法。
  4. 【請求項4】 アプリケーション・プログラムを用意し
    ておき,表示される上記リンク設定画面にしたがって,
    上記アプリケーション・プログラムの中から所定のアプ
    リケーション・プログラムを選択し,選択したアプリケ
    ーション・プログラムと作成上記オブジェクトに設定し
    た部品との間にリンクを設定する,請求項1に記載の設
    定画面を用いた表示画面編集方法。
  5. 【請求項5】 上記リンクは,表示,消去,プリロー
    ド,送信,起動または終了の動作を含むものである,請
    求項1に記載の設定画面を用いた表示画面編集方法。
  6. 【請求項6】 さらに,表示されるサブオブジェクト設
    定画面にしたがって,作成した一のオブジェクトをサブ
    オブジェクトとして,作成した他のオブジェクトに設定
    してオブジェクトを編集する,請求項1に記載の設定画
    面を用いた表示画面編集方法。
  7. 【請求項7】 表示されるバックグラウンド・オブジェ
    クト設定画面にしがって,作成した一のオブジェクトを
    背景として,作成した他のオブジェクトに設定し,バッ
    クグラウンド・オブジェクトを編集する,請求項1に記
    載の設定画面を用いた表示画面編集方法。
  8. 【請求項8】 表示されるシーケンシャル・オブジェク
    ト設定画面にしたがって,作成した複数のオブジェクト
    を表示する順番に並べて,送り,戻りまたは飛び越しを
    表す部品を所要のオブジェクトに設定し,かつリンクす
    ることによりシーケンシャル・オブジェクトを編集す
    る,請求項1に記載の設定画面を用いた表示画面編集方
    法。
  9. 【請求項9】 表示されるアニメート・オブジェクト設
    定画面にしたがって,作成した複数のオブジェクトを表
    示する順番に並べて,送りを表すリンクをオブジェクト
    間に設定し,上記オブジェクトの表示時間と表示間隔と
    を設定することによりアニメート・オブジェクトを編集
    する,請求項1に記載の設定画面を用いた表示画面編集
    方法。
  10. 【請求項10】 複数種類のメディア・データを用意し
    ておき,表示されるオブジェクト設定画面にしたがっ
    て,上記複数種類のメディア・データの中から所定のメ
    ディア・データを選択し,かつ選択した上記メディア・
    データに関する属性情報を設定することにより,選択し
    た上記第1のメディア・データと設定した上記属性情報
    とからなるオブジェクトを作成し,表示される部品設定
    画面にしたがって,複数種類の部品の中から所定の部品
    を選択し,選択した上記部品を作成した上記オブジェク
    トに設定し,そして表示されるリンク設定画面にしたが
    って,上記オブジェクトに設定した部品と作成した他の
    オブジェクトとの間にリンクを設定する,ことによりオ
    ブジェクトを編集する,設定画面を用いた表示画面編集
    方法。
  11. 【請求項11】 複数種類のメディア・データをあらか
    じめ格納したメモリ,設定画面を表示する表示装置,オ
    ブジェクト作成および編集のための指示を入力するため
    の入力装置,上記表示装置に表示されるオブジェクト設
    定画面にしたがって,上記複数種類のメディア・データ
    の中から上記入力装置を通して選択された所定の第1の
    メディア・データと,選択された上記第1のメディア・
    データに関する,上記入力装置を通して設定された属性
    情報とからなるオブジェクトを作成するオブジェクト作
    成手段,上記表示装置に表示される設定画面しにたがっ
    て,上記複数種類のメディア・データの中から上記入力
    装置を通して選択された所定の第2のメディア・データ
    を,作成した上記オブジェクトに設定するメディア設定
    手段,上記表示装置に表示される部品設定画面にしたが
    って,複数種類の部品の中から上記入力装置を通して選
    択された所定の部品を,作成した上記オブジェクトに設
    定する部品設定手段,および上記表示装置に表示される
    リンク設定画面にしたがって,上記入力装置を通して選
    択された上記オブジェクトに設定した部品と作成した他
    のオブジェクトとの間にリンクを設定するリンク設定手
    段,を備えた設定画面を用いた表示画面編集システム。
  12. 【請求項12】 上記入力装置が設定画面上の選択また
    は設定を指示するポインティング・デバイスである,請
    求項11に記載の設定画面を用いた表示画面編集システ
    ム。
  13. 【請求項13】 上記オブジェクト作成手段は,上記表
    示装置に表示される上記オブジェクト設定画面にしたが
    って,第1のメディア・データが選択されることなく,
    ウインドウに関する,上記入力装置を通して設定された
    属性情報を設定することにより,ウインドウ・オブジェ
    クトを作成する,請求項11に記載の設定画面を用いた表
    示画面編集システム。
  14. 【請求項14】 アプリケーション・プログラムを用意
    しておき,上記リンク設定手段は,上記表示装置に表示
    される上記リンク設定画面にしたがって,上記アプリケ
    ーション・プログラムの中から上記入力装置を通して選
    択される所定のアプリケーション・プログラムと上記オ
    ブジェクトに設定した部品との間にリンクを設定するも
    のである,請求項11に記載の設定画面を用いた表示画面
    編集システム。
  15. 【請求項15】 上記リンクは,表示,消去,プリロー
    ド,送信,起動または終了の動作を含むものである,請
    求項11に記載の設定画面を用いた表示画面編集システ
    ム。
  16. 【請求項16】 上記表示装置に表示されるサブオブジ
    ェクト設定画面にしたがって,作成した一のオブジェク
    トをサブオブジェクトとして,作成した他のオブジェク
    トに設定してオブジェクトを編集するサブオブジェクト
    編集手段,をさらに備えた請求項11に記載の設定画面を
    用いた表示画面編集システム。
  17. 【請求項17】 上記表示装置に表示されるバックグラ
    ウンド・オブジェクト設定画面にしたがって,作成した
    一のオブジェクトを背景として,作成した他のオブジェ
    クトに設定し,バックグラウンド・オブジェクトを編集
    するバックグラウンド・オブジェクト編集手段,をさら
    に備えた請求項11に記載の設定画面を用いた表示画面編
    集システム。
  18. 【請求項18】 上記表示画面に表示されるシーケンシ
    ャル・オブジェクト設定画面にしたがって,上記入力装
    置を通して表示する順番に並べられた複数のオブジェク
    トの中の所定のオブジェクトに,送り,戻りまたは飛び
    越しを表す部品を設定し,かつリンクすることによりシ
    ーケンシャル・オブジェクトを編集するシーケンシャル
    ・オブジェクト編集手段,をさらに備えた請求項11に記
    載の設定画面を用いた表示画面編集システム。
  19. 【請求項19】 上記表示装置に表示されるアニメート
    ・オブジェクト設定画面にしたがって,上記入力装置を
    通して表示する順番に並べられた複数のオブジェクト
    に,送りを表すリンクを設定し,上記入力装置を通して
    入力される上記オブジェクトの表示時間と表示間隔とを
    設定し,アニメート・オブジェクトを編集するアニメー
    ト・オブジェクト編集手段,をさらに備えた請求項11に
    記載の設定画面を用いた表示画面編集システム。
  20. 【請求項20】 複数種類のメディア・データをあらか
    じめ格納したメモリ,設定画面を表示する表示装置,オ
    ブジェクト作成および編集のための指示を入力するため
    の入力装置,上記表示装置に表示されるオブジェクト設
    定画面にしたがって,上記複数種類のメディア・データ
    の中から上記入力装置を通して選択された所定のメディ
    ア・データと,選択されたメディア・データに関する,
    上記入力装置を通して設定された属性情報とからなるオ
    ブジェクトを作成するオブジェクト作成手段,上記表示
    装置に表示される部品設定画面にしたがって,複数種類
    の部品の中から上記入力装置を通して選択された所定の
    部品を,作成した上記オブジェクトに設定する部品設定
    手段,および上記表示装置に表示されるリンク設定画面
    にしたがって,上記入力装置を通して選択された上記オ
    ブジェクトに設定した部品と作成した他のオブジェクト
    との間にリンクを設定するリンク設定手段,を備えた設
    定画面を用いた表示画面編集システム。
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013527537A (ja) * 2010-05-27 2013-06-27 コリア コンピュータ インコーポレイテッド デジタルサイネージでディスプレイされるディスプレイコンテンツレイヤ編集方法と該方法を行う装置

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